JP2010081075A - 開口面アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】フレアー部を設けずに小口経化を図る。
【解決手段】開口面アンテナは、内径が略一定である外導体と、電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有する。内導体の端部を外導体の開口部より後退させることにより、フレアー部を設けずにインピーダンスを整合させることができる。上記の開口面アンテナにおいて、前記外導体は導波管とみなしたときの遮断波長が前記電磁波の波長より短くてもよい。
【選択図】図3

Description

本発明は開口面アンテナに関する。
ホーンアンテナに代表される従来の開口面アンテナは、遮断波長が放射する電磁波の波長より長い導波管部分と、空間とのインピーダンス整合のために開口部をラッパのように広げたフレアー部分とを有している。
図1は従来のホーンアンテナを示す図である。図1に示したコニカル型フィードホーンアンテナ11は、円形導波管12と、その円形導波管12に接続されたフレアー部13と、給電のための励振源15とを有している。円形導波管12は、その内径をAとすると、例えば、TE11モードにおける遮断波長は3.41A/2となり、これより波長が短い電磁波しか通過させることができない。つまり、放射する電磁波の波長をλとすると、円形導波管の内径Aは、A≧2λ/3.41でなければならない。この円形導波管12に接続されたフレアー部13は、内径が開口部14に向かって徐々に大きくなり、開口部14ではλ程度まで大きくなる。これにより、放射インピーダンスを空間のインピーダンスと整合させている。
図2は従来の他のホーンアンテナを示す図である。図2に示したコニカル型フィードホーンアンテナ21は、図1のホーンアンテナ11と同様に、円形導波管22と、フレアー部23と、金属同軸棒26とを有している。金属同軸棒26の先端部においてTM11モードを発生させるため、円形導波管22は、内径Aが遮断波長より長くなっている。また、フレアー部23は、内径が開口部24に向かって徐々に大きくなっている。金属同軸棒26は、円形導波管22とフレアー部23の境界より長さCだけ突出している。
また、プラズマ発生装置の分野において、中心導体が突出した同軸構造やスロットアンテナによりマイクロ波を放射する構成が知られている。
特開平11−284428号公報 特開2004−266268号公報
従来のホーンアンテナは、フレアー部を有するため小口径化が困難であった。
かかる課題を解決するため、一実施形態による開口面アンテナは、内径が略一定である外導体と、電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有する。
内導体の端部を外導体の開口部より後退させることにより、フレアー部を設けずにインピーダンスを整合させることができる。
上記の開口面アンテナにおいて、前記外導体は導波管とみなしたときの遮断波長が前記電磁波の波長より短くてもよい。
小口径化可能な開口面アンテナを実現することができる。
図面を参照して様々な実施形態を詳細に説明する。図面を通して同一または対応する構成要素には同一または対応する参照番号を付した。
図3は、一実施形態による開口面アンテナを示す図である。図3に示した開口面アンテナ30は外導体31と内導体33とを有する。
外導体31は金属(銅、アルミニウム、真鍮等)等の導体で形成され、形状は実質的に円筒形である。外導体31は開口部32を有している。外導体31の内径は長さ方向(電磁波の放射方向)にわたり略一定である。すなわち、外導体31にはホーンアンテナにおけるフレアー部はない。また、外導体31の外径も長さ方向(電磁波の放射方向)にわたり略一定であってもよい。外導体31の内径は、外導体31を導波管とみなしたときの遮断波長が放射する電磁波の波長より短くてもよい。これは、外導体31と内導体33とが同軸構造を形成しているからである。
一方、内導体33は金属(銅、アルミニウム、真鍮等)等の導体で形成され、形状は外導体31の内径と比較して細い実質的に円柱形である。内導体33は外導体31の略中心にあり、内導体33の外径は長さ方向(電磁波の放射方向)にわたり略一定である。内導体33の端部34は、外導体31の開口部32と比較して、電磁波の放射方向に対して後退している。
内導体33の端部34が外導体31の開口部32より後退していることにより、内導体33の端部34から外導体31の開口部32まで、インピーダンス整合領域35が形成される。電磁波の放射方向におけるインピーダンス整合領域35の長さは、図7と図8を参照して後で詳細に説明する。
励振源36が開口面アンテナ30の外導体31と内導体33に接続され、放射する電磁波を供給する。
開口面アンテナ30には、外導体31と内導体33との間にポリエチレン、ふっ素樹脂
等の誘電体を充填して誘電体部37とし、外導体31に対して内導体33を支持してもよい。誘電体部37については、図15を参照して後でさらに説明する。
次に、かかる開口面アンテナの性能について説明する。
図4は、図3の開口面アンテナ30の遠方放射指向性を示す図である。開口面アンテナ30の外導体の内径を30mm、内導体の直径を1.5mm、電磁波の放射方向におけるインピーダンス整合領域の長さを30mm、放射する電磁波の周波数を950MHzとして計算している(以下、特に断らない限り、具体的な計算やシミュレーションはこれと同じ条件に基づいている)。図4のグラフ40は計算の結果得られた遠方放射指向性を示し、開口面積が小さいにも関わらず最大利得は5.8dBiであり、良好な特性が得られることが分かった。
図5は、図3の開口面アンテナ30の近傍電界分布を示す図である。図5は、入力信号として1Vの正弦波を入力した場合であり、その他の条件は図4と同じとした電磁界シミュレーションの結果であり、図4との比較を容易にするため、左右を反転している。アンテナ30から出る近傍電界の中心51が凸状になっている。このため開口面アンテナ30を電界プローブとして使用すれば、外導体の内径の細さと相まって高い分解能が得られることを示している。
次に、図6乃至図8を参照してインピーダンス整合領域の長さについてさらに詳しく検討する。まず、図6を参照する。図6は、図3の開口面アンテナを示す斜視断面図である。開口面アンテナ30の外導体31の内径をb、内導体33の外径をa、内導体33の端部34が外導体31の開口部32より後退している長さ(すなわち、インピーダンス整合領域の長さ)をcとする。
また、b/aをパラメータとして、インピーダンス整合領域の長さcを変化させたときの放射電界強度の変化を図7に示した。図7のグラフ70において、横軸のインピーダンス整合領域の長さcは波長λで規格化されている。また、縦軸の放射電界強度はその最大値を1として規格化されている。曲線71はb/a=20の場合の放射電界強度を示し、曲線72はb/a=40の場合の放射電界強度を示す。曲線71と曲線72との関係から、b/aが大きいほど、つまり内導体33の外径aとの比較において外導体31の内径bが大きいほど、最大放射電界強度を与えるインピーダンス整合領域の長さcは短くてよいことが分かる。曲線71は約c=0.18λで最大となり、曲線72は約c=0.12λで最大となる。
このようにして得られた最大放射電界強度を与えるインピーダンス整合領域の長さc(以下、最適なインピーダンス整合領域の長さcと呼ぶ)をパラメータb/aの関数と考えると、図8が得られる。図8のグラフ80において、横軸はb/aの自然対数loge(b/a)を示し、縦軸は最適なインピーダンス整合領域の長さcを波長λで規格化したものである。曲線81は、loge(b/a)が0に近づくと、すなわち外導体31の内径が内導体33の外径との比較において大きくなると、最適なインピーダンス整合領域の長さcが約0.25に漸近することを示している。また、loge(b/a)が大きくなると、すなわち外導体31の内径が内導体33の外径との比較において小さくなると、最適なインピーダンス整合領域の長さcが0に近づくことを示している。なお、グラフ80の曲線81を2次多項式で近似すると、以下の式(1)が得られる:
c=−7.5×10−3−6.25×10−3x+0.25 (1)
ただしx=loge(b/a)である。
図9は、一実施形態による開口面アンテナを利用する電界プローブの実施例を示す図である。図9に示した電界測定システム90は、電界プローブとしての開口面アンテナ30とスペクトルアナライザ93とを含み、両者がケーブル92で接続されている。開口面アンテナ30を測定対象であるプリント基板91に向けて接近させることにより、プリント基板91上の配線等からもれる電界を捕捉してスペクトルアナライザ93で測定することができる。この実施例による、従来のアンテナを電界プローブとして用いる場合に位置分解能が十分にとれないとの問題を解決し、一分解能が高い電界測定システムを提供することができる。
図10は、一実施形態による開口面アンテナを利用するアレイアンテナの実施例を示す図である。図10に示したアレイアンテナ100は複数(この場合、2本)の開口面アンテナ30を含む。2本の開口面アンテナ30は、約15mmの距離を隔てて配置されている。開口面アンテナの利得は開口面積に比例するので、このアレイアンテナ100は、同じ開口面積の1本のホーンアンテナと同等の利得を有する。その上、各開口面アンテナ30に供給する電磁波の振幅、位相を調整することにより、アレイアンテナ100では様々な放射パターンを実現することができ、アンテナ設計の自由度が大きくなる。図10に示した遠方放射指向性は、2本の開口面アンテナ30に同振幅で位相が90°ずれた給電を行った場合を示している。位相を逆に90°ずらせば、図10とは上下逆の遠方放射指向性が得られる。このように、本実施例により、単体のアンテナでは放射パターンが決まってしまうためアンテナ放射パターンの設計自由度が乏しいという問題点を解決し、高い設計自由度を有するアレイアンテナを提供することができる。
次に、上記実施形態の開口面アンテナ30の一応用例として、金属パイプにRFタグを設ける事例を説明する。金属パイプにRFタグを設ける場合、金属パイプを積み重ねることや金属パイプによる電磁波の反射を考慮すると、金属パイプ内部にタグ回路を設けなければならない場合がある。しかし、RFタグのリーダライタからの電磁波は、その波長が金属パイプの遮断波長より長いと金属パイプの内部に届かないおそれがある。この時、上記実施形態の開口面アンテナ30を応用することができる。図11は一実施形態による開口面アンテナを利用する金属パイプタグの実施例を示す図である。図11に示した金属パイプ111には、その内部にタグ回路117が設けられている。このタグ回路117には金属パイプ111の開口部に向けて導電性細線113が取り付けられている。この導電性細線113は、リーダライタからの電磁波の放射方向に対して、金属パイプ111の開口部より後退して、インピーダンス整合領域115を形成している。
図12は図11のタグ回路部分を詳細に示す図である。図12に示したタグ回路部分120は、タグ基板121を含み、このタグ基板121にはタグ回路117が実装されている。また、タグ基板121の略中心には、導電性細線113(例えば、Φ=1.5mm)が略垂直に設けられている。このタグ基板121には金属パイプ111の長さ方向の厚みを増すために厚み部材122が取り付けられ、さらに複数(この場合、4個)の保持部材123が取り付けられている。タグ回路部分120は、金属パイプ111に挿入され、保持部材123により金属パイプ111内に保持される。導電性細線113のタグ基板121と反対側の端部124は、金属パイプ111の開口部125より後退しており、インピーダンス整合領域115が形成されている。
図13(a)〜(b)は、一実施形態による開口面アンテナの励振源側の整合方法を説明するための図である。図13(b)に示す整合方法1は、開口面アンテナ130Aにおいて、外導体31と内導体33との間に、励振源36と並列にキャパシタCを設け、並列に接続された励振源36とキャパシタCに直列にインダクタLを設けることにより励振源側のインピーダンスを整合させるものである。この場合の整合は、図13(a)スミスチャートに示したように、まずインダクタLにより点1から点2に調整し、さらにキャパシタCにより点2から点3に調整すればよい。図13(c)に示す整合方法2は、図13(b)に示した整合方法1の変形例である。この方法では、開口面アンテナ130Bにおいて、インダクタLの替わりに、外導体131にその長さ方向にスライド可能な可動部132を設け、外導体(外導体131と可動部132を含む)の長さを調節することにより、励振源側のインピーダンスを整合させるものである。いずれの整合方法を用いても、開口面アンテナ130A、130Bの励振側のインピーダンスを整合することができる。
図14は、一実施形態による開口面アンテナの空間側の整合方法を説明するための図である。図14に示した開口面アンテナ140は、外導体141にその長さ方向にスライド可能な可動部142を設け、外導体(外導体141と可動部142を含む)の長さ(すなわち、インピーダンス整合部35の長さ)を調節することにより、開口面アンテナ140の空間側のインピーダンスを整合するものである。この整合方法を用いて、開口面アンテナ140の空間側のインピーダンスを整合することが出来る。
図15は、一実施形態による開口面アンテナの誘電体部の変形例を示す図である。図15(a)に示した開口面アンテナ150Aは、外導体31の内側に誘電体(誘電体部37A)が充填され、内導体33を支持(サポート)している。この誘電体部37Aは内導体33の端部34までであり、内導体33の端部から外導体31の開口部32まで(すなわちインピーダンス整合領域)には誘電体は充填されていない。一方、図15(b)に示した開口面アンテナ150Bは、外導体31の内側に誘電体(誘電体部37B)が充填され、内導体33をサポートしている。この誘電体部37Bは外導体31の開口部32までであり、内導体33の端部から外導体31の開口部32まで(すなわちインピーダンス整合領域)も誘電体が充填されている。なお、当業者には言うまでもなく、開口面アンテナ150Aと150Bでは、インピーダンス整合領域の誘電体の存否により、インピーダンス整合領域の誘電率が異なるため、最適なインピーダンス整合領域の長さはこの誘電率の違いも考慮して決定する必要がある。
なお、上記の実施形態では、外導体の断面は円形としたが、他の実施形態では、外導体の断面は方形でもよく、その他の形状であってもよい。
また、上記の実施形態では、内導体の断面は円形としたが、他の実施形態では、内導体の断面は方形でもよく、その他の形状であってもよい。
また、上記の実施形態では、外導体に誘電体を充填して内導体を支持する誘電体部を設けたが、他の実施形態では、必ずしも誘電体部を設けなくてもよい。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
内径が略一定である外導体と、
電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有する開口面アンテナ。
(付記2)
前記外導体は導波管とみなしたときの遮断波長が前記電磁波の波長より短い、付記1に記載の開口面アンテナ。
(付記3)
前記外導体は前記電磁波の放射方向にスライド可能な可動部により長さが可変である、付記1または2に記載の開口面アンテナ。
(付記4)
前記内導体の外径をa、前記外導体の内径をb、前記電磁波の波長をλとして、20≦b/a≦40であるとき、前記内導体の端部は前記外導体の開口部より後退した長さcは0.12λ≦c≦0.18λを満たす、付記1乃至3いずれか一項に記載の開口面アンテナ。
(付記5)
前記内導体の外径をa、前記外導体の内径をb、前記内導体の端部が前記外導体の開口部より後退した長さをc、前記電磁波の波長をλとして、
c/λ=−7.5×10−3−6.25×10−3x+0.25、
ただしx=loge(b/a)である、付記1乃至4いずれか一項に記載の開口面アンテナ。
(付記6)
前記外導体の前記電磁波の放射方向に垂直な断面は略円形である、付記1乃至5いずれか一項に記載の開口面アンテナ。
(付記7)
前記内導体の前記電磁波の放射方向に垂直な断面は略円形である、付記1乃至6いずれか一項に記載の開口面アンテナ。
(付記8)
前記内導体の外径は略一定である、付記1乃至7に記載の開口面アンテナ。
(付記9)
前記内導体は前記外導体の略中心にある、付記1乃至8いずれか一項に記載の開口面アンテナ。
(付記10)
前記外導体と前記内導体との間に誘電体部を有する、付記1乃至9いずれか一項に記載の開口面アンテナ。
(付記11)
複数の開口面アンテナを有するアレイアンテナであって、
前記複数の開口面アンテナの少なくとも1つは、
内径が略一定である外導体と、
電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有するアレイアンテナ。
(付記12)
内径が略一定である外導体と、
電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有する電界プローブ。
(付記13)
外導体と、電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有する開口面アンテナの調整方法であって、
前記外導体に前記電磁波の放射方向にスライド可能な可動部を設け、前記外導体の長さを可変する段階を有する調整方法。
(付記14)
前記外導体の長さを可変する段階は、前記可動部をスライドして、前記内導体の端部が前記外導体の開口部から後退する長さを調節して、前記開口面アンテナと空間とのインピーダンスを整合する段階を有する、付記13に記載の調整方法。
(付記15)
前記外導体の長さを可変する段階は、前記可動部をスライドして、前記電磁波の放射方向と逆向きの前記外導体の長さを調節して、前記開口面アンテナと励振源とのインピーダンスを整合する段階を有する、付記13または14に記載の調整方法。
従来のホーンアンテナを示す図である。 従来の他のホーンアンテナを示す図である。 一実施形態による開口面アンテナを示す図である。 図3の開口面アンテナの遠方放射指向性を示す図である。 図3の開口面アンテナの近傍電界分布を示す図である。 図3の開口面アンテナを示す斜視断面図である。 放射電界強度とインピーダンス整合領域の長さとの関係を示すグラフである。 最適なインピーダンス整合領域の長さを示すグラフである。 一実施形態による開口面アンテナを利用する電界プローブの実施例を示す図である。 一実施形態による開口面アンテナを利用するアレイアンテナの実施例を示す図である。 一実施形態による開口面アンテナを利用する金属パイプタグの実施例を示す図である。 図11のタグ回路部分を詳細に示す図である。 一実施形態による開口面アンテナの励振源側の整合方法を説明するための図である。 一実施形態による開口面アンテナの空間側の整合方法を説明するための図である。 一実施形態による開口面アンテナの誘電体部の変形例を示す図である。
符号の説明
30、130A、130B、140、150A、150B 開口面アンテナ
31、131、141 外導体
32 開口部
33 内導体
34 端部
35 インピーダンス整合領域
36 励振源
37、37A、37B 誘電体部
90 電界測定システム
91 プリント基板
92 ケーブル
93 スペクトルアナライザ
100 アレイアンテナ
132、142 可動部

Claims (5)

  1. 内径が略一定である外導体と、
    電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有する開口面アンテナ。
  2. 前記外導体は導波管とみなしたときの遮断波長が前記電磁波の波長より短い、請求項1に記載の開口面アンテナ。
  3. 前記外導体は前記電磁波の放射方向にスライド可能な可動部により長さが可変である、請求項1または2に記載の開口面アンテナ。
  4. 複数の開口面アンテナを有するアレイアンテナであって、
    前記複数の開口面アンテナの少なくとも1つは、
    内径が略一定である外導体と、
    電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有するアレイアンテナ。
  5. 内径が略一定である外導体と、
    電磁波の放射方向に対して、端部が前記外導体の開口部より後退した内導体とを有する電界プローブ。
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