JP2010067182A - サーバー及びクライアント装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】WOL機能を装備する機器を自動判別し、取得したWOL機能に関連する情報を有効活用することができるネットワーク機器の制御装置及び方法を提供する。
【解決手段】ネットワークに接続されたサーバーとクライアント装置との間の相互通信を行う制御装置において、前記サーバーには、ウェーク・アップ・オン・ラン(WOL)情報管理モジュールを設け、前記クライアント装置より相互認識のためにアクセスされたときに少なくともWOL対応であることを示すWOL対応情報を前記クライアント装置に出力する手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】ネットワークに接続されたサーバーとクライアント装置との間の相互通信を行う制御装置において、前記サーバーには、ウェーク・アップ・オン・ラン(WOL)情報管理モジュールを設け、前記クライアント装置より相互認識のためにアクセスされたときに少なくともWOL対応であることを示すWOL対応情報を前記クライアント装置に出力する手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
この発明はサーバー及びクライアント装置に関するもので、ネットワークに接続されている相手機器の電源を自動的に起動し、複数機器間の情報交換ができる環境を得る技術である。
ネットワークに接続された機器、例えばパーソナルコンピュータ(PC)の電源を遠隔配置されたサーバーからの指令によりオンし、ソフトウエアーを自動的にインストールするサービス技術がある(例えば特許文献1)。この技術を利用すると、サーバーに格納されているソフトウエアーを更新するだけで、ネットワークに接続されている複数のクライアント装置(つまりPC)のソフトウエアーは自動的に更新される。クライアント装置における操作ミスの問題が改善される。また複数のクライアント装置のそれぞれに対して、人為的にかつ個別にソフトウエアーをインストールする手間が省ける。
上記のPCを自動的に起動するために、Wake-up ON LAN(以下WOL)と呼ばれる機能が採用されている。上記の環境を実現するために、WOL機能がそれぞれのPCに付加されている。PCがWOL機能をもつためには、該PCにLANアダプタ・カードを装着することで実現できる。サーバーからウェーク・アップ・パケットが送信されると、WOL機能が当該パケットに含まれるコマンドを認識し、自動的に主電源を起動する。
ところで、近年は家庭内、地域あるいは会社においてLANが構築され、このLANに各種の機器が接続されて使用される環境がある。このためにLANには、WOL機能を装備した機器が接続される、またWOL機能を装備しない機器も接続される、さらには複数のデジタルテレビジョン受信機が接続される、複数の記録再生装置が接続されることがある。
また、LANを構築するプロトコルとしてUniversal Plug and Play(以下UPnP)が知られている。UPnPは、複雑な操作を伴うことなく容易にネットワークを構築できる。またUPnPは、eXtensible Markup Language(XML)に準拠した定義ファイルを交換し、ネットワークに接続された機器間において相互認識を行うことができる。つまり、UPnPの環境のもとでは、IPアドレス等の自己の機器IDを取得するアドレッシング処理、ネットワーク上の各デバイスの検索を行い、各機器からの応答を受信し、応答に含まれる機器種別、機能などの情報を取得するディスカバリー処理、ディスカバリー処理で取得した情報に基づいて各機器にサービスを要求するサービス要求処理などが実現可能である。
ネットワークに新たに接続された機器は、上記のアドレッシング処理によりデバイスIDを取得し、ディスカバリー処理によりネットワーク上の他の機器の情報を取得し、他の機器にサービスを要求することが可能となる。
特開平11−85326号公報
上記したようなネットワークの環境において、現状ではどの機器がWOL機能を装備した機器であるかを自動検出する手段がない。またWOL機能を装備した機器を、アクセスしたとき起動が完結するまでの時間が不明である。
今、WOL機能を装備した第1のPCをサーバーとして利用するものとすると、他の機器(例えば第2のPC)から当該第1のPCをアクセスする場合、Media Access Control(以下MACと称する)アドレスあるいは第1のPCを特定するIDが必要である。つまり、第1のPCにMACアドレスを登録して、第1のPCを特定しながら第2のPCからウェーク・アップ・パケットを送信するか、又は第1のPCのIDを指定してウェーク・アップ・パケットを送信する必要がある。
しかしサーバー及びクライアント装置として利用する機器としてはPCに限らずデジタルテレビジョン受信装置(DTV)、記録再生装置なども考えられる。現在は、PCに対して交信相手のMACアドレスやIDを設定することが可能である。したがって複数のPC間においては、互いの交信相手を限定選択することが可能である。しかしデジタルテレビジョン装置にはMACアドレスや交信相手のIDを設定する部分が無い。したがって、デジタルテレビジョン装置は、特にクライアント装置と利用する場合に、交信相手を限定選択するための手段がない。
この発明の一面は、上記した事情に鑑みてなされたもので、WOL機能を装備する機器を自動的に判別することができる環境を得るサーバー及びクライアント装置を提供することにある。またこの発明の一面では、取得したWOL機能に関連する情報を有効活用することができるクライアント装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明の一面では、ネットワークに接続されたクライアント装置との間の相互通信を行うサーバーにおいて、ウェーク・アップ・オン・ラン(WOL)情報管理モジュールを設け、前記クライアント装置より相互認識のためにアクセスされたときに少なくともWOL対応であることを示すWOL対応情報を前記クライアント装置に送出するWOL情報管理モジュールを設けたことを特徴とする。
またこの発明の他の一面ではネットワークに接続されたサーバーとの間で相互通信を行うクライアント装置において、前記相互認識のために前記サーバーをアクセスしたとき、前記サーバーからWOL対応であることを示すWOL情報が送られてきたとき、前記WOL対応情報を管理するクライアント側WOL情報管理モジュールを有することを特徴とする。
上記の手段によると、クライアント装置は前記サーバーがWOL対応機器であることを自動的に認識することが可能となり、当該サーバーを指定して容易に起動することが可能となる。また、ネットワーク上に複数のサーバーが存在する場合も個々のサーバーを選択的にアクセスすることが可能となる。
以下図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。図1に本発明のネットワーク機器の制御装置が適用されたネットワーク構成例を示す。サーバー132は、ホームネットワーク121に接続されている。サーバー132は、例えば放送番組などを記録再生する記録再生専用の装置として設けられている。
またサーバー131も設けられている。サーバー131は、受信器及び記録再生装置を装備した例えばデジタルテレビジョン受信装置でありサーバーとして利用されている。このサーバー131もホームネットワーク121に接続されている。
ホームネットワーク(LAN)121には、クライアント装置としてデジタルテレビジョン受信装置101を接続することが可能であり、また、パーソナルコンピュータ102を接続することが可能である。
図2にはサーバー132の構成例を示している。システム制御モジュール170は、受信器152、復調器153、エンコーダ154、記録再生制御モジュール155、記録媒体156、デコーダ161、LAN接続モジュール159、通信モジュール160などを直接的あるいは間接的に制御し統括している。またこのサーバー132は、WOL機能対応機器である。このためにWOL基板180が設けられている。このWOL基板180を介して商用電源にプラグ181が接続されている。WOL基板180には、補助電源電圧を出力する補助電源系統、主電源電圧を出力する主電源系統が構築されている。補助電源電圧は、主電源電圧がオフしているときに、例えばLAN接続モジュール159、通信モジュール160及びシステム制御モジュール170の特定された回路のみをオン状態に維持するために利用されている。
LAN121を通じてウェーク・アップ・パケットが受信されたき、WOL機能が当該パケットに含まれるコマンドを認識し、自動的に主電源を起動する。主電源がオンするとこのサーバー132全体が活性状態となる。
アンテナ151より取り込まれた信号は、受信器152に導入される。受信器152は後述するシステム制御モジュール170からの選択信号によりチャンネルを選択し、チャンネルから番組ストリームを選択する。番組ストリームは復調器153に入力され復調され番組信号として出力される。番組信号はエンコーダ154にて所定のフォーマット(例えばMPEG規格のフォーマット)の圧縮信号に変換され、記録再生制御モジュール155に入力される。記録再生制御モジュール155は、所定のフォーマットの圧縮信号を記録媒体156に格納する。記録媒体としてはハードディスク(hard disk)、DVD(Digital versatile disc)などが用いられる。
さらにまた記録媒体156に記録される情報としては、LAN(例えばホームネットワーク)121を介して配信されるパケット信号により送られてくる情報も存在する。LAN121から配信されるパケット信号が、LAN接続モジュール159を介して取り込まれる。パケット信号は、通信モジュール160において処理され、パケット送信されたコンテンツが取り出される。このコンテンツは、エンコーダ154に入力され、エンコーダ154にて所定のフォーマットの圧縮信号に変換され、記録再生制御モジュール155により、所定のフォーマットの圧縮信号が記録媒体156に格納される。
上記のサーバー132に対しては、LAN121に接続されているクライアント装置はコンテンツのダウンロード要求を行うことができる。要求信号はLAN接続モジュール159を介して取り込まれ、通信モジュール160にて復調される。この要求信号は、システム制御モジュール170にて解析される。
システム制御モジュール170は、要求信号を解析した結果に基づき、記録媒体156の管理情報を解析して、要求されているコンテンツの格納空間を確定する。そしてこの格納空間情報に基づき、記録再生制御モジュール156を制御し、要求されているコンテンツを読み出させる。
要求されているコンテンツは、デコーダ161でデコードされて通信モジュール160に入力されて、通信パケットに多重される。このとき、コンテンツを要求したクライアント装置のIPアドレス及びIDあるいはMACアドレスが通信パケットのヘッダに多重される。この通信パケットは、LAN接続モジュール159を介してクライアント装置に送信される。
なおシステム制御モジュール170には、EPG情報管理モジュール174が設けられ、番組案内情報を管理することができる。そして、番組案内情報をデータベースとして、例えば、操作部185の操作に応じて、指定した放送番組を自動的の録画することも可能である。さらには、指定したジャンルの番組、あるいは特定の名称、出演者名を含む番組を自動録画すること可能である。番組案内情報は、受信器152を介して取り込まれ、記録媒体に保存される。また番組案内情報は定期的に更新され最新の情報が保存されている。
さらにまたシステム制御モジュール170には、Media Access Control(以下MACと称する)アドレス管理モジュール172が設けられてもよい。
<本装置の特徴部分>
(1)本装置ではLANを構築するプロトコルとして例えばUniversal Plug and Play(以下UPnP)が用いられている。このUPnPを実行させるUPnP情報処理モジュール171が、システム制御モジュール170内に構築されている。UPnPは、複雑な操作を伴うことなく容易にネットワークを構築できる。またUPnPは、eXtensible Markup Language(XML)に準拠した定義ファイルを交換し、ネットワークに接続された機器間において相互認識を行うことができる。つまり、UPnPの環境のもとでは、IPアドレス等の自己の機器IDを取得するアドレッシング処理、ネットワーク上の格デバイスの検索を行い、各機器からの応答を受信し、応答に含まれる機器種別、機能などの情報を取得するディスカバリー処理、ディスカバリー処理で取得した情報に基づいて各機器にサービスを要求するサービス要求処理などが実現可能である。
(1)本装置ではLANを構築するプロトコルとして例えばUniversal Plug and Play(以下UPnP)が用いられている。このUPnPを実行させるUPnP情報処理モジュール171が、システム制御モジュール170内に構築されている。UPnPは、複雑な操作を伴うことなく容易にネットワークを構築できる。またUPnPは、eXtensible Markup Language(XML)に準拠した定義ファイルを交換し、ネットワークに接続された機器間において相互認識を行うことができる。つまり、UPnPの環境のもとでは、IPアドレス等の自己の機器IDを取得するアドレッシング処理、ネットワーク上の格デバイスの検索を行い、各機器からの応答を受信し、応答に含まれる機器種別、機能などの情報を取得するディスカバリー処理、ディスカバリー処理で取得した情報に基づいて各機器にサービスを要求するサービス要求処理などが実現可能である。
(2)次に、Wake-up ON LAN(以下WOL)機能を実現するWOL基板180が設けられるとともに、システム制御モジュール170には、WOL情報管理モジュール173が構築されている。このWOL情報管理モジュール173内には、上記のディスカバリー処理のときに、機器種別、機能などの情報とともに創出するWOL情報が管理されている。
WOL情報としては、WOL対応機器であることを示す情報、WOL機能により起動するときにかかる起動時間情報がある。起動時間情報には、さらに起動時にかかる最大時間情報、及びまたは平均時間情報が含まれる。
図3は、図1に示した例えばクライアント装置101の構成例を示している。この場合のクライアント装置101はデジタルテレビジョン受信装置である。
システム制御モジュール20は、受信器12、復調器13、エンコーダ14、記録再生制御モジュール15、LAN接続モジュール33などを直接的あるいは間接的に制御し統括している。
アンテナ12より取り込まれた信号は、受信器12に導入される。受信器12は後述するシステム制御モジュール20からの選択信号によりチャンネルを選択し、チャンネルから番組ストリームを選択する。番組ストリームは復調器13に入力され復調され番組信号として出力される。番組信号は信号処理モジュール14で画質音声などの調整を受けて、出力モジュール15を介してディスプレイ16に入力される。
またこのクライアント装置は、LAN接続モジュール33、ジュール通信モジュール34を介してサーバーからサービスコンテンツをダウンロードして視聴することが可能である。このとき、サービスコンテンツの一時格納部として、記録再生装置40が利用されてもよい。記録再生装置40は、エンコーダ41、デコーダ42、記録再生制御モジュール43、記憶媒体44を有する。復調器13で復調されたコンテンツは、エンコーダ41で所定のフォーマットの圧縮信号に変換され、記録再生制御モジュール43により、所定のフォーマットの圧縮信号が記録媒体44に格納される。記憶媒体44としてはハードディスク、DVD、半導体メモリなどが利用されている。記憶媒体44のデータは、記録再生モジュール43で読出し再生され、デコーダ42で元のベースバンドコンテンツに変換され、信号処理モジュール14にて画質音声などの調整を受けて、出力モジュール15を介してディスプレイ16に入力される。
OSDモジュール30はシステム制御モジュール20により制御され、例えば、テキスト情報、番組情報などを出力する。出力されたテキスト情報、番組情報などは、出力モジュール15にて出力映像信号に多重される。
このクライアント装置においてもシステム制御モジュール20には、EPG情報管理モジュール24が設けられ、番組案内情報を管理することができる。そして、番組案内情報をデータベースとして、例えば、操作部35の操作に応じて、指定した放送番組を自動的の録画することも可能である。さらには、指定したジャンルの番組、あるいは特定の名称、出演者名を含む番組を自動録画すること可能である。番組案内情報は、インターネット140あるいは受信器12を介して取り込まれ、記録媒体に保存される。また番組案内情報は定期的に更新され最新の情報が保存されている。またシステム制御モジュール170には、Media Access Control(以下MACと称する)アドレス管理モジュール22が設けられてもよい。電源モジュール31は、プラグ32を介して商用電源に接続される。電源スイッチ(図示せず)がオンされると、クライアント装置(テレビジョン受信装置)全体が活性状態となる。
上記した図3のクライアント装置101、図2のサーバー132は、LAN121に接続されており、UPnPプロトコルに基づき、互いを認識し、ネットワークを構築する。
図4はネットワークが構築された後であり、そして図3のクライアント装置101、図2のサーバー132の電源がオンしている状態であり、そして互いの通信が行われる一例を示している。サーバー132より、NOTIFYコマンドがLAN上に送出される。このNOTIFYコマンドは、例えばサーバー132において、データベースの更新があった場合、あるいは電源スイッチがオンされたような場合に各クライアント装置に対して存在を通知するものである。
するとクライアント装置101は、TTTP(Hyper Text Transfer Protocol)により、相手機器(サーバー)の情報を要求するコマンド(HTTP GET)を出力する。これに応答しいて、サーバー132は、機器情報を出力する。機器情報としては、機器名(サーバー名)IPアドレスに加えて、WOL情報(サーポートしていることの情報、WOL起動時間など)を送信する。
このクライアント装置101は、機器情報を取得して管理する。さらに次のような処理を行ってもよい。続いてサーバー132に対してARPを送出する。このとき相手を特定するアドレスは例えばIPアドレスである。これに応答して、サーバー132は、MACアドレスを返信する。これによりクライアント装置101は、サーバー132のMACアドレスを取得することになる。これによりイーサーネット(商標)規格による、通信パケットを用いることが可能となる。
図5(A)、図5(B)には、サーバー132の動作を示している。図5(A)は、NOTIFYコマンドを送出した後、クライアント装置101からHTTP GET コマンドが送られてきたとき(ステップ5SA1)の処理(ステップ5SA2)を示している。図5(B)はクライアント装置101からARPが送られてきたとき(ステップ5SB1)MACアドレスを送出する動作(ステップ5SB2)を示している。
図6(A),図6(B)には、クライアント装置101側の動作を示している。図6(A)は、サーバー132からNOTIFYコマンドが送られてきたとき(ステップ6SA1)、クライアント装置101がこれに応答し、HTTP GET コマンドを送出した状態を示している(ステップ6SA2)。そしてその後、サーバー132から機器情報が送られてきたとき、サーバー101はこの機器情報を取得している(ステップ6SA3)。図6(B)は、ARPをLAN上に送出し(ステップ6SB1)、MACアドレスを取得する(ステップ6SB2)流れを示している。
上記したようにクライアント装置101は、LAN上の機器の機器名、WOL情報などを取得することができる。したがって、クライアント装置101は、例えば図7(A)に示すようなテーブルを構築することができる。即ち、各種機器名、機器がWOL対応か否かを示す情報を得ることができる。また、WOL対応機器の起動時間情報も取得することができる。勿論各機器のIPアドレス、MACアドレスも取得することができる。丸印は、WOL対応機器であることを示す。×印は、WOL対応していない危機であることを示す。
したがってクライアント装置101は、WOL情報管理モジュール23に基づいて、例えば図7(B)に示すようなユーザーインタフェース(UI)画面を生成し、OSDモジュールを介してディスプレイ16に表示することができる。このUI画面は、WOL対応機器のリストを示すものである。
クライアント装置101は上記した情報を有効に活用することができる。即ち、クライアント装置は、WOL機能を利用してアクセスする対象機器を特定する場合、クライアント側WOL情報管理モジュール内のWOL情報を参照して特定することができる。即ち、WOL対応していない機器を指定してアクセスするようなことはない。WOL対応機器(メディアサーバー)のみをWOL対象として選択することができ、アクセス能率が向上する。
またクライアント装置は、取得している起動時間情報を参照して、対象機器(サーバー)をアクセスすることができる。起動時間が長いサーバーをコンテンツ取得のためにアクセスする場合は、起動時間を計算に入れて、コンテンツ取得予想時間よりもアクセスを開始するスタート時間を早めに設定することができる。このためには、例えばWOLパケットを送出するタイミングを変更することで可能である。
また上記のようにMACアドレスを取得し、例えば不揮発メモリに格納しておくことで、このMACアドレスを有効に活用することが可能となる。また、上記したUI画面を生成することができ、利用可能なメディアサーバーを一覧で確認し、アクセス指定できる。
上記の説明では、図1のサーバー132、クライアント装置101の関係を代表して説明した。しかしデジタルテレビジョン受信装置131がサーバーとして利用されてもよい。そしてこのデジタルテレビジョン受信装置131にWOL機能が付加されていてもよい。
図8は、サーバーとして機能するデジタルテレビジョン受信装置131の構成例を示している。このデジタルテレビジョン受信装置131は、図3に示したデジタルテレビジョン受信装置101とほとんど同じ構成であるから、同一部に同一符号を付して説明は省略する。ただし、このデジタルテレビジョン受信装置131は、電源モジュールとしてWOL基板36を有する。
つまりデジタルテレビジョン受信装置131は、WOL機能対応機器である。このためにWOL基板36が設けられている。このWOL基板36を介して商用電源にプラグ32が接続されている。WOL基板32には、補助電源電圧を出力する補助電源系統、主電源電圧を出力する主電源系統が構築されている。補助電源電圧は、主電源電圧がオフしているときに、例えばLAN接続モジュール33、通信モジュール34及びシステム制御モジュール20の特定された回路のみをオン状態に維持するために利用されている。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
101,102・・・クライアント装置、121・・・ホームネットワーク(LAN),131,132・・・サーバー、140・・・インターネット、
11、151・・・アンテナ、12、152・・・受信器、13、153・・・復調器、41、154・・・エンコーダ、44、155・・・記録再生制御モジュール、44、156・・・記録媒体、157・・・インターネット接続モジュール、34、158・・・通信モジュール、33、159・・・LAN接続モジュール、160・・・通信モジュール、161・・・デコーダ、170・・・システム制御モジュール、171・・・UPnP情報処理モジュール、172・・・MACアドレス管理モジュール、173・・・WOL情報管理モジュール、174・・・EPG情報管理モジュール、36、180・・・WOL基盤、32、181・・・プラグ、185・・・操作部。
11、151・・・アンテナ、12、152・・・受信器、13、153・・・復調器、41、154・・・エンコーダ、44、155・・・記録再生制御モジュール、44、156・・・記録媒体、157・・・インターネット接続モジュール、34、158・・・通信モジュール、33、159・・・LAN接続モジュール、160・・・通信モジュール、161・・・デコーダ、170・・・システム制御モジュール、171・・・UPnP情報処理モジュール、172・・・MACアドレス管理モジュール、173・・・WOL情報管理モジュール、174・・・EPG情報管理モジュール、36、180・・・WOL基盤、32、181・・・プラグ、185・・・操作部。
Claims (8)
- ネットワークに接続されたクライアント装置との間の相互通信を行うサーバーにおいて、
ウェーク・アップ・オン・ラン(WOL)情報管理モジュールを設け、前記クライアント装置より相互認識のためにアクセスされたときに少なくともWOL対応であることを示すWOL対応情報を前記クライアント装置に送出するWOL情報管理モジュールを設けたことを特徴とするサーバー。 - WOL情報管理モジュールは、前記WOL対応情報に、WOL機能により起動するときに要する起動時間情報も前記クライアント装置に送出することを特徴とする請求項1記載のサーバー。
- 前記起動時間情報には、さらに起動にかかる最大時間情報、平均時間情報を含まれることを特徴とする請求項2記載のサーバー。
- ネットワークに接続されたサーバーとの間で相互通信を行うクライアント装置において、
前記相互認識のために前記サーバーをアクセスしたとき、前記サーバーからWOL対応であることを示すWOL情報が送られてきたとき、前記WOL対応情報を管理するクライアント側WOL情報管理モジュールを有することを特徴とするクライアント装置。 - クライアント側WOL情報管理モジュール内の前記WOL情報を参照して、WOL機能を利用してアクセスする対象機器を特定する手段を有することを特徴とする請求項4記載のクライアント装置。
- さらに取得している前記起動時間情報を参照して、前記対象機器をアクセスする手段を有することを特徴とする請求項5記載のクライアント装置。
- 前記クライアント側WOL情報管理モジュールにおいて、複数のサーバーから取得した複数の前記WOL情報をテーブル化して保存する手段を有すること特徴とする請求項4記載のクライアント装置。
- 前記クライアント側WOL情報管理モジュールは、複数のサーバーから取得した複数の前記WOL情報を、ユーザーインタフェース画面用として生成してディスプレイに出力することを特徴とする請求項4記載のクライアント装置。
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Legal Events
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100330 |