JP2010068098A - 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが意図的にマスク処理のないデジタル加工処理を選択して演出効果を高めることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置において、本体マイコン13は、撮影モードが固定時間撮影モードか判断する。そして、本体マイコン13は、固定時間撮影モードの場合に、撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する。そして、本体マイコン13は、禁止対象のデジタル加工処理であると判断した場合に、禁止対象のデジタル加工処理を禁止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、固定時間撮影モードを有する撮像装置に関し、特に、固定時間撮影モード中におけるデジタル加工処理が、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある処理であるか否かを判断する技術に特徴のある撮像装置に関する。
撮像装置において、初心者が動画を撮影(撮像)する際、冗長な映像を多く含みがちである。これを解決するために、記録開始から固定時間(ドラマや映画と言った専門家が撮影した映像のカット割に相当する時間)経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モード(ビデオスナップとも言う)を備えた撮像装置がある。
しかしながら、この固定時間が、例えば、数秒程度の少ない時間の場合、撮影実行中にカメラパラメータが切り替わることにより、ユーザの意図しない映像が記録されてしまうという問題があった。
これに対して、従来の固定時間撮影モードを有する撮像装置には、以下の機能を有するものが提案されている。
即ち、固定時間撮影モード中はフルオート撮影となり、フェード・ワイプ・白黒・セピアなどの演出効果やシャッタースピードの切り替えといったマニュアル操作を禁止することにより、ユーザが意図しない映像の撮影を防止する機能を備えたものである。
また、一般的な特殊効果を表示させる例として、多様な特殊効果の中から選択された特殊効果をプレビューする映像記録装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、再生された動画像信号の1つのシーンがフェード処理などの特殊効果処理に必要な時間に満たない場合でも、特殊効果処理を可能とする再生装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−347886号公報 特開2005−20190号公報
フェードやワイプなどのような、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理を禁止することは、数秒程度の少ない固定時間での撮影実行中では実画像がほとんどなくなってしまうことを防ぐために有効である。
しかしながら、実画像そのものは変化せず、単に色が変わるだけの演出効果である白黒やセピアなどマスク処理のないデジタル加工処理まで禁止してしまうと、ユーザが意図的に演出効果を使って撮影ができなくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、ユーザが意図的にマスク処理のないデジタル加工処理を選択して演出効果を高めることができる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像装置は、撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置において、撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段により前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段により前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記禁止対象のデジタル加工処理を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする。
請求項4記載の撮像装置は、撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置において、撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段により前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある制限対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段により前記制限対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記固定時間撮影モードの撮影時間が第1の撮影時間以上か判断する第3の判断手段と、前記第3の判断手段により前記第1の撮影時間以上と判断された場合に、前記第1の撮影時間未満の第1の実行時間で前記制限対象のデジタル加工処理を実行する第1の実行手段と、前記第3の判断手段により前記第1の撮影時間未満と判断された場合に、前記固定時間撮影モードの撮影時間が第2の撮影時間以上か判断する第4の判断手段と、前記第4の判断手段により前記第2の撮影時間以上と判断された場合に、前記第2の撮影時間未満の第2の実行時間で前記制限対象のデジタル加工処理を実行する第2の実行手段とを備えることを特徴とする。
請求項7記載の撮像装置は、撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置において、前記撮影画像に対してデジタル加工処理を行うための加工手段と、前記加工手段を選択する選択手段と、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する判断手段と、前記判断手段により前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に前記加工手段の選択を禁止し、前記判断手段により前記禁止対象のデジタル加工処理でないと判断された場合に、前記加工手段の選択を許可する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項8記載の撮像装置の制御方法は、撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置の制御方法において、撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断ステップと、前記第1の判断ステップにより前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断ステップと、前記第2の判断ステップにより前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記禁止対象のデジタル加工処理を禁止する禁止ステップとを備えることを特徴とする。
請求項9記載のプログラムは、撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記撮像装置の制御方法は、撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断ステップと、前記第1の判断ステップにより前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断ステップと、前記第2の判断ステップにより前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記禁止対象のデジタル加工処理を禁止する禁止ステップとを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、ユーザが意図的にマスク処理のないデジタル加工処理を選択して演出効果を高めることができる。
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルビデオカメラのブロック構成図である。
図1において、デジタルビデオカメラ10は、撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する。
そして、デジタルビデオカメラ10は、被写体を撮影(撮像)する撮像部11と、撮影した画像に対してデジタル加工処理を施すデジタル加工処理部12と、本体マイコン13と、本体マイコン13に対して処理を命令するための入力部14とを備える。
また、デジタルビデオカメラ10は、現在処理している内容を表示するための表示処理部16と、撮影した画像を保存しておくための記録媒体17とを備える。表示処理部16は、後述する禁止対象のデジタル加工処理である旨を表示する表示手段として機能する。
また、本体マイコン13は、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であるかどうかの判断を行う判断処理部15を有する。
ここで、デジタル加工処理部12は、撮影画像に対してデジタル加工処理を行うための加工手段として機能する。
また、本体マイコン13は、加工手段を選択する選択手段として機能する。
また、判断処理部15は、撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する判断手段として機能する。
また、本体マイコン13は、判断手段により禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に加工手段の選択を禁止し、判断手段により禁止対象のデジタル加工処理でないと判断された場合に、加工手段の選択を許可する制御手段として機能する。
図2は、図1のデジタルビデオカメラによって実行されるデジタル加工(処理)制御処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
本フローチャートは、図1における本体マイコン13の制御の下に実行される。
尚、ステップS202における禁止対象のデジタル加工処理とは、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であるものとする。
最初のステップS201において、本体マイコン13は、撮影モードが固定時間撮影モードかどうかの判断を行う。
ステップS201において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードであると判断された場合、次のステップS202において、本体マイコン13は、現在選ばれているデジタル加工処理が禁止対象のデジタル加工処理であるかどうかの判断を行う。
ステップS201において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードではないと判断された場合、次のステップS204において、本体マイコン13は、現在選ばれているデジタル加工処理の実行を許可する。
ステップS202において、本体マイコン13により、禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合、次のステップS203において、本体マイコン13は、現在選ばれているデジタル加工処理の実行を禁止する。
ステップS202において、本体マイコン13により、禁止対象のデジタル加工処理ではないと判断された場合、ステップS204において、本体マイコン13は、現在選ばれているデジタル加工処理の実行を許可する。
ここで、ステップS201は、撮影モードが固定時間撮影モードか判断する第1の判断手段として機能する。
また、ステップS202は、第2の判断手段として機能する。第2の判断手段は、第1の判断手段により固定時間撮影モードと判断された場合に、撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する。
また、ステップS203は、第2の判断手段により禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、禁止対象のデジタル加工処理を禁止する禁止手段として機能する。
ここで、禁止対象のデジタル加工処理とは、オートフェード、ワイプのうち少なくともいずれか1つを含む。
以上の処理により、固定時間撮影モードにおいて、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であった場合に、デジタル加工処理を禁止することが可能となる。これによって、ユーザが意図的にマスク処理のないデジタル加工処理を選択して演出効果を高めることが可能となる。
図3は、図1のデジタルビデオカメラによって実行されるデジタル加工(処理)制御処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
本フローチャートは、図1における本体マイコン13の制御の下に実行される。
尚、ステップS302における制限対象のデジタル加工処理とは、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であるものとする。また、本実施の形態では、第1の実行時間、第2の実行時間に加え、第3の実行時間も有するものとする。
最初のステップS301において、本体マイコン13は、撮影モードが固定時間撮影モードかどうかの判断を行う。
ステップS301において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードであると判断された場合、次のステップS302において、本体マイコン13は、現在選ばれているデジタル加工処理が制限対象のデジタル加工処理であるかどうかの判断を行う。
ステップS301において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードではないと判断された場合、次のステップS305において、本体マイコン13は、現在選ばれているデジタル加工処理の実行を許可する。
ステップS302において、本体マイコン13により、制限対象のデジタル加工処理であると判断された場合、次のステップS303において、本体マイコン13は、固定時間撮影モードの記録時間が16秒以上であるかどうかの判断を行う。
ステップS302において、本体マイコン13により、制限対象のデジタル加工処理ではないと判断された場合、次のステップS305において、本体マイコン13は、現在選ばれているデジタル加工処理の実行を許可する。
ステップS303において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードの記録時間が16秒以上であると判断された場合、次のステップS306において、本体マイコン13は、デジタル加工処理の実行時間を4秒に設定する。
ステップS303において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードの記録時間が16秒未満であると判断された場合、次のステップS304において、本体マイコン13は、固定時間撮影モードの記録時間が8秒以上であるかどうかの判断を行う。
ステップS304において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードの記録時間が8秒以上であると判断された場合、次のステップS307において、本体マイコン13は、デジタル加工処理の実行時間を2秒に設定する。
ステップS304において、本体マイコン13により、固定時間撮影モードの記録時間が8秒未満であると判断された場合、次のステップS308において、本体マイコン13は、デジタル加工処理の実行時間を0秒に設定する。デジタル加工処理の実行時間を0秒に設定すると言うことは、デジタル加工処理を禁止すると言うことである。
ここで、ステップS301は、撮影モードが固定時間撮影モードか判断する第1の判断手段として機能する。
また、ステップS302は、第2の判断手段として機能する。第2の判断手段は、第1の判断手段により固定時間撮影モードと判断された場合に、撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある制限対象のデジタル加工処理であるか判断する。
また、ステップS303は、第2の判断手段により制限対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、固定時間撮影モードの撮影時間が第1の撮影時間以上か判断する第3の判断手段として機能する。
また、ステップS306は、第3の判断手段により第1の撮影時間以上と判断された場合に、第1の撮影時間未満の第1の実行時間で制限対象のデジタル加工処理を実行する第1の実行手段として機能する。
また、ステップS304は、第3の判断手段により第1の撮影時間未満と判断された場合に、固定時間撮影モードの撮影時間が第2の撮影時間以上か判断する第4の判断手段として機能する。
また、ステップS307は、第4の判断手段により第2の撮影時間以上と判断された場合に、第2の撮影時間未満の第2の実行時間で制限対象のデジタル加工処理を実行する第2の実行手段として機能する。
ここで、制限対象のデジタル加工処理とは、オートフェード、ワイプのうち少なくともいずれか1つを含む。
以上の処理により、固定時間撮影モードにおいて、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であった場合に、デジタル加工処理の時間を短縮し、あるいは、デジタル加工処理を禁止することが可能となる。これによって、ユーザが意図的にマスク処理のないデジタル加工処理を選択して演出効果を高めることが可能となる。
図4は、図1のデジタルビデオカメラによって実行されるデジタル加工(処理)制御処理の第3の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
本フローチャートは、図1における本体マイコン13の制御の下に実行される。
尚、本フローチャートでは、オードフェードが選択された際の動作を示すものとする。本フローチャートでは、制限対象のデジタル加工処理を有効にして撮影画像の記録を開始した際に、再度記録を有効にしなくても記録の終了時の処理を行うものである。
最初のステップS401において、ユーザの入力部14からの指示により、本体マイコン13は、メニュー画面からオートフェードを選択する。
ステップS402において、ユーザの入力部14からの指示により、本体マイコン13は、デジタル加工処理ONの状態にする。
ステップS403において、図3のフローチャートを基に、本体マイコン13は、デジタル加工処理の実行時間Tを設定する。
ステップS404において、ユーザの入力部14からの記録開始操作により、本体マイコン13は、固定時間撮影を開始する。
ステップS405において、本体マイコン13は、フェードイン処理を実行する。
ステップS403で設定された実行時間が経過した後、ステップS406において、本体マイコン13は、フェードイン処理を終了するとともに、デジタル加工OFFの状態にする。
ステップS407において、本体マイコン13は、内部的にデジタル加工ONの状態にする。
ステップS408において、本体マイコン13は、固定撮影時間の残り撮影時間がステップS403で設定された実行時間となったタイミングで、フェードアウト処理を実行する。
ステップS403で設定された実行時間が経過した後、ステップS409において、本体マイコン13は、フェードアウト処理を終了するとともに、デジタル加工OFFの状態にし、固定時間撮影を終了する。
以上の処理により、固定時間撮影モードにおいて、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であった場合に、デジタル加工処理を禁止することが可能となる。これによって、ユーザが意図的にマスク処理のないデジタル加工処理を選択して演出効果を高めることが可能となる。
図5は、図3、図4のフローチャートにおけるタイムチャートである。尚、本実施の形態ではワイプが選択された際の動作を示すものとする。
図5(a)は、固定撮影時間が16秒であった場合のタイムチャートである。
記録開始直後からワイプイン動作が開始する。ワイプイン動作は4秒で終了する速さで実行されるため、記録開始4秒後に撮影画像が全て表示される。
記録開始12秒後(16秒−4秒)からワイプアウト動作が開始する。ワイプアウト動作終了と同時に固定時間撮影が終了する。
図5(b)は、固定撮影時間が8秒であった場合のタイムチャートである。
記録開始直後からワイプイン動作が開始する。ワイプイン動作は2秒で終了する速さで実行されるため、記録開始2秒後に撮影画像が全て表示される。
記録開始6秒後(8秒−2秒)からワイプアウト動作が開始する。ワイプアウト動作終了と同時に固定時間撮影が終了する。
図5(c)は、固定撮影時間が4秒であった場合のタイムチャートである。
固定撮影時間が8秒未満の場合はワイプ動作は実行されないため、記録開始から記録終了まで撮影画像が全て表示される。
以上の処理により、固定時間撮影モードにおいて、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であった場合に、デジタル加工処理を禁止することが可能となる。これによって、ユーザが意図的にマスク処理のないデジタル加工処理を選択して演出効果を高めることが可能となる。
図6は、図1における表示処理部の表示例を示す図である。
図6(a)は、通常記録モード時のデジタル加工処理選択画面である。
通常記録モードでは全てのデジタル加工処理が有効となっている。
図6(b)は、固定時間撮影モード(ビデオスナップ)時のデジタル加工処理選択画面である。
固定時間撮影モードでは、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であるオートフェードとワイプをグレーアウトし、選択不可能としている。
ここで、全て選択可能にしておき、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であるオートフェードとワイプを選択した際に警告を表示するという手法を用いてもよい。
また、メニューからは選択可能としておき、実際にデジタル加工処理を有効にする処理をグレーアウトする、または警告表示するという手法を用いてもよい。
第2の実施の形態の場合は、固定時間撮影モードでも全てのデジタル加工処理が選択可能となる。しかし、撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のあるデジタル加工処理であるオートフェードとワイプを選択した際に、固定撮影時間とデジタル加工処理実行時間を表示することで、よりユーザに親切なUIとなることは言うまでもない。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、上述した実施の形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルビデオカメラのブロック構成図である。 図1のデジタルビデオカメラによって実行されるデジタル加工(処理)制御処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 図1のデジタルビデオカメラによって実行されるデジタル加工(処理)制御処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 図1のデジタルビデオカメラによって実行されるデジタル加工(処理)制御処理の第3の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 図3、図4のフローチャートにおけるタイムチャートである。 図1における表示処理部の表示例を示す図である。
符号の説明
10 デジタルビデオカメラ
11 撮像部
12 デジタル加工処理部
13 本体マイコン
14 入力部
15 判断処理部
16 表示処理部
17 記録媒体

Claims (9)

  1. 撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置において、
    撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段により前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記禁止対象のデジタル加工処理を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記禁止対象のデジタル加工処理とは、オートフェード、ワイプのうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記禁止対象のデジタル加工処理である旨を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置において、
    撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある制限対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段により前記制限対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記固定時間撮影モードの撮影時間が第1の撮影時間以上か判断する第3の判断手段と、
    前記第3の判断手段により前記第1の撮影時間以上と判断された場合に、前記第1の撮影時間未満の第1の実行時間で前記制限対象のデジタル加工処理を実行する第1の実行手段と、
    前記第3の判断手段により前記第1の撮影時間未満と判断された場合に、前記固定時間撮影モードの撮影時間が第2の撮影時間以上か判断する第4の判断手段と、
    前記第4の判断手段により前記第2の撮影時間以上と判断された場合に、前記第2の撮影時間未満の第2の実行時間で前記制限対象のデジタル加工処理を実行する第2の実行手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  5. 前記制限対象のデジタル加工処理とは、オートフェード、ワイプのうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記制限対象のデジタル加工処理を有効にして前記撮影画像の記録を開始した際に、再度、デジタル加工処理を有効にしなくても記録の終了時のデジタル加工処理を行うことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  7. 撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置において、
    前記撮影画像に対してデジタル加工処理を行うための加工手段と、
    前記加工手段を選択する選択手段と、
    前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に前記加工手段の選択を禁止し、前記判断手段により前記禁止対象のデジタル加工処理でないと判断された場合に、前記加工手段の選択を許可する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置の制御方法において、
    撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断ステップと、
    前記第1の判断ステップにより前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断ステップと、
    前記第2の判断ステップにより前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記禁止対象のデジタル加工処理を禁止する禁止ステップと、
    を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 撮影画像の記録開始から固定時間経過後に自動的に記録を終了する固定時間撮影モードを有する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記撮像装置の制御方法は、
    撮影モードが前記固定時間撮影モードか判断する第1の判断ステップと、
    前記第1の判断ステップにより前記固定時間撮影モードと判断された場合に、前記撮影画像に対して行われるデジタル加工処理が、前記撮影画像の少なくとも一部のマスク処理を含み、かつ、時間変化のある禁止対象のデジタル加工処理であるか判断する第2の判断ステップと、
    前記第2の判断ステップにより前記禁止対象のデジタル加工処理であると判断された場合に、前記禁止対象のデジタル加工処理を禁止する禁止ステップと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
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