JP2010071372A - ギヤの接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低減を図ることのできるギヤの接合方法を提供すること。
【解決手段】ギヤ50に接合される接合部材であるシャフト60とギヤ50とを嵌合可能に加工する工程と、ギヤ50とシャフト60との双方の接合面53、63のうち少なくともいずれか一方の接合面に、ギヤ50とシャフト60との嵌合時に他方の接合面に接触可能な突起部68を設ける工程と、ギヤ50と接合部材とを圧入する工程と、ギヤ50とシャフト60とを圧入後に電流を流す工程と、を含んでギヤ50とシャフト60とを接合する。これにより、ギヤ50とシャフト60とは、接合面53、63における突起部68の部分にのみ電気が流れるため、突起部68が設けられている部分には大電流が流れる。従って、接合面53、63における突起部68の部分は、この大電流によって溶接されるため、ギヤ50とシャフト60とは接合される。この結果、製造コストの低減を図ることができる。
【選択図】 図2−2

Description

本発明は、ギヤの接合方法に関するものである。特に、この発明は、ギヤに接合部材を挿入することによりギヤと接合部材とを接合するギヤの接合方法に関するものである。
車両等に搭載される変速機には複数のギヤが設けられており、ギヤの組み合わせを変更することにより、動力を伝達する際における変速比を変更し、変速が可能に設けられている。また、このような変速機に設けられているギヤは、回転可能に設けられた部材に接合されることにより、回転可能に設けられている。このため、この回転可能に設けられると共にギヤに接合される部材である接合部材とギヤとは、相対回転が不可の状態で接合されている。
例えば、特許文献1に記載の変速機の同期装置では、ギヤであるドッグ歯と、このドッグ歯と接合する接合部材である歯車のボス部との双方にスプラインが形成されており、このスプラインによるスプライン結合によってドッグ歯とボス部とは接合されている。これにより、ドッグ歯とボス部とは、相対回転が不可の状態で接合される。さらに、特許文献1に記載の変速機の同期装置が有するドッグ歯とボス部とは、スプラインに接着剤を塗布することにより、互いに一体化している。これにより、ドッグ歯の抜けを防止することができる。
特開平11−280788号公報
ギヤと接合部材とは、特許文献1のように双方にスプラインを形成してスプライン結合をすることにより相対回転が不可の状態に接合することができるが、スプラインは加工工数が多くなっている。また、ギヤと接合部材とのように、回転軸の軸線方向の抜けも抑制する場合、加工精度を高くする必要があり、製造コストの上昇の要因になる。さらに、スプライン結合によりギヤと接合部材とを接合する場合、スプラインを形成する部分を設ける必要があるため、その分、ギヤの外径が大きくなる場合がある。このため、必要な材料が多くなり、これも製造コストの上昇の要因になる。
また、ギヤと接合部材とはボルトによって接合されている場合があり、例えば、車両が有する駆動輪の左右の駆動輪に対して動力を分配可能な差動装置が有するリングギヤと、当該リングギヤが固定されるデフケースとは、ボルトによって固定される場合が多い。即ち、差動装置では、ギヤとして設けられるリングギヤと、接合部材として設けられる接合部材とは、ボルトによって接合される場合が多くなっている。この場合、ボルトによって締結する部分を設ける必要があるため、これによってもスプラインと同様に加工工数が多くなり、また、ギヤの外径が大きくなり、必要な材料が多くなるため、製造コストの上昇の要因になる。このように、従来のギヤと接合部材とは、双方を接合する構造にする場合に多くの加工が必要であったり、必要となる材料が多くなったりしていたため、製造コストが高くなる傾向にあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、製造コストの低減を図ることのできるギヤの接合方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係るギヤの接合方法は、ギヤに接合される接合部材と前記ギヤとを嵌合可能に加工する工程と、前記ギヤと前記接合部材との双方の接合面のうち少なくともいずれか一方の前記接合面に、前記ギヤと前記接合部材との嵌合時に他方の前記接合面に接触可能な突起部を設ける工程と、前記ギヤと前記接合部材とを圧入する工程と、前記ギヤと前記接合部材とを圧入後に電流を流す工程と、を含むことを特徴とする。
この発明では、ギヤと接合部材との双方の接合面のうち少なくともいずれか一方の接合面に突起部を設け、ギヤと接合部材とを圧入した後に電流を流しているので、突起部の部分で溶接することができる。即ち、少なくともいずれか一方の接合面に突起部を設けたギヤと接合部材とを圧入した場合、接合面同士は突起部の部分のみで接触するので、この状態で電流を流した場合、ギヤと接合部材との間を流れる電流は、突起部の部分のみから流れる。このため電流は、狭い経路を流れることになるため、狭い経路となって電流が流れる突起部は、非常に高温になる。これにより、突起部、及び突起部が設けられている接合面の他方の接合面における突起部が接触している部分は、熱によって溶け、溶けた部分は溶接されるため、ギヤと接合部材とは接合される。従って、これらのように接合面に突起部を設けるのみで、ギヤと接合部材とを接合する構造を設けることができるので、双方を接合する構造にする場合における加工が容易になる。また、接合面に突起部を設けるのみで、ギヤと接合部材とを接合する構造を設けることができるので、双方を接合する構造にすることに起因してギヤの外径が大きくなり、必要な材料が多くなることを抑制できる。これらの結果、製造コストの低減を図ることができる。
また、この発明に係るギヤの接合方法は、上記ギヤの接合方法において、前記接合面に前記突起部を設ける工程は、前記接合面に溝を形成することにより前記突起部を設けることを特徴とする。
この発明では、接合面に溝を形成することにより突起部を設けているので、容易に突起部を設けることができる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
また、この発明に係るギヤの接合方法は、上記ギヤの接合方法において、前記接合部材はシャフトであることを特徴とする。
この発明では、接合部材はシャフトであるため、より確実に製造コストの低減を図ることができる。つまり、ギヤとシャフトは、通常は双方にスプラインを形成し、このスプラインにより接合するが、接合面に突起部を設け、突起部の部分で溶接することによって双方を接合することにより、スプラインが不要になる。これにより、スプラインの加工が不要な分、加工が容易になり、また、スプラインを形成する部分を設ける必要がなくなるので、ギヤの外径を小さくすることができ、必要な材料の量を低減できる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
また、この発明に係るギヤの接合方法は、上記ギヤの接合方法において、前記接合部材はデフケースであることを特徴とする。
この発明では、接合部材は、車両の動力伝達経路に設けられる差動装置が有するデフケースであるため、より確実に製造コストの低減を図ることができる。つまり、ギヤとデフケースは、通常はボルトによって接合するため、双方にボルトによる接合部分が設けられている。これに対し、接合面に突起部を設け、突起部の部分で溶接することによって双方を接合することにより、このボルトによる接合部分が不要になる。これにより、加工が容易になり、また、ボルトによる接合部分を設ける必要がなくなるので、ギヤの外径を小さくすることができ、それによってギヤ比を大きく取る場合にドリブンギヤを大きくする必要がなくなるためギヤユニットの体格の小型化が達成できると共に、必要な材料の量を低減できる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
また、この発明に係るギヤの接合方法は、上記ギヤの接合方法において、前記ギヤと前記接合部材とを圧入する工程では、前記ギヤと前記接合部材とを圧入後に電流を流す工程で用いる電極を用いて圧入することを特徴とする。
この発明では、ギヤと接合部材とに電流を流す電極を用いて双方を圧入するので、圧入をする工程と電流を流す工程とで、圧入をする装置と電流を流す装置を変えることが不要になり、これらの工程を連続して行うことができる。これにより、ギヤと接合部材とを接合する際における工数の低減することができ、より容易に接合することができる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
本発明に係るギヤの接合方法は、製造コストの低減を図ることができる、という効果を奏する。また、本発明に係るギヤの接合方法は、ギヤユニットの小型化を達成できる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係るギヤの接合方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施例に係るギヤの接合方法で接合されるギヤとシャフトとが組み込まれるトランスアクスルの説明図である。同図に示すトランスアクスル1は車両(図示省略)に搭載されており、手動変速機5とデファレンシャルギヤ40とを有している。このうち手動変速機5は、車両の走行時の動力源であるエンジン(図示省略)に接続されている。詳しくは、手動変速機5は、間隔を開けて平行に配設されたインプットシャフト7とアウトプットシャフト8とを有しており、このうちインプットシャフト7が、エンジンの出力軸として設けられているクランクシャフトCSに、クラッチCLを介して接続されている。このインプットシャフト7とアウトプットシャフト8とは、筐体として設けられるトランスミッションケース3内に回転可能に配設されている。
これらのように設けられるインプットシャフト7とアウトプットシャフト8とには、変速ギヤ列が配設されている。この変速ギヤ列は、手動変速機5において、前進5段で、且つ、後退1段の変速段を構成する歯車群として設けられており、インプットシャフト7上に設けられた第1ドライブギヤ11〜第5ドライブギヤ15と、アウトプットシャフト8上に設けられた第1ドリブンギヤ21〜第5ドリブンギヤ25とにより構成されている。
これらのドライブギヤとドリブンギヤとは、第1ドライブギヤ11と第1ドリブンギヤ21、第2ドライブギヤ12と第2ドリブンギヤ22、第3ドライブギヤ13と第3ドリブンギヤ23、第4ドライブギヤ14と第4ドリブンギヤ24、第5ドライブギヤ15と第5ドリブンギヤ25とが、それぞれ常時噛み合った状態で設けられている。
また、第1ドリブンギヤ21と第2ドリブンギヤ22との間には、変速時に第1ドリブンギヤ21と第2ドリブンギヤ22とを同期させる第1シンクロメッシュ31が設けられている。この第1シンクロメッシュ31は、第1ドリブンギヤ21及び第2ドリブンギヤ22のアウトプットシャフト8に対する結合または空転の状態を作り出すことが可能に設けられている。
第3ドライブギヤ13と第4ドライブギヤ14との間には、変速時に第3ドライブギヤ13と第4ドライブギヤ14とを同期させる第2シンクロメッシュ32が設けられている。この第2シンクロメッシュ32は、第3ドライブギヤ13及び第4ドライブギヤ14のインプットシャフト7に対する結合または空転の状態を作り出すことが可能に設けられている。さらに、インプットシャフト7上には、第5ドライブギヤ15のインプットシャフト7に対する結合または空転の状態を作り出すことが可能な第3シンクロメッシュ33が設けられている。
この手動変速機5は、第1シンクロメッシュ31、第2シンクロメッシュ32及び第3シンクロメッシュ33を手動で動かし、インプットシャフト7とアウトプットシャフト8に結合されるギヤを選択することにより、インプットシャフト7とアウトプットシャフト8とは、選択したギヤによって回転が伝達可能になる。これにより、手動変速機5は選択したギヤ段が選択され、所望の変速比に変速可能に設けられている。
さらに、インプットシャフト7にはリバースドライブギヤ16が設けられており、アウトプットシャフト8上にはリバースドリブンギヤ26が設けられており、詳しくは、リバースドリブンギヤ26は、第1シンクロメッシュ31と一体に設けられている。これらのように設けられるリバースドライブギヤ16とリバースドリブンギヤ26とは、インプットシャフト7及びアウトプットシャフト8と平行に設けられたシャフトであるアイドラシャフト(図示省略)上に設けられたリバースアイドラギヤ(図示省略)を介して噛み合い可能に設けられている。このため、第1シンクロメッシュ31を動かし、リバースアイドラギヤを介してリバースドライブギヤ16とリバースドリブンギヤ26とを噛み合わせることにより、アウトプットシャフト8の回転を後退方向の回転にすることができる。
また、アウトプットシャフト8にはアウトプットギヤ35が設けられており、デファレンシャルギヤ40は、当該デファレンシャルギヤ40が有するデフリングギヤ41がアウトプットギヤ35に噛み合った状態で設けられている。これにより、アウトプットシャフト8の回転はデファレンシャルギヤ40に伝達可能に設けられている。また、デファレンシャルギヤ40に伝達された回転は、デフリングギヤ41が接合されるデフケース42に内設されるピニオンギヤ43やサイドギヤ44を介してドライブシャフト45に伝達可能に設けられており、さらに、ドライブシャフト45から車両の駆動輪(図示省略)に伝達可能に設けられている。
トランスアクスル1は、上述したように手動変速機5とデファレンシャルギヤ40とが設けられており、これらの手動変速機5やデファレンシャルギヤ40は、ドライブギヤやドリブンギヤなどの様々なギヤや、インプットシャフト7やアウトプットシャフト8などの様々なシャフトが設けられているが、これらのギヤやシャフトの中には、リバースドライブギヤ16とインプットシャフト7とのように、ギヤとシャフトとが接合され、一体となって設けられているものがある。この場合、シャフトは、ギヤに接合される接合部材として設けられており、ギヤとシャフトは、実施例に係るギヤの接合方法で接合されている。次に、このように一体となって設けられるギヤとシャフトとを、実施例に係るギヤの接合方法で接合する際の各工程について説明する。
図2−1〜図2−4は、図1に示すギヤとシャフトとを接合する際の各工程の説明図であり、図2−1は、シャフトの外径加工とギヤの内径加工とを行う工程の説明図である。一体となって設けられるギヤ50とシャフト60とを接合する場合には、まず、ギヤ50の内径とシャフト60の外径と加工をすることによりギヤ50とシャフト60とを嵌合可能にする工程を実施する。詳しくは、シャフト60と嵌合可能な穴としてギヤ50に形成される嵌合穴51の内周面52と、シャフト60の外周面62とを加工することにより、ギヤ50の内径とシャフト60の外径とを同程度の径にし、ギヤ50とシャフト60とを嵌合可能に加工する。また、ギヤ50の嵌合穴51は、その中心軸が、ギヤ50が回転をする際における回転軸と同一となる向き及び位置で形成されている。
図2−2は、シャフトに溝を加工する工程の説明図である。次に、シャフト60の外周面62に複数の溝65を加工する工程を実施する。この溝65は、シャフト60の外周面62において、シャフト60とギヤ50とを嵌合した際にギヤ50の内周面52と嵌合する範囲に位置する面である接合面63に加工する。また、この溝65は、シャフト60の軸線方向に向かって形成される溝65である縦溝66と、シャフト60の周方向に向かって形成される溝65である周方向溝67との双方の溝65を、シャフト60の接合面63にそれぞれ複数加工する。このように溝加工を施して接合面63に溝65を形成することにより、接合面63における溝65以外の部分は、溝65が形成されている部分に対して突出した形態になり、接合面63における溝65以外の部分は、突起部68となって形成される。即ち、シャフト60の接合面63に溝65を加工する工程は、接合面63に複数の溝65を形成することにより、複数の突起部68を設ける工程となっている。
図2−3は、ギヤにシャフトを圧入する工程の説明図である。図3は、圧入装置で圧入をする場合における概略図である。次に、ギヤ50にシャフト60を圧入する工程を実施する。この圧入は、ギヤ50にシャフト60を圧入可能な圧入装置70に双方を装着し、この圧入装置70によって圧入する。この圧入装置70は、ギヤ50を保持可能な圧入部材保持部71と、シャフト60にギヤ50への圧入方向の押圧力を付与することができる圧入ヘッド72と、圧入ヘッド72からシャフト60に対して付与する押圧力を発生し、圧入ヘッド72に出力可能な押圧力発生部73とを備えている。シャフト60とギヤ50は、圧入装置70の圧入部材保持部71でギヤ50を保持し、圧入部材保持部71で保持した状態のギヤ50の嵌合穴51に対してシャフト60を圧入可能な状態にしてシャフト60に対して圧入ヘッド72から押圧力を付与することにより圧入する。即ち、圧入装置70によって、シャフト60をギヤ50の嵌合穴51に圧入する。このように、シャフト60をギヤ50に圧入した場合、シャフト60の接合面63(図2−2)は、当該接合面63に形成された突起部68(図2−2)のみがギヤ50の嵌合穴51の内周面52(図2−2)に接触する。
図2−4は、ギヤとシャフトとを溶接する工程の説明図である。次に、ギヤ50とシャフト60との圧入後に、嵌合した状態のギヤ50とシャフト60とに電流を流すことにより溶接する工程を実施する。この工程では、嵌合した状態のギヤ50とシャフト60との双方に、異なる極性の電気が流れる電極80を接触させ、この電極80からギヤ50とシャフト60とに高圧の電流を流す。この電極80は、電極80に流す電流を制御する制御装置81に接続されており、制御装置81は、電極80に流す電流の電源82が接続されている。ギヤ50とシャフト60とは、嵌合した状態であり、シャフト60の接合面63(図2−2)とギヤ50の内周面52(図2−2)とが接触した状態であるため、電極80から電流を流した場合、この接触した部分からシャフト60とギヤ50との間で電流が流れる。
ここで、嵌合した状態のギヤ50とシャフト60とは、シャフト60の接合面63に形成された突起部68のみがギヤ50の内周面52に接触しているため、シャフト60とギヤ50とが接触している部分の面積は、非常に小さいものとなっている。このため、ギヤ50とシャフト60との間で電流を流した場合、電流は、小さい面積で接触している接触部分、即ち、突起部68とギヤ50の内周面52との接触部分のみの狭い経路からギヤ50とシャフト60との間を流れる。このため、突起部68とギヤ50の内周面との接触部分には、大電流が流れる。
一般的に、部材に電流が流れた場合には、電流の量と部材の電気抵抗とに応じて部材は発熱をするが、このように、電流が流れる部材に大電流が流れた場合には、この部材は大きく発熱し、高温になる。このため、大電流が流れる突起部68とギヤ50の内周面52との接触部分は非常に高温になり、シャフト60の接合面63に形成された突起部68やギヤ50の内周面52は、この熱によって溶融する。さらに、このように溶融した突起部68やギヤ50の内周面52の温度が低下して固まった場合、溶融した部分は一体となって固まるので、突起部68とギヤ50の内周面52において溶融した部分の温度が低下した場合、この部分も一体となって固まる。これにより、ギヤ50とシャフト60とを嵌合させた際にシャフト60の接合面63に形成された突起部68とギヤ50の内周面52との接触部分は、溶融した部分が一体となって固まることにより接合される。従って、嵌合したギヤ50とシャフト60とは、溶接によって接合される。また、このようにシャフト60の接合面63に形成された突起部68と接合されるギヤ50の内周面52は、ギヤ50における接合面53(図2−1)となっている。
以上のギヤの接合方法は、シャフト60の接合面63に突起部68を設け、ギヤ50とシャフト60とを圧入した後に電流を流しているので、突起部68の部分で溶接することができる。つまり、接合面63に突起部68を設けたシャフト60をギヤ50に圧入した場合、シャフト60の接合面63とギヤ50の内周面52、即ち、シャフト60とギヤ50の接合面53、63同士は突起部68の部分のみで接触するので、この状態で電流を流した場合、ギヤ50とシャフト60との間を流れる電流は、突起部68の部分のみから流れる。このため電流は、狭い経路を流れることになるため、狭い経路となって電流が流れる突起部68には大電流が流れることになり、この大電流によって突起部68は非常に高温になる。これにより、シャフト60の突起部68と、ギヤ50の接合面53における突起部68が接触している部分は、熱によって溶け、溶けた部分は溶接されるため、ギヤ50とシャフト60とは接合される。従って、これらのように接合面63に突起部68を設けるのみで、ギヤ50とシャフト60とを接合する構造を設けることができるので、双方を接合する構造にする場合における加工が容易になる。また、シャフト60の接合面63に突起部68を設けるのみで、ギヤ50とシャフト60とを接合する構造を設けることができるので、双方を接合する構造にすることに起因してギヤ50の外径が大きくなり、必要な材料が多くなることを抑制できる。これらの結果、製造コストの低減を図ることができる。
また、シャフト60の接合面63に突起部68を設ける際に、接合面63に複数の溝65を形成することにより設けているので、容易に突起部68を設けることができる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
また、実施例に係るギヤの接合方法でギヤ50と接合される接合部材はシャフト60であるため、より確実に製造コストの低減を図ることができる。つまり、ギヤ50とシャフト60は、通常は双方にスプラインを形成し、このスプラインにより接合するが、シャフト60の接合面63に突起部68を設け、突起部68の部分で溶接することによって双方を接合することにより、スプラインが不要になる。これにより、スプラインの加工が不要な分、加工が容易になり、また、スプラインを形成する部分を設ける必要がなくなるので、ギヤ50の外径を小さくすることができ、必要な材料の量を低減できる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
また、ギヤとシャフトとを、スプラインによって接合する場合には、ギヤやシャフトの回転方向におけるギヤとシャフトとの相対的な角度は、形成したスプラインによって決められてしまう。このため、ギヤとシャフトとの相対的な角度を調整して接合することが不可能になっており、相対的な角度を調整して接合をする場合には、スプラインのピッチの角度が、最低調整角度になる。このように、ギヤとシャフトとを、スプラインによって接合する場合には、接合をする際の角度の微調整を行うことができないため、回転時にノイズや振動が発生することが推察されるような状況でも、ギヤとシャフトとを微調整して接合することによってノイズ等を抑えることが困難なものとなる。
これに対し、シャフト60の接合面63に突起部68を設けることによってギヤ50とシャフト60とを接合することにより、ギヤ50とシャフト60との相対的な角度が規制されることなく接合することができるので、回転時にノイズ等が発生することが推察されるような状況の場合には、ギヤ50とシャフト60との相対的な角度を微調整して接合することにより、ノイズ等を抑えることができる。例えば、モータ(図示省略)の動力を伝達するギヤ50とシャフト60の場合、モータは複数の磁石を用いて回転するためトルクの波があるので、このトルクの波とギヤ50の歯の位置とが合ってしまうと、モータのノイズとギヤ50のノイズとが干渉してノイズが増幅してしまう。このため、この場合には、トルクの波とギヤ50の歯の位置とがずれるようにギヤ50とシャフト60とを接合することにより、ノイズを抑えることができる。この結果、ギヤ50やシャフト60の回転時の静粛性の向上を図ることができる。
なお、上述したギヤの接合方法では、シャフト60の接合面63に設ける突起部68は、接合面63に縦溝66と周方向溝67との2方向の溝65を形成することにより設けられているが、突起部68はこれ以外の方法によって設けられていてもよい。例えば、突起部68は縦溝66または周方向溝67のいずれか一方の溝65を接合面63に形成することにより設けてもよく、また、シャフト60の軸線方向に向かいつつシャフト60の周方向に向かう方向、即ち、斜め方向に溝65を形成することにより突起部68を設けてもよい。また、溝65は、一つの方向に向かって形成されていなくてもよく、湾曲していたり、ジグザグ状に形成されていたりしてもよい。さらに、ギヤ50とシャフト60との接合面53、63同士の接触部分である突起部68は、シャフト60の接合面63ではなく、ギヤ50の接合面53に設けてもよく、または、ギヤ50の接合面53とシャフト60の接合面63との双方に設けてもよい。このようにギヤ50の接合面53に突起部を設ける場合には、シャフト60の接合面63に溝65を形成することにより突起部68を設ける場合と同様に、溝を形成することにより設けてもよい。
即ち、突起部を設ける工程では、ギヤ50とシャフト60との双方の接合面53、63のうち少なくともいずれか一方の接合面に、ギヤ50とシャフト60との嵌合時に他方の接合面に接触可能な突起部を設ける加工を行えばよい。ギヤ50とシャフト60との双方の接合面53、63のうち少なくともいずれか一方の接合面に突起部を設け、このギヤ50とシャフト60とを圧入することにより、接合面53、63同士を突起部の部分のみで接触させることができ、この状態でギヤ50とシャフト60との間で電流を流すことにより、突起部の部分に大電流を流すことができる。これにより、ギヤ50とシャフト60とは突起部の部分で溶接することができ、双方を接合することができる。従って、ギヤ50とシャフト60との双方を接合する構造にする場合における加工が容易になり、また、双方を接合する構造にすることに起因してギヤ50の外径が大きくなり、必要な材料が多くなることを抑制できる。これらの結果、製造コストの低減を図ることができる。
図4は、突起部を設ける工程の変形例を示す説明図である。また、上述したギヤの接合方法では、シャフト60の接合面63に複数の溝65を形成することにより突起部68を設けているが、突起部68は接合面63に溝65を形成する方法以外の方法で設けてもよい。例えば、図4に示すように、シャフト60の接合面63に複数のピン90を嵌合し、ピン90を接合面63から突出させることにより、ピン90の接合面63からの突出部分を突起部91としてもよい。この場合、ギヤ50の嵌合穴51とピン90とが接触することによりシャフト60がギヤ50に圧入されるように嵌合穴51とピン90との寸法を調節することによって突起部91を設けることができるので、シャフト60の外径を精度よく加工する必要がなくなる。これにより、より容易に突起部91を設けることができると共に、シャフト60の外周面62を容易に加工することができる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
図5は、変形例に係るギヤの接合方法で用いる圧入装置で圧入をする場合の概略図である。また、上述したギヤの接合方法では、圧入装置70でギヤ50にシャフト60を圧入する工程を実施した後、異なる極性の電流が流れる電極80をギヤ50とシャフト60とに接触させることにより、ギヤ50とシャフト60に電流を流しているが、ギヤ50とシャフト60とを圧入する工程では、ギヤ50とシャフト60とを圧入後に電流を流す工程で用いる電極を用いて圧入してもよい。即ち、圧入をする際に用いる圧入装置95の圧入部材保持部96と圧入ヘッド97とを、それぞれ異なる極性の電気が流れる電極98として設け、この圧入装置95でギヤ50とシャフト60とを圧入してもよい。この場合、電源100が接続された制御装置99は、それぞれが電極98として設けられる圧入部材保持部96と圧入ヘッド97とに接続されている。この圧入装置95を用いて圧入をすることにより、ギヤ50とシャフト60とに電流を流す電極98を用いて双方を圧入するので、圧入をする工程と電流を流す工程とで、圧入をする装置と電流を流す装置を変えることが不要になり、これらの工程を連続して行うことができる。これにより、ギヤ50とシャフト60とを接合する際における工数を低減することができ、より容易に接合することができる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
図6−1、図6−2は、実施例に係るギヤの接合方法で接合するギヤと接合部材との変形例の説明図であり、図6−1は、デフケースに溝を加工する工程の説明図である。また、図6−2は、デフリングギヤとデフケースとを溶接する工程の説明図である。また、上述したギヤの接合方法では、ギヤ50と接合する接合部材がシャフト60の場合について説明しているが、ギヤ50と接合する接合部材は、シャフト60以外のものでもよい。例えば、図6−1、図6−2に示すように、本発明に係るギヤの接合方法で接合するギヤはデファレンシャルギヤ110が有するデフリングギヤ111で、接合部材はデファレンシャルギヤ110が有するデフケース115であってもよい。この場合でも、デフリングギヤ111とデフケース115とを接合する際には、図6−1に示すように、例えばデフケース115におけるデフリングギヤ111と接合する部分である接合面116に複数の溝117を形成することにより、デフケース115の接合面116に突起部118を形成する。その後、デフケース115を、図6−2に示すように、デフリングギヤ111におけるデフケース115と接合する部分である接合面113を有する嵌合穴112に圧入し、デフリングギヤ111とデフケース115との双方に、異なる極性の電気が流れる電極80を接触させ、電極80からデフリングギヤ111とデフケース115とに高圧の電流を流す。これにより、デフケース115の突起部118とデフリングギヤ111の接合面113とを溶接し、デフリングギヤ111とデフケース115とを接合する。
このように、本発明に係るギヤの接合方法で接合部材と接合するギヤをデフリングギヤ111とし、接合部材をデフケース115にすることにより、より確実に製造コストの低減を図ることができる。つまり、デフリングギヤとデフケースは、通常はボルトによって接合するため(図1参照)、双方にボルトによる接合部分が設けられている。これに対し、デフリングギヤ111とデフケース115との少なくともいずれか一方の接合面に突起部118を設け、突起部118の部分で溶接することによって双方を接合することにより、ボルトによる接合部分が不要になる。これにより、加工が容易になり、また、ボルトによる接合部分を設ける必要がなくなるので、デフリングギヤ111の外径を小さくすることができ、それによってギヤ比を大きく取る場合にデフリングギヤ111を大きくする必要がなくなるためギヤユニットの体格の小型化が達成できると共に、必要な材料の量を低減できる。この結果、より確実に製造コストの低減を図ることができる。
また、上述したギヤの接合方法では、車両のトランスアクスル1で用いられるギヤと接合部材との接合方法について説明したが、本発明に係るギヤの接合方法で接合するギヤと接合部材は、それ以外のギヤと接合部材とでもよく、また、車両に組み込まれるギヤと接合部材以外のものであってもよい。本発明に係るギヤの接合方法で接合するギヤと接合部材は、その用途は限定されない。
以上のように、本発明に係るギヤの接合方法は、金属性のギヤと接合部材とを接合する場合に有用であり、特に、ギヤと接合部材とを一体に接合する場合に適している。
実施例に係るギヤの接合方法で接合されるギヤとシャフトとが組み込まれるトランスアクスルの説明図である。 シャフトの外径加工とギヤの内径加工とを行う工程の説明図である。 シャフトに溝を加工する工程の説明図である。 ギヤにシャフトを圧入する工程の説明図である。 ギヤとシャフトとを溶接する工程の説明図である。 圧入装置で圧入をする場合における概略図である。 突起部を設ける工程の変形例を示す説明図である。 変形例に係るギヤの接合方法で用いる圧入装置で圧入をする場合の概略図である。 実施例に係るギヤの接合方法で接合するギヤと接合部材との変形例の説明図であり、デフケースに溝を加工する工程の説明図である。 実施例に係るギヤの接合方法で接合するギヤと接合部材との変形例の説明図であり、デフリングギヤとデフケースとを溶接する工程の説明図である。
符号の説明
1 トランスアクスル
5 手動変速機
40 デファレンシャルギヤ
50 ギヤ
51、112 嵌合穴
52 内周面
53、113 接合面
60 シャフト
62 外周面
63、116 接合面
65、117 溝
66 縦溝
67 周方向溝
68、91、118 突起部
70、95 圧入装置
80、98 電極
90 ピン
110 デファレンシャルギヤ
111 デフリングギヤ
115 デフケース

Claims (5)

  1. ギヤに接合される接合部材と前記ギヤとを嵌合可能に加工する工程と、
    前記ギヤと前記接合部材との双方の接合面のうち少なくともいずれか一方の前記接合面に、前記ギヤと前記接合部材との嵌合時に他方の前記接合面に接触可能な突起部を設ける工程と、
    前記ギヤと前記接合部材とを圧入する工程と、
    前記ギヤと前記接合部材とを圧入後に電流を流す工程と、
    を含むことを特徴とするギヤの接合方法。
  2. 前記接合面に前記突起部を設ける工程は、前記接合面に溝を形成することにより前記突起部を設けることを特徴とする請求項1に記載のギヤの接合方法。
  3. 前記接合部材はシャフトであることを特徴とする請求項1または2に記載のギヤの接合方法。
  4. 前記接合部材はデフケースであることを特徴とする請求項1または2に記載のギヤの接合方法。
  5. 前記ギヤと前記接合部材とを圧入する工程では、前記ギヤと前記接合部材とを圧入後に電流を流す工程で用いる電極を用いて圧入することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のギヤの接合方法。
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