JP2010065973A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】製氷皿に給水される時、給水パイプ先端から外周に向かって水滴が飛散し、製氷皿の側面を超えて下部に設置した貯氷箱に落下し、貯氷箱内の氷がくっつくという欠点を解消した自動製氷装置を備える冷蔵庫提供するものである。
【解決手段】給水パイプ出口部を先端水平部またはR部を残し略V字形状に成形して、給水する水の飛散防止構造を設けたものであり、給水ポンプの動作初期や動作終了直前の比較的水量の少ない状態でも製氷皿に給水する時、確実に水流を直線的に垂直に整流落下させ、給水できるものである。
【選択図】図7

Description

本発明は、自動製氷装置を組み込んだ冷蔵庫に係り、詳しくは製氷用の水の給水経路の製氷皿への出口部の改良に関するものである。
近年、冷蔵庫には、冷凍室の冷却力を利用して自動的に氷を作る自動製氷装置が組み込まれている。
従来のこの種の自動製氷装置としては、特開平7−77371号公報に示されているものがある。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
図8は、従来の自動製氷装置の概略構成を示す断面図である。図9は図8のA−A線断面図である。
図8において、18は冷蔵庫の外壁、19は冷蔵室、20は冷凍室、21は冷蔵室19と冷凍室20との間の仕切り壁であり、従来の自動製氷装置は冷蔵室19内の給水タンク22と、冷凍室20内の製氷皿23と給水タンク22側から製氷皿23側へ配設された給水パイプ24と、この給水パイプ24を通じて給水タンク22の水を製氷皿23上へ供給する給水ポンプ25を備えている。なお、給水パイプ24は円筒状で、所定の折り曲げ形状で成形されている。給水タンク22は冷蔵室19から取り出し可能で、冷蔵室19内に固定的に設置されている給水ポンプ25に着脱自在に連通接続されている。
製氷皿23は反転装置26の駆動により反転されるもので、その下部には貯氷箱27が配置される。給水パイプ24は、一端は給水ポンプ25を通じて給水タンク22の内部に連通しており、他端は仕切り壁21を貫通して製氷皿23の上方に開口している。
以上のように構成された自動製氷装置について、以下その動作を説明する。
製氷にあったては、まず給水ポンプ25の駆動により製氷皿23に給水が行われる。給水タンクの水は給水ポンプ25により吸い上げられ、給水パイプ24を通じて製氷皿23に注がれる。
この時、給水ポンプ25等の動作は、図示しない制御回路により制御されており、給水ポンプ25の運転時間を設定することで、製氷皿23への給水量が決められている。製氷皿23に一定量の水が供給されると、給水ポンプ25は回転を停止した後、逆回転を行なう。この逆回転により、給水パイプ24内の残った水は逆流し、給水タンク22に回収される。
特開平7−77371号公報
しかしながら、上記従来の構成は、給水ポンプ25の動作初期や動作終了直前の比較的水量の少ない状態では、給水パイプ24は円筒状で折り曲げ成形されているため水の流れが直線的にならず、らせん状にパイプ内を伝わる。そして、製氷皿23に給水される時、給水パイプ24先端から外周に向かって水滴が飛散し、製氷皿23の側面を超えて下部に設置した貯氷箱27に落下し、貯氷箱27内の氷がくっつくという欠点があった。
本発明は従来の課題を解決するもので、給水時、給水パイプからの水の外周への飛散を無くし、製氷皿への給水を確実にすることができる自動製氷装置を提供することを目的とする。
本発明は、製氷皿と前記製氷皿を反転させる反転装置とを備えた自動製氷装置と、前記製氷皿に給水するための給水ポンプと、前記給水ポンプと前記製氷皿間を連通する給水パイプとを備え、前記給水ポンプから前記給水パイプを経て前記製氷皿に給水される途中に、一旦前記給水パイプに水平部または緩やかな傾斜部を構成し、前記製氷皿側に下方に曲がった垂直部を成す前記給水パイプの出口部の形状を略V字形状に成形し、先端を平面部またはR部としたものであり、給水ポンプの動作初期や動作終了直前の比較的水量の少ない状態でも製氷皿に給水する時、確実に水流を直線的に垂直に整流落下させ、給水できるものである。
これにより、先端部が略V字形状ではなく水平にカットされた場合は先端部内側の周囲に表面張力が働きらせん状に回転しながら水が飛び出すため、製氷皿に受け切れない状態であったが、先端部が略V字形状にて表面張力が働き難くなり、水が垂直に落下し飛散防止効果が発揮されることとなる。
本発明は、給水パイプ内の一部に、給水する水を整流する出口部の先端部を略V字形状に設けたので、給水ポンプの動作初期や動作終了直前の比較的水量の少ない状態でも製氷皿に給水する時、確実に水流を直線的に垂直に整流落下させ、給水できる。したがって、製氷皿の側面を超えて下部に設置した貯氷箱に落下し、貯氷箱内の氷がくっつくという現象も生じず、いつでも使用者は必要な分だけ氷を取り出すことができる。
請求項1に記載の発明は、製氷皿と前記製氷皿を反転させる反転装置とを備えた自動製氷装置と、前記製氷皿に給水するための給水ポンプと、前記給水ポンプと前記製氷皿間を連通する給水パイプとを備え、前記給水ポンプから前記給水パイプを経て前記製氷皿に給水される途中に、一旦前記給水パイプに水平部または緩やかな傾斜部を構成し、前記製氷皿側に下方に曲がった垂直部を成す前記給水パイプの出口部の形状を略V字形状に成形し、先端を平面部またはR部としたことにより、先端部が略V字形状ではなく水平にカットされた場合は先端部内側の周囲に表面張力が働きらせん状に回転しながら水が飛び出すため、製氷皿に受け切れない状態であったが、先端部が略V字形状にて表面張力が働き難くなり、水が垂直に落下し飛散防止効果が発揮されることとなり、給水パイプ内の一部に、給水する水を整流する出口部の先端部を略V字形状に設けたので、給水ポンプの動作初期や動作終了直前の比較的水量の少ない状態でも製氷皿に給水する時、確実に水流を直線的に垂直に整流落下させ、給水できる。したがって、製氷皿の側面を超えて下部に設置した貯氷箱に落下し、貯氷箱内の氷がくっつくという現象も生じず、いつでも使用者は必要な分だけ氷を取り出すことができる。
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における自動製氷装置を適用した冷蔵庫の外観図である。図2は、同実施の形態の自動製氷装置の(A)横断面図である。図3は、同実施の形態の自動製氷装置の(B)縦断面図である。図4は、自動製氷装置の製氷皿と給水パイプの平面図である。図5は、同実施の形態の自動製氷装置の製氷皿と給水パイプの正面図である。図6は、給水パイプの側面図である。図7は、同実施の形態の給水パイプ出口部の要部斜視図である。
図1から図7において、1は冷蔵庫本体で、仕切り壁4を介して上部に冷蔵室2、下部に製氷室3を設けている。各室は、圧縮機をはじめとする冷凍サイクルおよび制御装置(図示せず)により所定の温度に冷却される。
冷蔵室2内には給水タンク5を配し、製氷室3内には製氷皿6が設けられている。7は給水パイプで、給水ポンプ8と前記製氷皿6間を、仕切り壁4を介して連通している。
給水タンク5は、内部から上部にかけて吸引管9を有するもので、冷蔵室2に取り外し自在に設けられ、吸引管9上端の吐出部がポンプ8に着脱自在に連通接続されている。ポンプ8は具体的にはギアポンプであって、取り付け台10により冷蔵室2内に固定的に設置されている。製氷皿6は、製氷室3の仕切り壁4側にあって、反転装置11の駆動により反転されるもので、その下部には貯氷容器12が配置される。
給水パイプ7は一端がポンプ8に連通接続され、他端が仕切り壁4を貫通して製氷皿6の上方に開口しており、図3に拡大して示すように、その吐出側の部分は下り勾配の形で、仕切り壁4に埋設されている。
本発明は、この給水パイプ7の一部に、給水する水を整流する前記給水パイプ出口部14を一部先端水平部15またはR部16(破線)を残し略V字形状17に成形している点に特徴がある。すなわち、給水パイプ出口部14は、給水パイプ7の出口部14はポンプ8から前記給水パイプ出口部14の形状を略V字形状17を経て前記製氷皿6に給水される途中に、一旦前記給水パイプ7に水平部20または緩やかな傾斜部21を構成し、前記製氷皿側にほぼ下方に曲がった垂直部22に前記給水パイプ7に設けた自動製氷装置23である。
また、給水パイプ7の出口部14の形状を略V字形状17は図5から図7に示すように、略V字形状17のV字は正面から見て左右に広がるように形成されている。また、先端は組立工程上出口部シール用フォームの破損防止から一部先端平面部15またはR部16(破線)を残し略V字形状17を形成している。また略V字形状17の方向性は正面から見て左右に広がるように形成するのが一般的であるが特定の方向性に限定するものではなく正面から見て左右に広がるように形成しなくても良い。
以上のように構成された自動製氷装置について、以下その動作を説明する。
使用者は、給水タンク5に水を入れ所定の場所にセットする。その後、給水タンク5内の水は給水ポンプ8の駆動によって吸引管9を通じて吸い上げられ、給水ポンプ8及び給水パイプ7を通り製氷皿6へと給水される。そして、図示しない制御回路により、一定時間経過し、製氷皿6に一定量の水が供給されると、給水ポンプ8は回転を停止し、その後、一定時間、給水ポンプ8を逆回転させる。この逆回転動作により、給水パイプ7内の水のほとんどは逆流して、給水タンク5に回収されるか、製氷皿6に給水する。
ここで給水時の水の動作について説明する。
給水ポンプ8の下流である給水パイプ7内を流れる水は、給水ポンプ8の動作初期や動作終了直前の比較的水量の少ない状態では、給水パイプ7が円筒状で折り曲げ成形されているため、水の流れが直線的にならず、らせん状にパイプ内を伝う現象が生じる。ところが、給水パイプ7の出口部14の形状を略V字形状17を経て前記製氷皿6に給水される。一部で出口部14の形状を略V字形状17に至ると、らせん状に流れてきた水は、略V字形状17の表面張力抑止効果や整流作用により水流は直線的に垂直方向に整流される。
そして、略V字形状17を給水パイプ7の出口部14の近傍に設けたので、給水パイプ出口まで直線的な水流は持続し、吐出口7aから直線的に吐出し、製氷皿6に給水される。つまり略V字形状17の出口部14から外周に向かって水が飛散する現象が生じない。したがって、製氷皿6の側面を超えて下部に設置した貯氷箱12に落下し、貯氷箱12内の氷がくっつくという現象も生じず、いつでも使用者は必要な分だけ氷を取り出すことができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、給水パイプの出口部の形状を略V字状に成形したことを特徴とする冷蔵庫の自動製氷装置であって、水飛びをさせずに効率よく製氷皿に給水し、かつコンパクトな自動製氷装置を備える冷蔵庫を提供することができるので、家庭用および業務用など様々な種類および大きさの冷蔵庫等に適用できる。
本実施の形態1における自動製氷装置を適用した冷蔵庫の外観図 本実施の形態1における自動製氷装置の(A)横断面図 本実施の形態1における自動製氷装置の(B)縦断面図 本実施の形態1における自動製氷装置の製氷皿と給水パイプの平面図 本実施の形態1における自動製氷装置の製氷皿と給水パイプの正面図 本実施の形態1における給水パイプの側面図 本実施の形態1における給水パイプ出口部の要部斜視図 従来の自動製氷装置の概略構成を示す断面図 図8のA−A線断面図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
6 製氷皿
7 給水パイプ
8 給水ポンプ
14 出口部
15 平面部
16 R部
17 略V字形状
20 水平部
21 緩やかな傾斜部
22 垂直部
23 自動製氷装置

Claims (1)

  1. 製氷皿と前記製氷皿を反転させる反転装置とを備えた自動製氷装置と、前記製氷皿に給水するための給水ポンプと、前記給水ポンプと前記製氷皿間を連通する給水パイプとを備え、前記給水ポンプから前記給水パイプを経て前記製氷皿に給水される途中に、一旦前記給水パイプに水平部または緩やかな傾斜部を構成し、前記製氷皿側に下方に曲がった垂直部を成す前記給水パイプの出口部の形状を略V字形状に成形し、先端を平面部またはR部としたことを特徴とする冷蔵庫。
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