JP2010068853A - 音響装置、広告システム、広告方法、耳栓 - Google Patents

音響装置、広告システム、広告方法、耳栓 Download PDF

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Abstract

【課題】磁石を備えた耳栓の端面を広告表示領域に使用して、耳栓の着用時においても有効に広告を行うことができる新規な広告システムを提供する。
【解決手段】耳栓1とスピーカユニット2とを有する音響装置を利用して広告を行う。スピーカユニット2は、耳栓1の端部5aに接離自在に接触する接触体3と、接触体3を振動させる音響振動発生源4と、を有する。接触体3には、耳栓1の端部5と係脱自在に嵌合する環状の嵌合部6が形成されている。耳栓1の端面5aは、端部5に嵌合部6を嵌合させた状態においても、嵌合部6の外側から視認可能である。耳栓1の端面5aに、広告主のシンボルマーク7を付して広告を行う。耳孔またはその周辺に磁気を作用させることによるマッサージ効果により、広告媒体としての耳栓1の需要を喚起し、高い広告効果が得られる。
【選択図】図4

Description

本発明は、遮音性の耳栓を外耳道に挿入した状態で使用する音響装置とその耳栓に関する。更には、耳栓を利用した広告システム及び広告方法に関する。
磁石を内蔵した耳栓は公知である。(特許文献1)
また、その表面に広告主のシンボルマークやロゴタイプを含む装飾を施すことにより、広告媒体としての機能を持たせた耳栓は公知である。(特許文献2、特許文献3、特許文献4)
特開平5−317354 米抄2003/75185 米抄6,364,052 特表2003−534177
磁石を内蔵した耳栓によれば、これを着用することにより、外部からの騒音を遮断した状態で着用者の外耳道の内壁に磁気を作用させることができる。しかし、磁石を内蔵している耳栓を着用するのみでは、着用者の外耳道の内壁に作用する磁気を、可聴域レベルの周波数の音響振動によって微少振動させることはできない。耳栓の代わりにイヤホンに磁石を保持させたとしても、その磁石が外耳道に対して振動するわけではないため、着用者の外耳道の内壁に作用する磁気を、可聴域レベルの周波数の音響振動によって微少振動させることはできない。
広告媒体としての機能を持たせた従来の耳栓のうち、その外周面にシンボルマークやロゴタイプを付したものは、耳栓の着用時には、その外周面が見えなくなるため広告媒体として機能しない。また、耳栓の端面にシンボルマークやロゴタイプを付したものであっても、その全体が柔軟に変形する耳栓の場合、着用時にその端面が変形し、そこに付されているシンボルマークやロゴタイプがゆがんだ状態になるため、やはり着用時には広告媒体としての機能が損なわれる。
本発明が解決しようとする課題は、外部からの騒音を耳栓で遮断した状態で、使用者の耳孔またはその周辺に可聴域レベルの周波数で微少振動する磁気を作用させつつ、音声を聴取可能な新規な音響装置を提供することにある。
本発明が解決しようとする別の課題は、磁石を備えた耳栓の端面を広告表示領域に使用して、耳栓の着用時においても有効に広告を行うことができる新規な広告システム及び新規な広告方法を提供することにある。
本発明が解決しようとする更に別の課題は、かかる新規な音響装置、新規な広告システム、新規な広告方法、等に好適な耳栓を提供することにある。
[音響装置]
本発明の音響装置には、以下の(1)〜(17)の音響装置が含まれる。
(1):使用者の外耳道に装着される耳栓と、
前記耳栓の着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に接離自在に接触する接触体と、
前記接触体を振動させる音響振動発生源と、を有し、
前記耳栓は、これが外耳道に挿着されているときに当該外耳道の内壁に磁気を作用させるべく磁石を備えている、音響装置。
(2):使用者の外耳道に装着される耳栓と、
前記耳栓の着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に接離自在に接触する接触体と、
前記接触体を振動させる音響振動発生源と、を有し、
前記耳栓は、これが外耳道に挿着されているときに当該外耳道の内壁に存在するツボ(径穴)に磁気を作用させるべく磁石を備えている、音響装置。
(3):使用者の外耳道に装着される耳栓と、
前記耳栓の着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に接離自在に接触する接触体と、
前記接触体を振動させる音響振動発生源と、を有し、
前記耳栓は、これが外耳道に挿着されているときに耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるべく磁石を備えている、音響装置。
(4):前記耳栓は、外耳道を塞ぐ耳栓体を有し、
前記耳栓体は、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなり、
前記磁石は、前記耳栓体の外周部に設けられている、(1)〜(3)のいずれかの音響装置。
(5):前記耳栓は、外耳道を塞ぐ耳栓体と、
前記耳栓体の反挿入側端部に設けられた定形体と、を有し、
前記耳栓体は、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなり、
前記定形体の端部(露出端部)の形状は円柱形である、(1)〜(3)のいずれかの音響装置。
(6):前記耳栓は、外耳道を塞ぐ耳栓体と、
前記耳栓体の反挿入側端部に設けられた定形体と、を有し、
前記耳栓体は、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなり、
前記定形体の端部(露出端部)の形状は凸球面形状である、(1)〜(3)のいずれかの音響装置。
(7):前記磁石は、前記耳栓体の外周部に埋設されている、(4)〜(6)のいずれかの音響装置。
(8):前記磁石は、球状または円盤状の磁石であり、互いに離間させて複数箇所に設けられている、(7)の音響装置。
(9):前記磁石は、ゴム磁石であり、前記耳栓体を全周に亘って包囲して設けられている、(4)〜(6)のいずれかの音響装置。
(10):前記磁石は、環状の磁石であり、前記耳栓体の外耳道への挿入方向に互いに離間させて複数箇所に設けられている、(9)の音響装置。
(11):前記磁石は、螺旋状の磁石である、(9)の音響装置。
(12):前記磁石は、前記定形体に保持されている、(5)または(6)の音響装置。
(13):前記接触体には、前記露出端部と係脱自在に嵌合する嵌合部が形成されている、(1)〜(12)のいずれかの音響装置。
(14):前記嵌合部は、環状若しくは略環状の嵌合部である、(13)の音響装置。
(15):前記露出端部の端面は、前記露出端部に前記嵌合部を嵌合させた状態においても、前記嵌合部の外側から視認可能である、(13)または(14)の音響装置。
(16):前記端面に文字、図形、若しくは記号、またはこれらを組み合わせたものが付されている、(15)の音響装置。
(17):前記端面に広告主のシンボルマーク、ロゴタイプまたは商標が付されている、(16)の音響装置。
[耳栓]
本発明の耳栓には、次の(18)〜(24)の耳栓が含まれる。
(18):着用者の外耳道の内壁に磁気を作用させるべく磁石を備えた耳栓であって、
着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に外部装置の振動を作用させることにより、着用者の外耳道の内壁に振動する磁気を作用させるように構成した、耳栓。
(19):着用者の外耳道の内壁に存在するツボに磁気を作用させるべく磁石を備えた耳栓であって、
着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に外部装置の振動を作用させることにより、着用者の外耳道の内壁に振動する磁気を作用させるように構成した、耳栓。
(20):着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるべく磁石を備えた耳栓であって、
着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に外部装置の振動を作用させることにより、着用者の外耳道の内壁に振動する磁気を作用させるように構成した、耳栓。
(21):(18)〜(20)のいずれかに記載の耳栓において、
外耳道を塞ぐ耳栓体と、
前記耳栓体の反挿入側端部に設けられた定形体と、を更に有し、
前記定形体に前記外部装置の振動出力部が嵌合するように構成した耳栓。
(22):前記定形体の端部(露出端部)の形状が円柱形である、(21)の耳栓。
(23):前記定形体の端部(露出端部)の形状は凸球面形状である、(21)の耳栓。
(24):前記露出端部の端面は、前記露出端部に前記外部装置の振動出力部を嵌合させた状態においても、前記外部装置の振動出力部の外側から視認可能である、(21)〜(23)のいずれかの耳栓。
[広告システム]
本発明の広告システムには、次の(25)〜(28)の広告システムが含まれる。
(25):(16)の音響装置における前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告システム。
(26):(24)の耳栓の前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告システム。
(27):前記端面に文字、図形、若しくは記号、またはこれらを組み合わせたものが付されている、(25)または(26)の広告システム。
(28):前記端面に広告主のシンボルマーク、ロゴタイプまたは商標が付されている、(27)の広告システム。
(25)〜(28)のいずれかの広告システムにおいて、前記耳栓の内部に、前記耳栓の外部から印加される振動磁場によって振動させられる振動体が設けられていてもよい。また、(26)〜(29)のいずれかの広告システムにおいて、前記耳栓に、前記耳栓の外部から供給される電磁エネルギによって発光する発光体が設けられていてもよい。
[広告方法]
本発明の広告システムには、次の(29)〜(32)の広告方法が含まれる。
(29):(16)の音響装置における前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告方法。
(30):(24)の耳栓の前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告方法。
(31):前記端面に文字、図形、若しくは記号、またはこれらを組み合わせたものが付されている、(32)の広告方法。
(32):前記端面に広告主のシンボルマーク、ロゴタイプまたは商標が付されている、(31)の広告方法。
(29)〜(32)のいずれかの広告方法において、前記耳栓の内部に、前記耳栓の外部から印加される振動磁場によって振動させられる振動体が設けられていてもよい。また、(29)〜(32)のいずれかの広告方法において、前記耳栓に、前記耳栓の外部から供給される電磁エネルギによって発光する発光体が設けられていてもよい。
本発明の広告システム及び広告方法において、前記耳栓の前記端面を装飾するための複数種類の装飾シール(着せ替えシール)を使用者に提供し、使用者が当該複数種類のシールのうちから任意のシールを選んで前記端面に貼着できるようにしてもよい。更に、前記接触体を装飾するための複数種類の装飾シール(着せ替えシール)を使用者に提供し、使用者が当該複数種類のシールのうちから任意のシールを選んで前記接触体(振動出力部)の表面に貼着できるようにしてもよい。その際、前記耳栓用の装飾シールと前記接触体用の装飾シールとをセットにしたタックシールを供給することが望ましい。そして、前記装飾シールに、広告を行う企業や店など広告主のシンボルマーク、ロゴタイプ、商標、等が付されていることが望ましい。
本発明の音響装置によれば、外部からの騒音を耳栓で遮断した状態で、使用者の耳孔またはその周辺に可聴域レベルの周波数で微少振動する磁気を作用させつつ、音声を聴取可能である。本発明の音響装置を使用して音声を聴取することにより、音声を聴取しつつ磁気によるマッサージを行うことができる。耳孔またはその周辺のマッサージは、耳孔の周辺の筋肉のこりや肩こりの解消、あるいは心身のリラクゼーションといった効能が期待できる。可聴域レベルの周波数で微少振動する磁気を耳孔またはその周辺に作用させることにより、単に磁気を作用させた場合よりも格段と高いマッサージ効果が期待できる。
本発明の広告システム及び広告方法によれば、磁石を備えた耳栓の端面を広告表示領域に使用して、耳栓の着用時においても有効に広告を行うことができる。耳孔またはその周辺に磁気を作用させることによるマッサージ効果により、広告媒体としての耳栓の需要すなわち、これを使用したいという消費者の欲求が喚起される。その結果、広告媒体としての耳栓の普及が促進され、高い広告効果が期待できる。
本発明の耳栓は、本発明の音響装置、広告システム、または広告方法の耳栓として好適である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
[第1形態例]
第1の形態例の広告システム(広告方法)では図1〜図6に示す音響装置を使用する。
図1〜図6に示す音響装置は、使用者の外耳道に挿入した状態で使用される耳栓1(この例では左右一対)と、スピーカユニット2とを有する。スピーカユニット2は、使用者の頭部に着脱自在に装着される装着体の一部を構成する。装着体は、図14に例示するように、装着時に使用者の後頭部を跨ぐ円弧状又は略馬蹄形状のヘッドバンド部31と、ヘッドバンド部31の左右両端から使用者の耳介の根本を跨ぐようにしてアーチ状に延びる耳掛部(フック部)32と、両耳掛部32から使用者の耳孔に延びるアーム部33と、を有している。スピーカユニット2は、装着体のアーム部33を構成している。
スピーカユニット2は、使用者の外耳道に挿入されている耳栓1の露出端部(反挿入側端部)5に接離自在に接触する接触部(接触体)3と、接触部3を振動させる音響振動発生源4と、を有している。スピーカユニット2は、音響振動発生源4を収容している矩形平板状のプラスチック製のユニット本体2Aを有し、ユニット本体2Aの先端部に接触部3が形成されている。そして、ユニット本体2Aの基端部が、装着体の耳掛部 に連結されている。音響振動発生源4には、圧電バイモルフ素子、圧電ユニモルフ素子など、公知の音響振動発生素子が用いられる(たとえば、特開2007-228610号公報参照)。装着体には、音響振動発生源4を駆動するドライバユニットが接続される。ドライバユニットは、外部音源から入力される電気音響信号を信号処理する信号処理回路、その信号処理回路の出力信号を増幅して音響振動発生源4に供給するする増幅回路、電源回路、そしてモード切替スイッチを備えている。モード切替スイッチは、耳栓1を着用しない状態で聴取する第1聴取モードと耳栓1を着用した状態で聴取する第2聴取モードのうちどちらか一方の聴取モードに選択的に切り替えるための操作子である。ドライバユニットの信号処理回路は少なくとも二種類の音響特性の信号を選択的に出力可能なイコライジング機能を有しており、モード切替スイッチで第1または第2の聴取モードを選択することにより、選択されたモードに応じた音響特性の電気音響信号が生成されるようになっている。装着体は、その内部が外部から隔絶された水密構造になっている。装着体の装着時には、耳掛部1Bの弾性力により、左右のスピーカユニット2の接触部3が互いに接近する向きに付勢される。
耳栓1の露出端部1aには、耳栓1の外耳道への挿入方向外向きに突出した突起部1A(5)が形成されている。突起部1A(5)は、耳栓部1Bの反挿入側端面1sから突出している。突起部1A(5)の形状は円柱状である。
耳栓1は、円柱形の耳栓部1Bと突起部1Aとを一体成型してなる。耳栓1は、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなる。この種の材料そして、発泡ポリウレタンが知られている。耳栓1は、耳栓部1Bを指で摘んで細く潰した状態で、挿入側端面1b側から外耳道内に挿入することにより、外耳道に装着される。耳栓部1Bがその自己復元性により元の状態(自由状態)に戻ろうとする過程で、耳栓部1Bの外周面が外耳道の内面に全周に亘って密着する。耳栓1を装着することにより、装着者の外耳道内を外部からの騒音を遮断した静かな環境に保つことができる。
耳栓1は、複数の磁石M1、M2を備えている。これらの磁石M1、M2は、極間方向(N極とS極とを結ぶ方向)に沿った断面の形状が楕円形(卵形あるいは長円)であり、極間方向に対して直交する方向に沿った断面の形状が円形のすべて同質の永久磁石である。磁石M1、M2は、この例では、耳栓1個につき各々4個ずつ、合計8個設けられている。磁石M1、M2は、耳栓部1Bの外周部に埋設されている。
これらの磁石M1、M2のうち、一組の磁石M1は、外耳道の内壁に磁気を作用させるべく、耳栓部1Bの長さ方向中央部に設けられている。また、残りの一組の磁石M2は、着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるべく、耳栓部1Bの反挿入側端面1sの近傍に設けられている。各組の磁石M1、M2は、それぞれ耳栓部1Bの周方向に等間隔に配置されている。
スピーカユニット2の接触部3には、突起部1A(5)と係脱自在に嵌合する円環状の嵌合部6が形成されている。
嵌合部6は、耳栓1の突起部1A(5)の側部(露出端部5の外周部)と嵌合する円筒状の貫通孔6aを有している。
突起部1A(5)の端面5aは、突起部1A(5)に嵌合部6を嵌合させた状態においても、嵌合部6の外側から視認可能である。
突起部1A(5)と嵌合部6とが互いに完全に嵌合した状態のとき、突起部1A(5)の端面5aと嵌合部6の端面(外側面)6bとが互いにほぼ同一面内に位置するように、突起部1A(5)の形状及び寸法と嵌合部6の形状及び寸法とが各々選定されている。
この広告システム(広告方法)は、突起部1A(5)の端面5aを広告表示領域に使用して広告を行うものである。突起部1A(5)の端面5aには、広告を行う企業や店など広告主のシンボルマーク、ロゴタイプ、商標、等が付される。この例では、星を表す図柄(シンボルマーク)7が付されている。この図柄7は、印刷、シール貼着、刻印、レーザ印字、等、何らかの方法を用いて付されたものである。
この広告システム(広告方法)によれば、耳栓1の露出端部5の端面5aを広告表示領域に使用して広告を行うので、耳栓1の着用時においても有効に広告を行うことができる。また、スピーカユニット2の嵌合部6を耳栓1に嵌合させた状態においても、耳栓1の露出端部5の端面5aは視認可能であるので、装着体の着用時においても有効に広告を行うことができる。
この広告システム(広告方法)によれば、本発明の音響装置を使用していることにより、外部からの騒音を耳栓1で遮断した状態で、使用者の耳孔またはその周辺に可聴域レベルの周波数で微少振動する磁気を作用させつつ、音声を聴取可能である。
この広告システム(広告方法)によれば、磁石M1、M2を備えた耳栓1の端面5aを広告表示領域に使用して、耳栓1の着用時においても有効に広告を行うことができる。耳孔またはその周辺に磁気を作用させることによるマッサージ効果により、広告媒体としての耳栓1の需要すなわち、これを使用したいという消費者の欲求が喚起される。その結果、広告媒体としての耳栓1の普及が促進され、高い広告効果が期待できる。
[第2形態例]
第2の形態例の広告システム(広告方法)では図7〜図9に示す音響装置を使用する。スピーカユニット2の構成は、第1形態例と同じである。
第2形態例の耳栓11は、円柱形の耳栓体11Bを有する。突起部11A(5)は、耳栓体11Bの反挿入側端面11sに固定された耳栓体11Bよりも硬質の部材(以下、「装飾部材」と記す。)12の一部(露出端部)をなしている。装飾部材12は、突起部11A(5)の裏面から同軸状に突出している棒状部12cを有する。
装飾部材12は、プラスチック、エラストマ、金属、ガラス、石、木材、又は竹材のうちのいずれかを材料に用いて製造されたものである、装飾部材12の耳栓体11Bの端面11sからの突出長は3mm〜12mmである。
耳栓体11Bの中心部には、反挿入側端面5aから他方の端面(挿入側端面)11b側に延びる円筒状の穴11Bcが形成されている。そして、この穴11Bcに装飾部材12の棒状部12cが密に挿入されている。棒状部12cの挿入側端部12dは穴11Bcの底に接している。
耳栓体11Bは、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなる。この種の材料そして、発泡ポリウレタンが知られている。この耳栓11は、耳栓体11Bを指で摘んで細く潰した状態で、挿入側端面11b側から外耳道内に挿入することにより、外耳道に装着される。耳栓体11Bがその自己復元性により元の状態(自由状態)に戻ろうとする過程で、耳栓体11Bの外周面が外耳道の内面に全周に亘って密着する。耳栓11を装着することにより、装着者の外耳道内を外部からの騒音を遮断した静かな環境に保つことができる。
耳栓11は、複数の磁石M1、M2を備えている。これらの磁石M1、M2は、極間方向(N極とS極とを結ぶ方向)に沿った断面の形状が楕円形(卵形あるいは長円)であり、極間方向に対して直交する方向に沿った断面の形状が円形のすべて同質の永久磁石である。磁石M1、M2は、この例では、耳栓1個につき各々4個ずつ、合計8個設けられている。磁石M1、M2は、耳栓体11Bの外周部に埋設されている。
これらの磁石M1、M2のうち、一組の磁石M1は、外耳道の内壁に磁気を作用させるべく、耳栓部1Bの長さ方向中央部に設けられている。また、残りの一組の磁石M2は、着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるべく、耳栓体11Bの反挿入側端面11sの近傍に設けられている。各組の磁石M1、M2は、それぞれ耳栓体11Bの周方向に等間隔に配置されている。
突起部11A(5)の端面5aは、突起部11A(5)に嵌合部6を嵌合させた状態においても、嵌合部6の外側から視認可能である。
突起部11A(5)と嵌合部6とが互いに完全に嵌合した状態のとき、突起部11A(5)の端面5aと嵌合部6の端面(外側面)6bとが互いにほぼ同一面内に位置するように、突起部11A(5)の形状及び寸法と嵌合部6の形状及び寸法とが各々選定されている。
この広告システム(広告方法)は、突起部11A(5)の端面5aを広告表示領域に使用して広告を行うものである。突起部11A(5)の端面5aには、広告を行う企業や店など広告主のシンボルマーク、ロゴタイプ、商標、等が付される。この例では、星を表す図柄(シンボルマーク)7が付されている。この図柄7は、印刷、シール貼着、刻印、レーザ印字、等、何らかの方法を用いて付されたものである。
この広告システム(広告方法)によれば、耳栓11の露出端部5の端面5aを広告表示領域に使用して広告を行うので、耳栓11の着用時においても有効に広告を行うことができる。また、スピーカユニット2の嵌合部6を耳栓1に嵌合させた状態においても、耳栓11の露出端部5の端面5aは視認可能であるので、装着体の着用時においても有効に広告を行うことができる。
また、耳栓11の露出端部5がプラスチックや硬質ゴム(エラストマ)など耳栓体11Bよりも硬質の部材で構成されているため、耳栓11の着用時に耳栓体11Bは変形するが、耳栓11の露出端部5の端面5aすなわち広告表示領域は変形しない(変形しにくい)。したがって、耳栓11は、着用時においても、その広告媒体としての機能を発揮する。
この広告システム(広告方法)によれば、本発明の音響装置を使用していることにより、外部からの騒音を耳栓11で遮断した状態で、使用者の耳孔またはその周辺に可聴域レベルの周波数で微少振動する磁気を作用させつつ、音声を聴取可能である。
この広告システム(広告方法)によれば、磁石M1、M2を備えた耳栓11の端面5aを広告表示領域に使用して、耳栓11の着用時においても有効に広告を行うことができる。耳孔またはその周辺に磁気を作用させることによるマッサージ効果により、広告媒体としての耳栓11の需要すなわち、これを使用したいという消費者の欲求が喚起される。その結果、広告媒体としての耳栓11の普及が促進され、高い広告効果が期待できる。
[第3形態例]
第3の形態例の広告システム(広告方法)では図10及び図11に示す音響装置を使用する。
第3形態例のスピーカユニット2は、C字形(一部に切欠部3aを有する略環状)の接触部(接触体)3を有している。スピーカユニット2のその他の構成は、第1形態例と同じである。
[第4形態例]
第4の形態例の広告システム(広告方法)では図12及び図13に示す音響装置を使用する。
第4形態例の耳栓21の装飾部材12は、その突起部11A(5)の基端部に円環状のフランジ部22を有している。フランジ部22は、耳栓体11Bの端面11sに接している。フランジ部22の外径寸法は、耳栓体11Bの外径寸法よりも若干小さめに選定されている。スピーカユニット2の構成は、第1形態例と同じである。
[その他の形態例]
上記の例では、耳栓1、11が、着用者の外耳道の内壁に磁気を作用させるべく設けられた磁石M1と、着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるべく設けられた磁石M2とを備えているが、磁石M1と磁石M2のどちらか一方のみを備えた耳栓を使用してもよい。また、着用者の外耳道の内壁に磁気を作用させるための磁石M1と、着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるための磁石M2は、耳栓1個あたりにそれぞれ複数設けられている必要はなく、各々1個ずつであってもよい。
また、上記の例では、磁石M1、M2として、円盤状の磁石を使用しているが、球状の磁石を使用してもよい。
また、磁石M1、M2として、ゴム磁石を使用してもよい。そして、耳栓部1Bまたは耳栓体11Bを全周に亘って包囲するようにゴム磁石を設けてもよい。
また、磁石M1、M2として、環状の磁石を使用してもよい。そして、耳栓部1Bまたは耳栓体11Bの外耳道への挿入方向に互いに離間させて複数箇所に環状の磁石を設けてもよい。また、磁石M1、M2として、螺旋状の磁石を使用してもよい。
また、上記の例(第2形態例)では、着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるための磁石M2が耳栓体11Bに保持されているが、当該磁石M2を装飾部材(定形体)12に保持させてもよい。
また、着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに接触する突起部を耳栓体11Bに設け、この突起部で当該ツボを押圧(刺激)するようにしてもよい。この構成によれば、外部からの騒音を耳栓11で遮断した状態で、使用者の耳孔またはその周辺に可聴域レベルの周波数で微少振動する耳栓体11Bの突起部で当該ツボを刺激しつつ、音声を聴取できる。
また、耳栓部1Bまたは耳栓体11Bの外周面にゲルマニウムを含む接触層を形成してもよい。この構成によれば、ゲルマニウムから放射される遠赤外線により、外耳道の血行促進効果が期待できる。耳栓部1Bまたは耳栓体11Bの外周面にチタンを含む接触層を形成してもよい。この構成によれば、チタンとの接触による新陳代謝向上効果が期待できる。
上記の例では、突起部5と嵌合部6とが互いに完全に嵌合した状態のとき、突起部5の端面5aと嵌合部6の端面(外側面)6bとが互いにほぼ同一面内に位置するように、突起部5の形状及び寸法と嵌合部6の形状及び寸法とが各々選定されているが、突起部5と嵌合部6とが互いに完全に嵌合した状態のとき、突起部5の突端部が嵌合部6の外側面から突出するように、突起部5の形状及び寸法と嵌合部6の形状及び寸法を選定してもよい。
また、上記の例では、突起部5の端面5aが平坦面であるが、曲面(部分凸球面、部分凹球面、等)であってもよい。
また、上記の例では、突起部5に嵌合部6を嵌合させた状態においても、突起部5の端面5aが嵌合部6の外側から視認可能となるように、嵌合部6に貫通孔6aが設けられているが、突起部5が嵌合部6によって覆われるように構成するとともに、嵌合部6の突起部5の端面5aと対面する部分を透視可能部材で形成してもよい。
また、上記の例では、円柱形の耳栓部1Bまたは耳栓体11Bを備えた耳栓1、11について説明したが、耳栓部1Bまたは耳栓体11Bの形状は弾丸形(挿入側端部が細くなった略円柱形)でもよい。
また、上記の例では、音響振動発生源4として、圧電バイモルフ素子、圧電ユニモルフ素子など圧電振動素子を用いているが、電磁形又は動電形の振動発生源を用いてもよい。
また、上記の例では、突起部5の直径が耳栓体11B(耳栓部1B)の直径の約半分の大きさになっているが、図15(a)、(b)に示すように、突起部5の直径が耳栓体11B(耳栓部1B)の直径よりも若干小さくなる程度に両者の寸法を選定してもよい。また、図16(a)に示すように両者の直径寸法を一致させてもよく、図16(b)に示すように突起部5の直径が耳栓体11B(耳栓部1B)の直径よりも若干大きくなる程度に両者の寸法を選定してもよい。図17は、突起部5の直径を耳栓体11B(耳栓部1B)の直径と一致させた場合の使用状態を示している。
また、上記の例では、耳栓1、11の端面5aのみを広告表示領域に使用しているが、耳栓1、11の端面5aとともに、嵌合部6の端面(外側面)6bを広告表示領域に使用してもよい。また、耳栓1、11の端面5a及び嵌合部6の端面(外側面)6bは、広告表示領域としてだけでなく、装飾のための領域としても利用可能である。装飾の方法として、クリスタルガラスや宝石の粒を美しく配列して端面5a、6bに固定する方法を挙げることができる。
また、耳栓1、11の端面5aを装飾するための複数種類のシール(装飾シール、着せ替えシール、裏面に自己粘着層を有するラベル)、さらにはスピーカユニット2の表面を装飾するための複数種類のシールを何らかの方法で使用者に提供するシステムを構築してもよい。このシステムによれば、個々の使用者が自分の好みに合ったデザインのシールを耳栓1、11やスピーカユニット2に貼って装飾を楽しむことができる。
また、耳栓1、11用の装飾シールとスピーカユニット2用の装飾シールをセットにしたシートを使用者に供給するシステムを構築してもよい。図18、図19、図20及び図21にはシートの例が示されている。これらのシートの上側半分の四つのシールは耳栓1、11の端面5aに貼り付けられる装飾シールであり、下側半分の四つのシールはスピーカユニット2(図1)の嵌合部6に貼り付けられる装飾シールである。
なお、図18中に示されているシンボルマーク及びロゴタイプは、ナイキ社(ナイキ インコ−ポレ−テツド)の商標である。図19中に示されているシンボルマーク及びロゴタイプは、スピード社(スピ−ド ホ−ルデイングス ビ− ヴイ)の商標である。図20中に示されているシンボルマーク及びロゴタイプは、美津濃株式会社の登録商標である。図21中に示されているシンボルマーク及びロゴタイプは、アディダス社(アディダス アーゲー)の登録商標である。
[効果]
この広告システム(広告方法)の音響装置は、外耳道に耳栓1、11を装着した状態で、耳栓1、11の突起部5にスピーカユニット2の嵌合部6を嵌合させた状態で使用するように構成されているので、聴取時に耳栓1、11とスピーカユニット2とが常に良好(正常)な接触(連結)状態に保たれ、スピーカユニット2の嵌合部6の振動が高効率に耳栓1、11に伝達される。したがって、この音響装置は、常に良好な聴取性能を発揮し得る。
この広告システム(広告方法)の音響装置は、耳栓1、11により使用者の外耳道内を外部からの騒音を遮断した静かな環境に保った状態で、耳栓1、11に振動を与えて音声を聴取することができる。したがって、この音響装置は、高騒音下においても極めて高い聴取性能を発揮し得る。
この広告システム(広告方法)の音響装置は、外耳道を水密に閉塞し得る耳栓1、11を備え、装着体が水密構造になっているので、外部装置との接続部を防水構造にしておけば、水に濡れる環境でも使用可能である。耳栓1、11と装着体が互いに完全に別体として構成されているため、この音響装置の使用中に装着体が頭部から外れた場合でも、それが原因で耳栓1、11が外耳道から外れることはないので安全である。すなわち、外耳道に装着されている耳栓1、11は、装着体が外れても、その本来の機能(遮音機能、防水機能)を発揮し続ける。したがって、この音響装置は、水泳やサーフィンの際にも使用することができる。
この広告システム(広告方法)の音響装置は、装着体の非装着時、すなわち、耳栓1、11とスピーカユニット2とが互いに非接触状態のときには、耳栓1、11には全く振動が発生せず、スピーカユニット2の接触部3が振動するのみである。使用中に装着体が外れた状態でも、周囲の人に不快感を与えるほどの大音量の音は発生しない。したがって、この音響装置は、旅客機や旅客列車等、公共の乗り物内での使用に適している。
このような高性能の音響装置を供給することにより、その構成要素である耳栓1、11の普及が促進されるので、耳栓1、11を広告媒体に利用して広告を行うことの有効性が自ずと高まることになる。
本発明の広告システム(広告方法)の音響装置は、補聴器に利用できる。すなわち、音響装置の装着体に、マイクロホン、当該マイクロホンの出力信号に応じて音響振動発生源を駆動する駆動回路(増幅回路、フィルタ回路などを含む)、電池、ボリュームコントローラ(出力音量調節器)、などを付加することにより、小型・軽量で、装着感が極めて良好であり、高騒音下においても極めて高い聴取性能を発揮する補聴器を実現できる。したがって、本発明によれば、補聴器を利用した広告システム(広告方法)を実現することも可能である。
(a)はスピーカユニットの正面図 (b)はスピーカユニットの側面図 (c)はスピーカユニットの下面図 (d)はスピーカユニットの上面図 耳栓の斜視図 (a)は耳栓の正面図 (b)は耳栓の側要部 (c)は耳栓の背面図 (a)は耳栓とスピーカユニットとが嵌合している状態の正面図 (b)は耳栓とスピーカユニットとが嵌合している状態の側面図 耳栓とスピーカユニットとが嵌合していない状態の断面図 耳栓とスピーカユニットとが嵌合している状態の断面図 (a)は耳栓の正面図 (b)は耳栓の側要部 (c)は耳栓の背面図 耳栓とスピーカユニットとが嵌合していない状態の断面図 耳栓とスピーカユニットとが嵌合している状態の断面図 (a)はスピーカユニットの正面図 (b)はスピーカユニットの側面図 耳栓とスピーカユニットとが嵌合している状態の側面図 (a)は耳栓の正面図 (b)は耳栓の側要部 (c)は耳栓の背面図 耳栓とスピーカユニットとが嵌合している状態の断面図 音響装置の使用状態の側面図 (a)は耳栓の斜視図 (b)は耳栓の斜視図 (a)は耳栓の斜視図 (b)は耳栓の斜視図 音響装置の使用状態の側面図 耳栓用の装飾シールとスピーカユニット用の装飾シールをセットにしたシートの平面図 耳栓用の装飾シールとスピーカユニット用の装飾シールをセットにしたシートの平面図 耳栓用の装飾シールとスピーカユニット用の装飾シールをセットにしたシートの平面図 耳栓用の装飾シールとスピーカユニット用の装飾シールをセットにしたシートの平面図
符号の説明
1 耳栓
1A 突起部
1B 耳栓部
1a 反挿入側端部
1s 反挿入側端面
2 スピーカユニット
2A ユニット本体
3 接触部(接触体)
4 音響振動発生源
5 突起部(露出端部)
5a 端面(広告表示領域)
6 嵌合部
6a 貫通孔
6b 端面(外側面)
7 図柄
11 耳栓
11A 突起部
11B 耳栓体
12 装飾部材(定形部)
21 耳栓
M1 磁石
M2 磁石

Claims (32)

  1. 使用者の外耳道に装着される耳栓と、
    前記耳栓の着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に接離自在に接触する接触体と、
    前記接触体を振動させる音響振動発生源と、を有し、
    前記耳栓は、これが外耳道に挿着されているときに当該外耳道の内壁に磁気を作用させるべく磁石を備えている、音響装置。
  2. 使用者の外耳道に装着される耳栓と、
    前記耳栓の着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に接離自在に接触する接触体と、
    前記接触体を振動させる音響振動発生源と、を有し、
    前記耳栓は、これが外耳道に挿着されているときに当該外耳道の内壁に存在するツボ(径穴)に磁気を作用させるべく磁石を備えている、音響装置。
  3. 使用者の外耳道に装着される耳栓と、
    前記耳栓の着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に接離自在に接触する接触体と、
    前記接触体を振動させる音響振動発生源と、を有し、
    前記耳栓は、これが外耳道に挿着されているときに耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるべく磁石を備えている、音響装置。
  4. 前記耳栓は、外耳道を塞ぐ耳栓体を有し、
    前記耳栓体は、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなり、
    前記磁石は、前記耳栓体の外周部に設けられている、請求項1〜3のいずれかの音響装置。
  5. 前記耳栓は、外耳道を塞ぐ耳栓体と、
    前記耳栓体の反挿入側端部に設けられた定形体と、を有し、
    前記耳栓体は、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなり、
    前記定形体の端部(露出端部)の形状は円柱形である、請求項1〜3のいずれかの音響装置。
  6. 前記耳栓は、外耳道を塞ぐ耳栓体と、
    前記耳栓体の反挿入側端部に設けられた定形体と、を有し、
    前記耳栓体は、形状復元性と柔軟性とを併せ持つ発泡材からなり、
    前記定形体の端部(露出端部)の形状は凸球面形状である、請求項1〜3のいずれかの音響装置。
  7. 前記磁石は、前記耳栓体の外周部に埋設されている、請求項4〜6のいずれかの音響装置。
  8. 前記磁石は、球状または円盤状の磁石であり、互いに離間させて複数箇所に設けられている、請求項7の音響装置。
  9. 前記磁石は、ゴム磁石であり、前記耳栓体を全周に亘って包囲して設けられている、請求項請求項4〜6のいずれかの音響装置。
  10. 前記磁石は、環状の磁石であり、前記耳栓体の外耳道への挿入方向に互いに離間させて複数箇所に設けられている、請求項9の音響装置。
  11. 前記磁石は、螺旋状の磁石である、請求項9の音響装置。
  12. 前記磁石は、前記定形体に保持されている、請求項5または6の音響装置。
  13. 前記接触体には、前記露出端部と係脱自在に嵌合する嵌合部が形成されている、請求項1〜12のいずれかの音響装置。
  14. 前記嵌合部は、環状若しくは略環状の嵌合部である、請求項13の音響装置。
  15. 前記露出端部の端面は、前記露出端部に前記嵌合部を嵌合させた状態においても、前記嵌合部の外側から視認可能である、請求項13または14の音響装置。
  16. 前記端面に文字、図形、若しくは記号、またはこれらを組み合わせたものが付されている、請求項15の音響装置。
  17. 前記端面に広告主のシンボルマーク、ロゴタイプまたは商標が付されている、請求項16の音響装置。
  18. 着用者の外耳道の内壁に磁気を作用させるべく磁石を備えた耳栓であって、
    着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に外部装置の振動を作用させることにより、着用者の外耳道の内壁に振動する磁気を作用させるように構成した、耳栓。
  19. 着用者の外耳道の内壁に存在するツボに磁気を作用させるべく磁石を備えた耳栓であって、
    着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に外部装置の振動を作用させることにより、着用者の外耳道の内壁に振動する磁気を作用させるように構成した、耳栓。
  20. 着用者の耳孔の周囲(例えば、耳珠の部分)に存在するツボに磁気を作用させるべく磁石を備えた耳栓であって、
    着用時に耳孔から露出する側の端部(露出端部)に外部装置の振動を作用させることにより、着用者の外耳道の内壁に振動する磁気を作用させるように構成した、耳栓。
  21. 前記耳栓は、外耳道を塞ぐ耳栓体と、
    前記耳栓体の反挿入側端部に設けられた定形体と、を有し、
    前記定形体に前記外部装置の振動出力部が嵌合するように構成した、請求項18〜20のいずれかに記載の耳栓。
  22. 前記定形体の端部(露出端部)の形状は円柱形である、請求項21の耳栓。
  23. 前記定形体の端部(露出端部)の形状は凸球面形状である、請求項21の耳栓。
  24. 前記露出端部の端面は、前記露出端部に前記外部装置の振動出力部を嵌合させた状態においても、前記外部装置の振動出力部の外側から視認可能である、請求項21〜23のいずれかの耳栓。
  25. 請求項15の音響装置における前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告システム。
  26. 請求項24の耳栓の前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告システム。
  27. 前記端面に文字、図形、若しくは記号、またはこれらを組み合わせたものが付されている、請求項25または26の広告システム。
  28. 前記端面に広告主のシンボルマーク、ロゴタイプまたは商標が付されている、請求項27の広告システム。
  29. 請求項15の音響装置における前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告方法。
  30. 請求項24の耳栓の前記露出端部の端面を広告表示領域に使用して広告を行う、広告方法。
  31. 前記端面に文字、図形、若しくは記号、またはこれらを組み合わせたものが付されている、請求項30の広告方法。
  32. 前記端面に広告主のシンボルマーク、ロゴタイプまたは商標が付されている、請求項31の広告方法。
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