JP2010069590A - 切断機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 特に切断砥石の側面や外周に付着し、作業者側に出る火花等を軽減し、更には、この火花が切断材やベース等に衝突して跳ね返りあらゆる方向に飛散してしまうことを軽減することができる切断機を提供する。
【解決手段】 砥石カバー9に切断砥石8の側面や外周を覆うプレート16を設け、プレート16を切断砥石8の外周とプレート16との距離Lを任意に調整できるように砥石カバー9に移動可能に設けた。また、プレート16を砥石カバー9に着脱可能に設けた。
【選択図】 図2
【解決手段】 砥石カバー9に切断砥石8の側面や外周を覆うプレート16を設け、プレート16を切断砥石8の外周とプレート16との距離Lを任意に調整できるように砥石カバー9に移動可能に設けた。また、プレート16を砥石カバー9に着脱可能に設けた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、切断砥石を回転させて切断材を切断する切断機に関するものである。
従来の砥石切断機について図3を用いて説明する。従来の砥石切断機は、ベース1上に切断材10を載置し固定バイス2及び移動バイス3によって切断材10を固定する。作業者は、ヒンジ4に回転可能に設けられたヒンジシャフト5を回転支点としてアーム6を下方に揺動させ、X方向に回転する切断砥石8によって切断材10を切断する。切断材10を切断する際に火花11aまたは切粉が発生するが、発生する火花11aまたは切粉の飛散を防止するためにヒンジ4に飛散防止カバー12が設けられている。しかしながら、火花11aまたは切粉が切断砥石8の外周または側面に付着して切断砥石8の回転によって砥石カバー9内に侵入し作業者側から出る火花11bまたは切粉については、飛散防止カバーがなく、作業者側に出るため切断作業の邪魔になり煩わしかった。
従来の砥石切断機は図1に示すように、切断材10を切断する際に発生する火花11aの飛散を防止するための飛散防止カバー12は設けられているが、火花11aが切断砥石8の外周および側面に付着してカバー9から出る火花11bについては、飛散防止カバーがないため作業者側に飛散する問題があった。
また、この切断時の火花は、ほぼ一定方向に飛散する火花11aと、切断砥石8の側面や外周と一緒に回りながら飛散する火花11bが最も多く、特に作業者側に出る火花11bは、切断材10やベース1等に衝突して跳ね返り、あらゆる方向に飛散してしまう問題があった。これを効果的に防止する方法として、砥石切断機全体を覆うカバー(壁)があるが、非常に高価であると共に、持ち運ぶ煩わしさがあった。
本発明の目的は、上記した従来の欠点をなくし、切断砥石の外周や側面と一緒に回りながらが飛散する火花を抑制する切断機を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、切断材を固定する移動バイスおよび移動バイスを設置するベースと、該ベースの一端側に設けたヒンジに回転自在に係合するヒンジシャフトと、該ヒンジシャフトを回転支点として前記ベースに対して離間及び接近する方向へ揺動自在に支持されたアームと、該アームに回転自在に支持され前記切断材を切断する切断部と、該切断部の外周に設けられたカバーと、を備えた切断機において、前記カバーに、前記切断部の外周および側面を覆うプレートを設け、該プレートを前記切断部の外周に対して移動可能に設けたことを特徴としている。
このような構成にすることによって、切断作業によって生じる火花等がカバー内に侵入することを防止できるため、作業者側に飛散することを防止でき作業性を向上することができる。また、プレートを切断砥石の外周に対して移動できるようにしたため、切断砥石が磨耗した際にもプレートを切断砥石の外周面と最適な位置に維持することができるため、確実にカバー内に侵入する火花等を防止することができる。
また、前記プレートを前記カバーに対して着脱可能に設けても良い。このような公正にすることによって、プレート自体の交換や掃除を容易に行うことができる。
また、前記プレートの材質を耐熱性ゴムまたは耐熱性ブラシとしても良い。このような構成とすることによって、プレートに衝突した火花等の跳ね返りを緩和し、飛散を更に軽減することができる。
本発明によれば、切断作業によって生じる火花等がカバー内に侵入することを防止できるため、切断砥石の側面や外周に付着して作業者側に出る火花を軽減でき作業性を向上することができる。また、プレートを切断砥石の外周に対して移動できるようにしたため、切断砥石が磨耗した際にもプレートを切断砥石の外周面と最適な位置に調整することができるため、確実にカバー内に侵入する火花等を防止することができる。
本発明の実施の形態について図1及び図2を用いて説明する。図1は本発明となる切断機の実施の形態を示す正面図、図2は図1の矢印Bからみた要部拡大図である。
図1において、切断機は、切断材10を載せるベース1の一端部に設けたヒンジ4に支持されるヒンジシャフト5を回動支点として、アーム6がベース1に対して離間・近接するように上下方向へ揺動する。アーム6には、切断材10を切断するための切断砥石8と、切断砥石8の外周を覆う砥石カバー9と、切断砥石8を回転駆動する図示しないモータが配設さており、スプリング7により、ベース1に対して離間する方向である上方に付勢され持ち上げられている。
ベース1上には切断材19をベース上に固定するための固定バイス2及び移動バイス3が設けられており、移動バイス3はベース1の長手方向(図1の左右方向)に向けて形成した図示しない案内溝に沿って操作部3aを回転させることによって移動自在に装着されており、切断材10は固定バイス2と移動バイス3で挾持固定される。この状態で、作業者が図示しないスイッチをオンにし、アーム6をベース1に対して接近する方向である下方へヒンジシャフト5を回動支点として揺動させることで矢印Xの方向に回転する切断砥石8によって切断材10を切断する。なお、移動バイス3の固定は、固定部3bを締め付けることによって行う。
切断材10を切断砥石8によって切断する際に、切断材10と切断砥石8の摩擦等によって火花11aまたは切粉等が発生する。発生する火花11a等の飛散を防止するためにヒンジ4に飛散防止カバー12が設けられている。しかしながら、従来の切断機では、作業者側に出る火花11b等を防止するための飛散防止手段はなかった。そこで、本発明では切断砥石8の回転によって砥石カバー9内に侵入する火花等を軽減させる飛散防止機構を設けた。
次に、本発明となる飛散防止機構について図2を用いて詳細に説明する。アーム6に設けられた砥石カバー9には、切断砥石8の側面や外周を覆うための覆い部16aを有するプレート16が装着され、プレート16は、切断砥石8の外周との隙間Lが調整可能に設けられている。なお、隙間Lは小さいほうが砥石カバー9内への火花等の侵入を防止できる。また、プレート16は任意の位置で締結部材17により砥石カバー9の取付部9aに固定され、着脱可能なように設けられる。プレート16は取付部9aに設けられた長穴9bに沿って矢印Yの方向に移動可能に設けられており、切断砥石8の外周との距離Lを調整できるようになっている。また、プレート16が切断砥石8(の側面)に対して傾いてしまうと切断砥石8によってプレート16の覆い部16aが削れてしまうため、覆い部16aと切断砥石8の側面とが距離δを保つように、例えばプレート16の案内突起が長穴9bに沿って移動することで切断砥石8に対するプレート16の傾きを防止するようにしても良い。
以上説明したように、従来、切断作業の際にほぼ一定方向に飛ぶ図3のA方向の火花11aについては火花飛散防止カバー12により飛散を防止できる。しかしながら、切断砥石8の側面や外周に付着し一緒に回りながら飛散される火花11bについては、作業者側に飛散すると共に、切断材10やベース1等に衝突して跳ね返りあらゆる方向に飛散してしまう問題に着目した。この問題を解決するため、切断砥石8の側面や外周を覆うプレート16を、切断砥石8の外周との隙間Lを調整可能にした。また、プレート16を任意の位置で固定でき、砥石カバー9に対して着脱可能にしたため、プレート16に火花11aが衝突し砥石カバー9内への火花等の侵入を防止することができ、図3の火花11bを発生を抑制することができる。
また、切断砥石8は切断作業が進むにつれ切断材10との磨耗によってその径方向の寸法が小さくなっていく。このため、プレート16の切断砥石8の外周に対する取付位置を調整可能にし、プレート16と切断砥石外周との距離Lを小さくすること、すなわち、最適な距離に維持することができるため、作業者側への火花等の飛散をより一層抑制することができる。また、プレート16を砥石カバー9に対して着脱可能にすることによって、容易に交換や掃除をすることができる。
ここで、本実施の形態では、プレート16を鉄板状のもので構成したが、材質を耐熱性のゴムやブラシにすれば、衝突した火花11aの跳ね返りを緩和して飛散を更に軽減することができる。
1ははベース、2は固定バイス、3は移動バイス、4はヒンジ、5はヒンジシャフト、6はアーム、7はスプリング、8は切断砥石、9は砥石カバー、10は切断材、11は火花、12は火花飛散防止カバー、13は駆動軸、14、15はフランジ、16はプレート、17は締結部材である。
Claims (4)
- 切断材を固定する移動バイスおよび移動バイスを設置するベースと、
該ベースの一端側に設けたヒンジに回転自在に係合するヒンジシャフトと、
該ヒンジシャフトを回転支点として前記ベースに対して離間及び接近する方向へ揺動自在に支持されたアームと、
該アームに回転自在に支持され前記切断材を切断する切断部と、
該切断部の外周に設けられたカバーと、を備えた切断機において、
前記カバーに、前記切断部の外周および側面を覆うプレートを設け、該プレートを前記切断部の外周に対して移動可能に設けたことを特徴とする切断機。 - 前記プレートを前記カバーに対して着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の切断機。
- 前記プレートの材質を耐熱性ゴムとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の切断機。
- 前記プレートの材質を耐熱性ブラシとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の切断機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008241361A JP2010069590A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008241361A JP2010069590A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 切断機 |
Publications (1)
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JP2010069590A true JP2010069590A (ja) | 2010-04-02 |
Family
ID=42201847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008241361A Withdrawn JP2010069590A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010069590A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2599601A1 (en) | 2011-11-29 | 2013-06-05 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Cutting machine guard |
EP2684632A1 (en) | 2012-07-11 | 2014-01-15 | Makita Corporation | Cutting tools |
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2008
- 2008-09-19 JP JP2008241361A patent/JP2010069590A/ja not_active Withdrawn
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EP2599601A1 (en) | 2011-11-29 | 2013-06-05 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Cutting machine guard |
JP2013111704A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Hitachi Koki Co Ltd | 切断機 |
EP2684632A1 (en) | 2012-07-11 | 2014-01-15 | Makita Corporation | Cutting tools |
CN103537949A (zh) * | 2012-07-11 | 2014-01-29 | 株式会社牧田 | 切割工具 |
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