JP2010068238A - 通信中継装置、通信中継方法 - Google Patents

通信中継装置、通信中継方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010068238A
JP2010068238A JP2008232512A JP2008232512A JP2010068238A JP 2010068238 A JP2010068238 A JP 2010068238A JP 2008232512 A JP2008232512 A JP 2008232512A JP 2008232512 A JP2008232512 A JP 2008232512A JP 2010068238 A JP2010068238 A JP 2010068238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
station
information
communication relay
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008232512A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4916490B2 (ja
Inventor
Shunkai Asahara
春海 朝原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2008232512A priority Critical patent/JP4916490B2/ja
Publication of JP2010068238A publication Critical patent/JP2010068238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4916490B2 publication Critical patent/JP4916490B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】親局の既存の構成に与える影響を抑えつつ子局の取替作業を適切に行う。
【解決手段】現子局20の第1データフォーマット、新子局40の第2データフォーマットを表す情報と、複数の機器が夫々現子局20及び新子局40の何れに接続されているかを示す接続情報と、に基づいて、現子局20から受信した第1データに含まれる複数の機器に係わる情報と、新子局40から受信した第2データに含まれる複数の機器に係わる情報と、を統合した送信データを生成し、その生成した送信データを親局60に送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、子局取替時に用いる通信中継装置、通信中継方法に関する。
電力会社は、制御所(支社、営業所、給電所等)に設置される親局としての遠隔監視制御装置(以下、親局と呼ぶ。)と、電気所(発電所、変電所、開閉所等)に設置される子局としての遠隔監視制御装置(以下、子局と呼ぶ。)との間の通信ケーブルを介した通信によって、遠方の制御所より電気所が統括管理する機器の遠隔監視制御を行っている。
ところで、電気所に設置される現子局は、経年劣化やバージョンアップ等の理由により新子局に取り替えられる場合がある。この場合、親局の運用上の制約を最小限に抑えながら新子局に取り替えていく必要がある。このため、一般的には、電気所に新子局を通信ケーブルを介して親局と通信可能に接続し、現子局と接続される機器を新子局との接続に切り替え、親局等の所定のデータベース上で親局との現子局との接続を親局と新子局との接続に切替えた後、親局から現子局を切り離すといった手法が採用されている。
例えば、以下に示す特許文献1の図1並びに図5には、電気所の監視制御システムに旧い遠隔監視制御装置(子局TC)と新しい遠隔監視制御装置(子局TC)とが接続された状態で、遮断器と接続される制御ケーブルの接続先を旧い遠隔監視制御装置から新しい遠隔監視制御装置に切り替える旨が開示されている。さらに、監視制御システムの方で、機器シンボルを一画面に表示するとともに、仮想的に設けたソフトウェアスイッチによって、現地の制御ケーブルの切替に対応できるように監視制御装置の画面シンボルのポジションリンクを2重化する旨が開示されている。
特開2007−159220号公報
従来の子局取替手法の場合、例えば、親局は、新子局に向けて新たな通信ケーブル並びに新たな通信インタフェースを導入する必要がある。さらに、特許文献1に開示されたソフトウェアスイッチのような子局取替作業を効率的に行うための機能を、親局の方に新たに導入する必要がある。
このように、従来の子局取替手法の場合、親局の既存の構成に多大な改修や新機能の追加を行わなければならず、また、このために停電の長期化を引き起こす等、親局と接続される全ての子局に影響を与えるという課題があった。特に、複数の親局が存在する場合、全ての親局にて上記の改修や追加を行わなければならないため、上記の課題が顕著であった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、親局の既存の構成に与える影響を抑えつつ子局の取替作業を適切に行うことを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、複数の機器と接続され当該複数の機器の夫々に係わる情報を第1データフォーマットに従って配列した第1データを生成する現子局、及び当該複数の機器と接続可能であり当該複数の機器の夫々に係わる情報を当該現子局の第1データフォーマットとは異なる第2データフォーマットに従って配列した第2データを生成する新子局と、親局との間のデータ通信を中継する通信中継装置において、前記現子局から送信される前記第1データを受信する第1データ受信部と、前記第1データ受信部により受信した前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報を記憶する第1データ情報記憶部と、前記新子局から送信される前記第2データを受信する第2データ受信部と、前記第2データ受信部により受信した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報を記憶する第2データ情報記憶部と、前記第1データフォーマットを表す情報と、前記第2データフォーマットを表す情報と、前記複数の機器が夫々前記現子局及び前記新子局の何れに接続されているかを示す接続情報と、を記憶する送信データ生成情報記憶部と、前記送信データ生成情報記憶部に記憶した前記第1データフォーマットを表す情報、前記第2フォーマットを表す情報及び前記接続情報に基づいて、前記第1データ情報記憶部に記憶した前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、前記第2データ情報記憶部に記憶した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合した送信データを生成する送信データ生成部と、前記送信データ生成部により生成した送信データを前記親局に送信する送信データ送信部と、を有することを特徴とする。
また、上記の通信中継装置において、前記接続情報は、前記現子局と接続されている複数の機器を、前記新子局との接続に段階的に切り替える場合、前記複数の機器が夫々段階毎に前記現子局及び前記新子局の何れに接続されているかを表す情報であること、としてもよい。
また、上記の通信中継装置において、前記送信データ生成部は、前記接続情報に基づいて、記憶した前記第1データより前記現子局と接続される機器に係わる情報を抽出するとともに、記憶した前記第2データより前記新子局と接続される機器に係わる情報を抽出し、抽出した前記現子局と接続される機器に係わる情報及び前記新子局と接続される機器に係わる情報を前記第1データフォーマット又は前記第2データフォーマットに従って配列した送信データを生成すること、としてもよい。
また、上記の通信中継装置において、前記送信データ生成部は、前記現子局から前記第1データを受信したとき、又は、前記新子局から前記第2データを受信したとき、前記統合を行うこと、としてもよい。
また、上記の通信中継装置において、前記送信データ生成部は、前記現子局から前記第1データを受信したとき、受信した前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、前記第2データ情報記憶部に既に記憶されている前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合し、前記新子局から前記第2データを受信したとき、前記第1データ情報記憶部に既に記憶されている前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、受信した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合すること、としてもよい。
また、上記の通信中継装置において、前記送信データ生成部は、前記新子局から前記第2データを受信したとき、前記第1データ情報記憶部に既に記憶されている前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、受信した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合すること、としてもよい。
また、上記の通信中継装置において、前記送信データ生成部は、前記第1データ情報記憶部に既に記憶されている前記第1データに含まれる前記第1データの第1取得時刻と、受信した前記第2データに含まれる前記第2データの第2取得時刻と、の時間差を算定し、算定した前記時間差が所定の時間差以内の場合、前記統合を行うこと、としてもよい。
また、上記の通信中継装置において、前記送信データ生成部は、前記第1取得時刻と現時刻との時間差が所定の時間差を上回るとき、前記第1データ情報記憶部に記憶される情報を消去し、前記第2取得時刻と現時刻との時間差が所定の時間差を上回るとき、前記第2データ情報記憶部に記憶される情報を消去すること、としてもよい。
また、上記の通信中継装置において、前記送信データ生成部は、前記送信データを前記親局に送信したとき、前記第1データ情報記憶部及び前記第2データ情報記憶部に記憶される情報を消去すること、としてもよい。
また、前述した課題を解決するその他の主たる本発明は、複数の機器と接続され当該複数の機器の夫々に係わる情報を第1データフォーマットに従って配列した第1データを生成する現子局、及び当該複数の機器と接続可能であり当該複数の機器の夫々に係わる情報を当該現子局の第1データフォーマットとは異なる第2データフォーマットに従って配列した第2データを生成する新子局と、親局との間のデータ通信を中継する通信中継装置の通信中継方法において、前記通信中継装置は、前記第1データフォーマットを表す情報と、前記第2データフォーマットを表す情報と、前記複数の機器が夫々前記現子局及び前記新子局の何れに接続されているかを示す接続情報と、を記憶するステップと、前記現子局から送信される前記第1データ又は前記新子局から送信される前記第2データを受信するステップと、受信した前記第1データ又は前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報を記憶するステップと、記憶した前記第1データフォーマットを表す情報、前記第2データフォーマットを表す情報及び前記接続情報に基づいて、記憶した前記第1データ及び前記第2データの夫々に含まれる前記複数の機器に係わる情報を統合した送信データを生成するステップと、生成した送信データを前記親局に送信するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、親局の既存の構成に与える影響を抑えつつ子局の取替作業を適切に行うことができる。
<<<遠隔監視制御システム>>>
以下、図1を用いて、本発明の実施の形態に係わる遠隔監視制御システムの構成を説明する。
同図に示す遠隔監視制御システムは、制御所(支社、営業所、給電所等)に設置される親局としての遠隔監視制御装置(以下、親局と呼ぶ。)60と、電気所(発電所、変電所、開閉所等)に設置される子局としての遠隔監視制御装置(以下、現子局と呼ぶ。)20との間の通信ケーブルL4を介した通信によって、遠方の制御所より電気所が統括管理する機器(遮断器CB、開閉器SW1〜SWN等)の遠隔監視制御を行っている。
具体的には、電気所では、遮断器CBより延設された電線路L1上に開閉器SW1〜SWNが設けられ、開閉器SW1〜SWNにて開閉器子局TC1〜TCNが設けられる。開閉器子局TC1〜TCNは、自身が対応する開閉器SW1〜SWNのSV情報(状態情報)並びにTM情報(計測情報)を取得する機能を有する。また、遮断器CBにて補助盤30が設けられる。補助盤30は、遮断器CBのSV情報並びにTM情報を取得する機能を有する。現子局20は、開閉器子局TC1〜TCN、補助盤30各々と通信ケーブルL2aを介して接続されており、例えばポーリング伝送方式によって開閉器子局TC1〜TCN、補助盤30各々のSV情報並びにTM情報を取得する。
また、同図に示す遠隔監視制御システムでは、経年劣化やバージョンアップ等の理由により、電気所に設置される現子局20を新しい遠隔監視制御装置(以下、新子局と呼ぶ。)40に取り替えられる場合とする。尚、現子局20と新子局40は互いに取り扱うデータフォーマットが相違している。データフォーマットとは、現子局20及び新子局40が自身と接続される複数の機器の夫々に係わる情報をデータとして転送する際、その転送データ中の情報の配列順序を規定するものである。つまり、現子局20と新子局40とが同じ複数の機器を接続する場合であっても、転送データ中における複数の機器の夫々に係わる情報の配列順序が、現子局20と新子局40との間で相違している。
さらに、現子局20を新子局40に取り替える際、現子局20に通信ケーブルL2aを介して接続される全ての機器を一度に新子局40との通信ケーブルL2bを介した新たな接続に切り替えようとすると停電範囲が広範囲となるため、部分的に停電範囲を設定しながら行うものとする。
従って、現子局20と接続される全ての機器が新子局40との接続に切り替えられるまでの間、親局60にて現子局20と新子局40とが併存して動作することになる。この併存状態時の動作を補償するために、親局60と現子局20及び新子局40との間に通信中継装置50が設けられる。
通信中継装置50は、親局60が、現子局20及び新子局40による2台の子局を仮想的に1台の子局として認識してデータ通信することが可能な装置である。具体的には、通信中継装置50は、「同一の電気所内のSV情報及びTM情報を2台の子局で処理する場合、個々のSV情報及びTM情報は2台の子局のうちいずれか一方で処理される」という点に着眼し、現子局20及び新子局40各々のSV情報及びTM情報を、現子局20又は新子局40のいずれか一方のデータフォーマットに統一して送信データを生成する機能を有している。これにより、親局60は、現子局20及び新子局40を、現子局20又は新子局40のいずれか一方のデータフォーマットに対応した1台の子局として認識することができる。
尚、通信中継装置50は、子局の取替作業の際に電気所に運搬されて利用されるものとし、現子局20及び新子局40にて外付けされる場合とする。従って、通信中継装置50は、通信ケーブルL3aを介して現子局20と接続され、通信ケーブルL3bを介して新子局40と接続され、通信ケーブルL4を介して親局60と接続される。
一方、制御所では、上記のとおり通信ケーブルL4を介して電気所の通信中継装置50と接続される親局60が設置される。また、親局60が取得した情報を用いて遠隔監視制御を統括制御する監視制御サーバ70と、その端末80が設けられる。
親局60は、例えばサイクリック伝送手順(Cyclic Digital Telemeter)によって、現子局20及び新子局40が各々取得したSV情報及びTM情報を通信中継装置50を介して取得する機能を有する。尚、ポーリング伝送手順は、伝送されるデータに関してその伝送速度が低速であり、またそのデータ量が少ない場合に有効であるのに、サイクリック伝送手順は、伝送されるデータに関してその伝送速度が高速であり、またそのデータ量が多い場合に有効である。
<<<通信中継装置>>>
以下では、図2乃至図6を用いて、通信中継装置50の詳細な構成を説明する。尚、親局60、現子局20、新子局40は、モデム61、21、41が内蔵される場合とする。また、現子局20が通信ケーブルL2aを介して接続される機器は、開閉器SW1〜SW16、電気所の所定の電圧を計測する計器用変圧器PD1〜PD3、電気所の所定の電流を計測する変流器CT1〜CT3とする。この場合、SV情報は、開閉器SW1〜SW16の開閉状態を示す情報であり、TM情報は、計器用変圧器PD1〜PD3により計測された電圧、変流器CT1〜CT3により計測された電流とする。
通信中継装置50は、現子局20に対応して、モデム51a、第1データ分離部52a、第1データ情報記憶部53aを有し、また、新子局40に対応して、モデム51b、第2データ分離部52b、第2データ情報記憶部53bを有し、さらに、親局60に対応して、モデム56を有する。さらに、通信中継装置50は、送信データ生成情報記憶部54、送信データ生成部55を有する。
モデム51aは、現子局20と一対になって動作する変調復調装置である。現子局20は、現子局20と通信ケーブルL2aを介して接続される機器(PD1〜PD3、CT1〜CT3、SW1〜SW16のいずれか)より取得したSV情報及びTM情報に、その取得時刻(時、分、秒等)、その機器の種別ID(SV項目又はTM項目)、現子局20並びに通信中継装置50の宛先等を付与した第1データを生成する。モデム21は、この生成した第1データに所定の変調方式に従った搬送信号を重畳させることで変調し、通信ケーブルL3aを介してモデム51aに送信する。このとき、モデム51aは、モデム21から受信したデータから搬送信号を除去することで元の第1データに復調する。
第1データ分離部52aは、モデム51aにより復調された第1データから各情報を分離して、第1データ情報記憶部53aを構成する個々のレジスタに格納する。尚、第1データ情報記憶部53aは、個々のレジスタに格納する他、所定のメモリに区画した個々の領域に記憶する形態であってもよい。
モデム51bは、新子局40と一対になって動作する変調復調装置である。新子局40は、新子局40と通信ケーブルL2bを介して接続される機器(PD1〜PD3、CT1〜CT3、SW1〜SW16のいずれか)より取得したSV情報及びTM情報に、その取得時刻(時、分、秒等)、その機器の種別ID(SV項目又はTM項目)、現子局20並びに通信中継装置50の宛先等を付与した第2データを生成する。尚、当該第2データは、上記のとおり、現子局20の第1データとはデータフォーマットが相違している。モデム41は、この生成した第2データに所定の変調方式に従った搬送信号を重畳させることで変調し、通信ケーブルL3bを介してモデム51bに送信する。このとき、モデム51bは、モデム41から受信したデータから搬送信号を除去することで元の第2データに復調する。
第2データ分離部52bは、モデム51bにより復調された第2データから各情報を分離して、第2データ情報記憶部53bを構成する個々のレジスタに格納する。尚、第2データ情報記憶部53bは、個々のレジスタに格納する他に、所定のメモリに区画した個々の領域に記憶する形態であってもよい。尚、第2データ情報記憶部53bは、個々のレジスタに格納する他、所定のメモリに区画した個々の領域に記憶する形態でもよく、この場合、第1データ情報記憶部53a、53bは、一つの所定のメモリとして実施してもよい。
送信データ生成情報記憶部54は、通信中継装置50のモデム56から親局60のモデム61に送信される送信データを生成するための情報を記憶する。尚、送信データを生成するための情報は、図3(a)に示す現子局20のSV項目データフォーマット表541、図3(b)に示す現子局20のTM項目データフォーマット表542、図4(a)に示す新子局40のSV項目データフォーマット表543、図4(b)に示す新子局40のTM項目データフォーマット表544、図5(a)に示すSV項目接続子局表545、図5(b)に示す新子局40のSV項目データフォーマット表543を基準としたSV項目送信データフォーマット表546、図6(a)に示すTM項目接続子局表547、図6(b)に示す新子局40のTM項目データフォーマット表544を基準としたTM項目送信データフォーマット表548とする。尚、送信データ生成情報記憶部54に記憶される情報は、不図示の端末によって更新や書き換えが可能とする。
図3(a)に示されるSV項目データフォーマット表541は、現子局20より受信した第1データ中の各ワード並びに各ビットに割り当てられた、現子局20と接続されるSV項目(開閉器SW1〜SW16)を示した表である。例えば、SV項目として開閉器SW5の開閉状態を示すためのビットは、第1データ中の1ワード目の4ビット目に割り当てられる。
図3(b)に示されるTM項目データフォーマット表542は、現子局20より受信した第1データの各ワードに割り当てられた、現子局20と接続されるTM項目(計器用変圧器PD1〜PD3、変流器CT1〜CT3)を示した表である。例えば、TM項目として計器用変圧器PD3により計測された電圧を示すためのワードは、受信した第1データの52ワード目に割り当てられる。
図4(a)に示されるSV項目データフォーマット表543は、新子局40より受信した第2データ中の各ワード並びに各ビットに割り当てられた、新子局40と接続されるSV項目(開閉器SW1〜SW16)を示した表である。例えば、SV項目として開閉器SW5の開閉状態を示すためのビットは、第2データ中の1ワード目のEビット目に割り当てられる。つまり、開閉器SW5の開閉状態を示すビットは、現子局20と新子局40との間で相違している。尚、図4(a)では、現子局20と新子局40との間でSV項目の割り当てが異なるビットを白黒水玉模様の欄で表現している。
図4(b)に示されるTM項目データフォーマット表544は、新子局40より受信した第2データ中の各ワードに割り当てられた、新子局40と接続されるTM項目(計器用変圧器PD1〜PD3、変流器CT1〜CT3)を示すテーブルである。例えば、TM項目として計器用変圧器PD3により計測された電圧を示すためのワードは、第2データ中の54ワード目に割り当てられる。つまり、計器用変圧器PD3により計測された電圧を示すためのワードは、現子局20と新子局40との間で相違している。尚、図4(b)では、現子局20及び新子局40との間でTM項目の割り当てが異なるワードを白黒水玉模様の欄で表現している。
図5(a)に示されるSV項目接続子局表545は、子局取替作業の段階毎に、SV項目と接続される現子局20又は新子局40の情報を示すテーブルである。尚、図5(a)の中で、○印は現子局20との接続を表しており、▲印は新子局40との接続を表している。従って、第1段階では、開閉器SW5のみが現子局20との接続から新子局40との接続に切り替えられ、第2段階では、第1段階より更に開閉器SW1〜SW2、SW6〜SW9が現子局20との接続から新子局40との接続に切り替えられ、第3段階では、第2段階より更に開閉器SW3〜SW4、SW10〜SW12が現子局20との接続から新子局40との接続に切り替えられる旨を表している。
図5(b)に示されるSV項目送信データフォーマット表546は、SV項目接続子局表545の内容に従って子局取替作業の段階毎に規定される、モデム56からモデム61に送信される送信データのデータフォーマットを示すテーブルである。尚、SV項目送信データフォーマット表546は、新子局40のSV項目データフォーマット表543を基準としており、新子局40より受信した第2データについては新子局40のデータフォーマットがそのまま使用されるが、現子局20より受信した第1データについては新子局40のデータフォーマットが使用される場合を想定している。
例えば、初期状態では、現子局20と接続される開閉器SW1〜SW16の開閉状態は、新子局40のSV項目データフォーマット表543の内容に応じた1ワード目の各ビットが割り当てられる。また、第1段階では、1ワード目のEビット目のみが、新子局40と接続される開閉器SW5の開閉状態に割り当てられ、1ワード目のEビット以外のビットは、初期状態と同じ新子局40のデータフォーマットに従った開閉器の開閉状態に割り当てられる。また、第2段階では、第1段階より更に0、1ビット目並びに5乃至8ビット目が、新子局40と接続される各開閉器の開閉状態に割り当てられる。また、第3段階では、第2段階より更に2乃至4ビット目並びにA、Bビット目が、新子局40と接続される各開閉器の開閉状態に割り当てられる。
尚、SV項目送信データフォーマット表546は、現子局20のSV項目データフォーマット表541を基準としてもよい。つまり、現子局20より受信した第1データについては現子局20のデータフォーマットがそのまま使用され、新子局40より受信した第2データについては現子局20のデータフォーマットが使用される場合であってもよい。
図6(a)に示されるTM項目接続子局表547は、子局取替作業の段階毎に、TM項目と接続される現子局20又は新子局40の情報を示すテーブルである。尚、図6(a)の中で、○印は現子局20との接続を表しており、▲印は新子局40との接続を表している。従って、第1段階では、計器用変圧器PD1、PD2が現子局20との接続から新子局40との接続に切り替えられ、第2段階では、第1段階より更に計器用変圧器PD3、変流器CT1が現子局20との接続から新子局40との接続に切り替えられ、第3段階では、第2段階より更に変流器CT2が現子局20との接続から新子局40との接続に切り替えられる旨を表している。
図6(b)に示されるTM項目送信データフォーマット表548は、TM項目接続子局表547の内容に従って子局取替作業の段階毎に規定される、モデム56からモデム61に送信される送信データのデータフォーマットを示すテーブルである。尚、TM項目送信データフォーマット表548は、新子局40のTM項目データフォーマット表544を基準としており、新子局40より受信した第2データについては新子局40のデータフォーマットがそのまま使用されるが、現子局20より受信した第1データについては新子局40のデータフォーマットが使用される場合を想定している。
例えば、初期状態では、現子局20と接続される計器用変圧器PD1〜PD3により計測された電圧や、変流器CT1〜CT3により計測された電流は、TM項目データフォーマット表544の内容に応じた50ワード目から55ワード目のいずれかに割り当てられる。また、第1段階では、50ワード目と51ワード目が、新子局40と接続される計器用変圧器PD1、PD2により計測された電圧に割り当てられ、52ワード目から55ワード目が、初期状態と同じ新子局40のデータフォーマットに従った計器用変圧器PD3により計測された電圧、変流器CT1〜CT3により計測された電流に割り当てられる。また、第2段階では、第1段階より更に52ワード目と53ワード目が新子局40と接続される変流器CT1、CT2に割り当てられる。また、第3段階では、第2段階より更に54ワード目が新子局40と接続される計器用変圧器PD3に割り当てられる。
尚、TM項目送信データフォーマット表548は、現子局20のTM項目データフォーマット表542を基準としてもよい。つまり、現子局20より受信した第1データについては現子局20のデータフォーマットがそのまま使用され、新子局40より受信した第2データについては現子局20のデータフォーマットが使用される場合であってもよい。
送信データ生成部55は、送信データ生成情報記憶部54に記憶されるデータフォーマットに係わる情報に基づいて、第1データ情報記憶部53aに記憶されている現子局20に接続された機器に係わる情報(1ワード分のデータ、取得時刻、機器種別ID等)と、第2データ情報記憶部53bに記憶されている新子局20に接続された機器に係わる情報(1ワード分のデータ、取得時刻、機器の種別ID等)と、を統合した送信データを生成してモデム56に出力する。尚、送信データ生成部55は、第1データ情報記憶部53a、第2データ情報記憶部53bから夫々読み出した情報を統合する際の中間データを格納するレジスタを有している。
モデム56は、親局60のモデム61と一対になって動作する変調復調装置である。モデム56は、送信データ生成部55により生成された送信データに対し所定の変調方式に従った搬送信号を重畳させることで変調し、通信ケーブルL4を介して親局60のモデム61に送信する。
<<<子局取替時における通信中継方法>>>
===同期ずれの短縮化を優先する場合===
以下では、親局60側の負荷制約よりも、現子局20から受信した第1データと新子局40から受信した第2データとの間の同期ずれの短縮化を優先した、子局取替時の通信中継方法を説明する。
通信中継装置50は、現子局20から第1データを受信したタイミングで、新子局40から同一の取得時刻の第2データの受信を待たずに、第2データ情報記憶部53bに記憶された新子局40の最新の情報を使用することで送信データを生成し、親局60に送信する。同様に、新子局40から第2データを受信したタイミングで、現子局20から同一の取得時刻の第1データの受信を待たずに、第1データ情報記憶部53aに記憶された現子局20の最新の情報を使用することで送信データを生成し、親局60に送信する。
尚、新子局40より受信した第2データはもとより、現子局20より受信した第1データについても新子局40のデータフォーマットに従って送信データを生成する。また、送信データには、現子局20又は新子局40から受信したデータに含まれる取得時刻を含めることにする。また、現子局20の時計機能並びに新子局40の時計機能は、親局60からの同期信号又は手動調整によって予め同期させる。
以上のとおり、通信中継装置50は、現子局20又は新子局40のいずれか一方から第1データ又は第2データを受信したタイミングで速やかに、送信データを生成して親局60に送信することにした。この結果、現子局20から受信する第1データと新子局40から受信する第2データとの間では1周期(現子局20又は新子局40から通信中継装置50に向けて第1データ又は第2データを送信するのに要する1周期)分の同期ずれで済ませることができる。例えば、後述の親局60の負荷制約を優先する手法であれば、現子局20及び新子局40から受信した第1データ及び第2データ夫々の取得時刻t1、t2が所定の時間差内に収まるように、現子局20又は新子局40から新たな第1データ又は第2データの受信を待つ待ち時間が発生する場合がある。この場合、1周期を超える同期ずれが発生することになる。
以下では、図7乃至図10を用いて、同期ずれの短縮化を優先した子局取替時における通信中継方法を説明する。
図7は、通信中継装置50による子局取替時における親局60との通信中継方法の全体フローを示したフローチャートである。
まず、全ての機器(開閉器SW1〜SW16、計器用変圧器PD1〜PD3、変流器CT1〜CT3)が現子局20に接続された初期状態から段階的に新子局40との接続に切り替えられる場合とする。この場合、通信中継装置50は、機器と現子局20並びに新子局40との間の接続状況に応じて、SV項目接続子局表545並びにTM項目接続子局表547における作業段階が特定され、SV項目送信データフォーマット表546並びにTM項目送信データフォーマット表548より作業段階に応じた送信データフォーマットが特定される(S701)。
以上の環境下で、通信中継装置50は、モデム51aにおいて現子局20より機器のSV項目又はTM項目に関する第1データを受信したとき、第1データ分離部52aより受信した第1データの各情報を分離して第1データ情報記憶部53aに記憶し(S702〜S704)、S708に進む。
若しくは、モデム51bにおいて新子局40より機器のSV項目又はTM項目に関する第2データを受信したとき、第2データ分離部52bより受信した第2データの各情報を分離して第2データ情報記憶部53bに記憶し(S705〜S707)、S708に進む。
つぎに、通信中継装置50は、送信データ生成部55によって、新子局40より受信した第2データはもとより現子局20より受信した第1データについても新子局40のデータフォーマットに従わせるという条件で、接続段階毎に特定される送信データフォーマットに基づいて、送信データを生成する(S708)。そして、この生成された送信データがモデム56により変調され、親局60のモデム61に送信される(S709)。
尚、送信データ生成部55による送信データの生成(S708)は、図8に示すフローチャートに示される手順に従うものとする。
まず、送信データ生成部55は、第1データ情報記憶部53aに記憶される現子局20より受信したSV項目又はTM項目に関する情報並びに第2データ情報記憶部53bに記憶される新子局40より受信したSV項目又はTM項目に関する情報を読み出す(S800)。尚、第1データ情報記憶部53aより読み出した情報に含まれる取得時刻はt1であり、第2データ情報記憶部53bより読み出した情報に含まれる取得時刻はt2とする。
つぎに、送信データ生成部55は、送信データを生成する契機となった受信したデータが現子局20又は新子局40のいずれから受信されたものであるかを判別する(S801)。具体的には、第1データ情報記憶部53aより読み出した情報に含まれる取得時刻t1と、第2データ情報記憶部53bより読み出した情報に含まれる取得時刻t2とを比較する。取得時刻t1よりも取得時刻t2の方が後(最新)である場合、新子局40から受信したことを判別し、取得時刻t2よりも取得時刻t1の方が後(最新)である場合、現子局20から受信したことを判別する。
新子局40から受信したことを判別した場合、接続段階毎に特定される送信データフォーマットに基づいて、第1データ情報記憶部53aに記憶される現子局20より受信した第1データの情報と第2データ情報記憶部53bに記憶される新子局40より受信した第2データの情報とを統合し、送信データを生成する。尚、この送信データには取得時刻t2を含める(S802)。
一方、現子局20から受信したことを判別した場合、接続段階毎に特定されるデータフォーマットに基づいて、第1データ情報記憶部53aに記憶される現子局20より受信した第1データの情報と第2データ情報記憶部53bに記憶される新子局40より受信した第2データの情報とを統合し、送信データを生成する。尚、この送信データには取得時刻t1を含める(S803)。
図9は、図8に示す手順に従ってSV項目に関する送信データが生成されることを模式的に表現した図である。図9に示す例としては、開閉器SW1、SW2、SW3が現子局20に接続された状態から、開閉器SW3のみが新子局40との接続に切り替えられる場合とする。従って、現子局20から受信する第1データ(取得時刻t1が登録)に関して、開閉器SW3に係わるSV情報は無効な情報であり、また、新子局40から受信する第2データ(取得時刻t2が登録)に関して、開閉器SW1、SW2に係わるSV情報は無効な情報である。
取得時刻t1の方が取得時刻t2よりも前の時刻であるため、まず、現子局20と接続された開閉器SW1、SW2に係わるSV情報が新子局40のデータフォーマットに従って送信データに含められて親局60に送信される。尚、送信データには取得時刻t1を含めることとし、また開閉器SW3に係わるSV情報を受信してはいないが、第2データ情報記憶部53bに記憶される最新の情報を送信データに含めることで、開閉器SW3に係わるSV情報についての空送信を防止することとする。
つぎに、新子局40と接続された開閉器SW3に係わるSV情報が新子局40のデータフォーマットに従って送信データに含められて親局60に送信される。尚、送信データには取得時刻t2を含めることとし、また開閉器SW1、SW2に係わるSV情報を受信してはいないが、第1データ情報記憶部53aに記憶される最新の情報を送信データに含めることで、開閉器SW1、SW2に係わるSV情報についての空送信を防止することとする。
図10は、図8に示す手順に従ってTM項目に関する送信データが生成されることを模式的に表現した図である。図10に示す例としては、計器用変圧器PD1、PD2、変流器CT1が現子局20と接続された状態から、変流器CT1は新子局40との接続に切り替えられる場合とする。従って、現子局20から受信する第1データ(取得時刻t1が登録)に関して、変流器CT1に係わるTM情報(電流情報)は無効な情報であり、また、新子局40から受信する第2データ(取得時刻t2が登録)に関して、計器用変圧器PD1、PD2に係わるTM情報(電圧情報)は無効な情報である。
取得時刻t1の方が取得時刻t2よりも前の時刻のため、まず、現子局20と接続された計器用変圧器PD1、PD2に係わるTM情報が受信されたとき、新子局40のデータフォーマットに従って送信データに含められて親局60に送信される。尚、送信データには取得時刻t1を含めることとする。また、第2データ情報記憶部53bに記憶される最新の情報を送信データの生成に使用することで、変流器CT1に係わるTM情報についての空送信を防止する。
つぎに、新子局40と接続された変流器CT1に係わるTM情報が受信されたとき、新子局40のデータフォーマットに従って送信データに含められて親局60に送信される。尚、送信データには取得時刻t2を含めることとする。また、第1データ情報記憶部53aに記憶される最新の情報を送信データの生成に使用することで、計器用変圧器PD1、PD2に係わるTM情報についての空送信を防止する。
===親局側の負荷制約を優先する場合(TM情報のみ)===
以下、現子局20から受信した第1データと新子局40から受信した第2データとの間の同期ずれの短縮化よりも、親局60側の負荷制約を優先した、子局取替時の通信中継方法を説明する。尚、本通信中継方法は、TM情報のみに適用することとする。TM情報は、SV情報と比べて静的(定性的)な監視制御に使用される情報であるため、数秒程度の誤差が問題となる可能性が低いからである。
通信中継装置50は、現子局20から第1データを受信した場合には送信データを生成せず、新子局40から第2データを受信したタイミングで、第2データ情報記憶部53bに記憶された現子局20の最新の情報を使用することで送信データを生成し、親局60に送信する。
尚、現子局20及び新子局40から受信した第1データ及び第2データを統合する際、現子局20及び新子局40から受信した第1データ及び第2データ夫々の取得時刻が所定の時間差以内に収まることを条件とする。所定の時間差を超える場合には、新子局40からの新たな第2データの受信を待って再び上記の統合のための条件の判定を行う。また、第1データ情報記憶部53a、53bに記憶される情報は、所定時間経過後に自動的に消去される。親局60に送信データを送信した場合も同様に第1データ情報記憶部53a、53bに記憶される情報が消去される。
また、新子局40より受信した第2データはもとより、現子局20より受信した第1データについても新子局40のデータフォーマットに従って送信データを生成して親局60に送信する。また、送信データには、新子局40から受信した第2データに含まれる取得時刻を含める。また、現子局20の時計機能並びに新子局40の時計機能は、親局60からの同期信号又は手動調整によって同期がとれていることとする。
このように、現子局20及び新子局40から受信した第1データ及び第2データ夫々の取得時刻t1、t2が所定の時間差以内に収まっている場合に限り、送信データを生成して親局60に送信するようにした結果、通信中継装置50と親局60との間の通信量を抑えることができる。
以下、図11乃至図13を用いて、子局取替時における親局60側の負荷制約を優先した通信中継方法を説明する。
図11は、通信中継装置50による子局取替時における親局60との通信中継方法の全体フローを示したフローチャートである。
まず、全ての機器(開閉器SW1〜SW16、計器用変圧器PD1〜PD3、変流器CT1〜CT3)が現子局20と接続された初期状態から段階的に新子局40との接続に切り替えられる場合とする。この場合、通信中継装置50は、機器と現子局20並びに新子局40との接続状況に応じて、TM項目接続子局表547における作業段階が特定され、TM項目送信データフォーマット表548より作業段階に応じたデータフォーマットが特定される(S1101)。
以上の状況下で、通信中継装置50は、モデム51aにおいて現子局20より機器のTM項目に関する第1データを受信したときには、第1データ分離部52aより受信した第1データの各情報を分離して第1データ情報記憶部53aに記憶する(S1102〜S1104)。その後、第1データ情報記憶部53aに記憶される第1データの情報に含まれる取得時刻t1と現在時刻との時間差の絶対値が、所定の閾値δ1を超えるか否かが判定され(S1105)、所定の閾値δ1を超える場合(S1105:YES)、第1データ情報記憶部53aに記憶された情報が消去される(S1106)。そして、S1102又はS1107に戻り、新たな第1データの受信を待つ。
或いは、モデム51bにおいて新子局40より機器のSV項目又はTM項目に関する第2データを受信したとき、第2データ分離部52bより受信した第2データの各情報を分離して第2データ情報記憶部53bに記憶する(S1107〜S1109)。その後、第2データ情報記憶部53bに記憶される情報に含まれる取得時刻t2と現在時刻との時間差の絶対値が、所定の閾値δ1を超えるか否かが判定され(S1110)、所定の閾値δ1を超える場合(S1110:YES)、第2データ情報記憶部53bに記憶された情報が消去される(S1111)。そして、S1102又はS1107に戻り、新たな第2データの受信を待つ。
尚、所定の閾値δ1を超えない場合(S1110:NO)、送信データ生成部55によって、新子局40より受信した第2データはもとより現子局20より受信した第1データについても新子局40のデータフォーマットに統一するという条件で、接続段階毎に特定される送信データフォーマットに基づいて、送信データを生成する(S1112)。そして、生成された送信データがモデム56により変調され、親局60のモデム61に送信され(S1113)、その後、第1データ情報記憶部53aと第2データ情報記憶部53b双方に記憶されている情報を消去する(S1114)。
尚、送信データ生成部55による送信データの生成(S1112)は、図12に示すフローチャートに示される手順に従うものとする。
まず、送信データ生成部55は、第1データ情報記憶部53aに記憶される現子局20より受信したTM項目に関する情報並びに第2データ情報記憶部53bに記憶される新子局40より受信したTM項目に関する情報を読み出す(S1200)。
つぎに、送信データ生成部55は、第1データ情報記憶部53aより読み出した情報に含まれる取得時刻t1と、第2データ情報記憶部53bより読み出した情報に含まれる取得時刻t2と、の時間差の絶対値が、所定の閾値δ2を下回るか否かを判定する(S1201)。所定の閾値δ2を下回る場合(S1201:YES)、特定した送信データフォーマットに基づいて、第1データ情報記憶部53aに記憶される現子局20より受信した第1データの情報並びに第2データ情報記憶部53bに記憶される新子局40より受信した第2データの情報を統合することで、送信データを生成する。尚、この送信データには取得時刻t2を含めるようにする(S1202)。一方、所定の閾値δ2を上回る場合(S1201:NO)、送信データの生成を行わず、図11に示したS1110に戻る。
図13は、図12に示す手順に従ってTM項目に関する送信データが生成されることを模式的に表現した図である。図13に示す例としては、計器用変圧器PD1、PD2、変流器CT1が現子局20と接続された状態から、変流器CT1は新子局40との接続に切り替えられる場合とする。従って、現子局20から受信する第1データ(取得時刻t1が登録)に関して、変流器CT1に係わるTM情報(電流情報)は無効な情報であり、また、新子局40から受信する第2データ(取得時刻t2が登録)に関して、計器用変圧器PD1、PD2に係わるTM情報(電圧情報)は無効な情報である。
取得時刻t1の方が取得時刻t2よりも前の時刻であるため、まず、現子局20と接続された計器用変圧器PD1、PD2に係わるTM情報が第1データ情報記憶部53aに記憶される。尚、現子局20から受信した第1データであるため、送信データの生成を行わない。
つぎに、新子局40と接続された変流器CT1に係わるTM情報が第2データ情報記憶部53bに記憶される。このとき、送信データ生成部55は、第1データ情報記憶部53aに記憶される計器用変圧器PD1、PD2に係わるTM情報と、第2データ情報記憶部53bに記憶される変流器CT1に係わるTM情報と、を、新子局40のデータフォーマットに従って統合することで、送信データを生成して親局60に送信する。尚、送信データには取得時刻t2を含めることとする。
以上、本実施の形態について説明したが、前述した実施例は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の実施の形態に係わる遠隔監視制御システムの構成を示した図である。 本発明の実施の形態に係わる通信中継装置の構成を示した図である。 図3(a)は、本発明の実施の形態に係わる現子局のSV項目データフォーマット表を示した図であり、図3(b)は、本発明の実施の形態に係わる現子局のTM項目データフォーマット表を示した図である。 図4(a)は、本発明の実施の形態に係わる新子局のSV項目データフォーマット表を示した図であり、図4(b)は、本発明の実施の形態に係わる新子局のTM項目データフォーマット表を示した図である。 図5(a)は、本発明の実施の形態に係わるSV項目接続子局表を示した図であり、図5(b)は、本発明の実施の形態に係わるSV項目送信データフォーマット表を示した図である。 図6(a)は、本発明の実施の形態に係わるTM項目接続子局表を示した図であり、図6(b)は、本発明の実施の形態に係わるTM項目送信データフォーマット表を示した図である。 本発明の実施の形態に係わる通信中継装置による子局取替時における通信中継方法の全体フローを示したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる送信データの生成手順を示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートに従ってSV項目に関する送信データが生成されることを模式的に表現した図である。 図8に示すフローチャートに従ってTM項目に関する送信データが生成されることを模式的に表現した図である。 本発明の実施の形態に係わる通信中継装置による子局取替時におけるその他の通信中継方法の全体フローを示したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わるその他の送信データの生成手順を示すフローチャートである。 図12に示すフローチャートに従ってTM項目に関する送信データが生成されることを模式的に表現した図である。
符号の説明
20 遠隔監視制御装置(現子局)
40 遠隔監視制御装置(新子局)
50 通信中継装置
51a モデム(第1データ受信部)
51b モデム(第2データ受信部)
52a 第1データ分離部
52b 第2データ分離部
53a 第1データ情報記憶部
53b 第2データ情報記憶部
54 送信データ生成情報記憶部
541 現子局のSV項目データフォーマット表
542 現子局のTM項目データフォーマット表
543 現子局のSV項目データフォーマット表
544 現子局のTM項目データフォーマット表
545 SV項目接続子局表
546 SV項目送信データフォーマット表
547 TM項目接続子局表
548 TM項目送信データフォーマット表
55 送信データ生成部
56 モデム
60 遠隔監視制御装置(親局)
SW1〜SWN 開閉器
PD1〜PD3 計器用変圧器
CT1〜CT3 変流器

Claims (10)

  1. 複数の機器と接続され当該複数の機器の夫々に係わる情報を第1データフォーマットに従って配列した第1データを生成する現子局、及び当該複数の機器と接続可能であり当該複数の機器の夫々に係わる情報を当該現子局の第1データフォーマットとは異なる第2データフォーマットに従って配列した第2データを生成する新子局と、親局との間のデータ通信を中継する通信中継装置において、
    前記現子局から送信される前記第1データを受信する第1データ受信部と、
    前記第1データ受信部により受信した前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報を記憶する第1データ情報記憶部と、
    前記新子局から送信される前記第2データを受信する第2データ受信部と、
    前記第2データ受信部により受信した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報を記憶する第2データ情報記憶部と、
    前記第1データフォーマットを表す情報と、前記第2データフォーマットを表す情報と、前記複数の機器が夫々前記現子局及び前記新子局の何れに接続されているかを示す接続情報と、を記憶する送信データ生成情報記憶部と、
    前記送信データ生成情報記憶部に記憶した前記第1データフォーマットを表す情報、前記第2フォーマットを表す情報及び前記接続情報に基づいて、前記第1データ情報記憶部に記憶した前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、前記第2データ情報記憶部に記憶した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合した送信データを生成する送信データ生成部と、
    前記送信データ生成部により生成した送信データを前記親局に送信する送信データ送信部と、
    を有することを特徴とする通信中継装置。
  2. 請求項1に記載の通信中継装置において、
    前記接続情報は、前記現子局と接続されている複数の機器を、前記新子局との接続に段階的に切り替える場合、前記複数の機器が夫々段階毎に前記現子局及び前記新子局の何れに接続されているかを表す情報であること、
    を特徴とする通信中継装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通信中継装置において、
    前記送信データ生成部は、
    前記接続情報に基づいて、記憶した前記第1データより前記現子局と接続される機器に係わる情報を抽出するとともに、記憶した前記第2データより前記新子局と接続される機器に係わる情報を抽出し、
    抽出した前記現子局と接続される機器に係わる情報及び前記新子局と接続される機器に係わる情報を前記第1データフォーマット又は前記第2データフォーマットに従って配列した送信データを生成すること、
    を特徴とする通信中継装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信中継装置において、
    前記送信データ生成部は、
    前記現子局から前記第1データを受信したとき、又は、前記新子局から前記第2データを受信したとき、前記統合を行うこと、
    を特徴とする通信中継装置。
  5. 請求項4に記載の通信中継装置において、
    前記送信データ生成部は、
    前記現子局から前記第1データを受信したとき、受信した前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、前記第2データ情報記憶部に既に記憶されている前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合し、
    前記新子局から前記第2データを受信したとき、前記第1データ情報記憶部に既に記憶されている前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、受信した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合すること、
    を特徴とする通信中継装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信中継装置において、
    前記送信データ生成部は、
    前記新子局から前記第2データを受信したとき、前記第1データ情報記憶部に既に記憶されている前記第1データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、受信した前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報と、を統合すること、
    を特徴とする通信中継装置。
  7. 請求項6に記載の通信中継装置において、
    前記送信データ生成部は、
    前記第1データ情報記憶部に既に記憶されている前記第1データに含まれる前記第1データの第1取得時刻と、受信した前記第2データに含まれる前記第2データの第2取得時刻と、の時間差を算定し、
    算定した前記時間差が所定の時間差以内の場合、前記統合を行うこと、
    を特徴とする通信中継装置。
  8. 請求項7に記載の通信中継装置において、
    前記送信データ生成部は、
    前記第1取得時刻と現時刻との時間差が所定の時間差を上回るとき、前記第1データ情報記憶部に記憶される情報を消去し、
    前記第2取得時刻と現時刻との時間差が所定の時間差を上回るとき、前記第2データ情報記憶部に記憶される情報を消去すること、
    を特徴とする通信中継装置。
  9. 請求項7に記載の通信中継装置において、
    前記送信データ生成部は、
    前記送信データを前記親局に送信したとき、前記第1データ情報記憶部及び前記第2データ情報記憶部に記憶される情報を消去すること、
    を特徴とする通信中継装置。
  10. 複数の機器と接続され当該複数の機器の夫々に係わる情報を第1データフォーマットに従って配列した第1データを生成する現子局、及び当該複数の機器と接続可能であり当該複数の機器の夫々に係わる情報を当該現子局の第1データフォーマットとは異なる第2データフォーマットに従って配列した第2データを生成する新子局と、親局との間のデータ通信を中継する通信中継装置の通信中継方法において、
    前記通信中継装置は、
    前記第1データフォーマットを表す情報と、前記第2データフォーマットを表す情報と、前記複数の機器が夫々前記現子局及び前記新子局の何れに接続されているかを示す接続情報と、を記憶するステップと、
    前記現子局から送信される前記第1データ又は前記新子局から送信される前記第2データを受信するステップと、
    受信した前記第1データ又は前記第2データに含まれる前記複数の機器に係わる情報を記憶するステップと、
    記憶した前記第1データフォーマットを表す情報、前記第2データフォーマットを表す情報及び前記接続情報に基づいて、記憶した前記第1データ及び前記第2データの夫々に含まれる前記複数の機器に係わる情報を統合した送信データを生成するステップと、
    生成した送信データを前記親局に送信するステップと、
    を有することを特徴とする通信中継方法。
JP2008232512A 2008-09-10 2008-09-10 通信中継装置、通信中継方法 Expired - Fee Related JP4916490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008232512A JP4916490B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 通信中継装置、通信中継方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008232512A JP4916490B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 通信中継装置、通信中継方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010068238A true JP2010068238A (ja) 2010-03-25
JP4916490B2 JP4916490B2 (ja) 2012-04-11

Family

ID=42193427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008232512A Expired - Fee Related JP4916490B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 通信中継装置、通信中継方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4916490B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013223126A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Hitachi Building Systems Co Ltd 遠隔監視システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148895A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Sony Corp 遠隔監視システム、電子機器の遠隔監視方法、下位監視装置、機器監視情報の通知方法、上位監視装置、保守データの通信方法、プログラム及び記録媒体
JP2005260635A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Matsushita Electric Works Ltd 中継親装置及び遠隔監視システム
JP2007159220A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気所における遠隔監視制御装置取替時の監視制御方法及びその監視制御システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148895A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Sony Corp 遠隔監視システム、電子機器の遠隔監視方法、下位監視装置、機器監視情報の通知方法、上位監視装置、保守データの通信方法、プログラム及び記録媒体
JP2005260635A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Matsushita Electric Works Ltd 中継親装置及び遠隔監視システム
JP2007159220A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気所における遠隔監視制御装置取替時の監視制御方法及びその監視制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013223126A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Hitachi Building Systems Co Ltd 遠隔監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4916490B2 (ja) 2012-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4227177B2 (ja) ディジタル形保護制御装置
CN101432612B (zh) 智能电子设备配置验证
US20060092039A1 (en) Field device and method for transferring the field device's signals
KR19990083262A (ko) 전력계통보호제어장치,전력계통감시제어시스템및프로그램을기억한기억매체
ITRM970771A1 (it) Sistema e procedimento per chiamate di emergenza a base cellulare
JP4916490B2 (ja) 通信中継装置、通信中継方法
CN107025329A (zh) 智能变电站的虚回路自动连接方法
CN105256733B (zh) 地铁站出站导向方法及系统
CN103026306A (zh) 在用于分配电能的设备中的现场设备的配置
CN104702585A (zh) 进行协议转换的方法及网关设备
JP2555228B2 (ja) 中継装置
JP2007199761A (ja) 無線テレメータシステム
CN113079225B (zh) 基于多芯模组电表的外置通信模块及其IPv6通信方法
JP7094751B2 (ja) メッシュネットワーク
CN102508084A (zh) 一种电力系统监测方法及其系统
KR20050115512A (ko) 통신망을 이용한 경량 전철용 직류 배전반 시스템
JP2965387B2 (ja) 無線ネットワークの立ち上げ方法
EP1639752A1 (en) Improvements in or relating to communication systems
JP3594487B2 (ja) テーブル情報登録方法およびテーブル情報送信装置
JP2007243377A (ja) 遠方監視制御システム及び遠方監視制御電文用通信方法
JP4197630B2 (ja) ディジタル電流差動継電器
JP2008234172A (ja) 事故情報管理システム
JP3199766B2 (ja) 分散情報処理装置
KR0151927B1 (ko) 광통신망 중계계통도 자동생성방법
JPH02101938A (ja) 自動オシロ装置を組込んだ制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4916490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees