JP2010076940A - 車体接続システム及びそれを使用するクレーン - Google Patents

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Abstract

【課題】クレーンを1つの現場から次の現場に運搬できるように、4つ以上の部品に容易に分解し、運搬し、新しい現場で再び組み立てるための運搬可能なセクションに分解される車体、及びリングギヤを提供する。
【解決手段】移動式リフトクレーンは、側部部材11及び端部横断部材13を現場間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるように切り離すことができる車体接続部により互いに接続される2つの側部部材11と2つの端部横断部材13とから形成される車体12を含む。好ましくは、2つの側部部材11は車体12の形成時に互いに交換可能であり、2つの端部横断部材13も互いに交換可能である。さらに、側部部材11及び端部横断部材13の各々は、ローラ通路のセクションと、運搬及び組み立て中にローラ通路に取り付けられるリングギヤのセクションとを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体に取り付けられるクローラを使用する移動式リフトクレーンのようなクレーン用の車体接続システムに関する。本発明は、車体部材を容易に分離し、各々の現場で再び接続できるような接続システムを提供する。
移動式リフトクレーンは、典型的に、可動地面係合部材を有する車体と、地面係合部材に対し旋回できるように車体に回転可能に接続される旋回体と、旋回体の前側部分に枢動可能に取り付けられるブームであって、それから吊り荷ホイストラインが延在するブームと、クレーンが吊り荷を持ち上げるときにクレーンの平衡を保つことを補助するカウンタウエイトとを含む。異なるタイプの地面係合部材、特に、トラックに取り付けられるクレーン用のタイヤ、及びクローラが在る。クローラは、典型的に、フレーム、フレームに支持される少なくとも1つの駆動タンブラ及び、フレームの周りに巻き付けられかつシューの複数が駆動タンブラと接触するように駆動タンブラに係合する複数の接続された無限軌道シューから形成される無限軌道とを有する。多くのクレーンは、2つのクローラ、すなわち車体の両側に1つのクローラを有する。しかし、4つのクローラ、すなわち車体の両側に2つのクローラを有するクレーンが在る。
クレーンは、様々な場所に使用されることが多いので、1つの現場から次の現場に運搬できるように設計する必要がある。機械が大型で重い場合、クレーンの移動は大変困難な仕事になり得る。例えば、車軸荷重に対する高速道路の制限が遵守されなければならず、また頭上の障害物によって、現場への長くて不便な経路が定められる場合がある。クレーンのような大型建設機械の移動性を改善する1つの解決方法は、クレーンをより小さな、より取り扱いやすい構成要素に分解することである。その結果、別個の構成要素を新たな現場に運搬することができ、ここでこれらが再び組み立てられる。例えば、典型的な方法は、クローラをクレーン車体から別個に切り離し、取り外し、また運搬することであった。非常に大型のクレーンでは、車体を個々の部材に分離することも必要であり得る。クレーンを容易に分解しかつ設置できることは、クレーンの合計使用コストに影響を及ぼす。従って、クレーンの設置のために工数がほとんど必要とされない点で、クレーン所有者には直接の利点がある。
従来型クレーンでは、クローラの各々は、典型的に、クレーンの車体にボルト止めされる。クローラとクレーン車体との間の接続部は、極めて大きな荷重に耐えなければならないので、これら接続部に使用されるボルトの大きさ及び数は相当なものになる可能性がある。したがって、クローラの各々をクレーンの車体から取り外すには、通常、クローラの各々からの車体接続部への多くの大型ボルトを弛めて取り外すことが必要である。クレーン構成要素が新たな現場に供給されると、クローラを車体と慎重に整列しなければならず、次に、クローラと車体接続部の各々のためにボルトの各々を再び挿入して締め付けなければならない。その結果、クレーンに対するクローラの切り離し及び再接続は、困難でありかつ時間のかかる作業になることがある。
車体それ自体については、クレーン設計では、現場で車体が部品から組み立てられた。1つの特定の設計では、中央セクションに2つの端部セクションが取り付けられた。このように、車体の大きさは、3つの別個の運搬トレーラーで運搬できる最大の大きさに制限された。公知の従来の設計における他の問題の1つは、クレーンが作動しているときに典型的には車体上に保持されるリングギヤ及びローラ通路を車体の組立後に車体に付加しなければならなかったことである。通常リングギヤ及びローラ通路セクションは車体にボルト止めされるので、これは時間のかかる作業である。車体セクションにこれらの部品を含めることは、困難をもたらすが、この理由は、これらの部品が一旦組み立てられると非常に近接して整合させなければならないからである。しかし、大きな車体セクションを操作し、現場でそれらを一体に取り付けようとするとき、一方の部品を下降させ、次に他方の部品を下降させることによって、及び、接続が形成されるとき部品を共に引っ張るために下降される部品の重量に依拠する接続システムを有することによって、車体セクションをまとめることができるなら、アセンブリを形成することはより容易である。しかし、このタイプの接続では、滑らかなローラ通路及び中断のないリングギヤを設けるために、車体セクションにすでにボルト止めされたリングギヤ及びローラ通路セクションを十分に互いに近接させることは困難である。構成要素がすべて独立しており、アセンブリに付加されるべき次の部品が順次到着するように、まさに正しい順序で現場で供給するために段階づけしなければならない場合、他の困難が生じる。このように、4つ以上の部品に容易に分解して、運搬し、次に新しい現場で再び組み立てることができる車体、及びリングギヤの部分を各々が含む運搬可能なセクションに分解できる車体が依然として必要とされている。
本発明は、少なくとも4つの部品に分解できる車体を有するクレーンを含む。本発明はまた、別個に運搬可能な部材から構成される車体を有するクレーンを含み、この場合、車体部材の各々はローラ通路のセクションと、ローラ通路に取り付けられるリングギヤのセクションとを有する。本発明はまた、車体セクションがそれらの組立状態と同一のそれぞれの高さに双方ともに在る場合、車体セクションを並んだ位置から共に接続できる方法を含む。
第1の態様では、本発明は、側部部材及び端部横断部材を現場の間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるように切り離すことができる車体接続部により、各側部部材が各端部横断部材に接続されるように2つの側部部材と2つの端部横断部材とから形成される車体と、車体を地面から持ち上げる地面係合部材と、地面係合部材に対し旋回できるように車体に回転可能に接続される旋回体と、旋回体に枢動可能に取り付けられるブームとを備えるリフトクレーンである。
第2の態様では、本発明は、複数の部材から形成される車体であって、部材を現場間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるように切り離すことができる車体接続部により、各部材が他の部材に接続され、部材の各々が、ローラ通路のセクションと、ローラ通路に取り付けられるリングギヤのセクションとを有する車体と、車体を地面から持ち上げる地面係合部材と、車体に回転可能に接続される旋回体であって、車体上の旋回体を支持するローラ通路に位置決めされるローラと、リングギヤの歯と係合する少なくとも1つの駆動ギヤとを含み、この結果、地面係合部材に対し旋回できる旋回体と、旋回体に枢動可能に取り付けられるブームとを備えるリフトクレーンである。
第3の態様では、本発明は、操業中にリフトクレーンを組み立てる方法であって、リフトクレーンが、i)車体と、ii)車体を地面から持ち上げる地面係合部材と、iii)地面係合部材に対し旋回できるように車体に回転可能に接続される旋回体と、iv)旋回体に枢動可能に取り付けられるブームであって、それから吊り荷ホイストラインが延在するブームとを有し、方法が、a)車体を形成するときに互いに交換可能な第1及び第2の側部部材を用意し、車体を形成するときに互いに交換可能な第1及び第2の端部横断部材を用意するステップであって、側部部材及び端部横断部材を現場間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるように切り離すことができる車体接続部により、各側部部材が各端部横断部材に接続可能であるステップと、b)第1側部部材及び第1端部横断部材が長手方向に隔てられるが、互いに同一の相対的な垂直位置に在り、この結果、車体を形成するために1回で接続され得るように、第1側部部材と第1端部横断部材とを配向するステップと、c)第1側部部材及び第1端部横断部材を接続位置に水平にのみ移動させるステップと、d)第1側部部材を第1端部横断部材に固定するステップと、e)第2側部部材及び第2端部横断部材を、組み合わせた第1側部部材及び第1端部横断部材に接続するステップと、を含む方法である。
好ましいクレーンの車体は、少なくとも2つの側部部材と2つの端部横断部材とに車体を分解し、別個の部材として新しい現場に運搬し、次に、新しい現場で迅速に組み立てることを可能にするコネクタを含む。接続システムは、並んだ位置から横方向の相対的な移動のみによって、車体セクションを接続することを可能にする。さらに、リングギヤ及びローラ通路のセクションは、車体セクションに永続的にボルト止め維持されることができる。好ましい実施形態では、2つの側部部材は、2つの端部横断部材と同様に互いに交換可能であり、アセンブリの前の該セクションの段階づけを単純化する。本発明のこれらの及び他の利点、ならびに本発明それ自体は、添付図面を参照してより容易に理解されるであろう。
本発明の車体を利用するクレーンは、トラニオン接続を通して、組み立てられた車体へのクローラの接続システムに関する他の発明を利用してもよい。この結果、本明細書は、クローラ接続システムと、本発明の車体接続部の両方を記載している。図面はまた両方の発明を示している。
本発明を使用する移動式リフトクレーンの側面図である。 図1のクレーンの斜視図である。 図1のクレーンに使用される車体及びクローラの斜視図である。 図1のクレーンに使用される車体を構成する端部横断部材の斜視図である。 格納位置に車体ブレースを有する図1のクレーンに使用される車体を構成する側部部材の斜視図である。 図1のクレーンの車体の側部部材と端部横断部材との間の接続部の斜視図である。 図1のクレーンの側部部材と端部横断部材及び一方のクローラの分解斜視図である。 運搬トレーラーの図1のクレーンの組み合わせたクローラ及びトラニオンアセンブリの斜視図である。 クローラ又は車体部材から別個に運搬するための運搬トレーラー上の、図1のクレーンの4つのトラニオンの斜視図である。 運搬トレーラーの図1のクレーンの組み合わせた車体ビーム及びトラニオンアセンブリの斜視図である。 トラニオンが車体部材に取り付けられたか又は車体部材から取り外されたときのアセンブリを示している図1のクレーンのトラニオン及び車体部材の断面図である。 図1のクレーンの車体部材に取り付けられたときのトラニオンの断面図である。 図9の車体部材に取り付けられたトラニオンの部分断面斜視図である。 図8の線10−10に沿った断面図である。 図5に示したような運搬モードの図1のクレーンに使用されるクローラ及びトラニオンアセンブリの部分的に破断された平面図である。 図11の線12−12に沿った断面図である。 運搬構成から作業位置に移動される図1のクレーンに使用されるクローラ及びトラニオンアセンブリの部分的に破断された平面図である。 図13の線14−14に沿った断面図である。 図9と同様の部分分解断面図であるが、クローラが、すでに車体の適所にあるトラニオンに組み立てられる第1ステップを示している。 図9と同様の断面図であるが、クローラが、すでに車体の適所にあるトラニオンに組み立てられる第2ステップを示している。 図8と同様の断面図であるが、車体に組み立てられる、組み合わせたクローラ及びトラニオンを示している。 図9と同様の断面図であるが、トラニオン上の適所にあるクローラを示しており、クローラ及び車体は作業位置に在る。 図17のようなクローラフレームに取り付けられたトラニオンの部分的に破断された斜視図である。 図17の線18−18に沿った断面図である。 図9の線19−19に沿った端部立面図であるが、トラニオン構成要素のみを示している。 図8のトラニオンアセンブリに使用される管状部材の斜視図である。 図8のトラニオンアセンブリに使用される油圧シリンダの斜視図である。 図21の線22−22に沿った断面図である。 図9Aに示したようなトラニオンアセンブリを車体に接続するために使用される保持プレートの斜視図である。 車体端部のトラニオン管状部材の端部に取り付けられたブラケットの斜視図である。 クローラフレーム端部のトラニオン管状部材の端部に取り付けられたブラケットの斜視図である。 図9のトラニオンアセンブリに使用される長手方向シリンダガイドの部分的に破断された側面図である。 図26の長手方向シリンダガイドの部分的に破断された平面図である。 図9のクローラフレームコネクタの横断方向部材の部分斜視図である。 図9に示したようなトラニオンアセンブリを車体に固定するために使用される保持リングの斜視図であり、保持リングは閉位置に在る。 図17に示したようなクローラフレームをトラニオンアセンブリに固定するために使用される保持リングの一方の半部の斜視図であり、他方の半部は同一である。 図17に示したようなトラニオンアセンブリをクローラフレームに接続して、クローラフレームを作業位置に移動させるために使用される頂部ショートリンクの斜視図である。 図17に示したようなトラニオンアセンブリをクローラフレームに接続して、クローラフレームを作業位置に移動させるために使用される底部ショートリンクの斜視図である。 トラニオンアセンブリを図11に示したような運搬位置のクローラフレームに接続するために使用される長いリンクを共に形成する2つの部分リンクの斜視図である。 横断方向部材及び捕捉されたピンを図17Aに示したような油圧シリンダのピストン端部に接続するために使用されるリテーナの斜視図である。
次に、本発明についてさらに説明する。以下の文章では、本発明の異なる態様をより詳細に定義する。以下の文章のように定義される各態様は、相反する明確な記載がない限り、1つ又は複数の他の態様と組み合わせることができる。具体的には、好ましい又は有利であると示されるすべての特徴は、好ましい又は有利であると示される1つ又は複数の他の特徴と組み合わせることができる。
本発明は、他の形式の建設機械に適用性を有するが、図1と図2の作業形態に示した移動式リフトクレーン10に関連して説明する。移動式リフトクレーン10は、車体12とも称される下方構造体と、クローラ14と16の形態の可動地面係合部材とを含む。当然、2つの前側クローラ14及び2つの後側クローラ16が在り、その各々の1つのみを図1の側面図に見ることができる。当然、図示したクローラに加えて追加のクローラを使用することができる。
旋回体20は、旋回体が地面係合部材に対し旋回できるように車体12に回転可能に接続される。旋回体は、図3に最善に見える回転リング31で車体12に取り付けられ、この結果、旋回体20は地面係合部材14、16に対し軸線を中心に旋回できる。旋回体は、旋回体の前側部分に枢動可能に取り付けられるブーム22と、ブームの第1端部で旋回体に取り付けられるマスト28と、マストと旋回体の後側部分との間に接続される背面連結部材30と、支持部材33の上にカウンタウエイト43を有する可動式のカウンタウエイトユニット34とを支持する。カウンタウエイトは、支持部材33上の多数の積み重ねの個々のカウンタウエイト部材の形態でもよい。(図2は明瞭さのため単純化され、ブーム、マスト及び背面連結部材の全長を示していない)。
マスト28の頂部とブーム22の頂部との間のブームホイスト綱具装置25は、ブーム角度を制御するために使用され、カウンタウエイトを使用してクレーンによって持ち上げられる吊り荷の平衡を保つことができるように吊り荷を運搬する。吊り荷ホイストライン24は、ブーム22から伸長し、フック26を支持する。旋回体20は、運転室と綱具装置25及び吊り荷ホイストライン24用の引上げドラムのような、移動式リフトクレーンに通常見られる他の要素も含む。必要に応じて、ブーム22は、メインブームの頂部に枢動可能に取り付けられるラフィングジブ、又は他のブーム構成要素を備えてもよい。背面連結部材30は、マスト28の頂部に隣接して接続されるが、マストに接続された他の物と干渉しないようにマストの十分に下方に接続される。背面連結部材30は、図1に示すように圧縮荷重及び引張荷重の両方を支えるように設計される格子部材を備えてもよい。クレーン10では、引上げ、移動、設置作業のようなクレーンの操作中、マストは旋回体に対して固定した角度で保持される。
カウンタウエイトユニットは、旋回体20の残部に対し可動である。マストの頂部に隣接して接続される引張部材32は、吊り下げモードでカウンタウエイトユニットを支持する。カウンタウエイト移動構造は、カウンタウエイトユニットが、マスト頂部の前側の第1位置(図1の実線で示される)と、マスト頂部の後側の第2位置(図1の破線で示される)とを含む多数の位置に動かされ、そこに保持され得るように、旋回体とカウンタウエイトユニットとの間に接続される。
少なくとも1つのリニアアクチュエータ装置、この実施形態では、ラックピニオンアセンブリ36が、及び、第1端部で旋回体に第2端部でラックピニオンアセンブリ36に枢動可能に接続される少なくとも1つのアームが、カウンタウエイトの位置を変更するためにクレーン10のカウンタウエイト移動構造に使用される。アーム及びラックピニオンアセンブリ36は、その伸縮により旋回体に対するカウンタウエイトユニットの位置が変わるように、旋回体とカウンタウエイトユニットとの間に接続される。図2は、例えば、吊り荷がフック26から懸吊されるときに、カウンタウエイトユニットを中間位置に移動させる部分的に伸長したラックピニオンアセンブリ36を示している。
枢動フレーム40の中実溶接されたプレート構造は、旋回体20と、ラックピニオンアセンブリ36の第2端部との間に接続される。背面連結部材30は、必要なときにカウンタウエイト移動構造が脚部の間を通過することを可能にする間隔を空けた下方脚部を有するA字形構造を有する。リアアーム38は、枢動フレーム40とカウンタウエイトユニットとの間に接続される。1組のピン37は、リアアーム38と枢動フレーム40とを接続するために使用される。同様に、リアアーム38は、枢動フレーム40に接続する端部にアングル部分39を有する溶接されたプレート構造である。これにより、アーム38は、枢動フレーム40と一直線に直接接続できる。
クレーン10には、カウンタウエイト支持システム9が備えられ、このシステムは、引き上げ、移動、及び設置作業中にカウンタウエイトは決して地上に設置されないが、いくつかの国のクレーン規制に従う必要があり得る。カウンタウエイトユニット34は、旋回体の前側に対しかなり前方に移動できるので、支持システムのカウンタウエイト支持部が十分に離れていない限り、カウンタウエイト支持部は旋回操作に干渉するおそれがある。しかし、このことは、支持構造それ自体を非常に幅広くする。したがって、クレーン10は、伸縮式カウンタウエイト支持システムを含むカウンタウエイトユニットに取り付けられるカウンタウエイト支持構造を使用する。
カウンタウエイト支持システム9は、支持脚部41の形態の少なくとも2つの地面係合部材を含み、この部材は、吊り荷の突然の解放の場合にカウンタウエイトに支持を提供することができる。支持システムは、地面係合部材41の間の距離を調整できるように、地面係合部材41の間にかつそれらに接続される伸縮構造35を備える。カウンタウエイトユニット34は、カウンタウエイト支持システム9を取り外すことができるように構成され、クレーンはそのシステムと共にまたそれなしに機能できる。
図3、図3A、図3B、図3C及び図4に最善に示されているように、リフトクレーン10は、2つの側部部材11と、2つの端部横断部材、すなわち前側及び後側の車体ビームアセンブリ13とから形成される車体12を備える。各側部部材11は、各端部横断部材13に車体接続部により接続され、この車体接続部は、側部部材11と端部横断部材13を現場間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるように取り離すことができる。さらに、車体12は、側部部材11及び端部横断部材13から同様に分解可能な中央横断部材15を備える。中央横断部材15は、旋回体20がクローラ14、16に対し旋回できるように旋回体が枢動可能に取り付けられるキングピン17を含む。対角線ブレース19は、中央横断部材15及び他の車体部材に接続される。車体側部部材11には、車体部材が共に接続された後にクローラを接続できるように、車体の持ち上げを可能にするジャッキが装備されることが好ましい。回転リング31を形成するローラ通路及びリングギヤは、組立時間を低減するために車体部材と一体化されることが好ましい。
各側部部材11は、少なくとも1つの第1垂直フランジと、第1垂直フランジの厚さよりも大きな距離だけ隔てられた少なくとも2つの第2垂直フランジとを備える車体接続部により、各端部横断部材13に接続され、この結果、第1フランジは車体部材が接続されるときに第2フランジの間に嵌る。第1及び第2フランジの各々は、それらのそれぞれの側部部材11又は端部横断部材13に接続され、それらが取り付けられる基部と、突出前面とを有する。本実施形態に示したように、端部横断部材13の車体接続部の各々は、2つの第1垂直フランジ142と144を備え、側部部材11の車体接続部は、4つの第2垂直フランジ161、162、163と164を備える。第1及び第2の垂直フランジの各々は、フランジを貫通する2つの水平孔を有し、この水平孔は、第1垂直フランジが第2垂直フランジの間に配置されるときに、側部部材を端部横断部材に接続するフランジを通して2つのピンの配置を可能にするように寸法決めされかつ隔てられる。端部横断部材13の第1の垂直フランジ142と144は、底部孔146と頂部孔148とを含む。側部部材11の第2垂直フランジ161〜164は同様の孔を有する。このように、各車体接続は、第1及び第2の垂直フランジの孔を通して4つのピン168を挿入することによって行われる。
側部部材11は、互いに交換可能であることが好ましい。端部横断部材13も、車体を形成するときに互いに交換可能であることが好ましい。車体12を形成するために、第1側部部材11及び第1端部横断部材13は、最初に、それらが長手方向に隔てられるが、互いに同一の相対的な垂直位置に在るように配向され、この結果、それらは車体を形成するために1回で接続され得る。次に、第1側部部材及び第1端部横断部材が、接続位置に水平にのみ移動される。次に、第1側部部材が第1端部横断部材に固定される。最後に、第2側部部材11及び第2端部横断部材13が、組み合わせた第1側部部材及び第1端部横断部材に接続される。第2側部部材及び第2端部横断部材を、組み合わせた第1側部部材及び第1端部横断部材に接続するステップは、第2側部部材及び組み合わせた第1側部部材と第1端部横断部材が長手方向に隔てられるが、互いに同一の相対的な垂直位置に在り、この結果、車体を形成するために1回で接続され得るように、第2側部部材及び組み合わせた第1側部部材と第1端部横断部材を配置するステップと、第2側部部材を接続位置に水平にのみ移動させるステップとを含むことが好ましい。第2側部部材及び第2端部横断部材を、組み合わせた第1側部部材及び第1端部横断部材に接続するステップは、第2端部横断部材及び組み合わせた第1側部部材、第2側部部材及び第1端部横断部材が長手方向に隔てられるが、互いに同一の相対的な垂直位置に在り、この結果、車体を形成するために1回で接続され得るように、第2端部横断部材及び組み合わせた第1側部部材、第2側部部材及び第1端部横断部材を配置するステップと、第2端部横断部材を接続位置に水平にのみ移動させるステップとをさらに含むことが好ましい。当然、旋回体が枢動可能に取り付けられるキングピンを含む中央横断部材15は、接続された第1及び第2の側部部材と第1及び第2の端部横断部材に接続される。好ましくは、第1側部部材を第1端部横断部材に固定するステップは、対角線ブレース19を第1側部部材及び第1端部横断部材の中間点の間に接続するステップをさらに含む。
第1及び第2の垂直フランジの孔を整列し、ひいては迅速に車体部材を共に接続することを補助するために、好ましい車体接続システムは位置確認特徴部を含む。第1又は第2のフランジのいずれかは、2つの孔の高さの中間の高さにおいてフランジの突出前面に形成されるノッチを含み、第1フランジ及び第2フランジの他方は、2つの孔の高さの中間の高さにおいて突出前面に捕捉されたピンを含む。図示した実施形態では、ノッチ145が第1垂直フランジ142と144に設けられ、捕捉されたピン165は2つの第2垂直フランジの対の間に跨り、一方はフランジ161と162の間に、他方はフランジ163と164の間に跨る。ノッチ145の深さ、ピン165の位置及びピンとノッチのそれぞれの高さは、側部部材11が端部横断部材13と共に移動されるときにピン165がノッチ145に嵌合し、フランジの孔が整列されるように協働する。端部横断部材13のブラケット152と側部部材11のブラケット154との間に取り付けられる油圧シリンダ186(図3C)は、ピン168を挿入するために部材11と13を所定の位置に引き込むことを補助するように作動されることができる。次に、2つのピンが、操作位置で整列される第1側部部材及び第1端部横断部材の車体接続構造の孔を通して挿入されて、第1側部部材を前記第1端部横断部材に固定する。さらに、油圧式ピンプッシャが、4つのピン168の各々に隣接する側部部材11に好ましくは取り付けられ、油圧駆動により第1及び第2の垂直フランジの孔を通してピンを押す。
クレーン10は、車体を地面から持ち上げるクローラ14と16の形態の地面係合部材も含む。次に、クレーン10に取り付けられる好ましいクローラ用のクローラ接続システムについて説明する。以下に説明するクローラ接続システムは、本発明に従って形成される車体に使用することが好ましいが、本発明はまた、従来のクローラアセンブリ及びクローラ接続システムを有するクレーンに使用することができる。
クローラ14と16の各々は、少なくとも1つ、好ましくは2つの、クローラフレーム27に支持される駆動タンブラ23(図4)と、複数の接続された無限軌道シュー29から形成される無限軌道とを有し、無限軌道シューの各々は、地面係合表面と、地面係合表面と反対側の内面を有する。無限軌道は、複数のシューが駆動タンブラと接触し、無限軌道がフレームの周りを通過するように駆動タンブラ23の周りに巻き付けられる。
図4に示されているように、トラニオン50は、クローラフレーム27を車体12に接続する。トラニオン50は、前側及び後側の車体ビームアセンブリ13に取り付けることができ、クローラフレーム27の孔21内にも嵌合する。トラニオン50は長手方向軸線51を有する。クローラフレーム27は、軸線51を中心に車体12に対し枢動できるように車体12に取り付けられる。上述のように、トラニオン50は、それ自体で輸送トレーラー8で運搬されることができ、この場合、クレーンに使用される4つのすべてのトラニオン50は、同一のトレーラー(図6)で運搬してもよく、あるいはクローラ14、16(図5)に接続しつつ運搬してもよく、あるいは前側又は後側の車体ビームアセンブリ13(図7)に取り付けつつ運搬してもよい。当然、別個のトラニオン50の1つ以上は、最大の重量制限が遵守される限り、他のクレーン構成要素と同一のトレーラー8で運搬してもよい。
図8〜図19は、トラニオン50の細部について、車体ビームアセンブリ13及びクローラフレーム27に対するその接続状態、車体ビームアセンブリ又はクローラ内のその取付け状態、及び構成全体のその作業構造の状況を示している。図20〜図34は、トラニオンアセンブリ及び車体とクローラフレームに対するその接続部を構成するために使用される個々の構成要素を示している。上述のように、トラニオンを最初に車体ビームアセンブリ13内に取り付け、次にクローラを取り付けることができ、あるいはトラニオンをクローラに取り付け、次にクローラとトラニオンとの組み合わせを車体に取り付けてもよい。同様に、クローラに取り付けられると、トラニオンは、その作業位置(図13、図14と図16)、又は組み合わせたクローラ及びトラニオンの幅が運搬上の寸法制限に適合するように短縮される運搬位置(図11と図12)に取り付けることができる。
トラニオン50は、2つの主構成要素と、主な中空の中央管状部材52と、リニアアクチュエータ、好ましくは油圧シリンダを含む自動取付け機構とを有する。トラニオンアセンブリはまた、以下により詳細に説明する長手方向シリンダガイド59と端部ブラケット110と112とを含む。
クレーンが最初に設置されるとき、リニアアクチュエータは、クローラフレームと車体との間に接続され、主な中空の中央管状部材52を通して延在する。長手方向軸線51を有する管状部材52は、クレーン車体に接続するために構成された第1端部53と、クローラフレームに接続するために構成された第2端部54とを有する。図20は管状部材52を示している。好ましくは、端部53は、位置固定して車体に捕捉されるように構成され、一方、端部54は、トラニオンに対し、したがって長手方向軸線51を中心とする車体12に対しクローラフレーム27の回転運動を可能にするように構成される。当然、第1端部53は、車体の回転可能な接続部が、軸51を中心とするクローラの相対回転運動を提供するように構成できるであろう。第1端部53は、管状部材52の中央よりも小さな外径を有する。図8と図9に示されているように、より小さな直径のセクションは、車体ビームアセンブリ13の内側の第1取付け孔61よりもほんの僅かに小さい。中央セクションの直径は、車体ビームアセンブリ13の外側取付け孔62よりもほんの僅かに小さい。管状部材52は、以下に説明するように、管状部材の回転を防止するために使用される第1端部53の両側のノッチ57を含む。
2つのブラケット110(図24)は、管状部材52(図9A)の第1端部にボルト止めされ、2つのブラケット112(図25)は、管状部材52(図17A)の第2端部にボルト止めされる。これらのブラケットは、他の要素を管状部材52に接続するために使用される。ブラケット110は、それらの1つのみが長手方向シリンダガイド59(図26と図27)を管状部材の内側に取り付けるために使用されるが、同一であるように形成され、而して内側取付けフランジを使用する。また一方、製造の観点から、ブラケットを同一に形成することが好ましい。同様に、2つのブラケット112は互いに同一である。ブラケット110は、外側の取付けフランジに2つの孔を有する。保持プレート87を接続するために、下方孔が使用される。上方孔113(図9Aに最善に図示)は、単に、トラニオン50に接続して、それを持ち上げるために使用できる焼成孔である。
自動取付け機構は、油圧駆動式に作動されることが好ましく、管状部材52内に取り付けられる油圧シリンダ70を含むことが好ましい。油圧シリンダ70は、ボア101(図21と図22を参照)と、ボアに取り付けられかつシリンダのピストン端部71を形成するピストン102と、ピストン端部の反対側のピストンに接続されかつボアの出口端から延在し、而して、シリンダのロッド端部を形成するロッド72とを有する。シリンダ70の行程は、トラニオンチューブの全長である必要はなく、シリンダのピストン端部は、トラニオンチューブ内に組み込まれるスペーサ103を有し、スペーサは端部部材104によって閉鎖される。油圧液は、管107を通してボア101に入り、ピストン102に作用して、ロッド72を延在させ、シリンダのロッド端部のボアの油圧液は、油圧管106を通して出る。シリンダを引っ込めるべきとき、液が管106を通して押しやられ、管107を出る。シリンダには、その外側にフック突起部108が設けられ、トラニオン内への組立中にシリンダ70の持ち上げを補助する。
車体コネクタ80は、油圧シリンダのロッド端部に取り付けられ、クローラフレームコネクタ90は、油圧シリンダ70のピストン端部に取り付けられる。これらは当然逆にすることができ、車体コネクタ80が油圧シリンダのピストン端部71に取り付けられる。図9に示した構成では、管状部材52の第1端部53は車体12に着脱自在に接続され、油圧シリンダのロッド端部もまた、車体コネクタ80を通して車体12に接続される。クローラが取り付けられた後、以下に説明するようにまた図17に示したように、トラニオンの第2端部54はクローラフレーム27に着脱自在に接続され、油圧シリンダのピストン端部71は、クローラフレームコネクタ90を通してトラニオンの第2端部に隣接するクローラフレーム27に接続される。管状部材52は、管状部材の外面に、保持リング81(図9Aと図29)を受容するように構成された第1周方向溝55を含み、車体ビームアセンブリ13内の適所にトラニオンを保持する。管状部材52はまた、以下に説明するように、第2端部に隣接する管状部材の外面に、同様に保持リング96(図30)を受容するように構成された第2周方向溝56を含む。油圧シリンダ70は、トラニオン管状部材52の内側に固定される長手方向シリンダガイド59に沿って回転することができるローラ58に接続される。
車体コネクタ80は、特定の操作のため、油圧シリンダを車体に接続するために使用される。さもなければ、車体コネクタは、トラニオン管状部材52の第1端部に固定することができる。好ましいコネクタ80は、第1端部で油圧シリンダロッド72に取り付けられるクレビス部材82を備え、クレビスは、クレビスを車体に接続するための孔83を各々が有する2つの延長部84を有する。車体コネクタ80が車体ビームアセンブリ13に接続されるとき、クレビス部材82の延長部84は、車体交差ビームアセンブリ13内のプレートの間に固定される管状部材18を囲む(図9A、図10と図18参照)。トラニオン管状部材52のノッチ57も、管状部材18の周りに延在し、このように管状部材52の回転を防止する。クレビス部材82の孔83及び保持プレート87(図23)の孔122を通してピンが配置されて、クレビス部材82及び保持プレート87を共にピン止めする。保持プレート87はまた、管状部材18(図9A)の背面に嵌合する半円形ノッチ124を有し、而してシリンダのロッド端部を車体ビームアセンブリ13に固定する。保持プレート87の耳部128の孔126は、保持プレート87をブラケット110の取付けフランジの孔111に接続するために使用され、而して、トラニオン管状部材52を管状部材18および車体ビームアセンブリ13の残部にさらに固定する。図9Aは、車体ビームアセンブリ13の頂部に溶接されたリフト用ラグ120、及び、孔が機械加工されている箇所にアクセスして管状部材18を挿入するために、車体ビームアセンブリのプレート材料に形成されているアクセス孔117の位置を示している。
車体コネクタ80が車体に接続されない場合、コネクタ80を保持プレート87にピン止めするために孔83がなお使用され、次に保持プレートはブラケット110にピン止めされ、コネクタ80をトラニオン管状部材52の第1端部に接続することを可能にし、而して、トラニオン管状部材52の第2端部から油圧シリンダのピストン端部を延在させるように、油圧シリンダがトラニオンの第1端部53を押しやることを可能にする。
あるいは、図8に示したように、保持プレート87及びクレビス82は、管状部材18の周りに共にピン止めし、ブラケット110からピンを抜くことができ、而して、油圧シリンダ70を使用してトラニオンを車体ビームアセンブリ13に押し込むか又は押し出すことを可能にする。
好ましいクローラフレームコネクタ90は、油圧シリンダ70のピストン端部71に接続されるクレビス部材92(図21および22)と、横断方向部材91(図28)と、保持器114(図34)とを含む複数の構成要素から形成される。保持器114は、中央ノッチ116と2つの孔118とを有する。クレビス部材92は、クレビス部材82と異なるクレビス形状を有し、孔97を有する2つの平行プレートから形成される。
横断方向部材91は、主部材134、横断部材136、及び、横断部材136を主部材134に固定するのを補助するバッキング部材138とを有する。主部材134は、その中央領域に孔を備える延長部131を有し、その孔に捕捉されたピン132を有する。。主部材はまた、孔93の内側対及び孔133の外側対を含む。横断部材136はまた、1対の孔137を含む。孔93は、横断方向部材91をブラケット112に、したがってトラニオン管状部材52に接続することによって、クローラフレームコネクタ90を管状部材52の第2端部54に固定するために使用される。孔133と137は、様々なリンクを通して横断方向部材91をクローラフレームにピン止めするために使用される。
クローラフレーム27がトラニオン50と関係する箇所に応じて、2組のリンクが使用される。図11と図12の位置では、2つの同一の長い水平リンク94(図33)が使用される。図15と図16の位置では、僅かに異なる2つの短いリンク、すなわち頂部リンク95(図31)及び底部リンク105(図32)が使用される。
クローラフレームコネクタ90は、横断方向部材91の捕捉されたピン132をクレビス92のノッチに配置することによって組み立てられる。次に、2つの保持器の中央ノッチ116が捕捉されたピン132の周りに背面から嵌合するように、2つの保持器114が主部材134に平行にかつその反対側に配置される。ピンは、保持器114の孔118と、クレビス部材92の孔97とを通して配置される。これにより、横断方向部材91が、ピン132を中心とする枢動接続により油圧シリンダに固定される。このように、横断方向部材91は、その中央部分においてピン132、保持器114及びクレビス92を通してリニアアクチュエータ70の第2端部に、及び孔97と118を通してピンに接続される。
トラニオン50は、次のように車体12に接続される。最初に、トラニオン50は、図8のように、車体12に隣接して配置される。クローラフレームコネクタ90は、孔93及びブラケット112の孔を通してピンによってトラニオンの第2端部54にピン止めされる。油圧シリンダ70は伸長され、これにより、ロッド72は、クレビス82が管状部材18を囲むときに車体コネクタ80を車体(図8)に接続できる箇所に向かって外側に押圧される。次に、車体コネクタ80が、プレート87の孔122とクレビス部材82の孔83とを通して保持プレート87をピン止めすることによって車体に接続される。次に、シリンダ70が引っ込められ、これによって、トラニオン50が車体(図9)に対する作業位置に引き込まれる。その時点に、保持リング81を溝55で締め付けることができ、保持プレート87の孔126と、ブラケット110の孔とを通してピンを配置することができる。
クローラは、最初にクローラフレームコネクタ90を管状部材52の第2端部から抜いて、クローラをトラニオンに隣接して配置することによって取り付けられる。図15に示したように、このことは、横断方向部材91をクレビス92から完全に取り外すことができるように、孔93を通してピンを取り外すことのみならず、保持器114を通して孔118からピンを取り出すことを伴うことが好ましい。そのように、油圧シリンダ70が伸長されるとき、クレビス92は、横断方向部材91が破損を受けるか又はクローラフレーム及びトラニオンピボットが枢動するブッシュを破損する恐れなしに、クローラフレームの孔21を通過できる。図15Aに示されているように、ここで、シリンダ70の伸長により、クローラフレームコネクタ90のクレビス92の部分は、横断方向部材91を再び取り付けることができる箇所、すなわち、クレビス92及びブラケット112の両方に押しやられ、次に、クローラフレームコネクタ90をクローラフレーム27に接続することができる。短いリンク95と105は、リンク95と105の孔と、横断方向部材91の孔133とを通してピン止めすることによって、クローラフレーム27とクローラフレームコネクタ90との間に接続される。
油圧シリンダ70を引っ込めることにより、クローラフレームは、トラニオンに対する作業位置に引き込まれる(図17)。クローラフレームをトラニオンに対する作業位置に引き込むステップは、クローラフレーム孔21を中空の中央管状部材52の端部部分の上方で引っ張ることを含む。その時点で、保持リング96(図30はリングの半分を示し、他方の半部は同一である)は、溝56に接続され、クローラフレームをトラニオン管状部材52に、したがってクローラを車体12にさらに固定する。同様に、図17Aの破線に示したように、リンク95と105は横断方向部材91から切り離される。頂部リンク95は、それが上方に枢動される間にその第2ピンを引っ張り、次に、リンク95が上昇位置に位置するように再挿入される。底部リンク105は、簡単に下方に枢動することが可能にされる。これらの位置で、リンク95と105は横断方向部材91に干渉しない。このように、トラニオン及びクローラフレームは共に接続されるが、クローラフレーム27はトラニオン50の軸線51を中心に回転することができる。
油圧シリンダ70を引っ込めるステップ、これによって、トラニオンを車体に対する作業位置に引き込むステップは、従来のクレーン設置ステップで行われ得るが、この理由は、図7に示されているように、車体部材に接続しつつトラニオンを新しい現場に運搬し得るからである。その場合、上に略述した手順に続き、クレーンが新しい現場で設置されるとき、クローラは、以前に行われたトラニオンが車体ビームアセンブリ13に接続された後、組み合わせたトラニオン及び車体に接続される。
設置ステップは逆にしてもよく、最初にトラニオンをクローラフレームに接続してもよい。その構成では、最初に、トラニオン50がクローラ16に隣接して配置される。車体コネクタ80は、管状部材52の第1端部53に接続されたままであり、クローラフレームコネクタ90は、管状部材52の第2端部54から切り離される。油圧シリンダ70が伸長され、これにより、ピストン端部71が、クローラフレームコネクタ90をクローラフレーム27に接続することができる箇所の外側に押される。クローラフレームコネクタ90は、短いリンク95と105でクローラフレーム27に接続される。シリンダ70は引っ込められ、これによって、クローラフレームがトラニオンに対する作業位置に引き込まれる。次に、組み合わせたクローラ及びトラニオンは、最初に車体コネクタ80を管状部材52の第1端部53から抜き、トラニオンを車体に隣接して配置することによって車体に取り付けられる。ここで、油圧シリンダ70を伸長することにより、車体コネクタ80は、車体コネクタを車体に接続できる箇所に押しやられる。油圧シリンダ70を引っ込めることにより、トラニオンが車体に引き込まれ、その後、保持リング81を溝55に配置することが可能である。
最初に、トラニオンをクローラフレームに現場で接続するよりもむしろ、クローラフレーム及びトラニオンは、図5に示したように、接続位置に残されかつ共に運搬されることの方が多い。しかし、そのように行われる場合、トラニオンは、クローラフレーム内の運搬位置で新しい現場に運搬され、この場合、管状部材52は、クローラフレーム27の作業位置(図13と図14)よりも、クローラフレーム27内のより中央に位置決めされる(図11と図12)。これが可能なのは、クローラフレームコネクタ90が、クローラフレームに対する2つの異なる組のリンクと接続可能であるからであり、第1の組のリンク95と105は、トラニオンがクローラフレームを通して及びその作業位置で孔に引き込まれるときに使用され、第2の組のリンク94は、トラニオンが運搬位置に移動されるか又は運搬位置に在るときに使用される。
このことを達成するために、トラニオンは最初に車体から引き抜かれる。孔126を通してブラケット110を保持プレート87に接続するピンが取り外され、保持リング81も取り外される。保持リング81は2つの部品から構成され、それらは部品の1つが、2つの部品を共にボルト止めするために使用されるより長いタブを有すること以外、類似している。図29に示されているように、このより長いタブにより、タブを通したボルトが取り外されるとリングの開放を補助するために、必要に応じて、ハンマを打つ位置が与えられている。
第2に、油圧シリンダ70は、クローラ16がトラニオンになお取り付けられている間に(図16)、車体ビームアセンブリ13の孔61と62からトラニオンを押し出すために使用される。次に、車体コネクタ80は、保持プレート87をクレビス部材82から抜くことによって車体から切り離される。車体からトラニオンを切り離した状態で、シリンダが引っ込められ、車体コネクタ80は、保持プレート87をクレビス部材82に再びピン止めすることによって管状部材52の第1端部53に再び固定される。短いリンク95と105は孔133から抜かれる(あるいはクローラが最後にトラニオンと作動する枢動関係にあった場合、短いリンクは抜かれたままである)。図14に示したように、次に、油圧シリンダ70が伸長され、油圧シリンダのピストン端部をトラニオン管状部材から押し出す。次に、長いリンク94は、リンク94を孔137を通して横断方向部材91の横断部材136にピン止めすることによって、クローラフレームコネクタ90に接続される。ここで、油圧シリンダが引っ込められるとき、トラニオン管状部材52は、クローラフレームの内部で、図11と図12に示した位置にさらに引っ張られる。新しい現場で、最後のステップが逆にされ、トラニオンを作業位置に押し戻す。使用されないとき、長いリンク94は、図17Aにまた図11と図13の破線に示した格納位置に折り曲げられる。
この構成では、油圧シリンダを引っ込めるステップ、これによって、クローラフレームをトラニオンに対する作業位置に引き込むステップは、トラニオンを車体に隣接して配置し、トラニオンを車体に関し作業位置に引き込むステップの前に行われる。同様に、油圧シリンダを引っ込めるステップ、これによって、クローラフレームをトラニオンに対する作業位置に引き込むステップは、従来のクレーン設置ステップで行われ、トラニオンは、クローラフレームに接続されつつ新しい現場に運搬され、その後、クレーンが新しい現場で設置され、クローラ及びトラニオンが車体に接続される。
本発明の好ましい実施形態は、5つの主部品に容易に分解し、現場間で運搬し、迅速に再び組み立てることができる移動式リフトクレーンを提供する。車体は、個々の側部部材及び端部横断部材、ならびに中央部材に分解することができる。クレーン全体の大きさは、個々のセクションを通常の高速道路輸送用に十分に小さく保ちつつ、大きいことが可能である。側部部材は互いに交換可能であり、端部横断部材も互いに交換可能であり、現場へのセクションの段階的供給をより容易にする。リングギヤ及びローラ通路は、運搬中に車体セクションに取り付けられたままであるセクションから構成される。接続システムは、水平移動によるセクションの相互接続を可能にし、而して、連続したリングギヤ及びローラ通路を有することを可能にする。
本明細書に記載した本発明の好ましい実施形態に対する様々な変更及び修正が、当業者には明白であろうことを理解すべきである。車体接続システム及びトラニオン輸送システムは、互いに別個に使用することができる。このような変更及び修正は、本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく、かつその意図する利点を減らすことなく行うことができる。したがって、このような変更及び修正は添付の特許請求の範囲によって網羅されることが意図される。

Claims (22)

  1. a)2つの側部部材及び2つの端部横断部材とから形成される車体であって、各側部部材は車体接続部によって端部横断部材に接続され、該車体接続部を外すことによって、該側部部材及び端部横断部材を、現場間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるようにされている車体と、
    b)前記車体を地面から持ち上げる地面係合部材と、
    c)前記地面係合部材に対し旋回できるように前記車体に回転可能に接続される旋回体と、
    d)前記旋回体に枢動可能に取り付けられるブームと、
    を備えるリフトクレーン。
  2. 前記車体接続部が、前記側部部材又は前記端部横断部材の一方に接続される基部と突出前面とを有する少なくとも1つの第1垂直フランジと、前記第1垂直フランジの厚さよりも大きな距離だけ隔てられた少なくとも2つの第2垂直フランジであって、各々が、前記側部部材又は前記横断部材の他方に接続される基部と突出前面とを有する2つの第2垂直フランジとを備え、前記第1及び第2垂直フランジの各々が、前記フランジを貫通する2つの水平孔を有し、前記第1垂直フランジが前記第2垂直フランジの間に配置されるときに、前記水平孔が2つのピンを前記フランジに通して前記側部部材を前記端部横断部材に接続するのを可能にするように、寸法決めされかつ隔てられる、請求項1に記載のリフトクレーン。
  3. 前記端部横断部材と前記側部部材との間に取り付けられる油圧シリンダであって、前記2つのピンを挿入するために前記部材を所定の位置に引き込むために作動されることができる油圧シリンダをさらに備える、請求項2に記載のリフトクレーン。
  4. 前記端部横断部材上の前記車体接続部が2つの垂直の第1フランジを備え、前記側部部材上の前記車体接続が4つの垂直の第2フランジを備え、4つのピンを挿入することによって前記車体接続部が形成される、請求項2又は3に記載のリフトクレーン。
  5. 前記4つのピンの各々に隣接する前記側部部材に取り付けられる油圧式ピンプッシャをさらに備える、請求項4に記載のリフトクレーン。
  6. 前記第1フランジ又は前記第2フランジの一方が、前記2つの孔の高さの中間の高さにおいて前記フランジの突出前面に形成されるノッチを含み、前記第1フランジ及び前記第2フランジの他方が、前記2つの孔の高さの中間の高さにおいて前記突出前面に捕捉されたピンを含み、該ピンが前記ノッチ内となるようにして前記車体の前記部材が組み立てられると前記フランジの孔が相互に整列されることができるように、前記ノッチの深さ、前記ピンの位置及び前記ピンとノッチのそれぞれの高さが協働する、請求項2〜5のいずれか一項に記載のリフトクレーン。
  7. 前記ノッチが前記第1垂直フランジに設けられ、前記捕捉されたピンが前記2つの第2垂直フランジの間に跨る、請求項6に記載のリフトクレーン。
  8. 前記地面係合部材がクローラを備え、前記クレーンが移動式リフトクレーンである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のリフトクレーン。
  9. 前記クローラが少なくとも4つのクローラを備え、各クローラが、軸線を有するトラニオンによって前記車体に取り付けられるクローラフレームを有し、前記クローラフレームが、前記トラニオンの軸線を中心に前記車体に対し枢動できるように前記車体に取り付けられる、請求項8に記載の移動式リフトクレーン。
  10. 各トラニオンが端部横断部材に接続される、請求項9に記載の移動式リフトクレーン。
  11. 前記車体がローラ通路とリングギヤとを備え、前記ローラ通路及びリングギヤが4つのセグメントから構成され、各セグメントが前記車体の前記部材の一つと一体化される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のリフトクレーン。
  12. 前記2つの側部部材が互いに交換可能である、請求項1〜11のいずれか一項に記載のリフトクレーン。
  13. 前記2つの端部横断部材が互いに交換可能である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のリフトクレーン。
  14. 前記車体が、前記側部部材及び端部横断部材から同様に分解可能な中央横断部材をさらに備え、前記中央横断部材が、前記旋回体が枢動可能に取り付けられるキングピンを含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のリフトクレーン。
  15. リフトクレーンであって、
    a)複数の部材から形成される車体であって、前記部材を現場間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるように切り離すことができる車体接続部により、各部材が他の部材に接続され、前記部材の各々が、ローラ通路のセクションと、前記ローラ通路に取り付けられるリングギヤのセクションとを有する車体と、
    b)前記車体を地面から持ち上げる地面係合部材と、
    c)前記車体に回転可能に接続される旋回体であって、前記車体の前記旋回体を支持する前記ローラ通路に位置決めされるローラと、前記リングギヤの歯と係合する少なくとも1つの駆動ギヤとを含み、当該旋回体が前記地面係合部材に対し旋回できる旋回体と、
    d)前記旋回体に枢動可能に取り付けられるブームと、
    を含むリフトクレーン。
  16. リフトクレーンを、その操作に際して、組み立てる方法であって、前記リフトクレーンが、
    i)車体と、
    ii)前記車体を地面から持ち上げる地面係合部材と、
    iii)前記地面係合部材に対し旋回できるように前記車体に回転可能に接続される旋回体と、
    iv)前記旋回体に枢動可能に取り付けられるブームであって、それから吊り荷ホイストラインが延在するブームとを有し、
    前記方法が、
    a)前記車体を形成するときに互いに交換可能な第1及び第2の側部部材を用意し、前記車体を形成するときに互いに交換可能な第1及び第2の端部横断部材を用意するステップであって、前記側部部材及び端部横断部材を現場間で個々に運搬し、新しい現場で再び組み立てることができるように切り離すことができる車体接続部により、各側部部材が各端部横断部材に接続可能であるステップと、
    b)前記第1側部部材及び前記第1端部横断部材が長手方向に隔てられるが、互いに同一の相対的な垂直位置に在り、この結果、前記車体を形成するために1回で接続され得るように、前記第1側部部材と前記第1端部横断部材とを配向するステップと、
    c)前記第1側部部材及び第1端部横断部材を接続位置に水平にのみ移動させるステップと、
    d)前記第1側部部材を前記第1端部横断部材に固定するステップと、
    e)前記第2側部部材及び第2端部横断部材を前記組み合わせた第1側部部材及び第1端部横断部材に接続するステップと、
    を含む方法。
  17. 前記旋回体が枢動可能に取り付けられるキングピンを含む中央横断部材を、前記接続された第1及び第2の側部部材及び第1及び第2の端部横断部材に接続するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1側部部材を前記第1端部横断部材に固定するステップが、対角線ブレースを前記第1側部部材及び前記第1端部横断部材の各中間点の間に接続するステップをさらに含む、請求項16又は17に記載の方法。
  19. 前記第2側部部材及び第2端部横断部材を前記組み合わせた第1側部部材及び第1端部横断部材に接続するステップが、前記第2側部部材及び組み合わせた第1側部部材と第1端部横断部材が長手方向に隔てられるが、互いに同一の相対的な垂直位置に在り、この結果、前記車体を形成するために1回で接続され得るように、前記第2側部部材及び組み合わせた第1側部部材と第1端部横断部材を配置するステップと、前記第2側部部材を接続位置に水平にのみ移動させるステップとを含む、請求項16〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第2側部部材及び第2端部横断部材を前記組み合わせた第1側部部材及び第1端部横断部材に接続するステップが、前記第2端部横断部材及び組み合わせた第1側部部材、第2側部部材及び第1端部横断部材が長手方向に隔てられるが、互いに同一の相対的な垂直位置に在り、この結果、前記車体を形成するために1回で接続され得るように、前記第2端部横断部材及び組み合わせた第1側部部材、第2側部部材及び第1端部横断部材を配置するステップと、前記第2端部横断部材を接続位置に水平にのみ移動させるステップとをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1端部横断部材と前記第1側部部材との間に取り付けられる油圧シリンダが、前記部材を操作位置に引き込むために作動される、請求項16〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 2つのピンが、前記操作位置で整列される前記第1側部部材及び前記第1端部横断部材の車体接続構造の孔を通して挿入されて、前記第1側部部材を前記第1端部横断部材に固定する、請求項16〜21のいずれか一項に記載の方法。
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