JP2010069079A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギーでコンパクト化できる蓄熱手段によってヒートポンプによる乾燥運転の立ち上がり特性を向上することができる洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】乾燥行程時にヒートポンプユニットを駆動して凝縮器で加熱した空気を水槽内に吹き込み、回転槽内の洗濯物から蒸発させた水分を含む空気を水槽から排気し、排気した空気を蒸発器で冷却除湿し、再び凝縮器で加熱して循環させる洗濯乾燥機において、圧縮機12のケースに接した状態で、過飽和状態の液状となることにより熱を蓄え、凝固することにより熱を放出する相変化蓄熱手段26を設け、駆動中の圧縮機の熱を相変化蓄熱手段に伝導して、固化した状態から液状に相変化させて蓄熱しておき、以後の乾燥行程の開始時には、相変化蓄熱手段に刺激印加手段31により刺激を与えることで相変化させ、凝固させることにより蓄えた熱を放出して圧縮機を加熱する。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗濯槽内の衣類をヒートポンプによる温風で乾燥する機能を具備した洗濯乾燥機に関する。
従来、衣類の洗濯と乾燥をおこなう、例えば、ドラム式洗濯乾燥機において、衣類の乾燥にヒートポンプによる冷媒の凝縮熱を使用したものが特許出願されている(例えば、特許文献1参照)とともに市場にも供されており、乾燥性能がよく、エネルギーの節減に効果があるものとして評価を得ている。
このヒートポンプを備えた洗濯乾燥機は、内部にドラムを設けた水槽の下方にヒートポンプユニットを配置し、乾燥運転時には、ヒートポンプユニットの圧縮機とサイクル結合した蒸発器と凝縮器とを配設した循環風路を通して循環させ、蒸発器で冷却除湿し、凝縮器で加熱した空気を水槽内に供給し、ドラム内の循環を繰り返すことで収容した洗濯物の乾燥をおこなうように構成されている。
前記により、衣類の乾燥時に生じる水分は、蒸発器に回収され、乾燥した空気を加熱して再びドラム内の衣類の乾燥に供するので、ヒートポンプサイクルにおけるエネルギーを有効に利用した効率的な乾燥作用を得ることができるものであるが、ヒートポンプサイクルによる乾燥運転の開始時には、それまで圧縮機が長時間停止状態にあるとともにケース内部が高圧でありシステムの温度が低い状態にあることから、圧縮機の潤滑油内への冷媒の溶け込み量が多くなっており、圧縮機を駆動してもヒートポンプで循環する冷媒量が不足し、また潤滑油中の冷媒が沸騰するため、正常な冷媒供給が困難となって立ち上がり特性が悪く、冷却力不足による循環空気温度の速やかな上昇を得ることができなかった。
これに対しては、圧縮機に電気ヒーターを取り付けて冷媒の溶け込みを抑制する方法が考えられ、また、特許文献2には、乾燥運転前の洗浄工程および脱液行程でヒートポンプ運転をし、圧縮機から吐出された冷媒を水冷式熱交換器に流し、且つ、水冷式熱交換器に冷却水を貯留することによって貯留された冷却水を加熱し蓄熱しておき、乾燥行程の開始時に、水冷式熱交換器の冷却水に蓄えられた熱を冷媒によって放熱器に搬送することで乾燥空気の温度上昇を迅速におこなわせて乾燥時間を短縮する乾燥機がに示されている。
特開2007−301220号公報 特開2006−181219号公報
しかしながら、電気ヒーターによる方法は、大きな電力を消費することから省エネルギーに反するものであり、また、特許文献2の構成では、蓄熱体が水であるため、蓄熱密度が小さいばかりでなく多くの水量が必要となり、これを貯留するタンクも大きなものが必要となる。さらに、水に蓄えられた熱は放散し易いため、これを抑制する断熱構造が必要となり、一層大型化することから設置スペースにも問題がある。
本発明は上記の点を考慮してなされたものであり、省エネルギーでコンパクト化できる蓄熱手段によってヒートポンプによる乾燥運転の立ち上がり特性を向上することができる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の洗濯乾燥機は、圧縮機、凝縮器、蒸発器を環状に配管接続したヒートポンプユニットを具備し、乾燥行程時には、前記ヒートポンプユニットを駆動して凝縮器で加熱した空気を水槽内に吹き込み、水槽内に回転可能に設置した回転槽内の洗濯物から蒸発させた水分を含む空気を水槽から排気し、排気した空気を前記蒸発器で冷却除湿し、再び前記凝縮器で加熱して循環させる洗濯乾燥機において、前記圧縮機のケースに接した状態で、過飽和状態の液状となることにより熱を蓄え、凝固することにより熱を放出する相変化蓄熱手段を設け、駆動中における圧縮機の熱を前記相変化蓄熱手段に伝導して、固化した状態から液状に相変化させて蓄熱しておき、以後の乾燥行程の開始時には、前記液状となった相変化蓄熱手段に刺激印加手段により刺激を与えることで相変化させ、凝固させることにより蓄えた熱を放出して圧縮機を加熱することを特徴とするものである。
本発明の洗濯乾燥機によれば、圧縮機の温度を、簡単な構成により、あらかじめ上昇させておくことで、潤滑油中への冷媒の溶け込みを抑制して円滑な起動を可能にするとともに起動後は迅速に冷媒温度を高めて加熱空気による乾燥効率を向上し、消費電力の低減に貢献することができる。
以下図面に基づき、本発明の1実施形態を説明する。図1に製品全体の縦断側面図を示すドラム式洗濯乾燥機(1)は、薄鋼板からなる左右側板や前板、天板および背板によって外郭である筐体(2)を形成している。筐体(2)の下面は、ポリプロピレン樹脂などで比較的厚肉に形成した皿状の台板(3)で支持している。
筐体(2)の内部には水槽(4)を配置している。水槽(4)は、背面を閉塞した横向き円筒状をなし、その底部を前記台板(3)の左右に設けた一対の弾性支持装置によって支持するとともに、上部の複数箇所を図示しないコイルばねで吊り下げて筐体(2)内に弾性的に支持されている。
水槽(4)の内部には、洗濯槽として、横軸周りに回転可能とした有底円筒状のドラム(5)を配設している。このドラム(5)は、水槽(4)に沿い前方に向かって若干上方への傾斜状態に支承されており、胴部周壁に多数の脱水孔(5a)と洗濯物掻き上げ用のバッフル(5b)を有しており、洗い行程から乾燥行程における水槽(4)の共用槽として機能するものである。
前記ドラム(5)の閉塞された背面は水槽(4)の前記閉塞された背面部に軸支され、前記背面部の外面には、洗いや脱水行程に応じた回転速度に制御されるモーター(6)が取り付けられており、前記ドラム(5)はこのモーター(6)により回転する。モーター(6)は、例えば、アウターロータ形であって、内側のステータを水槽(4)側に固定し、外側のロータに直結した回転軸を水槽(4)の背面部に水密に貫通させるとともにドラム(5)背面部の中心に連結させている。
水槽(4)の後部下面には排水弁を介して水槽(4)内の洗濯水を機外に導出する排水ホース(7)を接続しており、筐体(2)上部には、前記水槽(4)内に給水する給水装置や、洗剤を投入するための洗剤ケースを設置し、給水装置から給水される水とともに洗剤を水槽(4)内に供給する注水ケースなどを配置している。
また、筐体(2)の上部前面側には、洗濯コースなどを選択設定するための操作パネルを配置しており、前面中央部には洗濯物を出し入れするための円形の投入口(8)を開口させ、この投入口(8)を開閉自在に閉塞する透明ガラス窓を形成した扉(9)を配置している。
前記投入口(8)の周縁と水槽(4)の前面開口部における水槽カバー(10)との間隙には、シール機能体であるベローズを取り付け、水が水槽(4)から機外に漏れ出ないようにするとともに、その一部を延出して閉鎖状態にある前記扉(9)の裏面側の透明窓に当接させ、投入口(8)から機外への水漏れも防止し、さらに、蛇腹部を設けて水槽(4)やドラム(5)の回転振動が扉(9)側に伝達することを防いでいる。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機(1)は、洗い〜乾燥の各機能行程を選択設定して自動的に実行するものであり、前記投入口(8)より洗濯物をドラム(5)内に投入して扉(9)を閉じた後、洗いおよびすすぎ行程では、洗濯水を水槽(4)内に供給した状態で、ドラム(5)を衣類の重力と釣り合う程度の遠心力が発生する40〜60rpmの低速で回転させ、洗濯物をバッフル(5b)で掻き上げては落下させる撹拌運動により衣類の撹拌を実行し、洗い行程やすすぎ行程の終了後は、排水弁を開いて洗濯水を排水ホース(7)から機外に排出し、その後ドラム(5)を一方向に1000rpmで高速回転させ、胴部周壁に設けた多数の脱水孔(5a)から衣類を遠心脱水する。
そして、前記傾斜状態に配置された水槽(4)と筐体(2)底面との間に形成される空間の幅方向のほぼ中央部には、前後方向に亙ってヒートポンプユニット(11)を設置し、洗いやすすぎ行程が終了した後の乾燥行程の際に、ドラム(5)を様々の速度で回転させつつこれを駆動し、ヒートポンプにより生成される熱を洗濯物の乾燥に使用している。
前記ヒートポンプユニット(11)は、冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(12)と、この圧縮機(12)から吐出された高温高圧の冷媒ガスを放熱して凝縮する凝縮器(13)と、凝縮した高圧冷媒を膨張弁で減圧し、減圧された冷媒を導入して蒸発させ吸熱する蒸発器(14)とを環状に配管接続してヒートポンプサイクルを構成しており、筐体(2)底部の前部から後部に向かって、圧縮機(12)、蒸発器(14)、凝縮器(13)の順に配置されている。
ヒートポンプユニット(11)を構成している前記各部品は、合成樹脂で箱状に形成したユニットケース(15)内に収納されている。このユニットケース(15)は、比較的厚肉の合成樹脂で形成した剛体であって、前記台板(3)上に配設されており、クッションゴムなどを介して前記ヒートポンプを形成している蒸発器(14)や凝縮器(13)をその中央部で保持するとともに圧縮機(12)ほかの各サイクル部品やその後部に配置した乾燥用のファン装置(16)を弾性を保持して固定し、さらに天井面を塞ぐことで形成したダクトを含めて全体をユニット化している。
前記ファン装置(16)は、ターボ型の送風ファン(17)とこれを内蔵する渦巻き状の円筒形をなすファンケーシング(18)および前記送風ファン(17)を駆動するファンモーター(19)とから構成されており、吸込み口(20)を水平な横方向に開口して前記凝縮器(13)の背面側に対応させた縦型配置とし、この送風ファン(17)の回転により、洗濯物を乾燥させる循環風路(21)の一環をなし、ドラム式洗濯乾燥機(1)の前部から背面側に至る直線的なユニットダクト(22)を形成している。
前記送風ファン(17)は、洗濯乾燥運転の乾燥行程時にヒートポンプユニット(11)を駆動したときには、同時に3000〜4000rpmの速度で回転するように制御され、高温となる凝縮器(13)によって約70℃まで加熱された乾燥空気を、前記ファンケーシング(18)の吐出口から可撓性ダクトを介して前記モーター(6)の周辺を囲繞するようにほぼ円弧状に形成された給気ダクト(23)に吐出する。乾燥空気は給気ダクト(23)内を上昇して下流側の水槽(4)の背面側上部に開口させた給気口から透孔(5c)を介してドラム(5)内に吹き込み、洗濯物と接触させることで水分を奪ってこれを乾燥させる。
洗濯物との接触で加湿状態になった空気は、ドラム(5)内から周側の脱水孔(5a)を介して外方に流出し、上部で開口する前記水槽カバー(10)の排気口(24)からこれに連通して水槽カバー(10)の開口部を囲繞するように環状に設けられた排気ダクト(25)を流下し、その下部から可撓性の接続ダクトを介して接続された底部のヒートポンプユニット(11)に戻るものであり、低温の蒸発器(14)部を通過させることで除湿、すなわち循環空気中に含まれている水分を除去し、次いで高温の凝縮器(13)に戻すことで再び加熱された乾燥空気として、前記給気ダクト(23)、排気ダクト(25)、ユニットダクト(22)で連結された前記循環風路(21)内を循環させるものである。
なお、ヒートポンプユニット(11)は、前記のように乾燥動作時のみに用いるだけでなく、洗いやすすぎ時に水槽(4)内に温風を導入することにより洗濯水の温度を上げて洗濯効果を向上させたり、脱水時や洗濯から乾燥動作に移る過程で運転することで、温風により洗濯物の脱水や除湿作用を助長するようにしてもよい。
しかして、図2の斜視図、および図3の横断面図に示すように、前記圧縮機(12)部分には、圧縮機ケース(12a)の外表面をポリプロピレンなどの可撓性フィルム材で袋状に形成した軟質容器(28)内に相変化蓄熱材(27)を封入した相変化蓄熱手段(26)の層で覆っている。この相変化蓄熱手段(26)は、内側の前記圧縮機ケース(12a)側にはフェルト層(29)を設け、最外層には、ゴム層(30)を接着などで積層してこれらを一体化することで防音カバーを兼ねた構造としている。
前記相変化蓄熱材(27)は、酢酸ナトリウム三水和物などからなり、熱の吸収あるいは放出によっても温度変化せず、所定温度以上でいわゆる過飽和状態となり液状になることで熱を蓄積する。また結晶化して凝固することで、安定的に一定温度の凝固熱を放出するように相変化するものであって、所定の厚みで矩形をなす前記袋状の軟質容器(28)内に封入されており、圧縮機ケース(12a)の外表面に沿って熱授受が良好におこなわれるように互いに密接して巻き付けられ、適宜固定されている。
なお、圧縮機(12)の円周方向について前記相変化蓄熱手段(26)を設ける際は、その取り付け作業性の面から、前記図2のように、圧縮機(12)の近傍に配置された前記蒸発器(14)から圧縮機(12)に戻る液冷媒の貯留器であるアキュムレータ(35)を含めてそれらの外周を覆うように取り付け、圧縮機(12)の駆動時に高温となる部分に相変化蓄熱材(27)が密着するようにしている。
この場合、前記アキュムレータ(35)は、低温であることから、前記相変化蓄熱手段(26)の相変化蓄熱材(27)は、圧縮機(12)に密着する箇所にのみ封入する構造にし、アキュムレータ(35)からの熱影響を受けないようにしており、軟質容器(28)の前記相変化蓄熱材(27)を封入していない部分は、図3のように袋状でなくベルト状にして、圧縮機(12)の周囲に巻き付けるようにしてもよい。また、図4に示すように、相変化蓄熱材(27)は圧縮機(12)の円柱状の胴部分の全周に密着するように取り付けるようにしてもよく、このようにすれば、さらに熱交換効率を良好にすることができる。なお、(31)は、詳細を後述する刺激印加手段(31)であり、前記相変化蓄熱手段(26)に刺激を与えるものである。
上記構成により、圧縮機(12)騒音の遮音や吸音をおこなうばかりでなく、フェルト層(29)により前記相変化蓄熱材(27)が凝固した場合の相変化蓄熱材(27)と圧縮機(12)との接触音の発生を防ぎ、ゴム層(30)の存在により断熱性能を確保できるものであるが、前記相変化蓄熱材(27)を封入した軟質容器(28)の層のみでもよい。
そして、ヒートポンプ運転によって圧縮機(12)が駆動されると、圧縮機ケース(12a)は90〜110℃程度の高温になり、圧縮機(12)の駆動中、および停止後の温度が高温状態にある間においては、前記相変化蓄熱手段(26)は、この圧縮機ケース(12a)に接していることからその熱影響を受けて温度上昇するため、前記酢酸ナトリウム三水和物からなる相変化蓄熱材(27)は、凝固した状態からその融点である58℃以上で過飽和状態の水溶液に相変化することにより熱を蓄える。
なお、相変化蓄熱手段(26)を形成する相変化蓄熱材(27)は、上記の酢酸ナトリウム三水和物に限るものではなく、例えば、チオ硫酸ナトリウム五水和物やパラフィンなどでもよく、その融点温度が、40〜60℃であればよい。
また、前述の構成によって蓄熱した熱の放出については、液状の前記相変化蓄熱手段(26)に刺激印加手段(31)により刺激を与えることで相変化させるものである。具体的には、前記図4の圧縮機(12)部分の横断面図に示すように、肉厚が薄くバネ性を有し、外力により反転変形し、押外力を解除することで原形状に復帰する金属片(32)をトリガーとして軟質容器(28)の相変化蓄熱材(27)中に埋設しておき、前記相変化蓄熱材(27)が液状、すなわち、常温状態のときに、圧縮機(12)の外方に設置した電磁ソレノイド機構(33)のプッシュロッド(34)で前記金属片(32)を押圧することにより、金属片(32)をそのバネ作用を利用して変形反転させ、その際の衝撃力による刺激を相変化蓄熱材(27)に与えることで、結晶を析出させるとともに凝固による潜熱を発生させる。
前記刺激印加手段(31)のトリガーである金属片(32)は、相変化蓄熱材(27)中でのプッシュロッド(34)に対する位置が大きくずれないように、軟質容器(28)の対応する箇所をほぼU字状に断続的に溶着して位置決めしている。すなわち、このほぼU字状の溶着部(28a)は刺激印加時の相変化蓄熱材(27)の相変化を阻害しないように連続的に封止するのではなく適宜間隙を形成して蓄熱材の流動を可能にしているものであるが、刺激印加手段としては、前記構成に限るものではなく種々の方式や構成が考えられる。
したがって、乾燥行程の終了とともにヒートポンプ運転が終了することによって圧縮機(12)が停止した場合は、圧縮機ケース(12a)の温度は時間経過とともに室温レベルまで低下することになり、前記相変化蓄熱手段(26)は、蓄熱を保持したまま室温レベルで推移する。
そして、再び、洗濯行程がおこなわれ、次いで乾燥行程が開始される際には、圧縮機(12)の起動と同時に、電磁ソレノイド機構(33)に通電することによってプッシュロッド(34)を突出させ、前記金属片(32)を反転動作させることで、これをトリガーとして液状の前記相変化蓄熱手段(26)の相変化蓄熱材(27)に刺激が与えられる。この刺激によって相変化蓄熱材(27)は凝固するとともに、凝固熱によって蓄えた熱を放出し、外面からの熱伝導によって圧縮機(12)の内部を加熱することになる。
上記により、相変化蓄熱手段(26)に熱を蓄えた以降においては、ヒートポンプユニット(11)による乾燥行程の開始時に、相変化蓄熱材(27)の相変化により放熱し、圧縮機ケース(12a)を加熱することで圧縮機(12)の温度を上昇させ、ケース内部の潤滑油内への冷媒の溶け込みを抑制することができるものである。よって、多量の冷媒が潤滑油内に溶け込む、いわゆる、冷媒の寝込み現象によって、圧縮機(12)の起動時における冷媒の吐出不足、起動時に潤滑油内の冷媒が沸騰することによる起動不良、さらには、ヒートポンプサイクル内に循環する冷媒量が不足して加熱能力が小さくなる不具合を防ぐことができる。
そして、圧縮機(12)の加熱の有無による凝縮器温度を図5の比較グラフに示すように、乾燥行程の開始時に圧縮機(12)を加熱した場合は、従来の加熱なしの場合に比して、吐出冷媒温度を速やかに上昇させることができる。これにより、凝縮器(13)の温度上昇も速くなり、洗濯物を乾燥させる循環風路(21)の空気温度も速く上昇させることができるので、乾燥効率を向上させることができるものであり、上記実施例によれば、これらの加熱作用をおこなう相変化蓄熱手段(26)の相変化を、洗濯行程から乾燥行程に亙るヒートポンプ運転での圧縮機(12)の駆動と停止にともなう温度変化を利用して効果的におこなうことができる。
圧縮機(12)内における潤滑油は、前記図2に示すように、圧縮機(12)内の下方三分の一程度の部分に溜まっているため、これを加熱するには、相変化蓄熱手段(26)の前記袋状の軟質容器(28)は、少なくとも圧縮機ケース(12a)の下半分を覆うように配設させればよいが、本実施例においては、冷媒の吐出温度をすばやく高めて凝縮器(13)の温度を速やかに上昇させる目的から、潤滑油部分のみでなく、モーター部や冷媒ガス空間部を含んで圧縮機ケース(12a)の高さ方向のほぼ全体を覆うことで温度上昇をはかるようにしており、乾燥行程の開始時においては、圧縮機(12)の起動時に正常な冷媒供給を確保し、ヒートポンプサイクル能力を向上することで、ドラム(5)内に供給する温風温度を速やかに上昇させることができ、洗濯物の乾燥力を高めて乾燥時間を短縮することができることから、省電力に貢献することができる。
なお、前記実施例では、刺激印加手段(31)を単一のものとしたが、相変化蓄熱材(27)を複数に区分けし、そのそれぞれに前記刺激印加手段(31)を封入するようにすれば、相変化蓄熱材(27)の相変化を速めることができるものであり、また、前述の作用効果を奏する相変化蓄熱手段(26)は、前述のように、圧縮機(12)の駆動音や振動音などの騒音が外部へ漏洩するのを防ぐ防音カバーを兼ねており、別個に設置する必要がないため省スペースとなる。
前記刺激印加手段(31)を作動させるタイミングについては、前述のように、圧縮機(12)の起動と同時におこなうだけでなく、図6のタイムチャートに示すように、乾燥行程に入った後の圧縮機(12)の起動前に相変化蓄熱手段(26)の熱放出をおこなうと、圧縮機(12)の温度変化グラフである図7に示すように、相変化蓄熱手段(26)の放熱による加熱作用で圧縮機(12)の温度は、あらかじめ加熱しない場合の圧縮機温度と比較して、起動前の段階で所定温度まで上昇することになり、潤滑油からの冷媒の離脱が進み溶け込み量を少なくできるため、その後の圧縮機(12)の起動動作が円滑になる効果がある。
また、洗濯行程から乾燥行程までのコースを自動的におこなう場合には、図8のタイムチャートに示すように、各コースの設定時間から乾燥運転の開始時刻aをあらかじめ求めることで、乾燥行程に入って圧縮機(12)を起動する所定時間前、例えば、10分前のb点において、刺激印加手段(30)により相変化蓄熱手段(26)に刺激を与えて凝固させれば、凝固熱の伝導で起動前に圧縮機ケース(12a)を加熱することができる。
このため、圧縮機(12)は、温度が上昇した状態で円滑に起動させることができ、起動させ所定時間が経過した後のc点からは、温度上昇する圧縮機(12)の熱を相変化蓄熱手段(26)に蓄熱し、次の乾燥行程に備えることができる。
なお、本発明は、上記実施例構成に限定されるものではなく、横軸型のドラム式でなく縦軸周りに回転する方式の洗濯乾燥機にも適用できるものである。
本発明の1実施形態を示すドラム式洗濯乾燥機の概略縦断面図である。 図1の圧縮機部分への相変化蓄熱手段の配設状態を示す斜視図である。 図2の圧縮機と相変化蓄熱手段部分の横断面図である。 図2の相変化蓄熱手段と刺激印加手段との関係構造を示す横断面図である。 圧縮機の加熱の有無による凝縮器温度の比較グラフである。 本発明の相変化蓄熱手段の作動タイミングを示すタイムチャートである。 図6の作動タイミングによる圧縮機の温度変化グラフである。 本発明の相変化蓄熱手段の他の作動タイミングを示すタイムチャートである。
符号の説明
1 洗濯乾燥機 2 筐体 4 水槽
5 ドラム 6 モーター 9 扉
11 ヒートポンプユニット 12 圧縮機 12a 圧縮機ケース
13 凝縮器 14 蒸発器 15 ユニットケース
16 ファン装置 20 吸込み口 21 循環風路
22 ユニットダクト 23 給気ダクト 25 排気ダクト
26 相変化蓄熱手段 27 相変化蓄熱材 28 軟質容器
28a 溶着部 29 フェルト層 30 ゴム層
31 刺激印加手段 32 金属片(トリガー) 33 電磁ソレノイド機構
34 プッシュロッド 35 アキュムレータ

Claims (5)

  1. 圧縮機、凝縮器、蒸発器を環状に配管接続したヒートポンプユニットを具備し、乾燥行程時には、前記ヒートポンプユニットを駆動して凝縮器で加熱した空気を水槽内に吹き込み、水槽内に回転可能に設置した回転槽内の洗濯物から蒸発させた水分を含む空気を水槽から排気し、排気した空気を前記蒸発器で冷却除湿し、再び前記凝縮器で加熱して循環させる洗濯乾燥機において、
    前記圧縮機のケースに接した状態で、過飽和状態の液状となることにより熱を蓄え、凝固することにより熱を放出する相変化蓄熱手段を設け、
    駆動中における圧縮機の熱を前記相変化蓄熱手段に伝導して、固化した状態から液状に相変化させて蓄熱しておき、
    以後の乾燥行程の開始時には、前記液状となった相変化蓄熱手段に刺激印加手段により刺激を与えることで相変化させ、凝固させることにより蓄えた熱を放出して圧縮機を加熱することを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 圧縮機の起動時に、刺激印加手段により相変化蓄熱手段に刺激を与えて凝固させ、圧縮機に熱を与えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 乾燥行程時には、刺激印加手段により相変化蓄熱手段に刺激を与えて凝固させ、圧縮機を加熱した後に前記圧縮機を起動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  4. 洗濯行程から乾燥行程までのコースを自動的におこなう運転時に、乾燥運転の開始時刻を予測し、圧縮機起動前の所定時間に相変化蓄熱手段によって圧縮機を加熱するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  5. 相変化蓄熱手段を形成する相変化蓄熱材の融点温度が、40〜60℃であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
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