JP2010066266A - 測定装置、試験システム、および測定方法 - Google Patents

測定装置、試験システム、および測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】故障したCMOS回路に流れる電源電流の計測を可能にすると共に、CMOS回路の故障を検出する。
【解決手段】被測定デバイスに印加される電源電圧を検出する電圧検出部と、電圧検出部が検出した電源電圧に基づいて、被測定デバイスの基板電圧を制御することで、電源電圧の変動による被測定デバイスのリーク電流の変動を抑制する電圧制御部と、電圧制御部がリーク電流の変動を抑制している状態で、被測定デバイスの所定の特性を測定することで、被測定デバイスのIDDQ電流の値を取得するIDDQ取得部とを備える測定装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定装置、試験システム、および測定方法に関する。
従来、CMOS LSI等の静止時電流(IDDQ)によってデバイスの故障を検出する測定装置が知られている。このような測定装置は、トランジスタの状態が変化しない静止状態においてCMOS回路には電源電流が流れない(IDDQ≒0)という性質を利用して、各論理ベクタを印加した状態において流れるIDDQ値を測定することにより故障を検出する。当該装置は、たとえば、特許文献1に記載されている。
特開2006−317208号公報
しかし、CMOS LSIの微細化に伴い、正常なCMOS回路に流れるリーク電流が増大することにより、故障したCMOS回路に流れる電源電流(以下、故障電流と称する)と正常なCMOS回路に流れるリーク電流との弁別が困難になっている。また、測定に使用する電源が発生するノイズ電圧が、被測定デバイスに接続されるバイパスコンデンサによってノイズ電流に変換されることにより、測定する故障電流がノイズ電流に埋もれてしまい、高精度に故障電流を測定できないという問題が生じている。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、被測定デバイスに印加される電源電圧を検出する電圧検出部と、電圧検出部が検出した電源電圧に基づいて、被測定デバイスの基板電圧を制御することで、電源電圧の変動による被測定デバイスのリーク電流の変動を抑制する電圧制御部と、電圧制御部がリーク電流の変動を抑制している状態で、被測定デバイスの所定の特性を測定することで、被測定デバイスのIDDQ電流の値を取得するIDDQ取得部とを備える測定装置を提供する。
本発明の第2の態様によると、被測定デバイスのIDDQ電流の値を測定する測定装置と、測定装置が測定した前記IDDQ電流の値に基づいて、被測定デバイスの良否を判定する判定部とを備え、測定装置は、被測定デバイスに印加される電源電圧を検出する電圧検出部と、電圧検出部が検出した電源電圧に基づいて、前記被測定デバイスの基板電圧を制御することで、前記電源電圧の変動による前記被測定デバイスのリーク電流の変動を抑制する電圧制御部と、電圧制御部が前記リーク電流の変動を抑制している状態で、被測定デバイスの所定の特性を測定することで、被測定デバイスのIDDQ電流の値を取得するIDDQ取得部を有する試験システムを提供する。
本発明の第3の態様によると、被測定デバイスに印加される電源電圧を検出し、検出した電源電圧に基づいて、被測定デバイスの基板電圧を制御することで、電源電圧の変動による前記被測定デバイスのリーク電流の変動を抑制し、リーク電流の変動を抑制している状態で、被測定デバイスの所定の特性を測定することで、被測定デバイスのIDDQ電流の値を取得する測定方法を提供する。
本発明の第4の態様によると、被測定デバイスを測定する測定装置であって、被測定デバイスに、第1電源電圧および第2電源電圧を順次印加する電源部と、電源部が被測定デバイスに印加する電源電圧を、第1電源電圧から第2電源電圧に変化させるのに応じて、被測定デバイスの周囲温度を第1温度から第2温度に変化させる温度制御部と、被測定デバイスの周囲温度が第1温度、且つ、被測定デバイスに印加される電源電圧が第1電源電圧のときに電源部から被測定デバイスに供給される第1電源電流、および、被測定デバイスの周囲温度が第2温度、且つ、被測定デバイスに印加される電源電圧が第2電源電圧のときに電源部から被測定デバイスに供給される第2電源電流を測定する電流測定部と、第1電源電流および第2電源電流に基づいて、被測定デバイスの内部抵抗値を算出する解析部とを備える測定装置を提供する。
本発明の第5の態様によると、被測定デバイスを試験する試験システムであって、被測定デバイスの内部抵抗値を測定する測定装置と、測定装置が測定した内部抵抗値に基づいて、被測定デバイスの良否を判定する判定部とを備え、測定装置は、被測定デバイスに、第1電源電圧および第2電源電圧を順次印加する電源部と、電源部が被測定デバイスに印加する電源電圧を、第1電源電圧から第2電源電圧に変化させるのに応じて、被測定デバイスの周囲温度を第1温度から第2温度に変化させる温度制御部と、被測定デバイスの周囲温度が第1温度、且つ、被測定デバイスに印加される電源電圧が第1電源電圧のときに電源部から被測定デバイスに供給される第1電源電流、および、被測定デバイスの周囲温度が第2温度、且つ、被測定デバイスに印加される電源電圧が第2電源電圧のときに電源部から被測定デバイスに供給される第2電源電流を測定する電流測定部と、第1電源電流および第2電源電流に基づいて、被測定デバイスの内部抵抗値を算出する解析部とを有する試験システムを提供する。
本発明の第6の態様によると、被測定デバイスを測定する測定方法であって、被測定デバイスに、第1電源電圧および第2電源電圧を順次印加し、被測定デバイスに印加する電源電圧を、第1電源電圧から第2電源電圧に変化させるのに応じて、被測定デバイスの周囲温度を第1温度から第2温度に変化させ、被測定デバイスの周囲温度が第1温度、且つ、被測定デバイスに印加される電源電圧が第1電源電圧のときに被測定デバイスに供給される第1電源電流、および、被測定デバイスの周囲温度が第2温度、且つ、被測定デバイスに印加される電源電圧が第2電源電圧のときに被測定デバイスに供給される第2電源電流を測定し、第1電源電流および第2電源電流に基づいて、被測定デバイスの内部抵抗値を算出する測定方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
第1の実施の形態に係る測定装置の構成図を示す。 第1の実施の形態に係る被測定デバイスの内部構成図を示す。 被測定デバイスの故障概念図を示す。 被測定デバイスの等価回路図を示す。 第1の実施の形態に係る測定シーケンスを示す。 第1の実施の形態に係る測定処理のフローチャートを示す。 第2の実施の形態に係る測定装置の構成図を示す。 第2の実施の形態に係る測定シーケンスを示す。 第2の実施の形態に係るキャリブレーション処理のフローチャートを示す。 第2の実施の形態に係る測定処理のフローチャートを示す。 第3の実施の形態に係る測定装置の構成図を示す。 第4の実施の形態に係る測定装置の構成図を示す。 図12に関連して説明した測定装置100の動作例を示すタイミングチャートである。 図12に関連して説明した測定装置100の動作の概要を示すフローチャートである。 被測定デバイスを試験する試験システムの構成例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、測定装置100の構成の一例を示す図である。測定装置100は、CMOS回路が設けられた被測定デバイス200を試験する装置であって、正常なCMOS回路に流れる電流が一定となるように、被測定デバイス200に印加する電圧を制御しながらIDDQを測定することにより、高精度に故障を検出する。測定装置100は、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14、ベクタ発生部16、バイパスコンデンサ18、スイッチ20、電圧検出部22、電圧制御部24、IDDQ取得部26、制御部28を備える。
第1の電源10は、被測定デバイス200のCMOS回路等の素子を駆動する電力を供給する。本例において、第1の電源10は、定電圧の電力を被測定デバイス200に供給する。第2の電源12は、被測定デバイス200のp型領域(p−ウェル)に電圧を印加する。第3の電源14は、被測定デバイス200のn型領域(n−ウェル)に電圧を印加する。
ベクタ発生部16は、被測定デバイス200に含まれるCMOS回路の故障を検出するための論理ベクタを順次生成して、被測定デバイス200に供給する。つまり、ベクタ発生部16は、異なる試験パターンを順次被測定デバイス200に供給することにより、被測定デバイス200において異なる動作状態を生じさせる。
バイパスコンデンサ18は、第1の電源10を接続する端子(Vdd)と基準電圧を印加する端子(Vss)との間に接続される。これにより、被測定デバイス200の消費電流が変動した場合でも、被測定デバイス200に供給する電流を、当該変動に高速に追従させることができるという作用がある。なお、本例において、Vss端子は接地されている。スイッチ20は、第1の電源10と被測定デバイス200との接続を切り離すために用いられる。
電圧検出部22は、被測定デバイス200のVdd端子に印加されている電源電圧を検出した上で、検出した結果を電圧制御部24に対して出力する。電圧制御部24は、電圧検出部22から電源電圧の検出結果の入力を受けて、第2の電源が出力する電源電圧(VbbP)と第3の電源が出力する電源電圧(VbbN)とを制御する。制御部28は、スイッチ20の制御を行う。制御部28は、プログラムに従って動作するマイクロプロセッサにより構成してもよい。
図2は、被測定デバイス200の構成の一例を示す図である。被測定デバイス200は、与えられる論理ベクタに応じて動作する被測定回路部202、電源端子(208、210)、サブストレート電圧端子(212、214)を備える。電源端子210には、第1の電源10から電源電圧Vddが印加される。また、電源端子208には、基準電圧Vssが印加される。本例において、電源端子208は接地される。
また、サブストレート電圧端子(212、214)は電源端子(208、210)とは独立に設けられる。サブストレート電圧端子212には、第2の電源12が出力する電圧(VbbP)が印加され、サブストレート電圧端子214には、第3の電源14が出力する電圧(VbbN)が印加される。このように、電源端子とサブストレート電圧端子とを独立に設けることにより、被測定デバイス200のサブストレート電圧を制御することができる。
被測定回路部202は、電源線(Vdd)と電源線(Vss)との間に設けられ、電源電力が供給される。電源線(Vdd)には、電源端子208を介して電源電圧Vddが印加される。また電源線(Vss)には、電源線(Vdd)よりも低い電圧が印加される。本例において、電源線(Vss)は電源端子208を介して接地される。
また、被測定回路部202には、複数のp型電界効果トランジスタ204、及び複数のn型電界効果トランジスタ206が設けられる。それぞれの電界効果トランジスタ(204、206)のゲート端子には、被測定デバイス200に与えられる論理ベクタに応じた信号が与えられ、動作状態に応じて電源電流を消費する。
図3は、被測定デバイス200における故障電流の概念図であり、一例として、複数のNANDゲートが接続されている状態を示している。RDは、内部配線を接続するブリッジ故障により、一定の抵抗値でNANDゲート間が接続されていることを示す。ブリッジ故障が生じていない場合には、RDの値は無限大になる。これに対して、ブリッジ故障が存在すると、同図に示す故障電流IDが流れることになる。この故障電流IDの大きさは、ブリッジ故障により配線間に生じる抵抗値RDと電源電圧Vddに依存して定まる。従って、正常な被測定デバイス200において流れるリーク電流と、故障箇所を有する被測定デバイス200において流れる故障電流とを弁別することにより内部抵抗値RDを求めれば、故障を検出することができる。
図4は、図3に示す故障が存在する場合の等価回路図である。同図において、RDは故障箇所を示す。SWDは、特定の論理ベクタが印加された時に電流が流れることを模式化するスイッチである。また、ILは故障がない場合のIDDQ、IDは故障箇所を流れる故障電流値を示す。
被測定デバイス200に故障がない場合のリーク電流は、以下の式(1)によって求めることができる。
Figure 2010066266
式(1)において、A(T、l)は温度Tと論理ベクタ種別lに依存する補正係数、Vgsはゲート・ソース間電圧、Vthはスレショルド電圧、γはバックバイアス効果係数、Ψは基板の真性フェルミ準位とフェルミ準位との差に相当する定数、λはDIBL(Drain Induced Barrier Lowering)効果係数、Sはスレショルド・スロープ、Vbbはサブストレートに印加するバックバイアス電圧、Vddは電源電圧を示す。
ここで、図4に示す故障が存在する場合には、リーク電流は、以下の式(2)によって求められる。
Figure 2010066266
式(2)において、第1項は正常な被測定デバイス200においても流れるサブスレショルド・リーク電流、第2項は故障電流を示す。被測定デバイス200のプロセスが0.18(μm)程度である場合にはλ≒0となるので、式(2)の第1項はVddに依存しない一定値となる。正常なCMOS回路においては、RDは無限大となることから第2項は0となるので、IDDQは第1項により算出される一定値となる。
これに対して、故障したCMOS回路が存在する場合にはRDが無限大ではないので、Vddの変化に応じてIDDQが変化する。IDDQの変化量は、VddをRDで除算した量に等しい。つまり、Vddを変化させた時のIDDQの変化量を計測すれば、RDの抵抗値を求めることができる。その結果、RDの抵抗値があらかじめ定めた値よりも小さい場合には、故障が存在すると判断することができる。
ところが、被測定デバイス200のプロセスが0.1(μm)以下になると、λ≠0となる。従って、式(2)の第1項、第2項、第3項の全てがVddに依存することになり、Vddを変化させた時のIDDQの変化量を計測しても、故障箇所の抵抗値を検出できない。
ここで、式(2)において、
Figure 2010066266
となるようにVbbを制御すれば、式(2)の第1項が定数となり、IDDQは、
Figure 2010066266
によって求められる。その結果、λ≒0の場合と同様にして、Vddを変化させた時のIDDQの変化量を測定することにより故障を検出することができる。
以下、上記の方法により、被測定デバイス200内の故障を検出する処理について説明する。図5は、第1の実施の形態における制御を行う場合の、各部電圧波形と電圧検出タイミングの関係を示すシーケンス図である。同図において、SWはスイッチ20の状態を示し、off(Open)の期間に開放されていることを示す。Vdd、VbbP、VbbNは各端子の電圧を示す。DGTsampleは、電圧検出部22がΔtの間隔でVddの値をサンプリングして、Vddを検出することを示す。
図6は、第1の実施の形態における制御を行う場合の、動作フローチャートを示す。以下、図6に沿って第1の実施の形態の動作を説明する。測定装置100が被測定デバイス200の試験を開始すると、ベクタ発生部16は、論理状態を変化させるベクタを生成した上で、生成した論理ベクタを被測定デバイス200に印加する(S601)。ベクタ発生部16が被測定デバイス200に論理ベクタを印加してから一定時間が経過して、被測定デバイス200が静止状態になると(S602)、制御部28はスイッチ20を開放する制御を行い、第1の電源10を被測定デバイス200のVdd端子から切り離す(S603)。第1の電源10が被測定デバイス200のVdd端子から切り離されると、リーク電流が流れることによってVddに接続されているバイパスコンデンサ18から放電が始まり、図5に示すようにVddの電圧が徐々に低下する。
電圧検出部22は、低下するVddの電源電圧を検出した上で(S604)、検出結果を電圧制御部24とIDDQ取得部26に対して出力する。電圧制御部24は、電圧検出部22が検出したVddの値を式(3)に代入することにより、式(3)を成立させるVbbの値を算出する(S605)。続いて、電圧制御部24は、被測定デバイス200の基板電圧を制御する。具体的には、電圧制御部24は、先に算出したVbbが被測定デバイス200のVbbP端子とVbbN端子とに印加されるように、第2の電源12と第3の電源14とを制御する(S606)。この制御により、測定装置100は、Vddが低下する間も、被測定デバイス200のサブスレショルド・リーク電流を一定に保つことができる。測定装置100は、S604からS606までの処理を、Δtのタイミング間隔で(S607)、Vddの電圧が所定の電圧と等しくなるまで繰り返す(S608)。当該所定の電圧は、Vddの初期値より小さく、Vssより大きい。例えば当該所定の電圧は、0.6V程度であってよい。
電圧制御部24が、上記の処理によって式(3)を満たすようにVddとVbbP、VbbNを制御すると、式(2)の第1項が一定値になる。その結果、サブスレショルド・リーク電流が一定に保たれて、IDDQは式(4)で示される値となる。ここで、CMOS回路の故障がない場合にはRDの値が無限大になるので、式(4)の第2項が0となり、IDDQは一定に保たれる。これに対して、故障箇所が存在する場合にはRDの値が無限大ではないので、Vddの変化に応じてIDDQが変化する。IDDQの変化量は、Vddの変化量をRDで除算した量に等しい。従って、測定装置100は、Vddを変化させた時のIDDQの変化量を計測することにより、RDの抵抗値を求めることができる。
たとえば、IDDQ取得部26は、Vdd端子から第1の電源10を切り離してからのバイパスコンデンサの放電速度に基づいて、IDDQ電流の値を取得することができる。具体的には、タイミングt1において電圧検出部22から入力されたVddの電圧Vdd(t1)と、Δt前のタイミングに入力されたVddの電圧Vdd(t1−Δt)との差分値ΔVdd(t1)を用いて、
Cp×ΔVdd(t1)=IDDQ(t1)×Δt (5)
により、タイミングt1におけるIDDQ(t1)を算出してもよい。
つまり、IDDQ取得部26は、バイパスコンデンサの電圧の差分であるΔVdd(t)とバイパスコンデンサの容量であるCpの積を、バイパスコンデンサの電圧を測定したタイミングの差分であるΔtで除算することにより、IDDQ電流の値を取得することができる(S609)。このようにして、電圧制御部24がリーク電流の変動を抑制している状態で、被測定デバイス200の特性を測定することにより、被測定デバイス200のIDDQを取得できる。たとえば、Cp=100(μF)、Δt=10(μsec)、ΔVdd(t1)=5(mV)であったとすると、IDDQ(t1)=50(mA)と算出できる。
IDDQ取得部26は、故障箇所の抵抗値RDを算出する目的で、少なくとも2つの異なるVdd電圧のタイミングt1、t2で、IDDQ(t1)、IDDQ(t2)を算出することが望ましい。以下、2つの異なるタイミングで測定したVddとIDDQを用いて、RDを算出する方法について説明する。
電圧制御部24は、IDDQが式(4)に等しくなるようにVddとVbbP、VbbNを制御している。故障箇所がない場合には、RD が無限大なので式(4)の第2項が0となり、IDDQ(t1)=IDDQ(t2)となる。これに対して、IDDQ(t1)≠IDDQ(t2)の場合には、
IDDQ(t1)−IDDQ(t2)={Vdd(t1)−Vdd(t2)}/RD (6)
となる。従って、故障箇所の抵抗値は、
RD={Vdd(t1)−Vdd(t2)}/{IDDQ(t1)−IDDQ(t2)} (7)
により、算出することができる。つまり、測定装置100は、少なくとも2回の異なるタイミングで、バイパスコンデンサの電圧に相当するVddの電圧を測定することにより、RDの抵抗値を算出できる(S608)。
測定装置100は、全ての論理ベクタの印加が終了するまで論理ベクタごとに上記計測と算出を行う(S611)。算出した抵抗値が、論理ベクタごとに定められた所定の抵抗値よりも小さな値になった場合には、故障があると判定してもよい(S612)。
測定装置100は、測定時に、第1の電源10を被測定デバイス200から切り離しているので、第1の電源10の出力に重畳されているノイズの影響を受けることなく、高い精度で測定できる。なお、測定精度を高める目的で、ΔtごとにIDDQを測定した上で抵抗値を算出すると共に、算出した抵抗値の平均値を、その論理ベクタを用いる場合の故障箇所の抵抗値であるとしてもよい。また、全ての論理ベクタの印加が終了してから故障の有無を判定するのではなく、所定の値以下の抵抗値が算出された時点で故障の有無を判定してもよい。
以上の説明においては、バイパスコンデンサ18を測定装置100に備えるものとしたが、被測定デバイス200に備えてもよい。また、測定装置100は、被測定デバイス200に論理ベクタを印加してから一定時間の経過後にスイッチ20を切り離す代わりに、IDDQの電流値またはVddの電圧値を監視して、IDDQまたはVddの値が一定の範囲内に入った時点でスイッチ20を切り離してもよい。また、測定装置100は、バイパスコンデンサ18から放電される電流を直接測定してもよい。
図7は、被測定デバイス200を試験する測定装置100の第2の構成例を示す図である。本例における測定装置100は、CMOS回路が設けられた被測定デバイス200を試験する装置であって、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14、ベクタ発生部16、電圧制御部24、IDDQ計測部30、キャリブレーション部32、メモリ34を備える。
第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14は、図1に関連して説明した第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14と同等の機能を有しており、それぞれ、被測定デバイス200のVdd、VbbP、VbbN端子に電力を供給する。ただし、第1の電源10と被測定デバイス200との間にはスイッチが設けられておらず、第1の電源10は、被測定デバイス200と常に接続されている。
ベクタ発生部16は、図1に関連して説明したベクタ発生部16と同様に、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14が被測定デバイス200のVdd、VbbP、VbbN端子に接続された状態で、被測定デバイス200の論理状態を設定する論理ベクタを被測定デバイス200に印加する。
電圧制御部24は、図1に関連して説明した電圧制御部24と異なり、電圧検出部22とは接続されず、Vdd電圧の検出値が入力されない。本実施の形態においては、電圧制御部24は、メモリ34に格納されているVdd、VbbP、VbbNの対応テーブルを参照した上で、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14のそれぞれに対して、出力すべき電圧値の情報を出力する。第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14は、それぞれVdd、VbbP、VbbN端子に対して、電圧制御部24から入力された値の電圧を出力する。
図8は、第2の実施の形態における制御を行う場合の、各部電圧波形と電圧検出タイミングの関係を示すシーケンス図である。同図において、Vdd、VbbP、VbbNは各端子の電圧を示す。IDDQ Meas.は、IDDQ計測部30がIDDQを計測するタイミングを示し、Vddの電圧がVddhの時に測定したIDDQの値がImhであり、Vddの電圧がVddlの時に測定したIDDQの値がImlであることを示す。
図9は、測定装置100が、各論理ベクタに対応するVdd、VbbP、VbbNのキャリブレーション処理のフローチャートである。測定装置100は、キャリブレーション処理においては、故障箇所がないことが判明している被測定デバイス200を用いて測定する。
まず、ベクタ発生部16は、所定の論理ベクタを被測定デバイス200に印加する(S901)。また、電圧制御部24は、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14を制御して、Vdd、VbbP、VbbN端子に電圧初期値を印加する(S902)。この状態において、IDDQ計測部30は、被測定デバイス200を流れるIDDQの値を計測すると共に、計測したIDDQの値をキャリブレーション部32に対して出力する(S903)。
キャリブレーション部32は、入力されたIDDQと式(2)の第1項の値との差が一定の範囲内であるかどうかを判定する。故障箇所がない被測定デバイス200においては、式(2)の第2項の電流が0になるので、キャリブレーション部32は、式(2)の第1項のみを考慮して判定すればよい。
IDDQと式(2)の第1項の値との差が所定量以上になっている場合は(S904)、VddとVbbの関係が式(3)を満たしていないと考えられる。従って、キャリブレーション部32は、基板電圧VbbPとVbbNとを変化させるように電圧制御部24に指示する(S905)。IDDQが式(2)の第1項の値と等しくなるまで、キャリブレーション部32は上記の処理を繰り返す。IDDQが式(2)の第1項の値と略等しくなると、その時のVdd、VbbP、VbbNの値をメモリ34に格納する(S906)。
次に、キャリブレーション部32は、Vddの電圧を所定量だけ下げた上で(S908)、S902からS907までの手順を繰り返す。Vddの電圧がVssに略等しくなるまで繰り返すことにより、キャリブレーション部32は、電源電圧Vddの変化量に対して、基板電圧VbbP、VbbNの変化をさせる量を求めることができる。
論理ベクタごとに式(2)の第1項の値は異なるので、キャリブレーション部32は、論理ベクタごとに上記の手順でVdd、VbbP、VbbNの値を求めた上で、Vdd、VbbP、VbbNの値を論理ベクタの種別に対応づけてメモリ34に格納する。全ての論理ベクタに対して、IDDQを式(2)の第1項に略等しくするVdd、VbbP、VbbNの値を求めると、キャリブレーションは終了する(S907)。
以上のようにして、キャリブレーション部32は、第1の電源10を電源端子Vddに接続した状態で、第1の電源10が電源端子に印加する電源電圧を変化させた時に、Vdd端子に供給されるIDDQが所定の値となる基板電圧VbbP、VbbNを検出することができる。なお、S902からS907までの手順は、少なくとも2つの異なる電圧値のVddに対して行えばよい。たとえば、図8に示すように、VddhとVddlについてキャリブレーションを行ってもよい。
キャリブレーションの精度を高めることを目的として、測定装置100は、その他のさまざまな方法を用いることができる。たとえば、測定装置100は、まず、測定用論理ベクタよりも種類が多い検証用論理ベクタを用いて、故障箇所がないと判断できるデバイスを選定する。次に、選定したデバイスに測定用論理ベクタを印加した上で、それぞれの論理ベクタに対応するVdd、VbbP、VbbNの値をメモリ34に格納してもよい。
また、測定装置100は、故障箇所がないデバイスに各論理ベクタを印加した時のVdd、VbbP、VbbNをシミュレーションによって算出した値を読み込んだ上で、読み込んだVddとVbbP、VbbNとの比をメモリ34に格納してもよい。さらに、測定装置100は、デバイスの量産時の測定におけるVdd、VbbP、VbbNの値を読み込んで、読み込んだ値の統計的分布に基づいて、測定に用いるVdd、VbbP、VbbNの値を算出した上で、算出した値をメモリ34に格納してもよい。
Vdd、VbbP、VbbNの電圧値をメモリ34に格納する代わりに、Vddの変化量とVbbP、VbbNの変化量とを関連づけてメモリ34に格納してもよい。なお、メモリ34は、測定装置の電源をオフしてもデータが残るように、不揮発性メモリを用いて構成することが望ましい。
図10は、測定装置100が被測定デバイス200の測定をする処理のフローチャートである。測定装置100が被測定デバイス200の測定を開始すると、ベクタ発生部16は、論理状態を変化させるベクタを生成した上で、生成した論理ベクタを被測定デバイス200に印加する(S1001)。電圧制御部24は、キャリブレーション部32を介して、印加中の論理ベクタに対応して設定すべきVdd、VbbP、VbbNの値をメモリ34から読み出す。
たとえば、電圧制御部24は、Vdd、VbbP、VbbNの第1の組み合わせであるVddh、VbbPh、VbbNhの値をメモリ34から読み出した上で(S1002)、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14を制御して当該電圧を被測定デバイス200に印加する(S1003)。この状態で、IDDQ計測部30はIDDQを測定すると共に、測定したIDDQの値であるImhをIDDQ計測部30内のレジスタに記憶する(S1004)。
続いて、電圧制御部24は、Vdd、VbbP、VbbNの第2の組み合わせであるVddl、VbbPl、VbbNlの値をメモリ34から読み出した上で(S1005)、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14を制御して当該電圧を被測定デバイス200に印加する(S1006)。この状態で、IDDQ計測部30はIDDQを測定すると共に、測定したIDDQの値であるImlをIDDQ計測部30内のレジスタに記憶する(S1007)。
ここで、Vddh、VbbPh、VbbNhとVddl、VbbPl、VbbNlとは、キャリブレーション部32が、図9に示した処理フローによりキャリブレーションして算出した電圧値である。従って、被測定デバイス200に故障箇所がない場合には、Vddh、VbbPh、VbbNhを印加した時のImhとVddl、VbbPl、VbbNlを印加した時のImlとは、略等しくなる。これに対して、Imh≠Imlの場合には、ImhとImlの差は式(4)の第2項の値の差に相当するので、
Imh−Iml = Vddh/RD − Vddl/RD (8)
の関係が成り立つ。従って、IDDQ計測部30は、RDの抵抗値を、
RD=(Vddh−Vddl)/(Imh−Iml) (9)
により算出することができる(S1008)。
測定装置100は、以上の手順により故障箇所の抵抗値を算出すると、第1の実施の形態と同様に、被測定デバイス200内の故障の有無を判定する(S1010)。たとえば、算出した抵抗値が、論理ベクタごとにあらかじめ定めた抵抗値よりも小さな値になった場合には、故障があると判定すればよい。
図11は、被測定デバイス200を試験する測定装置100の第3の構成例を示す図である。本例における測定装置100は、CMOS回路が設けられた被測定デバイス200を試験する装置であって、第1の電源10、第2の電源12、第3の電源14、ベクタ発生部16、バイパスコンデンサ18、スイッチ20、電圧検出部22、電圧制御部24、IDDQ取得部26、制御部28、IDDQ計測部30、キャリブレーション部32、メモリ34を備える。
本構成の測定装置100においては、キャリブレーション部32は、第2の構成例の測定装置100と同様の方法で、故障箇所がないことが判明している被測定デバイス200を用いてキャリブレーションを行う。また、キャリブレーション部32は、キャリブレーションしたVdd、VbbP、VbbNの値を論理ベクタの種別に関連づけてメモリ34に格納する。
測定装置100が被測定デバイス200の故障箇所の有無の測定を行う場合には、ベクタ発生部16が被測定デバイス200に論理ベクタを印加して一定時間が経過してから、制御部28がスイッチ20を切り離す。制御部28がスイッチ20を切り離すと、バイパスコンデンサ18からの放電が始まり、Vdd端子の電圧は、図5に示すように徐々に降下する。
電圧検出部22は、Vdd端子の電圧が降下している間に、Δtの間隔でVdd端子の電圧を検出する。続いて、電圧検出部22は、キャリブレーション部32を介してメモリ34に格納されたVdd、VbbP、VbbNの対応テーブルを参照する。電圧検出部22は、検出したVdd端子の電圧に対応するVbbP、VbbNの値を参照テーブルに基づいて選択した上で、選択したVbbP、VbbNの電圧を被測定デバイス200に印加するように、第2の電源12と第3の電源14を制御する。
測定装置100は、Vddの電圧がVssの電圧と等しくなるまで、Δtのタイミング間隔で、以上の処理を繰り返す。少なくとも2つのタイミングでIDDQ(t)を算出すれば、そのタイミングにおけるVddの値とIDDQの値を式(7)に代入することにより、故障箇所の抵抗値を算出することができる。
測定装置100は、全ての論理ベクタの印加が終了するまで論理ベクタごとに上記計測と算出を行う。算出した抵抗値が、論理ベクタごとに定められた所定の抵抗値よりも小さな値になった場合には、故障があると判定してもよい。
図12は、第4の実施形態に係る測定装置の構成図を示す。第1から第3の実施形態に係る測定装置100は、被測定デバイス200の基板電圧Vbbを動的に制御することで、被測定デバイス200に与える電源電圧を変動させたときに生じるリーク電流の変動を抑制した。しかし、被測定デバイス200の基板電圧を制御することが困難な場合がある。
本例の測定装置100は、被測定デバイス200に与える電源電圧を変動させたときに生じるリーク電流の変動を、被測定デバイス200の周囲温度を変動させることで抑制する。本例の測定装置100は、CMOS回路が設けられた被測定デバイス200を試験する装置であって、電源部70、電流測定部40、解析部50、温度制御部60、および、ベクタ発生部16を備える。
電源部70は、被測定デバイス200のCMOS回路等の素子を駆動する電力を供給する。また、電源部70は、被測定デバイス200に異なる電源電圧を印加したときのそれぞれの電源電流を電流測定部40により測定できるように、被測定デバイス200に第1電源電圧および第2電源電圧を順次印加する。
温度制御部60は、電源部70が被測定デバイス200に印加する電源電圧を、第1電源電圧から第2電源電圧に変化させるのに応じて、被測定デバイス200の周囲温度を第1温度から第2温度に変化させる。例えば温度制御部60は、被測定デバイス200を格納するチャンバ内の温度を、第1温度から第2温度に変化させてよい。なお、温度制御部60が被測定デバイス200の周囲温度を変化させるのに応じて、電源部70が出力する電源電圧を変化させてもよい。
電源部70および温度制御部60は、被測定デバイス200に印加される電源電圧の変化により生じる被測定デバイス200のリーク電流の変化が、被測定デバイス200の周囲温度の変化により生じる被測定デバイス200のリーク電流の変化で相殺されるように、被測定デバイス200の電源電圧および周囲温度を制御することが好ましい。例えば、電源部70が出力する第1電源電圧および第2電源電圧が、使用者等により予め定められている場合、温度制御部60は、第1電源電圧および第2電源電圧の変化に応じて、被測定デバイス200の周囲温度を制御してよい。
また、上述した第1温度および第2温度が使用者等により予め定められている場合、電源部70は、第1温度および第2温度の変化に応じて、被測定デバイス200に印加する電源電圧を制御してもよい。式(2)に示したように、被測定デバイス200のリーク電流は、被測定デバイス200の温度によっても変化するので、被測定デバイス200の周囲温度を制御することで、被測定デバイス200の電源電圧の変化により生じる被測定デバイス200のリーク電流の変動を抑制することができる。
電流測定部40は、電源部70から被測定デバイス200に供給される電源電流を測定する。本例の電流測定部40は、被測定デバイスの周囲温度が第1温度であり、且つ、被測定デバイス200に印加される電源電圧が第1電源電圧のときの第1電源電流を測定する。また、電流測定部40は、被測定デバイス200の周囲温度が第2温度であり、且つ、被測定デバイス200に印加される電源電圧が第2電源電圧のときの第2電源電流を測定する。
なお、電流測定部40は、ベクタ発生部16から被測定デバイス200に所定の論理ベクタが印加された状態で、電源電流を測定する。ベクタ発生部16は、被測定デバイス200の論理状態を変化させる論理ベクタを、被測定デバイス200に順次印加する。ベクタ発生部16は、使用者等から与えられる試験プログラムにより定まる論理ベクタ群に含まれる論理ベクタを、被測定デバイス200に順次印加してよい。電流測定部40は、それぞれの論理ベクタに対応して、電源電流を測定する。
解析部50は、電流測定部40が測定した第1電源電流および第2電源電流に基づいて、被測定デバイス200の内部抵抗値を算出する。具体的には、解析部50は、電源部70が被測定デバイスに印加する電源電圧の変化量と、電流測定部40が測定する電源電流の変化量との比に基づいて、内部抵抗値を算出する。第1電源電圧をVddh、第2電源電圧をVddl、第1電源電流をImh、第2電源電流をImlとすると、内部抵抗値Rは下式で与えられる。
R=(Vddh-Vddl)/(Imh-Iml)
このような構成によっても、被測定デバイス200に与える電源電圧を変動させたときに生じるリーク電流の変動を抑制して電源電流を測定することができるので、内部抵抗値Rを精度よく算出することができる。また、被測定デバイス200の基板電圧を制御せずにリーク電流の変動を抑制できるので、被測定デバイス200の基板電圧を制御することが困難な場合であっても、内部抵抗値Rを精度よく算出することができる。
図13は、図12に関連して説明した測定装置100の動作例を示すタイミングチャートである。本例の電源部70は、予め定められた第1電源電圧Vddhを被測定デバイス200に印加する。そして、被測定デバイス200に印加すべき論理ベクタ群に含まれる全ての論理ベクタについて、電流測定部40が第1電源電流Imhを測定した後に、電源部70は、被測定デバイス200に印加する電源電圧Vddを、予め定められた第2電源電圧Vddlに変化させる。ここで、第2電源電圧Vddlは、第1電源電圧Vddhより低い電圧とする。
温度制御部60は、電源部70が被測定デバイス200に印加する電源電圧を、第1電源電圧Vddhから第2電源電圧Vddlに変化させる場合に、被測定デバイス200の周囲温度を第1温度Tlから第2温度Thに変化させる。本例では、第2温度Thは、第1温度Tlより高い温度とする。このような温度制御により、電源電圧Vddの変化によるリーク電流の変動を抑制することができる。
なお、電源部70は、被測定デバイス200の基板温度が安定するように、第2温度Thの設定後、十分な時間が経過してから、上述したそれぞれの電源電圧を被測定デバイス200に印加してよい。また、第2電源電圧が第1電源電圧より高い電圧のとき、温度制御部60は、電源電圧が第1電源電圧から第2電源電圧に変化する場合に、被測定デバイス200の周囲温度をより低い温度に変化させてよい。
なお、温度制御部60は、電源部70が被測定デバイス200に印加する電源電圧の変化量Vddh-Vddlに応じた変化量で、被測定デバイス200の周囲温度を変化させる。例えば温度制御部60は、電源電圧の変化により生じるリーク電流の変化が、周囲温度の変化により生じるリーク電流の変化によりほぼ相殺されるように、周囲温度の変化量を決定してよい。
温度制御部60には、リーク電流の変化が相殺される、電源電圧の変化量と周囲温度の変化量との関係を示すテーブル等の情報が与えられてよい。温度制御部60は、電源電圧の設定値の変化量に対応する周囲温度の変化量を、当該テーブルから抽出してよい。また、測定装置100は、キャリブレーションにより、予め当該テーブルを生成してもよい。
ベクタ発生部16は、電流測定部40は、被測定デバイス200の基板温度が第2温度Tlで安定し、且つ、被測定デバイス200に第2電源電圧Vddlが印加された状態で、被測定デバイス200に対して所定の論理ベクタ群を印加する。当該論理ベクタ群は、被測定デバイス200の周囲温度が第1温度Tlであり、且つ、被測定デバイス200に第1電源電圧Vddhが印加された状態で、被測定デバイス200に印加した論理ベクタ群と同一であることが好ましい。
電流測定部40は、それぞれの論理ベクタについて、第1電源電流Imhおよび第2電源電流Imlを測定してよい。解析部50は、それぞれの論理ベクタについて、被測定デバイス200の内部抵抗値Rを算出してよい。これにより、被測定デバイス200の不良箇所を特定することができる。
図14は、図12に関連して説明した測定装置100の動作の概要を示すフローチャートである。まず、電源部70および温度制御部60により、第1電源電圧Vddhおよび第1温度T1を設定する(S1401)。次に、ベクタ発生部16により、被測定デバイス200に論理ベクタを印加する(S1402)。
そして、電流測定部40により、各論理ベクタに対する第1電源電流Imhを測定する(S1403)。全ての論理ベクタについて第1電源電流Imhを測定した場合、電源部70および温度制御部60により、第2電源電圧Vddlおよび第2温度Thを設定する(S1404)。
次に、ベクタ発生部16により、被測定デバイス200に論理ベクタを印加する(S1405)。そして、電流測定部40により、各論理ベクタに対する第1電源電流Imhを測定する(S1406)。
全ての論理ベクタについて第2電源電流Imlを測定した場合、各論理ベクタについて、内部抵抗値Rを算出する(S1407)。このような動作により、被測定デバイス200のそれぞれの論理状態における内部抵抗値Rを精度よく測定することができる。
図15は、被測定デバイスを試験する試験システムの構成例を示す図である。本例の試験システム300は、判定部310および測定装置100を備える。測定装置100は、図1から図14に関連して説明したいずれかの測定装置100であってよい。
判定部310は、測定装置100が測定した内部抵抗値に基づいて、被測定デバイス200の良否を判定する。判定部310は、論理ベクタ毎の内部抵抗値の測定結果に基づいて、被測定デバイス200の不良箇所を特定してもよい。
以上、本発明の一側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
上記説明から明らかなように、本発明の一実施形態によれば、微細化したCMOS回路の故障を検出することができる測定装置、試験システム、および測定方法を実現することができる。
10、12、14・・・電源、16・・・ベクタ発生部、18・・・バイパスコンデンサ、20・・・スイッチ、22・・・電圧検出部、24・・・電圧制御部、26・・・IDDQ取得部、28・・・制御部、30・・・IDDQ計測部、32・・・キャリブレーション部、34・・・メモリ、40・・・電流測定部、50・・・解析部、60・・・温度制御部、70・・・電源部、100・・・測定装置、200・・・被測定デバイス、202・・・被測定回路部、204・・・p型電界効果トランジスタ、206・・・n型電界効果トランジスタ、208、210・・・電源端子、212、214・・・サブストレート電圧端子、300・・・試験システム、310・・・判定部

Claims (21)

  1. 被測定デバイスを測定する測定装置であって、
    前記被測定デバイスに印加される電源電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部が検出した電源電圧に基づいて、前記被測定デバイスの基板電圧を制御することで、前記電源電圧の変動による前記被測定デバイスのリーク電流の変動を抑制する電圧制御部と、
    前記電圧制御部が前記リーク電流の変動を抑制している状態で、前記被測定デバイスの所定の特性を測定することで、前記被測定デバイスのIDDQ電流の値を取得するIDDQ取得部と
    を備える測定装置。
  2. 前記被測定デバイスの電源端子には、バイパスコンデンサが接続され、
    前記測定装置は、
    前記電源端子に電源電力を供給する電源部と、
    前記被測定デバイスの論理状態を変化させるベクタが印加された後に前記被測定デバイスが静止状態となってから、前記電源端子から前記電源部を切り離すスイッチと
    を更に備え、
    前記IDDQ取得部は、前記スイッチが前記電源端子から前記電源部を切り離してから、前記被測定デバイスの所定の特性を測定することで、前記IDDQ電流の値を取得する
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記IDDQ取得部は、前記電源端子から前記電源部が切り離されてからの、前記バイパスコンデンサの放電速度に基づいて、前記IDDQ電流の値を取得する
    請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記IDDQ取得部は、異なるタイミングで少なくとも2回、前記バイパスコンデンサの電圧を測定する
    請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記IDDQ取得部は、測定した前記バイパスコンデンサの電圧の差分と、前記バイパスコンデンサの容量との積を、前記バイパスコンデンサの電圧を測定したタイミングの差分で除算した値に基づいて、前記IDDQ電流の値を取得する
    請求項4に記載の測定装置。
  6. 前記測定装置は、前記IDDQ取得部が取得したIDDQ電流の値と、前記IDDQ取得部が取得した前記バイパスコンデンサの電圧とに基づいて、前記被測定デバイスの静止状態における抵抗値を算出する抵抗算出部を更に備える
    請求項4に記載の測定装置。
  7. 前記電源電圧の変化量に対して、前記基板電圧を変化させるべき量を、キャリブレーションにより予め求めるキャリブレーション部を更に備える
    請求項2に記載の測定装置。
  8. 前記キャリブレーション部は、前記電源部を前記電源端子に接続した状態で、前記電源部が前記電源端子に印加する電源電圧を変化させたときに、前記電源部から前記電源端子に供給される電源電流が所定の値となる前記基板電圧を検出する
    請求項7に記載の測定装置。
  9. 前記電源部が前記電源端子に接続された状態で、前記被測定デバイスの論理状態を設定する論理ベクタを前記被測定デバイスに印加するベクタ発生部を更に備える
    請求項7に記載の測定装置。
  10. 前記キャリブレーション部は、前記ベクタ発生部が生成する前記論理ベクタ毎に、前記キャリブレーションを行う
    請求項9に記載の測定装置。
  11. 被測定デバイスを測定する測定装置であって、
    前記被測定デバイスの電源端子に接続されるバイパスコンデンサと、
    前記電源端子に電源電力を供給する電源部と、
    前記被測定デバイスの論理状態を変化させるベクタが印加された後に前記被測定デバイスが静止状態となってから、前記電源端子から前記電源部を切り離すスイッチと、
    前記スイッチが前記電源端子から前記電源部を切り離してから、前記被測定デバイスの所定の特性を測定することで、IDDQ電流の値を取得するIDDQ取得部と
    を備える測定装置。
  12. 被測定デバイスを試験する試験システムであって、
    前記被測定デバイスのIDDQ電流の値を測定する測定装置と、
    前記測定装置が測定した前記IDDQ電流の値に基づいて、前記被測定デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記測定装置は、
    前記被測定デバイスに印加される電源電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部が検出した電源電圧に基づいて、前記被測定デバイスの基板電圧を制御することで、前記電源電圧の変動による前記被測定デバイスのリーク電流の変動を抑制する電圧制御部と、
    前記電圧制御部が前記リーク電流の変動を抑制している状態で、前記被測定デバイスの所定の特性を測定することで、前記被測定デバイスのIDDQ電流の値を取得するIDDQ取得部と
    を有する試験システム。
  13. 被測定デバイスを測定する測定方法であって、
    前記被測定デバイスに印加される電源電圧を検出し、
    検出した電源電圧に基づいて、前記被測定デバイスの基板電圧を制御することで、前記電源電圧の変動による前記被測定デバイスのリーク電流の変動を抑制し、
    前記リーク電流の変動を抑制している状態で、前記被測定デバイスの所定の特性を測定することで、前記被測定デバイスのIDDQ電流の値を取得する測定方法。
  14. 被測定デバイスを測定する測定装置であって、
    前記被測定デバイスに、第1電源電圧および第2電源電圧を順次印加する電源部と、
    前記電源部が前記被測定デバイスに印加する電源電圧を、前記第1電源電圧から前記第2電源電圧に変化させるのに応じて、前記被測定デバイスの周囲温度を第1温度から第2温度に変化させる温度制御部と、
    前記被測定デバイスの周囲温度が前記第1温度、且つ、前記被測定デバイスに印加される電源電圧が前記第1電源電圧のときに前記電源部から前記被測定デバイスに供給される第1電源電流、および、前記被測定デバイスの周囲温度が前記第2温度、且つ、前記被測定デバイスに印加される電源電圧が前記第2電源電圧のときに前記電源部から前記被測定デバイスに供給される第2電源電流を測定する電流測定部と、
    前記第1電源電流および前記第2電源電流に基づいて、前記被測定デバイスの内部抵抗値を算出する解析部と
    を備える測定装置。
  15. 前記電源部および前記温度制御部は、前記被測定デバイスに印加される電源電圧の変化により生じる前記被測定デバイスのリーク電流の変化が、前記被測定デバイスの周囲温度の変化により生じる前記被測定デバイスのリーク電流の変化で相殺されるように、前記被測定デバイスの電源電圧および周囲温度を制御する
    請求項14に記載の測定装置。
  16. 前記温度制御部は、
    前記電源部が前記被測定デバイスに印加する電源電圧を、より低い電源電圧に変化させる場合に、前記被測定デバイスの周囲温度をより高い温度に変化させ、
    前記電源部が前記被測定デバイスに印加する電源電圧を、より高い電源電圧に変化させる場合に、前記被測定デバイスの周囲温度をより低い温度に変化させる
    請求項15に記載の測定装置。
  17. 前記温度制御部は、前記電源部が前記被測定デバイスに印加する電源電圧の変化量に応じた変化量で、前記被測定デバイスの周囲温度を変化させる
    請求項16に記載の測定装置。
  18. 前記解析部は、前記電源部が前記被測定デバイスに印加する電源電圧の変化量と、前記電流測定部が測定する電源電流の変化量との比に基づいて、前記内部抵抗値を算出する
    請求項17に記載の測定装置。
  19. 前記被測定デバイスの周囲温度が前記第1温度および前記第2温度のそれぞれの場合において、同一の論理ベクタ群を前記被測定デバイスに印加するベクタ発生部を更に備え、
    前記電流測定部は、それぞれの論理ベクタについて前記第1電源電流および前記第2電源電流を測定し、
    前記解析部は、それぞれの前記論理ベクタについて、前記内部抵抗値を算出する
    請求項18に記載の測定装置。
  20. 被測定デバイスを試験する試験システムであって、
    前記被測定デバイスの内部抵抗値を測定する測定装置と、
    前記測定装置が測定した前記内部抵抗値に基づいて、前記被測定デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記測定装置は、
    前記被測定デバイスに、第1電源電圧および第2電源電圧を順次印加する電源部と、
    前記電源部が前記被測定デバイスに印加する電源電圧を、前記第1電源電圧から前記第2電源電圧に変化させるのに応じて、前記被測定デバイスの周囲温度を第1温度から第2温度に変化させる温度制御部と、
    前記被測定デバイスの周囲温度が前記第1温度、且つ、前記被測定デバイスに印加される電源電圧が前記第1電源電圧のときに前記電源部から前記被測定デバイスに供給される第1電源電流、および、前記被測定デバイスの周囲温度が前記第2温度、且つ、前記被測定デバイスに印加される電源電圧が前記第2電源電圧のときに前記電源部から前記被測定デバイスに供給される第2電源電流を測定する電流測定部と、
    前記第1電源電流および前記第2電源電流に基づいて、前記被測定デバイスの内部抵抗値を算出する解析部と
    を有する試験システム。
  21. 被測定デバイスを測定する測定方法であって、
    前記被測定デバイスに、第1電源電圧および第2電源電圧を順次印加し、
    前記被測定デバイスに印加する電源電圧を、前記第1電源電圧から前記第2電源電圧に変化させるのに応じて、前記被測定デバイスの周囲温度を第1温度から第2温度に変化させ、
    前記被測定デバイスの周囲温度が前記第1温度、且つ、前記被測定デバイスに印加される電源電圧が前記第1電源電圧のときに前記被測定デバイスに供給される第1電源電流、および、前記被測定デバイスの周囲温度が前記第2温度、且つ、前記被測定デバイスに印加される電源電圧が前記第2電源電圧のときに前記被測定デバイスに供給される第2電源電流を測定し、
    前記第1電源電流および前記第2電源電流に基づいて、前記被測定デバイスの内部抵抗値を算出する測定方法。
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