JP2010069068A - 車両用リクライナー - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの幅方向への張り出し量を低減することにより、シート幅をより確保することが可能な車両用リクライナーを提供する。
【解決手段】回動アームは、内部に円形開口を有する、所定板厚の環状リングからなり、該環状リングの内周面に沿って前記内歯が設けられ、該環状リングの外周面には、バックシートに固定する複数の取付ブラケット部が設けられ、さらに、前記ベース部材と反対側から前記円形開口を塞ぐ蓋板を有し、前記蓋板の板厚は、前記環状リングの板厚より薄く、前記ベース部材は、所定の板厚を有する円形板材で、前記ベース部材の中心部に設けられ、前記操作レバー22の枢軸が貫通する貫通穴を備えたブラケット部を有し、さらに、前記ベース部材の板厚より薄いべース部材ブラケットを前記回動アームと反対側に有し、該べース部材ブラケットには、クッションシートに固定するための取り付け部が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用リクライナーに関し、より詳細には、シートの幅方向への張り出し量を低減することにより、シート幅をより確保することが可能な車両用リクライナーに関する。
従来から、たとえば自動車の座席に、リクライニングシートが採用され、背もたれとなるバックシートをリクライナーを介してクッションシートに対して傾動可能にしていた。このようなリクライナーは、たとえば特許文献1に開示されている。
このようなリクライナーは、クッションシートに固定されるベース部材と、ベース部材に回動可能に支持され、かつバックシートに固定された回動アームと、ベース部材および回動アーム間に介装され、ベース部材に形成された凹部側壁により進退自在に案内され、かつ先端に外歯を形成した摺動係止部材と、回動アームに形成した内歯に噛合する係止位置と、内歯から離間する係止解除位置との間で摺動係止部材を移動させる回動可能なカムと、カムを回動させる操作レバーとを有する。
このような構成のリクライナーによれば、操作レバーを回動させることにより、カムがその方向に回動し、回動アームに形成した内歯に噛合する係止位置に摺動係止部材を移動させることにより、ロック状態とする一方、操作レバーを逆方向に回動させることにより、カムがその方向に回動し、摺動係止部材を内歯から離間する係止解除位置に移動させることにより、ロック状態を解除して、回動アームを所望に回動させて、バックシートを傾動させることが可能である。
このリクライナーにおいて、回動アームの上部には、バックシートに取り付けるための貫通孔を備えたブラケット部が設けられる一方、ベース部材の下部には、クッションシートに取り付けるための貫通孔を備えたブラケット部が設けられている。
この点、ブラケット部を設けることなくこのような各シートへの取り付けを実現したいわゆるラウンド型リクライナーが、たとえば特許文献2に開示されている。
このラウンド型リクライナーは、クッションシートに固定される円形ホルダと、円形ホルダに回動可能に支持され、かつバックシートに固定された円形セクタギアと、円形ホルダおよび円形セクタギア間に介装され、円形ホルダに形成された凹部側壁により進退自在に案内され、かつ先端に外歯を形成した摺動係止部材と、円形セクタギアに形成した内歯に噛合する係止位置と、内歯から離間する係止解除位置との間で摺動係止部材を移動させる回動可能なカムと、カムを回動させる操作レバーとを有する。
円形ホルダの背面には、周方向に等角度間隔を隔ててクッションシート連結用突起面が複数設けられるとともに、円形セクタギアの背面には、周方向に等角度間隔を隔ててバックシート連結用突起面が複数設けられ、これらの突起面を通じてそれぞれのシートに固定されるようにしている。
しかしながら、従来のこのようなラウンド型リクライナーには、以下のような技術的問題点が存する。
すなわち、従来のラウンド型リクライナーは、円形セクタギアおよび円形ホルダいずれについても、シートに装着する際、シートの幅方向への張り出し量が大きく、そのために、車内の限られたスペース内でシート幅の低減を余儀なくされる点である。
より詳細には、第1に、円形セクタギアに関し、従来の円形セクタギアは、いわゆるラウンドギアからなり、内歯の精度確保の観点から、一様な板厚の円形板材を特殊なプレス加工技術であるファインブランキングにより打ち抜き加工し、一様な板厚のまま円形板材に凹凸部を設け、形成した凹部の内周面に沿って内歯を形成していた。この場合、円形セクタギアと円形ホルダとの荷重伝達経路は、互いに噛み合う円形セクタギアの内歯と摺動係止部材の外歯とであることから、円形セクタギアの一様な板厚の厚みは、内歯の強度を確保するのに必要な観点から決定される。
一方、従来の円形セクタギアには、ファインブランキングにより凹部を設けることに応じて凸部が設けられ、この凸部の背面に、バックシートに固定するためのバックシート連結用突起面がさらにファインブランキングにより加工されている。この突起面は、凸部の背面において、円形セクタギアに設けた枢軸の貫通穴を中心として、円周方向に等角度角度間隔を隔てて6つ設けられ、バックシートには、これらの突起面と相補形状の開口部が設けてあり、これらの突起面それぞれを対応する開口部に嵌合したうえで、溶接により固定している。
第2に、円形ホルダに関し、従来の円形ホルダは、摺動係止部材を案内する凹部側壁の精度確保の観点から、円形セクタギアと同様に、一様な板厚の円形板材を特殊なプレス加工技術であるファインブランキングにより加工し、一様な板厚のまま円形板材に凹凸部を設け、形成した凹部の内面に沿って凹部側壁を形成していた。この場合、円形セクタギアと円形ホルダとの荷重伝達経路は、互いに摺動関係にある円形ホルダの凹部側壁と摺動係止部材の側壁とであることから、円形ホルダの一様な板厚の厚みは、凹部側壁の強度を確保するのに必要な観点から決定される。
一方、従来の円形ホルダには、円形セクタギアと同様に、ファインブランキングにより凹部が設けることに応じて凸部が設けられ、この凸部の背面に、クッションシートに固定するためのクッションシート連結用突起面がさらにファインブランキングにより加工されている。この突起面は、凸部の背面において、円形ホルダに設けた枢軸の貫通穴を中心として、円周方向に等角度角度間隔を隔てて3つ設けられ、クッションシートには、これらの突起面と相補形状の開口部が設けてあり、これらの突起面それぞれを対応する開口部に嵌合したうえで、溶接により固定している。
以上、図8に示すように、円形セクタギア100および円形ホルダ102ともに、一様な所定板厚の円形板材を特殊プレス加工することにより形成され、まず、1段目として、円形セクタギア100にあっては、内歯104を形成するために、一方円形ホルダ102にあっては、凹部側壁により摺動係止部材を案内するための案内溝106を形成するために、それぞれ凹部を設けるべく凹凸部が形成され、次に、2段目として、円形セクタギア100にあっては、バックシートに取り付けるために、一方円形ホルダ102にあっては、クッションシートに取り付つけるために、それぞれ1段目で加工された凸面108に対して、突起面110を形成すべく凹凸部が形成される。リクライナーは、このような円形セクタギア100と円形ホルダ102とをシートの幅方向に重ね合わせることにより形成されるところ、このような1段目および2段目の凹凸部により、円形セクタギア100の板厚t1と円形ホルダ102の板厚t2以外に、円形セクタギア100にあっては、厚みp1およびp2、一方円形セクタギア102にあっては、厚みp3およびp4がシートの幅方向に加えられ、円形部材としての重量は変わらないとしても、シートの幅方向にリクライナーの張り出し量が重畳的に嵩み、その結果、シート幅自体を十分に確保できなかった。
第3に、ラウンド型リクライナーの場合、円形ホルダと円形セクタギアとを固定する組立ホルダが必要であり、この組立ホルダは、環状のリング構造をなし、円形ホルダと円形セクタギアとを同心状に重ね合わせた状態で、円形セクタギアの上方から円形セクタギアに設けられた段部状周縁に嵌めることにより、円形ホルダと円形セクタギアとを固定していた。この組立ホルダにより、シートの幅方向にリクライナーの張り出し量がさらに重畳的に嵩んでいた。
以上のように、従来のラウンド型リクライナーにおいては、加工上の要請から一様な板厚の円形板材を特殊プレス加工により2段に亘って凹凸部を設けることにより加工したことに起因して、リクライナーのシートの幅方向への張り出し量が重畳的に嵩むため、その分、限られた車内スペースにおいて、シート幅の低減を余儀なくされていた。
特許第3080135号公報 特開2004−249091号公報
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、シートの幅方向への張り出し量を低減することにより、シート幅をより確保することが可能な車両用リクライナーを提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明に係る車両用リクライナーは、
クッションシートに固定されるベース部材と、
該ベース部材に回動可能に支持され、かつバックシートに固定された回動アームと、
前記ベース部材および前記回動アーム間に介装され、前記ベース部材に形成された凹部側壁により進退自在に案内され、かつ先端に外歯を形成した摺動係止部材と、
前記回動アームに形成した内歯に噛合する係止位置と、内歯から離間する係止解除位置との間で該摺動係止部材を移動させる回動可能なカムと、
該カムを回動させる操作レバーとを有する車両用リクライナーにおいて、
前記回動アームは、内部に円形開口を有する、所定板厚の環状リングからなり、
該環状リングの内周面に沿って前記内歯が設けられ、該環状リングの外周面には、バックシートに固定する複数の取付ブラケット部が設けられ、
さらに、前記ベース部材と反対側から前記円形開口を塞ぐ蓋板を有し、
前記蓋板の板厚は、前記環状リングの板厚より薄く、
前記ベース部材は、所定の板厚を有する円形板材で、前記ベース部材の中心部に設けられ、前記操作レバーの枢軸が貫通する貫通穴を備えたブラケット部を有し、
さらに、前記ベース部材の板厚より薄いべース部材ブラケットを前記回動アームと反対側に有し、
該べース部材ブラケットには、クッションシートに固定するための取り付け部が設けられている、構成としている。
以上の構成を有する車両用リクライナーによれば、操作レバーを回動させることによりカムをその方向に回動させ、それにより回動アームに形成した内歯に噛合する係止位置までベース部材に形成された凹部側壁により進退自在に摺動係止部材を案内することにより、摺動係止部材の先端に設けた外歯と内歯とが噛み合って、回動アームがベース部材に対してロック状態に保持される。一方、操作レバーを逆方向に回動させることによりカムをその方向に回動させ、それにより内歯から離間する係止解除位置まで、ベース部材に形成された凹部側壁により進退自在に摺動係止部材を案内することにより、摺動係止部材の先端に設けた外歯と内歯との噛み合いが解除されることにより、回動アームのロック状態が解除され、回動アームを所望にベース部材に対して傾動させることが可能となる。
この場合、回動アームは、内部に円形開口を有する環状リングであり、その内周面に内歯を設ける一方、その外周面には、バックシートに固定する複数の取付ブラケット部を設け、環状リングの板厚より薄い板厚の蓋板により円形開口を塞ぐようにしたことにより、内歯の強度を確保するのに必要な所定の板厚の環状リングとしつつ、シートの幅方向に重畳的に回動アームの厚みが嵩むのを防止することが可能である。
一方、ベース部材は、ベース部材の板厚より薄いべース部材ブラケットによりクッションシートに固定するようにしたことにより、ベース部材として凹部側壁を通じて伝達される荷重に対して十分な強度を有する板厚を確保しつつ、シートの幅方向に重畳的にベース部材の厚みが嵩むのを防止することが可能である。
以上から、本発明に係る車両用リクライナーによれば、回動アームとベース部材とをシートの幅方向に重ね合わせることによりリクライナーとして構成されるところ、従来のラウンド型リクライナーでは必要とされた、円形セクタギアと円形ホルダとを保持する組立ホルダが不要となったことも相まって、回動アームおよびベース部材それぞれについて、シートの幅方向への厚みを低減することが可能であり、以て車両用リクライナーのシートの幅方向への張り出し量を低減することにより、限られた車内スペースにあって、シートの幅を確保することが可能となる。
また、前記摺動係止部材は、一対の摺動係止部材からなり、一対の摺動係止部材の各々は、前記環状リングの板厚より厚い板厚を有し、
前記ベース部材は、一対の開口を有し、該一対の開口の各々は、前記ブラケット部の各側に配置され、
該一対の開口のそれぞれを構成する側縁が、前記一対の摺動係止部材の1つを進退自在に案内し、
前記一対の開口のそれぞれを構成する端縁が、前記回動アームの前記円形開口の径と同じ円弧状であり、
前記べース部材ブラケットは、前記一対の開口を塞ぐように配置されるのがよい。
さらにまた、前記カムを通じて前記操作レバーに対して付勢力を加えるスパイラルスプリングが、前記回動アームの前記円形開口内に配置され、
前記スパイラルスプリングの一端が、前記カムに係合し、前記スパイラルスプリングが、前記カムを前記操作レバーの枢軸を中心として一定方向に回動させるように付勢するのがよい。
加えて、前記環状リングの前記複数のバックシート取付ブラケット部それぞれ、および前記蓋板の前記複数の取付ブラケット部それぞれには、貫通孔が設けられ、
前記複数のバックシート取付ブラケット部の貫通孔それぞれ、およびそれに対応する、前記複数の取付ブラケット部の貫通穴に挿通可能なホールドピンが複数設けられ、
該複数のホールドピンにより、前記バックシートに対して前記回動アームと前記蓋板とを固定するのがよい。
さらに、前記複数のホールピンは、ヘッドとシャンクとを有し、前記ヘッドと前記シャンクとの間に形成された肩部を前記ベース部材の周縁にあてがうことにより、前記ベース部材を固定するのがよい。
さらにまた、前記回動アームの前記複数の取付ブラケット部は、周方向に等角度間隔を隔てて4つ設けられるのでもよい。
また、前記ベース部材ブラケットの外側に、バックシートを付勢するためのスパイラルスプリングが、前記ベース部材ブラケットの面に略平行に近接して設けられ、
該スパイラルスプリングの一端は、バックシートに固定され、他端は、前記ベース部材ブラケットに固定されるのがよい。
加えて、前記車両用リクライナーは、シートのフレーム構造の側面に1つずつ、一対設けられ、
一対の車両用リクライナーは、それぞれの枢軸が、連結シャフトにより連結され、一体的に作動するのがよい。
本発明に係る車両用リクライナーによれば、バックシートに固定される回動アームを強度必要な板厚を確保した環状リング形状としたうえで、内部に円形開口を設けてくり抜き構造としつつ、回動アームのバックシートに対する取り付け部を環状リングの外周に設け、一方、ベース部材として凹部側壁を通じて伝達される荷重に対して十分な強度を有する板厚を確保しつつ、ベース部材の板厚より薄いべース部材ブラケットによりクッションシートに固定するようにしたことにより、回動アームおよびベース部材それぞれについて、シートの幅方向への厚みを低減することが可能であり、以て車両用リクライナーのシートの幅方向への張り出し量を低減することにより、限られた車内スペースにあって、シートの幅を確保することが可能となる。
本発明に係る車両用リクライナーの実施形態を図面を参照しながら、自動車のシートに適用されるリクライナーを例として、以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの概略斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの側面図である。図3は、図2の線A−Aに沿う断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの概略分解斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの摺動係止部材の概略斜視図である。図6は、本発明の実施形態に係る車両用リクライナーによるロック状態を示す概略図である。図7は、本発明の実施形態に係る車両用リクライナーによるロック解除状態を示す概略図である。
図1に示すように、リクライナー10は、ドライバー或いは乗員が着座するクッションシートのフレーム構造(図示せず)の各側面と、ドライバー或いは乗員が背もたれるバックシートのフレーム構造(図示せず)の対応する側面との連結部に1基ずつ設けられ、バックシートをクッションシートに対して傾動可能とするように、一対のリクライナー10は、シートの幅方向に延びる連結シャフト12により連結されている。一対のリクライナー10は、同様な構造を有するので、以下では、その1つについて、説明する。
図2ないし図4に示すように、リクライナー10は、バックシートBに取り付けられる回動アーム14と、クッションシートCに取り付けられるベース部材16と、回動アーム14とベース部材16との間に介在する、カム18およびカム18を挟むように配置される一対の摺動係止部材20と、カム18を回動する操作レバー22とから概略構成され、操作レバー22に固定された枢軸24を中心に、回動アーム14がベース部材16に対して回動自在に保持されている。
図4に示すように、ベース部材16は、鋼製円形板材であり、その中心部に枢軸24が挿通する挿通孔26が形成され、挿通孔26の大きさは、枢軸24の回動に伴ってベース部材16が回動しない程度である。ベース部材16には、挿通孔26の両側に延びる一対の開口28A,Bが設けられている。一対の開口28A,Bの各々は、左右一対の案内側壁30と、これらの案内側壁30の上端および下端に連接された円弧状側壁32とから構成されている。一対の開口28の各々の大きさは、後に説明する一対の摺動係止部材20それぞれが、一対の開口28内で左右一対の案内側壁30に沿って案内されながら半径方向に摺動することが可能なように設けられる。円弧状側壁32の径は、後に説明する回動アーム14の円形開口52の径と同じとなるように設定される。
ベース部材16の回動アーム14が位置する反対側には、ベースブラケット34が一対の開口28を塞ぐように取り付けられ、その中心部に枢軸24が挿通する挿通孔33が形成される一方、このベースブラケット34の下部には、クッションシートCのフレーム構造に固定される取り付け部36が設けられている。この取り付け部36には、貫通孔39が設けられ、ボルト37を貫通孔39および対応するクッションシートCの貫通孔に挿通して、溶接ナット41によりベースブラケット34とクッションシートCとを固定するようにしてある(図3参照)。
ベース部材16の一方の面には、複数の突起面11が設けられる一方、ベースブラケット34の対応する位置には、突起面11と相補形状の開口13が設けられ、突起面11それぞれを開口13に嵌めて、たとえば溶接することにより、ベースブラケット34をベース部材16に対して固定するようにしている。ベース部材16において、案内側壁30と摺動係止部材20との間で荷重伝達経路が構成されるので、ベース部材16の板厚は、このような荷重に耐える強度を有するように設定される。たとえば、ベース部材16の板厚は、3.6mmである。それに対して、ベースブラケット34の板厚は、ベース部材16の板厚より薄く設定される。
摺動係止部材20について説明すれば、摺動係止部材20は一対設けられ、それぞれ、ベース部材16の一対の開口28A,Bの対応する開口内で左右一対の案内側壁30によって案内されながら半径方向に進退自在に配設されている。
図5に示すように、各々の摺動係止部材20は、その外周側に外歯38が形成されるとともに、その内周側には、カム面40が形成され、さらに両側面47、49は、互いに平行で案内側壁39に対して摺接するようにしている。
カム面40は、従来と同様に、内方に突出する突出係合部42と、突出係合部42に連接し外方に延びる係合凹部44とを有し、突出係合部42および係合凹部44ともに、後に説明するカム18と係合し、それにより、各々の摺動係止部材20の外歯38が、後に説明する回動アーム14に形成した内歯54と噛合する係止位置と、内歯54から離間する係止解除位置との間で、半径方向に進退自在に移動するようにしている。
一対の摺動係止部材20は、ベース部材16と回動アーム14とを重ね合わせた際、回動アーム14の円形開口52とベース部材16の一対の開口28とにより形成されるスペース内に配置され、一対の開口28の案内側壁30により案内されつつ、一対の摺動係止部材20それぞれに設けた外歯38が円形開口52に設けた内歯54と噛み合うことが可能なようにしている。
カム18について説明すれば、図6および図7に示すように、カム18は、一対の摺動係止部材20の間に介在し、中心部に操作レバー22に設けられた枢軸24が挿通する貫通穴17を有する。貫通穴17の大きさは、枢軸24の回動によりカム18が一体でその方向に回動する程度であり、それにより、操作レバー22の回動により、カム18が回動されるようにしてある。カム18の一対の摺動係止部材20各々の対向する面にはそれぞれ、内方に突出する突出係合部42と係合する係合部43と、係合部43に連接し、外方に延びる突出係合部45とが設けられ、カム18の外形は、その中心位置に関して点対称に形成され、その板厚は、後に説明する回動アーム14の板厚より若干薄く設定され、一対の摺動係止部材20とは異なり、回動アーム14の円形開口52内に配置したとき、ベース部材16の一対の開口28に及ばないようにしている。これにより、円形開口52内で自由に回動することが可能となる。
回動アーム14について説明すれば、回動アーム14は鋼製環状リングからなり、内部に円形開口52が設けられている。円形開口52の径は、ベース部材16の円弧状側壁32の径と同一である。円形開口52を構成する環状リングの上下部それぞれについて、その内周面の所定範囲に亘って、摺動係止部材20の外歯38と噛合する内歯54が設けられている。一対の摺動係止部材20それぞれを係止位置に移動させたときの外歯38と内歯54との噛合により、バックシートBとクッションシートCとの間の荷重伝達経路が形成されるので、鋼製環状リングの板厚は、外歯38がこのような荷重に耐える強度を有するように設定される。鋼製環状リングの板厚は、たとえば3.6mmである。なお、鋼製環状リングは、一様な板厚の円形板材をファインブランキングにより打ち抜き加工することにより円形開口52を設けて外歯38を形成すればよい。
回動アーム14の外周部には、バックシートBに取り付けるためのブラケット部56が、外周方向に等角度間隔(90°)を隔てて4つ設けられている。各ブラケット部56には、後に説明するホールドピン62を挿通するための貫通孔63が設けられている。なお、ブラケット部56は、環状リングと一体に形成してもよい。
回動アーム14のベース部材16が位置する反対側には、リッドプレート58が円形開口52を塞ぐように取り付けられ、このリッドプレート58の中心部には、枢軸24が貫通する貫通孔60が設けられる。貫通孔60の大きさは、カム18と同様に、枢軸24の回動によりリッドプレート58が一体でその方向に回動する程度であり、それにより、操作レバー22の回動により、リッドプレート58が回動されるようにしてある。リッドプレート58は、環状リングと同じ径を有する円形薄板であり、その外周部には、回動アーム14と同様に、ブラケット部67が、外周方向に等角度間隔(90°)を隔てて4つ設けられている。各ブラケット部67には、後に説明するホールドピン62が挿通する貫通孔65が、設けられている。これにより、ホールドピン62を回動アーム14の貫通孔63および対応するリッドプレート58の貫通孔65に挿通して、かしめることにより、リッドプレート58を回動アーム14に対して固定し、回動アーム14の円形開口52内に配置される一対の摺動係止部材20、カム18、および後に説明するスプリング64が、円形開口52内に保持されるようにしている。また、図3に示すように、ホールドピン62の肩部をベース部材16の周縁部にあてがうことにより、ベース部材16を固定している。なお、リッドプレート58は、円形開口52に対する蓋として機能するのみであり、強度部材として機能するわけではないので、回動アーム14の板厚が、たとえば3.6mmであるのに対して、リッドプレーの板厚は、0.6mm程度でよい。
図4に示すように、操作レバー22は、一方のリクライナー10の外側に設けられ、一端に貫通孔が設けられ、枢軸24が、この貫通孔を含め、貫通孔33、ベース部材16、カム18、およびリッドプレート58の貫通孔60に挿通することにより、操作レバー22が固定されている。操作レバー22は、円形開口52内に配置された一対のスプリング64により、一定方向に回動するように付勢されている。
一方のリクライナー10の外側には、スパイラルスプリング70がベースブラケット34に対してほぼ平行に隣接して設けられ、一端がバックシートBに固定される一方、他端がベースブラケット34に設けたホルダーブラケット72に固定されることにより、バックシートBをクッションシートCに対して、一定方向に回動するように付勢している。
以上の構成を有する車両用リクライナー10について、図6および図7を参照しながら、その作用を以下に説明する。
まず、バックシートBをクッションシートCに対してロック状態とする場合、操作レバー22がスプリング64によって付勢され、この状態においては、図6に示すように、カム18の係合部43がそれぞれ、摺動係止部材20のカム面40の突出係合部42に係合する。これにより、摺動係止部材20はそれぞれ、ベース部材16の案内側壁30に沿って案内されながら外方に移動し、外歯38と回動アーム14の内歯54とが噛み合い、回動アーム14のベース部材16に対する回動が規制されたロック状態が維持される。
このようなロック状態において、たとえば衝突事故によりバックシートBに過大な衝撃力が加わった場合、バックシートBから取り付け部36を介して回動アーム14に衝撃力が伝達し、さらに回動アーム14の外歯38と一対の摺動係止部材20の内歯54との噛み合い、一対の摺動係止部材20のカム面40とカム18との係合、さらにカム18に貫通する枢軸24を通じて、ベース部材16に固定されるクッションシートCに荷重が伝達される。このとき、回動アーム14の環状リングの板厚、すなわち外歯38の板厚およびベース部材16の板厚は、このような荷重に耐え得るような強度を有する値に設定していることから、このような衝撃力に係わらず、リクライニング機能を維持することが可能となる。
この場合、回動アーム14には、内部に円形開口52が設けられており、その分、一様な板厚の円形板材をプレス加工していた従来の円形セクタギアに比べ、軽量化を達成することが可能である。一方、環状リングの外周には、バックシートBへの取り付け用の貫通孔63を備えたブラケット部56が周方向に等角度間隔(90°)を隔てて4つ設けられており、その分、重量が増大する。しかしながら、従来の円形セクタギアにおいては、バックシートBへの固定用として突起面が、枢軸24近傍の円周方向に等角度間隔(60°)を隔てて6つ設けられていたが、枢軸24からの距離が長くなる分、負担する荷重を低減することが可能であるから、ブラケット部56の設置数を低減することが可能である。これにより、バックシートBへのブラケット部56についても、従来に比べ重量の低減化を達成することが可能である。
次に、バックシートBのクッションシートCに対するロック状態を解除して、バックシートBを回動させる場合、操作レバー22をコイルスプリング64に抗して回動させることにより、カム18も同様に同方向に回動することから、図7に示すように、カム18の係合部43と摺動係止部材20の突出係合部42との係合状態が解除される。このような状態で、バックシートBを傾動させると、それにより回動アーム14が回動して、内歯54から摺動係止部材20に加わる力によって、摺動係止部材20はそれぞれ、内方に摺動し、摺動係止部材20の係合凹部44とカム18の突出係合部45とが係合するに至る。この状態で、内歯54と外歯38との噛合状態が解除される。これにより、ロック状態が解除されて、バックシートBをクッションシートCに対して所望の角度傾動させることが可能となる。バックシートBを所望の角度傾動させたら、操作レバー22の回動を解除することにより、カム18が逆方向に回動し、それにより摺動係止部材20が再び半径方向外方に摺動して、内歯54と外歯38との噛合状態が復活して、ロック状態に復帰する。
以上の構成を有する車両用リクライナー10によれば、操作レバー22を回動させることによりカム18をその方向に回動させ、それにより回動アーム14に形成した内歯54に噛合する係止位置までベース部材16に形成された凹部側壁により進退自在に摺動係止部材20を案内し、摺動係止部材20の先端に設けた外歯38と内歯54とが噛み合うことにより、回動アーム14がベース部材16に対してロック状態に保持される。一方、操作レバー22を逆方向に回動させることによりカム18をその方向に回動させ、それにより内歯54から離間する係止解除位置まで、凹部側壁により進退自在に摺動係止部材を案内し、外歯38と内歯54との噛み合いが解除されることにより、回動アーム14のロック状態が解除され、回動アーム14を所望にベース部材16に対して傾動させることが可能である。
この場合、回動アーム14は、内部に円形開口52を有する環状リングであり、その内周面に内歯54を設ける一方、その外周面には、バックシートBに固定する複数の取付ブラケット部56を設け、環状リングの板厚より薄い板厚の蓋板により円形開口52を塞ぐようにしたことにより、内歯54の強度を確保するのに必要な所定の板厚の環状リングとしつつ、シートの幅方向に重畳的に回動アーム14の厚みが嵩むのを防止することが可能である。
一方、ベース部材16は、ベース部材16の板厚より薄いべース部材ブラケット34によりクッションシートCに固定するようにしたことにより、ベース部材16として凹部側壁を通じて伝達される荷重に対して十分な強度を有する板厚を確保しつつ、シートの幅方向に重畳的にベース部材16の厚みが嵩むのを防止することが可能である。
以上から、本発明に係る車両用リクライナーによれば、回動アーム14とベース部材16とをシートの幅方向に重ね合わせることによりリクライナーとして構成されるところ、図3と図8とを比較すれば容易に理解可能であるが、従来のラウンド型リクライナーでは必要とされた、円形セクタギアと円形ホルダとを保持する組立ホルダが不要となったことも相まって、回動アーム14およびベース部材16それぞれについて、シートの幅方向への厚みを低減することが可能であり、以て車両用リクライナーのシートの幅方向への張り出し量を低減することにより、限られた車内スペースにあって、シートの幅を確保することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内において、当業者であれば、種々の修正あるいは変形が可能である。たとえば、本実施形態においては、自動車用のシートを対象にしたリクライニング構造として説明したが、それに限定されることなく、鉄道車両、船、飛行機等一般的な車両に対して適用可能である。また、自動車のシートに対して用いる場合、リアシート、フロントシートのいずれにも適用可能である。
本発明に係る車両用リクライナーは、回動アームおよびベース部材それぞれについて、シートの幅方向への厚みを低減することが可能であり、以て車両用リクライナーのシートの幅方向への張り出し量を低減することにより、限られた車内スペースにあって、シートの幅を確保することが可能となる点で、一般的な車両に適用可能である。
本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの側面図である。 図2の線A−Aに沿う断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの概略分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用リクライナーの摺動係止部材の概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用リクライナーによるロック状態を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る車両用リクライナーによるロック解除状態を示す概略図である。 従来技術の車両用リクライナーの概略断面図である。
符号の説明
C クッションシート
B バックシート
10 リクライナー
12 連結シャフト
14 回動アーム
16 ベース部材
18 回動可能なカム
20 摺動係止部材
22 操作レバー
24 枢軸
26 挿通孔
28 一対の開口
30 案内側壁
32 円弧状側壁
34 ベースブラケット
38 外歯
40 カム面
42 突出係合部
44 係合凹部
52 円形開口
54 内歯
58 リッドプレート
62 ホールドピン
64 スプリング
70 スパイラルスプリング

Claims (9)

  1. クッションシートに固定されるベース部材と、
    該ベース部材に回動可能に支持され、かつバックシートに固定された回動アームと、
    前記ベース部材および前記回動アーム間に介装され、前記ベース部材に形成された凹部側壁により進退自在に案内され、かつ先端に外歯を形成した摺動係止部材と、
    前記回動アームに形成した内歯に噛合する係止位置と、内歯から離間する係止解除位置との間で該摺動係止部材を移動させる回動可能なカムと、
    該カムを回動させる操作レバーとを有する車両用リクライナーにおいて、
    前記回動アームは、内部に円形開口を有する、所定板厚の環状リングからなり、
    該環状リングの内周面に沿って前記内歯が設けられ、該環状リングの外周面には、バックシートに固定する複数の取付ブラケット部が設けられ、
    さらに、前記ベース部材と反対側から前記円形開口を塞ぐ蓋板を有し、
    前記蓋板の板厚は、前記環状リングの板厚より薄く、
    前記ベース部材は、所定の板厚を有する円形板材で、前記ベース部材の中心部に設けられ、前記操作レバーの枢軸が貫通する貫通穴を備えたブラケット部を有し、
    さらに、前記ベース部材の板厚より薄いべース部材ブラケットを前記回動アームと反対側に有し、
    該べース部材ブラケットには、クッションシートに固定するための取り付け部が設けられている、
    ことを特徴とする車両用リクライナー。
  2. 前記摺動係止部材は、一対の摺動係止部材からなり、一対の摺動係止部材の各々は、前記環状リングの板厚より厚い板厚を有し、
    前記ベース部材は、一対の開口を有し、該一対の開口の各々は、前記ブラケット部の各側に配置され、
    該一対の開口のそれぞれを構成する側縁が、前記一対の摺動係止部材の1つを進退自在に案内し、
    前記一対の開口のそれぞれを構成する端縁が、前記回動アームの前記円形開口の径と同じ円弧状であり、
    前記べース部材ブラケットは、前記一対の開口を塞ぐように配置される、請求項1に記載の車両用リクライナー。
  3. 前記カムは、その中心部に前記操作レバーの枢軸が挿通するための貫通孔を有し、
    前記蓋板は、その中心部に前記操作レバーの枢軸が挿通するための貫通孔を有し、
    前記カムおよび前記蓋板は、前記操作レバーの回動により、一体的に回動するようにされ、
    前記蓋板は、前記環状リングと同じ外径を有する円板であり、その外周部に複数の取付ブラケット部を有する、請求項1に記載の車両用リクライナー。
  4. さらに、前記カムを通じて前記操作レバーに対して付勢力を加えるスパイラルスプリングが、前記回動アームの前記円形開口内に配置され、
    前記スパイラルスプリングの一端が、前記カムに係合し、前記スパイラルスプリングが前記カムを前記操作レバーの枢軸を中心として一定方向に回動させるように付勢する、請求項1に記載の車両用リクライナー。
  5. 前記環状リングの前記複数のバックシート取付ブラケット部それぞれ、および前記蓋板の前記複数の取付ブラケット部それぞれには、貫通孔が設けられ、
    前記複数のバックシート取付ブラケット部の貫通孔それぞれ、およびそれに対応する、前記複数の取付ブラケット部の貫通穴に挿通可能なホールドピンが複数設けられ、
    該複数のホールドピンにより、前記バックシートに対して前記回動アームと前記蓋板とを固定する、請求項1に記載の車両用リクライナー。
  6. 前記複数のホールピンは、ヘッドとシャンクとを有し、前記ヘッドと前記シャンクとの間に形成された肩部を前記ベース部材の周縁にあてがうことにより、前記ベース部材を固定する、請求項1に記載の車両用リクライナー。
  7. 前記回動アームの前記複数の取付ブラケット部は、周方向に等角度間隔を隔てて4つ設けられる、請求項1に記載の車両用リクライナー。
  8. 前記ベース部材ブラケットの外側に、バックシートを付勢するためのスパイラルスプリングが、前記ベース部材ブラケットの面に略平行に近接して設けられ、
    該スパイラルスプリングの一端は、バックシートに固定され、他端は、前記ベース部材ブラケットに固定される、請求項1に記載の車両用リクライナー。
  9. 前記車両用リクライナーは、シートのフレーム構造の側面に1つずつ、一対設けられ、
    一対の車両用リクライナーは、それぞれの枢軸が、連結シャフトにより連結され、一体的に作動する、請求項1に記載の車両用リクライナー。
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