JP2005322033A - 情報配信システム、情報配信サーバ、端末機器、情報配信方法、情報受信方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
情報配信システム、情報配信サーバ、端末機器、情報配信方法、情報受信方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005322033A JP2005322033A JP2004139770A JP2004139770A JP2005322033A JP 2005322033 A JP2005322033 A JP 2005322033A JP 2004139770 A JP2004139770 A JP 2004139770A JP 2004139770 A JP2004139770 A JP 2004139770A JP 2005322033 A JP2005322033 A JP 2005322033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- terminal device
- receiving
- transmission
- distribution server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
【解決手段】 配信サーバは、ダウンロード負荷が集中する場合に、CE機器の中継点となり、デジタル情報を要求するCE機器にデジタル情報を既にダウンロードしたCE機器を紹介する。そして、配信サーバは、何れか一方のCE機器に外部からアクセスするポートを動的に開けさせ、他方のCE機器にそのポートを通知する。当該他方のCE機器は、このポートを用いて当該一方のCE機器に接続して、2台のCE機器がピア・ツー・ピア接続を確立し、CE機器間でデジタル情報のダウンロードが行われる。また、配信サーバは、ピア・ツー・ピア接続するCE機器が相手を確認するための接続チケットを両者に発行し、第三者による成りすましを防止する。
【選択図】 図1
Description
CE機器とは、例えば、ビデオデッキ、ステレオ、テレビなどのオーディオビジュアル機器や、炊飯器、冷蔵庫などの家電製品や、その他の電子機器にネットワーク接続機能を有するコンピュータを内蔵させ、ネットワークを介したサービスを利用できるものである。
また、映画コンテンツや音楽コンテンツをテレビ受像器やステレオにダウンロードして再生したり、ゲームコンテンツをゲーム機にダウンロードして利用したりすることもできる。
このように、端末装置でのデジタル情報を最新のものに更新するサービスを提供するものとして、例えば次の技術がある。
このようなアクセスの集中は、例えば、ソフトウェアのアップデート開始時や新規のゲームソフトのダウンロード販売開始時などに生じやすい。
このようなアクセスの集中に対処するためには、サーバ装置にその負荷に耐え得るだけの能力を備える必要がある。
この場合、普段の負荷は小さいにもかかわらず、特定のピーク時に備えるためにサーバ装置の処理能力を平常時に比べて格段に大きくする必要があり、平常時には余剰な処理能力が無駄になると共にサーバ装置の設置コストが高くなってしまうという問題がある。
しかし、CE機器はルータなどの中継装置を介してネットワークに接続する場合が多いため、これらをピア・ツー・ピア接続するためには、アクセスされる側のルータなどにポートを静的に開け、アクセスされるのを待つ必要があった。
このように静的に開けられたポート(リスニングポートなど)は、第三者からアクセスされる可能性があり、セキュリティレベルが低下するという問題があった。
また、第1の端末機器から情報の送信要求を受けて、前記送信要求された情報を前記第1の端末機器に送信する情報送信手段と、第2の端末機器からの前記情報の送信要求を受け付ける要求受付手段と、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との何れか一方の端末機器に、該一方の端末機器と通信ネットワークとの間に設けられた中継装置に外部からアクセス可能な通信経路の設定を要求する通信経路要求手段と、前記要求に応じて設定された通信経路を識別する通信経路識別情報を前記一方の端末機器から受信する経路識別情報受信手段と、前記受信した通信経路識別情報を他方の端末機器に送信する経路識別情報送信手段と、前記送信した通信経路識別情報によって前記第1の端末機器と前記第2の端末機器が回線を接続し、前記第2の端末機器が前記第1の端末機器から前記情報を受信したことを確認する送信確認手段と、を具備したことを特徴とする情報配信サーバを提供する(第2の構成)。
第2の構成において、前記第1の端末機器に前記情報を送信した後、前記第1の端末機器との回線の接続を維持する回線維持手段を具備し、前記送信確認手段で、前記第2の端末機器が前記情報を受信したことを確認するまでの間は、前記第1の端末機器との通信を、前記維持している回線を用いて行うように構成することもできる(第3の構成)。
第2の構成において、前記一方の端末機器が、前記通信経路を用いてアクセスしてきた端末機器が前記他方の端末機器であることを照合確認する確認情報を、前記一方の端末機器及び前記他方の端末機器に送信する確認情報送信手段を具備するように構成することもできる(第4の構成)。
第3の構成において、前記回線維持手段は、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、前記複数の第1の端末機器と、前記第2の端末機器から、これら端末機器に設けられている中継装置で前記通信経路が設定可能か否かを判断する経路設定情報を受信する経路設定情報受信手段と、前記受信した経路設定情報を用いて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器のうち少なくとも一方の中継装置が経路設定可能となるように、前記複数の第1の端末機器から、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択手段と、を具備するように構成することもできる(第5の構成)。
第3の構成において、前記回線維持手段は、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、前記複数の第1の端末機器から、これら端末機器の情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を受信し、前記複数の第1の端末機器の情報送信能力の程度を判定する能力判定手段と、前記判定した能力を用いて、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択手段と、を具備するように構成することもできる(第6の構成)。
第2の構成において、前記情報の送信負荷が所定値以下の場合は、前記第2の端末機器に直接前記情報を送信するように構成することもできる(第7の構成)。
また、本発明は、中継装置を介して通信ネットワークに接続可能に配設された端末機器であって、情報配信サーバに情報の送信を要求する情報要求手段と、前記中継装置に外部からアクセス可能な通信経路を設定する経路設定手段と、前記設定した通信経路を識別する通信経路識別情報を前記情報配信サーバに送信する経路識別情報送信手段と、前記設定した通信経路を用いて他の端末機器からのアクセスを受け付け、当該他の端末機器と回線接続する接続手段と、前記接続した回線を用いて前記他の端末機器から前記要求した情報を受信する情報受信手段と、を具備したことを特徴とする端末機器を提供する(第8の構成)。
第8の構成において、前記情報配信サーバが送信した情報を記憶した情報記憶装置と、前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器から前記記憶した情報の送信要求を受け付ける要求受付手段と、前記送信要求を受け付けた情報を前記情報記憶装置から取得して当該他の端末機器に送信する情報送信手段と、を具備するように構成することもできる(第9の構成)。
第9の構成において、前記情報配信サーバに情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を送信する通信能力情報送信手段を具備するように構成することもできる(第10の構成)。
第8の構成において、前記情報配信サーバから、前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器を確認するための確認情報を受信する第1の確認情報受信手段と、前記当該他の端末機器から確認情報を受信する第2の確認情報受信手段と、を具備し、前記接続手段は、前記第1の確認情報受信手段で受信した確認情報と、前記第2の確認情報受信手段で受信した確認情報と、が符合した場合に、前記他の端末機器のアクセスを受け付けるように構成することもできる(第11の構成)。
第8の構成において、前記他の端末機器を機器認証する機器認証手段を具備するように構成することもできる(第12の構成)。
また、本発明は、情報送信手段と、要求受付手段と、通信経路要求手段と、経路識別情報受信手段と、経路識別情報送信手段と、送信確認手段と、を備えたコンピュータにおいて、前記情報送信手段によって、第1の端末機器から情報の送信要求を受けて、前記送信要求された情報を前記第1の端末機器に送信する情報送信ステップと、前記要求受付手段によって、第2の端末機器からの前記情報の送信要求を受け付ける要求受付ステップと、前記通信経路要求手段によって、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との何れか一方の端末機器に、該一方の端末機器と通信ネットワークとの間に設けられた中継装置に外部からアクセス可能な通信経路の設定を要求する通信経路要求ステップと、前記経路識別情報受信手段によって、前記要求に応じて設定された通信経路を識別する通信経路識別情報を前記一方の端末機器から受信する経路識別情報受信ステップと、前記経路識別情報送信手段によって、前記受信した通信経路識別情報を他方の端末機器に送信する経路識別情報送信ステップと、前記送信確認手段によって、前記送信した通信経路識別情報によって前記第1の端末機器と前記第2の端末機器が回線を接続し、前記第2の端末機器が前記第1の端末機器から前記情報を受信したことを確認する送信確認ステップと、から構成されたことを特徴とする情報配信方法を提供する(第13の構成)。
第13の構成において、前記コンピュータは、回線維持手段を備え、前記回線維持手段によって、前記第1の端末機器に前記情報を送信した後、前記第1の端末機器との回線の接続を維持する回線維持ステップを含み、前記送信確認ステップで、前記第2の端末機器が前記情報を受信したことを確認するまでの間は、前記第1の端末機器との通信を、前記維持している回線を用いて行うように構成することもできる(第14の構成)。
第13の構成において、前記コンピュータは、確認情報送信手段を備え、前記一方の端末機器が、前記通信経路を用いてアクセスしてきた端末機器が前記他方の端末機器であることを照合確認する確認情報を、前記一方の端末機器及び前記他方の端末機器に送信する確認情報送信ステップを含むように構成することもできる(第15の構成)。
第14の構成において、前記コンピュータは、経路設定情報受信手段と、第1の端末選択手段と、を備え、前記回線維持ステップでは、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、前記経路設定情報受信手段によって、前記複数の第1の端末機器と、前記第2の端末機器から、これら端末機器に設けられている中継装置で前記通信経路が設定可能か否かを判断する経路設定情報を受信する経路設定情報受信ステップと、前記第1の端末選択手段によって、前記受信した経路設定情報を用いて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器のうち少なくとも一方の中継装置が経路設定可能となるように、前記複数の第1の端末機器から、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択ステップと、を含むように構成することもできる(第16の構成)。
第14の構成において、前記コンピュータは、能力判定手段と、第1の端末機器選択手段と、を備え、前記回線維持ステップでは、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、前記能力判定手段によって、前記複数の第1の端末機器から、これら端末機器の情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を受信し、前記複数の第1の端末機器の情報送信能力の程度を判定する能力判定ステップと、前記第1の端末機器選択手段によって、前記判定した能力を用いて、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択ステップと、を含むように構成することもできる(第17の構成)。
第13の構成において、前記情報の送信負荷が所定値以下の場合は、前記第2の端末機器に直接前記情報を送信するように構成することもできる(第18の構成)。
また、本発明は、中継装置を介して通信ネットワークに接続可能に配設され、情報要求手段と、経路設定手段と、経路識別情報送信手段と、接続手段と、情報受信手段と、を備えたコンピュータにおいて、前記情報要求手段によって、情報配信サーバに情報の送信を要求する情報要求ステップと、前記経路設定手段によって、前記中継装置に外部からアクセス可能な通信経路を設定する経路設定ステップと、前記経路識別情報送信手段によって、前記設定した通信経路を識別する通信経路識別情報を前記情報配信サーバに送信する経路識別情報送信ステップと、前記接続手段によって、前記設定した通信経路を用いて他の端末機器からのアクセスを受け付け、当該他の端末機器と回線接続する接続ステップと、前記情報受信手段によって、前記接続した回線を用いて前記他の端末機器から前記要求した情報を受信する情報受信ステップと、から構成されたことを特徴とする情報受信方法を提供する(第19の構成)。
第19の構成において、前記コンピュータは、前記情報配信サーバが送信した情報を記憶した情報記憶装置と、要求受付手段と、情報送信手段を備え、前記要求受付手段によって、前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器から前記記憶した情報の送信要求を受け付ける要求受付ステップと、前記情報送信手段によって、前記送信要求を受け付けた情報を前記情報記憶装置から取得して当該他の端末機器に送信する情報送信ステップと、を含むように構成することもできる(第20の構成)。
第20の構成において、前記コンピュータは、通信能力情報送信手段を備え、前記通信能力情報送信手段によって、前記情報配信サーバに情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を送信する通信能力情報送信ステップを含むように構成することもできる(第21の構成)。
第19の構成において、前記コンピュータは、第1の確認情報受信手段と、第2の確認情報受信手段と、を備え、前記第1の確認情報受信手段によって、前記情報配信サーバから、前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器を確認するための確認情報を受信する第1の確認情報受信ステップと、前記第2の確認情報受信手段によって、前記当該他の端末機器から確認情報を受信する第2の確認情報受信ステップと、を含み、前記接続ステップでは、前記第1の確認情報受信ステップで受信した確認情報と、前記第2の確認情報受信ステップで受信した確認情報と、が符合した場合に、前記他の端末機器のアクセスを受け付けるように構成することもできる(第22の構成)。
第19の構成において、前記コンピュータは、機器認証手段を備え、前記機器認証手段によって、前記他の端末機器を機器認証する機器認証ステップを含むように構成することもできる(第23の構成)。
また、本発明は、第1の端末機器から情報の送信要求を受けて、前記送信要求された情報を前記第1の端末機器に送信する情報送信機能と、第2の端末機器からの前記情報の送信要求を受け付ける要求受付機能と、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との何れか一方の端末機器に、該一方の端末機器と通信ネットワークとの間に設けられた中継装置に外部からアクセス可能な通信経路の設定を要求する通信経路要求機能と、前記要求に応じて設定された通信経路を識別する通信経路識別情報を前記一方の端末機器から受信する経路識別情報受信機能と、前記受信した通信経路識別情報を他方の端末機器に送信する経路識別情報送信機能と、前記送信した通信経路識別情報によって前記第1の端末機器と前記第2の端末機器が回線を接続し、前記第2の端末機器が前記第1の端末機器から前記情報を受信したことを確認する送信確認機能と、をコンピュータで実現する情報処理プログラムを提供する(第24の構成)。
第24の構成において、前記第1の端末機器に前記情報を送信した後、前記第1の端末機器との回線の接続を維持する回線維持機能を前記コンピュータで実現し、前記送信確認機能では、前記第2の端末機器が前記情報を受信したことを確認するまでの間は、前記第1の端末機器との通信を、前記維持している回線を用いて行うように構成することもできる(第25の構成)。
第24の構成において、前記一方の端末機器が、前記通信経路を用いてアクセスしてきた端末機器が前記他方の端末機器であることを照合確認する確認情報を、前記一方の端末機器及び前記他方の端末機器に送信する確認情報送信機能を前記コンピュータで実現するように構成することもできる(第26の構成)。
第25の構成において、前記回線維持機能では、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、前記複数の第1の端末機器と、前記第2の端末機器から、これら端末機器に設けられている中継装置で前記通信経路が設定可能か否かを判断する経路設定情報を受信する経路設定情報受信機能と、前記受信した経路設定情報を用いて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器のうち少なくとも一方の中継装置が経路設定可能となるように、前記複数の第1の端末機器から、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択機能と、を前記コンピュータで実現するように構成することもできる(第27の構成)。
第25の構成において、前記回線維持機能では、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、前記複数の第1の端末機器から、これら端末機器の情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を受信し、前記複数の第1の端末機器の情報送信能力の程度を判定する能力判定機能と、前記判定した能力を用いて、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択機能と、を前記コンピュータで実現するように構成することもできる(第28の構成)。
第24の構成において、前記情報の送信負荷が所定値以下の場合は、前記第2の端末機器に直接前記情報を送信する機能を前記コンピュータで実現するように構成することもできる(第29の構成)。
また、本発明は、中継装置を介して通信ネットワークに接続可能に配設されたコンピュータにおいて、情報配信サーバに情報の送信を要求する情報要求機能と、前記中継装置に外部からアクセス可能な通信経路を設定する経路設定機能と、前記設定した通信経路を識別する通信経路識別情報を前記情報配信サーバに送信する経路識別情報送信機能と、前記設定した通信経路を用いて他の端末機器からのアクセスを受け付け、当該他の端末機器と回線接続する接続機能と、前記接続した回線を用いて前記他の端末機器から前記要求した情報を受信する情報受信機能と、を実現する情報処理プログラムを提供する(第30の構成)。
第30の構成において、前記接続機能を用いて接続してきた他の端末機器から前記記憶した情報の送信要求を受け付ける要求受付機能と、前記送信要求を受け付けた情報を、前記情報配信サーバが送信した情報を記憶した情報記憶装置から取得して当該他の端末機器に送信する情報送信機能と、を前記コンピュータで実現するように構成することもできる(第31の構成)。
第31の構成において、前記情報配信サーバに情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を送信する通信能力情報送信機能を前記コンピュータで実現するように構成することもできる(第32の構成)。
第30の構成において、前記情報配信サーバから、前記接続機能を用いて接続してきた他の端末機器を確認するための確認情報を受信する第1の確認情報受信機能と、前記当該他の端末機器から確認情報を受信する第2の確認情報受信機能と、を前記コンピュータで実現し、前記接続機能では、前記第1の確認情報受信機能で受信した確認情報と、前記第2の確認情報受信機能で受信した確認情報と、が符合した場合に、前記他の端末機器のアクセスを受け付けるように構成することもできる(第33の構成)。
第30の構成において、前記他の端末機器を機器認証する機器認証機能を前記コンピュータで実現するように構成することもできる(第34の構成)。
また、本発明は、第24の構成から第35の構成までのうちの何れか1の構成の情報処理プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供する(第35の構成)。
配信サーバは、ダウンロード負荷が集中する場合に、CE機器(クライアント)の中継点となり、デジタル情報を要求するCE機器にデジタル情報を既にダウンロードしたCE機器を紹介する。そして、配信サーバは、何れか一方のCE機器に外部からアクセスするポートを動的に開けさせ、他方のCE機器にそのポートを通知する。
当該他方のCE機器は、このポートを用いて当該一方のCE機器に接続して、2台のCE機器がピア・ツー・ピア接続を確立し、CE機器間でデジタル情報のダウンロードが行われる。
また、配信サーバは、ピア・ツー・ピア接続するCE機器が相手を確認するための接続チケットを両者に発行し、第三者による成りすましを防止する。
高負荷時においては、配信サーバは、CE機器Aにデジタル情報を送信した後、CE機器Aとの通信経路を維持したまま待機する。
その後、CE機器B、CE機器C、…からこのデジタル情報の送信要求があった場合、CE機器B、CE機器C、…との通信経路を維持したまま、これらのCE機器とCE機器Aをマッチングし、CE機器B、CE機器C、…にCE機器Aからデジタル情報をダウンロードするように要請する。
CE機器B、CE機器C、…は、これに応じ、CE機器Aに接続してCE機器Aからデジタル情報をダウンロードする。
ここで、ノードとは、ネットワークに接続されている端末やネットワーク機器のことであり、デジタル情報を送信する側をサーバノード、受信する側をクライアントノードと呼ぶ。
このように、配信サーバは、配信サーバが高負荷となる一定期間をCE機器同士ピア・ツー・ピア接続させてデジタル情報の配信を行う。
まず、CE機器Aは、配信サーバにデジタル情報の送信を要求する(ステップ2)。
配信サーバは、この送信要求を受けてCE機器Aにデジタル情報を送信し、更にCE機器Aに対してサーバノードとして機能して他のCE機器にこの情報を送信するように依頼する(ステップ4)。
配信サーバは、受諾を受けて、CE機器Aとの通信経路を確保するため回線接続(セッション)を維持したまま待機する。この際に、配信サーバは、CE機器Aからルータにポートを動的に設定できるか否かに関する情報や通信回線の回線速度などを含むクライアント情報を取得しておく。
そして、配信サーバは、CE機器AとCE機器Bが所定の条件を満たす場合に(例えば、何れか一方のルータにポートを動的に設定することができる、回線速度が大きいなど)、CE機器AとCE機器Bをピア・ツー・ピア接続するペアとして組み合わせる。
そして、配信サーバは、CE機器Aがポート設定可能である場合は、CE機器Aにポートを設定させてそのIPアドレスとポート番号をCE機器Bに通知し(ステップ10a)、CE機器Bがポート設定可能である場合は、CE機器Bにポートを設定させてそのIPアドレスとポート番号をCE機器Aに通知する(ステップ10b)。
そして、CE機器Bは、CE機器Aにデジタル情報の送信を要求し、CE機器Aは、デジタル情報をCE機器Bに送信する(ステップ14)。
CE機器Bは、デジタル情報を受信して記憶する(ステップ16)。
図3は、本実施の形態の情報配信システムの構成の一例を示したブロック図である。
情報配信システム1は、配信サーバ2、認証サーバ3、ネットワーク4、ルータ5、5、…、CE機器6、6、…などで構成されている。
なお以下では、個々のルータ5、5、…、CE機器6、6、…を特に区別しない場合は、単にルータ5、及びCE機器6と記すことにする。
配信サーバ2は、CE機器6からの要求により、CE機器6に配信可能なデジタル情報のリストを送信する。CE機器6は、このリストによりダウンロードするデジタル情報を選択することができる。
具体的には、ファームウェア、OS(Operating System)、カーネル、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェアなどのソフトウェア・アプリケーション類や、地図情報、ライセンスデータ、辞書データ、株価データなどのソフトウェア・アプリケーションが利用するアプリケーションデータ類や、アプリケーションデータの一種である映画コンテンツ、音楽コンテンツ、ゲームコンテンツなどの主に著作物となり得るコンテンツ類、あるいは、これらのアップグレード版、改訂版などがある。
負荷が一時的に集中する高負荷時には、デジタル情報を既に送信したCE機器6(サーバノード)と、デジタル情報を要求しているCE機器6(クライアントノード)とのマッチングを行い、これらCE機器のピア・ツー・ピア接続を仲介する。
そして、デジタル情報はサーバノードからクライアントノードへ送信される。
ここで、ピア・ツー・ピア接続とは、ネットワークに接続される各ノードが対等となる接続形態であり、各ノードがサーバノードとなったり、クライアントノードとなることができる。
例えば、新規のデジタル情報が配信される場合の一定期間など(この期間は予め予測できる)をピア・ツー・ピアによる配信期間に当て、他の期間は個々のCE機器6に配信したり、あるいは、CE機器6からのダウンロードアクセス数やトラフィック状態などから配信負荷を監視し、デジタル情報の送信負荷が予め設定した所定値以下の場合は、個々のCE機器6に直接配信し、負荷がこの値を超えた場合に、ピア・ツー・ピア接続にて配信するように構成することができる。
また、配信サーバ2は、認証サーバ3を用いてアクセスしてきたCE機器6の機器認証を行う他、ピア・ツー・ピア接続するCE機器6が接続相手を確認するための接続チケットを発行し、第三者による不正アクセスを防止する。
認証サーバ3は、各CE機器6の機器IDやパスフレーズ(パスワードより文字数の多いもの)といった秘密情報の他に、CE機器6の機種を表す型番号などの機器属性に関する機器情報を記憶している。
認証チケットは、配信サーバ2がCE機器6の機器認証結果を照会するのに用いられ、認証サーバ3は、機器認証結果と共にCE機器6の機器情報を配信サーバ2に提供することができる。
なお、認証サーバ3を設けず、配信サーバ2で機器認証を行うように構成することも可能である。この場合は、配信サーバ2に認証情報や機器情報を備える。
CE機器6は、例えば、オーディオビジュアル機器(テレビ受像器、録画装置、ステレオなど)、ゲーム機、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、電子レンジ、洗濯機、エアコン、などを構成する。
そして、このリストに記載されているデジタル情報と現在自己が記憶しているデジタル情報の差分を用いてデジタル情報の送信を配信サーバ2に要求する。
CE機器6は、要求したデジタル情報を配信サーバ2からダウンロードするか、もしくは、他のCE機器6とピア・ツー・ピア接続して、このCE機器6からダウンロードする。
この場合、ルータ5のIPアドレスとポートに設定されたポート番号により、CE機器6との通信経路をネットワーク4上で特定することができる。
CE機器6が直接ネットワーク4に接続している場合は、CE機器6のグローバルIPによりCE機器6の通信経路をネットワーク4上で特定することができる。
また、ルータ5は、外部からCE機器6にアクセスがあった場合、これをブロックするが、内側から(CE機器6から)動的にポートを設定し、このポートを介してCE機器6が外部からのアクセスを受け付けられる機能を有するものがある。
このように、ポートを動的に設定することができるものとしては、例えば、UPnP(Universal Plug and Play)対応のルータがある。
配信サーバ2、認証サーバ3、CE機器6は、例えば、SSL(Secure Sockets Layer)などでネットワーク4での通信を暗号化し、第三者による盗聴を防止する。
また、ネットワーク4は、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、光通信網、通信衛星を介した通信網などやこれらの組み合わせにより構成することもできる。
デジタル情報10は、情報本体部12と付加情報であるヘッダ部11とから構成されており、ヘッダ部11は、更に情報識別子13、暗号化鍵識別子14、電子署名15、基本付加情報16などから構成されている。
情報識別子13は、例えば、配信サーバ2がCE機器6に送信するデジタル情報のリストに記載されてCE機器6がデジタル情報を選択するのに用いられる。
CE機器6は耐タンパチップに埋め込むなどして暗号鍵を持っており、CE機器6は、暗号化鍵識別子14により情報本体部12の復号化に用いる暗号鍵を選択する。ここで、耐タンパチップとは、外部から内部構成の解析が困難となるように構成されたICチップである。
または、情報配信システム1に暗号鍵を送信する暗号鍵サーバを設け、CE機器6は暗号化鍵識別子14を用いて暗号鍵サーバから暗号鍵をダウンロードするように構成することもできる。
より具体的には、例えば、配信サーバ2は秘密鍵を持ち、CE機器6はこれに対応する公開鍵を証明検出用の鍵情報として持っている。そして、電子署名15に記録されている情報が公開鍵で復号化できれば、デジタル情報10が配信サーバ2から送信されたものであることを確認することができる。更に、例えば、ハッシュ関数を用いて、デジタル情報10の完全性(改竄、欠落の有無)を検出することができる。
情報本体部12は、デジタル情報10の本体データ部分であり、暗号化鍵識別子14で特定される暗号鍵で復号化可能に暗号化されている。
このように、本実施の形態のデジタル情報は暗号化されているため、デジタル情報を受信しただけでは意味を成さない。そのため、CE機器6は他のCE機器6へデジタル情報を自由に配布することができ、デジタル情報配信者が想定している以外のクライアントに配信されても問題はない。
以下の説明では、CE機器Aが配信サーバ2からデジタル情報をダウンロードするものとし、CE機器Bは、配信サーバ2によってCE機器Aを紹介され、CE機器Aからこのデジタル情報をダウンロードするものとする。
更に、以下の各動作は、それぞれ配信サーバ2、認証サーバ3、CE機器A、CE機器B、ルータA、ルータBが備えたCPUが所定のプログラムに従って動作することにより行われるものである。
アップデートトリガはCE機器にデジタル情報のダウンロード処理を行わせるコマンドである。
アップデートトリガは、例えば、一日に一回程度定期的にCE機器Aの内部で発生させてもよいし、あるいは、ユーザがダウンロード処理をCE機器Aに命じることにより発生させてもよい。
そして、CE機器Aは、アップデートトリガを取得するとこれを用いて配信サーバ2にアクセスし、情報識別子リストの送信を要求する(ステップ24)。
CE機器Aは、配信サーバ2から機器認証要求を受信すると、認証サーバ3にアクセスして機器認証を受ける(ステップ28)。
まず、CE機器6は、配信サーバ2から機器認証要求を受けると認証サーバ3に対して機器認証要求を行う(ステップ200)。CE機器6は、予め認証サーバ3の認証サイトのURLを記憶しておいてもよいし、あるいは配信サーバ2からURLを受信し、認証サーバの指定を受けてもよい。
この際に、認証サーバ3は、チャレンジコードとワンタイムIDを対応付けて記憶しておく。
そして、CE機器6は、機器IDとダイジェスト、及びワンタイムIDと機器IDと共に認証サーバ3に送信する(ステップ206)。
また、認証サーバ3は、CE機器6から受信した機器IDを用いてこのCE機器6のパスフレーズを特定する。
そして、認証サーバ3は、生成されたダイジェストとCE機器6から受信したダイジェストを比較し、両者の一致を確認することによりCE機器6を機器認証する(ステップ208)。
認証チケットは、例えば、機器認証結果に対応付けて発行されたID情報である。
なお、以上のダイジェストを用いた機器認証方法は一例であって、例えば、CE機器6と認証サーバ3が共有する秘密情報を単に照合するなど、CE機器6の正当性が確認できる方法であればよい。
そして、配信サーバ2は、CE機器Aから認証チケットを受信し、図示しないが、この認証チケットを認証サーバ3に送信する。
認証サーバ3は、配信サーバ2から認証チケットを受信して、これに対応する機器認証結果を配信サーバ2に送信する。
そして配信サーバ2は、この機器認証結果を認証サーバ3から受信してCE機器Aが認証サーバ3で機器認証されたことを確認する(ステップ32)。
CE機器Aは、配信サーバ2からこの情報識別子リストを受信し、現在自己が記憶しているデジタル情報の情報識別子と比較する。
なお、差分を表示装置などに表示し、要求するデジタル情報をユーザに選択させるように構成することもできる。
配信サーバ2は、CE機器Aから情報識別子を受信し、CE機器Aにこれら情報識別子で特定されるデジタル情報のダウンロード処理を行う(ステップ38)。
まず、配信サーバ2は、CE機器Aから要求された情報をCE機器Aに送信する(ステップ220)。CE機器Aを第1の端末機器とすると、このように配信サーバ2は、第1の端末機器から情報(デジタル情報)の送信要求を受けて、これを第1の端末機器に送信する情報送信手段を備えている。
CE機器Aは、配信サーバ2からデジタル情報を受信して記憶する。そして、ダウンロードが完了したことを配信サーバ2に通知する(ステップ221)。
CE機器Aは、配信サーバ2からサーバノードリクエストを受信すると、レスポンスとしてクライアント情報を配信サーバ2に送信する(ステップ224)。
CE機器Aの回線速度は、配信サーバ2がサーバノードとして使用するCE機器6を判断するために使用される。即ち、回線速度が大きいCE機器6ほど、他のCE機器6へのデジタル情報送信能力が大きく、サーバノードとして望ましい。
提供可能なデジタル情報には、CE機器Aがステップ221で配信サーバ2からダウンロードしたものの他に、CE機器Aが既に記憶しており、他のCE機器6に送信可能なものが含まれていてもよい。
そして、配信サーバ2は、登録確認通知をCE機器Aに送信する(ステップ228)。
更に、配信サーバ2は、同様にして複数のCE機器6をサーバノード候補として登録する。
CE機器6をサーバノード候補として登録するタイミングとピア・ツー・ピア接続させるためのマッチング処理を行うタイミングについては後述する。
これは、CE機器Aと他のCE機器6とのピア・ツー・ピア接続を仲介するに当たって、CE機器Aとの通信経路を確保しておくためである。
このように、配信サーバ2は、第1の端末機器との回線の接続を維持する回線維持手段を備えている。
この場合、配信サーバ2は、CE機器Bに対して機器認証要求を行い(ステップ54)、これを受けてCE機器Bは、認証サーバ3に接続して機器認証を行う(ステップ56)。機器認証の手順はCE機器Aの場合と同じである。
ここで、CE機器Bを第2の端末機器とすると、配信サーバ2は、第2の端末機器から、先に第1の端末機器に送信したデジタル情報の送信要求を受ける要求受付手段を備えている。
配信サーバ2は、CE機器Bから認証チケットを受信してこれを認証サーバ3に送信し、認証サーバ3からCE機器Bの機器認証結果を取得して、CE機器Bが機器認証されたことを確認する(ステップ60)。
そして、CE機器Bは、情報識別子リストと現在記憶しているデジタル情報の情報識別子の差分などから配信サーバ2に送信を要求するデジタル情報の情報識別子を送信する(ステップ64)。
このように、CE機器Bは、配信サーバ2にデジタル情報の送信を要求する情報要求手段を備えている。
そして、配信サーバ2は、サーバノード候補として登録してあるCE機器6の中から、このデジタル情報を配信可能なものを検索する。
なお、配信サーバ2は、CE機器Bが要求しているデジタル情報が何れのサーバノード候補も配信できない場合、CE機器Bに直接このデジタル情報を送信する。
このように、CE機器Bは、配信サーバ2に情報送信能力の程度(回線速度など)を判定する送信能力情報を送信する通信能力情報送信手段を備えている。
ここで、外部アクセスの可否は、中継装置で前記通信経路が設定可能か否かを判断する経路設定情報を構成しており、配信サーバ2は、経路設定情報を第1の端末機器と第2の端末機器から受信する経路設定情報受信手段を備えている。
この接続チケットは例えば乱数で構成されている。後述するように、接続チケットは、CE機器Bにも送信され、CE機器AとCE機器Bが、接続相手が配信サーバ2によって紹介されたものであることを確認するための確認情報として使用される。
これは、例えば、CE機器Bとサーバノード候補の少なくとも一方が、動的にポートを設定できるルータを介してネットワーク4に接続されているか、あるいは、直接ネットワーク4に接続されている場合である。
これは、サーバノードとして機能しているCE機器6に負荷が集中することを防ぐためである。
本実施の形態では、CE機器A、CE機器B何れもルータを備えているものとする。この場合、配信サーバ2がCE機器BとCE機器Aをマッチングした場合、CE機器BのルータBにポートを設定させる場合と、CE機器AのルータAにポートを設定させる場合がある。
そこで、まず、図9のフローチャートを用いてルータBにポートを設定させる場合について説明する。これは、ルータAが動的ポート設定機能を備えていない場合に適用することができる。
CE機器Bは、これに応じてルータBにポートを設定し、通信経路識別情報(ルータBのIPアドレスとポート番号)を配信サーバ2に通知する(ステップ70)。
なお、CE機器Bは、接続チケットを受信して記憶しておく。このように、CE機器Bは、設定したポートを用いて接続してきた他のCE機器を確認するための確認情報(接続チケット)を受信する第1の確認情報受信手段を備えている。
まず、CE機器Bは、配信サーバ2からポートの設定要求を受けると、ルータBに対してポートの設定を要求する(ステップ240)。
ルータBは、この要求を受けてポートを設定し、そのポート番号をCE機器Bに通知する(ステップ242)。
このポートは、後にCE機器Aとピア・ツー・ピア接続する際の通信経路となる。
このように、CE機器Bは、前記中継装置に外部からアクセス可能な通信経路を設定する経路設定手段と、前記設定した通信経路を識別する通信経路識別情報を前記情報配信サーバに送信する経路識別情報送信手段を備えている。
ここでは、通信経路識別情報には、ルータBのIPアドレスとポート番号が含まれている。
そして、配信サーバ2は、CE機器Bから通信経路識別情報を受信する(ステップ246)。
CE機器Aは、配信サーバ2からこれらの情報を受信して受領通知を配信サーバ2に送信する(ステップ82)
以降、CE機器BとCE機器Aは、この確立した回線を用いて通信を行う。
このように、CE機器Bは、設定した通信経路を用いて他の端末機器(CE機器A)からのアクセスを受け付け、当該他の端末機器と回線接続する接続手段を備えている。
そして、CE機器Bは、要求しているデジタル情報の情報識別子をCE機器Aに送信する(ステップ88)。
そして、CE機器Aは、記憶してあるデジタル情報のうち、CE機器Bが要求しているデジタル情報を検索してこれをCE機器Bに送信する(ステップ90)。
このように、CE機器Bは、接続した回線を用いて他の端末機器(CE機器A)から要求したデジタル情報を受信する情報受信手段と、配信サーバ2が送信したデジタル情報を記憶する情報記憶装置を備えている。
この場合、CE機器Bは、他のCE機器か情報記憶装置に記憶したデジタル情報の送信要求を受け付ける要求受付手段と、この送信要求を受け付けたデジタル情報を情報記憶装置から取得して当該他の端末機器に送信する情報送信手段と、を備える。
CE機器Aは、この要求を受けてルータAにポートを設定し、通信経路識別情報(ルータAのIPアドレスとポート番号)を配信サーバ2に送信する(ステップ100)。
この手順は、先に説明したルータBにポートを設定させる場合と同じであるので説明を省略する。
そして、配信サーバ2は、ステップ246やステップ100で行ったように、など通信経路の設定要求に応じて設定された通信経路を識別する通信経路識別情報(ここではIPアドレスとポート番号)を前記一方の端末機器から受信する経路識別情報受信手段を備えている。
配信サーバ2は、ステップ80やステップ102で行ったように、前記受信した通信経路識別情報を他方の端末機器に送信する経路識別情報送信手段を備えている。
CE機器Bは、この通信経路識別情報を用いてCE機器Aにアクセスし、CE機器Aとのピア・ツー・ピア接続を確立する。そして、CE機器Aに接続チケットを送信する(ステップ104)。
そして、CE機器Aは、CE機器Bが確認されたことをCE機器Bに通知する。
CE機器Bは、この通知を受けた後、CE機器Aに情報識別子を送信して、CE機器Aにデジタル情報の送信を要求する(ステップ108)。
そして、自己が記憶しているデジタル情報から、CE機器Bが要求しているデジタル情報を検索してCE機器Bに送信する(ステップ110)。
配信サーバ2は、CE機器Bから受信完了通知を受信した後、CE機器Aをサーバノードとして他のCE機器6に紹介する場合はCE機器Aとの回線接続を維持し、CE機器Aをサーバノードとして使用しない場合はCE機器Aとの回線接続を解除する(ステップ116)。
例えば、デジタル情報の提供を受ける側のルータに、常にポートを設定させるようにマッチングすると、デジタル情報を提供する側がルータにポートを設定する必要がないので、ユーザの心理的負担は小さいと思われる。
配信サーバ2は、サーバノード候補を登録するタイミング(サーバノード依頼タイミング)にて集中的にサーバノード候補を登録し、別のタイミング(サーバノード紹介タイミング)にてクライアントノードをサーバノードに集中的に紹介する。
また、このようにサーバノード依頼タイミングを固定的に設定せず、配信サーバ2の配信負荷(接続数、ネットワークトラフィック状況)が一定値を超えた場合にサーバノード依頼タイミングを設定するように構成することもできる。
サーバノード紹介タイミングでは、サーバノードがデジタル情報を配信可能な限りサーバノードを紹介する。そして、サーバノードがデジタル情報を配信できない場合は、配信サーバ2からクライアントノードに直接デジタル情報を送信する。
配信サーバ2は、CPU40がバスライン60を介してRAM(Random Access Memory)41、ROM(Read Only Memory)42、入力装置44、出力装置46、記憶装置50、ネットワーク接続装置48、記憶媒体駆動装置54などに接続されて構成されている。
例えば、CPU40はこれらプログラムを実行することにより、ネットワーク4を介してCE機器6や認証サーバ3と通信し、デジタル情報の配信を行う。
ROM42は、配信サーバ2を動作させる上で基本的なプログラムやパラメータを記憶した読み出し専用メモリである。
RAM41は、例えば、記憶装置50から読み出されたプログラムを一時記憶してCPU40に使用させたり、CE機器6から受信したクライアント情報や通信経路識別情報、あるいは、接続チケットを一時的に記憶することができ、これらの情報をCE機器6のマッチングに使用することができる。
出力装置46は、例えば、CRT(Cathode−ray Tube)や液晶ディスプレイなどの表示デバイスやスピーカなどの音声出力デバイスを備えており、外部に情報を出力することができる。
これら入力装置44や出力装置46を用いて、例えば、配信サーバ2のオペレータは配信サーバ2のメンテナンス作業などを行うことができる。
例えば、記憶媒体駆動装置54を用いて記憶媒体に記憶されたデジタル情報を読み込み、データ格納部58に格納したり、プログラムをプログラム格納部56にインストールしたりすることができる。
プログラム格納部56には、例えばOS(Operating System)やデジタル情報配信プログラムなど、CPU40が実行する各種プログラムが記憶されている。
CPU40は、デジタル情報配信プログラムを実行することにより、低負荷時における個別の配信処理や高負荷時におけるピア・ツー・ピア接続による配信処理を行うことができる。
また、CPU40は、データ格納部58に記憶されているデジタル情報から情報識別子を抽出して情報識別子リストを生成することができる。
アクセス許可機器属性値は、配信サーバ2からデジタル情報を取得する権限があるか否かをCE機器6ごとに判断する情報であり、例えば、具体的には機器IDなどの機器個体識別情報や、CE機器6の機種情報をデジタル情報を取得する権限の有無と対応させたものである。
このように構成した場合、配信サーバ2は、CE機器6からデジタル情報の送信要求を受けた場合に、このCE機器6が当該デジタル情報を取得する権限があるか否かを、アクセス許可機器属性値を確認することによりチェックし、当該デジタル情報を取得する権限を有しない場合は、デジタル情報の配信を拒否する。
アクセス許可機器属性値は、例えば、CE機器6から受信するか、あるいは認証サーバ3から受信して取得することができ、配信サーバ2は、これらを記憶しておいてもよいし、あるいはデジタル情報の送信要求時にこれらの情報を要求して受信してもよい。
提供情報識別子一覧は、今までにサーバノードに提供したデジタル情報の情報識別子のリストである。
アクセス許可情報は、外部アクセスの可否であり、CE機器6がルータにポートを設定して外部からのアクセスを受け付けることができるか否かを表す情報である。
配信依頼履歴は、CE機器6にサーバノードとしてデジタル情報の配信を依頼した履歴情報であり、配信したデジタル情報、配信した回数、配信した時間などから構成されている。
また、機器認証を認証サーバ3ではなく、配信サーバ2で行う場合は、CE機器6の機器IDとパスフレーズの組み合わせを機器認証情報として保持する。
例えば、CE機器6の場合、プログラム格納部56には、OS、デジタル情報を利用するためのアプリケーションプログラムや、デジタル情報更新プログラムなどが記憶され、データ格納部58には、配信サーバ2などから取得したデジタル情報が記憶されている。
また、本実施の形態では、CE機器6は、配信サーバ2から認証サーバ3の接続情報を取得して認証サーバ3に接続したが、予めCE機器6に認証サーバ3への接続情報を記憶させておいてもよい。
また、データ格納部58には、各CE機器6が記憶しているのと同じ機器IDとパスフレーズの組み合わせが格納されており、これを用いて機器認証を行う。
また、機器IDとパスフレーズに、更に各CE機器6の属性を表す属性情報や機種を表す型番情報などを組み合わせて記憶している。
また、データ格納部58には、配信サーバ2やサーバノードからダウンロードしたデジタル情報などが記憶されている。
また、CE機器6に、耐タンパチップなどを備え、機器IDとパスフレーズの組み合わせなどの秘密情報を記憶するように構成することもできる。
先に説明した実施の形態では、配信サーバ2が認証サーバ3にCE機器6の機器認証を依頼したが、CE機器6に相互認証を行う機能(機器認証手段)を備えることにより、認証サーバ3による機器認証を相互認証に置き換えることが可能である。
ここで、相互認証とは、ピア・ツー・ピア接続したCE機器6が接続相手のCE機器6を相互に機器認証することを意味する。
相互認証は、例えば、配信サーバ2がCE機器6をマッチングし、両者がピア・ツー・ピア接続したタイミングで行うことができる。
CE機器Bは、CE機器Aからの乱数要求に応じ、乱数Rsを生成し、CE機器Aに送信する(ステップ252)。この際にCE機器Bは、乱数Rsを記憶しておく。
次いでCE機器Aは、RsとRcをパスフレーズPPで暗号化し、次の数式(1)で表されるトークン1を生成する。
また、CBC方式は、AES128(Advanced Standard 128bit Key Version)というアルゴリズムを用いた暗号方式の1つであって、この暗号方式は、情報(メッセージ)を128ビットのブロック(メッセージブロック)に分割し、1つ前のメッセージブロックの暗号化結果を用いて当該メッセージブロックを暗号化するものである。IV(Initial Vector)は、最初のメッセージブロックを暗号化するのに用いた初期値である。
なお、AES128には、数式(1)で用いたAES128−CBCモードの他に、各メッセージブロックを共通鍵で暗号化するAES128−ECBモードなどがある。
また、この際に、CE機器AはCE機器Bに機器IDを送信するように構成することもできる。このように構成すると、CE機器Bは、ピア・ツー・ピア接続した相手方のCE機器Aを特定することができる。
ここで、CE機器Bは、復号化された情報は、各128ビットの情報である乱数Rc、乱数Rs及びセッション鍵Ksesをこの順序で連結したものであるといったような知識を持っており、この知識を用いて復号化した情報から乱数Rc’、乱数Rs’、及びセッション鍵Ksesを抽出する。
CE機器Bは、乱数Rs’と乱数Rsの同一性を判定した後、次の数式(2)で表されるトークン2を生成し、CE機器Aに送信する(ステップ260)。
また、この際に、CE機器BはCE機器Aに機器IDを送信するように構成することもできる。これによってCE機器Aは、CE機器Bを特定することができる。
そして、乱数を用いて相互認証を行うための情報を毎回異なる値とし、セッション鍵Ksesもピア・ツー・ピア接続するたびに異なる値となるので、セキュリティレベルを高めることができる。
このために、AES128には、AES128−CBC−MAC(以下、MAC)というモードがある。これは、CBCによる暗号化情報の最後のメッセージブロックである。
暗号化情報を受信する側は、CBCによる暗号化情報とMACを共に受信し、暗号化情報を復号化する。そして、復号化した情報を再びCBCにて暗号化し、最後のブロックをMACと比較する。両者が一致することにより、暗号化情報が改竄されていないことを確認することができる。
(1)配信サーバ2に一時的に負荷が集中する場合に、これを分散させて低減することができる。
(2)CE機器6に、ルータ5に対して動的にポートを設定させることができるため、ピア・ツー・ピアによるアクセスをセキュアに行うことができる。
(4)配信サーバ2は、ピア・ツー・ピア接続を仲介するに当たり、CE機器6の機器認証を行うことができる。また、認証行為自体は認証サーバ3に依頼して代行してもらうことができる。
(6)配信サーバ2は、ピア・ツー・ピア接続するCE機器6に接続チケットを発行するため、CE機器6は、接続相手が配信サーバ2の紹介によるものであることを確認することができる。
3 認証サーバ 4 ネットワーク
5 ルータ 6 CE機器
10 デジタル情報 11 ヘッダ部
12 情報本体部 13 情報識別子
14 暗号化鍵識別子 15 電子署名
16 基本付加情報
Claims (35)
- 情報を送信する情報配信サーバと、前記情報配信サーバが送信する情報を利用する端末機器と、が通信ネットワークによって接続可能に配設された情報配信システムであって、
前記情報配信サーバは、第1の端末機器に情報を送信した後、第2の端末機器から前記情報の送信要求を受信した場合に、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器のうちの一方の端末機器に対して、当該端末機器と通信ネットワークとの間に設置された中継装置に通信経路を設定させて、当該通信経路を識別する通信経路識別情報を前記一方の端末機器から受信した後、当該通信経路識別情報を他方の端末機器に通知し、
前記第1の端末機器と前記第2の端末機器は、前記他方の端末機器が前記通信経路識別情報を用いて前記一方の端末機器にアクセスすることにより回線を接続し、
前記第2の端末機器は、前記接続した回線を用いて前記第1の端末機器から前記情報を受信することを特徴とする情報配信システム。 - 第1の端末機器から情報の送信要求を受けて、前記送信要求された情報を前記第1の端末機器に送信する情報送信手段と、
第2の端末機器からの前記情報の送信要求を受け付ける要求受付手段と、
前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との何れか一方の端末機器に、該一方の端末機器と通信ネットワークとの間に設けられた中継装置に外部からアクセス可能な通信経路の設定を要求する通信経路要求手段と、
前記要求に応じて設定された通信経路を識別する通信経路識別情報を前記一方の端末機器から受信する経路識別情報受信手段と、
前記受信した通信経路識別情報を他方の端末機器に送信する経路識別情報送信手段と、
前記送信した通信経路識別情報によって前記第1の端末機器と前記第2の端末機器が回線を接続し、前記第2の端末機器が前記第1の端末機器から前記情報を受信したことを確認する送信確認手段と、
を具備したことを特徴とする情報配信サーバ。 - 前記第1の端末機器に前記情報を送信した後、前記第1の端末機器との回線の接続を維持する回線維持手段を具備し、
前記送信確認手段で、前記第2の端末機器が前記情報を受信したことを確認するまでの間は、前記第1の端末機器との通信を、前記維持している回線を用いて行うことを特徴とする請求項2に記載の情報配信サーバ。 - 前記一方の端末機器が、前記通信経路を用いてアクセスしてきた端末機器が前記他方の端末機器であることを照合確認する確認情報を、前記一方の端末機器及び前記他方の端末機器に送信する確認情報送信手段を具備したことを特徴とする請求項2に記載の情報配信サーバ。
- 前記回線維持手段は、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、
前記複数の第1の端末機器と、前記第2の端末機器から、これら端末機器に設けられている中継装置で前記通信経路が設定可能か否かを判断する経路設定情報を受信する経路設定情報受信手段と、
前記受信した経路設定情報を用いて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器のうち少なくとも一方の中継装置が経路設定可能となるように、前記複数の第1の端末機器から、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択手段と、
を具備したことを特徴とする請求項3に記載の情報配信サーバ。 - 前記回線維持手段は、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、
前記複数の第1の端末機器から、これら端末機器の情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を受信し、前記複数の第1の端末機器の情報送信能力の程度を判定する能力判定手段と、
前記判定した能力を用いて、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択手段と、
を具備したことを特徴とする請求項3に記載の情報配信サーバ。 - 前記情報の送信負荷が所定値以下の場合は、前記第2の端末機器に直接前記情報を送信することを特徴とする請求項2に記載の情報配信サーバ。
- 中継装置を介して通信ネットワークに接続可能に配設された端末機器であって、
情報配信サーバに情報の送信を要求する情報要求手段と、
前記中継装置に外部からアクセス可能な通信経路を設定する経路設定手段と、
前記設定した通信経路を識別する通信経路識別情報を前記情報配信サーバに送信する経路識別情報送信手段と、
前記設定した通信経路を用いて他の端末機器からのアクセスを受け付け、当該他の端末機器と回線接続する接続手段と、
前記接続した回線を用いて前記他の端末機器から前記要求した情報を受信する情報受信手段と、
を具備したことを特徴とする端末機器。 - 前記情報配信サーバが送信した情報を記憶した情報記憶装置と、
前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器から前記記憶した情報の送信要求を受け付ける要求受付手段と、
前記送信要求を受け付けた情報を前記情報記憶装置から取得して当該他の端末機器に送信する情報送信手段と、
を具備したことを特徴とする請求項8に記載の端末機器。 - 前記情報配信サーバに情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を送信する通信能力情報送信手段を具備したことを特徴とする請求項9に記載の端末機器。
- 前記情報配信サーバから、前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器を確認するための確認情報を受信する第1の確認情報受信手段と、
前記当該他の端末機器から確認情報を受信する第2の確認情報受信手段と、
を具備し、
前記接続手段は、前記第1の確認情報受信手段で受信した確認情報と、前記第2の確認情報受信手段で受信した確認情報と、が符合した場合に、前記他の端末機器のアクセスを受け付けることを特徴とする請求項8に記載の端末機器。 - 前記他の端末機器を機器認証する機器認証手段を具備したことを特徴とする請求項8に記載の端末機器。
- 情報送信手段と、要求受付手段と、通信経路要求手段と、経路識別情報受信手段と、経路識別情報送信手段と、送信確認手段と、を備えたコンピュータにおいて、
前記情報送信手段によって、第1の端末機器から情報の送信要求を受けて、前記送信要求された情報を前記第1の端末機器に送信する情報送信ステップと、
前記要求受付手段によって、第2の端末機器からの前記情報の送信要求を受け付ける要求受付ステップと、
前記通信経路要求手段によって、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との何れか一方の端末機器に、該一方の端末機器と通信ネットワークとの間に設けられた中継装置に外部からアクセス可能な通信経路の設定を要求する通信経路要求ステップと、
前記経路識別情報受信手段によって、前記要求に応じて設定された通信経路を識別する通信経路識別情報を前記一方の端末機器から受信する通信経路識別情報受信ステップと、
前記経路識別情報送信手段によって、前記受信した通信経路識別情報を他方の端末機器に送信する経路識別情報送信ステップと、
前記送信確認手段によって、前記送信した通信経路識別情報によって前記第1の端末機器と前記第2の端末機器が回線を接続し、前記第2の端末機器が前記第1の端末機器から前記情報を受信したことを確認する送信確認ステップと、
から構成されたことを特徴とする情報配信方法。 - 前記コンピュータは、回線維持手段を備え、
前記回線維持手段によって、前記第1の端末機器に前記情報を送信した後、前記第1の端末機器との回線の接続を維持する回線維持ステップを含み、
前記送信確認ステップで、前記第2の端末機器が前記情報を受信したことを確認するまでの間は、前記第1の端末機器との通信を、前記維持している回線を用いて行うことを特徴とする請求項13に記載の情報配信方法。 - 前記コンピュータは、確認情報送信手段を備え、
前記一方の端末機器が、前記通信経路を用いてアクセスしてきた端末機器が前記他方の端末機器であることを照合確認する確認情報を、前記一方の端末機器及び前記他方の端末機器に送信する確認情報送信ステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の情報配信方法。 - 前記コンピュータは、経路設定情報受信手段と、第1の端末選択手段と、を備え、
前記回線維持ステップでは、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、
前記経路設定情報受信手段によって、前記複数の第1の端末機器と、前記第2の端末機器から、これら端末機器に設けられている中継装置で前記通信経路が設定可能か否かを判断する経路設定情報を受信する経路設定情報受信ステップと、
前記第1の端末選択手段によって、前記受信した経路設定情報を用いて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器のうち少なくとも一方の中継装置が経路設定可能となるように、前記複数の第1の端末機器から、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択ステップと、
を含むことを特徴とする請求項14に記載の情報配信方法。 - 前記コンピュータは、能力判定手段と、第1の端末機器選択手段と、を備え、
前記回線維持ステップでは、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、
前記能力判定手段によって、前記複数の第1の端末機器から、これら端末機器の情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を受信し、前記複数の第1の端末機器の情報送信能力の程度を判定する能力判定ステップと、
前記第1の端末機器選択手段によって、前記判定した能力を用いて、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択ステップと、
を含むことを特徴とする請求項14に記載の情報配信方法。 - 前記情報の送信負荷が所定値以下の場合は、前記第2の端末機器に直接前記情報を送信することを特徴とする請求項13に記載の情報配信方法。
- 中継装置を介して通信ネットワークに接続可能に配設され、情報要求手段と、経路設定手段と、経路識別情報送信手段と、接続手段と、情報受信手段と、を備えたコンピュータにおいて、
前記情報要求手段によって、情報配信サーバに情報の送信を要求する情報要求ステップと、
前記経路設定手段によって、前記中継装置に外部からアクセス可能な通信経路を設定する経路設定ステップと、
前記経路識別情報送信手段によって、前記設定した通信経路を識別する通信経路識別情報を前記情報配信サーバに送信する経路識別情報送信ステップと、
前記接続手段によって、前記設定した通信経路を用いて他の端末機器からのアクセスを受け付け、当該他の端末機器と回線接続する接続ステップと、
前記情報受信手段によって、前記接続した回線を用いて前記他の端末機器から前記要求した情報を受信する情報受信ステップと、
から構成されたことを特徴とする情報受信方法。 - 前記コンピュータは、前記情報配信サーバが送信した情報を記憶した情報記憶装置と、要求受付手段と、情報送信手段を備え、
前記要求受付手段によって、前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器から前記記憶した情報の送信要求を受け付ける要求受付ステップと、
前記情報送信手段によって、前記送信要求を受け付けた情報を前記情報記憶装置から取得して当該他の端末機器に送信する情報送信ステップと、
を含むことを特徴とする請求項19に記載の情報受信方法。 - 前記コンピュータは、通信能力情報送信手段を備え、
前記通信能力情報送信手段によって、前記情報配信サーバに情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を送信する通信能力情報送信ステップを含むことを特徴とする請求項20に記載の情報受信方法。 - 前記コンピュータは、第1の確認情報受信手段と、第2の確認情報受信手段と、を備え、
前記第1の確認情報受信手段によって、前記情報配信サーバから、前記接続手段を用いて接続してきた他の端末機器を確認するための確認情報を受信する第1の確認情報受信ステップと、
前記第2の確認情報受信手段によって、前記当該他の端末機器から確認情報を受信する第2の確認情報受信ステップと、
を含み、
前記接続ステップでは、前記第1の確認情報受信ステップで受信した確認情報と、前記第2の確認情報受信ステップで受信した確認情報と、が符合した場合に、前記他の端末機器のアクセスを受け付けることを特徴とする請求項19に記載の情報受信方法。 - 前記コンピュータは、機器認証手段を備え、
前記機器認証手段によって、前記他の端末機器を機器認証する機器認証ステップを含むことを特徴とする請求項19に記載の情報受信方法。 - 第1の端末機器から情報の送信要求を受けて、前記送信要求された情報を前記第1の端末機器に送信する情報送信機能と、
第2の端末機器からの前記情報の送信要求を受け付ける要求受付機能と、
前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との何れか一方の端末機器に、該一方の端末機器と通信ネットワークとの間に設けられた中継装置に外部からアクセス可能な通信経路の設定を要求する通信経路要求機能と、
前記要求に応じて設定された通信経路を識別する通信経路識別情報を前記一方の端末機器から受信する経路識別情報受信機能と、
前記受信した通信経路識別情報を他方の端末機器に送信する経路識別情報送信機能と、
前記送信した通信経路識別情報によって前記第1の端末機器と前記第2の端末機器が回線を接続し、前記第2の端末機器が前記第1の端末機器から前記情報を受信したことを確認する送信確認機能と、
をコンピュータで実現する情報処理プログラム。 - 前記第1の端末機器に前記情報を送信した後、前記第1の端末機器との回線の接続を維持する回線維持機能を前記コンピュータで実現し、
前記送信確認機能では、前記第2の端末機器が前記情報を受信したことを確認するまでの間は、前記第1の端末機器との通信を、前記維持している回線を用いて行うことを特徴とする請求項24に記載の情報処理プログラム。 - 前記一方の端末機器が、前記通信経路を用いてアクセスしてきた端末機器が前記他方の端末機器であることを照合確認する確認情報を、前記一方の端末機器及び前記他方の端末機器に送信する確認情報送信機能を前記コンピュータで実現する請求項24に記載の情報処理プログラム。
- 前記回線維持機能では、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、
前記複数の第1の端末機器と、前記第2の端末機器から、これら端末機器に設けられている中継装置で前記通信経路が設定可能か否かを判断する経路設定情報を受信する経路設定情報受信機能と、
前記受信した経路設定情報を用いて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器のうち少なくとも一方の中継装置が経路設定可能となるように、前記複数の第1の端末機器から、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択機能と、
を前記コンピュータで実現する請求項25に記載の情報処理プログラム。 - 前記回線維持機能では、複数の第1の端末機器との回線接続を維持し、
前記複数の第1の端末機器から、これら端末機器の情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を受信し、前記複数の第1の端末機器の情報送信能力の程度を判定する能力判定機能と、
前記判定した能力を用いて、前記第2の端末機器に情報を送信させるための第1の端末機器を選択する第1の端末機器選択機能と、
を前記コンピュータで実現する請求項25に記載の情報処理プログラム。 - 前記情報の送信負荷が所定値以下の場合は、前記第2の端末機器に直接前記情報を送信する機能を前記コンピュータで実現する請求項24に記載の情報処理プログラム。
- 中継装置を介して通信ネットワークに接続可能に配設されたコンピュータにおいて、
情報配信サーバに情報の送信を要求する情報要求機能と、
前記中継装置に外部からアクセス可能な通信経路を設定する経路設定機能と、
前記設定した通信経路を識別する通信経路識別情報を前記情報配信サーバに送信する経路識別情報送信機能と、
前記設定した通信経路を用いて他の端末機器からのアクセスを受け付け、当該他の端末機器と回線接続する接続機能と、
前記接続した回線を用いて前記他の端末機器から前記要求した情報を受信する情報受信機能と、
を実現する情報処理プログラム。 - 前記接続機能を用いて接続してきた他の端末機器から前記記憶した情報の送信要求を受け付ける要求受付機能と、
前記送信要求を受け付けた情報を、前記情報配信サーバが送信した情報を記憶した情報記憶装置から取得して当該他の端末機器に送信する情報送信機能と、
を前記コンピュータで実現する請求項30に記載の情報処理プログラム。 - 前記情報配信サーバに情報送信能力の程度を判定する送信能力情報を送信する通信能力情報送信機能を前記コンピュータで実現する請求項31に記載の情報処理プログラム。
- 前記情報配信サーバから、前記接続機能を用いて接続してきた他の端末機器を確認するための確認情報を受信する第1の確認情報受信機能と、
前記当該他の端末機器から確認情報を受信する第2の確認情報受信機能と、
を前記コンピュータで実現し、
前記接続機能では、前記第1の確認情報受信機能で受信した確認情報と、前記第2の確認情報受信機能で受信した確認情報と、が符合した場合に、前記他の端末機器のアクセスを受け付けることを特徴とする請求項30に記載の情報処理プログラム。 - 前記他の端末機器を機器認証する機器認証機能を前記コンピュータで実現する請求項30に記載の情報処理プログラム。
- 請求項24から請求項35までのうちの何れか1の請求項に記載の情報処理プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004139770A JP4470573B2 (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | 情報配信システム、情報配信サーバ、端末機器、情報配信方法、情報受信方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004139770A JP4470573B2 (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | 情報配信システム、情報配信サーバ、端末機器、情報配信方法、情報受信方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005322033A true JP2005322033A (ja) | 2005-11-17 |
JP4470573B2 JP4470573B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=35469269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004139770A Expired - Fee Related JP4470573B2 (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | 情報配信システム、情報配信サーバ、端末機器、情報配信方法、情報受信方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4470573B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007179202A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Canon Marketing Japan Inc | 電子帳票サーバ、クライアント、電子帳票システム、情報提供方法、情報利用方法、サービス提供方法、サーバプログラム、クライアントプログラム及び記憶媒体 |
JP2008269602A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Lenovo Singapore Pte Ltd | ソフトウェア配布に選択的に従事するための装置および方法 |
JP2009129386A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Hitachi Ltd | 配信方法、サーバ及び受信端末 |
JP2009217342A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Nec Corp | ソフトウェアのインストールシステム及びその方法 |
JP2009284368A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Hitachi Ltd | コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法 |
JP2010073010A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、通信装置、通信方法、情報処理システムおよび情報処理システムによる情報処理方法 |
JP2010170176A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | ゲーム用のネットワークシステム、ネットワーク用のプログラム、サーバ用のコンピュータ |
JP2011188019A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Murata Machinery Ltd | デジタル複合機 |
JP2011259170A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Sony Corp | 送信制御装置、および送信制御方法 |
JP2012048755A (ja) * | 2011-12-05 | 2012-03-08 | Sony Corp | 情報処理装置および方法 |
JP2014192576A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Denso Wave Inc | ネットワークシステム |
US8971187B2 (en) | 2012-03-16 | 2015-03-03 | Fujitsu Limited | Communication relay device, communication relay system, and method of controlling communication relay device |
JP2015121862A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 株式会社Nttドコモ | 通信システム及びソフトウェア更新方法 |
US9313295B2 (en) | 2008-02-28 | 2016-04-12 | Hitachi Maxell, Ltd. | Content delivery system, delivery server, receiving terminal, and content delivery method |
JP2018205904A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 画像処理装置、情報処理システムとその処理方法及びプログラム |
-
2004
- 2004-05-10 JP JP2004139770A patent/JP4470573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007179202A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Canon Marketing Japan Inc | 電子帳票サーバ、クライアント、電子帳票システム、情報提供方法、情報利用方法、サービス提供方法、サーバプログラム、クライアントプログラム及び記憶媒体 |
US8296385B2 (en) | 2007-04-23 | 2012-10-23 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | Apparatus and method for selective engagement in software distribution |
JP2008269602A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Lenovo Singapore Pte Ltd | ソフトウェア配布に選択的に従事するための装置および方法 |
JP2009129386A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Hitachi Ltd | 配信方法、サーバ及び受信端末 |
US9313295B2 (en) | 2008-02-28 | 2016-04-12 | Hitachi Maxell, Ltd. | Content delivery system, delivery server, receiving terminal, and content delivery method |
JP2009217342A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Nec Corp | ソフトウェアのインストールシステム及びその方法 |
JP2009284368A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Hitachi Ltd | コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法 |
JP2010073010A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、通信装置、通信方法、情報処理システムおよび情報処理システムによる情報処理方法 |
JP2010170176A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | ゲーム用のネットワークシステム、ネットワーク用のプログラム、サーバ用のコンピュータ |
JP2011188019A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Murata Machinery Ltd | デジタル複合機 |
JP2011259170A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Sony Corp | 送信制御装置、および送信制御方法 |
US8982705B2 (en) | 2010-06-08 | 2015-03-17 | Sony Corporation | Transmission control apparatus and transmission control method |
US9288145B2 (en) | 2010-06-08 | 2016-03-15 | Sony Corporation | Transmission control apparatus and transmission control method |
JP2012048755A (ja) * | 2011-12-05 | 2012-03-08 | Sony Corp | 情報処理装置および方法 |
US8971187B2 (en) | 2012-03-16 | 2015-03-03 | Fujitsu Limited | Communication relay device, communication relay system, and method of controlling communication relay device |
JP2014192576A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Denso Wave Inc | ネットワークシステム |
JP2015121862A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 株式会社Nttドコモ | 通信システム及びソフトウェア更新方法 |
JP2018205904A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 画像処理装置、情報処理システムとその処理方法及びプログラム |
JP7048872B2 (ja) | 2017-05-31 | 2022-04-06 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4470573B2 (ja) | 2010-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4617763B2 (ja) | 機器認証システム、機器認証サーバ、端末機器、機器認証方法、および機器認証プログラム | |
US9774595B2 (en) | Method of authentication by token | |
US11736304B2 (en) | Secure authentication of remote equipment | |
US7949703B2 (en) | Group admission system and server and client therefor | |
CN101605137B (zh) | 安全分布式文件系统 | |
JP3761557B2 (ja) | 暗号化通信のための鍵配付方法及びシステム | |
KR101138395B1 (ko) | 콘텐트의 액세스 권리를 공유하는 방법 및 장치 | |
US11134069B2 (en) | Method for authorizing access and apparatus using the method | |
US20100017599A1 (en) | Secure digital content management using mutating identifiers | |
US20070294753A1 (en) | Adaptor or ic card for encrypted communication on network | |
US20030081774A1 (en) | Method and apparatus for dynamic generation of symmetric encryption keys and exchange of dynamic symmetric key infrastructure | |
US20060045110A1 (en) | Information distribution system, terminal device, information distribution server, information distribution method, terminal device connection method, information processing program product, and storage medium | |
JP4470573B2 (ja) | 情報配信システム、情報配信サーバ、端末機器、情報配信方法、情報受信方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体 | |
KR101452708B1 (ko) | Ce 장치 관리 서버, ce 장치 관리 서버를 이용한drm 키 발급 방법, 및 그 방법을 실행하기 위한프로그램 기록매체 | |
KR20060077422A (ko) | 홈 네트워크에서 디바이스의 공개키 인증 방법 및 시스템 | |
MXPA04007546A (es) | Metodo y sistema para proporcionar una tercera autenticacion de autorizacion. | |
KR20070097736A (ko) | 지역 도메인 관리 모듈을 가진 장치를 이용하여 도메인을지역적으로 관리하는 장치 및 방법 | |
KR20050032324A (ko) | 공개 키 기반 구조를 이용한 도메인 형성 방법 | |
JP4283699B2 (ja) | コンテンツ転送制御装置、コンテンツ配信装置およびコンテンツ受信装置 | |
EP4096160A1 (en) | Shared secret implementation of proxied cryptographic keys | |
EP4096147A1 (en) | Secure enclave implementation of proxied cryptographic keys | |
JP2017525236A (ja) | 増強メディア・プラットフォームによる通信の安全確保 | |
US8788825B1 (en) | Method and apparatus for key management for various device-server configurations | |
US20050021469A1 (en) | System and method for securing content copyright | |
CN113965425A (zh) | 物联网设备的接入方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100209 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |