JP2010076474A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Satoru Toyoda
悟 豊田
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Abstract

【課題】タイヤ空気圧の低下を簡易且つ確実に認識することができる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】車両外側のサイドウォール部14にタイヤ周方向に複数の突出部20が設けられる空気入りタイヤであって、各突出部20は、タイヤ径方向に延びるスリット22を備え、タイヤ空気圧が低下すると、タイヤ接地点付近において、車両外側のサイドウォール部14が撓み、スリット22が開く。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特にランフラットタイヤに関する。
従来から、パンク等によりタイヤ空気圧が低下した場合にある程度走行を続けることができるランフラットタイヤとして、両側のサイドウォール部にタイヤ周方向に環状に延びる突出部が設けられ、突出部にタイヤ周方向に環状に延びる断面V字状の溝部が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この構成によれば、タイヤ空気圧が低下した場合に、タイヤ接地点付近においてサイドウォール部が撓み溝部が閉じるので、タイヤ径方向の剛性を高めることができる。
特開2006−168499号公報
しかしながら、ランフラットタイヤは、パンク等によりタイヤ空気圧が低下した場合にある程度走行を続けることできるので、タイヤ空気圧の低下を認識することが困難である。また、ランフラットタイヤは、タイヤ空気圧が低下した場合にタイヤ形状がある程度保持されるので、タイヤ空気圧の低下を認識することが困難である。
タイヤ空気圧が低下した状態で走行を続けるとタイヤが異常摩耗や破裂(バースト)する虞があるので、通常、ランフラットタイヤが装着された車両にはタイヤ空気圧を監視し減圧を警告するタイヤ空気圧監視システム(TPMS)が搭載される。このため、高価なシステムが必要になる。
また、上記特許文献1に記載の構成では、溝部がタイヤ周方向に延びるので、例えばタイヤ接地点を斜め上方から俯瞰するユーザからはタイヤ接地点付近に位置する溝部がタイヤ空気圧に関わらず常に閉じているように錯覚される。従って、上記特許文献1に記載の溝部の開閉に基づいてタイヤ空気圧の低下を認識することが困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイヤ空気圧の低下を簡易且つ確実に認識することができる空気入りタイヤの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、車両外側のサイドウォール部にタイヤ周方向に複数の突出部が設けられる空気入りタイヤであって、
前記各突出部は、タイヤ径方向に延びるスリットを備え、
タイヤ空気圧が低下すると、タイヤ接地点付近において、前記車両外側のサイドウォール部が撓み、前記スリットが開く。
本発明によれば、タイヤ空気圧の低下を簡易且つ確実に認識することができる空気入りタイヤが得られる。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための最良の形態について説明する。尚、図1〜図3において、矢印方向FRは車両前方方向、矢印方向UPは車両上方方向、矢印方向OUTは車両外側方向を示す。尚、実施例1〜実施例3において、同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図1は、本発明の実施例1となる空気入りタイヤの車両搭載状態を示す図であり、(A)はタイヤ空気圧が正規圧のときの状態を示す図、(B)はタイヤ空気圧が低下したときの状態を示す図である。
空気入りタイヤは、ホイール2に気密に取り付けられ、内部に注入された空気圧によって車両を支える。空気入りタイヤは、路面に接触して駆動力や制動力を路面に伝達するトレッド部12と、路面からの衝撃を吸収するように屈伸する両側のサイドウォール部14と、ホイール2に取り付けられる両側のビード部16とを備える。
尚、本実施例の空気入りタイヤは、両側のサイドウォール部14の内側に補強材(図示せず)を備えるランフラットタイヤであるが、タイヤ内に中子を備えるランフラットタイヤであってもよいし、通常の空気入りタイヤであってもよく、空気入りタイヤの種類に制限はない。
車両外側のサイドウォール部14には、タイヤ周方向に複数の突出部20が設けられる。複数の突出部20は、タイヤ周方向全周にわたり等ピッチで設けられることが好ましい。各突出部20は、車両外側のサイドウォール部14と一体に成形されてもよいし、車両外側のサイドウォール部14と別部品として成形され、接着剤等により車両外側のサイドウォール部14に固定されてもよい。
各突出部20には、タイヤ径方向に延びるスリット22が設けられる。各スリット22は、対応する突出部20をタイヤ径方向外側からタイヤ径方向内側まで貫通している。また、各スリット22は、対応する突出部20を車両外側から車両内側まで貫通している。つまり、各スリット22は、対応する突出部20を2つのブロック体30、40に区画している。
タイヤ空気圧が正規圧であるとき、図1(A)に示すように、両側のスリット面24、26が対向するように、各スリット22が閉じている。このとき、両側のスリット面24、26を外部視認することができない。
一方、パンク等によりタイヤ空気圧が低下したとき、図1(B)に示すように、タイヤ接地点付近において、車両外側のサイドウォール部14が車両外側に撓み、突出部20が車両外側に撓み、両側のスリット面24、26の車両外側が離間するように、スリット22が開く。このとき、両側のスリット面24、26を外部視認することができる。
各スリット22は、タイヤ径方向に延びているので、例えばタイヤ接地点を斜め上方から俯瞰するユーザがタイヤ接地点付近に位置するスリット22の開閉を確実に外部視認することができる。従って、タイヤ接地点付近に位置するスリット22の開閉に基づいて、タイヤ空気圧の低下を簡易且つ確実に認識することができる。
各突出部20の少なくとも一方のスリット面24(26)には、各突出部20の外面28と識別可能な色又は模様が施されてもよい。例えば、各突出部20の外面28には、車両外側のサイドウォール部14の色(例えば黒色)と同じ色が施され、一方、各突出部20の両側のスリット面24、26には、各突出部20の外面28と識別可能な色(例えば白色)が施される。
この場合、各スリット22の開閉に応じて各突出部20の外見が変化するので、各突出部20の開閉を容易に外部視認することができる。これにより、タイヤ空気圧の低下を容易に認識することができる。
また、各突出部20の少なくとも一方のスリット面24(26)には、スリット深さ方向に複数の色からなる縞状模様が施されてもよい。例えば、各突出部20の両側のスリット面24、26には、スリット深さ方向に3色(例えば黒色、灰色、白色)からなる縞状模様が施される。また、縞状模様の色境界には、境界線が施されてもよい。
この場合、各スリット22の開き方に応じて、各突出部20の外見が変化する。各スリット22の開き方はタイヤ空気圧の低下の程度に応じて変化するので、各突出部20の外見に基づいてタイヤ空気圧の低下の程度を認識することができる。
図2は、本発明の実施例2となる空気入りタイヤの突出部の構成を示す図であり、(A)は車両外側から見た側面図、(B)は(A)のA−A線に沿った断面図、(C)は(A)のB−B線に沿った断面図である。
実施例2では、実施例1とは異なり、各突出部20の少なくとも一方のスリット面24(26)の内側に凹部54(56)が設けられる。例えば、図2に示すように、両側のスリット面24、26の内側に、それぞれ、凹部54、56が設けられる。このため、各スリット22が開きやすく、パンク等によりタイヤ空気圧が低下したときに開くスリット22の数が増えるので、スリット22の開閉を容易に外部視認することができる。これにより、タイヤ空気圧の低下を容易に認識することができる。
また、各突出部20の少なくとも一方の凹部54(56)には、スリット面24(26)と同様に、各突出部20の外面28と識別可能な色又は模様が施されてもよい。これにより、各突出部20の外見に基づいてタイヤ空気圧の低下を容易に認識することができる。
また、各突出部20の少なくとも一方の凹部54(56)には、スリット面24(26)と同様に、スリット深さ方向に複数の色からなる縞状模様が施されてもよい。これにより、各突出部20の外見に基づいてタイヤ空気圧の低下の程度を認識することができる。
図3は、本発明の実施例3となる空気入りタイヤの突出部の構成を示す図であり、(A)は車両外側から見た図、(B)は(A)のB−B線に沿った断面拡大図である。
実施例3では、実施例1とは異なり、各ブロック体30(40)は、タイヤ周方向に複数のブロック部からなる。各ブロック部は互いに接着剤等により一体化される。各ブロック体30(40)は、隣り合うブロック部のうちスリット側のブロック部を反対側のブロック部よりも剛性を大きくしてなる。
例えば、図3に示すように、各ブロック体30(40)は、タイヤ周方向に2つのブロック部32、34(42、44)からなる。スリット22側のブロック部34(44)は、反対側のブロック部32(42)と比較して、低い剛性を有する。
このため、各スリット22が開きやすく、パンク等によりタイヤ空気圧が低下したときに開くスリット22の数が増えるので、スリット22の開閉を容易に外部視認することができる。これにより、タイヤ空気圧の低下を容易に認識することができる。
以上説明したように、実施例1〜実施例3の空気入りタイヤによれば、タイヤ空気圧が低下すると、タイヤ接地点付近において、車両外側のサイドウォール部14が撓み、タイヤ径方向に延びるスリット22が開くので、タイヤ接地点付近に位置するスリット22の開閉に基づいて、タイヤ空気圧の低下を簡易且つ確実に認識することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明の実施例1となる空気入りタイヤの車両搭載状態を示す図である。 本発明の実施例2となる空気入りタイヤの突出部の構成を示す図である。 本発明の実施例3となる空気入りタイヤの突出部の構成を示す図である。
符号の説明
14 サイドウォール部
20 突出部
22 スリット
24、26 スリット面
28 外面
30、40 ブロック体
32、34、42、44 ブロック部
52、54 凹部

Claims (4)

  1. 車両外側のサイドウォール部にタイヤ周方向に複数の突出部が設けられる空気入りタイヤであって、
    前記各突出部は、タイヤ径方向に延びるスリットを備え、
    タイヤ空気圧が低下したとき、タイヤ接地点付近において、前記車両外側のサイドウォール部が撓み、前記スリットが開く空気入りタイヤ。
  2. 前記各突出部の少なくとも一方のスリット面に、前記各突出部の外面と識別可能な色又は模様が施される請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記各突出部の少なくとも一方のスリット面の内側に、凹部が設けられる請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記各突出部は、前記スリットにより2つのブロック体に区画され、
    各ブロック体は、タイヤ周方向に複数のブロック部を備え、隣り合う前記ブロック部のうちスリット側の前記ブロック部を反対側の前記ブロック部よりも剛性を大きくしてなる請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107074042A (zh) * 2014-10-21 2017-08-18 米其林企业总公司 用于保护轮胎壁的装置

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