JP2010081375A - ハンズフリー機能付き携帯電話機 - Google Patents

ハンズフリー機能付き携帯電話機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010081375A
JP2010081375A JP2008248563A JP2008248563A JP2010081375A JP 2010081375 A JP2010081375 A JP 2010081375A JP 2008248563 A JP2008248563 A JP 2008248563A JP 2008248563 A JP2008248563 A JP 2008248563A JP 2010081375 A JP2010081375 A JP 2010081375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound output
acceleration value
acceleration
mobile phone
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008248563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5224992B2 (ja
Inventor
Kenichi Noma
健一 野間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2008248563A priority Critical patent/JP5224992B2/ja
Publication of JP2010081375A publication Critical patent/JP2010081375A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5224992B2 publication Critical patent/JP5224992B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】ハンズフリー専用の部品を増やすことなく、折畳式以外の携帯電話機であっても、ハンズフリーモードの切替えの操作性を向上させる事が可能な携帯電話機の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る携帯電話機は、加速度値を検出する加速度センサーを備え、予め加速度値に関する情報を記憶しており、通話をしている間に、前記加速度センサーで検出した加速度値と記憶している加速度値に関する情報とに基づいて、スピーカから出力する音を大きくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンズフリー機能を搭載した携帯電話機に関し、特に通常の通話モードからハンズフリーモードへの切り替え技術に関する。
携帯電話機は、その可搬性から、何処でも何時でも通話ができるという利便性の高いものである。しかし、運転中や歩きながら通話をすることが可能であることから、安全性や利便性などを考慮し、ハンズフリー機能がサポートされている。
従来のハンズフリー機能では、携帯電話機にコネクタを介してイヤホンとマイクとを接続し、そのイヤホンとマイクを通して通話を行うものであった。
しかし、近年では、イヤホンやマイクを使用しなくとも、モード切換ボタンを押下等することで、携帯電話機本体のスピーカから、通話相手の声を離れていても聞こえる程度の音量で出力し、マイクでユーザの声を拾って通話相手に伝えることができるようになっている。
このように、携帯電話機の他にマイクやイヤホン等の付属品を必要とせずに、ハンズフリー機能を実行できることから、ハンズフリー機能の用途が広がってきている。例えば、会議中に机の上に置いて、通話相手の発言を参加者全員で聞くとか、複数の参加者の発言を通話相手に伝えるとかである。
ここで、携帯電話機本体のマイクとスピーカの位置を工夫し、胸ポケットに挟んだままハンズフリーで通話できる折畳式携帯電話機がある(特許文献1参照)。この技術は、折畳携帯電話機の筐体を折り畳んで、且つ、筐体の間に何かが挟まっていれば、ハンズフリーモードに切り替わるものである。
この技術によれば、ハンズフリーモードへの切換ボタンを押さなくても、胸ポケットに携帯電話機の筐体を挟むだけでハンズフリーモードでの通話が開始できるという利点がある。
特開2003−51871号公報
しかし、この技術では、会議などで複数人でハンズフリー機能を使用する場合には、折畳式携帯電話機に何かを挟んで折畳み、机の上に置くという動作が必要となり、モード切替ボタンを押下して、机の上に置く場合よりも手間がかかってしまう。また、折畳式の携帯電話機でなければならないという不都合がある。
更に、携帯電話機の筐体が折り畳まれたことを検知するセンサーと、筐体の間に何かが挟まっていることを検知するセンサーとが必要となり、携帯電話機の部品点数が増えることとなる。このことは、携帯電話機の小型化を阻害する要因となる。
そこで、本発明は、ハンズフリーモードの切替えの操作性を向上させる事が可能な携帯電話機の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の携帯電話機は、音を出力する音出力手段と、前記音出力手段を用いて、通話機能を実行する通話手段と、加速度値を検出する加速度センサーと、加速度値に関する情報を記憶する記憶手段と、前記通話手段によって通話機能を実行させている間に、前記加速度センサーで検出した加速度値と前記記憶手段で記憶している加速度値に関する情報とに基づいて、前記音出力手段で出力する音を大きくする制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯電話機は、上述の構成を備えることにより、近年、多くの携帯電話機に備えられている加速度センサーで検出した加速度値と記憶している加速度値に関する情報とに基づいて、通話中に特定の加速度変化が生じたことが検知できるので、ユーザがボタンを押下するなどの手間なく、特定の変化が生じたことを検知したら出力する音を大きくすることができるため、操作性が向上する。
<実施形態>
<概要>
本発明は、ハンズフリー機能が使用される場面では、携帯電話機を机などの上に置いて使用されることが多いことに着目したものである。
通常、ハンズフリーモードに切替える場合は、まず、レシーバを耳に当てて通常の通話を行い、モード切替ボタンを押下してハンズフリーモードに切替えてから、携帯電話機を机の上に置くという動作を行う。
本発明では、このモード切替ボタンを押下するという動作と机の上に置くという動作が一連の動作であることから、机の上に置くという動作のみで、この2つの動作が行われたと判断してハンズフリーモードに切替え、操作性を向上させる。
また、近年、多くの携帯電話機に搭載されている加速度センサーを利用することに加え、ハンズフリーモードに切替えるための専用ボタンなどの部品が不要になるという利点もある。
以下、本発明の携帯電話機を説明する。
<構成>
まず、本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成について図1を用いて説明する。図1は、携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。
携帯電話機100は、アンテナ1101を備える通信部1100、操作部1110、表示部1120、外部音声を入力するマイク1131と音声信号を出力するレシーバ1132及びスピーカ1133とを備える音声処理部1130、全体制御部1200、通常通話部1300、ハンズフリー通話部1400、通話制御部1500、判定部1600、加速度センサー1700及び加速度情報記憶部1800で構成される。
まず、全体制御部1200は、図示しないCPU、メモリ等を備え、通話、着呼やメール受信の報知等、携帯電話機に必要な一般的な制御処理を行うほか、本発明に特有の処理、例えば、着呼があり通話を開始する場合には通話制御部1500にその旨通知する処理等を行う。
通信部1100は、変復調回路や信号処理回路等を含み、全体制御部1200の指示により、基地局(図示しない。)と通信する機能を有する。
また、操作部1110は、キー、ボタン等を含み、ボタンの押下等のユーザ操作を検出し全体制御部1200に通知する機能を有する。
表示部1120は、液晶等のディスプレイパネルを含み、全体制御部1200の指示により、当該ディスプレイにメニューやメッセージ等を表示する機能を有する。
音声処理部1130は、音声のデジタル化や変復調等の処理を行う機能を有し、レシーバ1132やスピーカ1133を通じて、携帯電話機の外部に音を出力する。尚、レシーバ1132は、いわゆる耳あて式の受話器やイヤホンであり、スピーカ1133は、レシーバ1132よりも大きな音量で音を出力するものであるとする。
次に、通話制御部1500は、通常の通話モードとハンズフリーの通話モードとを切替える機能を有する。通常の通話モード(以下、「通常モード」という。)とは、レシーバ1132を用いて通話するモードをいい、ハンズフリーモードとは、携帯電話機を、スピーカ1133を用いて通話するモードをいう。
通常の通話モードでは、ユーザは携帯電話機を耳にあてて通話し、ハンズフリーモードでは、ユーザは、例えば、机の上において、通話する。
通常通話部1300は、通話制御部1500の指示を受けて、全体制御部1200を介して、通常モードでの通話を行う機能を有する。具体的には、レシーバ1132から音声を出力する通話を行う。
ハンズフリー通話部1400は、通話制御部1500の指示を受けて、全体制御部1200を介して、ハンズフリーモードでの通話を行う機能を有する。具体的には、スピーカ1133から音声を出力する通話を行う。
また、通常通話部1300やハンズフリー通話部1400は、それぞれの通話方法に応じて、マイク1131の指向性や感度を変更することとしてもよい。
尚、本実施形態では、通常モードではレシーバ1132のみを、ハンズフリーモードではスピーカ1133のみを用いるものとする。
判定部1600は、加速度センサー1700から出力される加速度値と、加速度情報記憶部1800に記憶されている加速度情報とから、ハンズフリーモードに切替えるか否かを判定する機能を有する。判定の方法は、<判定方法>の項で説明する。
加速度センサー1700は、加速度値、すなわち、単位時間あたりの携帯電話機の運動速度の変化を検出して出力する機能を有する。この加速度センサー1700は、3軸加速度センサーであり、3軸の加速度値を出力するが、出力する加速度値は、それぞれの運動加速度から重力加速度を引いた値である。
加速度情報記憶部1800は、携帯電話機100が所定の動きをしたかを判断するための加速度情報を記憶する機能を有する。この加速度情報については、<判定方法>の項で説明する。
尚、通話制御部1500等の各部による各処理の全部または一部は、CPUが各種プログラムを実行することにより実現されるものである。
<加速度値>
以下、図2〜図8を用いて、携帯電話機100と内蔵される加速度センサー1700が出力する加速度値について説明する。
図2〜図4は、携帯電話機100と内蔵される加速度センサー1700、及び加速度センサー1700の座標系を示した図である。図2(a)は、折畳式携帯電話機100の開いた状態を示した図であり、図2(b)は、折り畳んだ状態の正面図であり、図2(c)は、折り畳んだ状態の側面図である。本図では、便宜上、折畳式携帯電話機を記載しているが、スライド式やリボルバー式など形状は何でもよい。
携帯電話機100は、ディスプレイを有する上部筐体とテンキーを有する下部筐体とで構成され、これらがヒンジ部で接続されている。下部筐体内部に、加速度センサー1700が備えられ、図2(a)〜(c)に示される3軸座標系を有している。出力する加速度値は、この座標系で表される。
図3は、携帯電話機100を、例えば、机の上に静止させて置いた図であり、図4は、携帯電話機100を縦向きに手で保持している図である。
図5〜図8は、加速度センサー1700の出力する3方向それぞれの加速度値の変化を表す図である。横軸は時間を表し、縦軸は加速度値を表す。また、X軸方向の加速度値の変化を一点鎖線で、Y軸方向の加速度値の変化を実線で、又、Z軸方向の加速度値の変化を点線で表す。
まず、図5は、図3に示すように、携帯電話機100を静止させて置いた状態での加速度センサー1700の出力する加速度値の変化を表すグラフである。
このグラフでは、X軸及びY軸方向の加速度値は、0(ゼロ)G、Z軸方向の加速度値は、+1Gである。
次に、図6は、図4に示すように、携帯電話機100を縦向きに保持した状態での加速度センサー1700の出力する加速度値の変化を表すグラフである。
このグラフでは、X軸及びZ軸方向の加速度値は、0(ゼロ)G、Y軸方向の加速度値は、−1Gである。手持ちであることから、微小な変化が常に表れている。
図7は、携帯電話機100を、机の上から30センチメートルの高さで、縦向きに手で保持している状態から、机の上に、手に持ったままで置いたときの加速度値の変化を表すグラフである。このとき、半径30センチメートルの1/4の円を描くような軌跡で置くものとする。
また、図8は、携帯電話機100を、30センチメートルの高さで、縦向きに手で保持している状態から、落下させたときの加速度値の変化を表すグラフである。
図7、図8供に、図6で示した携帯電話機100を縦向きに保持した状態のグラフから、図5で示した静止状態のグラフになる点では共通するが、その間の変化が異なる。
図7の、設置する場合は、X軸、Y軸、Z軸それぞれの加速度値が緩かやに変化しながら静止状態に落ち着く。
一方、図8の落下させた場合は、図7のグラフに比べて、変化の速度が速く、変化の幅が大きい。
<判定方法>
判定部1600は、通話中に加速度センサー1700が出力する加速度値を所定時間分蓄積し、その加速度値の変化から携帯電話機が手で持ったままで机の上等に「置いた場合」であることを判定する。
かかる判定の方法は数々あるが、ここでは、加速度値に変化が起き始めてから、静止状態となるまでの時間と、単位時間毎の変化の大きさとで判断する。
まず、加速度情報記憶部1800は、第1期間、第2期間、単位時間、所定値の4つの値を加速度情報として記憶しているものとする。これらの意味を、図7を参照して説明する。
図7に示すように、第2期間は、携帯電話機を手で持っている場合の加速度値の微小な幅での変化から大きな変化が起き始めたときから、静止状態、すなわち、変化がゼロになるまでの期間をいい、第1期間は、静止状態に移行してからの時間を示す。すなわち、第2期間は、携帯電話機を手に持った状態から、置くまでの時間であり、第1期間は、置いたことを確定する時間である。
また、単位時間は、加速度値の変化を算出する単位時間であり、所定値は、第2期間における加速度の単位時間あたりの変化量である。
これら4つの値は、実測を行い、最適な値を設定するものとする。
判定部1600は、加速度センサー1700から出力される加速度値を取得し、単位時間毎に変化量を算出する。そして、その変化量が、携帯電話機を手で保持している時の加速度値の変化量を超えた時から、変化量がゼロとなるまでの時間を計測する。その間、変化量が所定値を越えた場合は、計測を中止する。
その後、変化量がゼロの状態が第1期間で示す時間分経過したときに、計測した期間が第2期間で示される時間以上である場合に、「置いた場合」であると判定する。
例えば、「落下した場合」の加速度値の変化を示す図8の第2期間「t11」は、「置いた場合」の加速度値の変化を示す図7の第2期間「t10」より短く、加速度値の変化が大きいため、「置いた場合」と判定されることはない。
次に、別の判定方法を説明する。
加速度情報記憶部1800は、図7に示すような、時系列の加速度値を記憶するものとする。これは、携帯電話機を置く動作を行い、典型的な値を記憶する。
判定部1600は、上述の第2期間に加速度センサー1700から出力される加速度値を記憶し、第1期間が経過した時点で、記憶した加速度値で示されるグラフと、記憶している加速度値で示されるグラフとの相関を求め、その相関の度合いが一定の範囲である場合に、「置いた場合」であると判定する。
具体的には、加速度情報記憶部1800に記憶している時系列の加速度値と、第2期間に加速度センサー1700から出力された加速度値との相関係数を
求める。相関係数rは、例えば、以下の式で求める。
r = ρx, y = {[1/n] Σj=1 n ( xjx ) ( yjy) } / σx σy
記憶している加速度値を、x1、x2、x3〜xn、出力された加速度値を、y1、y2、y3〜ynとし、 n はデータ数, μxとμyはそれぞれ加速度値x, y の平均値,σxとσyは標準偏差である。式からr の値は -1 <= r <= +1 の範囲内となる。
求めた相関係数rの絶対値が、例えば、0.8以上で+1以下であれば、相関がある、すなわち、「置いた場合」であると判定する。
相関を取る期間、具体的には、加速度情報記憶部1800に記憶している時系列の加速度値の期間と、第2期間に加速度センサー1700から出力された加速度値の期間とは、ある程度同じ長さである必要がある。
本実施形態では、第2期間の加速度値の変化を検出したあと静止状態が第1期間経過した時に、「置いた場合」か否かを判定しているが、第2期間を経過した時に判定することとしてもよい。
第2期間が経過した時に判定する場合は、置いてすぐにハンズフリーモードに切り替わるという利点がある。
一方、第1期間が経過したときに判定する場合は、より正確な判定が行えるという利点があり、第2期間のみでの判定が誤っていた場合、例えば、通常モードで通話中に飛び跳ねたり、寝転んだりしたときに、耳元でスピーカから音が出て驚くことを避けることができる。
<動作>
以下、上述した携帯電話機の動作について図9を用いて説明する。
図9は、通話処理を示すフローチャートである。
ユーザは、通話しようとする相手に発呼する操作を行う。
当該操作を検知した操作部1110は、その旨を全体制御部1200に通知し、通知を受けた全体制御部1200は、通信部1100を介して通信相手を呼び出す。
相手が着呼を受けたことを通信部1100を介して検知した全体制御部1200は、通常通話部1300に対して、通話を開始するよう指示する(ステップS100)と供に、加速度センサー1700に対して、加速度値の出力を開始するよう指示する。
通話を開始する指示を受けた通常通話部1300は、全体制御部1200を介して、レシーバ1132に音声を出力する通話を開始し、加速度値の出力を開始する指示を受けた加速度センサー1700は、検出した加速度値の出力を開始する(ステップS110)。
通常通話部1300に指示を出した全体制御部1200は、判定部1600に対して、通話が開始された旨通知する。
通話が開始された旨の通知を受けた判定部1600は、加速度センサー1700から加速度値の取得を開始し(ステップS120)、取得した加速度値の観察を開始する。
加速度値を所定期間、内部の作業メモリに記憶し、その変化を観察する。ここでの所定期間とは、図7の「t10」より長い期間であればよい。具体的には、加速度センサー1700から取得した最新の加速度値から遡って、所定時間分の加速度値を記憶しておく。
判定部1600は、上述のような判定を行い、「設置した場合」であると判定したら(ステップS130:設置)、その旨を通話制御部1500に通知する。一方、その他の場合(ステップS130:その他)、例えば、「落下した」場合には、何も行わずに、加速度値を取得して観察を続ける。すなわち、通常モードでの通話が続けられていることになる。
「設置した場合」である旨の通知を受けた通話制御部1500は、ハンズフリー通話部1400に対して、ハンズフリーモードでの通話を開始するよう指示し、通常通話部1300に対してハンズフリーモードに切り替わる旨を通知する。
指示を受けたハンズフリー通話部1400は、全体制御部1200を介して、スピーカ1133に音声を出力する通話を開始し(ステップS140)、一方、指示を受けた通常通話部1300は、レシーバ1132から音声を出力する通話停止する。
その後、ユーザが通話の終了ボタンを押下し、その操作を検知した操作部1110は、その旨を全体制御部1200に通知する(ステップS150:終了)。通知を受けた全体制御部1200は、通話の終了を通話制御部1500に通知し、加速度センサー1700に加速度値の出力を停止するよう指示する。
通知を受けた通話制御部1500は、通常モードで通話を行っている場合は、通常通話部1300に、ハンズフリーモードで通話を行っている場合はハンズフリー通話部1400に通話を終了する旨通知し、通知を受けた通常通話部1300又はハンズフリー通話部1400は、通話処理を終了する(ステップS170)。
停止の指示を受けた加速度センサー1700は、加速度値の出力を停止する。
一方、ユーザが他の操作をしたことを操作部1110が検知した場合は、その旨を全体制御部1200に通知し、全体制御部1200は、検知した操作に応じた処理を行う(ステップS160)。
このように、本発明の携帯電話機の一実施の形態では、携帯電話機を机の上などに置いた場合に、その置く動作の加速度の変化を検知して、ハンズフリーモードに移行させているため、ハンズフリーモードへの移行のための特殊な部品が不要であり、ハンズフリーモードへの移行のためのキー操作なども不要となり、コストダウンになるとともに、ユーザの利便性が向上する。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について実施形態に基づいて説明したが、この携帯電話機を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、レシーバ1132とスピーカ1133とを備えているが、レシーバ1132のみを備えることとし、レシーバの出力音量を大きくすることでハンズフリーモードでの通話を行うこととしても良い。
(2)実施形態では、携帯電話機を「置いた場合」と判定した場合に、通常通話からハンズフリーモードでの通話に切替える場合を説明したが、ハンズフリーモードでの通話に切替えることに代えて通話を切断することとしてもよく、また、ユーザが、どちらにするかを設定できることとしてもよい。
(3)実施形態では、通常モードではレシーバ1132のみを、ハンズフリーモードではスピーカ1133のみを用いるものとしているが、ハンズフリーモードのときには、レシーバ1132とスピーカ1133との双方から音を出力することとしてもよい。
(4)実施形態では、携帯電話機を「置いた場合」に、ハンズフリーモードに切り替わることとしているが、携帯電話機の姿勢を切り換えの条件として加えてもよい。例えば、携帯電話機のスピーカが上になるように置かれることを条件とするなどである。
(5)実施形態で示した携帯電話機の各機能を実現させる為の各制御処理(図9等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した各機能が実現される。
加速度センサーを搭載する機器すべてにおいて、機器を机の上などに設置したことを契機として特定の処理を行う技術として有用である。
本発明の携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。 図2(a)は、折畳式携帯電話機100の開いた状態を示した図であり、図2(b)は、折り畳んだ状態の正面図であり、図2(c)は、折り畳んだ状態の側面図である。 携帯電話機100を、例えば、机の上に静止させて置いた図である。 携帯電話機100を縦向きに手で保持している図である。 携帯電話機100を静止させて置いた状態での加速度センサー1700の出力する加速度値の変化を表すグラフである。 携帯電話機100を縦向きに保持した状態での加速度センサー1700の出力する加速度値の変化を表すグラフである。 携帯電話機100を、机の上から30センチメートルの高さで、縦向きに手で保持している状態から、机の上に、置いたときの加速度値の変化を表すグラフである。 携帯電話機100を、30センチメートルの高さで、縦向きに手で保持している状態から、落下させたときの加速度値の変化を表すグラフである。 通話処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯電話機
1100 通信部
1110 操作部
1120 表示部
1130 音声処理部
1200 全体制御部
1300 通常通話部
1400 ハンズフリー通話部
1500 通話制御部
1600 判定部
1700 加速度センサー
1800 加速度情報記憶部

Claims (10)

  1. 音を出力する音出力手段と、
    前記音出力手段を用いて、通話機能を実行する通話手段と、
    加速度値を検出する加速度センサーと、
    加速度値に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記通話手段によって通話機能を実行させている間に、前記加速度センサーで検出した加速度値と前記記憶手段で記憶している加速度値に関する情報とに基づいて、前記音出力手段で出力する音を大きくする制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記記憶手段で記憶されている加速度値に関する情報は、所定時間分の時系列の加速度値であり、
    前記制御手段は、前記検出した所定時間分の加速度値の変化が、前記記憶手段で記憶されている加速度値の変化とが一定の相関をとる場合には、前記前記音出力手段で出力する音を大きくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記記憶手段で記憶している加速度値は、前記携帯電話機が特定の運動をした場合に前記加速度センサーで検出された、時系列の加速度値である
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
  4. 前記特定の運動とは、前記携帯電話機を、ユーザが手で持ったまま置く動作である
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
  5. 前記制御手段は、前記検出した所定時間分の加速度値の変化が、前記記憶手段で記憶されている加速度値の変化と一定の相関があり、当該所定時間後に前記加速度センサーで検出する加速度値が一定期間変化しない場合に、前記音出力手段で出力する音を大きくする
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
  6. 前記音出力手段は、第1音出力手段と当該第1音出力手段より大きな音量を出力する第2音出力手段とを備え、
    前記制御手段は、前記加速度センサーで検出した所定時間分の加速度値と前記記憶手段で記憶している加速度値とに基づいて、音を出力する音出力手段を前記第1音出力手段から前記第2音出力手段に切替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  7. 前記第1音出力手段及び前記第2音出力手段の少なくとも一方は、スピーカである
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記記憶手段で記憶されている加速度値に関する情報は、第1期間と第2期間と単位時間と所定値を示す情報であり、
    前記制御手段は、前記検出した加速度値の変化が、前記第1期間停止した直前の第2期間において、当該変化が停止せず、一定の単位時間毎の変化最大値が所定値以下に収まっている場合に、前記音出力手段で出力する音を大きくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  9. 前記第2期間と前記単位時間と前記所定値とは、携帯電話機を手で持って当該携帯電話機から手を離さずに置いたときの動作により値が定められ、携帯電話機が手から離れて落下したときには、当該第2期間よりも短い時間で、前記加速度値の変化が検知されるときに当該検知された加速度値の変化が前記所定値を超えるよう定められている
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯電話機。
  10. 音を出力する音出力手段と加速度値を検出する加速度センサーと加速度値に関する情報を記憶する記憶手段とを備える携帯電話機で用いられる音出力制御方法であって、
    前記音出力手段を用いて、通話機能を実行する通話ステップと、
    前記通話ステップによって通話機能を実行させている間に、前記加速度センサーで検出した加速度値と前記記憶手段で記憶している加速度値に関する情報とに基づいて、前記音出力手段で出力する音を大きくする制御ステップと
    を備えることを特徴とする音出力制御方法。
JP2008248563A 2008-09-26 2008-09-26 ハンズフリー機能付き携帯電話機 Expired - Fee Related JP5224992B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008248563A JP5224992B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 ハンズフリー機能付き携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008248563A JP5224992B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 ハンズフリー機能付き携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010081375A true JP2010081375A (ja) 2010-04-08
JP5224992B2 JP5224992B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=42211293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008248563A Expired - Fee Related JP5224992B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 ハンズフリー機能付き携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5224992B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232853A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Kyocera Corp 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
JP2017022532A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 京セラ株式会社 電子機器、制御方法及び制御プログラム
US9998836B2 (en) 2012-05-01 2018-06-12 Kyocera Corporation Electronic device, control method, and control program

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10243465A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Casio Comput Co Ltd 通信端末装置、着信制御方法、通話制御方法、及び通信システム
JP2000312255A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Sharp Corp 通話装置
JP2007184715A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Softbank Mobile Corp 情報通信端末
JP2008148156A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Sky Kk 携帯端末

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10243465A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Casio Comput Co Ltd 通信端末装置、着信制御方法、通話制御方法、及び通信システム
JP2000312255A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Sharp Corp 通話装置
JP2007184715A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Softbank Mobile Corp 情報通信端末
JP2008148156A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Sky Kk 携帯端末

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232853A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Kyocera Corp 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
US9998836B2 (en) 2012-05-01 2018-06-12 Kyocera Corporation Electronic device, control method, and control program
JP2017022532A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 京セラ株式会社 電子機器、制御方法及び制御プログラム
US9942382B2 (en) 2015-07-09 2018-04-10 Kyocera Corporation Electronic device, control method, and non-transitory storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP5224992B2 (ja) 2013-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9641669B2 (en) Automatically modifying a do not disturb function in response to device motion
US9473611B2 (en) Use of proximity sensors for interacting with mobile devices
EP2208364B1 (en) Noise cancellation circuit for electronic device
CN103501375B (zh) 音效控制方法及装置
US20070036348A1 (en) Movement-based mode switching of a handheld device
EP2428869A1 (en) Control of mobile communication device based on head movement
RU2605609C1 (ru) Способ определения положения мобильного телефона относительно головы пользователя
US20090209285A1 (en) Portable communication device having touch-sensitive input device ...
US20110044478A1 (en) Portable electronic device and audio output and input controlling method thereof
WO2016114402A1 (ja) 通信端末装置、着信制御方法、及びプログラム
JP2011114677A (ja) 携帯電話音声再生システム
US20080220820A1 (en) Battery saving selective screen control
CN112449264A (zh) 耳机收纳盒、无线耳机、耳机组件及耳机组件的交互方法
JP5224992B2 (ja) ハンズフリー機能付き携帯電話機
JP2006139537A (ja) 携帯端末及び携帯端末操作方法
EP1748631A1 (en) Movement-based mode switching of a handheld device
WO2013168540A1 (ja) 携帯端末
JP2013201494A (ja) 携帯無線電話機、その制御方法、および、その制御プログラム
JP5042183B2 (ja) 携帯端末
JP2013168715A (ja) 携帯電話機
JP2013168715A5 (ja)
JP2015139198A (ja) 携帯端末装置
GB2452027A (en) Bluetooth earpiece with data backup capabilities
JP2013005276A (ja) 携帯電話機及び音量レベル調整方法
KR20050023718A (ko) 마이크 겸용 스피커를 구비하는 이동통신 단말기 및 그이용 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5224992

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees