JP2010079488A - 画像情報処理装置、画像処理装置、画像情報処理方法、画像情報処理プログラム、および画像情報処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者の接触操作に応じたタッチパネル120からの操作信号を操作信号取得手段153で取得する。対象特定手段154にて、表示手段110に画面表示する複数の分割領域を相対的な割合で区画した領域図形における表示状態の変更対象となる分割領域を認識する。画像変更制御手段155にて、操作信号に基づき、接触操作の時間長や操作間隔を計時し、変更対象の分割領域の表示状態を変更させるとともに、変更対象でない他の分割領域を変更前の比率で相対的に変更する。所望の分割領域の表示状態を変更すると、相対的な他の分割領域の表示状態も自動的に変更するので、操作性を向上できる。
【選択図】図2
Description
特許文献2に記載のものは、表示画面上に設けたタッチパネル上で、所定の位置を押す入力操作でその座標を認識するとともに、さらに他の位置を押す入力操作で2点目の座標を認識する。そして、1点指示および2点指示で、例えば画面の拡大・縮小や回転などの画面の表示制御を実施する構成が採られている。
非特許文献1に記載のものは、写真やWebページ、メール、マップを表示している際に、2本の指で押し開くまたは閉じる入力操作、いわゆるピンチ操作をすることで拡大・縮小させる表示制御を実施する。また、写真やWebページの場合、すばやく2回軽く叩くいわゆるダブルタップをすることで拡大し、もう一度ダブルタップすることで縮小する表示制御を実施する。さらに、地図の場合には、ダブルタップで拡大させ、2本の指で1回タップすることで縮小する構成が採られている。
本発明は、このような点に鑑みて、簡単な入力操作で領域図形の表示状態を容易に変更できる画像情報処理装置、画像処理装置、画像情報処理方法、画像情報処理プログラム、および画像情報処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
この発明では、表示手段の表示領域に対応する位置に設けられたタッチパネルからの接触操作に応じて出力される操作信号を操作信号取得手段で取得すると、対象特定手段により、表示手段の表示領域に表示制御手段にて画面表示される複数の分割領域に相対的な割合で区画された領域図形における表示状態の変更対象となる分割領域を認識する。そして、画像変更制御手段により、操作信号取得手段で取得した操作信号に基づいて、タッチパネルの接触操作状況を認識して変更対象の分割領域の表示状態を変更させるとともに、変更対象の分割領域の表示状態の変更状況に応じて変更対象とされていない他の分割領域の表示状態を変更させて表示制御手段により表示手段の表示領域に表示させる制御をする。
このことにより、所定の接触操作により、表示される領域図形における分割領域の表示状態を変更させることで、自動的に他の分割領域の表示状態が変更され、分割領域の表示状態の変更により他の分割領域の表示状態の変更が必要となる領域図形でも、他の分割領域の表示状態を別途変更するための入力操作などが不要で、操作性が向上する。
この発明では、画像変更制御手段により、分割領域の表示状態を変更させる前の領域図形を対比可能に表示させる。
このことにより、タッチパネルの接触操作により分割領域の表示状態の変更状況を利用者に容易に認知させることが可能となる。
この発明では、タッチパネルの接触操作する位置に応じてタッチパネルから出力され操作信号取得手段にて取得する座標信号を有した操作信号に基づいて、対象特定手段により、変更対象の分割領域を認識する。
このことにより、表示状態を変更させる領域図形の分割領域の特定が容易で、迅速な分割領域の表示状態の変更が可能となる。
この発明では、操作信号取得手段にて操作信号の取得に応じて、計時手段により計時を開始する。そして、画像変更制御手段により、操作信号および計時する時間長に応じて接触操作の状況を認識し、この認識した接触操作の状況に応じて分割領域の表示状態の変更状況を変更させる制御をする。
このことにより、接触操作の内容として操作の時間長により異なる複数の操作内容を認識することが可能となり、例えば操作メニューを利用したり、両手での接触操作を実施したりするなどをしなくても、複数の表示形態の変更指示が可能となり、計時手段を設ける簡単な構成と時間長を認識する簡単な演算により、容易に操作性の向上が図れる。
この発明では、画像変更制御手段により、操作信号に基づいて計時手段にて計時する接触操作が終了してから次の接触操作が開始されるまでの操作間隔時間が所定時間より長いか短いかに応じて、分割領域の表示状態を異なる変更内容で変更させる制御をする。
このことにより、例えば小刻みな接触操作か大刻みな接触操作か、などの接触操作状況で表示状態を変更させる内容を異なる内容として設定することが可能となり、容易に操作性の向上が図れる。
この発明では、画像変更制御手段により、操作信号に基づいて計時手段にて計時する接触操作が開始されてから終了するまでの操作継続時間が所定時間より長いか短いかに応じて、分割領域の表示状態を異なる変更内容で変更させる制御をする。
このことにより、例えば、長押し操作か、タッチパネルを叩くような短い押し動作であるタップ操作か、などの接触操作状況で表示状態を変更させる内容を異なる内容として設定することが可能となり、容易に操作性の向上が図れる。
この発明では、画像変更制御手段により、操作信号に基づいて変更対象の分割領域の大きさを変更させるとともに、この変更対象の分割領域を変更する大きさに対応して、変更対象ではない相対的な割合で区画される他の複数の分割領域の大きさを、変更前における変更対象ではない分割領域の大きさの割合を維持しつつ変更させる制御をする。
このことにより、変更対象ではない他の分割領域の大きさも自動的に変更されるので、相対的な割合で複数の分割領域に区画される例えば円グラフや棒グラフなどの領域図形における所定の分割領域の変更による相対的なバランス状況の変更状況を利用者に容易に認識させることが簡単な操作で可能となる。
このことにより、所望の分割領域について、固定し他の分割領域の拡大縮小の影響から免れさせることにより、円グラフや帯グラフを用いた数値バランス調節の自由度を高めユーザ意図を尊重可能となる。
この発明では、画像変更制御手段により、操作信号に基づいて、変更対象の分割領域を表示する色、輝度、コントラストのうちのいずれかを変更させる制御をする。
このことにより、例えば、分割領域の色の変更により他の変更対象ではない分割領域の表示する色と差別化が困難となることを防止するために他の分割領域の色を自動的に変更したり、輝度やコントラストの変更に応じて他の分割領域の輝度やコントラストを差別化が維持されつつ同様な輝度やコントラストに対応して変更させたりするなど、色、輝度、コントラストの表示状態の他の分割領域も自動的に変更され、容易に操作性の向上が図れる。
この発明では、操作信号取得手段にて操作信号の取得に応じて、計時手段により計時を開始する。そして、画像変更制御手段により、操作信号および計時する時間長に応じて接触操作の状況を認識し、この認識した接触操作の状況に応じて分割領域の表示する色、輝度、コントラストのうちのいずれかにおける変更割合を変更させる制御をする。
このことにより、例えば小刻みな操作やリズミカルな操作などにより、色、輝度、コントラストの変更割合が素早くあるいはゆっくりまたは大きく変更させるなどの変更割合が変更されるので、色や輝度あるいはコントラストの変更操作が容易となる。
このことにより、タップ動作間隔の大小に応じて変化量を異ならせることで、単純な操作系のまま多様な図形操作が可能となる。
この発明では、表示手段の表示領域に対応する位置に設けたタッチパネルからの操作信号に基づいて、簡単な入力操作で領域図形の表示状態を容易に変更できる請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の画像情報処理装置で、画面表示される領域図形の表示状態を変更するので、所望とする領域図形の作成、表示が容易となる。特に、片手での入力操作の要望が強い携帯型としても領域図形を変更させる機能を適用でき、汎用性の向上も得られる。
この発明は、請求項1に記載の画像情報処理装置を方法に展開したもので、請求項1に記載の画像情報処理装置と同様の作用効果を奏する。
この発明では、演算手段を、簡単な入力操作で領域図形の表示状態を容易に変更できる請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の画像情報処理装置として機能させる。
このことにより、例えば集積回路やコンピュータに搭載することで、画像情報処理装置を構成することが可能となり、汎用性が向上する。
この発明では、簡単な入力操作で領域図形の表示状態を容易に変更できる請求項13に記載の画像情報処理方法を演算手段に実行させる。
このことにより、例えば集積回路やコンピュータに実行させることで画像情報処理方法が実施可能となり、汎用性が向上する。
この発明では、簡単な入力操作で領域図形の表示状態を容易に変更できることにより汎用性の向上が図れる請求項14または請求項15に記載の画像情報処理プログラムを記録する。
このことにより、例えばプログラムを配信するなどの運用形態にも適用でき、記録媒体としてプログラムを取り扱いでき、より汎用性の向上が図れる。
図1は、本実施形態における領域図形を画面表示した画像処理装置の概略構成を示す平面図である。
図1において、100は画像処理装置で、この画像処理装置100は、例えば携帯電話や携帯端末装置(PDA:Personal Digital Assistant)などの携帯型の計算機である。この画像処理装置100は、表示手段の表示領域に画面表示される図形を、表示手段の表示領域に対応する位置に設けられたタッチパネルの接触操作に応じて変更させる装置である。
そして、画像処理装置100は、薄型四角箱状の筐体101を備えている。この筐体101の一面には、表示窓102が開口形成されている。また、画像処理装置100は、筐体101内に配設され表示窓102に表示領域111が望む表示手段110を備えている。さらに、表示手段110の表示領域に対応する表示面には、タッチパネル120が一体的に設けられている。なお、図1は、説明の都合上、表示手段110の表示領域111に領域図形が画面表示された状態を示す。さらに、図1は、説明の都合上、表示領域111の外枠とタッチパネル120の外枠とを多少ずれた状態で示す。
次に、画像処理装置100の内部構成について、図面を参照して説明する。
すなわち、図2は、画像処理装置の内部構成を示すブロック図であり、この図に示すように、画像処理装置100は、表示手段110と、タッチパネル120と、通信手段130と、記憶手段140と、画像情報処理装置としても機能する演算手段150と、などを備えている。
表示手段110は、演算手段150に接続されている。表示手段110は、演算手段150から出力される画像や映像などの画像信号を受信し、表示領域111に画像や映像を適宜画面表示させる。
なお、表示手段110の表示領域111における表示面は、利用者が直接手で触れても破損しないように、ガラスやプラスチックなどの比較的に強度が強く、傷が付きにくい透光性部材で覆われている。
そして、表示手段110としては、例えば液晶表示パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなど、いずれの表示装置を利用することができる。
タッチパネル120は、演算手段150に接続されている。タッチパネル120は、例えば利用者により接触された位置を認識し、その位置情報を演算手段150へ出力する。
具体的には、タッチパネル120は、透光性部材にて形成され、表示手段110の表示領域111に対応して表示面を画面表示が視認可能に覆う状態に設けられている。タッチパネル120は、利用者が触れた際に、その接触操作に応じて、触れた位置を検知してその座標位置に関する座標信号を有した操作信号を演算手段150へ出力する。なお、座標位置としては、表示領域111における接触位置の絶対位置に関する座標や、表示領域111全体に対する装置位置に関する座標など、利用者が表示領域111における接触操作する位置を特定できるいずれの方法を適用できる。
なお、タッチパネル120は、いわゆる抵抗膜式センサや、透光性部材の表面の静電容量の変化を検知する静電容量式センサなどの各種構成のものが利用できる。
通信手段130は、演算手段150に接続されている。この通信手段130は、例えばネットワークに接続して他の携帯電話や電話機などとの通話や各種情報の送受信を実施させる。
ここで、ネットワークとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの汎用のネットワークプロトコルに基づくインターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、無線通信などの情報を直接送受信するための媒体となる無線媒体自体などが例示できる。ここで、無線媒体としては、電波、光、音波、電磁波などのいずれの媒体をも適用できる。
例えば、ネットワークは、公衆電話回線網(Public Switched Telephone Network:PSTN)と、インターネットなどのパケット交換網(Packet Switching Network:PSN)と、にて構成されている。
記憶手段140は、演算手段150に接続されている。記憶手段140は、画像処理装置100全体を動作制御するOS(Operating System)上に展開される各種プログラムなどを記憶している。また、記憶手段140は、表示手段110の表示領域111に画面表示させる画像や映像など、各種コンテンツデータである画像データやメニュー画面などのテンプレートデータなどの画像データをも記憶している。なお、画像データは、通信手段130にてネットワークを介して適宜取得して記憶手段140に記憶、あるいは削除可能である。
この記憶手段140としては、例えば突然電源が落ちた際にも記憶が保持される構成のメモリ、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)メモリなどを用いることが望ましい。また、記憶手段140としては、HD、DVD、光ディスクなどの記録媒体に読み出し可能に記憶するドライブやドライバなどを備えた構成としてもよい
演算手段150は、例えばCPU(Central Processing Unit)などを備え、図示しない各種入出力ポート、例えば表示手段110が接続される表示ポート、タッチパネル120が接続される入力ポート、通信手段130が接続される通信ポート、記憶手段140が接続される記憶ポート、などを有する。
そして、演算手段150は、各種プログラムとして、通信制御手段151と、表示制御手段152と、操作信号取得手段153と、対象特定手段154と、画像変更制御手段155と、計時手段156と、などを備えている。
通信制御手段151は、通信手段130を制御し、通信手段130をネットワークへ適宜接続させ、電話回線を介して通話のための各種情報をインターフェース処理して、インターネットを介して各種情報を送受信したりする。
この情報の送受信に際しては、記憶手段140に記憶された情報を適宜読み出して通信手段130からネットワークへ出力したり、ネットワークから通信手段130にて取得した情報を記憶手段140へ送出して記憶させたりする。
表示制御手段152は、表示手段110を制御して、各種画像データを表示領域111に画面表示させる。
また、表示制御手段152は、図1に示すように、複数の分割領域301に相対的な割合で区画された領域図形300を画面表示させる。
ここで、領域図形300としては、図1に示すような円グラフの他、図3(帯グラフの領域図形を画面表示した画像処理装置の概略構成を示す平面図)に示すような帯グラフや柱状グラフなど、所定の領域内で複数に相対的な割合で分割領域301が区画された図面である。
さらに、表示制御手段152は、利用者の別途の設定入力により、図1および図3に示すように、領域図形300に対応して、表示状態の変更前の領域図形300となる既存値図形400を対比可能に適宜表示させる。すなわち、例えば図1に示すように、領域図形300が円グラフの場合には、既存値図形400を中心が同一の円周状に表示させる。また、例えば図3に示すように、領域図形300が帯グラフの場合には、既存値図形400を並列状に表示させる。
操作信号取得手段153は、利用者による表示手段110の表示面の接触操作に応じてタッチパネル120から出力される操作信号を取得すると、操作信号に含まれる座標信号を対象特定手段154へ出力し、また、操作信号を取得した旨の信号を計時手段156へ出力する。
対象特定手段154は、操作信号取得手段153で取得した操作信号に基づいて、表示手段110で画面表示される領域図形300における利用者が接触操作にて表示状態の変更対象とした分割領域301を認識する。
すなわち、対象特定手段154は、操作信号取得手段153から操作信号に含まれる座標信号を取得し、座標信号に基づいて表示手段110の表示領域111で接触操作された座標位置を認識する。そして、対象特定手段154は、表示領域111における接触操作された座標位置に対応する表示領域111に画面表示された領域図形300の分割領域301を認識する。そして、対象特定手段154は、対象となった分割領域301についての特定情報を画像データと関連付けて記憶手段140に記憶させる。
画像変更制御手段155は、操作信号に基づいて、利用者によるタッチパネル120の接触操作状況を認識し、変更対象の分割領域301の表示状態を変更させるとともに、この変更対象の分割領域301の表示状態の変更状況に応じて、変更対象とされていない分割領域301の表示状態を変更させて表示制御手段152により表示手段110の表示領域111で表示させる制御をする。
すなわち、画像変更制御手段155は、タッチパネル120の接触操作の時間長や接触操作の時間間隔などにより、接触操作状況を認識する。
なお、この操作継続時間T0の計時は、操作信号に基づいて対象特定手段154にて認識する変更対象の分割領域301が変更されていない場合である。例えば、接触操作を開始した座標位置が、手を離すことなく接触操作を維持しつつ、他の分割領域301に対応する座標位置まで移動され、対象特定手段154にて変更対象の分割領域301が変更したと認識した場合には、その時点で計時を終了させる。この場合の接触操作としては、例えば、いわゆるドラッグアンドドロップ操作として認識し、最初に変更対象であった分割領域301を、手を離した座標位置に対応する位置に移動させる処理をする。
そして、画像変更制御手段155は、計時した操作継続時間T0があらかじめ記憶手段140に記憶された閾値の時間長である所定時間T1と比較し、図4に示すように所定時間T1より短い場合にはタップ操作と判断し、図5に示すように所定時間T1より長い場合には長押しされたと判断する。
なお、この操作間隔時間の計時は、操作信号に基づいて対象特定手段154にて認識する変更対象の分割領域301が変更されていない場合であり、例えば接触操作が終了した座標位置に対応する対象特定手段154で認識する分割領域301と、次の接触操作が開始された際の座標位置に対応する認識した分割領域301とが異なる場合、変更対象の分割領域301が変更したと認識し、その時点で計時を終了させる。
そして、画像変更制御手段155は、操作間隔時間S0があらかじめ記憶手段140に記憶された異なる閾値の時間長と比較し、図6に示すように短い時間の所定時間S1より短い場合には小刻みにタップ操作されたと判断し、図7(操作信号の接触操作状況における大刻み操作を説明するためのタイミングチャート)に示すように短い時間の所定時間S1より長いが長い時間の所定時間S2より短い場合には大刻みにタップ操作されたと判断し、図8に示すように長い時間の所定時間S2より長い場合には、別の処理のための接触操作と判断する。
計時手段156は、例えば内部クロックなどの基準パルスに基づいて現在時刻を認識する。そして、この計時手段156は、操作信号取得手段153から出力される操作信号に基づく計時の開始要求の信号および計時の終了要求の信号に基づいて、時間長を計時する。
この計時した時間長は、記憶手段140に記憶されるとともに、操作信号に対応付けていずれの操作信号に関する時間長であるかを特定し画像変更制御手段155へ出力する。
次に、上記画像処理装置100における画像処理動作について、図面を参照して説明する。
図9は、作図による図形を画面表示した画像処理装置の概略構成を示す平面図である。
〔3−1.作図の例〕
なお、ここでは、作図ソフトウェアを用いて領域図形を作成する構成を例示するが、例えば数値入力に基づいて領域図形を作図させたり、通信手段130にてネットワークから領域図形を取得したり、表示形態を変更させる対象の領域図形300の取得形態としては、いずれの方法を利用できる。
そして、図9に示すように、起動した作図ソフトウェアの作業画面に基づいて、表示されるテンプレートアイコン501を作図領域510にドラッグアンドドロップ操作により適宜移動させる。そして、図9中に矢印502で示すように、表示面を接触操作して、テンプレートアイコン501に対応する基本図形503を縮小や拡大あるいは変形させる。なお、矢印502は、いわゆるピンチ操作を例示する。図1および図3に示すような円グラフや帯グラフなどの領域図形300は、このようにして作成してもよいし、ユーザが作成するまでもなく、表計算などのデータに基いて生成、表示してもよい。
〔3−2.変形処理における各部の動作〕
この領域図形300の変形処理に際して、利用者は変更対象の分割領域に対応する位置の表示面を小刻みにタップ操作する。この小刻みのタップ操作に応じて、タッチパネル120から操作信号が出力される。そして、この操作信号を操作信号取得手段153にて取得すると、操作信号取得手段153は、操作信号を取得した旨の信号を出力する。
この操作信号取得手段153からの信号出力により、対象特定手段154は操作信号の座標信号に基づいて、領域図形300中の分割領域301を特定する。すなわち、対象特定手段154は、座標信号の座標位置と、表示制御手段152の制御による表示領域111で画面表示される領域図形300の座標位置との位置関係を比較し、接触操作された位置に対応する分割領域301を認識する。
さらに、操作信号取得手段153からの信号出力により、計時手段156は、タップ操作の接触操作の開始時から終了時まで、さらに終了時から次の接触操作が開始されるまでの時間長である操作継続時間T0および操作間隔時間S0をそれぞれ計時する。そして、画像変更制御手段155は、操作継続時間T0および操作間隔時間S0に基づいて、接触操作状況を認識し、接触操作状況に対応した記憶手段140に記憶された表示状態の変更内容を特定しその変更内容で領域図形300の表示状態を変更する処理をする。
具体的には、画像変更制御手段155は、操作継続時間T0が所定時間T1より短いタップ操作で、かつ図6に示すように操作間隔時間S0が所定時間S1より短いことを認識すると、接触操作状況が小刻みタップ操作であることを認識する。小刻みタップ操作の認識により、画像変更制御手段155は、記憶手段140に記憶された設定ルールに従って、小刻みタップ操作に対応する変更対象の領域拡大処理を実施させる。すなわち、対象特定手段154で認識した分割領域301の領域を他の分割領域301の領域を縮小しつつ拡大させる処理をする。
一方、画像変更制御手段155は、操作継続時間T0が所定時間T1より短いタップ操作で、かつ図7に示すように操作間隔時間S0が所定時間S1より長く所定時間S2より短いことを認識すると、接触操作状況が大刻みタップ操作であることを認識する。この大刻みタップ操作の認識により、画像変更制御手段155は、記憶手段140に記憶された設定ルールに従って、大刻みタップ操作に対応する変更対象の領域縮小処理を実施させる。すなわち、対象特定手段154で認識した分割領域301の領域を他の分割領域301の領域を拡大しつつ縮小させる処理をする。
〔3−4.長押しによる領域固定〕
また、画像変更制御手段155は、図5に示すように、操作継続時間T0が所定時間T1より長く接触操作状況が長押し操作であると認識した場合、設定ルールに従って、対象特定手段154で特定した分割領域301の領域の縮小あるいは拡大をせずに領域固定し、他の領域は相対的に比率が維持された状態で縮小あるいは拡大させる処理をする。
これら分割領域301を拡大あるいは縮小させる表示状態の変更処理では、他の分割領域301の縮小あるいは拡大は、例えば図1や図3に示すように他の分割領域301が複数ある場合、領域変更前における他の分割領域301のお互いの割合である比率が、領域縮小後も維持されるように相対的に縮小あるいは拡大させる。
そして、画像変更制御手段155は、領域図形300の表示状態を接触操作状況に応じて変更した後の領域図形300を表示制御手段152により表示領域111に画面表示させる処理をする。
そして、画像変更制御手段155は、操作継続時間T0が所定時間T1より短いタップ操作でかつ操作間隔時間S0が図8に示すように長い時間の所定時間S2より長い場合には、別の処理のための接触操作と判断し、同様に操作継続時間T0および操作間隔時間S0に基づいて、表示状態を変更させる対象の特定や拡大処理か縮小処理かなどの変更内容の特定をし、処理を継続する。
なお、接触操作状況が長押し操作であるが、対象特定手段154にて変更対象の分割領域を認識できない、すなわち領域図形300外の領域で長押し操作された場合には、設定ルールに従って、表示状態の変更として領域の拡大あるいは縮小処理ではなく、例えば分割領域301の配色を変更する処理などの他の表示形態の変更内容に変更させる。
具体的には、小刻み操作では色の階調を小刻みに変更させ、大刻み操作の場合には色の階調の変更量を大きく変更させるなどが例示できる。
上述したように、上記実施形態では、
(1)表示手段110の表示領域111に対応する位置に設けられたタッチパネル120からの接触操作に応じて出力される操作信号を操作信号取得手段153で取得すると、対象特定手段154により、表示手段110の表示領域111に表示制御手段152にて画面表示される複数の分割領域301に相対的な割合で区画された領域図形300における表示状態の変更対象となる分割領域301を認識する。そして、画像変更制御手段155により、操作信号取得手段153で取得した操作信号に基づいて、タッチパネル120の接触操作状況を認識して変更対象の分割領域301の表示状態を変更させるとともに、変更対象の分割領域301の表示状態の変更状況に応じて変更対象とされていない他の分割領域301の表示状態を変更させて表示制御手段152により表示手段110の表示領域111に表示させる制御をする。
このため、所定の接触操作により、画面表示される領域図形300における分割領域301の表示状態を変更させることで、自動的に他の分割領域301の表示状態が変更され、分割領域301の表示状態の変更により他の分割領域301の表示状態の変更が必要となる領域図形300でも、他の分割領域301の表示状態を別途変更するための入力操作などが不要で、操作性を向上できる。
このため、タッチパネル120の接触操作により分割領域301の表示状態の変更状況を利用者に容易に認知させることができる。したがって、利用者による領域図形300の変形操作が容易で適切な領域図形300の作図を提供できる。特に、図1や図3に例示のように、既存情報の出力と新たな値の入力を同じ入出力系に統合することで、既存情報との関係を容易に把握し意識しつつ値を容易に入力可能となる。
このため、表示状態を変更させる領域図形300の分割領域301の特定が容易で、迅速な分割領域301の表示状態の変更が可能となる。
このため、表示状態を変更させる領域図形300の分割領域301の特定が容易で、迅速な分割領域301の表示状態の変更ができる。
このことにより、接触操作の内容として操作の時間長により異なる複数の操作内容を認識することが可能となり、例えば操作メニューを利用したり、両手での接触操作を実施したりするなどをしなくても、複数の表示形態の変更指示が可能となり、計時手段156を設ける簡単な構成と時間長を認識する簡単な演算により、容易に操作性の向上を図ることができる。
このため、例えば小刻みな接触操作か大刻みな接触操作か、などの接触操作状況で表示状態を変更させる内容を異なる内容として設定することが可能となり、容易に操作性の向上が図れる。
このため、例えば、長押し操作か、タッチパネル120を叩くような短い押し動作であるタップ操作か、などの接触操作状況で表示状態を変更させる内容を、複数の異なる変更内容として設定することが可能となり、容易に操作性の向上を図ることができる。
このため、例えば、分割領域301の色の変更により他の変更対象ではない分割領域301の表示する色と差別化が困難となることを防止するために他の分割領域301の色を自動的に変更したり、輝度やコントラストの変更に応じて他の分割領域301の輝度やコントラストを差別化が維持されつつ同様な輝度やコントラストに対応して変更させたりするなど、色、輝度、コントラストの表示状態の他の分割領域301も自動的に変更することで、領域の拡大や縮小などと同様に、色や輝度あるいはコントラストなどの表示状態の変更も容易にでき、操作性を向上できる。また、接触操作状況として領域図形300内の領域か外側の領域かの位置に関する条件をも組み合わせているので、分割領域301の拡大や縮小の変更内容以外の色や輝度、コントラストなどの他の変更内容に、接触操作状況で切り替えることができる。
そして、色や輝度、コントラストの場合も同様に、操作信号取得手段153にて操作信号の取得に応じて、計時手段156により計時を開始し、画像変更制御手段155により、操作信号および計時する時間長に応じて接触操作の状況を認識し、この認識した接触操作の状況に応じて分割領域301の表示する色、輝度、コントラストのうちのいずれかにおける変更割合を変更させる制御をすればよい。
このことにより、例えば小刻みな操作やリズミカルな操作などにより、色、輝度、コントラストの変更割合が、素早くあるいはゆっくりまたは大きく変更されるので、色や輝度あるいはコントラストの変更操作が容易にできる。
以上のような構成、作用、効果に関する動作の一実施例を示す。この実施例における特徴の一つは、大きさや色彩の変化量をタップ操作の時間間隔で制御することである。この場合、分割領域について大きさや色を変化させる操作を受け付ける際に、画像変更制御手段155により、操作信号をもとにタッチパネル120への連続したタップ操作の時間間隔を計時手段156で計時すると共に、その時間間隔の大小に応じて前記変化の変化量の大小を制御する。連続したタップ操作の時間間隔とは、例えばタップ操作2回連続がワンセットで操作一回分であれば、1回目と2回目の間隔が0.3秒、といった具合である。
この場合の操作例としては、例えば図1や図3に示したような各画面において、変更対象のいずれかの分割領域301を一旦触れて選択するとともに、画面上の「大きく」「小さく」「色変更」ボタン等のメニューで操作の種類を選択した状態で、画面上の余白など任意の場所を「トントン」と小刻みにタップすれば相対的に小さい変化量で大きさや色が変化し、「トン・・トン」と若干時間間隔を広げて大刻みにタップすれば相対的に大きい変化量で同様の変化を生じる。
このように、タップ動作間隔の大小に応じて変化量を異ならせることで、単純な操作系のまま多様な図形操作が可能となる。
この際、画像変更制御手段155が、変更対象の分割領域を変更する大きさに対応して、前記変更対象ではない複数の分割領域の大きさを、変更前における前記変更対象ではない分割領域の大きさの割合を維持しつつ変更させる制御を行う。しかし、このような変更による変化を及ぼしたくない分割領域については、画面の「固定」ボタンや指による長押しなど所定操作で領域固定すれば、変化分は他の残る分割領域に分配され影響から免れる。
この場合、画像変更制御手段155は、大きさの割合を維持しつつ変更させる制御の対象から除外する分割領域の指定を、所定の操作により受け付けると共に、分割領域の拡大及び縮小に際しその変化分を、前記除外する分割領域を除く前記変更対象ではない各分割領域の各々にそれぞれの割合に比例して分配するように、前記大きさの割合を維持しつつ変更させる制御を行う。
このように、所望の分割領域について、固定し他の分割領域の拡大縮小の影響から免れさせることにより、円グラフや帯グラフを用いた数値バランス調節の自由度を高めユーザ意図を尊重可能となる。
なお、以上に説明した態様は、本発明の一態様を示すものであって、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的および効果を達成できる範囲内での変形や改良は、本発明の内容に含まれるものである。また、本発明を実施する際における具体的な構成および形状などは、本発明の目的および効果を達成できる範囲内において、他の構成や形状などとしても問題はない。
すなわち、通信機能を備えた携帯型の端末装置を例示したが、例えばパーソナルコンピュータを対象としたり、作図機器などの専用装置としたり、さらには回路基板上に搭載して各種装置に組み込んだりするなど、各種構成に利用できる。さらには、ネットワークから本発明の図形の変形ができるプログラムをダウンロード可能に配信サービスしたり、光ディスクなどの記録媒体にコンピュータなどで読取可能に記録させたりするとなど、利用形態としても適宜設定できる。このような、プログラムとして取り扱うことで汎用性の向上が得られる。
そして、制御内容としても、小刻み操作で分割領域の縮小、大刻み操作で分割領域の拡大、長押し操作で分割領域の固定など、表示状態の変更内容を例示して説明したが、変更内容と接触操作状況との関係はこの限りではなく、いずれの組み合わせとすることができる。特に、上述したように、対象特定手段154との対象の変更状況や設定状況、小刻み大刻みと操作間隔との組み合わせ、さらには小刻みや大刻みの接触操作の回数に基づいて、適宜変更内容を設定すればよい。
その他、本発明の実施における具体的な構成および形状などは、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などとしてもよい。
110…表示手段
111…表示領域
120…タッチパネル
150…画像情報処理装置としても機能する演算手段
152…表示制御手段
153…操作信号取得手段
154…対象特定手段
155…画像変更制御手段
156…計時手段
Claims (16)
- 画面表示させる表示領域を有する表示手段に、複数の分割領域に相対的な割合で区画された領域図形を画面表示させる表示制御手段と、
前記表示手段の表示領域に対応する位置に設けられたタッチパネルからの接触操作に応じて出力される操作信号を取得する操作信号取得手段と、
前記操作信号に基づいて前記画面表示される領域図形の表示状態の変更対象となる分割領域を認識する対象特定手段と、
前記操作信号に基づいて前記接触操作状況を認識し前記変更対象の分割領域の表示状態を変更させるとともに、前記変更対象の分割領域の表示状態の変更状況に応じて変更対象とされていない前記分割領域の表示状態を変更させて前記表示制御手段により前記表示領域で表示させる画像変更制御手段と、
を具備したことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項1に記載の画像情報処理装置であって、
前記画像変更制御手段は、前記分割領域の表示状態を変更させる前の領域図形を対比可能に表示させる
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像情報処理装置であって、
前記操作信号取得手段は、前記タッチパネルからの接触操作する位置に応じて出力される座標信号を有した操作信号を取得し、
前記対象特定手段は、前記操作信号の座標信号に基づいて前記変更対象の分割領域を認識する
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像情報処理装置であって、
前記操作信号取得手段による前記操作信号の取得に応じて計時を開始する計時手段を具備し、
前記画像変更制御手段は、前記操作信号および前記計時する時間長に応じて前記接触操作の状況を認識し、この認識した接触操作の状況に応じて前記分割領域の表示状態の変更状況を変更させる制御をする
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項4に記載の画像情報処理装置であって、
前記計時手段は、前記操作信号に基づいて前記接触操作が終了してから次の接触操作が開始されるまでの操作間隔時間を計時し、
前記画像変更制御手段は、前記操作間隔時間の長さが所定時間より長いか短いかに応じて、前記分割領域の表示状態の変更状況を異なる内容に変更させる制御をする
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項4または請求項5に記載の画像情報処理装置であって、
前記計時手段は、前記操作信号に基づいて前記接触操作が開始されてから終了するまでの操作継続時間を計時し、
前記画像変更制御手段は、前記操作継続時間の長さが所定時間より長いか短いかに応じて、前記分割領域の表示状態の変更状況を異なる内容に変更させる制御をする
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の画像情報処理装置であって、
前記画像変更制御手段は、前記操作信号に基づいて前記変更対象の分割領域の大きさを変更させるとともに、この変更対象の分割領域を変更する大きさに対応して、前記変更対象ではない複数の分割領域の大きさを、変更前における前記変更対象ではない分割領域の大きさの割合を維持しつつ変更させる制御をする
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項7に記載の画像情報処理装置であって、
前記画像変更制御手段は、
前記大きさの割合を維持しつつ変更させる制御の対象から除外する分割領域の指定を、所定の操作により受け付けると共に、分割領域の拡大及び縮小に際しその変化分を、前記除外する分割領域を除く前記変更対象ではない各分割領域の各々にそれぞれの割合に比例して分配するように、前記大きさの割合を維持しつつ変更させる制御を行うように構成した
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の画像情報処理装置であって、
前記画像変更制御手段は、前記操作信号に基づいて、前記変更対象の分割領域を表示する色、輝度、コントラストのうちのいずれかを変更させる制御をする
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項9に記載の画像情報処理装置であって、
前記操作信号取得手段による前記操作信号の取得に応じて計時を開始する計時手段を具備し、
前記画像変更制御手段は、前記操作信号および前記計時する時間長に応じて前記接触操作の状況を認識し、この認識した接触操作の状況に応じて、前記分割領域の表示する色、輝度、コントラストのうちのいずれかにおける変更割合を変更させる
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の画像情報処理装置であって、
前記操作信号取得手段による前記操作信号の取得に応じて計時を開始する計時手段を具備し、
前記画像変更制御手段は、
前記分割領域について大きさ又は色彩を変化させる操作を受け付ける際に、
前記操作信号に基いて前記タッチパネルへの連続したタップ操作の時間間隔を前記計時手段で計時すると共に、その時間間隔の大小に応じて前記変化の変化量の大小を制御するように構成した
ことを特徴とした画像情報処理装置。 - 請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の画像情報処理装置と、
画面表示させる表示領域を有する表示手段と、
前記表示手段の表示領域に対応する位置に設けられ接触操作に応じて操作信号を前記画像情報処理装置へ出力するタッチパネルと、
を具備したことを特徴とした画像処理装置。 - 演算手段により、表示手段の表示領域に画面表示される図形を、前記表示手段の表示領域に対応する位置に設けられたタッチパネルの接触操作に応じて変更させる画像情報処理方法であって、
前記演算手段は、
複数の分割領域に相対的な割合で区画された領域図形を前記表示領域に表示させる表示制御工程と、
前記タッチパネルからの接触操作に応じて出力される操作信号を取得する操作信号取得工程と、
この操作信号取得工程で取得した操作信号に基づいて前記画面表示される領域図形の表示状態の変更対象となる分割領域を認識する対象特定工程と、
前記操作信号取得工程で取得した操作信号に基づいて前記接触操作状況を認識し前記変更対象の分割領域の表示状態を変更させるとともに、前記変更対象の分割領域の変更状態に応じて変更対象とされていない前記分割領域の表示状態を変更させて前記表示制御手段により前記表示領域で表示させる画像変更制御工程と、を実施する
ことを特徴とする画像情報処理方法。 - 演算手段を請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の画像情報処理装置として機能させる
ことを特徴とする画像情報処理プログラム。 - 請求項13に記載の画像情報処理方法を演算手段に実行させる
ことを特徴とする画像情報処理プログラム。 - 請求項14または請求項15に記載の画像情報処理プログラムが演算手段に読取可能に記録された
ことを特徴とする画像情報処理プログラムを記録した記録媒体。
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