JP2010073290A - オーバーライト特性の測定におけるイメージ妨害信号を回避する制御方法、および、その制御装置 - Google Patents

オーバーライト特性の測定におけるイメージ妨害信号を回避する制御方法、および、その制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オーバーライト特性を測定するためのイメージ妨害対策用測定装置の複雑な回路構成を省略化し、低コストな装置を提供すること。
【解決手段】オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定し、決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定し、算出された周波数帯域内に、記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記ローカル周波数を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体のオーバーライト特性の測定方法に関し、特に、ハードディスク等の磁気記録媒体のオーバーライト特性の測定におけるイメージ妨害信号を回避する制御方法、および、その制御装置に関する。
ハードディスク等の記録媒体の検査装置の検査項目の1つに、オーバーライト測定がある。オーバーライト測定の方法は、通常、以下の手順に従って処理される。
手順1.検査媒体の所望のトラック上に周波数(1)の信号を記録する。
手順2.手順1の周波数(1)を記録したトラック上に重ねて、周波数(2)の信号を記録する。
手順3.後から重ね書きした周波数(2)の信号を通過させず、最初に記録した周波数(1)のみを抽出するフィルタを通して、オーバーライトされた後の周波数(1)の残留成分を検出する。
手順4.その検出された周波数(1)の残留成分の大きさによって検査媒体のオーバーライト特性を把握する、という処理を行う。
この測定で、前述のオーバーライト測定の方法で述べた手順3に記した測定では、検査媒体の測定トラック上には、周波数(2)の信号が記録されており、その振幅は通常のハードディスクでの記録再生レベルであるが、その信号に対して、オーバーライト特性を把握するために測定しなければならない周波数(1)の残留成分は、周波数(2)に比べてその振幅は−40dBほどで、非常に小さい。
通常、このような振幅差の大きな信号を精度良く測定するには、スペクトラムアナライザが適しており、研究開発段階の性能検査には、実際にスペクトラムアナライザが使用されている。しかし、ハードディスク等の記録媒体の検査装置においては、その測定速度などの点から、オーバーライト特性の専用の測定装置として、ペクトラムアナライザと同等の性能を持ち、かつ測定速度が充分である計測器を特別に作成して組込む必要がある。
特開2003−85701号公報
ハードディスク等の磁気記録媒体の検査装置におけるオーバーライト測定では、検査媒体の特定のトラックに一度書き込み、その上から重ね書きした信号によって非常に微小な振幅になった最初に書き込まれた信号の残留成分を検出しなくてはならない。このときの信号の状態は、重ね書きによって記録された大きな振幅信号があり、その信号に埋もれるように、振幅比で1%に満たない状態で測定周波数が存在している。オーバーライト測定では、この大きな振幅の信号に埋もれた残留信号を弁別し測定しなくてはならない。
また、この測定すべき信号の周波数は、測定者の任意の周波数でなくてはならないため、測定周波数を弁別するためのフィルタリング機能の周波数は、測定者によって任意に設定変更できなくてはならない。
このような、任意の周波数のフィルタリング機能を作り出す方法として、ヘテロダイン(周波数変換)方式が良く使われる。
ヘテロダイン方式の基本構成要素は、測定信号を周波数変換するためのミキサーと、周波数変換された信号の特定の周波数成分を抜き出すための中間周波フィルタ(IFフィルタ)と、ミキサーに注入するためのローカル信号発生器とからなる。
動作は、ミキサーに測定信号を与え、その周波数に対して、中間周波数(IF周波数)だけ上(測定周波数+IF周波数)または、下(測定周波数−IF周波数)の周波数の信号をローカル周波数としてミキサーに加えることで、測定信号をIF周波数に変換することができ、そのIF周波数の信号を測定することで、測定周波数の信号の状態を測定できる。また、ローカル周波数を変更することで、所望の周波数を測定周波数に設定し、測定することができる。
しかし、この構成では、測定周波数Fmを測定するために、ローカル周波数LoをFm+IF(測定周波数+中間周波数)に設定すると、Fmの周波数と共に、Lo−IFの周波数Fiが、測定しようとする周波数Fmと全く同じ感度でIF周波数に変換され、測定信号に重畳されて測定されてしまう。ヘテロダイン型周波数変換装置では、ローカル周波数Loに対して、IF周波数だけ加算された周波数(Lo+IF)と、IF周波数だけ減算された周波数(Lo−IF)とが同時にIF周波数に変換される。
この加算および減算で決定されるミキサーへの入力周波数のうち、測定者が測定周波数として意図していない周波数側の周波数をイメージ周波数と呼び、その意図していない側の周波数からIFに変換されて、本来測定しようとする周波数に重畳してしまう信号を、イメージ妨害信号と呼んでいる。
このイメージ妨害信号を除去するためには、当該回路の前段にイメージ周波数を濾波するための可変周波数フィルタを置くか、又は、イメージ周波数を測定帯域外にするためのミキサーと、ローカル発信器と、IFフィルタとを備えたヘテロダイン回路を設置して、ダブルヘテロダインの構成にするという方法が取られる。
このようなイメージ妨害の措置は、市販のスペクトラムアナライザでは当然行われており、従来のハードディスク等の磁気記録媒体の検査装置においても同様の回路構成で測定回路を構成している。この測定回路の回路構成は非常に複雑で、構成要素となる電子部品も高価であるため、このオーバーライト測定機能を複数チャンネルで共用するためのスイッチ回路を設けるなどして装置の高額化を防ぐなどの工夫をしている。
しかし、これら複雑な回路構成とする措置は、システム構成をさらに複雑化する要因にもなっていて、ハードディスク等の磁気記録媒体の検査装置全体に係るコストを高くするひとつの要因になっている。
そこで、本発明の目的は、オーバーライト特性の測定におけるイメージ妨害対策用の複雑な回路構成を省略化し、低コストな装置を提供することが可能な、イメージ妨害信号を回避する制御方法、および、その制御装置を提供することにある。
本発明は、所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御方法であって、前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する工程と、前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する工程と、前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記ローカル周波数を変更する工程とを具えたことを特徴とする。
前記変更する工程は、前記イメージ周波数が、前記オーバーライト周波数と一致する場合、前記ローカル周波数を変更する工程を含んでもよい。
前記変更する工程は、前記ローカル周波数を、前記オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に前記算出された周波数帯域分だけ変更する工程を含んでもよい。
本発明は、所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御方法であって、前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する工程と、前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する工程と、前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記オーバーライト特性の測定に用いられる測定用書込み周波数を変更する工程とを具えたことを特徴とする。
前記変更する工程は、前記イメージ周波数が、前記オーバーライト周波数と一致する場合、前記測定用書込み周波数を変更する工程を含んでもよい。
前記変更する工程は、前記測定用書込み周波数を、前記オーバーライト特性の測定可能な周波数範囲内での変更であって、前記オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に前記中間周波フィルタの通過帯域幅分だけ変更する工程を含んでもよい。
本発明、コンピュータによって実行される上記記載の方法を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
本発明は、所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御装置であって、前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する手段と、前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する手段と、前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記ローカル周波数を変更する手段とを具えたことを特徴とする。
本発明は、所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御装置であって、前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する手段と、前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する手段と、前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記オーバーライト特性の測定に用いられる測定用書込み周波数を変更する手段とを具えたことを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の例]
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
<構成の概要>
本発明の詳細な説明を行う前に、回路構成の概要について説明する。
本発明は、前述したイメージ妨害信号を除去するための前置可変フィルタや、ダブルヘテロダイン回路を使用せずに、イメージ妨害信号を受けることなく、オーバーライト特性を測定しようとするものである。
ハードディスク等の記録媒体の検査装置におけるオーバーライト測定では、スペクトラムアナライザなどの汎用計測器で行われる信号測定に比べ、その測定前提条件が狭く絞られているので、このオーバーライト測定という特殊な条件下においてのみ、イメージ妨害信号を受けることなく測定できれば、ハードディスク等の記録媒体検査装置においては、イメージ妨害対策用の回路装置を省略できる。
汎用スペクトラムアナライザの場合、測定周波数が全くの任意で、特定の周波数を観測しているときに、他のいかなる周波数の入力があっても、観測周波数の結果に影響を与えてはいけない。
これに対して、ハードディスク等の記録媒体の検査装置においては、オーバーライト測定を実施する前に、検査対象の記録媒体に書き込まれる、最初の書き込み周波数(1)と、次に書き込まれるオーバーライトする周波数(2)との信号周波数は、測定者が任意に設定したものであり、測定時には測定周波数(通常では、最初に書き込まれる書き込み周波数(1)と同じ)と、測定周波数の観測帯域外にあるオーバーライトした周波数(2)とは既知の値であり、それ以外の周波数成分の信号成分は入力信号に存在しない。
そこで、本発明では、ハードディスク等の記録媒体の検査装置での測定前提条件では、オーバーライト特性の測定時には、測定周波数以外に入力信号に存在する周波数成分は、オーバーライトした信号の周波数成分だけで、他に存在しないので、測定周波数を観測する時に設定されたヘテロダイン・ミキサーへのローカル信号の周波数から作り出されるイメージ周波数が、当該オーバーライト信号周波数に一致しなければ、該信号によってイメージ妨害を受けることは無い、という点を考慮して構成するようにした。
以下、本発明について詳細に説明する。
<回路構成>
図1は、本発明に係る簡易へテロダイン回路を構成する検査装置100の概略構成を示す。
検査装置100は、リード信号増幅回路101からの測定周波数Fmの測定信号1を周波数変換するためのミキサー2と、周波数変換された信号の特定の周波数成分を抜き出すための中間周波フィルタ(IFフィルタ)3と、抜き出された特定の周波数成分からなる信号の振幅を検出する振幅検知器4と、ミキサー2に注入するためのローカル周波数Loのローカル信号5を発信するローカル周波数発信器6と、オーバーライト特性の測定に用いられる試験信号としての書込み周波数(FL,FH)の書込み信号7を発信する書込み周波数発信器8と、書込み信号7が入力されるヘッド制御回路9と、記録媒体102(例えば、ハードディスク用磁気記録媒体)に対してリード又はライトを行うリード/ライトヘッド部10と、ローカル周波数発信器6および書込み周波数発信器8に対して、ローカル周波数Loおよび書込み周波数(FL,FH)の設定をそれぞれ行う周波数設定回路11と、ローカル周波数Loおよび書込み周波数(FL,FH)の設定の制御を行う制御回路12とから構成される。
制御回路12は、測定周波数設定データ13が入力されてローカル周波数設定データ14を算出するローカル周波数算出部15と、書込み周波数(FL,FH)設定データ16が入力されて設定変更内容に応じて設定変更されたデータを算出する書込み周波数(FL,FH)算出部17と、算出されたローカル周波数設定データ14を用いてイメージ周波数を演算処理により求めるイメージ周波数演算部18と、演算により求めたイメージ周波数が、測定しようとする測定周波数に重畳してしまうイメージ妨害信号に該当するか否かを判定するイメージ妨害判定部19と、判定結果に基づいて書込み周波数(FL,FH)設定データ16の設定周波数を変更する設定周波数変更部20とを備える。
<回路動作>
回路動作について説明する。
図2は、本発明に係る制御回路12において実行されるイメージ周波数の回避処理を説明するフローチャートを示す。
この例では、所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御方法の一例を示す。
ステップS1では、ローカル周波数算出部15において、オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数Loを決定する。
ステップS2では、イメージ周波数演算部18およびイメージ妨害判定部19を用いて、決定されたローカル周波数Loと中間周波フィルタ3の中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、記録媒体102としてのハードディスク用磁気記録媒体に所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する。
ステップS3では、算出された周波数帯域内に、記録媒体102に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在すると判定した場合、書込み周波数(FL,FH)算出部17および設定周波数変更部20を用いて当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、ローカル周波数Loを変更する。
この場合、ローカル周波数Loの変更は、以下のように設定してもよい。
すなわち、イメージ周波数が、オーバーライト周波数と一致する場合において、ローカル周波数Loを変更するようにしてもよい。また、ローカル周波数Loを、オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に、算出された周波数帯域分だけ変更するようにしてもよい。
<具体例>
次に、具体例を挙げて説明する。
ローカル周波数発信器6のローカル周波数Loを変更することによって、イメージ妨害信号を回避する方法について説明する。
手順1)所望の測定周波数が得られるように、ローカル信号のローカル周波数Loを決定する。
手順2)ローカル周波数Loより算出されるイメージ周波数±[(中間周波フィルタ(IFフィルタ)通過帯域/2)+α]に、オーバーライト特性の測定周波数(通常は、最初の書込み周波数と同じ)が存在するか判断する。この場合、ローカル周波数Loの高調波から作り出されるイメージ周波数も含めて一致を確認する。
ここで、イメージ周波数の演算例を挙げる。
イメージ周波数=(Lo×n)±IF中心周波数±[(IF通過帯域/2)+α] …(1)
(nは、Loの高調波次数、αは、IFフィルタへの信号もれ込みを防ぐためのガードバンド周波数幅)
手順3)手順2でイメージ周波数とオーバーライト特性の測定周波数とが一致する場合は、手順1で設定したローカル周波数Loを逆ヘテロダイン側に切り替える。ただし、Lo=測定周波数+IFの場合には、その逆のLo=測定周波数−IFに設定する。
<イメージ妨害信号の回避方法>
次に、図1の簡易へテロダイン回路を用いて構成した場合、イメージ妨害信号を回避できる理由を、図3および図4を用いて説明する。
ヘテロダインを行うと、イメージ妨害が発生する(すなわち、イメージ周波数が存在する)。この場合、従来の対策としては、ダブル(またはトリプル)ヘテロダインによって、妨害を回避していた。
これに対して、本発明では、イメージが入る可能性がある回路のまま、そのイメージ周波数のウインドウを、信号成分の無い周波数になるよう、局部発振周波数をスイッチ(シフト)することで妨害を回避するというものである。これは、空中を飛ぶ電波信号を解析するようなスペクトラムアナライザでは、どの周波数に信号が存在するかわからないので、この方法は取れないが、媒体試験においては、消去後、既知の周波数成分の信号を書き込むので、丁度イメージ周波数ウインドウの入り込まないように回路側の構成を変えることができる。この方法によれば、回路構成が非常に簡略化できる。なお、イメージ周波数は、測定周波数と全く0dBで信号を検知してしまうので、媒体ノイズ成分は測定信号に重畳した形で測定されてしまう欠点はある。
換言すれば、本発明は、一般の周波数観測においてはこの方法は使用できないが、媒体検査という特性を利用したものであり、独自性がある。
図3は、ヘテロダイン方式におけるイメージ妨害の例を示す。
この例では、中心周波数10MHzの中間周波フィルタを使ったときで、観測したい周波数の10MHz下に局部発振周波数(ローカル周波数Lo)を設定することにより、その周波数が10MHzに周波数変換されて観測することができる(50MHz−40MHz=10MHz)。
しかし、これと同時に、30MHzの信号も10MHzに周波数変換されるため(40MHz−30MHz=10MHz)、50MHzの信号と30MHzの信号とが全く同等の感度で計測されてしまう。
局部発信周波数に対して、中間周波フィルタ3の周波数との和信号を観測周波数とするか、差信号を観測周波数にするかは自由であるが、観測に使用しない側のヘテロダイン周波数をイメージ周波数と呼ぶ。
図4は、本発明に係る局部発信周波数の変更によるイメージ回避の方法を示す。
この例において、記録媒体102上に、30MHzの信号成分が存在する場合、妨害となるので、局部発振周波数を、観測したい周波数<50MHz>の中間周波数の10MHzだけ上側に設定する。観測信号の50MHzは、(60MHz−50MHz=10MHz)で、10MHzに変換されて観測できる。
このとき、イメージ周波数は、60MHz+10MHz=70MHzとなるので、記録媒体101上に70MHzの信号成分が含まれていなければ、観測に支障はない。
以上説明したように、記録媒体102の計測では、予め書き込む周波数成分が分っているため、このような方法での回避が可能となる。
従って、オーバーライト特性の測定回路として制御回路12を備えた検査装置100を構成したので、オーバーライト特性の測定において、イメージ妨害対策用の回路を省略化することができ、装置コストの低減を図ることができる。
また、オーバーライト特性の測定回路を簡易へテロダイン回路の構成としたことにより、イメージ妨害対策用の回路を簡略化することができるので、多チャンネルを想定した装置において行われていた、オーバーライト特性の測定回路を共有化するための複雑なスイッチ回路などを省略することができる。
さらに、オーバーライト特性の測定回路として、各チャンネル毎に検査装置100の制御回路12を設けたことにより、計測速度を向上させることも可能となる。
[第2の例]
本発明の第2の実施の形態を、図5に基づいて説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
本例は、前述した第1の例の図1の検査装置100の制御回路12における制御処理の内容を変更したものである。検査装置100の回路構成は図1と同様であり、ここでの説明は省略する。
<回路動作>
回路動作について説明する。
図5は、本発明に係る制御回路12において実行されるイメージ周波数の回避処理を説明するフローチャートを示す。
ステップS10では、ローカル周波数算出部15において、オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数Loを決定する。
ステップS11では、イメージ周波数演算部18およびイメージ妨害判定部19を用いて、決定されたローカル周波数Loと中間周波フィルタ3の中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、記録媒体102としてのハードディスク用磁気記録媒体に所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する。
ステップS12では、算出された周波数帯域内に、記録媒体102に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在すると判定した場合、書込み周波数(FL,FH)算出部17および設定周波数変更部20を用いて当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、オーバーライト特性の測定に用いられる測定用の書込み周波数(FL,FH)を変更する。
この場合、測定用の書込み周波数(FL,FH)の変更は、以下のように設定してもよい。
すなわち、イメージ周波数が、オーバーライト周波数と一致する場合、書込み周波数(FL,FH)を変更するようにしてもよい。また、書込み周波数(FL,FH)を、オーバーライト特性の測定可能な周波数範囲内での変更であって、オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に中間周波フィルタ3の通過帯域幅分だけ変更するようにしてもよい。
<具体例>
次に、具体例を挙げて説明する。
測定周波数としての測定用の書込み周波数(FL,FH)を変更することによって、イメージ妨害信号を回避する方法について説明する。
手順4)前述した第1の例のイメージ妨害信号を回避する方法における手順3により変更を行った場合、再度、ローカル周波数Loより算出されるイメージ周波数±[(IF通過帯域/2)+α]にオーバーライト特性の測定周波数が存在するか判断する。
手順5)イメージ周波数に測定周波数が一致すると判断した場合は、オーバーライト特性の測定のための、2つの書込み周波数(FLとFH)のどちらか、又は両方の周波数を、中間周波フィルタ3の通過帯域幅分だけ、+側又は−側に変更する。
手順6)前述した第1の例の手順1を行うことにより、イメージ周波数は、オーバーライト特性の測定周波数帯域内に存在しなくなり、イメージ妨害を回避できる。
手順7)測定用の書込み周波数の変更は、100KHzほどの微小周波数であり、オーバーライト特性に対して、ほとんど影響しない。
<イメージ妨害信号の回避方法>
次に、図1の簡易へテロダイン回路を用いて構成した場合、イメージ妨害信号を回避できる理由について説明する。
この例では、本発明に係る測定周波数の変更によるイメージ回避の方法を示す。
前述した図3の例において、妨害になる周波数成分が30MHzの場合、例えば観測周波数を52MHzに変更すると、イメージ周波数は32MHzになり、中間周波フィルタ3の通過帯域幅(通常、オーバーライトでは100KHzほど)に30MHzの信号が入らなければ計測に支障はない。
オーバーライトの書込み周波数の設定時に、イメージ周波数に検査周波数(又は、その高調波)が一致するかは予め分るので、検査装置100の制御回路12において、この一致を回避するようにアラーム設定とすることにより、オーバーライト特性の測定回路として簡易回路に構成して計測することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態である、イメージ妨害信号を回避するための検査装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る制御回路において実行されるローカル周波数の変更によってイメージ周波数を回避する処理を示すフローチャートである。 ヘテロダイン方式におけるイメージ妨害の例を示す説明図である。 ローカル周波数の変更によるイメージ回避の方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態である制御回路において実行される測定用書込み周波数の変更によってイメージ周波数を回避する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 測定信号
2 ミキサー
3 中間周波フィルタ(IFフィルタ)
4 振幅検知器
5 ローカル信号
6 ローカル周波数発信器
7 書込み信号
8 書込み周波数発信器
9 ヘッド制御回路
10 リード/ライトヘッド部
11 周波数設定回路
12 制御回路
13 測定周波数設定データ
14 ローカル周波数設定データ
15 ローカル周波数算出部
16 書込み周波数(FL,FH)設定データ
17 書込み周波数(FL,FH)算出部
18 イメージ周波数演算部
19 イメージ妨害判定部
20 設定周波数変更部
100 検査装置
101 リード信号増幅回路
102 記録媒体

Claims (13)

  1. 所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御方法であって、
    前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する工程と、
    前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する工程と、
    前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記ローカル周波数を変更する工程と
    を具えたことを特徴とする制御方法。
  2. 前記変更する工程は、
    前記イメージ周波数が、前記オーバーライト周波数と一致する場合、前記ローカル周波数を変更する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の制御方法。
  3. 前記変更する工程は、
    前記ローカル周波数を、前記オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に前記算出された周波数帯域分だけ変更する工程を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の制御方法。
  4. 所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御方法であって、
    前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する工程と、
    前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する工程と、
    前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記オーバーライト特性の測定に用いられる測定用書込み周波数を変更する工程と
    を具えたことを特徴とする制御方法。
  5. 前記変更する工程は、
    前記イメージ周波数が、前記オーバーライト周波数と一致する場合、前記測定用書込み周波数を変更する工程を含むことを特徴とする請求項4記載の制御方法。
  6. 前記変更する工程は、
    前記測定用書込み周波数を、前記オーバーライト特性の測定可能な周波数範囲内での変更であって、前記オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に前記中間周波フィルタの通過帯域幅分だけ変更する工程を含むことを特徴とする請求項4又は5記載の制御方法。
  7. コンピュータによって実行される請求項1ないし6のいずれかに記載の方法を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  8. 所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御装置であって、
    前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する手段と、
    前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する手段と、
    前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記ローカル周波数を変更する手段と
    を具えたことを特徴とする制御装置。
  9. 前記変更する手段は、
    前記イメージ周波数が、前記オーバーライト周波数と一致する場合、前記ローカル周波数を変更する手段を含むことを特徴とする請求項8記載の制御装置。
  10. 前記変更する手段は、
    前記ローカル周波数を、前記オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に前記算出された周波数帯域分だけ変更する手段を含むことを特徴とする請求項8又は9記載の制御装置。
  11. 所定のオーバーライト周波数を用いてオーバーライトされた記録媒体に対するオーバーライト特性の測定において、イメージ周波数を回避して信号検出を行うための制御装置であって、
    前記オーバーライト特性の測定に用いられるローカル周波数を決定する手段と、
    前記決定されたローカル周波数と中間周波フィルタの中心周波数との和又は差によって算出される周波数帯域内に、前記記録媒体に前記所定のオーバーライト周波数を用いて記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在するか否かを判定する手段と、
    前記算出された周波数帯域内に、前記記録媒体に記録された既知の周波数成分以外の信号検出可能な周波数成分を有するイメージ周波数が存在する場合、当該イメージ周波数の周波数成分が検出されないように、前記オーバーライト特性の測定に用いられる測定用書込み周波数を変更する手段と
    を具えたことを特徴とする制御装置。
  12. 前記変更する手段は、
    前記イメージ周波数が、前記オーバーライト周波数と一致する場合、前記測定用書込み周波数を変更する手段を含むことを特徴とする請求項11記載の制御装置。
  13. 前記変更する手段は、
    前記測定用書込み周波数を、前記オーバーライト特性の測定可能な周波数範囲内での変更であって、前記オーバーライト周波数の低周波側又は高周波側に前記中間周波フィルタの通過帯域幅分だけ変更する手段を含むことを特徴とする請求項11又は12記載の制御装置。
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