JP2010075969A - 有機含浸液 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性とを同時に満たす硬化物を与える有機含浸液を提供すること。
【解決手段】(A)ポリプロピレングリコールメタクリレートの5〜65重量%と、(B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートの5〜65重量%と、(C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートの10〜40重量%と、(D)硬化物中に架橋構造を導入する多官能性メタクリレートの0〜10重量%とを、それらの合計量が100重量%となるように配合せしめた。
【選択図】なし

Description

本発明は、有機含浸液に係り、特に、鋳造品やセラミック製品における空隙を封孔するための含浸加工工程において使用される有機含浸液に関するものである。
従来から、輸送機器や油圧・空圧機器等のシリンダーやバルブ、ポンプ等の構成材料として用いられる耐圧用の鋳造品やセラミック製品においては、それら鋳造品やセラミック製品の表面に開口する微細な鋳巣やピンホール等の空隙(巣孔)内に、重合性の有機含浸液(含浸シール剤)を含浸させて、かかる空隙内において有機含浸液を重合・硬化させ、かかる有機含浸液の硬化物にて、空隙を封孔することにより、圧漏れ等の不良の発生を防止するようにしている。
ところで、かかる耐圧用の鋳造品やセラミック製品が、例えば、エンジンブロックやトランスミッション等の自動車部品等に用いられる場合には、そのような鋳造品やセラミック製品は、エンジンオイルや自動変速機油(ATF:Automatic Transmission Fluid)との接触下やクーラント液との接触下において、長時間使用されることとなるため、かかる鋳造品やセラミック製品に含浸せしめられる有機含浸液にあっては、その硬化物が、耐オイル性や耐クーラント液性を有していることが求められる。
しかしながら、有機含浸液として、疎水性の硬化物を与える有機含浸液を用いた場合には、かかる有機含浸液を重合して得られる硬化物は、耐クーラント液性には優れるものの、耐オイル性に劣るものとなり、一方、有機含浸液として、親水性の硬化物を与える有機含浸液を用いた場合には、得られる硬化物は、耐オイル性には優れるものの、耐クーラント液性に劣るものとなるのであり、一般に、耐オイル性と耐クーラント液性とを両立させることは困難であった。
例えば、特開2002−180030号公報(特許文献1)には、有機含浸液として、一種以上の(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする樹脂含浸剤組成物が明らかにされており、かかる一種以上の(メタ)アクリル酸エステルとして、例えば、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、ジメタクリル酸エチレングリコール、ジメタクリル酸テトラエチレングリコール等が例示されているのであるが、そのような(メタ)アクリル酸エステルのうち、有機含浸液として、メタクリル酸ブチルやメタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル等のメタクリル酸のアルキルエステル(アルキルメタクリレート)のような疎水性のメタクリル酸エステルを主成分として用いた場合には、かかる有機含浸液を重合して得られる硬化物が疎水性となるところから、耐オイル性に劣るものとなるのである。そして、その場合には、エンジンオイルや自動変速機油との接触によって、かかる有機含浸液の硬化物が膨潤したり、溶解したりして、充分な耐圧性が得られなくなるといった問題がある。
また、上記せる如き(メタ)アクリル酸エステルのうち、有機含浸液として、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルやジメタクリル酸エチレングリコール、ジメタクリル酸テトラエチレングリコールのような親水性のメタクリル酸エステルを主成分として用いた場合には、かかる有機含浸液を重合して得られる硬化物が親水性となるところから、耐クーラント液性に劣るものとなり、クーラント液との接触下において、充分な耐圧性が得られなくなるといった問題が存していたのである。
特開2002−180030号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性とを同時に満たす硬化物を与える有機含浸液を提供することにある。
そして、本発明は、かかる課題の解決のために、加熱重合せしめられて、耐オイル性及び耐クーラント液性に優れた硬化物を与える有機含浸液にして、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレートの5〜65重量%と、(B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートの5〜65重量%と、(C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートの10〜40重量%と、(D)硬化物中に架橋構造を導入する多官能性メタクリレートの0〜10重量%とを、それらの合計量が100重量%となるように配合せしめてなることを特徴とする有機含浸液を、その要旨とするものである。
なお、このような本発明に従う有機含浸液の望ましい態様の一つによれば、前記ポリプロピレングリコールメタクリレートにおけるプロピレンオキシド繰返し単位は、2〜8である。
また、本発明に従う有機含浸液の別の望ましい態様の一つによれば、前記長鎖アルキルメタクリレートにおける長鎖アルキル基の炭素数は、10以上である。
さらに、本発明に従う有機含浸液の更に別の望ましい態様の一つによれば、前記低分子量メタクリレートの動粘度は、20cSt以下である。
更にまた、本発明に従う有機含浸液の他の望ましい態様の一つによれば、前記低分子量メタクリレートは、疎水性である。
加えて、本発明に従う有機含浸液の更に他の望ましい態様の一つによれば、本発明に従う有機含浸液は、鋳造品若しくはセラミック製品における空隙を封孔するための含浸加工工程において、使用されることとなる。
このように、本発明に従う有機含浸液にあっては、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレートと、(B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートと、(C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートと、(D)硬化物中に架橋構造を導入する多官能性メタクリレートとが、それぞれ、所定量において配合せしめられてなるものであるところから、かかる有機含浸液の硬化物において、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性との両立が、有利に実現され得ることとなったのである。
しかも、そのような本発明に従う有機含浸液は、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレートに対して、(B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレート及び(C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートが組み合わされてなるものであるために、有機含浸液の動粘度が有利に低くされているのであり、従って、空隙(巣孔)内への含浸性に優れ、含浸加工工程における作業性が有利に向上せしめられることとなると共に、有機含浸液が空隙内に充分に浸透せしめられ得るものであるところから、封孔性が良く、以て、そのような有機含浸液によって含浸加工された鋳物やセラミック製品の耐圧性が有利に向上せしめられ得るといった利点をも有するのである。
ところで、本発明に従う有機含浸液は、所定の、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレート、(B)長鎖アルキルメタクリレート、(C)低分子量メタクリレート、及び(D)多官能性メタクリレートが、それぞれ、所定量において配合せしめられてなるものであるが、そこにおいて、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレートは、本発明に従う有機含浸液中に主成分の一つとして配合・含有せしめられる成分であって、具体的には、以下のようなものである。
すなわち、かかるポリプロピレングリコールメタクリレート(A)としては、本発明にあっては、ポリプロピレングリコールモノメタクリレートであっても、或いはポリプロピレングリコールジメタクリレートであってもよい。また、かかるポリプロピレングリコールメタクリレートのプロピレンオキシド鎖の長さ(繰返し単位)としては、特に限定されるものではないが、好ましくは、プロピレンオキシド鎖の繰返し単位は、2〜8であり、より好ましくは3〜6であり、それらが、単独で、或いは組み合わされて、用いられることとなる。なお、プロピレンオキシド繰返し単位が多過ぎる場合、換言すればプロピレンオキシド鎖が長過ぎる場合には、得られる有機含浸液の動粘度が高くなり過ぎて、空隙(巣孔)への含浸性が悪化するところから、含浸加工工程における作業効率が低下したり、封孔性が悪化するといった問題が惹起される恐れがある。一方、プロピレンオキシド繰返し単位が少な過ぎる場合、換言すればプロピレンオキシド鎖が短過ぎる場合には、ポリプロピレングリコールメタクリレートの親水性が高くなるために、得られる有機含浸液を硬化した硬化物において、充分な耐クーラント液性が発揮され得ない恐れがある。
また、そのようなポリプロピレングリコールメタクリレートは、本発明に従う有機含浸液中(即ち、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレート、(B)長鎖アルキルメタクリレート、(C)低分子量メタクリレート及び(D)多官能性メタクリレートの合計量100重量%中。以下、同じ。)、5〜65重量%の割合において、好ましくは、20〜45重量%の割合において配合せしめられている。かかるポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合が多過ぎる場合には、得られる有機含浸液の動粘度が高くなり過ぎて、含浸加工工程における作業性が悪化すると共に、相対的に、長鎖アルキルメタクリレートや低分子量メタクリレート等の、その他の疎水性のメタクリレートの配合割合が少なくなるところから、有機含浸液を重合・硬化して得られる硬化物において、耐クーラント液性が悪化するといった問題がある。一方、ポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合が少な過ぎる場合には、有機含浸液を重合・硬化して得られる硬化物において、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性を両立して達成することが困難となるといった問題がある。
そして、本発明に従う有機含浸液にあっては、有機含浸液の主成分の一つとして、上述せる如きポリプロピレングリコールメタクリレートが配合せしめられているところに、大きな特徴を有しているのである。即ち、ポリプロピレングリコールメタクリレートは、その化学構造上、親水性及び疎水性のバランスが良く、そのようなポリプロピレングリコールメタクリレートを加熱重合せしめられて得られる硬化物にあっては、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性とが、有利に発揮せしめられることとなるのである。これに対して、従来から知られている、ポリエチレングリコールメタクリレートを主成分として含有する有機含浸液にあっては、エチレンオキシド鎖の親水性が高過ぎるところから、耐オイル性には優れるものの、耐クーラント液性に劣り、本発明に従う有機含浸液のように、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性とを同時に達成し得るものではなかったのである。
また、本発明に従う有機含浸液には、上述せる如きポリプロピレングリコールメタクリレート(A)に加えて、更に、長鎖アルキルメタクリレート(B)及び低分子量メタクリレート(C)が含有せしめられている。
そこにおいて、長鎖アルキルメタクリレート(B)としては、本発明にあっては、動粘度が20cSt以下、好ましくは15cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートが用いられることとなる(なお、本発明において、動粘度(cSt)は、JIS−K−2283に基づいて測定された、室温(25℃)下での動粘度を意味する)。
ここで、そのような動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートとしては、例えば、デシルメタクリレート、ウンデシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート(ドデシルメタクリレート)、トリデシルメタクリレート、ミリスチルメタクリレート(テトラデシルメタクリレート)、ペンタデシルメタクリレート、セチルメタクリレート(ヘキサデシルメタクリレート)、ヘプタデシルメタクリレート、ステアリルメタクリレート(オクタデシルメタクリレート)、ノナデシルメタクリレート、イコシルメタクリレート(エイコシルメタクリレート)、ヘンイコシルメタクリレート、ドコシルメタクリレート、トリコシルメタクリレート、テトラコシルメタクリレート等の各種の長鎖アルキルメタクリレートが挙げられ、それらが、単独で、或いは組み合わされて、用いられることとなる。その中でも、本発明にあっては、長鎖アルキル基の炭素数が10以上であるものが好ましく、特に、長鎖アルキル基の炭素数:12のラウリルメタクリレートや、長鎖アルキル基の炭素数:13のトリデシルメタクリレートがより好ましく用いられる。なお、前記長鎖アルキルメタクリレートの長鎖アルキル基の炭素数の上限としては、特に制限はないが、一般に、炭素数:24程度、好ましくは炭素数:18程度とされることとなる。
このように、本発明に従う有機含浸液にあっては、ポリプロピレングリコールメタクリレート(A)に対して、更に、動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレート(B)が含有せしめられているところから、得られる有機含浸液が、有利に、動粘度の低いものとされ得ることとなるのである。そして、そのような低動粘度の有機含浸液にあっては、有機含浸液の含浸加工工程において、有機含浸液が、有利にスムーズに空隙(巣孔)内に含浸せしめられ得るところから、含浸加工工程における作業性に優れていると共に、有機含浸液が、空隙内に充分に隙間なく含浸せしめられ得るところから、封孔性に優れたものともなるのである。
なお、本発明に従う有機含浸液にあっては、上記せる如き動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートは、有機含浸液中、5〜65重量%の割合において、好ましくは、20〜45重量%の割合において、配合せしめられることとなる。かかる長鎖アルキルメタクリレートの配合割合が多過ぎる場合には、相対的に、ポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合が少なくなり過ぎるところから、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性とを両立して達成することが困難となるといった問題がある。一方、長鎖アルキルメタクリレートの配合割合が少な過ぎる場合には、得られる有機含浸液の動粘度が高くなり過ぎて、含浸加工工程における作業性や封孔性が悪化するといった問題が惹起されるのである。
また、前記低分子量メタクリレート(C)としては、本発明にあっては、分子量が200以下、好ましくは150以下の低分子量メタクリレートが用いられることとなる。そのような分子量が200以下の低分子量メタクリレートとしては、特に限定されるものではなく、従来から公知のものが適宜に用いられ得ることとなるのであるが、例えば、2−ヒドロキシエチルメタクリレートや2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、iso−プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、iso−ブチルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート等が挙げられ、それらが、単独で、或いは組み合わされて、用いられることとなる。その中でも、本発明にあっては、廃水のCOD値を低減させる観点から、かかる低分子量メタクリレートは、疎水性のものを用いることが好ましく、特に、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートやメチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、iso−プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、iso−ブチルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレート等が、より好ましく用いられる。更に、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートにあっては、得られる硬化物において、優れた耐オイル性が発揮され得ることとなるところから、より一層好ましく用いられる。
さらに、本発明に従う有機含浸液にあっては、上記した低分子量メタクリレートの動粘度が、好ましくは20cSt以下、より好ましくは15cSt以下であるものが、好適に用いられることとなる。そのような比較的低粘度の低分子量メタクリレートを用いるようにすることにより、含浸処理工程における作業性及び封孔性が、有利に向上せしめられ得るのである。
このように、本発明に従う有機含浸液にあっては、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレート及び(B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートに加えて、更に、(C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートが配合せしめられているのであるが、そのような分子量が200以下の、小さな分子サイズのメタクリレートが更に配合せしめられていることによって、本発明に従う有機含浸液を重合・硬化して得られる硬化物の硬度が、効果的に高められ得ることとなるのである。従って、そのような本発明に従う有機含浸液の硬化物にて空隙(巣孔)が封孔された鋳物やセラミック製品にあっては、優れた耐圧性が有利に発揮されることとなる。
なお、かかる低分子量メタクリレートの配合割合は、本発明に従う有機含浸液中、10〜40重量%、好ましくは、15〜35重量%とされることとなる。かかる低分子量メタクリレートの配合割合が多過ぎる場合には、相対的に、ポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合が少なくなり過ぎるところから、有機含浸液の硬化物において、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性とを両立して達成することが困難となるといった問題があり、一方、前記低分子量メタクリレートの配合割合が少な過ぎる場合には、本発明に従う有機含浸液を重合して得られる硬化物において、充分な硬度が確保され得ず、耐圧性が不充分となるといった問題が惹起されることとなる。
そして、本発明に従う有機含浸液にあっては、上記せる如き(A)ポリプロピレングリコールメタクリレート、(B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレート及び(C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートに加えて、更に、(D)それらの重合物(硬化物)中に架橋構造を導入する多官能性メタクリレートが、配合せしめられている。
そのような多官能性メタクリレートとは、本発明にあっては、特に限定されるものではなく、例えば、トリメチロールプロパントリメタクリレートやエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、グリセリンジメタクリレート、ポリブチレングリコールジメタクリレート等の従来から有機含浸液に配合せしめられている公知の各種の多官能性メタクリレートが、適宜に用いられ得るものである。
なお、かかる多官能性メタクリレートの有機含浸液中における配合割合は、0〜10重量%、より好ましくは1〜8重量%とされることとなる。
このように、本発明に従う有機含浸液にあっては、上述せる如き(A)ポリプロピレングリコールメタクリレート、(B)長鎖アルキルメタクリレート、(C)低分子量メタクリレート及び(D)多官能性メタクリレートが、それぞれ、所定割合にて、それらの合計量が100重量%となるように配合せしめられているのであるが、そのような有機含浸液には、更に、重合開始剤や重合禁止剤、界面活性剤等の従来から一般に有機含浸液に含有せしめられている各種の成分が、更に含有せしめられていてもよい。
そこにおいて、前記重合開始剤は、上記せる如き各種のメタクリレートの重合の開始を制御して、重合速度を所望に調整するために配合される成分であって、例えば、1,1’−アゾビス(1−アセトキシ−1−フェニルエタン)やアゾビスイソブチロニトリル等の従来から公知の重合開始剤が、何れも、適宜に用いられることとなる。
また、前記重合禁止剤は、重合反応の進行を制御して、重合速度を所望に調整するために配合される成分であって、例えば、p−メトキシフェノールやハイドロキノン等の従来から公知の重合禁止剤が、何れも、適宜に用いられる。
さらに、含浸加工工程後、鋳物やセラミック製品の表面に過剰に付着した有機含浸液は、一般に、水洗せしめられて、除去されることとなるのであるが、前記界面活性剤は、かかる洗浄工程における有機含浸液の洗浄性を向上させるために配合される成分であって、例えば、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルやポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等の、従来から公知の各種の界面活性剤が、適宜に用いられるのである。
ところで、上述せる如き本発明に従う有機含浸液を用いて、鋳物やセラミック製品を含浸加工するに際しては、従来から公知の含浸加工工程が、何れも、適宜に採用され得るのであって、特に限定されるものではなく、例えば、真空加圧含浸法や真空含浸法、内部加圧法等の公知の含浸法によって、含浸せしめられることとなる。
より具体的には、鋳物に対して、真空加圧含浸法により、含浸加工工程を実施する場合には、先ず、空隙(巣孔)を有する鋳物を含浸槽内に載置し、次いで、槽内の空気を脱気して、真空状態とすることにより、槽内及び鋳物の表面に開口する空隙内に存在している空気を排出する。その後、本発明に従う有機含浸液を、含浸槽内に充填して、槽内を有機含浸液で満たすことにより、鋳物を本発明に従う有機含浸液で完全に浸し、更に、その状態で圧力をかけることにより、鋳物の表面に開口する空隙内に、有機含浸液を充分に含浸させる。そして、かかる含浸加工の施された鋳物を含浸槽内から取り出し、鋳物表面に付着する余分な有機含浸液を水洗することにより除去し、次いで、電気炉内にて110℃〜150℃、若しくは温水内にて85〜95℃で加熱することにより、空隙内に含浸せしめられた有機含浸液を重合・硬化させるようにする。
以上のようにして、本発明に従う有機含浸液にて含浸加工の施された鋳物やセラミック製品にあっては、空隙(巣孔)内に含浸せしめられた有機含浸液の硬化物が、優れた耐オイル性及び優れた耐クーラント液性を有利に示すこととなるところから、エンジンブロックやトランスミッション等の自動車部品として用いられた場合にあっても、エンジンオイルや自動変速機油(ATフルード)、クーラント液等との接触によって、かかる硬化物が膨潤したり、溶解したりして、目的を損なうようなことが、効果的に防止乃至は抑制され得ることとなるのである。
以下に、本発明の実施例を示し、本発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもないところである。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加え得るものであることが、理解されるべきである。
−実施例1−
先ず、(A)ポリプロピレングリコールメタクリレートとして、プロピレンオキシド繰返し単位が4〜6のポリプロピレングリコールモノメタクリレートの34.6重量部、(B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートとして、アルキル基の炭素数が12〜13の長鎖アルキルメタクリレートの34.6重量部、(C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートとして、2−ヒドロキシプロピルモノメタクリレートの25.5重量、(D)多官能性メタクリレートとして、トリメチロールプロパントリメタクリレートの5.3重量部を混合した。得られた混合液の100重量部に対して、重合開始剤として、1,1’−アゾビス(1−アセトキシ−1−フェニルエタン)の0.7重量部、重合禁止剤として、p−メトキシフェノールの0.05重量部及び界面活性剤として、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの5.3重量部を添加・混合し、有機含浸液を調製した。配合組成を、下記表1に示す。
一方、内径:10mm、長さ:200mmのシリコーンチューブを用意し、かかるシリコーンチューブの一方の端部をクリップで止めた。そこに、上記で準備された有機含浸液の13mLを注入し、他方の端部をクリップで止めることにより、シリコーンチューブ内に有機含浸液を封入した。次いで、有機含浸液の封入されたシリコーンチューブを90℃の温水中に15分間浸漬することにより、シリコーンチューブ内の有機含浸液を重合・硬化させた。その後、シリコーンチューブ内から、有機含浸液の硬化物を取り出し、30mmの長さに切り揃えた後、140℃の乾燥機内で1時間乾燥することにより、硬化物試料を準備した。
−実施例2−
下記表1に示される如く、ポリプロピレングリコールモノメタクリレートの配合割合を23.1重量部とし、また、長鎖アルキルメタクリレートの混合物の配合割合を46.1重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして、有機含浸液を調製した。そして、その得られた有機含浸液を用いて、実施例1と同様にして、硬化物試料を準備した。
−実施例3−
下記表1に示される如く、長鎖アルキルメタクリレートの混合物の配合割合を41.6重量部とし、また、低分子量メタクリレートである2−ヒドロキシプロピルモノメタクリレートの配合割合を30重量部としたこと以外は、実施例2と同様にして、有機含浸液を調製した。そして、その得られた有機含浸液を用いて、実施例1と同様にして、硬化物試料を準備した。
−比較例1−
下記表1に示される如く、ポリプロピレングリコールメタクリレートを用いないこととし、長鎖アルキルメタクリレートの配合割合を69.2重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして、有機含浸液を調製した。この得られた有機含浸液を用いて、実施例1と同様にして、硬化物試料を準備した。
−比較例2−
下記表1に示される如く、ポリプロピレングリコールメタクリレート及び長鎖アルキルメタクリレートを用いないこととし、また、低分子量メタクリレートとして、2−ヒドロキシエチルモノメタクリレートの94.7重量部を用いることとした以外は、実施例1と同様にして、有機含浸液を調製した。この得られた有機含浸液を用いて、実施例1と同様にして、硬化物試料を準備した。
−比較例3−
下記表1に示される如く、長鎖アルキルメタクリレートの34.6重量部に代えて、エチレンオキシド繰返し単位が4〜5のポリエチレングリコールモノメタクリレートの34.6重量部を用いることとした以外は、実施例1と同様にして、有機含浸液を調製した。この得られた有機含浸液を用いて、実施例1と同様にして、硬化物試料を準備した。
−比較例4−
下記表1に示される如く、長鎖アルキルメタクリレートを用いないこととし、ポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合を69.2重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして、有機含浸液を調製した。この得られた有機含浸液を用いて、実施例1と同様にして、硬化物試料を準備した。
−比較例5−
下記表1に示される如く、ポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合を4.2重量部とし、また、長鎖アルキルメタクリレートの配合割合を65重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして、有機含浸液を調製した。この得られた有機含浸液を用いて、実施例1と同様にして、硬化物試料を準備した。
Figure 2010075969
<耐オイル性試験>
上記実施例1〜3及び比較例1〜5で準備された硬化物試料を、それぞれガラス瓶に入れ、そこに、45mLの自動変速機油(アイシン精機株式会社製)を入れて、硬化物試料を、自動変速機油に完全に浸した。次いで、ガラス瓶を90℃の恒温槽内に入れて、100時間経過毎に硬化物試料の重量を測定し、重量増加率を求めた。得られた結果を、それぞれ、下記表2及び図1に示す。
<耐クーラント液性試験>
上記実施例1〜3及び比較例1〜5で準備された硬化物試料を、それぞれガラス瓶に入れ、そこに、45mLのクーラント液(武蔵ホルト株式会社製)を入れて、硬化物試料を、クーラント液に完全に浸した。次いで、ガラス瓶を90℃の恒温槽内に入れて、100時間経過毎に硬化物試料の重量を測定し、重量増加率を求めた。得られた結果を、それぞれ、下記表3及び図2に示す。
Figure 2010075969
Figure 2010075969
かかる表2及び図1の結果から明らかなように、本発明に従う有機含浸液である実施例1〜3より得られた硬化物試料にあっては、自動変速機油に浸漬した後、500時間経過後においても、重量増加率が8重量%未満と低く、耐オイル性に優れていることが認められた。一方、ポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合を少なく、長鎖アルキルメタクリレートの配合割合を多くした比較例1及び比較例5より得られた硬化物試料にあっては、自動変速機油浸漬500時間経過後では、重量増加率が30重量%以上と高く、耐オイル性に劣るものであることが認められた。また、2−ヒドロキシエチルモノメタクリレートを多く配合した比較例2より得られた硬化物試料及びポリプロピレングリコールメタクリレートを多く配合した比較例4より得られた硬化物試料にあっては、自動変速機油への浸漬によって、硬化物試料が一部溶解したことが認められた。
また、表3及び図2の結果から明らかなように、本発明に従う有機含浸液である実施例1〜3より得られた硬化物試料にあっては、クーラント液に浸漬した後、500時間経過後にあっても、重量増加率が7重量%未満と低く、耐クーラント液性に優れていることが認められた。一方、長鎖アルキルメタクリレートに代えて、ポリエチレングリコールメタクリレートを用いた比較例3より得られた硬化物試料及びポリプロピレングリコールメタクリレートの配合割合を多くした比較例4より得られた硬化物試料にあっては、クーラント液浸漬500時間経過後において、重量増加率が30重量%程度と高く、耐クーラント液性に劣るものであることが認められた。更に、親水性の低分子量メタクリレートである2−ヒドロキシエチルモノメタクリレートの配合割合を多くした比較例2より得られた硬化物試料にあっては、クーラント液浸漬500時間経過後において、重量増加率が170重量%以上と、極めて耐クーラント液性に劣るものであることが認められた。
このように、本発明に従う有機含浸液である実施例1〜3より得られた硬化物試料にあっては、上述せる如く、優れた耐オイル性と優れた耐クーラント液性を両立するものである。これに対し、比較例1〜5より得られた硬化物試料にあっては、耐オイル性又は耐クーラント液性の何れか一方を有するものの、それらを両立するものではないことが認められるのである。
さらに、上記の実施例2及び比較例1〜3で準備された有機含浸液について、それぞれ、JIS−K0102−17「100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CODMn)」に準じて、CODMn(mgO/L)の測定を行なった。その結果を、下記表4に示す。
Figure 2010075969
かかる表4の結果から明らかなように、本発明に従う有機含浸液である実施例2の有機含浸液にあっては、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート、長鎖アルキルメタクリレート、低分子量メタクリレートである2−ヒドロキシプロピルモノメタクリレートの何れもが、疎水性であるところから、CODMnは低く、廃水処理における環境負荷が低いものであることが認められた。また、ポリプロピレングリコールメタクリレートを用いず、長鎖アルキルメタクリレートの配合割合を増加させた比較例1にあっても、CODMnは同様に低くなった。
一方、ポリプロピレングリコールメタクリレート及び長鎖アルキルメタクリレートを用いず、2−ヒドロキシエチルモノメタクリレートを用いた比較例2にあっては、CODMnの値が高く、廃水の環境負荷が大きいものであることが認められた。これは、2−ヒドロキシエチルモノメタクリレートの親水性が高いためであると考えられる。更に、ポリエチレングリコールモノメタクリレートを用いた比較例3にあっても、CODMnの値は高くなることが認められた。これは、ポリエチレングリコールモノメタクリレートの親水性が高いためであると考えられる。
自動変速機油への浸漬時間(h)に対する硬化物試料の重量増加率(wt%)を示す図である。 クーラント液への浸漬時間(h)に対する硬化物試料の重量増加率(wt%)を示す図である。

Claims (6)

  1. 加熱重合せしめられて、耐オイル性及び耐クーラント液性に優れた硬化物を与える有機含浸液にして、
    (A)ポリプロピレングリコールメタクリレートの5〜65重量%と、
    (B)動粘度が20cSt以下の長鎖アルキルメタクリレートの5〜65重量%と、
    (C)分子量が200以下の低分子量メタクリレートの10〜40重量%と、
    (D)硬化物中に架橋構造を導入する多官能性メタクリレートの0〜10重量%とを、
    それらの合計量が100重量%となるように配合せしめてなることを特徴とする有機含浸液。
  2. 前記ポリプロピレングリコールメタクリレートにおけるプロピレンオキシド繰返し単位が、2〜8であることを特徴とする請求項1に記載の有機含浸液。
  3. 前記長鎖アルキルメタクリレートにおける長鎖アルキル基の炭素数が、10以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の有機含浸液。
  4. 前記低分子量メタクリレートの動粘度が、20cSt以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の有機含浸液。
  5. 前記低分子量メタクリレートが、疎水性であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の有機含浸液。
  6. 鋳造品若しくはセラミック製品における空隙を封孔するための含浸加工工程において、使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の有機含浸液。
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