JP2010080570A - 固体電解コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体電解コンデンサの容積に対するコンデンサ素子の容積の割合を大きくすることである。
【解決手段】本発明に係る固体電解コンデンサにおいては、陽極リードフレーム3及び陰極リードフレーム4がそれぞれ、外装樹脂2の下面から露出する陽極端子面3a及び陰極端子面4aを有し、陰極リードフレーム4は、その上面がコンデンサ素子1の陰極層15に接触している。コンデンサ素子1の陽極リード12は、外装樹脂2の前面2aと同じ位置まで延びて、該陽極リード12の先端面12cが外装樹脂2の前面2aに露出し、陽極リードフレーム3は、その前端面3bが外装樹脂2の前面2aに露出している。外装樹脂2の前面2aには、陽極リード12の先端面12cと陽極リードフレーム3の前端面3bとを互いに電気的に接続する導電部5が形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は固体電解コンデンサ及びその製造方法に関する。
従来の固体電解コンデンサは、図11に示される様に、コンデンサ素子101と、コンデンサ素子101を被覆する外装樹脂102と、陽極リードフレーム103と、陰極リードフレーム104とを具える。コンデンサ素子101は、陽極リード112が引き出された陽極体111の外面に誘電体層113を介して陰極層115を形成してなる。陽極リードフレーム103及び陰極リードフレーム104は、コンデンサ素子101の下面に沿って配置されると共に外装樹脂102に埋設される一方、外装樹脂102の下面から露出する陽極端子面103a及び陰極端子面104aを有している。
そして、外装樹脂102の内部において、コンデンサ素子101の陽極リード112と陽極リードフレーム103とが枕部材105によって互いに電気的に接続されている。又、陰極リードフレーム104は、その上面がコンデンサ素子101の陰極層115に接触している。
特開2008−91784号公報
しかし、従来の固体電解コンデンサでは、外装樹脂102の内部に枕部材105が配備されているため、固体電解コンデンサの容積に対するコンデンサ素子101の容積の割合は、枕部材105を配備するために必要とされる容積の分だけ小さくならざるを得なかった。すなわち、固体電解コンデンサの単位容積当たりの静電容量は、枕部材105を配備するために必要とされる容積の分だけ小さくなっていた。
そこで本発明の目的は、固体電解コンデンサの容積に対するコンデンサ素子の容積の割合を大きくすることである。
本発明に係る固体電解コンデンサは、陽極リード(12)が引き出された陽極体(11)の外面に誘電体層(13)を介して陰極層(15)を形成してなるコンデンサ素子(1)と、該コンデンサ素子を被覆する外装樹脂(2)と、該コンデンサ素子の下面に沿って配置されると共に前記外装樹脂に埋設された陽極リードフレーム(3)及び陰極リードフレーム(4)とを具え、前記陽極リードフレーム(3)及び陰極リードフレーム(4)はそれぞれ、前記外装樹脂(2)の下面から露出する陽極端子面(3a)及び陰極端子面(4a)を有している。
前記陰極リードフレーム(4)は、その上面が前記コンデンサ素子(1)の陰極層(15)に接触し、前記コンデンサ素子(1)の陽極リード(12)は、前記外装樹脂(2)の前面(2a)と同じ位置まで延びて、該陽極リードの先端面(12c)が前記外装樹脂の前面(2a)に露出し、前記陽極リードフレーム(3)は、その前端面(3b)が前記外装樹脂の前面(2a)に露出している。前記外装樹脂の前面(2a)には、前記陽極リード(12)の先端面(12c)と陽極リードフレーム(3)の前端面(3b)とを互いに電気的に接続する導電部(5)が形成されている。
具体的態様において、前記導電部(5)は、導電性を有する板状部材(51)、導電性を有する接着剤、及び半田の何れかによって形成されている。
上記固体電解コンデンサによれば、外装樹脂(2)の前面(2a)に、陽極リード(12)の先端面(12c)と陽極リードフレーム(3)の前端面(3b)とを互いに電気的に接続する電動部(5)が形成されているので、外装樹脂の内部に枕部材を配備した従来の固体電解コンデンサに比べて、導電部(5)を配備するために必要な容積が顕著に小さくなる。よって、固体電解コンデンサの容積に対するコンデンサ素子の容積の割合が、枕部材を配備した従来の固体電解コンデンサよりも顕著に大きくなる。
本発明に係る固体電解コンデンサの製造方法は、コンデンサ素子(1)と、該コンデンサ素子を被覆する外装樹脂(2)と、該コンデンサ素子の下面に沿って配置されると共に前記外装樹脂に埋設された陽極リードフレーム(3)及び陰極リードフレーム(4)とを具え、前記陽極リードフレーム(3)及び陰極リードフレーム(4)はそれぞれ、前記外装樹脂(2)の下面から露出する陽極端子面(3a)及び陰極端子面(4a)を有している固体電解コンデンサの製造方法であり、素子搭載工程と、樹脂被覆工程と、切断工程と、導電部形成工程とを有する。
素子搭載工程では、前記陽極リードフレーム(3)となる陽極部(61)と前記陰極リードフレーム(4)となる陰極部(62)とを有するフレーム材(6)の表面に、陽極リード(12)が引き出された陽極体(11)の外面に誘電体層(13)を介して陰極層(15)を形成してなるコンデンサ素子体(7)を搭載し、該コンデンサ素子体の陰極層をフレーム材の陰極部に接触させる。
樹脂被覆工程では、前記フレーム材(6)及びコンデンサ素子体(7)を外装樹脂(2)によって被覆し、該外装樹脂の下面からフレーム材の下面が露出した素子ブロック(71)を作成する。
切断工程では、前記素子ブロック(71)に切断加工を施して、外装樹脂(2)の前面(2a)に前記コンデンサ素子体(7)の陽極リード(12)の先端面(12c)と前記フレーム材(6)の陽極部(61)の前端面(61a)とが露出したコンデンサ素子チップ(72)を作成する。
導電部形成工程では、前記コンデンサ素子チップ(72)の前面に、前記陽極リード(12)の先端面(12c)と前記フレーム材(6)の陽極部(61)の前端面(61a)とを互いに電気的に接続する導電部(5)を形成する。
具体的態様において、前記導電部形成工程では、前記導電部(5)となる導電性を有する板状部材(51)を前記陽極リード(12)の先端面(12c)と前記フレーム材(6)の陽極部(61)の前端面(61a)に接触させて、接触した面に対してレーザ溶接を施す。
或いは、前記導電部形成工程では、前記導電部(5)となる導電性を有する接着剤又はクリーム半田を前記コンデンサ素子チップ(72)の前面に塗布することにより、前記陽極リード(12)の先端面(12c)と前記フレーム材(6)の陽極部(61)の前端面(61a)とを互いに電気的に接続する。
上記固体電解コンデンサの製造方法によれば、全体の容積に対するコンデンサ素子(1)の容積の割合が、枕部材を配備した従来の固体電解コンデンサよりも顕著に大きい固体電解コンデンサを製造することができる。しかも、従来の固体電解コンデンサの製造方法と比べても、本発明の製造方法が複雑化するということがない。
更に具体的な態様において、上記固体電解コンデンサの製造方法は溝形成工程を更に有している。溝形成工程では、前記切断工程での切断加工により形成された前記コンデンサ素子チップ(72)の前面に、前記陽極リード(12)の先端面(12c)から前記フレーム材(6)の陽極部(61)の前端面(61a)まで延びた溝(8)を形成する。そして、前記導電部形成工程では、前記溝形成工程で形成された溝(8)に導電性を有する接着剤又はクリーム半田を充填する。
該具体的態様によれば、導電性を有する接着剤又はクリーム半田を溝(8)に充填するという簡単な方法により、陽極リード(12)の先端面(12c)とフレーム材(6)の陽極部(61)の前端面(61a)との間を確実に導通させることができる。
本発明によれば、固体電解コンデンサの容積に対するコンデンサ素子の容積の割合を大きくすることができる。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1〜図6は、本発明に係る固体電解コンデンサの製造方法を工程順に表している。まず、素子搭載工程において、図1(a)に示される様に、複数のコンデンサ素子体7をフレーム材6の表面に搭載する。
ここで、コンデンサ素子体7は、図1(b)に示される様に、陽極体11、陽極リード12、誘電体層13、電解質層14及び陰極層15を具えている。陽極体11は、弁作用を有する金属からなる多孔質焼結体によって構成される。弁作用を有する金属には、例えばタンタル、ニオブ、チタン、アルミニウムなどが用いられる。
陽極リード12は、陽極体11から引き出されており、一方の端部12aが陽極体11から突出すると共に、他方の端部12bが陽極体11内に埋設されている。陽極リード12は、陽極体11を構成する金属と同種の金属によって構成され、陽極体11と電気的に接続している。
誘電体層13は、陽極体11の表面を酸化することによって形成された酸化皮膜によって構成されている。具体的には、陽極体11をリン酸水溶液などの電解溶液に浸し、陽極体11の表面を電気化学的に酸化させること(陽極酸化)によって、誘電体層13を構成する酸化皮膜が形成される。
電解質層14は、二酸化マンガン等の導電性無機材料、TCNQ(Tetracyano-quinodimethane)錯塩、導電性ポリマー等の導電性有機材料などによって、誘電体層13の表面に形成されている。
陰極層15は、電解質層14の表面に形成されたカーボン層と、カーボン層の表面に形成された銀ペースト層とから構成され、電解質層14と電気的に接続している。
又、フレーム材6は、図1(a)に示される様に、固体電解コンデンサの陽極リードフレーム3となる陽極部61と、該固体電解コンデンサの陰極リードフレーム4となる陰極部62とを有している。陽極部61の表面には絶縁層21が形成されている(図1(b)参照)。
そして図1(b)に示される様に、コンデンサ素子体7は、陰極層15がフレーム材6の陰極部62に接触すると共に絶縁層21の表面にも接触するように搭載される。
素子搭載工程の後、樹脂被覆工程において、図2(a)に示される様に、フレーム材6及びコンデンサ素子体7を外装樹脂2によって被覆して、素子ブロック71を作成する。このとき、外装樹脂2の下面からは、図2(b)に示される様に、フレーム材6の陽極部61及び陰極部62の下面が露出している。尚、外装樹脂2には、エポキシ樹脂などの樹脂材が用いられる。
樹脂被覆工程の後、切断工程において、素子ブロック7に切断加工を施す。具体的には、図3(a)に示される様に、一点鎖線に沿って素子ブロック7を切断する。
これにより、図3(b)に示される様に、外装樹脂2の前面2aにコンデンサ素子体7の陽極リード12の先端面12cとフレーム材6の陽極部61の前端面61aとが露出したコンデンサ素子チップ72が作成される。
切断工程の後、導電部形成工程において、コンデンサ素子チップ72の前面に、陽極リード12の先端面12cとフレーム材6の陽極部61の前端面61aとを互いに電気的に接続する導電部5を形成する。
具体的には、導電部形成工程では、図4に示される様に導電性を有する板状部材51を、陽極リード12の先端面12cとフレーム材6の陽極部61の前端面61aに接触させる。そして、図5に示される様に、陽極リード12とフレーム材6の陽極部61との接触面に対してレーザ溶接を施す。尚、図5では、レーザ溶接点を黒丸によって表している。これにより、上記導電部5が形成され、その結果、図6に示される様に本発明に係る固体電解コンデンサが製造される。
製造された固体電解コンデンサにおいては、陽極リード12の先端部が切断されたコンデンサ素子体7によってコンデンサ素子1が構成される。該コンデンサ素子1の陽極リード12は、外装樹脂2の前面2aと同じ位置まで延びて、該陽極リード12の先端面12cが外装樹脂2の前面2aに露出している。
又、フレーム材6の陽極部61及び陰極部62によって陽極リードフレーム3及び陰極リードフレーム4が構成される。陽極リードフレーム3及び陰極リードフレーム4は、コンデンサ素子1の下面に沿って配置されると共に外装樹脂2に埋設される一方、陽極端子面3a及び陰極端子面4aが外装樹脂2の下面から露出している。
そして、陽極リードフレーム3は、その前端面3bが外装樹脂2の前面2aに露出し、陽極リードフレーム3とコンデンサ素子1の陰極層15との間には絶縁層21が介在している。陰極リードフレーム4は、その上面がコンデンサ素子1の陰極層15に接触している。
更に、外装樹脂2の前面2aには、陽極リード12の先端面12cと陽極リードフレーム3の前端面3bとを互いに電気的に接続する導電部5が形成されている。
上記固体電解コンデンサによれば、外装樹脂2の前面2aに電動部5が形成されているので、外装樹脂の内部に枕部材を配備した従来の固体電解コンデンサに比べて、導電部5を配備するために必要な容積が顕著に小さくなる。よって、固体電解コンデンサの容積に対するコンデンサ素子1の容積の割合が、枕部材を配備した従来の固体電解コンデンサよりも顕著に大きくなる。
しかも、従来の固体電解コンデンサの製造方法と比べても、本発明に係る固体電解コンデンサの製造方法が複雑化しているということがない。
図7は、固体電解コンデンサ及びその製造方法に対する改良形態の例を示している。図7に示される様に、導電部5となる導電性を有する板状部材51は、陽極リード12の先端面12cと接触する部分が凸状に突出した形状を呈する。
上記改良形態によれば、導電部形成工程においてレーザ溶接を施す際に、レーザ溶接すべき陽極リード12の先端面12cと板状部材51との接触面を認識することができる。よって、レーザ溶接による加工精度が向上する。
図8(a)〜図8(c)は、固体電解コンデンサの製造方法に対する他の改良形態の例を工程順に示している。該形態例では、導電部形成工程において、上述したレーザ溶接による板状部材51の取付けに替えて、導電性を有する接着剤又はクレーム半田をコンデンサ素子チップ72の前面に塗布することにより、陽極リード12の先端面12cと陽極リードフレーム3の前端面3bとを互いに電気的に接続する。
具体的には、まず図8(a)に示される様に、切断工程によって作成されたコンデンサ素子チップ72の前面に対して、レーザ又はプラズマを照射する。これにより、切断面に付着したバリ等の汚れや、陽極リード12の先端面12c及びフレーム材6の陽極部61の前端面61aに形成された酸化被膜が除去される。
次に、図8(b)に示される様に、コンデンサ素子チップ72の前面に対して、蒸着処理又はメッキ処理を施す。これにより、1次電極層52が形成され、後述する2次電極層の形成を容易にする。
1次電極層52の形成後、図8(c)に示される様に、1次電極層52の表面に導電性を有する接着剤又はクリーム半田を塗布する。これにより、1次電極層52の表面に2次電極層53が形成され、図9に示される様に、コンデンサ素子チップ72の前面の殆どの領域が、1次電極層52と2次電極層53によって覆われることとなる。
その結果、1次電極層52と2次電極層53によって、陽極リード12の先端面12cと陽極リードフレーム3の前端面3bとを互いに電気的に接続する導電部5が形成される。
図10(a)及び図10(b)は、固体電解コンデンサの製造方法に対する更に他の改良形態の例を工程順に示している。該形態例では切断工程の後、溝形成工程において、図10(a)に示される様に、コンデンサ素子チップ72の前面に、陽極リード12の先端面12cからフレーム材6の陽極部61の前端面61aまで延びた溝8を形成する。
溝形成工程の後、導電部形成工程において、導電性を有する接着剤又はクリーム半田である充填剤54を溝8に充填する。これにより、陽極リード12の先端面12cと陽極リードフレーム3の前端面3bとを互いに電気的に接続する導電部5が形成される。
上記改良形態に係る製造方法によれば、導電性を有する接着剤又はクリーム半田を溝8に充填するという簡単な方法により、陽極リード12の先端面12cとフレーム材6の陽極部61の前端面61aとの間を確実に導通させることができる。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、導電部5を形成するものは、導電性を有する板状部材51、導電性を有する接着剤、及びクリーム半田に限られない。
本発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の素子搭載工程を説明する、(a)斜視図、及び(b)断面図である。 該製造方法の樹脂被覆工程で作成される素子ブロックを、(a)フレーム材の表面から見た斜視図、及び(b)フレーム材の裏面から見た斜視図である。 (a)該製造方法の切断工程を説明する斜視図、及び(b)切断工程で作成されるコンデンサ素子チップを示す斜視図である。 該製造方法の導電部形成工程を説明する、(a)斜視図、及び(b)断面図である。 該導電部形成工程を説明する正面図である。 該製造方法によって製造される固体電解コンデンサの断面図である。 該製造方法に対する改良形態の一例を示す正面図である。 該製造方法に対する改良形態の他の例を示す一連の断面図である。 該他の例の正面図である。 該製造方法に対する改良形態の更に他の例を示す一連の正面図である。 従来の固体電解コンデンサを示す断面図である。
符号の説明
1 コンデンサ素子
11 陽極体
12 陽極リード
12c 先端面
13 誘電体層
15 陰極層
2 外装樹脂
2a 前面
3 陽極リードフレーム
3a 陽極端子面
3b 前端面
4 陰極リードフレーム
4a 陰極端子面
5 導電部
51 導電性を有する板状部材
53 第2電極層
54 充填剤
6 フレーム材
61 陽極部
61a 前端面
62 陰極部
7 コンデンサ素子体
71 素子ブロック
72 コンデンサ素子チップ
8 溝

Claims (6)

  1. 陽極リードが引き出された陽極体の外面に誘電体層を介して陰極層を形成してなるコンデンサ素子と、該コンデンサ素子を被覆する外装樹脂と、該コンデンサ素子の下面に沿って配置されると共に前記外装樹脂に埋設された陽極リードフレーム及び陰極リードフレームとを具え、前記陽極リードフレーム及び陰極リードフレームはそれぞれ、前記外装樹脂の下面から露出する陽極端子面及び陰極端子面を有している固体電解コンデンサにおいて、
    前記陰極リードフレームは、その上面が前記コンデンサ素子の陰極層に接触し、前記コンデンサ素子の陽極リードは、前記外装樹脂の前面と同じ位置まで延びて、該陽極リードの先端面が前記外装樹脂の前面に露出し、前記陽極リードフレームは、その前端面が前記外装樹脂の前面に露出し、前記外装樹脂の前面には、前記陽極リードの先端面と陽極リードフレームの前端面とを互いに電気的に接続する導電部が形成されていることを特徴する固体電解コンデンサ。
  2. 前記導電部は、導電性を有する板状部材、導電性を有する接着剤、及び半田の何れかによって形成されている請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. コンデンサ素子と、該コンデンサ素子を被覆する外装樹脂と、該コンデンサ素子の下面に沿って配置されると共に前記外装樹脂に埋設された陽極リードフレーム及び陰極リードフレームとを具え、前記陽極リードフレーム及び陰極リードフレームはそれぞれ、前記外装樹脂の下面から露出する陽極端子面及び陰極端子面を有している固体電解コンデンサの製造方法において、
    前記陽極リードフレームとなる陽極部と前記陰極リードフレームとなる陰極部とを有するフレーム材の表面に、陽極リードが引き出された陽極体の外面に誘電体層を介して陰極層を形成してなるコンデンサ素子体を搭載し、該コンデンサ素子体の陰極層をフレーム材の陰極部に接触させる素子搭載工程と、
    前記フレーム材及びコンデンサ素子体を外装樹脂によって被覆し、該外装樹脂の下面からフレーム材の下面が露出した素子ブロックを作成する樹脂被覆工程と、
    前記素子ブロックに切断加工を施して、外装樹脂の前面に前記コンデンサ素子体の陽極リードの先端面と前記フレーム材の陽極部の前端面とが露出したコンデンサ素子チップを作成する切断工程と、
    前記コンデンサ素子チップの前面に、前記陽極リードの先端面と前記フレーム材の陽極部の前端面とを互いに電気的に接続する導電部を形成する導電部形成工程
    とを有することを特徴とする固体電界コンデンサの製造方法。
  4. 前記導電部形成工程では、前記導電部となる導電性を有する板状部材を前記陽極リードの先端面と前記フレーム材の陽極部の前端面に接触させて、接触した面に対してレーザ溶接を施す請求項3に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  5. 前記導電部形成工程では、前記導電部となる導電性を有する接着剤又はクリーム半田を前記コンデンサ素子チップの前面に塗布することにより、前記陽極リードの先端面と前記フレーム材の陽極部の前端面とを互いに電気的に接続する請求項3に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  6. 前記切断工程での切断加工により形成された前記コンデンサ素子チップの前面に、前記陽極リードの先端面から前記フレーム材の陽極部の前端面まで延びた溝を形成する溝形成工程を更に有し、
    前記導電部形成工程では、前記溝形成工程で形成された溝に前記導電性を有する接着剤又はクリーム半田を充填する請求項5に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
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