JP2010071929A - 硬度計 - Google Patents

硬度計 Download PDF

Info

Publication number
JP2010071929A
JP2010071929A JP2008242429A JP2008242429A JP2010071929A JP 2010071929 A JP2010071929 A JP 2010071929A JP 2008242429 A JP2008242429 A JP 2008242429A JP 2008242429 A JP2008242429 A JP 2008242429A JP 2010071929 A JP2010071929 A JP 2010071929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf spring
hardness meter
frame
spindle
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008242429A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Mitsuhashi
正 三ツ橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Citizen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Holdings Co Ltd filed Critical Citizen Holdings Co Ltd
Priority to JP2008242429A priority Critical patent/JP2010071929A/ja
Publication of JP2010071929A publication Critical patent/JP2010071929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Springs (AREA)

Abstract

【課題】スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができ、しかも、板バネの設計に自由度があり、このため、硬度計の装置全体の設計も自由度があり、コンパクトな設計にすることが可能な硬度計を提供する。
【解決手段】 スピンドルと、スピンドルを支持する板バネ部材とを備え、スピンドルの先端部分を被測定物に押圧することによって、被測定物の硬度を測定するように構成した硬度計であって、板バネ部材が、硬度計本体部側に固定された枠部と、枠部に連結され、スピンドルを支持する板バネ部とを備え、枠部が、板バネ部よりも剛性が大きいことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、ゴムなどの弾性体、プラスチック、食品、青果物などの軟質の材料から構成される被測定物の硬度を測定するための硬度計に関する。
従来、このような被測定物の硬度を測定するための硬度計として、様々な構造の硬度計が提案されている。
例えば、特許文献1(特開昭51−8987号公報)では、押圧針であるスピンドルの先端部を、被測定物に対して押圧するとともに、このスピンドルを支持する板バネを、2枚一定間隔離間して配置して、この板バネの押し込み変位を、例えば、歪ゲージなどで検出して、被測定物の硬度を測定する硬度計が用いられている。この場合、板バネは、同心円状で不連続なスリットが形成されている。
また、特許文献2(特開2003−161684号公報)には、スピンドルを支持する縦長のスリットが形成された板バネを、2枚一定間隔離間して、しかも、片持ち状態で配置する構成が開示されている。
そして、上記の特許文献1の硬度計では、スピンドルが、吊り下げられた状態で支持されており、特許文献2の硬度計では、片持ち状態のスピンドルが上下方向に移動する際に、円弧状に移動するので、いずれも、スピンドルが横方向に揺動することとなり、正確な硬度を測定することができないことになる。
このため、特許文献3(特許第4064011号公報)では、このような横方向の揺動を防止するために、図14に示したような構造の板バネ100を、2枚一定間隔離間して平行に配置する構造が開示されている。
すなわち、特許文献3の板バネ100は、図14に示したように、略長方形の板バネ100に、長手方向に延びる一対の長孔形状のスリット102を形成して、中央バネ部104と、両側バネ部106a、106bを形成している。
そして、この両側バネ部106a、106bの長手方向の中央位置に、枠体取り付け孔108a、108bを形成して、硬度計本体にネジなどで固定するようにするとともに、中央バネ部104の長手方向の中央位置にスピンドル固定孔110を形成して、スピンドルを固定するようにしている。
さらに、特許文献4(米国特許第5067346号公報)には、上記の特許文献3の構成の板バネを、複数枚、平面的に相互に直交するように配置して、横方向の揺動をさらに防止するようにした構成が開示されている。
特開昭51−8987号公報 特開2003−161684号公報 特許第4064011号公報 米国特許第5067346号公報
しかしながら、このような特許文献3、特許文献4の板バネ100では、板バネ100全体が、弾性を有する比較的剛性の小さいバネ材料から構成されているので、両側バネ部
106a、106bの枠体取り付け孔108a、108bと、スピンドル固定孔110の位置とが、図14の点線Aで示したような一直線上にある場合には、スピンドル固定孔110から枠体取り付け孔108a、108bまでの長さが実質的なバネ長さとなるので、点線Bで示したように双方の実質的なバネ長さが等しくなり、スピンドルを垂直に上下方向に移動することができる。
これに対して、図15に示したように、両側バネ部106a、106bの枠体取り付け孔108a、108bと、スピンドル固定孔110との位置が、一直線上にない場合には、図15の点線C、Dで示したように、実質的なバネ長さが相違することになるので、スピンドルを垂直に上下方向に移動することができなくなって、横方向にスピンドルが揺動してしまい、正確な硬度を測定することができないことになる。
このため、特許文献3、特許文献4の板バネ100では、両側バネ部106a、106bの枠体取り付け孔108a、108bの位置がスピンドル固定孔110からの長さで固定されるので、板バネ100の設計に自由度がなく、このため、硬度計の装置全体の設計も自由度がなく、コンパクトな設計にすることも困難であった。特に、特許文献4のような複数枚の板バネ100を、平面的に相互に直交するように配置する構成では、硬度計の装置全体の設計も自由度がなく、硬度計の装置が大型化することになっていた。
本発明は、このような現状に鑑み、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができ、しかも、板バネの設計に自由度があり、このため、硬度計の装置全体の設計も自由度があり、コンパクトな設計にすることが可能な硬度計を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の硬度計は、
スピンドルと、
前記スピンドルを支持する板バネ部材とを備え、
前記スピンドルの先端部分を被測定物に押圧することによって、被測定物の硬度を測定するように構成した硬度計であって、
前記板バネ部材が、
硬度計本体部側に固定された枠部と、
前記枠部に連結され、スピンドルを支持する板バネ部とを備え、
前記枠部が、板バネ部よりも剛性が大きいことを特徴とする。
このように構成することによって、硬度計本体部側に固定された枠部が、枠部に連結され、スピンドルを支持する板バネ部よりも剛性が大きいので、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、枠部が撓むことがないので、枠部はバネとして機能しないので、実質的なバネ長さが、剛性の大きい枠部の板バネ部の連結部から、板バネ部のスピンドルの支持部までの長さになる。
従って、枠部の硬度計本体部側への固定位置が、枠部のどこの位置にあったとしても、この枠部の硬度計本体部側への固定位置に影響されることなく、常に実質的なバネ長さが一定になり、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
しかも、枠部の硬度計本体部側への固定位置を、枠部のいかなる位置にも配置することができるので、板バネ部材の設計、バネ定数の設定に自由度があり、このため、硬度計の装置全体の設計も自由度があり、コンパクトな設計にすることが可能な硬度計を提供する
ことができる。
また、本発明の硬度計は、前記枠部が、板バネ部よりも剛性が大きい材料から構成されていることを特徴とする。
このように、枠部が、板バネ部よりも剛性が大きい材料から構成するだけで良いので、板バネ部材を一体的に構成することができ、簡単な構造で、コストも低減でき、便利である。
また、本発明の硬度計は、前記枠部が、板バネ部よりも剛性が大きい材料からなる補強部材を、枠部に装着することによって構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、板バネ部材全体をバネ材料から構成できるので、板バネ部材を一体的に構成することができ、しかも、板バネ部よりも剛性が大きい材料からなる補強部材を選択して板バネ部に装着するだけで良いので、簡単な構造で、コストも低減でき、便利である。
また、本発明の硬度計は、前記板バネ部に、スリットが形成されていることを特徴とする。
このように板バネ部に、スリットが形成されているので、このスリットによって、板バネ部がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
また、本発明の硬度計は、前記板バネ部に、開口部が形成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、板バネ部に、開口部が形成されているので、この開口部によって、板バネ部がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができるとともに、板バネ部材の材料の使用を低減することができ、コストも低減できる。
また、本発明の硬度計は、前記板バネ部が、平面視で蛇腹形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、板バネ部が、平面視で蛇腹形状に形成されているので、この蛇腹形状部分によって、板バネ部がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
また、本発明の硬度計は、
前記枠部が、一対の離間した枠部材を備え、
前記一対の枠部材の間に、板バネ部と枠部材とを連結する連結基端部を備え、
前記連結基端部が、板バネ部の一部を構成することを特徴とする。
このように構成することによって、一対の枠部材の間の板バネ部と枠部材とを連結する連結基端部が、板バネ部の一部を構成するので、板バネ部が広がり、実質的なバネ長さが長くなり、板バネ部がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
また、本発明の硬度計は、前記連結基端部が、平面視で蛇腹形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、連結基端部が、平面視で蛇腹形状に形成されているので、この蛇腹形状部分によって、板バネ部がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
また、本発明の硬度計は、前記板バネ部材が、一定間隔離間して複数枚設けられていることを特徴とする。
このように構成することによって、板バネ部材が、一定間隔離間して複数枚設けられているので、複数枚の板バネ部材によって、スピンドルが支持されていることになるので、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
また、本発明の硬度計は、前記複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度が合致した状態で設けられていることを特徴とする。
このように構成することによって、複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度が合致した状態で設けられているので、複数枚の板バネ部材によって、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
また、本発明の硬度計は、前記複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度をずらした状態で設けられていることを特徴とする。
このように構成することによって、複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度をずらした状態で設けられているので、複数枚の板バネ部材によって、スピンドルが横方向に拘束されることになるので、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
また、本発明の硬度計は、前記複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度が合致した状態と、相互に平面的に角度をずらした状態とが混在して設けられていることを特徴とする。
このように構成することによって、複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度が合致した状態と、相互に平面的に角度をずらした状態とが混在して設けられているので、複数枚の板バネ部材によって、スピンドルが横方向に拘束されることになるので、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
本発明によれば、硬度計本体部側に固定された枠部が、枠部に連結され、スピンドルを支持する板バネ部よりも剛性が大きいので、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、枠部が撓むことがないので、枠部はバネとして機能しないので、実質的なバネ長さが、剛性の大きい枠部の板バネ部の連結部から、板バネ部のスピンドルの支持部までの長さになる。
従って、枠部の硬度計本体部側への固定位置が、枠部のどこの位置にあったとしても、この枠部の硬度計本体部側への固定位置に影響されることなく、常に実質的なバネ長さが一定になり、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
また、枠部の剛性が大きいため、たとえ、枠部の硬度計本体部側への固定位置がずれるなどして、その位置関係が多少ずれたとしても、正確な硬度を測定することができる。従って、板バネ部材の加工精度も多少精密でなくても良く、また、板バネ部の開口部の大きさの自由度も広がるという効果もある。
しかも、枠部の硬度計本体部側への固定位置を、枠部のいかなる位置にも配置することができるので、板バネの設計に自由度があり、このため、硬度計の装置全体の設計も自由度があり、コンパクトな設計にすることが可能な硬度計を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の平面図である。
図1において、符号10は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材を示している。
図1に示したように、板バネ部材10は、全体で略長方形の板形状であって、枠形状の枠部12を備えている。この枠部12は、一対の長手方向の枠部14、16と、一対の短手方向の枠部18、20とを備えている。
そして、この短手方向の枠部18、20の中央位置に、長手方向に延びる板バネ部22が延設するように連結されている。この板バネ部22と、対の長手方向の枠部14、16との間には、スリット24、26が形成されている。
このように板バネ部22に、スリット24、26が形成されているので、このスリット24、26によって、板バネ部22がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
この板バネ部22の中央位置に、後述するスピンドル80を支持する、すなわち、スピンドル80の先端に装着されたプランジャー84を固定して支持するスピンドル固定孔28が形成されている。
また、長手方向の枠部14、16には、枠体取り付け孔30、32が形成されており、これらの枠体取り付け孔30、32に、硬度計本体にネジなどで固定するようにするように構成されている。
板バネ部22は、スピンドル80を可動させるバネ性とスピンドル80を支持する剛性とを兼ね備え、枠部14、16は、板バネ部22をバネとして機能させるべく、固定部としての働きを成すように、板バネ部22よりも剛性が大きい。すなわち、枠部12は、板バネ部22よりも剛性が大きい材料から構成されている。
なお、「剛性が大きい」とは、スピンドル先端を被測定物に押圧した際に、板バネ部22のみが撓み、枠部12は撓まないで剛性を維持した状態であることを言い、板バネ部22の材質、厚さを考慮して、枠部12の材質、厚さを選択すれば良いことを意味するものである。
従って、例えば、板バネ部22を、SUS304などのステンレス鋼からなる金属製のバネ部材から構成した場合には、枠部12を、この金属製の板バネ部22より剛性の大きい、炭素鋼などの、金属から構成することができる。また、板バネ部22を、例えば、ポリプロピレンなどの合成樹脂から作製して、枠部12を、この合成樹脂の板バネ部22より剛性の大きい、金属から構成することができる。
さらに、板バネ部22を、例えば、ポリカーボネートなどの合成樹脂から作製して、枠部12を、この合成樹脂の板バネ部22より剛性の大きい、ポリエステルやポリエチレン、複合材料である繊維強化プラスチックなどの合成樹脂から構成することができる。
また、板バネ部22と枠部12とを同じ材料から構成して、枠部12の厚さを、板バネ部22の厚さよりも大きくして、枠部12を、板バネ部22よりも剛性が大きいものとすることもできる。もちろん、板バネ部22と枠部12とを同じ材料で構成して、枠部12の厚さを、板バネ部22の厚さよりも大きくして、枠部12の剛性を大きくしてもよい。
なお、以上説明した「剛性が大きい」についての説明は、以下の実施例においても同様である。
このように構成することによって、硬度計本体部側に固定された枠部12は、枠部12に連結される、後述するスピンドル80を支持する板バネ部22よりも剛性が大きいので、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、枠部12が撓むことがない。枠部12はバネとして機能しないので、実質的なバネ長さが、図1の点線Eで示したように、剛性の大きい枠部12の板バネ部22の連結部22aから、板バネ部22のスピンドルの支持部であるスピンドル固定孔28までの長さになる。
従って、枠部12の硬度計本体部側への固定位置である枠体取り付け孔30、32が、従来のように、図1の点線Fで示したように、枠体取り付け孔30、32と、スピンドル固定孔28とが一直線上にある必要がなく、枠部12のどこの位置にあったとしても、この枠部12の硬度計本体部側への固定位置である枠体取り付け孔30、32に影響されることなく、常に実質的なバネ長さが一定になり、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
なお、もちろん、図1の点線Fで示したように、枠体取り付け孔30、32と、スピンドル固定孔28とが一直線上にあっても良い。
従って、枠部12の硬度計本体部側への固定位置である枠体取り付け孔30、32を、枠部12のいかなる位置にも配置することができるので、板バネ部材10の設計、バネ定数の設定に自由度があり、このため、硬度計の装置全体の設計も自由度があり、コンパクトな設計にすることが可能な硬度計を提供することができる。
なお、この実施例では、板バネ部材10は、全体で略長方形の板形状としたが、この形状に限定されるものではなく、例えば、正方形状、楕円形状、円形形状など適宜選択することができる(以下の実施例においても同様である。)。
図2は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の平面図である。
この実施例の板バネ部材10は、図1に示した板バネ部材10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の板バネ部材10では、一対の離間した長手方向の枠部14、16を備えており、この一対の枠部14、16の間に、板バネ部22とこれらの枠部材4、16とを連結する連結基端部34、36を備えている。そして、これらの連結基端部34、36が、板バネ部22の一部を構成している。
このように構成することによって、一対の枠部14、16の間の板バネ部22と、これらの枠部材4、16とを連結する連結基端部34、36が、板バネ部22の一部を構成するので、板バネ部が広がり、図2の点線Gで示したように、実質的なバネ長さが長くなり、板バネ部22がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
図3は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の斜視図である。
この実施例の板バネ部材10は、図1に示した板バネ部材10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の板バネ部材10では、板バネ部22が、短手方向の枠部18、20の四隅からそれぞれ延設された、平面視で蛇腹形状の蛇腹形状部46、48を有している。
そして、これらの蛇腹形状部46、48の中央位置から、中央の板バネ部22bが形成されている。
このように構成することによって、板バネ部22が、平面視で蛇腹形状に形成されているので、この蛇腹形状部46、48によって、板バネ部22がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
なお、図3に示した実施例では、板バネ部22と蛇腹形状部46、48とが同じ幅を有している例を示したが、もちろん異なる幅であってもかまわない。
図4は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の斜視図である。
この実施例の板バネ部材10は、図2、図3に示した板バネ部材10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の板バネ部材10では、実施例2の板バネ部材10と同様に、一対の離間した長手方向の枠部14、16を備えており、この一対の枠部14、16の間に、板バネ部22とこれらの枠部材4、16とを連結する連結基端部34、36を備えている。そして、これらの連結基端部34、36が、板バネ部22の一部を構成している。
このように構成することによって、一対の枠部14、16の間の板バネ部22と、これらの枠部材4、16とを連結する連結基端部34、36が、板バネ部22の一部を構成するので、板バネ部が広がり、実質的なバネ長さが長くなり、板バネ部22がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができる。
図5は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の斜視図である。
この実施例の板バネ部材10は、図2に示した板バネ部材10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の板バネ部材10では、実施例2の板バネ部材10と同様に、一対の離間した長手方向の枠部14、16を備えており、この一対の枠部14、16の間に、板バネ部22とこれらの枠部材4、16とを連結する連結基端部34、36を備えている。そして、これらの連結基端部34、36が、板バネ部22の一部を構成している。
また、この実施例の板バネ部材10では、板バネ部22が、長手方向の枠部14、16の四隅からそれぞれ延設された、平面視で蛇腹形状の蛇腹形状部40、42を有している。
そして、これらの蛇腹形状部40、42の中央位置から、中央の板バネ部22cが形成されている。
そして、この中央の板バネ部22cは、略菱形形状であって、その内部に、縦横方向にリブ22d、22eで連結されており、これにより、複数の開口部44が形成されている。
このように構成することによって、板バネ部22がバネ部として機能し易くなり、正確な硬度を測定することができるとともに、板バネ部材10の材料の使用を低減することができ、コストも低減できる。
また、このように縦横方向にリブ22d、22eが形成され、しかも略菱形形状であるので、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、垂直方向に板バネ部22cが均等に撓むことになり、正確な硬度を測定することができる。
なお、この実施例では、図5に示したように、枠体取り付け孔30、32と、スピンドル固定孔28とが一直線上にあるように示したが、枠体取り付け孔30、32と、スピンドル固定孔28とが一直線上にある必要はない。
すなわち、この場合でも、枠体取り付け孔30、32が、枠部14、16のどこの位置にあったとしても、この枠部14、16の硬度計本体部側への固定位置である枠体取り付け孔30、32に影響されることなく、常に実質的なバネ長さが一定になり、スピンドル先端を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
以上の実施例で説明した板バネ部材10を本発明の硬度計に用いた実施例について、以下に説明する。
なお、この実施例では、説明の便宜上、実施例5で示した板バネ部材10を用いた硬度計について説明する。
図6は、本発明の硬度計の実施例の斜視図、図7は、図6の硬度計の荷重センサー部の斜め上方から見た部分斜視図、図8は、図6の硬度計の荷重センサー部の斜め下方から見た部分斜視図、図9は、図7の主要部の斜視図、図10は、図7の主要部の斜視図、図11は、図6の硬度計の概略図、図12は、本発明の硬度計の動作原理を示す差動トランスの位置とVCM出力の関係を示すグラフ、図13は、本発明の硬度計の測定動作(定荷重測定時)を行う際の差動トランスの位置(L)とVCM出力(V)の関係を示すグラフである。
図6において、符号50は、全体で本発明の硬度計を示している。なお、図6では、説明の便宜上、外装部材を取り外した状態で示している。
図6に示したように、本発明の硬度計50は、基台52を備えており、その前面には、操作ボタン53、測定結果を表示する、例えば、液晶表示装置からなる表示パネル56が形成されている。
また、基台52には、支柱部54が立設されており、この支柱部54に形成した案内レール55に沿って、上下に移動可能に、荷重センサー部60が設けられている。
この荷重センサー部60の基端部には、支柱部54に設けられたステッピングモーター62に連結され、回転する送りネジ部64と螺合するネジ送り台66が形成されている。
このステッピングモーター62の駆動によって、送りネジ部64が回転して、ネジ送り台66が、案内レール55に沿って上下に移動することによって、荷重センサー部60が上下動するように構成されている。
そして、図6〜図8、図11に示したように、荷重センサー部60の先端のフレーム枠68の上フレーム枠70には、その下方に、荷重を発生させるためのボイスコイルモーター(VCM)(以下、「VCM」と言う)72が固定されている。
また、図7〜図10に示したように、フレーム枠68の左右の側部フレーム74の間には、図5の実施例5に示した2枚の板バネ部材10が、上下に一定間隔離間して、かつ、
相互に平面的に角度をずらした状態で、この実施例では、相互に直交する方向に位置するように固定されている。
このように構成することによって、板バネ部材10が、一定間隔離間して、相互に平面的に角度をずらした状態で複数枚設けられているので、複数枚の板バネ部材によって、スピンドル80が支持されていることになるので、スピンドル80の先端に取り付けられたプランジャー84を被測定物に押圧した際にも、スピンドル80が横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
なお、この場合、図示しないが、板バネ部材10には、後述するように四隅に枠体取り付け孔30、32が形成されている点で、図5の実施例5に示した板バネ部材10と相違する。
すなわち、図9、図10に示したように、これらの板バネ部材10は、板バネ部材10よりも剛性が大きい材料から構成される固定用補強部材76を、枠部14、16に装着して、固定用補強部材76の四隅に形成した固定用孔と、板バネ部材10の四隅に形成した枠体取り付け孔30、32を介して、固定用ネジ78によって、左右の側部フレーム74の間に固定されている。
図9、図10に示した実施例では、2枚の固定用補強部材76は、上下の板バネ部材10のそれぞれ外側から装着している。つまり、配置関係でいえば、上から、1つ目の固定用補強部材76、1つ目の板バネ部材10、2つ目の板バネ部材10、2つ目の固定用補強部材76の順に配置してある。
なお、この場合、固定用補強部材76は、板バネ部材10の長手方向の枠部14、16に隙間なく重ね合わせることによって、枠部14、16の板バネ部22よりも剛性が大きくなるように構成されている。また、固定用補強部材76は、板バネ部材10の蛇腹形状部40、42とは一定間隔離間しており、この蛇腹形状部40、42のバネとしての機能を阻害しないように構成されている。
また、この実施例では、2枚の固定用補強部材76は、上下の板バネ部材10では、逆方向に向くように配置されている。しかし、2枚の固定用補強部材76を同じ向きに配置することももちろん可能である。すなわち、上から、1つ目の固定用補強部材76、1つ目の板バネ部材10、2つ目の固定用補強部材76、2つ目の板バネ部材10の順に配置することもできる。
この場合は、2つ目の板バネ部材10のさらに下側から別の固定用補強部材76を隙間なく重ね合わせてもよい。さらに、もちろん、上から、1つ目の板バネ部材10、1つ目の固定用補強部材76、2つ目の板バネ部材10、2つ目の固定用補強部材76の順に配置してもかまわない。
なお、この実施例は、実施例5で示した板バネ部材10を用いた例で説明しているが、もちろん、板バネ部材10は、実施例1から実施例4で示したものを用いてもかまわない。
固定用補強部材76は、板バネ部材10の長手方向の枠部14、16に隙間なく重ね合わせることによって、枠部14、16の板バネ部22よりも剛性が大きくなるように構成されているので、板バネ部22と枠部14、16との剛性が同じ板バネ部材10を用い、この板バネ部材10に固定用補強部材76を隙間なく重ねることで、枠部12を板バネ部22よりも剛性が大きいものとすることもできるのである。
一方、これらの板バネ部材10のスピンドル固定孔28には、スピンドル80が固定されている。そして、このスピンドル80の下方の先端部分にプランジャー84が、固定ネジ86によって、脱着自在に交換可能に固定されている。また、図9、図10に示したように、スピンドル80の上端部分には、VCM72の作用によって、上下に移動するコイル88が固定されている。なお、コイル88は、図9、図10に示す実施例では、ボビンのみの構成として図示しているが、実際には導電性の細線を巻回している。
従って、スピンドル80は、これらの板バネ部材10によって、吊り下げられた状態で支持されている状態となっている。
そして、図7、図8に示したように、スピンドル80には、これらの板バネ部材10の中間位置に位置を測定するために、被測定部となるコア90が付設されているとともに、図8に示したように、左右の側部フレーム74の間には、このコア90の位置を検出するための差動トランス92が固定されている。
また、図6に示したように、基台52上には、スピンドル80の下方に位置に、被測定物Hを載置するための載置台94が設けられている。
このように構成される本発明の硬度計50を用いて、被測定物Hを測定する方法について、以下に説明する。
なお、被測定物Hとしては、例えば、ゴムなどの弾性体、プラスチック、食品、青果物などの軟質の材料から構成される被測定物であれば、特に限定されるものではない。
例えば、日本工業規格「JIS K6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験」に規定された測定方法などによって、国際規格に基づく国際ゴム硬さ(IRHD(International Rubber Hardness Degree))を測定することができる。
1.動作原理
図12のグラフに示したように、下記の式のように、プランジャー82の移動に応じて生じる板バネ部材10の抗力Fsに対して、それ相応の荷重Fv1をVCM72により発生させる。
FV1=FS
但し、Fv1は、バイアス荷重、Fsは、板バネ抗力である。
また、スピンドル80の位置の変化に対する板バネ部材10の抗力Fsを打ち消すようにVCM72の推力を制御する。
そして、下記の式のように、スピンドル80に、負荷荷重Fv2をVCM72により重畳させる。
Fv1+Fv2=Fs+Fw
Fv2=FW
但し、Fv2は、負荷荷重、Fwは、被測定物Hの抗力である。
この時のプランジャー84の移動量dから(下記の式参照)、被測定物Hの硬度値を求めるようになっている。
d=Fv2/(E×r)
但し、Eは、被測定物Hのヤング率、rは、プランジャー84のプランジャー係数である。
2.動作フロー
動作としては、「基点合わせ」を行った後に「測定」を実施する。
(2−1)基点合わせ動作
(1)ステッピングモーター62の駆動によって、送りネジ部64が回転させて、ネジ送り台66を、下方に移動させすることによって、荷重センサー部60を下げ、スピンドル80の先端のプランジャー84が、被測定物Hに接触した時点でステッピングモーター62を停止させ、この状態を基点とする。
(2−2)測定動作(定荷重測定時)(図13のグラフ参照)
(1)上記の基点の状態から、図13に示したように、VCM72に一次荷重分の電圧V1を重畳させる。これ以降、プランジャー84の移動に伴って、差動トランス出力に相関した電圧V1をVCM72に印加し続け、平行に配置した板バネ部材10の抗力を打消しながら荷重を印加するように作用させる。
(2)規定時間経過後に差動トランス出力を取得し、図13に示したように、硬度測長のL1とする。
(3)図13に示したように、VCM72に二次荷重分の電圧V2を重畳させる。これ以降、プランジャー84の移動に伴って、差動トランス出力に相関した電圧V2をVCM72に印加し続け、平行に配置した板バネ部材10の抗力を打消しながら荷重を印加するように作用させる。
(4)規定時間経過後に差動トランス出力を取得し、図13に示したように、硬度測長のL2とする。そして、この硬度測長のL2と、上記の硬度測長のL1とから、移動量L2−L1によって、硬度値を求める。
なお、上記の実施例では、2枚の板バネ部材10を一定間隔離間して配置した構成を示したが、もちろん、この板バネ部材10を3枚以上配置することも可能であり、また、従来のように1枚の板バネ部材10を配置することも可能である。
また、この実施例では、複数枚の板バネ部材10が、上下に一定間隔離間して、相互に平面的に角度をずらした状態で、相互に直交する方向に位置するように固定したが、この角度は、特に限定されるものではない。
また、もちろん、従来のように、複数枚の板バネ部材10が、相互に平面的に角度が合致した状態で設けられていてもよい。
さらに、図示しないが、複数枚の板バネ部材10が、相互に平面的に角度が合致した状態と、相互に平面的に角度をずらした状態とが混在して設けられていても良い。
このように構成することによって、複数枚の板バネ部材10が、相互に平面的に角度が合致した状態と、相互に平面的に角度をずらした状態とが混在して設けられているので、複数枚の板バネ部材によって、スピンドル80が横方向に拘束されることになるので、スピンドル80の先端のプランジャー84を被測定物に押圧した際にも、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができる。
なお、上記実施例では、スピンドル80(先端のプランジャー84)をステッピングモーター62の駆動によって、被測定物に対して離接する方向に移動可能な構成としたが、スピンドル80を移動不能として、測定物Hを載置するための載置台94を上下動するようにすることも可能であり、さらには、スピンドル80、載置台94を相互に離接する方向に移動可能とすることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施例では、硬度計を、縦置きタイプのものに適用した硬度計について説明したが、横置きタイプの硬度計に適用することも可能であるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明の硬度計は、スピンドルが横方向に揺動することがなく、正確な硬度を測定することができ、しかも、板バネの設計に自由度があり、このため、硬度計の装置全体の設計も自由度があり、コンパクトな設計にすることが可能である。
図1は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の平面図である。 図2は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の平面図である。 図3は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の斜視図である。 図4は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の斜視図である。 図5は、本発明の硬度計に用いる板バネ部材の別の実施例の斜視図である。 図6は、本発明の硬度計の実施例の斜視図である。 図7は、図6の硬度計の荷重センサー部の斜め上方から見た部分斜視図である。 図8は、図6の硬度計の荷重センサー部の斜め下方から見た部分斜視図である。 図9は、図7の主要部の斜視図である。 図10は、図7の主要部の斜視図である。 図11は、図6の硬度計の概略図である。 図12は、本発明の硬度計の動作原理を示す差動トランスの位置とVCM出力の関係を示すグラフである。 図13は、本発明の硬度計の測定動作(定荷重測定時)を行う際の差動トランスの位置(L)とVCM出力(V)の関係を示すグラフである。 図14は、従来の硬度計に用いる板バネ部材の平面図である。 図15は、従来の硬度計に用いる板バネ部材の平面図である。
符号の説明
10 板バネ部材
12 枠部
14、16 枠部
18、20 枠部
22 板バネ部
22a 連結部
22b 板バネ部
22c 板バネ部
22d リブ
24 スリット
28 スピンドル固定孔
30、32 枠体取り付け孔
34、36 連結基端部
40、42 蛇腹形状部
44 開口部
46、48 蛇腹形状部
50 硬度計
52 基台
53 操作ボタン
54 支柱部
55 案内レール
56 表示パネル
60 荷重センサー部
62 ステッピングモーター
64 ネジ部
66 ネジ送り台
68 フレーム枠
70 上フレーム枠
72 ボイスコイルモーター(VCM)
74 側部フレーム
76 固定用補強部材
78 固定用ネジ
80 スピンドル
84 プランジャー
86 固定ネジ
88 コイル
90 コア
92 差動トランス
94 載置台
100 板バネ
102 スリット
104 中央バネ部
106 両側バネ部
108 枠体取り付け孔

Claims (12)

  1. スピンドルと、
    前記スピンドルを支持する板バネ部材とを備え、
    前記スピンドルの先端部分を被測定物に押圧することによって、被測定物の硬度を測定するように構成した硬度計であって、
    前記板バネ部材が、
    硬度計本体部側に固定された枠部と、
    前記枠部に連結され、スピンドルを支持する板バネ部とを備え、
    前記枠部が、板バネ部よりも剛性が大きいことを特徴とする硬度計。
  2. 前記枠部が、板バネ部よりも剛性が大きい材料から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の硬度計。
  3. 前記枠部が、板バネ部よりも剛性が大きい材料からなる補強部材を、枠部に装着することによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の硬度計。
  4. 前記板バネ部に、スリットが形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の硬度計。
  5. 前記板バネ部に、開口部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の硬度計。
  6. 前記板バネ部が、平面視で蛇腹形状に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の硬度計。
  7. 前記枠部が、一対の離間した枠部材を備え、
    前記一対の枠部材の間に、板バネ部と枠部材とを連結する連結基端部を備え、
    前記連結基端部が、板バネ部の一部を構成することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の硬度計。
  8. 前記連結基端部が、平面視で蛇腹形状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の硬度計。
  9. 前記板バネ部材が、一定間隔離間して複数枚設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の硬度計。
  10. 前記複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度が合致した状態で設けられていることを特徴とする請求項9に記載の硬度計。
  11. 前記複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度をずらした状態で設けられていることを特徴とする請求項9に記載の硬度計。
  12. 前記複数枚の板バネ部材が、相互に平面的に角度が合致した状態と、相互に平面的に角度をずらした状態とが混在して設けられていることを特徴とする請求項9に記載の硬度計。
JP2008242429A 2008-09-22 2008-09-22 硬度計 Pending JP2010071929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008242429A JP2010071929A (ja) 2008-09-22 2008-09-22 硬度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008242429A JP2010071929A (ja) 2008-09-22 2008-09-22 硬度計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010071929A true JP2010071929A (ja) 2010-04-02

Family

ID=42203845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008242429A Pending JP2010071929A (ja) 2008-09-22 2008-09-22 硬度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010071929A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105203419A (zh) * 2015-10-27 2015-12-30 无锡太湖阳山水蜜桃科技有限公司 一种水果硬度计
JP2020501168A (ja) * 2016-11-29 2020-01-16 ヘルムート・フィッシャー・ゲーエムベーハー・インスティテュート・フューア・エレクトロニク・ウント・メステクニク 試験片表面に圧子を侵入移動する間、測定信号を決定する測定デバイス、測定構成及び方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105203419A (zh) * 2015-10-27 2015-12-30 无锡太湖阳山水蜜桃科技有限公司 一种水果硬度计
JP2020501168A (ja) * 2016-11-29 2020-01-16 ヘルムート・フィッシャー・ゲーエムベーハー・インスティテュート・フューア・エレクトロニク・ウント・メステクニク 試験片表面に圧子を侵入移動する間、測定信号を決定する測定デバイス、測定構成及び方法
JP7200118B2 (ja) 2016-11-29 2023-01-06 ヘルムート・フィッシャー・ゲーエムベーハー・インスティテュート・フューア・エレクトロニク・ウント・メステクニク 試験片表面に圧子を侵入移動する間、測定信号を決定する測定デバイス、測定構成及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100683538B1 (ko) 음성 코일 모듈
CN103246390A (zh) 输入装置
JP5927394B1 (ja) センサクランプ装置、クランプオン型超音波流量計
CN105093088B (zh) 一种探针测试设备
JP6011486B2 (ja) 材料試験機
JPH077911A (ja) 高精度リニアモータ
JP6121711B2 (ja) 渦電流探傷装置および渦電流探傷方法
JP2010071929A (ja) 硬度計
CN104091619A (zh) 二维纳米柔性运动平台
CN101908293A (zh) 一种磁性摆单摆综合实验仪
JPH0431532B2 (ja)
CN209356558U (zh) 可调节式探针装置
JPH08254420A (ja) 線形測定装置及びこの装置を調整する方法
CN208104843U (zh) 梳棉机棉条检测装置
KR20180013341A (ko) 다축 방향의 변위측정이 동시에 이루어질 수 있는 측정자를 구비한 받침장치
CN113093417A (zh) 测量装置
JP5735347B2 (ja) 外側寸法測定機
CN104020317A (zh) 双端音叉扫描探针测头系统及其测量方法
JP2014194377A (ja) 圧電特性の測定装置
JP2007085823A (ja) 硬さ計
JP5265263B2 (ja) 測定装置
JP4064011B2 (ja) 改良されたバネ荷重機構を備えたゴム硬度計
JP2021015239A (ja) 測定システムおよび測定方法
JP6593862B2 (ja) ハイトゲージ
CN210014898U (zh) 一种光学仪器校准辅助装置