JP2010070006A - 移動農機 - Google Patents

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Hirotaka Yato
博隆 矢藤
Akemasa Kimura
明正 木村
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Abstract

【課題】コンパクトかつシンプルな構成の運転操作部を有する移動農機を提供する。
【解決手段】運転座席11の側部には肘掛13が取付けられていると共に、肘掛13の下方にはオーバラップしてサイドパネルが設けられている。上記肘掛13は長孔を介して運転座席11に取付けられており、長孔の範囲内で上下方向に移動自在に構成されている。また、サイドパネルには上下方向に回動するカバー27が設けられており、肘掛13はカバー27が上下に回動して開閉する際には、作業者が実際に肘を載せる肘掛位置から上方側に移動した退避位置へと退避する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばトラクタなどの移動農機に係り、詳しくは作業者が機体を運転操作する運転操作部の運転座席周りの構造に関する。
従来、運転座席の側方に、作業機(対地作業装置)の制御用の操作具(対地作業装置制御用電気式操作具)を配設し、これら操作具の周囲をクッション部材(肘当て用クッション部材)によって囲うと共に、このクッション部材に作業者が肘を載せられるように構成したトラクタが案出されている(特許文献1参照)。
実開昭56−79434号公報
上記特許文献1記載のトラクタは、作業機の操作具の周囲をクッション部材により囲うことによって肘掛を形成しているが、操作具の周囲がクッション部材によって囲われているため、肘掛を形成するには比較的大きなスペースを必要とすると共に、操作具の上方は何も囲われていないため、肘をクッション部材に載せる際に誤って操作具を操作して、不用意に作業機が作動したり、その設定が変わってしまったりする虞があった。
そこで本発明は、作業機の昇降位置又は姿勢を制御する複数の操作具をカバー部材によって覆うと共に、このカバー部材の上方に肘掛をオーバラップして配設し、カバー部材を開閉する際には操作具が退避位置に退避可能に肘掛を構成したことによって、上記課題を解決した移動農機を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、機体(5)に運転操作部(9)を設け、前記運転操作部(9)は、作業者が着座する運転座席(11)と、前記運転座席(11)の側部に設けられた肘掛(13)と、前記運転座席(11)の側方に配設され、前記機体(5)に連結する作業機の昇降位置の設定又は前記作業機の姿勢を制御する複数の操作具(21,22,23,25,26)とを有してなる移動農機(1)において、
前記複数の操作具(21,22,23,25,26)を、上下に開閉する誤操作防止用のカバー部材(27)によって覆うと共に、該カバー部材(27)の上方に前記運転座席(11)の肘掛(13)をオーバラップして配置し、
前記運転座席(11)の肘掛(13)を、作業者が肘を載せる肘掛位置と、前記カバー部材が開閉しても干渉しない退避位置とに切替え自在に構成した、
ことを特徴とする移動農機(1)にある。
請求項2に係る発明は、前記運転座席(11)は、作業者が着座するシート部(11a)と、該シート部(11a)の側部に設けられた側板(11b)とを有し、
少なくとも前記側板(11b)もしくは前記肘掛(13)の取付け部(13b)のどちらか一方に、上下方向に延びた一対の長孔(30a,30b)を形成すると共に、前記肘掛(13)を前記一対の長孔(30a,30b)を介して前記側板(11b)に締着し、前記一対の長孔(30a,30b)の範囲内で上下に移動自在に構成した、
請求項1記載の移動農機(1)にある。
なお、括弧内の符号等は、図面と対照する為のものであるが、これにより特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明によると、カバー部材によって作業機の昇降位置の設定又はその姿勢を制御する複数の操作具を覆うことによって誤操作を未然に防止するものでありながら、上記操作具の上方に肘掛をオーバラップして設け、このカバー部材の開閉の際には肘掛を退避位置まで退避できるように構成したことによって、スペースに余裕のない運転操作部においてコンパクトな構成とすることができる。
請求項2に係る発明によると、少なくとも運転座席の側板もしくは肘掛の取付け部のどちらか一方に形成された一対の長孔を介して、運転座席に肘掛を締着したことにより、肘掛をシンプルな構成で前後に回転しないように安定して取付けることができる。
以下、図面に基づいて本発明に係る実施の形態について説明をする。図1に示すように、本発明に係る作業車輌としてのトラクタ1は、前輪2および後輪3に支持された機体5を有しており、この機体5の前方にはボンネット6に覆われたエンジンが設けられている。ボンネット6の後方にはキャビン7に覆われた運転操作部9が設けられており、該キャビン7の後方には昇降リンク10が設けられ、圃場を耕耘するロータリ作業機などの作業機(不図示)を取付け可能に構成されている。なお、説明中の方向は作業者が運転座席に着座した状態を基準に考えるものとする。
上記運転操作部9には、図2に示すように、ステアリングハンドル(不図示)の後方に作業者が着座する運転座席11が配設されており、該運転座席11の左側方にはトラクタ1を変速させる主変速レバー12が配設されている。一方、運転座席11の右側部には作業者が肘を掛ける肘掛13が取付けられていると共に、この肘掛13の前方には、作業機に動力を伝達するPTOシャフトを変速するPTO変速レバー15が配設されている。
また、肘掛13の下方には、サイドパネル16が設けられており、図3(a),(b)に示すように、サイドパネル16の前部には、作業機を昇降させるポジションコントロールレバー17、作業機の耕深量を設定する深さ設定ダイヤル19、該深さ設定ダイヤル19によって設定された任意の耕深量を一定に保持するように自動的に制御する深さ自動スイッチ20が設けられている。
更に、サイドパネル16の中部から後部に亘り、作業機を任意に設定された傾き(通常は水平)に自動的にコントロールする傾き自動スイッチ21と、作業機の傾きを調節する傾き設定スイッチ22と、作業機の上昇位置を規制する上げ高さボリューム23と、作業機の種類によって耕深制御データを切替える作業切替スイッチ25と、予め設定した作業者の好みの設定に切替えるお好みスイッチ26とが配設されており、これら作業機を使用する上での基本的な設定を操作する複数の操作具21,22,23,25,26は、通常一度設定したものは頻繁に変更することがないため、誤操作防止用のカバー(カバー部材)27によって覆われている。また、誤操作防止用のカバー27は、ヒンジによって上下に開閉するように構成されている。
一方、上記運転座席11は、作業者が着座するシート部11aと、該シート部11aの側部に設けられた側板11bとから構成され、側板11bには肘掛13を取付けるためのボルト29が嵌挿する取付け孔(不図示)が形成されている。
図4及び図5に示すように、肘掛13は、実際に作業者の肘が載せられる肘掛部13aと、上記運転座席11の側板11bに取付けられる板状部材である取付け部13bとから構成されており、該取付け部13bには一対の長孔30a,30bが形成されている。
上述した一対の長孔30a,30bは、上下に並列した略々同じ長さの長孔であり、これら長孔30a,30bと、運転座席11の側板11bに形成された一対の取付け孔(不図示)とにボルト29,29が嵌挿され、取付け部13bが側板11bに締着されることによって、肘掛13は運転座席11に取付けられている。
肘掛13は、一対の長孔30a,30bを介して前後に回転しないように取付けられていると共に、長孔30a,30bの範囲内で上下に移動可能に構成されており、長孔30a,30bの上端部とボルト29,29が当接する肘掛位置と、長孔30a,30bの下端部とボルト29,29が当接する退避位置(図4及び5の位置)とに切替え自在である。
また、上記長孔30a,30bの上端位置は、肘掛13が肘を掛けやすい高さになるように適宜設定されると共に、下端位置は、肘掛13と上下にオーバラップして配置されたカバー27が回動して開閉する際に、退避位置における肘掛13が該カバー27と干渉しないように設定される。
なお、ボルト29,29の締付け力は、作業者が肘掛13を移動させることが出来る範囲内で設定されていると共に、運転座席11の側板11bもしくは肘掛13の取付け部13bの両方にボルト29を嵌挿する長孔を形成した構成としてもよい。
次に発明に係るトラクタ1の作用について説明をする。作業者は、運転操作部9に乗込むと、主変速レバー12及びPTO変速レバー15を操作し、圃場を走行しながら作業をすると共に、その作業が終了すると、作業機を交換して別の作業へと移行する。
作業者は、作業機の交換が終了すると、運転操作部9に再度乗込むと共に、肘掛13を肘掛位置から退避位置へと移動させる。肘掛13を退避位置へ移動させると、カバー27を上方へと回動させ、傾き設定スイッチ22、上げ高さボリューム23、作業切替スイッチ25を操作して作業機を使用する上での設定を、新しい作業機に合わせて再度設定し直す。
設定の変更が終わると、作業者は上記複数の操作具21,22,23,25,26を、カバー27を閉じることにより覆い、不用意にその設定を変更しないようにすると共に、肘掛13を肘掛位置に戻し、この肘掛13に肘を掛けながら主変速レバー12、PTO変速レバー15などを操作して作業を再開する。
上記のようにトラクタ1を構成したことにより、肘掛13を肘掛位置と退避位置とに任意に切替えることができ、肘掛13の下方に設けられたカバー27を上下に開閉する際には、肘掛13を退避位置に移動することによって、該肘掛13とカバー27との干渉を防止することができる。
また、肘掛13を退避位置に移動可能に構成したことによって、肘掛13とカバー27を上下にオーバラップして配設することができ、スペースに余裕のない運転操作部9の構成をコンパクトにすることができる。
更に、肘掛13を、取付け部13bに形成された一対の長孔30a,30bを介して運転座席11に取付けたことによって、簡単な構成で肘掛13を肘掛位置と退避位置とに切替えることが出来ると共に、前後に回転しないように安定して取付けることができる。
本発明の実施の形態に係るトラクタの側面図。 本発明の実施の形態に係る運転操作部の平面図。 (a)本発明の実施の形態に係るサイドパネルのカバーが閉じている状態を示す平面図、(b)本発明の実施の形態に係るサイドパネルのカバーが開いている状態を示す平面図。 本発明の実施の形態に係る運転操作部の正面図。 本発明の実施の形態に係る運転座席の肘掛が、退避位置にある状態を示す側面図。
符号の説明
1 トラクタ(移動農機)
5 機体
9 運転操作部
11 運転座席
11a シート部
11b 側板
13 肘掛
13b 取付け部
21,22,23,25,26 操作具
27 カバー(カバー部材)
30a,30b 長孔

Claims (2)

  1. 機体に運転操作部を設け、前記運転操作部は、作業者が着座する運転座席と、前記運転座席の側部に設けられた肘掛と、前記運転座席の側方に配設され、前記機体に連結する作業機の昇降位置の設定又は前記作業機の姿勢を制御する複数の操作具とを有してなる移動農機において、
    前記複数の操作具を、上下に開閉する誤操作防止用のカバー部材によって覆うと共に、該カバー部材の上方に前記運転座席の肘掛をオーバラップして配置し、
    前記運転座席の肘掛を、作業者が肘を載せる肘掛位置と、前記カバー部材が開閉しても干渉しない退避位置とに切替え自在に構成した、
    ことを特徴とする移動農機。
  2. 前記運転座席は、作業者が着座するシート部と、該シート部の側部に設けられた側板とを有し、
    少なくとも前記側板もしくは前記肘掛の取付け部のどちらか一方に、上下方向に延びた一対の長孔を形成すると共に、前記肘掛を前記一対の長孔を介して前記側板に締着し、前記一対の長孔の範囲内で上下に移動自在に構成した、
    請求項1記載の移動農機。
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