JP2010073010A - 情報処理装置、情報処理方法、通信装置、通信方法、情報処理システムおよび情報処理システムによる情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、通信装置、通信方法、情報処理システムおよび情報処理システムによる情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークやサーバへの負荷を増大させることなく、利便性を損なわないコンテンツ配信技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置10は、第1通信装置からコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部15から取得し、配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定する配信方式決定部14と、配信方式決定部14が直接配信方式を用いると決定した場合に、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを第1通信装置に送信し、配信方式決定部14が間接配信方式を用いると決定した場合に、第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、第1通信装置に送信する配信制御部13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介してコンテンツを利用者に提供するコンテンツ配信システムに関する。
従来、この種のコンテンツ配信システムとしては、端末が配信サーバにコンテンツを要求し、配信サーバが端末にコンテンツを配信するクライアントサーバ型システムが一般的である。
また、特許文献1に開示される技術では、あらかじめネットワークの空き時間にコンテンツの一部を端末にダウンロードしておき、その後、端末は、コンテンツを利用する際に残りのコンテンツデータをサーバから受信する方法が説明されている。この方法によれば、ネットワークやサーバへの負荷は増大せず、また、システムにかかる費用も増大しない。
特開2005−184472号公報
しかしながら、クライアントサーバ型システムでは、利用者のサーバへのアクセスが集中すると、ネットワークおよびサーバへの負荷が増大し、スムーズなコンテンツ配信が困難となる。また、この問題を解決するために、ネットワークおよびサーバを増強する場合には、システムにかかる費用が増大するという問題があった。
また、特許文献1に開示された技術では、利用者がコンテンツを利用したくても、一部コンテンツのダウンロード実行のために、一定時間待たされることとなり、利便性が損なわれるという問題があった。以上説明したように、従来のコンテンツ配信システムでは、ネットワークやサーバへの負荷が増大、または、コンテンツ利用までに一定時間待たされ、利便性が損なわれるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ネットワークやサーバへの負荷を増大させることなく、利便性を損なわないコンテンツ配信技術を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1通信装置および第2通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、コンテンツ識別情報とコンテンツを配信する配信頻度を示す配信頻度情報とを対応付けて記憶する配信頻度情報記憶部と、第1通信装置から通信部を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部から取得し、配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定する配信方式決定部と、配信方式決定部が直接配信方式を用いると決定した場合には、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツをコンテンツ記憶部から取得し、通信部を介して、第1通信装置にコンテンツを送信し、配信方式決定部が間接配信方式を用いると決定した場合には、第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、通信部を介して、第1通信装置に送信する配信制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
上記した情報処理装置は、配信頻度の閾値である配信頻度閾値を記憶する配信頻度閾値記憶部をさらに備え、配信方式決定部は、配信頻度情報記憶部から取得した配信頻度情報が示す配信頻度が、配信頻度閾値記憶部が記憶する配信頻度閾値を超えている場合には、直接配信方式を用いると決定し、その他の場合には、間接配信方式を用いると決定することとしてもよい。
上記した情報処理装置は、配信頻度閾値決定部をさらに備え、配信頻度閾値記憶部が記憶する配信頻度閾値は、配信頻度閾値決定部が、自装置によるコンテンツの配信可能速度と、第2通信装置が備えるコンテンツ記憶部の記憶容量と、配信頻度情報記憶部が記憶するすべての配信頻度情報とに基づいて決定して格納したものであることとしてもよい。
上記した情報処理装置は、配信頻度閾値決定部をさらに備え、配信頻度閾値記憶部が記憶する配信頻度閾値は、配信頻度閾値決定部が、コンテンツ記憶部が記憶するコンテンツごとに、コンテンツのデータ量と配信頻度情報記憶部が記憶する配信頻度情報が示す配信頻度とを乗算し、配信頻度閾値よりも配信頻度の低いコンテンツについて乗算結果を足し合わせた結果が、第2通信装置が備えるコンテンツ記憶部の記憶容量以下となり、配信頻度閾値よりも配信頻度の高いコンテンツについて乗算結果を足し合わせた結果が自装置によるコンテンツの配信可能速度以下となるよう決定して格納したものであることとしてもよい。
上記した情報処理装置は、配信頻度閾値決定部をさらに備え、配信頻度閾値記憶部が記憶する配信頻度閾値は、配信頻度閾値決定部が、自装置によるコンテンツの配信状況を監視し、コンテンツの配信状況に応じて動的に変更して格納したものであることとしてもよい。
上記した情報処理装置は、第1通信装置から通信部を介して視聴情報を受信すると、視聴情報に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部が記憶する配信頻度情報から検索し、配信頻度情報が示す配信頻度を加算する人気度分析部をさらに備えることとしてもよい。
上記した配信頻度情報記憶部が記憶する配信頻度情報は、コンテンツ識別情報の他に、地域を示す地域情報と、時間帯を示す時間帯情報とに対応付けられて格納され、配信頻度閾値記憶部が記憶する配信頻度閾値は、地域情報と、時間帯情報とに対応付けられて格納されたものであり、上記した配信方式決定部は、第1通信装置から通信部を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報と、コンテンツ配信要求の送信元の地域を示す地域情報と、コンテンツ配信要求の送信された時間帯を示す時間帯情報とに対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部から取得するとともに、コンテンツ配信要求の送信元の地域を示す地域情報と、コンテンツ配信要求の送信された時間帯を示す時間帯情報とに対応する配信頻度閾値を配信頻度閾値記憶部から取得し、配信頻度情報記憶部から取得した配信頻度情報が示す配信頻度が、配信頻度閾値記憶部から取得した配信頻度閾値を超えている場合には、直接配信方式を用いると決定し、その他の場合には、間接配信方式を用いると決定することとしてもよい。
上記した配信方式決定部は、第1通信装置から、通信部を介して、間接配信方式を用いる旨を要求する間接配信要求を受信すると、間接配信方式を用いると決定することとしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、ネットワークやサーバへの負荷を増大させることなく、利便性を損なわないコンテンツ配信技術を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお、説明は以下の順序で行う。
1. 本実施形態に係る情報処理システムの概要
2. 本実施形態に係る情報処理装置(サーバ)の構成
3. 本実施形態に係る第1通信装置の構成
4. 本実施形態に係る第2通信装置の構成
5. 本実施形態に係る情報処理装置の動作
6. 本実施形態に係る第1通信装置の動作
7. 本実施形態に係る第2通信装置の動作
8. 本実施形態の変形例
本実施形態に係る情報処理システムの概要]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの概要を示す図である。本実施形態では、情報処理システムの一例として、ビデオオンデマンド(VOD)のコンテンツ配信システムについて説明する。
コンテンツ配信システム1は、サーバ(情報処理装置)10と、複数の通信装置(受信端末)20とを含んで構成される。図1に示した例では、通信装置20として通信装置20A〜20Gが示されている。
サーバ10は、人気度分析部16、配信頻度情報記憶部15、配信方式決定部14、配信制御部13、コンテンツ記憶部12、通信部11等を含んで構成される。
人気度分析部16は、各通信装置20からネットワーク30を介して視聴情報の入力を受け付け、配信頻度情報記憶部15に時間帯別地域別配信頻度情報を出力する。
配信頻度情報記憶部15は、人気度分析部16から時間帯別地域別配信頻度情報の入力を受け付け、配信方式決定部14に時間帯別地域別配信頻度情報を出力する。
配信方式決定部14は、各通信装置20からネットワーク30を介して配信要求の入力を受け付け、配信頻度情報記憶部15から時間帯別地域別配信頻度情報の入力を受け付け、配信制御部13に配信方式IDおよびコンテンツIDを出力する。
コンテンツ記憶部12は、配信制御部13にコンテンツ(コンテンツデータ)を出力する。
配信制御部13は、配信方式決定部14から配信方式IDとコンテンツIDとの入力を受け付け、コンテンツ記憶部12からコンテンツデータの入力を受け付け、各通信装置20にネットワーク30を介してコンテンツデータを配信する。
各通信装置20は、ネットワーク30を介して、サーバ10に配信要求および視聴情報を出力するとともにコンテンツデータの入力を受け付ける。また、各通信装置20は、ネットワーク30を介して、他の通信装置20との間でコンテンツデータを交換する。
図1〜図3を用いて、コンテンツ配信システムの動作を説明する。図2は、配信頻度の説明図、図3は、P2P配信の動作説明図である。
動作初期において、コンテンツ記憶部12には、複数のコンテンツが格納されている。また、配信頻度情報記憶部15には、時間帯別地域別配信頻度情報が格納されている。
時間帯別地域別配信頻度情報とは、コンテンツの配信頻度を時間別および地域別に計測した情報である。一例として、図2(a)は、ある地域における昼間帯の配信頻度、図2(b)は、ある地域における深夜帯の配信頻度を示す。図2において、横軸はコンテンツを配信頻度の順に並べたものを示しており、縦軸は各コンテンツの配信頻度を示す。
以下、通信装置20Dが、コンテンツを利用する場合の動作について説明する。
通信装置20Dが、通信部11を介して配信方式決定部14にコンテンツの配信要求を行うと、配信方式決定部14は、配信頻度情報記憶部15から通信装置20Dの地域および現在の時間帯に適合した配信頻度情報の入力を受け付ける。配信方式決定部14は、上記した配信頻度情報の入力を受け付けると、通信装置20Dが要求コンテンツの配信頻度に応じて、配信方式を決定する。すなわち、配信頻度が所定の配信頻度閾値より大きい場合には、通信装置20間のデータ交換による配信方式(ピアツーピア配信、P2P配信)、その他の場合には、サーバ10から通信装置20への直接配信による方式(クライアントサーバ配信、CS配信)と決定する。
図2(a)に示した昼間帯の配信頻度分布を例にとると、通信装置20Dが高頻度配信コンテンツ40Aを要求した場合にはP2P配信を、通信装置20Dが低頻度配信コンテンツ40Bを要求した場合にはCS配信を、それぞれ適用する。また、図2(b)に示した深夜帯の場合には、コンテンツの配信頻度分布が変動する可能性があり、昼間帯に高頻度配信コンテンツであった40Aは深夜帯に低頻度配信コンテンツとなり、CS配信が適用され、一方で、昼間帯に低頻度配信コンテンツであった40Bは深夜帯に高頻度配信コンテンツとなり、P2P配信が適用される可能性を示している。
なお、上記の配信頻度閾値は、CS配信の配信能力と、P2P配信における端末(通信装置20)のキャッシュ能力と、全コンテンツの配信頻度と、に基づいて決定される。すなわち、配信頻度分布におけるCS配信の総量(図2に示した40C1や40C2で示すハッチング面積)がCS配信の配信能力を超えないよう、配信頻度閾値を設定することにより、ネットワーク30やサーバ10の負荷が適正化される。
また同時に、P2P配信対象の全コンテンツのデータ量が全通信装置20のキャッシュ容量に比べて十分小さくなるように、配信頻度閾値を設定することにより、通信装置20のキャッシュを有効活用できる。例えば、1万台の通信装置20がそれぞれ10GBのキャッシュを持つ場合、ネットワーク30内のキャッシュ総量は10000×10GB=100TBである。配信頻度閾値の設定により、P2P配信対象のコンテンツが100本(1本あたり平均10GB)となった場合には、P2P配信対象の全コンテンツのデータ量は10GB×100=1TBである。従って、この場合には、各通信装置20がP2P配信対象のコンテンツを100TB/1TB=100回分重複してキャッシュできる能力がある。このように複数の通信装置20が重複したコンテンツのキャッシュを持つことにより、通信装置20の電源が切れた場合やネットワーク30が局所的に輻輳した場合に、迂回路によるP2P配信が可能となる。
以上の動作により、配信方式決定部14は、通信装置20Dから要求されたコンテンツに対し、P2P配信かCS配信かの配信方式を決定し、コンテンツを指定するコンテンツIDと配信方式を指定する配信方式IDを配信制御部13に出力する。
配信制御部13は、配信方式決定部14から入力を受け付けた配信方式IDに応じて、下記のいずれかの動作を行う。
配信方式がCS配信の場合
配信制御部13は、コンテンツ記憶部12からコンテンツIDに対応したコンテンツデータを読み出し、通信部11を介して通信装置20Dに配信する。
配信方式がP2P配信の場合
配信制御部13は、通信装置20Dに対し、P2P配信によるコンテンツ受信を指示する。
次に、通信装置20Dは、CS配信の場合には、サーバ10からコンテンツデータを受信し、P2P配信の場合には後述するP2P配信動作によりコンテンツデータを受信する。
通信装置20Dは、コンテンツデータを視聴すると、視聴情報(コンテンツID、視聴時刻、地域情報等)を人気度分析部16に送信する。
人気度分析部16は、各通信装置20からの視聴情報を集計し、時間帯別、地域別に視聴頻度を計算し、これを時間帯別地域別配信頻度情報として配信頻度情報記憶部15に出力する。配信頻度情報記憶部15は、一定時間毎(例えば、24時間毎)に時間別地域別配信頻度情報を更新して、これを蓄積する。
以降のサーバ10での動作は、前述した動作を繰り返す。
次に、P2P配信の動作について図3を用いて説明する。
図3において、丸印(B〜J、N等)はP2P配信を行う各通信装置20(図1参照)を示すものである。ただし、丸印(A)はサーバ10(図1参照)を示すものである。P2P配信は、(1)通信装置20のP2Pネットワークへの参加、(2)通信装置20間のコンテンツ交換、の2ステップ動作となる。
通信装置NのP2Pネットワークへの参加
新規の通信装置Nは、起動直後に、P2Pネットワークへ参加を行う。本実施形態のP2Pネットワークは木構造のネットワークである。すでに図3に示したネットワークが構築されていると仮定する。また、各通信装置(B〜J等)は上流方向に最大2本の接続、下流方向に最大3本の接続、が可能であるとする。このネットワークに新規の通信装置Nが参加する場合、サーバAに参加要求を行う。ついで、サーバAは、下流の通信装置に接続の空きを問い合わせる。各通信装置は、接続が空いている場合、サーバAに通知し、そうでない場合は、さらに下流の通信装置に接続の空きを問い合わせる。このような動作により、サーバAは、接続相手となる2つの通信装置(図3に示したFおよびL)を選択し、新規の通信装置Nに接続先を通知する。新規の通信装置Nは、通信装置Fと通信装置Lの下流(図3に示したG)に配置され、これによりP2Pネットワークへの参加を完了する。
(2)通信装置間のコンテンツ交換
通信装置GがサーバAからP2P配信によるコンテンツ受信を指示されると、上流側の通信装置にコンテンツのキャッシュ有無を問い合わせる。上流側の通信装置が該当コンテンツのキャッシュを保持している場合には、通信装置間でコンテンツデータを伝送する。一方、上流側の通信装置が該当コンテンツのキャッシュを保持しない場合には、さらに上流側の通信装置にコンテンツのキャッシュ有無を問い合わせる。いずれの通信装置も該当コンテンツのキャッシュを持たない場合には、サーバAからコンテンツデータを伝送する。コンテンツデータは伝送経路上にある各通信装置にキャッシュされる。
図3では、1つのコンテンツが2つの部分コンテンツ1および2から構成される場合について例示している。すでに、部分コンテンツ1がサーバAから通信装置B,C,D経由で通信装置Eにて受信され、また、部分コンテンツ2がサーバAから通信装置H,I経由で通信装置Jにて受信されているものとする。通信装置Gが当該コンテンツを受信する際には、部分コンテンツ1を通信装置Cから通信装置F経由にて受信し、部分コンテンツ2を通信装置Hから通信装置K,L経由にて受信する。以上の動作により、サーバAやネットワークに負荷をかけることなく、コンテンツの配信を実行する。
本実施形態に係る情報処理装置の構成]
図1を参照して、本実施形態に係る情報処理装置について説明する。以下において、上記したP2P配信方式として直接配信方式、上記したCS配信方式として間接配信方式を用いることとする。
ここでは、情報処理装置(サーバ10)は、図1に示した通信装置20D(第1通信装置)および図1に示した通信装置20B(第2通信装置)と、ネットワーク30を介して通信可能にされているものとする。図1に示すように、情報処理装置(サーバ10)は、通信部11と、コンテンツ記憶部12と、配信制御部13と、配信方式決定部14と、配信頻度情報記憶部15とを備えるものである。以下に説明する第1通信装置および第2通信装置の機能については、いずれか一方の機能のみを有する通信装置が存在してもよいし、両方の機能を有する装置が存在してもよい。
通信部11は、第1通信装置および第2通信装置と通信を行うことが可能である。通信部11は、例えば、通信インタフェース等によって構成される。
コンテンツ記憶部12は、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを記憶するものである。コンテンツ記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等によって構成される。
配信頻度情報記憶部15は、コンテンツ識別情報とそのコンテンツ識別情報で識別されるコンテンツをサーバ10が配信する配信頻度を示す配信頻度情報とを対応付けて記憶するものである。配信頻度情報記憶部15は、例えば、RAM、HDD、フラッシュメモリ等によって構成される。
配信方式決定部14は、第1通信装置から通信部11を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、このコンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部15から取得するものである。配信方式決定部14は、配信頻度情報記憶部15から取得した配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定する。配信方式決定部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され、そのCPUが、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、配信方式決定部14の機能が実現される。
配信制御部13は、配信方式決定部14が直接配信方式を用いると決定した場合には、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツをコンテンツ記憶部12から取得するものである。配信制御部13は、コンテンツ記憶部12から取得したコンテンツを、通信部11を介して、第1通信装置に送信する。また、配信制御部13は、配信方式決定部14が間接配信方式を用いると決定した場合には、第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、通信部11を介して、第1通信装置に送信する。配信制御部13は、例えば、CPU等によって構成され、そのCPUが、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、配信制御部13の機能が実現される。
サーバ10は、配信頻度閾値記憶部17をさらに備えることとしてもよい。配信頻度閾値記憶部17は、配信頻度の閾値である配信頻度閾値を記憶するものである。配信頻度閾値記憶部17は、例えば、RAM、HDD、フラッシュメモリ等によって構成される。サーバ10が配信頻度閾値記憶部17を備える場合には、配信方式決定部14は、配信頻度情報記憶部15から取得した配信頻度情報が示す配信頻度が、配信頻度閾値記憶部17が記憶する配信頻度閾値を超えている場合には、直接配信方式を用いると決定し、その他の場合には、間接配信方式を用いると決定することとすればよい。
サーバ10は、配信頻度閾値決定部18をさらに備えることとしてもよい。配信頻度閾値決定部18は、自装置によるコンテンツの配信可能速度と、第2通信装置が備えるコンテンツ記憶部の記憶容量と、配信頻度情報記憶部15が記憶するすべての配信頻度情報とに基づいて配信頻度閾値を決定するものである。配信頻度閾値決定部18は決定した配信頻度閾値を、配信頻度閾値記憶部17に格納するものである。配信頻度閾値決定部18は、例えば、CPU等によって構成され、そのCPUが、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、配信頻度閾値決定部18の機能が実現される。
さらに詳細には、配信頻度閾値決定部18は、コンテンツ記憶部12が記憶するコンテンツごとに、そのコンテンツのデータ量と配信頻度情報記憶部15が記憶する配信頻度情報が示す配信頻度とを乗算することとしてもよい。例えば、配信頻度閾値決定部18は、配信頻度閾値よりも配信頻度の低いコンテンツについてその乗算結果を足し合わせた結果が、第2通信装置が備えるコンテンツ記憶部の記憶容量以下となるように配信頻度閾値を決定する。また、例えば、配信頻度閾値決定部18は、配信頻度閾値よりも配信頻度の高いコンテンツについてその乗算結果を足し合わせた結果が自装置によるコンテンツの配信可能速度以下となるように配信頻度閾値を決定する。配信頻度閾値決定部18は、この両方の条件を満たすように配信頻度閾値を決定することとしてもよい。配信頻度閾値決定部18は、決定した配信頻度閾値を配信頻度閾値記憶部17に格納する。
サーバ10は、人気度分析部16をさらに備えることとしてもよい。人気度分析部16は、第1通信装置から通信部11を介して視聴情報を受信すると、その視聴情報に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部15が記憶する配信頻度情報から検索し、その配信頻度情報が示す配信頻度を加算する。人気度分析部16が配信頻度を加算する際には、例えば、1ずつ加算していく。配信頻度情報記憶部15が記憶する配信頻度は、例えば、このように加算することで正常な値に保つことができる。
また、配信頻度情報記憶部15が記憶する配信頻度情報は、コンテンツ識別情報の他に、地域を示す地域情報と、時間帯を示す時間帯情報とに対応付けられて格納されたものであることとしてもよい。その場合には、さらに、配信頻度閾値記憶部17が記憶する配信頻度閾値は、地域情報と、時間帯情報とに対応付けられて格納されたものであることとしてもよい。これらの場合には、配信方式決定部14は、第1通信装置から通信部11を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、そのコンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報と、そのコンテンツ配信要求の送信元の地域を示す地域情報と、そのコンテンツ配信要求の送信された時間帯を示す時間帯情報とに対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部15から取得する。それとともに、配信方式決定部14は、そのコンテンツ配信要求の送信元の地域を示す地域情報と、そのコンテンツ配信要求の送信された時間帯を示す時間帯情報とに対応する配信頻度閾値を配信頻度閾値記憶部17から取得する。配信方式決定部14は、配信頻度情報記憶部15から取得した配信頻度情報が示す配信頻度が、配信頻度閾値記憶部17から取得した配信頻度閾値を超えている場合には、直接配信方式を用いると決定し、その他の場合には、間接配信方式を用いると決定することとすればよい。
また、配信方式決定部14は、第1通信装置から、通信部11を介して、間接配信方式を用いる旨を要求する間接配信要求を受信すると、間接配信方式を用いると決定することとしてもよい。これによって、直接配信方式による通信に支障がある場合等に間接配信方式に切り替えることが可能となる。
本実施形態に係る第1通信装置の構成]
図4は、本実施形態に係る第1通信装置の構成を示す図である。図4を参照して(適宜図1参照)、本実施形態に係る第1通信装置について説明する。
ここでは、図1に示した通信装置20D(第1通信装置)は、情報処理装置(サーバ10)および図1に示した通信装置20B(第2通信装置)と、ネットワーク30を介して通信可能にされているものとする。図4に示すように、通信装置20D(第1通信装置)は、通信部21と、コンテンツ記憶部22と、コンテンツ要求部23と、コンテンツ直接取得部24と、コンテンツ間接取得部25とを備えるものである。
通信部21は、サーバ10および第2通信装置と通信を行うことが可能である。通信部21は、例えば、通信インタフェース等によって構成される。
コンテンツ記憶部22は、コンテンツの一部または全部を記憶することが可能である。コンテンツ記憶部22は、例えば、RAM、HDD、フラッシュメモリ等によって構成される。また、コンテンツ記憶部22は、使用頻度の高いデータを高速な記憶装置であることが好ましい。これによって、低速な装置からコンテンツの一部または全部を読み出す無駄を省いて高速化することができる。コンテンツ記憶部22は、CPU内部のキャッシュメモリ等であってもよい。
コンテンツ要求部23は、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報を含んだコンテンツ配信要求をサーバ10に送信する。このコンテンツは、例えば、通信装置20D(第1通信装置)のユーザが選択することが可能であり、ユーザが選択したコンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が、操作入力部(不図示)からコンテンツ要求部23に入力される。コンテンツ要求部23は、例えば、CPU等によって構成され、そのCPUが、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、コンテンツ要求部23の機能が実現される。
コンテンツ直接取得部24は、サーバ10から、通信部11を介して、コンテンツの一部または全部を受信するものである。コンテンツ直接取得部24は、例えば、CPU等によって構成され、そのCPUが、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、コンテンツ直接取得部24の機能が実現される。
コンテンツ間接取得部25は、サーバ10から、通信装置20B(第2通信装置)からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、通信部21を介して受信すると、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報を含み、かつ、そのコンテンツの一部または全部を転送する要求であるコンテンツ転送要求を通信装置20B(第2通信装置)に送信する。コンテンツ間接取得部25は、通信装置20B(第2通信装置)から、通信部21を介して、そのコンテンツの一部または全部を受信すると、そのコンテンツの一部または全部をコンテンツ記憶部22に格納する。コンテンツ間接取得部25は、例えば、CPU等によって構成され、そのCPUが、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、コンテンツ間接取得部25の機能が実現される。
コンテンツ間接取得部25は、サーバ10から、通信部21を介して、コンテンツの一部または全部を受信している間に、そのコンテンツの一部または全部の品質を監視する機能を有することとしてもよい。コンテンツ間接取得部25は、コンテンツの一部または全部から品質の劣化を検知した場合には、間接配信方式を用いる旨を要求する間接配信要求を、通信部21を介して、サーバ10に送信することとしてもよい。
本実施形態に係る第2通信装置の構成]
図5は、本実施形態に係る第2通信装置の構成を示す図である。図5を参照して(適宜図1参照)、本実施形態に係る第2通信装置について説明する。
ここでは、図1に示した通信装置20B(第2通信装置)は、情報処理装置(サーバ10)および図1に示した通信装置20D(第1通信装置)と、ネットワーク30を介して通信可能にされているものとする。図5に示すように、通信装置20B(第2通信装置)は、通信部31と、コンテンツ記憶部32と、コンテンツ転送部33とを備えるものである。
通信部31は、サーバ10および第1通信装置と通信を行うことが可能である。通信部31は、例えば、通信インタフェース等によって構成される。
コンテンツ記憶部32は、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツの一部または全部を記憶するものである。コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM、HDD、フラッシュメモリ等によって構成される。また、コンテンツ記憶部32は、使用頻度の高いデータを高速な記憶装置であることが好ましい。これによって、低速な装置からコンテンツの一部または全部を読み出す無駄を省いて高速化することができる。コンテンツ記憶部32は、CPU内部のキャッシュメモリ等であってもよい。
コンテンツ転送部33は、第1通信装置から、通信部31を介して、コンテンツ転送要求を受信すると、そのコンテンツ転送要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツの一部または全部をコンテンツ記憶部32から取得する。コンテンツ転送部33は、通信部31を介して、第1通信装置に取得したコンテンツの一部または全部を送信する。コンテンツ転送部33は、例えば、CPU等によって構成され、そのCPUが、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、コンテンツ転送部33の機能が実現される。
本実施形態に係る情報処理装置の動作]
図6は、本実施形態に係る情報処理装置の動作を示す図である。図6を参照して(適宜図1乃至図5参照)、本実施形態に係る情報処理装置(サーバ)の動作について説明する。
配信方式決定部14は、通信装置20(第1通信装置)から通信部11を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると(ステップS101)、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を配信頻度情報記憶部15から取得する(ステップS102)。配信方式決定部14は、配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定する(ステップS103)。
配信制御部13が、配信方式決定部14が直接配信方式を用いると決定した場合には(ステップS104で「Yes」)、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツをコンテンツ記憶部12から取得する。配信制御部13は、通信部11を介して、通信装置20(第1通信装置)に取得したコンテンツを送信する(ステップS105)。配信制御部13は、配信方式決定部14が間接配信方式を用いると決定した場合には、通信装置20(第2通信装置)からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、通信部11を介して、通信装置20(第1通信装置)に送信する(ステップS106)。
本実施形態に係る第1通信装置の動作]
図7は、本実施形態に係る第1通信装置の動作を示す図である。図7を参照して(適宜図1乃至図5参照)、本実施形態に係る第1通信装置の動作について説明する。
コンテンツ要求部23は、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報を含んだコンテンツ配信要求を情報処理装置(サーバ10)に送信する(ステップS201)。間接取得指示を受信した場合でなければ(ステップS202で「No」)、コンテンツ直接取得部24は、情報処理装置(サーバ10)から、通信部21を介して、コンテンツの一部または全部を受信する。間接取得指示を受信した場合であれば(ステップS202で「Yes」)、コンテンツ間接取得部25は、コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報を含み、かつ、そのコンテンツの一部または全部を転送する要求であるコンテンツ転送要求を第2通信装置に送信する(ステップS203)。コンテンツ間接取得部25は、第2通信装置から、通信部21を介して、コンテンツの一部または全部を受信すると、そのコンテンツの一部または全部をコンテンツ記憶部22に格納する(ステップS204)。
本実施形態に係る第2通信装置の動作]
図8は、本実施形態に係る第2通信装置の動作を示す図である。図8を参照して(適宜図1乃至図5参照)、本実施形態に係る第2通信装置の動作について説明する。
コンテンツ転送部33は、第1通信装置から、通信部31を介して、コンテンツ転送要求を受信すると(ステップS301)、そのコンテンツ転送要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツの一部または全部をコンテンツ記憶部32から取得する。コンテンツ転送部33は、通信部31を介して、第1通信装置にそのコンテンツの一部または全部を送信する(ステップS302)。
[8.本実施形態による効果]
本実施形態によれば、下記に示す効果が得られる。
以上、説明したように、本実施形態では、コンテンツの配信頻度分布に応じて、配信頻度の高いコンテンツはP2P配信で、そうでないコンテンツはCS配信で、それぞれ配信される。P2P配信はネットワークやサーバに負荷をかけず、端末間(通信装置20間)でのデータ交換によりコンテンツを配信するが、配信対象が一部のコンテンツに限定されるため、端末(通信装置20)でキャッシュするデータ量は小さく抑えることができる。一方、CS配信は、配信対象コンテンツが多いが、いずれも配信頻度が小さいため、ネットワークやサーバへの負荷を抑えることができ、しかも、P2P配信のように端末(通信装置20)のキャッシュを必要としない。
以上の動作により、従来技術の問題点を解決し、端末(通信装置20)のキャッシュ容量を抑え、ネットワークやサーバへの負荷を増大させることなく、実時間性に優れたコンテンツ配信が可能となる。また、コンテンツを利用する環境毎の配信頻度分布を利用して配信方法を決定するので、コンテンツ利用の時間特性や地域特性に応じて、ネットワークやサーバへの負荷を適正化できる。
[8.本実施形態の変形例]
上記では、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態では、VODを例としたコンテンツ配信システムについて説明したが、コンテンツの種別はこれに限定されない。例えば、本実施形態を広告映像配信に適用する場合、広告映像の配信計画に沿って、時間別地域別配信頻度情報を設定し、これに基づいて配信方式を決定すれば、本実施形態と同様の効果を得る。また、映像以外のコンテンツ、例えば、音楽やゲーム、などにも本実施形態と同様に適用することができる。
本実施形態では、CS配信を受けた端末(通信装置20)がコンテンツをキャッシュしない場合について説明した。他の構成として、CS配信を受けた端末(通信装置20)がコンテンツをキャッシュする利用形態が考えられる。その場合、コンテンツ直接取得部24は、サーバ10から、通信部21を介して、コンテンツの一部または全部を受信すると、受信したコンテンツの一部または全部をコンテンツ記憶部22に格納する。例えば、CS配信を受けた端末(通信装置20)において、サーバやネットワークの負荷増大により、受信品質の劣化が生じた場合には、すでにCS配信を受けた他の端末(通信装置20)にキャッシュされたコンテンツの一部または全部を利用して、CS配信からP2P配信に切り替えることもできる。これにより、サーバやネットワークの負荷を増大することなく、当該端末(通信装置20)にてコンテンツを利用することが可能となる。
本実施形態では、あらかじめ配信頻度閾値を定め、これに基づいて、コンテンツ毎にCS配信とP2P配信を切り替える構成について説明した。他の構成として、CS配信の能力を超えるCS配信要求が予測された場合に配信頻度閾値を動的に調整する構成が考えられる。その場合、サーバ10は、配信頻度閾値決定部18をさらに備え、配信頻度閾値記憶部17が記憶する配信頻度閾値は、配信頻度閾値決定部18が、自装置によるコンテンツの配信状況を監視し、そのコンテンツの配信状況に応じて動的に変更して格納したものであるとすることができる。これによれば、本実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、端末(通信装置20)における受信品質の劣化を未然に防ぐことが可能となる。すなわち、CS配信に属する特定コンテンツへのアクセスが一時的に集中した場合、サーバにおいてCS配信の負荷増大に伴う配信能力超過の予測を行い、動的に配信頻度閾値を増大させることにより、P2P配信の割合を増やし、サーバの負荷を削減することができる。その後、上記特定コンテンツへのアクセス集中の状況が緩和された場合には、配信頻度閾値を減少させることにより、P2P配信の割合を減らし、サーバの負荷を増大させ、サーバの稼動状態を適正化する。
本実施形態では、P2P配信の仕組みとして、木構造のネットワークモデルを用いて動作を説明したが、これは一例に過ぎない。端末(通信装置20)がコンテンツのキャッシュを持ち、コンテンツの送受信の機能を備えていれば、他のP2P配信の制御方法によっても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態に係る情報処理システムの概要を示す図である。 配信頻度の説明図である。 P2P配信の動作説明図である。 本実施形態に係る第1通信装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る第2通信装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置の動作を示す図である。 本実施形態に係る第1通信装置の動作を示す図である。 本実施形態に係る第2通信装置の動作を示す図である。
符号の説明
1 コンテンツ配信システム(情報処理システム)
10 サーバ(情報処理装置)
11 通信部
12 コンテンツ記憶部
13 配信制御部
14 配信方式決定部
15 配信頻度情報記憶部
16 人気度分析部
17 配信頻度閾値記憶部
18 配信頻度閾値決定部
20 通信装置
21 通信部
22 コンテンツ記憶部
23 コンテンツ要求部
24 コンテンツ直接取得部
25 コンテンツ間接取得部
30 ネットワーク
31 通信部
32 コンテンツ記憶部
33 コンテンツ転送部

Claims (17)

  1. 第1通信装置および第2通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、
    コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
    前記コンテンツ識別情報と当該コンテンツを配信する配信頻度を示す配信頻度情報とを対応付けて記憶する配信頻度情報記憶部と、
    前記第1通信装置から前記通信部を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、当該コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を前記配信頻度情報記憶部から取得し、当該配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定する配信方式決定部と、
    前記配信方式決定部が直接配信方式を用いると決定した場合には、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記第1通信装置に当該コンテンツを送信し、前記配信方式決定部が間接配信方式を用いると決定した場合には、前記第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して、前記第1通信装置に送信する配信制御部と、
    を備えることを特徴とする、情報処理装置。
  2. 配信頻度の閾値である配信頻度閾値を記憶する配信頻度閾値記憶部をさらに備え、
    前記配信方式決定部は、
    前記配信頻度情報記憶部から取得した配信頻度情報が示す配信頻度が、前記配信頻度閾値記憶部が記憶する前記配信頻度閾値を超えている場合には、前記直接配信方式を用いると決定し、その他の場合には、前記間接配信方式を用いると決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 配信頻度閾値決定部をさらに備え、
    前記配信頻度閾値記憶部が記憶する前記配信頻度閾値は、前記配信頻度閾値決定部が、自装置によるコンテンツの配信可能速度と、前記第2通信装置が備えるコンテンツ記憶部の記憶容量と、前記配信頻度情報記憶部が記憶するすべての配信頻度情報とに基づいて決定して格納したものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 配信頻度閾値決定部をさらに備え、
    前記配信頻度閾値記憶部が記憶する前記配信頻度閾値は、前記配信頻度閾値決定部が、前記コンテンツ記憶部が記憶するコンテンツごとに、当該コンテンツのデータ量と前記配信頻度情報記憶部が記憶する配信頻度情報が示す配信頻度とを乗算し、前記配信頻度閾値よりも配信頻度の低いコンテンツについて当該乗算結果を足し合わせた結果が、前記第2通信装置が備えるコンテンツ記憶部の記憶容量以下となり、前記配信頻度閾値よりも配信頻度の高いコンテンツについて当該乗算結果を足し合わせた結果が前記自装置によるコンテンツの配信可能速度以下となるよう決定して格納したものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 配信頻度閾値決定部をさらに備え、
    前記配信頻度閾値記憶部が記憶する前記配信頻度閾値は、前記配信頻度閾値決定部が、自装置によるコンテンツの配信状況を監視し、当該コンテンツの配信状況に応じて動的に変更して格納したものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1通信装置から前記通信部を介して視聴情報を受信すると、当該視聴情報に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を前記配信頻度情報記憶部が記憶する前記配信頻度情報から検索し、当該配信頻度情報が示す配信頻度を加算する人気度分析部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記配信頻度情報記憶部が記憶する配信頻度情報は、前記コンテンツ識別情報の他に、地域を示す地域情報と、時間帯を示す時間帯情報とに対応付けられて格納され、
    前記配信頻度閾値記憶部が記憶する前記配信頻度閾値は、前記地域情報と、前記時間帯情報とに対応付けられて格納されたものであり、
    前記配信方式決定部は、
    前記第1通信装置から前記通信部を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、当該コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報と、当該コンテンツ配信要求の送信元の地域を示す地域情報と、当該コンテンツ配信要求の送信された時間帯を示す時間帯情報とに対応する配信頻度情報を前記配信頻度情報記憶部から取得するとともに、当該コンテンツ配信要求の送信元の地域を示す地域情報と、当該コンテンツ配信要求の送信された時間帯を示す時間帯情報とに対応する配信頻度閾値を前記配信頻度閾値記憶部から取得し、前記配信頻度情報記憶部から取得した配信頻度情報が示す配信頻度が、前記配信頻度閾値記憶部から取得した配信頻度閾値を超えている場合には、前記直接配信方式を用いると決定し、その他の場合には、前記間接配信方式を用いると決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記配信方式決定部は、
    前記第1通信装置から、前記通信部を介して、前記間接配信方式を用いる旨を要求する間接配信要求を受信すると、前記間接配信方式を用いると決定する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 第1通信装置および第2通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、前記コンテンツ識別情報と当該コンテンツを配信する配信頻度を示す配信頻度情報とを対応付けて記憶する配信頻度情報記憶部と、配信方式決定部と、配信制御部とを備える情報処理装置による情報処理方法であって、
    前記配信方式決定部が、
    前記第1通信装置から前記通信部を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、当該コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を前記配信頻度情報記憶部から取得し、当該配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定し、
    前記配信制御部が、
    前記配信方式決定部が直接配信方式を用いると決定した場合には、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記第1通信装置に当該コンテンツを送信し、前記配信方式決定部が間接配信方式を用いると決定した場合には、前記第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して、前記第1通信装置に送信する、
    ことを特徴とする、情報処理方法。
  10. 情報処理装置および他の通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、
    コンテンツの一部または全部を記憶することが可能であるコンテンツ記憶部と、
    コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報を含んだコンテンツ配信要求を前記情報処理装置に送信するコンテンツ要求部と、
    前記情報処理装置から、前記通信部を介して、コンテンツの一部または全部を受信するコンテンツ直接取得部と、
    前記情報処理装置から、前記他の通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して受信すると、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報を含み、かつ、当該コンテンツの一部または全部を転送する要求であるコンテンツ転送要求を前記他の通信装置に送信し、前記他の通信装置から、前記通信部を介して、当該コンテンツの一部または全部を受信すると、当該コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部に格納するコンテンツ間接取得部と、
    を備えることを特徴とする、通信装置。
  11. 前記コンテンツ直接取得部は、
    前記情報処理装置から、前記通信部を介して、コンテンツの一部または全部を受信すると、当該コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部に格納する
    ことを特徴とする、請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記コンテンツ直接取得部は、
    前記情報処理装置から、前記通信部を介して、コンテンツの一部または全部を受信している間に、当該コンテンツの一部または全部から品質の劣化を検知した場合には、前記間接配信方式を用いる旨を要求する間接配信要求を、前記通信部を介して、前記情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする、請求項10に記載の通信装置。
  13. 情報処理装置および他の通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、コンテンツの一部または全部を記憶することが可能であるコンテンツ記憶部と、コンテンツ要求部と、コンテンツ直接取得部と、コンテンツ間接取得部とを備える通信装置による通信方法であって、
    前記コンテンツ要求部が、
    コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報を含んだコンテンツ配信要求を前記情報処理装置に送信し、
    前記コンテンツ直接取得部が、
    前記情報処理装置から、前記通信部を介して、コンテンツの一部または全部を受信し、
    前記コンテンツ間接取得部が、
    前記情報処理装置から、前記他の通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して受信すると、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報を含み、かつ、当該コンテンツの一部または全部を転送する要求であるコンテンツ転送要求を前記他の通信装置に送信し、前記他の通信装置から、前記通信部を介して、当該コンテンツの一部または全部を受信すると、当該コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部に格納する
    ことを特徴とする、通信方法。
  14. 他の通信装置および情報処理装置と通信を行うことが可能である通信部と、
    コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツの一部または全部を記憶するコンテンツ記憶部と、
    前記他の通信装置から、前記通信部を介して、前記コンテンツ転送要求を受信すると、当該コンテンツ転送要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与された前記コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記他の通信装置に当該コンテンツの一部または全部を送信するコンテンツ転送部と、
    を備えることを特徴とする、通信装置。
  15. 他の通信装置および情報処理装置と通信を行うことが可能である通信部と、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツの一部または全部を記憶するコンテンツ記憶部と、コンテンツ転送部とを備える通信装置による通信方法であって、
    前記コンテンツ転送部が、
    前記他の通信装置から、前記通信部を介して、前記コンテンツ転送要求を受信すると、当該コンテンツ転送要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与された前記コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記他の通信装置に当該コンテンツの一部または全部を送信する
    ことを特徴とする、通信方法。
  16. 第1通信装置と、情報処理装置と、第2通信装置とを備える情報処理システムであって、
    前記第1通信装置は、
    前記情報処理装置および前記第2通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、
    コンテンツの一部または全部を記憶することが可能であるコンテンツ記憶部と、
    コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報を含んだコンテンツ配信要求を前記情報処理装置に送信するコンテンツ要求部と、
    前記情報処理装置から、前記通信部を介して、コンテンツの一部または全部を受信するコンテンツ直接取得部と、
    前記情報処理装置から、前記第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して受信すると、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報を含み、かつ、当該コンテンツの一部または全部を転送する要求であるコンテンツ転送要求を前記第2通信装置に送信し、前記第2通信装置から、前記通信部を介して、当該コンテンツの一部または全部を受信すると、当該コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部に格納するコンテンツ間接取得部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記第1通信装置および前記第2通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、
    前記コンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
    前記コンテンツ識別情報と当該コンテンツを配信する配信頻度を示す配信頻度情報とを対応付けて記憶する配信頻度情報記憶部と、
    前記第1通信装置から前記通信部を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、当該コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を前記配信頻度情報記憶部から取得し、当該配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定する配信方式決定部と、
    前記配信方式決定部が直接配信方式を用いると決定した場合には、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記第1通信装置に当該コンテンツを送信し、前記配信方式決定部が間接配信方式を用いると決定した場合には、前記第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して、前記第1通信装置に送信する配信制御部と、
    を有し、
    前記第2通信装置は、
    前記第1通信装置および前記情報処理装置と通信を行うことが可能である通信部と、
    前記コンテンツ識別情報が付与されたコンテンツの一部または全部を記憶するコンテンツ記憶部と、
    前記第1通信装置から、前記通信部を介して、前記コンテンツ転送要求を受信すると、当該コンテンツ転送要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与された前記コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記第1通信装置に当該コンテンツの一部または全部を送信するコンテンツ転送部と、
    を有することを特徴とする、情報処理システム。
  17. 情報処理装置および第2通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、コンテンツの一部または全部を記憶することが可能であるコンテンツ記憶部と、コンテンツ要求部と、コンテンツ直接取得部と、コンテンツ間接取得部とを有する第1通信装置と、前記第1通信装置および前記第2通信装置と通信を行うことが可能である通信部と、コンテンツを識別できるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、前記コンテンツ識別情報と当該コンテンツを配信する配信頻度を示す配信頻度情報とを対応付けて記憶する配信頻度情報記憶部と、配信方式決定部と、配信制御部とを有する情報処理装置と、前記第1通信装置および前記情報処理装置と通信を行うことが可能である通信部と、前記コンテンツ識別情報が付与されたコンテンツの一部または全部を記憶するコンテンツ記憶部と、コンテンツ転送部とを有する第2通信装置とを備える情報処理システムによる情報処理方法であって、
    前記第1通信装置の前記コンテンツ要求部が、
    前記コンテンツ識別情報を含んだコンテンツ配信要求を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置の前記配信方式決定部が、
    前記第1通信装置から前記通信部を介してコンテンツ配信要求の入力を受け付けると、当該コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応する配信頻度情報を前記配信頻度情報記憶部から取得し、当該配信頻度情報が示す配信頻度に応じて、直接配信方式を用いるか、間接配信方式を用いるかを決定し、
    前記情報処理装置の前記配信制御部が、
    前記配信方式決定部が直接配信方式を用いると決定した場合には、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与されたコンテンツを前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記第1通信装置に当該コンテンツを送信し、前記配信方式決定部が間接配信方式を用いると決定した場合には、前記第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して、前記第1通信装置に送信し、
    前記第1通信装置の前記コンテンツ直接取得部が、
    前記情報処理装置から、前記通信部を介して、コンテンツの一部または全部を受信し、
    前記第1通信装置の前記コンテンツ間接取得部が、
    前記情報処理装置から、前記第2通信装置からコンテンツの一部または全部を取得する指示である間接取得指示を、前記通信部を介して受信すると、前記コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツ識別情報を含み、かつ、当該コンテンツの一部または全部を転送する要求であるコンテンツ転送要求を前記第2通信装置に送信し、
    前記第2通信装置の前記コンテンツ転送部が、
    前記第1通信装置から、前記通信部を介して、前記コンテンツ転送要求を受信すると、当該コンテンツ転送要求に含まれるコンテンツ識別情報が付与された前記コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部から取得し、前記通信部を介して、前記第1通信装置に当該コンテンツの一部または全部を送信し、
    前記第1通信装置の前記コンテンツ間接取得部が、
    前記第2通信装置から、前記通信部を介して、当該コンテンツの一部または全部を受信すると、当該コンテンツの一部または全部を前記コンテンツ記憶部に格納する
    ことを特徴とする、情報処理システムによる情報処理方法。
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