JP2010078115A - 円筒ころ軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量を、潤滑剤給脂用の通路の有無や、潤滑剤給脂用の通路の寸法に無関係に大きくでき、かつ、組み込み性に優れる円筒ころ軸受装置を提供すること。
【解決手段】内輪1の外周面において一端に配置された第1円筒ころ3の軸方向の外方に位置する第1外周面部分に、第1鍔輪5を外嵌し、内輪1の外周面において他端に配置された第2円筒ころ4の軸方向の外方に位置する第2外周面部分に第2鍔輪6を外嵌する。
【選択図】図1

Description

本発明は、円筒ころ軸受装置に関し、圧延機のバックアップロールに使用されれば好ましい円筒ころ軸受装置に関する。
従来、円筒ころ軸受装置としては、特開2004−17081号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この円筒ころ軸受装置は、外輪、内輪、複数の第1円筒ころ、複数の第2円筒ころ、複数の第3円筒ころ、第1鍔輪および第2鍔輪を備え、上記複数の円筒ころは、外輪と、内輪との間に、軸方向に3列に亘って配置されている。
上記外輪の内周面は、第1円筒軌道面、第2円筒軌道面、第3円筒軌道面、第1鍔部、第2鍔部、第3鍔部および第4鍔部を有し、上記第1円筒軌道面は、第1鍔部と第2鍔部との間に位置し、第2円筒軌道面は、第2鍔部と第3鍔部との間に位置し、第3円筒軌道面は、第3鍔部と第4鍔部との間に位置している。
上記内輪は、軸部材の外周面に外嵌されて固定されている。上記内輪の外周面は、円筒軌道面を有している。上記軸部材および内輪の夫々は、潤滑剤給脂用の通路を内部に有している。上記軸部材の潤滑剤給脂用の通路は、軸部材の外周面にその周方向に沿って環状に形成された環状溝と、この環状溝に開口し、軸部材の内部に形成された内部通路とを有する。上記軸部材の潤滑剤給脂用の内部通路は軸方向延在部と、径方向延在部とを有し、外部から供給される潤滑剤は軸方向延在部と、径方向延在部とを通って、環状溝に供給される。上記軸部材の潤滑剤給脂用の通路は、内輪の潤滑剤給脂用の通路と、上記軸部材の環状溝とで軸方向の位置を一致させることで、内輪の潤滑剤給脂用の通路に連通するようになっている。上記軸部材の潤滑剤給脂用の通路は、軸部材の外周面に開口し、内輪の潤滑剤給脂用の通路は、内輪の外周面に開口している。
上記第1円筒ころは、外輪の第1円筒軌道面と、内輪の円筒軌道面との間に配置され、上記第2円筒ころは、外輪の第2円筒軌道面と、内輪の円筒軌道面との間に配置され、上記第3円筒ころは、外輪の第3円筒軌道面と、内輪の円筒軌道面との間に配置されている。
上記第1鍔輪は、上記軸部材の外周面における上記内輪の軸方向の一方の側に外嵌されて固定されている。上記第1鍔輪の外周面は、円筒状の形状を有し、第1鍔輪の外周面の外径は、内輪の円筒軌道面の外径よりも大きくなっている。上記第1鍔輪の軸方向の他方の側の端面は、内輪の軸方向の一方の側の端面に当接している。
上記第2鍔輪は、上記軸部材の外周面における上記内輪の軸方向の他方の側に外嵌されて固定されている。上記第2鍔輪の外周面は、円筒状の形状を有し、第2鍔輪の外周面の外径は、内輪の円筒軌道面の外径よりも大きくなっている。上記第2鍔輪の軸方向の一方の側の端面は、内輪の軸方向の他方の側の端面に当接している。
上記構成において、円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくしようとして、各円筒軌道面の軸方向の寸法を大きくしようとした場合、第1および第2鍔輪の軸方向の寸法が、各円筒軌道面の軸方向の寸法を大きくした分だけ小さくなることになる。
ここで、円筒ころ軸受装置の負荷容量を格段に大きくしようとして、一定以上大きくすると、第1および第2鍔輪の軸方向の寸法が、上記軸部材の潤滑剤給脂用の通路の環状溝の開口の軸方向の寸法よりも小さくなって、第1および第2鍔輪の組み付けの際に、第1および第2鍔輪が、上記軸部材の潤滑剤給脂用の通路の環状溝にひっかかったり、落ち込んだりして、第1および第2鍔輪の組み付け性が、悪化し、円筒ころ軸受装置の生産性が低下する。また、通路に環状溝がなく、内部通路が軸部材の外周面に開口している場合でも、第1および第2鍔輪の軸方向の寸法が、内部通路の開口の直径よりも小さくなると、上記軸部材の潤滑剤給脂用の通路の内部通路の開口にひっかかったり、落ち込んだりして、第1および第2鍔輪の組み付け性が、悪化し、円筒ころ軸受装置の生産性が低下する。
したがって、円筒ころ軸受装置の容量の最大値が、上記軸部材の潤滑剤給脂用の通路の開口の大きさに依存して決定され、円筒ころ軸受装置の容量を、軸部材の潤滑剤給脂用の通路の大きさに無関係に大幅に大きくすることが困難である。
特開2004−17081号公報(第4図)
そこで、本発明の課題は、容量を、嵌合される軸部材や筒部材(ハウジング)の潤滑剤給脂用の通路の有無や、その潤滑剤給脂用の通路の寸法に無関係に大きくでき、かつ、組み込み性に優れる円筒ころ軸受装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の円筒ころ軸受装置は、
円筒軌道面を周面に有する第1軌道輪と、
第1円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面に軸方向に間隔をおいて位置する第2円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面と上記第2円筒軌道面との間に位置して径方向の上記第1軌道輪側に突出する鍔部とを有する第2軌道輪と、
上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面との間に配置された第1円筒ころと、
上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第2円筒軌道面との間に配置された第2円筒ころと、
上記第1軌道輪の上記周面において上記第1円筒ころよりも軸方向の外方に位置する第1周面部分に嵌合された第1鍔輪と、
上記第1軌道輪の上記周面において上記第2円筒ころよりも軸方向の外方に位置する第2周面部分に嵌合された第2鍔輪と
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、上記第1鍔輪および第2鍔輪が、第1軌道輪の周面に嵌合される構成であるから、第1、第2鍔輪の軸方向の寸法を、軸部材や筒部材(ハウジング)の潤滑剤給脂用の通路の有無や、その潤滑剤給脂用の通路の寸法に無関係に小さくすることができる。したがって、従来の構成よりも、円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくすることができる。
また、第1、第2鍔輪が、第1軌道輪の周面に嵌合される構成であって、軸部材や筒部材に嵌合される構成でないから、軸部材の外周面や筒部材の内周面に開口する通路によって、第1、第2鍔輪の組み付け性が影響を受けることがない。したがって、従来の構成よりも円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくできると同時に、第1、第2鍔輪の組み付け性も良好なものにすることができる。
また、一実施形態では、
上記周面において上記第1鍔輪が接触可能である第1鍔輪接触可能部分は、上記周面において上記第1円筒ころが接触可能である第1円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置し、
かつ、上記周面において上記第2鍔輪が接触可能である第2鍔輪接触可能部分は、上記周面において上記第2円筒ころが接触可能である第2円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置している。
上記実施形態によれば、第1鍔輪接触可能部分が、第1円筒ころ接触可能部分に接触することがないから、第1鍔輪の摺動によって傷が付く可能性がある第1軌道輪の周面部分に、第1円筒ころが接触することがない。したがって、第1円筒ころの転動性能が、第1鍔輪の嵌合によって付いた第1軌道輪の周面の傷によって、低下することがない。また、同様に、上記第2鍔輪接触可能部分が、第2円筒ころ接触可能部分に接触することがないから、第2鍔輪の摺動によって傷が付く可能性がある第1軌道輪の周面部分に、第2円筒ころが接触することがない。したがって、第2円筒ころの転動性能が、第2鍔輪の嵌合によって付いた第1軌道輪の周面の傷によって、低下することがない。
また、本発明の円筒ころ軸受装置は、
円筒軌道面と、鍔部とを周面に有し、上記鍔部は、上記円筒軌道面の軸方向の一方側のみに存在する第1軌道輪と、
第1円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面に軸方向に間隔をおいて位置する第2円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面と上記第2円筒軌道面との間に位置して径方向の上記第1軌道輪側に突出する鍔部とを有する第2軌道輪と、
上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面との間に配置されると共に、上記第1軌道輪の上記鍔部に接触可能な第1円筒ころと、
上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第2円筒軌道面との間に配置された第2円筒ころと、
上記第1軌道輪の上記周面において上記第2円筒ころよりも軸方向の外方に位置する周面部分に嵌合された鍔輪と
を備えることを特徴としている。
第1軌道輪の周面に嵌合する二つの鍔輪のうちの一方を、第1軌道輪の周面と一体の鍔部に取り換えても、上述の課題を解決できることは言うまでもない。
本発明によれば、上記鍔輪が、第1軌道輪の周面に嵌合される構成であるから、鍔輪の軸方向の寸法を、軸部材や筒部材に嵌合される潤滑剤給脂用の通路の有無や、その潤滑剤給脂用の通路の寸法に無関係に小さくすることができる。したがって、従来の構成よりも、円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくすることができる。
また、上記鍔輪が、第1軌道輪の周面に嵌合される構成であって、軸部材や筒部材に嵌合される構成でないから、軸部材の外周面や筒部材の内周面に開口する通路によって、鍔輪の組み付け性が影響を受けることがない。したがって、従来の構成よりも円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくできると同時に、上記鍔輪の組み付け性も良好なものにすることができる。
また、一実施形態では、
上記第1軌道輪の上記周面において上記鍔輪が接触可能である鍔輪接触可能部分は、上記周面において上記第2円筒ころが接触可能である第2円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置している。
上記実施形態によれば、上記鍔輪接触可能部分が、第2円筒ころ接触可能部分に接触することがないから、鍔輪の摺動によって傷が付く可能性がある第1軌道輪の周面部分に、第2円筒ころが接触することがない。したがって、第2円筒ころの転動性能が、上記鍔輪の嵌合によって付いた第1軌道輪の周面の傷によって、低下することがない。
本発明の円筒ころ軸受装置によれば、鍔輪が、第1軌道輪の周面に嵌合される構成であるから、鍔輪の軸方向の寸法を、嵌合される軸部材や筒部材の潤滑剤給脂用の通路の有無や、その潤滑剤給脂用の通路の寸法に無関係に小さくすることができる。したがって、従来の構成よりも、円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくすることができる。
また、鍔輪が、第1軌道輪の周面に嵌合される構成であって、軸部材や筒部材に嵌合される構成でないから、軸部材の外周面や筒部材の内周面に開口する通路によって、鍔輪の組み付け性が影響を受けることがない。したがって、従来の構成よりも円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくできると同時に、鍔輪の組み付け性も良好なものにすることができる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、軸部材に組み付けられている最中の本発明の一実施形態の円筒ころ軸受装置を示す模式断面図である。
この円筒ころ軸受装置は、圧延装置のバックアップロールの一部をなしている。この円筒ころ軸受装置は、第1軌道輪としての内輪1と、第2軌道輪としての外輪2と、複数の第1円筒ころ3と、複数の第2円筒ころ4と、第1鍔輪5と、第2鍔輪6とを備える。
上記内輪1は、軸部材50の外周面に、すきま嵌めにより外嵌されて固定されている。上記内輪1は、円筒軌道面11と、潤滑剤案内通路12とを有する。上記潤滑剤案内通路12は、内輪1を貫通している。上記潤滑剤案内通路12は、円筒軌道面の軸方向の略中央に開口している。上記潤滑剤案内通路12は、延在方向に垂直な断面が円形であり略径方向に延在している。
上記外輪2は、第1円筒軌道面21と、第2円筒軌道面22と、鍔部23とを有し、第1円筒軌道面21の内径は、第2円筒軌道面22の内径と略一致している。また、上記鍔部23は、軸方向において第1円筒軌道面21と第2円筒軌道面22との間に位置している。上記外輪2の外周面は、圧延機のワークロールに接触するようになっている。上記外輪2は、ワークロールからワークロールの回転に起因するモーメント力を受けて回転するようになっている。
上記複数の第1円筒ころ3は、外輪2の第1円筒軌道面21と内輪1の円筒軌道面11との間に、保持器7によって保持された状態で、周方向に互いに間隔をおいて配置されている。上記各第1円筒ころ3は、外輪2の鍔部23の軸方向の一方の端面に当接している。
また、上記複数の第2円筒ころ4は、外輪2の第2円筒軌道面22と内輪1の円筒軌道面11との間に、保持器7によって保持された状態で、周方向に互いに間隔をおいて配置されている。上記各第2円筒ころ4は、外輪2の鍔部23の軸方向の他方の端面に当接している。
上記第1鍔輪5は、内輪1の外周面において第1円筒ころ3よりも軸方向の外方側に位置する第1外周面部分に外嵌されている。また、上記第2鍔輪6は、内輪1の外周面において第2円筒ころ4よりも軸方向の外方側に位置する第2外周面部分に外嵌されている。
図1に示すように、上記軸部材50は、潤滑剤給脂用の通路53を内部に有し、その通路53は、軸部材50の外周面に開口している。上記通路53は環状溝55と内部通路56を有している。上記内部通路56は軸方向延在部57と径方向延在部58とを有している。上記軸方向延在部は、図示しない外部の潤滑剤供給装置に連通し、上記径方向延在部58は上記環状溝55に開口している。外部の潤滑剤供給装置から供給される潤滑剤は、軸方向延在部57と、径方向延在部58とを通って、環状溝55に供給される。上記環状溝55の開口の軸方向の寸法は、第1鍔輪5の軸方向の寸法よりも大きく、かつ、第2鍔輪6の軸方向の寸法よりも大きくなっている。上記内輪1の軸方向の寸法は、上記環状溝55の開口の軸方向の寸法よりも大きくなっている。
図1は、軸部材50の外周面に矢印の方向に挿入されている最中の円筒ころ軸受装置を示している。図1を参照して、上記円筒ころ軸受装置は、軸部材50の外周面において、軸部材50の潤滑剤給脂用の通路53の環状溝55と内輪1の潤滑剤案内通路12とが連通する位置(径方向に重なる位置)に固定されるようになっている。
上述のように、この円筒ころ軸受装置は、バックアップロールの一部をなしている。この円筒ころ軸受装置の軸方向の両側には、サドル(図示しない)が存在している。上記内輪1の軸方向の一方側の端面および第1鍔輪5の軸方向の第1円筒ころ3側とは反対側の端面は、円筒ころ軸受装置の一方の側に位置するサドルに略当接している。また、上記内輪1の軸方向の他方側の端面および第2鍔輪6の軸方向の第2円筒ころ4側とは反対側の端面は、円筒ころ軸受装置の他方の側に位置するサドルに略当接している。
図2は、上記第1鍔輪5の軸方向の模式拡大断面図である。
上記第1鍔輪5は、円筒内周面69、第1面取部70、第2面取部71、第1端面74、第2端面75を有する。上記第1端面74は、第1鍔輪5の第1円筒ころ3側に位置している。上記第1面取部70は、円筒内周面69と、第1端面74とを接続している。また、上記第2面取部71は、円筒内周面69と、第2端面75とを接続している。上記第1鍔輪5は、上記第1端面74が第1円筒ころ3に当接可能に配置される。第2鍔輪6は、第1鍔輪5と同じ形状に形成され、上記第1端面74が第2円筒ころ4に当接可能に配置される。
図2に示すように、上記第1面取部70は、軸方向の幅を有し、第1鍔輪5の第1面取部70は、内輪1に接触することがない。この実施形態では、第1鍔輪5の軸方向の移動範囲は、第1面取部70の軸方向の幅よりも小さくなるように設定されている。
したがって、この実施形態では、上記第1鍔輪5の軸方向の移動範囲が、第1面取部70の軸方向の幅の範囲内に抑えられているから、内輪1の外周面において第1円筒ころ3と接触する部分と、内輪1の外周面において第1鍔輪5と接触する部分とが、オーバーラップすることがない。したがって、第1鍔輪5の内輪1への外嵌によって、第1円筒ころ3の軌道面の表面粗さが粗くなることがない。
言い換えると、この実施形態では、上記内輪1の外周面において、第1鍔輪5が接触可能である第1鍔輪接触可能部分は、内輪1の外周面において、第1円筒ころ3が接触可能である第1円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置している。
更に詳しくは、上記第1円筒ころ3が、第1鍔輪5側に力を受けて、第1円筒ころ3から力を受けた第1鍔輪5が、サドルに力を与えて、反作用の原理によって、第1鍔輪5がサドルから反力を受けている状態で、内輪1の外周面において第1円筒ころ3が接触している位置は、第1鍔輪5が、第1円筒ころ3側に力を受けて、第1鍔輪5から力を受けた第1円筒ころ3が、鍔部23に力を与えて、反作用の原理によって、第1円筒ころ3が鍔部23から反力を受けている状態で、内輪1の外周面において第1鍔輪5が接触している位置に対して軸方向に間隔をおいて位置している。
また、詳述しないが、この実施形態では、上記内輪1の外周面において、第2鍔輪6が接触可能である第2鍔輪接触可能部分も、内輪1の外周面において、第2円筒ころ4が接触可能である第2円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置している。
例えば、内輪1の軸方向の他方側の端面と、第2鍔輪6の軸方向の他方側の端面とを、軸方向の他方の側にあるサドルの径方向に延在する平面である軸方向の一方側の端面に当接させ、第1鍔輪5を軸方向の他方側に押し込み、第1鍔輪5と、第1円筒ころ3と、鍔部23と、第2円筒ころ4と、第2鍔輪6と、の間の隙間をなくした状態での、第1鍔輪5の円筒内周面69が当接する内輪1の外周面の軸方向の範囲を、第1範囲とする。また、内輪1の軸方向の一方側の端面と、第1鍔輪5の軸方向の一方側の端面とを、軸方向の一方の側にあるサドルの径方向に延在する平面である軸方向の他方側の端面に当接させ、第2鍔輪6を軸方向の一方側に押し込み、第2鍔輪6と、第2円筒ころ4と、鍔部23と、第1円筒ころ3と、第1鍔輪5と、の間の隙間をなくした状態での、第1円筒ころ3の転走面が当接する内輪1の外周面の軸方向の範囲を、第2範囲とする。このとき、上記第1範囲と、上記第2範囲とが、重ならないように、第1円筒ころ3と当接する第1端面74と、円筒内周面69とを接続する第1面取部70の軸方向寸法が決められている。
また、同様に、内輪1の軸方向の一方側の端面と、第1鍔輪5の軸方向の一方側の端面とを、軸方向の一方の側にあるサドルの径方向に延在する平面である軸方向の他方側の端面に当接させ、第2鍔輪6を軸方向の一方側に押し込み、第2鍔輪6と、第2円筒ころ4と、鍔部23と、第1円筒ころ3と、第1鍔輪5と、の間の隙間をなくした状態での第2鍔輪6の円筒内周面69が当接する内輪1の外周面の軸方向の範囲を、第3範囲とする。また、内輪1の軸方向の他方側の端面と、第2鍔輪6の軸方向の他方側の端面とを、軸方向の他方の側にあるサドルの径方向に延在する平面である軸方向の一方側の端面に当接させ、第1鍔輪5を軸方向の他方側に押し込み、第1鍔輪5と、第1円筒ころ3と、鍔部23と、第2円筒ころ4と、第2鍔輪6と、の間の隙間をなくした状態での、第2円筒ころ4の転走面が当接する内輪1の外周面の軸方向の範囲を、第4範囲とする。このとき、上記第3範囲と、上記第4範囲とが、重ならないように、第2円筒ころ3と当接する第1端面74と、円筒内周面69とを接続する第1面取部70の軸方向寸法が決められている。
上記第1鍔輪5の軸方向の第1円筒ころ3側の第1面取部70の軸方向の幅と、第2鍔輪6の軸方向の第2円筒ころ4側の第1面取部70の軸方向の幅とは、第1鍔輪5の軸方向の一方側の端面と内輪1の軸方向の一方側の端面との軸方向位置を一致させ、かつ、第2鍔輪6の軸方向の他方側の端面と内輪1の軸方向の他方側の端面との軸方向位置を一致させたときに生じる、第1鍔輪5と、第1円筒ころ3と、鍔部23と、第2円筒ころ4と、第2鍔輪6と、の間に生じる軸方向の隙間の合計した値よりも大きくなっている。
このことにより、上記第1鍔輪5と、第2鍔輪6との両方が内輪の両端面によりも内側になるよう組み付け、外輪2の鍔部23から、軸方向の一方側への力が作用することで、第1円筒ころ3を介して第1鍔輪5が軸方向の一方側へ移動しても、第1円筒ころ3が、第1鍔輪5の円筒内周面69の存在した範囲に入り込むことがなく、また、外輪2の鍔部23から、軸方向の他方側への力が作用することで、第2円筒ころ4を介して第2鍔輪6が軸方向の他方側へ移動しても、第2円筒ころ4が、第2鍔輪6の円筒内周面69の存在した範囲に入り込むことがないのである。
上記実施形態の円筒ころ軸受装置によれば、上記第1鍔輪5および第2鍔輪6が、内輪1の外周面に外嵌される構成であるから、第1、第2鍔輪5,6の軸方向の寸法を、軸部材50の潤滑剤給脂用の通路の有無や、その潤滑剤給脂用の通路の寸法に無関係に小さくすることができる。
すなわち、上記実施形態の円筒ころ軸受装置のように、上記軸部材50の潤滑剤給脂用の通路53の開口の軸方向の寸法が、鍔輪5,6の軸方向の寸法よりも大きくても、軸部材50に対する円筒ころ軸受装置の組み付け時に、鍔輪5,6が、上記潤滑剤給脂用の通路53に落ち込んだりひっかかったりすることが一切なくて、鍔輪5,6の軸方向の寸法がいくら小さくても軸部材50に対する円筒ころ軸受装置の組み付けに支障がでることがない。したがって、鍔輪5,6の軸方向の寸法を格段に小さくできる分、その分、円筒ころ3,4の軸方向の寸法を格段に大きくできるから、従来の構成よりも、円筒ころ軸受装置の負荷容量を格段に大きくすることができる。
また、上記第1、第2鍔輪5,6が、内輪1の外周面に外嵌される構成であって、軸部材50に外嵌される構成でないから、軸部材50の外周面に開口する通路53によって、第1、第2鍔輪5,6の組み付け性が影響を受けることがない。したがって、従来の構成よりも円筒ころ軸受装置の負荷容量を大きくできると同時に、第1、第2鍔輪5,6の組み付け性も良好なものにすることができる。
また、上記実施形態の円筒ころ軸受装置によれば、上記第1鍔輪接触可能部分が、上記第1円筒ころ接触可能部分に接触することがなくて、第1鍔輪5の軸方向の摺動によって傷が付く可能性がある内輪1の外周面部分に、第1円筒ころ3が接触することがない。したがって、上記第1円筒ころ3の転動性能が、第1鍔輪5の嵌合に基づく内輪1の外周面の傷によって、低下することがない。また、同様に、上記第2鍔輪接触可能部分が、第2円筒ころ接触可能部分に接触することがなくて、第2鍔輪6の軸方向の摺動によって傷が付く可能性がある内輪1の外周面部分に、第2円筒ころ4が接触することがない。したがって、上記第2円筒ころ4の転動性能が、第2鍔輪6の嵌合によって付いた内輪1の外周面の傷によって、低下することがない。
尚、上記実施形態の円筒ころ軸受装置では、上記内輪1の外周面の軸方向の両端部の夫々に、鍔輪5,6を外嵌する構成であった。しかしながら、この発明では、変形例の円筒ころ軸受装置の軸方向の模式断面図である図3に示すように、内輪201の外周面の軸方向の一端部に、内輪201の円筒軌道面211と一体の鍔部205を形成すると共に、内輪201の外周面の軸方向の他端部に、内輪201と別体の鍔輪206を外嵌する構成であっても良い。図3も、図1同様に軸部材50の外周面に矢印の方向に挿入されている最中の円筒ころ軸受装置を示し、この円筒ころ軸受装置は、潤滑剤給脂用の通路の環状溝55と内輪201の潤滑剤案内通路とが連通する位置(径方向に重なる位置)に固定されるようになっている。
尚、この場合においても、内輪201の外周面において鍔輪206が接触する鍔輪接触部分が、内輪201の外周面において、鍔輪206に当接する円筒ころ204が接触する接触円筒ころ接触部分に対して、軸方向に間隔をおいて位置しているのが好ましいことは、言うまでもない。
また、この場合において、内輪201が第1軌道輪を構成し、外輪202が、第2軌道輪を構成していることは、言うまでもない。また、この場合において、外輪202の鍔部223が、内輪201の鍔部205に当接する第1円筒ころ203が転動する外輪202の第1円筒軌道面221と、鍔輪206に当接する第2円筒ころ204が転動する外輪202の第2円筒軌道面222との間に位置する鍔部を構成していることは、勿論である。
また、上記実施形態の円筒ころ軸受装置では、円筒ころ3,4が軸方向に2列に亘って配置されていたが、この発明では、円筒ころは、軸方向に3列以上の列に亘って配置されていても良い。
例えば、他の変形例の円筒ころ軸受装置の軸方向の模式断面図である図4に示すように、円筒ころ303,304,308が、軸方向に3列に配置されている円筒ころ軸受装置において、第1鍔輪305を、内輪301の外周面において、3列に配置された円筒ころ303,304,308の軸方向の一方の側の外方に位置する第1外周面部分に外嵌すると共に、第2鍔輪306を、内輪301の外周面において、3列に配置された円筒ころ303,304,308の軸方向の他方の側の外方に位置する第2外周面部分に外嵌する構成であっても良い。
尚、図4において、312および313は、内輪301に形成された潤滑剤案内通路を示し、353および359は、軸部材350に形成された潤滑剤給脂用の通路である。上記通路353,359は、それぞれ環状溝と径方向延在部とを有し、各径方向延在部は、1つの軸方向延在部に連通している。また、この場合において、内輪301が第1軌道輪を構成し、外輪302が第2軌道輪を構成している。また、3列に配置された円筒ころ303,304,308のうちで、軸方向の第1鍔輪305側の一端に位置する円筒ころ303が、第1円筒ころを構成し、3列に配置された円筒ころ303,304,308のうちで、軸方向の第2鍔輪306側の他端に位置する円筒ころ304が、第2円筒ころを構成している。また、上記外輪302において、一端の第1円筒ころ303と中央の第3円筒ころ308の間に位置する第1鍔部323と、外輪302において、他端の第2円筒ころ304と中央の第3円筒ころ308の間に位置する第2鍔部324とが、外輪302の第1円筒軌道面321と第2円筒軌道面322との間に位置する鍔部を構成している。図4も、図1同様に軸部材350の外周面に矢印の方向に挿入されている最中の円筒ころ軸受装置を示し、この円筒ころ軸受装置は、2つの潤滑剤給脂用の通路353,359の環状溝と内輪301の潤滑剤案内通路312,313とがそれぞれ連通する位置(径方向に重なる位置)に固定されるようになっている。
また、上記実施形態の円筒ころ軸受装置では、内輪1が鍔を有する構成であって、内輪1の鍔を、内輪1の外周面に外嵌された鍔輪5,6によって構成した。しかしながら、この発明では、外輪が径方向の内方に突出する鍔を有する構成であって、外輪の鍔を、外輪の内周面に内嵌された鍔輪によって構成しても良い。
軸部材に組み付けられている最中の本発明の一実施形態の円筒ころ軸受装置を示す模式断面図である。 上記実施形態の円筒ころ軸受装置の第1鍔輪の軸方向の模式拡大断面図である。 変形例の円筒ころ軸受装置の軸方向の模式断面図である。 他の変形例の円筒ころ軸受装置の軸方向の模式断面図である。
符号の説明
1,201,301 内輪
2,202,302 外輪
3,203,303 第1円筒ころ
4,204,304 第2円筒ころ
5,305 第1鍔輪
6,306 第2鍔輪
11,211 内輪の円筒軌道面
12 潤滑剤案内通路
21,221,321 外輪の第1円筒軌道面
22,222,322 外輪の第2円筒軌道面
23,223,323,324 外輪の鍔部
50 軸部材
53 潤滑剤給脂用の通路
70 第1面取部
205 鍔部
206 鍔輪

Claims (4)

  1. 円筒軌道面を周面に有する第1軌道輪と、
    第1円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面に軸方向に間隔をおいて位置する第2円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面と上記第2円筒軌道面との間に位置して径方向の上記第1軌道輪側に突出する鍔部とを有する第2軌道輪と、
    上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面との間に配置された第1円筒ころと、
    上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第2円筒軌道面との間に配置された第2円筒ころと、
    上記第1軌道輪の上記周面において上記第1円筒ころよりも軸方向の外方に位置する第1周面部分に嵌合された第1鍔輪と、
    上記第1軌道輪の上記周面において上記第2円筒ころよりも軸方向の外方に位置する第2周面部分に嵌合された第2鍔輪と
    を備えることを特徴とする円筒ころ軸受装置。
  2. 請求項1に記載の円筒ころ軸受装置において、
    上記周面において上記第1鍔輪が接触可能である第1鍔輪接触可能部分は、上記周面において上記第1円筒ころが接触可能である第1円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置し、
    かつ、上記周面において上記第2鍔輪が接触可能である第2鍔輪接触可能部分は、上記周面において上記第2円筒ころが接触可能である第2円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置していることを特徴とする円筒ころ軸受装置。
  3. 円筒軌道面と、鍔部とを周面に有し、上記鍔部は、上記円筒軌道面の軸方向の一方側のみに存在する第1軌道輪と、
    第1円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面に軸方向に間隔をおいて位置する第2円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面と上記第2円筒軌道面との間に位置して径方向の上記第1軌道輪側に突出する鍔部とを有する第2軌道輪と、
    上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第1円筒軌道面との間に配置されると共に、上記第1軌道輪の上記鍔部に接触可能な第1円筒ころと、
    上記第1軌道輪の上記円筒軌道面と、上記第2円筒軌道面との間に配置された第2円筒ころと、
    上記第1軌道輪の上記周面において上記第2円筒ころよりも軸方向の外方に位置する周面部分に嵌合された鍔輪と
    を備えることを特徴とする円筒ころ軸受装置。
  4. 請求項3に記載の円筒ころ軸受装置において、
    上記第1軌道輪の上記周面において上記鍔輪が接触可能である鍔輪接触可能部分は、上記周面において上記第2円筒ころが接触可能である第2円筒ころ接触可能部分に対して軸方向に間隔をおいて位置していることを特徴とする円筒ころ軸受装置。
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