JP2010073857A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010073857A
JP2010073857A JP2008239052A JP2008239052A JP2010073857A JP 2010073857 A JP2010073857 A JP 2010073857A JP 2008239052 A JP2008239052 A JP 2008239052A JP 2008239052 A JP2008239052 A JP 2008239052A JP 2010073857 A JP2010073857 A JP 2010073857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor device
diffusion layer
impurity diffusion
impurity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008239052A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yokoyama
侑司 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008239052A priority Critical patent/JP2010073857A/ja
Publication of JP2010073857A publication Critical patent/JP2010073857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】製造工程数の少ない半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】第1導電型の半導体層11に、第2導電型の不純物Bをイオン注入する工程と、半導体層11に熱処理を施して不純物Bの一部を活性化し、第1不純物拡散層12を形成する工程と、第1不純物拡散層12に選択的にレーザを照射してレーザが照射された領域の未活性の不純物Bを活性化し、第1不純物拡散層12より高いキャリア濃度を有する第2不純物拡散層13を形成する工程と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
高速リカバリーダイオード(FRD:Fast Recovery Diode)は、シリコンpn接合を有し、ショットキーバリアダイオードに比べて高耐圧である点を生かして、スイッチングレギュレータ等の出力側整流ダイオードなどに使用されている。
高速リカバリーダイオードでは、スイッチング特性の改善と順方向電圧の確保のために、アノード層は低濃度アノード層と、低濃度アノード層中に形成された高濃度アノード層とを有している(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1に開示された高速リカバリーダイオードは、アノード全面にP型半導体層を薄く設けた上、波状のP+層を均一にくり返し設けている。
更に、カソード側N型半導体層を同様に波状に均一にくり返し設けて2重の波形エミッタ構造を基板に形成している。
然しながら、特許文献1に開示された高速ダイオードの製造方法は、低濃度アノード層を形成した後に、フォトリソグラフィ法によりパターン化された高濃度アノード層を形成しているので、製造工程数が多くなり、生産性が低いという問題がある。
特開平7−106605号公報
本発明は、製造工程数の少ない半導体装置の製造方法を提供する。
本発明の一態様の半導体装置の製造方法は、第1導電型の半導体層に、第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、前記半導体層に熱処理を施して前記不純物の一部を活性化し、第1不純物拡散層を形成する工程と、前記第1不純物拡散層に選択的にレーザを照射して前記レーザが照射された領域の未活性の前記不純物を活性化し、前記第1不純物拡散層より高いキャリア濃度を有する第2不純物拡散層を形成する工程と、を具備することを特徴としている。
本発明の別態様の半導体装置の製造方法は、第1導電型の半導体層に、第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、前記半導体層に選択的にレーザを照射して前記レーザが照射された領域の前記不純物を活性化し、第1不純物拡散層を形成する工程と、前記半導体層に熱処理を施して前記不純物の一部を活性化し、前記第1不純物拡散層より低いキャリア濃度を有する第2不純物拡散層を形成する工程と、を具備することを特徴としている。
本発明によれば、製造工程数の少ない半導体装置の製造方法が得られる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法について図1乃至図3を用いて説明する。図1は半導体装置を示す断面図、図2および図3は半導体装置の製造工程を順に示す断面図である。
本実施例の半導体装置は、スイッチング特性の改善と順方向電圧の確保のために、アノード層は低濃度アノード層と、低濃度アノード層中に島状に形成された高濃度アノード層とを有する高速リカバリーダイオード(FRD)の例である。
図1に示すように、本実施例の半導体装置10は、N型(第1導電型)の半導体層11と、半導体層11に形成されたP型(第2導電型)の低濃度アノード層(第1不純物拡散層)12と、低濃度アノード層12中に形成されたP型の高濃度アノード層(第2不純物拡散層)13と、低濃度アノード層12および高濃度アノード層13上に形成され、低濃度アノード層12および高濃度アノード層13とオーミックコンタクトを形成するアノード電極(金属層)14と、を具備している。
更に、半導体装置10は、半導体層11が形成されたN型の半導体基板15と、半導体基板15とオーミックコンタクトを形成するカソード電極(金属層)16とを具備している。
半導体基板15は、内部抵抗を低減するために高キャリア濃度、例えば〜1×1018cm−3のシリコン基板である。
半導体層11は、注入されたホールがドリフトするためのベース層であり、膜厚、キャリア濃度が、例えば10μm、〜1×1017cm−3のシリコンエピタキシャル層である。
低濃度アノード層12は、ダイオードのスイッチング特性を改善するために、低キャリア濃度、例えば〜1×1016cm−3に設定されている。
高濃度アノード層13は、金属層14とのオーミックコンタクトを確保し、順方向電圧Vfの増加を抑えるために、高キャリア濃度、例えば〜1×1018cm−3に設定されている。
次に、半導体装置10の製造方法について説明する。図2および図3は半導体装置10の製造工程を順に示す断面図である。
図2(a)に示すように、半導体基板15上に、エピタキシャル法により半導体層11を形成し、半導体層11上に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により半導体層11の表面を保護するためのシリコン酸化膜20を形成する。
次に、半導体層11に、シリコン酸化膜20を通してボロン(B)をイオン注入し、イオン注入層21を形成する。
イオン注入条件は、後述するように、熱処理によりイオン注入されたBの一部分が活性化したときに、低濃度アノード層12の所定のキャリア濃度が得られ、レーザ照射によりイオン注入されたBの大部分が活性化したときに、高濃度アノード層13の所定のキャリア濃度が得られるように設定する。
次に、図2(b)に示すように、ヒータ22、例えばホットプレート、またはランプにより、例えば〜400℃の低温活性化熱処理を施し、イオン注入されたBの一部分を活性化して、キャリア濃度が〜1×1016cm−3の低濃度アノード層12を形成する。
次に、図2(c)に示すように、シリコン酸化膜20を通して、低濃度アノード層12に選択的にレーザを照射し、未活性のBを活性化して、例えばキャリア濃度が〜1×1018cm−3の島状の高濃度アノード層13を形成する。
レーザ照射は、レーザビームをレーザ照射領域23に沿って走査することにより行うので、レーザを遮光するマスクなどは不要である。
次に、図3(a)に示すように、シリコン酸化膜20を、例えばウェットエッチングにより除去した後、低濃度アノード層12および高濃度アノード層13上に、例えばアルミニウムを主成分とする金属層14を、スパッタリング法により形成する。
次に、ヒータ22により、例えば〜400℃でアロイ化熱処理を施し、金属層14と低濃度アノード層12および高濃度アノード層13とのオーミックコンタクトを形成する。キャリア濃度の低い低濃度アノード層12は、金属層14と低抵抗のオーミックコンタクトが得られないが、キャリア濃度の高い高濃度アノード層13は、金属層14と低抵抗のオーミックコンタクトが得られる。これにより、金属層14はアノード電極として機能する。
活性化熱処理温度とアロイ化熱処理温度とがほぼ等しいので、低濃度アノード層12中の未活性のBがアロイ化熱処理により活性化されることは殆どなく、第1不純物拡散層12のキャリア濃度は変化しない。
高濃度アノード層13のBは既に大部分が活性化されているので、高濃度アノード層13のキャリア濃度は変化しない。
次に、図3(b)に示すように、半導体基板15の下面に、例えばアルミニウムを主成分とする金属層16を、スパッタリング法により形成する。
次に、ヒータ22により、例えば〜400℃でアロイ化熱処理を施し、金属層16と半導体基板15とのオーミックコンタクトを形成する。これにより、金属層16はカソード電極として機能する。
本実施例においては、低濃度アノード層12のBの活性化率が低いことから、イオン注入による結晶欠陥が残留し、半導体装置10のダイオード特性に影響を与えることが懸念される。
得られた半導体装置10のリーク電流などのダイオード特性を調べたところ、目的のダイオード特性を満たしていることが確かめられた。
次に、本実施例の半導体装置の製造方法に対比して、比較例の半導体装置の製造方法について説明する。比較例とは低濃度アノード層12と高濃度アノード層13を別個に形成する工程を有する半導体装置の製造方法のことである。図4は比較例の半導体装置の製造工程を順に示す図断面図である。
図4(a)に示すように、フォトリソグラフィ法により、半導体層11上に高濃度アノード層13が形成される予定の領域に開口30aを有するレジスト膜30を形成する。
次に、図4(b)に示すように、レジスト膜30をマスクとして、高ドーズ量でBをイオン注入し、イオン注入層31を形成する。
次に、図4(c)に示すように、レジスト膜30を除去した後、活性化熱処理を施す。これにより、高濃度アノード層13が形成される。
次に、図4(d)に示すように、フォトリソグラフィ法により、高濃度アノード層13をマスクするレジスト膜32を形成する。
次に、図4(e)に示すように、レジスト膜32をマスクとして、低ドーズ量でBをイオン注入し、イオン注入層33を形成する。
次に、図4(f)に示すように、レジスト膜32を除去した後、活性化熱処理を施す。これにより、低濃度アノード層12が形成される。
従って、本実施例の半導体装置の製造方法は、比較例の半導体装置の製造方法に比べて、イオン注入工程が1回で済み、フォトリソグラフィ工程を有しないので、合せて3工程を削減することが可能である。
以上説明したように、本実施例の半導体装置の製造方法は、半導体層11にBをイオン注入し、半導体層11に低温活性化熱処理を施し、Bの一部を活性化して低濃度アノード層12を形成し、半導体層11に選択的にレーザを照射し、レーザ照射領域23の未活性のBを活性化して低濃度アノード層12より高いキャリア濃度を有する高濃度アノード層13を形成している。
その結果、比較例の半導体装置の製造方法に比べて、工程数を削減することができる。従って、製造工程数の少ない半導体装置の製造方法が得られる。
ここでは、金属層14および金属層16のアロイ化を別々に行う場合について説明したが、金属層14、16の材質が同じなので、同一工程でアロイ化することもできる。これによれば、更にアロイ化熱処理工程を1工程削減できる利点がある。
本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法について、図5を用いて説明する。図5は半導体装置の製造工程の要部を順に示す断面図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、高濃度アノード層を先に形成するようにしたことにある。
即ち、図5(a)に示すように、本実施例の半導体装置の製造方法は、図2(a)と同様にして半導体基板15上に半導体層11を形成し、半導体層11上にシリコン酸化膜20を形成し、半導体層11にシリコン酸化膜20を通してBをイオン注入し、イオン注入層21を形成する。
次に、図5(b)に示すようにシリコン酸化膜20を通して、半導体層11に選択的にレーザを照射してBを活性化し、高濃度アノード層(第1不純物拡散層)13を先に形成する。
レーザの照射をパルスで行なうことにより、高濃度アノード層13を除く領域のBは活性化されることは無い。
次に、図5(c)に示すように、シリコン酸化膜20を除去した後、イオン注入層21および高濃度アノード層13上に、金属層14を形成する。
次に、ヒータ22により、例えば〜400℃で低温活性化熱処理とアロイ化熱処理を兼ねた熱処理を施し、半導体層11の一部を活性化して低濃度アノード層(第2不純物拡散層)12を形成し、同時に、金属層14と低濃度アノード層12および高濃度アノード層13とのオーミックコンタクトを形成する。
次に、図3(b)と同様にして、半導体基板15に金属層16を形成し、アロイ化熱処理を施して金属層16と半導体基板15とのオーミックコンタクトを形成する。
以上説明したように、本実施例の半導体装置の製造方法は、半導体層11にBをイオン注入し、半導体層11に選択的にレーザを照射して高濃度アノード層13を形成し、半導体層11に低温活性化熱処理を施して、高濃度アノード層13より低いキャリア濃度を有する低濃度アノード層12を形成している。
その結果、低濃度アノード層12の形成と、金属層16と低濃度アノード層12および高濃度アノード層13とのオーミックコンタクの形成を同時に行なうことができるので、アロイ化熱処理工程を1工程削減することができる利点がある。
ここで、図5(c)に示す工程において、金属層16と半導体基板15とのオーミックコンタクの形成を同時に行なうことも可能である。これによれば、2つのアロイ化熱処理工程を全部削減できる利点がある。
本発明の実施例3に係る半導体装置の製造方法について、図6および図7を用いて説明する。図6および図7は半導体装置の製造工程の要部を順に示す断面図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施例が実施例1と異なる点はBのドーズ量に差を設けてイオン注入層を形成するようにしたことにある。
即ち、図6(a)に示すように、本実施例の半導体装置の製造方法は、図2(a)と同様にして、半導体基板15上に半導体層11を形成し、半導体層11上にシリコン酸化膜20を形成し、シリコン酸化膜20上に、フォトリソグラフィ法により、レーザ照射領域23に対応する領域に開口40aを有するマスク材40を形成する。
マスク材40は、例えばレジスト膜またはシリコン窒化膜などであり、その厚さは半導体層11へBのイオン注入が一部阻止される範囲に設定する。
次に、図6(b)に示すように、半導体層11に、シリコン酸化膜20および開口40aを有するマスク材40を通してBをイオン注入する。
これにより、レーザ照射領域23にBが多く注入された高ドーズ領域41aと、レーザ照射領域23の周りにBが少なく注入された低ドーズ領域41bとを有するイオン注入層41が得られる。
マスク材40の膜厚が厚いほど、低ドーズ領域41bのドーズ量は少なくなるので、マスク材40の膜厚を制御して低ドーズ領域41bのドーズ量をできるだけ少なくしておくことが望ましい。
次に、図7(a)に示すように、マスク材40を除去した後、シリコン酸化膜20を通して、イオン注入層41の高ドーズ領域41aに選択的にレーザを照射してBを活性化し、高濃度アノード層13を先に形成する。
次に、図7(b)に示すように、ヒータ22により、低ドーズ領域41bのドーズ量に応じて、低温活性化熱処理の温度(〜400℃)より高い温度で熱処理(中温活性化熱処理と称する)を施し、イオン注入されたBの一部または大部分を活性化して低濃度アノード層12を形成する。
活性化熱処理温度が高いほど、Bの活性化率が高くなるので、Bのドーズ量を減らした分、活性化熱処理温度を高くして活性化率を増やすことにより、所定のキャリア濃度が得られる。
次に、図3(a)、図3(b)と同様にして、金属膜14と、低濃度アノード層12および高濃度アノード層13とのオーミックコンタクト、金属膜16と半導体基板15とのオーミックコンタクトを形成する。
本実施例では、マスク材40を形成するための工程(成膜、フォトリソグラフィ)が増加するが、活性化熱処理温度を高くすることができるので、低濃度アノード層12の結晶性を改善することが可能である。
これにより、Bイオン注入時の結晶欠陥がダイオード特性へ影響を及ぼす恐れが低減されるので、本実施例の半導体装置の製造方法は、より高特性、高信頼性が要求される場合に適している。
以上説明したように、本実施例の半導体装置の製造方法は、Bのドーズ量に差を設けてイオン注入層41を形成し、活性化熱処理温度を高くして低濃度アノード層12を形成しているので、低濃度アノード層12の結晶性が改善される利点がある。
特に、図8に示すように、低ドーズ領域41bと高ドーズ領域41aとのドーズ量の比が、低濃度アノード層12と高濃度アノード層13とのキャリア濃度の比にほぼ等しい場合には、低ドーズ領域41bと高ドーズ領域41aとに一括して高温活性化熱処理を施し、低濃度アノード層12と高濃度アノード層13とを同時に形成することも可能である。
高温活性化熱処理は、ヒータ22を用いておこなえるので、高価なレーザ照射装置が不要になり、生産性を向上させることができる利点がある。
上述した実施例では、半導体装置10が高速リカバリーダイオードである場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、半導体装置がショットキーバリアダイオードであっても同様に適用することができる。
また、半導体基板15がシリコン基板である場合について説明したが、その他の半導体基板、例えばGaAs、InP、SiC、GaNなどを用いることも可能であり、同様の効果を得ることができる。
本発明の実施例1に係る半導体装置を示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造工程を順に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造工程を順に示す断面図。 本発明の実施例1に係る比較例の半導体装置の製造工程を順に示す断面図。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造工程の要部を順に示す断面図。 本発明の実施例3に係る半導体装置の製造工程の要部を順に示す断面図。 本発明の実施例3に係る半導体装置の製造工程の要部を順に示す断面図。 本発明の実施例3に係る半導体装置の別の製造工程の要部を示す断面図。
符号の説明
10 半導体装置
11 半導体層
12 低濃度アノード層
13 高濃度アノード層
14、16 金属層
15 半導体基板
20 シリコン酸化膜
21、31、33、41 イオン注入層
22 ヒータ
23 レーザ照射領域
30、32 レジスト膜
40 マスク材
41a 低ドーズ領域
41b 高ドーズ領域

Claims (5)

  1. 第1導電型の半導体層に、第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    前記半導体層に熱処理を施して前記不純物の一部を活性化し、第1不純物拡散層を形成する工程と、
    前記第1不純物拡散層に選択的にレーザを照射して前記レーザが照射された領域の未活性の前記不純物を活性化し、前記第1不純物拡散層より高いキャリア濃度を有する第2不純物拡散層を形成する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1不純物拡散層および前記第2不純物拡散層上に金属層を形成し、熱処理を施して前記金属層と前記第1不純物拡散層および前記第2不純物拡散層とのオーミックコンタクトを形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 第1導電型の半導体層に、第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    前記半導体層に選択的にレーザを照射して前記レーザが照射された領域の前記不純物を活性化し、第1不純物拡散層を形成する工程と、
    前記半導体層に熱処理を施して前記不純物の一部を活性化し、前記第1不純物拡散層より低いキャリア濃度を有する第2不純物拡散層を形成する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1不純物拡散層を形成した後に、前記第1不純物拡散層および前記半導体層上に金属層を形成し、前記熱処理により前記第2不純物拡散層を形成し、前記金属層と前記第1不純物拡散層および第2不純物拡散層とのオーミックコンタクトを形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2導電型の不純物のイオン注入は、前記選択的にレーザが照射される予定の領域に開口を有するマスク材を通して行い、前記領域と前記領域を除く領域とで、前記不純物量に差を設けることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
JP2008239052A 2008-09-18 2008-09-18 半導体装置の製造方法 Pending JP2010073857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008239052A JP2010073857A (ja) 2008-09-18 2008-09-18 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008239052A JP2010073857A (ja) 2008-09-18 2008-09-18 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010073857A true JP2010073857A (ja) 2010-04-02

Family

ID=42205381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008239052A Pending JP2010073857A (ja) 2008-09-18 2008-09-18 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010073857A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102683429A (zh) * 2012-06-06 2012-09-19 锦州市圣合科技电子有限责任公司 超大电流高频frd二极管芯片及制作方法
KR101238232B1 (ko) 2011-09-14 2013-03-04 주식회사 시지트로닉스 Mhj-frd의 구조 및 그 제조 방법
JP2013062365A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
US9741872B2 (en) 2015-03-16 2017-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
US11676995B2 (en) 2019-03-08 2023-06-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013062365A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
KR101238232B1 (ko) 2011-09-14 2013-03-04 주식회사 시지트로닉스 Mhj-frd의 구조 및 그 제조 방법
CN102683429A (zh) * 2012-06-06 2012-09-19 锦州市圣合科技电子有限责任公司 超大电流高频frd二极管芯片及制作方法
US9741872B2 (en) 2015-03-16 2017-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
US11676995B2 (en) 2019-03-08 2023-06-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8501548B2 (en) Method for producing a semiconductor device using laser annealing for selectively activating implanted dopants
JP5781291B2 (ja) ファストリカバリーダイオード
JP6477106B2 (ja) 半導体装置
US9397206B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
US20110306188A1 (en) Manufacturing method of silicon carbide semiconductor device
TWI381455B (zh) 金氧半p-n接面二極體結構及其製作方法
TWI331367B (en) Method of manufacturing semiconductor device
JP2010073857A (ja) 半導体装置の製造方法
US20230282757A1 (en) Method for manufacturing a uv-radiation detector device based on sic, and uv-radiation detector device based on sic
JP5651410B2 (ja) シリコンカーバイドショットキーバリアダイオードおよびその製造方法
JP2014146757A (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP6988216B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4506100B2 (ja) 炭化珪素ショットキーバリアダイオードの製造方法
JP2005135972A (ja) 半導体装置の製造方法
US9887086B2 (en) Method for manufacturing a wide bandgap junction barrier schottky diode
JP2007235064A (ja) ショットキーバリア半導体装置及びその製造方法
JP2013077615A (ja) ダイオードの製造方法
JP2003197642A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2006228772A (ja) ショットキバリアダイオードとその製造方法
US8237239B2 (en) Schottky diode device and method for fabricating the same
CN115004342A (zh) 碳化硅半导体装置以及碳化硅半导体装置的制造方法
WO2024024386A1 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2007184439A (ja) 半導体装置
JP2020057746A (ja) 半導体装置
JP2009260057A (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法