JP2010066472A - 光学接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上で大きなスペースを占有することなく、光ファイバの端部の位置決めが容易で、接続及び接続解除を自在にできる光学接続構造を提供する。
【解決手段】少なくとも、先端を45°研磨または先端に屈曲部を有した光ファイバと、光ファイバを基板に対して平行に固定した光ファイバ固定部材と、基板に対して垂直方向に光軸が向くように電気的に接続・固定された受発光素子とからなり、光ファイバの端部を光ファイバ固定部材から突出させた状態で、光ファイバ固定部材を受発光素子に突き当てて、光ファイバの端部を受発光素子の受発光部に位置合わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバを受発光素子に接続するための光学接続構造に関するものである。
従来より、基板上で光機能部品を接続するのに光ファイバを有する光学接続構造が用いられている。光学接続構造には、フェルールに光ファイバを装着して基板に沿って光機能部品に突き合わせるといった基板と平行方向に接続するものと、基板に対し垂直方向に開口された接続点を持つ光機能部品に光ファイバの先端を斜めに切断して接触させるといった基板と垂直方向に接続するものとがある。
基板と平行方向に接続する光学接続構造では、一般的にハウジングやフェルールを備えた光コネクタ等が使用され、位置合わせをして突き合わせることにより安定して接続を行うことができる。しかしながら、ハウジングやフェルールが基板上で大きなスペースを占有してしまうという問題点があった。
また、基板と垂直方向に接続する光学接続構造では、レーザーによる光を照射しながら光ファイバの位置合わせを行うアクティブアライメントが行われているが、高い精度が要求されるため、容易に安定して接続を行うことが難しく、例えば光機能部品と光ファイバとの接触の際に、光機能部品を破損させる恐れがあった。
レンズ等の反射層を用いて非接触で光学接続させることも可能であるが、部品点数が多くなり、反射層と光機能部品、光ファイバとの位置合わせで接続にかかる時間も長くなり、高コストになる問題点があった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−026515号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、基板上で大きなスペースを占有することなく、光ファイバの端部の位置決めが容易で、接続及び接続解除を自在にできる光学接続構造を提供することにある。
本発明の光学接続構造は、少なくとも、先端を45°研磨または先端に屈曲部を有した光ファイバと、上記光ファイバを基板に対して平行に固定した光ファイバ固定部材と、基板に対して垂直方向に光軸が向くように電気的に接続・固定された受発光素子とからなり、上記光ファイバの先端が上記光ファイバ固定部材から突出しており、上記光ファイバ固定部材が上記受発光素子に突き当てられ、上記光ファイバの端部が上記受発光素子の受発光部に位置合わせされていることを特徴としている。
また、本発明においては、光ファイバの先端が光ファイバ固定部材から100〜400μm突出していることが好ましい。さらに、光ファイバ固定部材は、受発光素子に突き当てる側面に切り欠きを備え、上記切り欠き内に上記受発光素子を収容しつつ上記光ファイバ固定部材と上記受発光素子を突き当てることが好ましい。また、本発明においては、光ファイバ固定部材は、受発光素子を収容する矩形孔を備え、上記矩形孔内に上記受発光素子を収容しつつ上記光ファイバ固定部材と上記受発光素子を突き当てることが好ましい。
本発明の光学接続構造によれば、受発光素子が基板に対して垂直方向に実装された場合においても、予め相対配置を決めてある受発光素子と光ファイバ固定部材とを突き合わせるだけで、光ファイバの端部を受発光素子の受発光部に高精度にかつ容易に位置合わせすることができる。また、受発光素子と光ファイバ固定部材との相対配置が予め決められているため、接続及び接続解除が自在にでき、光ファイバの接続を安全かつ確実に行うことができる。
次に、図面を用いて本発明の光学接続構造の実施形態について具体的に説明する。
図1は本発明の光学接続構造の一実施形態を示した図である。本発明の光学接続構造は、図1に示されているように、光ファイバ1と、この光ファイバ1を基板3に対して平行に固定した光ファイバ固定部材2と、基板3に対して垂直方向に光軸が向くように固定された受発光素子4とから構成されており、光ファイバ固定部材2と受発光素子4とを突き当てることにより、光ファイバ1と受発光素子4とを位置合わせるものである。
本発明の光学接続構造においては、光ファイバ1の先端が45°研磨されたもの(図1〜3に示した構成)または先端に例えば90°の屈曲部を有したもの(図4に示した構成)であることが必須である。このような構成により、基板上で大きなスペースを占有することなく、基板3に対して平行に配線された光ファイバ1と、基板3に対して垂直方向に光軸が向くように実装された受発光素子4の受発光部とを接続することができる。
また、本発明における光ファイバは、単心の光ファイバであっても、図示されたような、複数本の光ファイバを樹脂等によりテープ化したテープ心線等であってもよく、一度に接続される光ファイバの数量に制限はない。このような光ファイバとしては、石英、プラスチック等のいずれの材料からなるものであってもよく、用途に応じて適宜選択することができる。なお、光ファイバが石英製であり、屈曲部を有するものである場合には、光ファイバ材料を塑性変形させて形成されたものであることが好ましい。また、光ファイバにおける屈折率分布は、ステップ分布やクレーデッド分布等、使用目的により適宜選択することができる。
さらに、本発明においては、光ファイバ1の先端が光ファイバ固定部材から100〜400μm突出していることが好ましい。この構成によれば、光ファイバ固定部材2の光ファイバ1が突出した側面と受発光素子4の側面とを突き当てた際に、突出した光ファイバ1が受発光素子4の受発光部に覆い被さり、高精度かつ容易な光ファイバの位置合わせが可能となる。光ファイバの先端の突出が100μm未満であると受発光部に光ファイバの先端が到達しないおそれがあり、一方、400μmを越えると光ファイバの形状が維持できなくなるおそれがある。
また、本発明における光ファイバ固定部材2は、図1に示したように、基板3に対して平行に光ファイバ1を固定するとともに、受発光素子4の側面に突き当てて、光ファイバ1と受発光素子4の受発光部とを位置合わせるものである。この光ファイバ固定部材2は、受発光素子4との相対配置が予め決められているため、受発光素子4に突き合わせるだけで、光ファイバ1の端部を受発光素子4の受発光部に高精度にかつ容易に位置合わせすることができる。
さらに、本発明における光ファイバ固定部材2は、図2に示したように、受発光素子4に突き当てる側面に切り欠きを備えた構成であることが好ましい。この構成によれば、切り欠き内に受発光素子4を収容しつつ光ファイバ固定部材2と受発光素子4を突き当てることにより、光ファイバ1の光軸と受発光素子4の光軸とをより確実に位置合わせすることができる。
また、本発明における光ファイバ固定部材2は、図3に示したように、受発光素子4を収容する矩形孔を備えた構成であることが好ましい。この構成によれば、矩形孔内に受発光素子4を収容しつつ光ファイバ固定部材2と受発光素子4を突き当てることにより、光ファイバ1の光軸と受発光素子4の光軸とをより確実に位置合わせすることができる。
また、本発明においては、光ファイバ固定部材2の光ファイバ1を固定する面にV溝を設けることが好ましい。このV溝により、光ファイバ固定部材2の幅方向に対する光ファイバ1の位置合わせ精度を向上させることもできる。
本発明における基板及び光ファイバ固定部材に用いられる材料は、接続される光ファイバの材料や、要求される強度や位置合わせ精度により適宜選択されるが、特に熱的寸法変化が小さいプラスチック、セラミック、金属等で作製されたものが好ましく使用される。プラスチック材料としては、結晶性高分子、非晶性高分子、複合材料等を用いることができる。結晶性高分子としては、PPS(ポリフェニルサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等が好ましく、非晶性高分子としては、液晶ポリマー等が好ましく、複合材料としては、ガラス混入エポキシ材料等が好ましい。なお、プラスチック材料は、はん田リフローに耐えうるものが好ましい。本発明における光学接続構造は、受発光素子、及び光ファイバのレイアウトによっては、上下逆転して使用することも可能であり、基板の設置方向は特に限定されない。
さらに、本発明においては、光ファイバの先端と受発光素子の受発光部との間に、屈折率整合材料を介在させることが好ましい。この屈折率整合材料としては、本発明の光学接続構造が用いられる環境条件や製造プロセス等に合わせて適宜選択されたものを使用することができる。なお、屈折率整合材料は、液状でも固体状でも良く、例えばオイル状、グリス状、ジェル状、フィルム状でもよい。
また、上記のような本発明の光学接続構造は、光ファイバに接続された受発光素子と、受発光素子駆動用ICチップとが実装された光伝送モジュールに好適に適用することもできる。
<実施例1>
光ファイバとして、4心テープ心線(石英マルチモード光ファイバ、コア:グレーデッドインデックス50ミクロン、住友電工社製)を用い、受発光素子として、マルチモード1×4VCSELアレイ(Optowell社製、波長850nm)を用いて、突出長を斜め研磨中心合わせで145μmとなるように、図1に示した構成の光学接続構造を作製した。光ファイバ固定部材としては、PPS(ポリフェニルサルファイド)製のものを用いた。
<実施例2>
実施例1と同様の光ファイバ、受発光素子及び光ファイバ固定部材を用いて、実施例1と同様にして、図2に示した構成の光学接続構造を作製した。
<実施例3>
実施例1と同様の光ファイバ、受発光素子及び光ファイバ固定部材を用いて、実施例1と同様にして、図3に示した構成の光学接続構造を作製した。
<比較例1>
実施例1と同様の光ファイバ、受発光素子及び光ファイバ固定部材を用い、突出長を斜め研磨中心合わせで300μmとし、光ファイバ固定部材を受発光素子に突き当てることなしに目視で位置合わせを行った以外は実施例1と同様にして、図1に示した構成の光学接続構造を作製した。
上記のようにして実施例及び比較例の光学接続構造を5組作製した結果、実施例1〜3の光学接続構造における接続損失は、各光ファイバ平均が0.5dB、0.45dB及び0.3dBであり、接続毎のばらつき平均が0.2dB、0.1dB及び0.1dBであった。これに対し、比較例1の光学接続構造における接続損失は、各光ファイバ平均が0.7dBであり、接続毎のばらつき平均が0.4dBであった。このように、本願発明の光学接続構造においては、好適に接続損失が低減されることが示された。
本発明の光学接続構造の一実施形態を示した図である。 本発明の光学接続構造の他の実施形態を示した図である。 本発明の光学接続構造の他の実施形態を示した図である。 本発明の光学接続構造の他の実施形態を示した図である。
符号の説明
1…光ファイバ、2…光ファイバ固定部材、3…基板、4…受発光素子。

Claims (7)

  1. 少なくとも、先端を45°研磨または先端に屈曲部を有した光ファイバと、
    上記光ファイバを基板に対して平行に固定した光ファイバ固定部材と、
    基板に対して垂直方向に光軸が向くように電気的に接続・固定された受発光素子とからなり、
    上記光ファイバの先端が上記光ファイバ固定部材から突出しており、
    上記光ファイバ固定部材が上記受発光素子に突き当てられ、
    上記光ファイバの端部が上記受発光素子の受発光部に位置合わせされていることを特徴とする光学接続構造。
  2. 前記光ファイバの先端が前記光ファイバ固定部材から100〜400μm突出していることを特徴とする請求項1に記載の光学接続構造。
  3. 前記光ファイバ固定部材は、前記受発光素子に突き当てる側面に切り欠きを備え、上記切り欠き内に上記受発光素子を収容しつつ上記光ファイバ固定部材と上記受発光素子を突き当てることを特徴とする請求項1に記載の光学接続構造。
  4. 前記光ファイバ固定部材は、前記受発光素子を収容する矩形孔を備え、上記矩形孔内に上記受発光素子を収容しつつ上記光ファイバ固定部材と上記受発光素子を突き当てることを特徴とする請求項1に記載の光学接続構造。
  5. 前記屈曲部は、光ファイバ材料を塑性変形させて形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学接続構造。
  6. 前記光ファイバの先端と前記受発光素子との間に、屈折率整合材料が介在することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学接続構造。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の光学接続構造により光ファイバに接続された受発光素子と、受発光素子駆動用ICチップとが実装されていることを特徴とする光伝送モジュール。
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