JP2010064729A - バスケット付き車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】バスケットの着脱が容易であるバスケット付き車両を提供する。
【解決手段】バスケット付き車両100は、(a)フロントキャリヤ110を構成し、車体の一端側に位置する幅狭の中央部と、車体の他端側に位置する幅広の後部とを有する滑走板112と、(b)滑走板112に設けられたロック機構114と、(c)バスケット120の底部外面に設けられるとともに、滑走板112に載せることができる係止板126と、(d)係止板126に設けられ、係止板126が滑走板112に載せられたときに中央部の幅方向に沿った外側に位置するとともに、係止板126が後部の方に向けて滑走されたときに係止板126との間に後部の両縁を挟み込むことができる係止ブロック133,134と、(e)係止板126に設けられ、係止板126が後部の方に向けて滑走されたときにロック機構114によって解除可能な状態でロックされる係止ストッパ135とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、バスケット付き車両に関するものである。
従来、荷物の収容可能なバスケットを車輪の上方に備えた自転車が広く知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
財団法人自転車産業振興協会編集発行、「自転車実用便覧 第5版」、平成3年9月
しかしながら、一般に、上記のバスケットは、自転車に固定されている。このため、自転車を降りて買い物をするときは、バスケットを買い物籠として携行することができず、別途、買い物袋などが必要とされていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、バスケットの着脱が容易であるバスケット付き車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係わるバスケット付き自転車は、下記(CL1)または(CL2)に示す特徴を備える。
(CL1)バスケット付き車両は、(a)車輪の上方に配置されたキャリヤと、前記キャリヤによって支持されるバスケットとを有するバスケット付き車両であって、(b)前記キャリヤを構成し、車体の一端側に位置する幅狭部と、車体の他端側に位置し前記幅狭部よりも幅広に形成された幅広部とを有する滑走板と、(c)前記滑走板に設けられたロック機構と、(d)前記バスケットの底部外面に設けられるとともに、前記滑走板に載せることができる係止板と、(e)前記係止板に設けられ、前記係止板が前記滑走板に載せられたときに前記幅狭部の幅方向に沿った外側に位置するとともに、前記滑走板に載せられた前記係止板が前記幅広部の方に向けて滑走されたときに前記係止板との間に前記幅広部の両縁を挟み込むことができる一対の係止ブロックと、(f)前記係止板に設けられ、前記滑走板に載せられた前記係止板が前記幅広部の方に向けて滑走されたときに前記ロック機構によって解除可能な状態でロックされる被ロック部とを備える。
(CL2)バスケット付き車両は、(a)車輪の上方に配置されたキャリヤと、前記キャリヤによって支持されるバスケットとを有するバスケット付き車両であって、(b)前記キャリヤを構成するものであり、前記バスケットが載置可能であり、前記バスケットが載置される領域に第1の係合部が形成されている第1の板と、(c)前記バスケットの底部外面に取り付けられるものであり、前記第1の係合部と対をなし前記第1の係合部と嵌まり合う第2の係合部が前記第1の板における前記第1の係合部の位置に合わせて形成されている第2の板と、(d)フレームのヘッド部に一端が取り付けられ、他端が上向きに突出しているランプ掛けと、(e)前記バスケットの後部外面に取り付けられ、前記バスケットが前記キャリヤに取り付けられるときは、前記ランプ掛けの他端が挿入され、前記バスケットが前記キャリヤから取り外されるときは、前記ランプ掛けの開放端が抜ける間隙が、前記バスケットとの間に形成される被せ板とを備える。
本発明によれば、係止ブロックで括れを挟むようにして係止板を滑走板に設置し、係止板を滑動させることによって、係止板を滑走板に取り付けることができる。このとき、係止ブロックと係止板との間に滑走板の幅広部の両縁が挟み込まれ、被ロック部がロック機構に解除可能な状態でロックされるまで、係止板を滑動させる。
また、係止板が滑走板に取り付けられた状態で、係止板を滑動させることによって、係止板を滑走板から取り外すことができる。このとき、ロック機構から被ロック部が外されて幅狭部の幅方向に沿った外側に係止ブロックが配置されるまで、係止板を滑動させる。
このように、滑走板に対して係止板を容易に着脱することができるので、キャリヤに対してバスケットが容易に着脱自在である。このため、バスケット付き車両から離れる場合でも、バスケットをキャリヤから容易に取り外して携行することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明に係わる実施の形態1について説明する。
<概要>
本実施の形態に係わるバスケット付き車両は、下記(1)に示す特徴を備える。
(1)バスケット付き車両は、(a)車輪の上方に配置されたキャリヤと、キャリヤによって支持されるバスケットとを有するバスケット付き車両であって、(b)キャリヤを構成し、車体の一端側に位置する幅狭の中央部と、車体の他端側に位置し幅狭の中央部よりも幅広に形成された幅広の後部とを有する滑走板と、(c)滑走板に設けられたロック機構と、(d)バスケットの底部外面に設けられるとともに、滑走板に載せることができる係止板と、(e)係止板に設けられ、係止板が滑走板に載せられたときに幅狭の中央部の幅方向に沿った外側に位置するとともに、滑走板に載せられた係止板が幅広の後部の方に向けて滑走されたときに係止板との間に幅広の後部の両縁を挟み込むことができる一対の係止ブロックと、(f)係止板に設けられ、滑走板に載せられた係止板が幅広の後部の方に向けて滑走されたときにロック機構によって解除可能な状態でロックされる被ロック部とを備える。
以上の点を踏まえて、本実施の形態に係わるバスケット付車両について説明する。
<バスケット付き車両100>
ここでは、一例として、図1に示すように、バスケット付き車両100は、前輪101の上方に配置されたフロントキャリヤ110に対してバスケット120が着脱自在な自転車である。
<フロントキャリヤ110>
フロントキャリヤ110は、図2に示すように、枠111、滑走板112などを備える。
<枠111>
枠111は、鋼線、ステンレス線、鋼管などを折り曲げたり溶接したりして形成されたものである。図3に示すように、左右対称である。前輪101の上方に取り付けられた状態で、フロントフォーク102とで三角形を形づくっている。
具体的には、枠111の一端から伸びる部分111aは、フロントハブ軸103の一端から前方斜め上方に向かって伸びている。泥除け104の上方で折れ曲がっている。フロントフォーク102の肩部105に向かって伸びている。フロントフォーク102の肩部105に沿って伸びている部分111cの一端と繋がっている。
一方、枠111の他端から伸びる部分111bは、フロントハブ軸103の他端から前方斜め上方に向かって伸びている。泥除け104の上方で折れ曲がっている。フロントフォーク102の肩部105に向かって伸びている。フロントフォーク102の肩部105に沿って伸びている部分111cの他端と繋がっている。
枠111は、図4(A)に示すように、一端がフロントハブ軸103の一端にボルト113aで固定されている。同様に、他端がフロントハブ軸103の他端にボルト113bで固定されている。図4(B)に示すように、フロントフォーク102の肩部105に沿って伸びている部分111cの中央付近に取付金具111dが溶接されている。取付金具111dは、前方斜め下方に向かって伸びており、フロントフォーク102のアーチ状の部分106にボルト113cで固定されている。
<滑走板112>
滑走板112は、薄鋼板、ステンレス鋼板などによって形成されたものである。図5(A)に示すように、形状が車体の幅方向に伸びて車体の長さ方向に伸びるT字状である。車体の長さ方向に伸びる部分112aの前端中央に矩形状の切欠き112cが形成されている。車体の長さ方向に伸びる部分112aの中央両側に括れ112dが形成されている。中央部と後部との境界に短手方向に広がっている傾斜部112eが形成されている。前部の幅(W1)よりも後部の幅(W2)の方が狭くなっている。後部の幅(W2)よりも中央部の幅(W3)の方が狭くなっている。
車体の幅方向に伸びる部分112bの両端は、枠111においてフロントフォーク102の肩部105に向かって伸びている部分111a,111bの前方付近に溶接で固定されている。車体の長さ方向に伸びる部分112aの後端は、フロントフォーク102の肩部105に沿って伸びている部分111cの中央付近に溶接で固定されている。
滑走板112は、中央前端の裏面に、バスケット120の底に引っ掛け可能なロック機構114が取り付けられている。ロック機構114は、車体の前端側に配置している。図5(B)に示すように、前方から後方斜め上方に向かって傾斜した鉤爪状の係止フック114aと、係止フック114aを滑走板112に取り付ける取付金具114bとを有する。
係止フック114aは、一端が切欠き112cの下方に配置され、長手方向が車体の長さ方向に沿って配置されている。他端が取付金具114bにボルト114cで取り付けられている。ボルト114cを支点にして、一端が上下に回動可能である。
取付金具144bは、捩りバネ(不図示)などによって係止フック114aの一端に対して上方に付勢する力を与えている。
<バスケット120>
バスケット120は、図6に示すように、キャスター121、スタンド122、伸縮自在把手123、回動自在把手124、籠125などを備える。キャリヤ110に取り付けられる。
<キャスター121>
キャスター121は、図7に示すように、車輪121aと固定金具121bとを有する。車輪121aの車軸121cが籠125の長手方向に配置され、車軸121cに連結する固定金具121bが籠125の前部にネジで固定されている。籠125の前部両側に2個のキャスター121が取り付けられている。
<スタンド122>
スタンド122は、図7に示すように、樹脂製の脚部である。形状が先端を平坦にした円錐状であり、高さが、キャスター121の高さと同じぐらいである。径が大きい方を取付面として籠125の後部に固定されている。籠125の後部両側に2個のスタンド122が取り付けられている。
<伸縮自在把手123>
伸縮自在把手123は、図8に示すように、籠125の長手方向に沿って把手部分123aが配置され、把手部分123aを上側にして、4段階に伸縮自在可能な伸縮部分123bを、伸縮自在な状態で籠125の前面中央に取り付けられている。縮んだ状態では、把手部分123aが、籠125の前面中央の前方に配置される。伸びた状態では、把手部分123aが、籠125を引っ張るのに好適な高さに配置される。
<回動自在把手124>
回動自在把手124は、図8に示すように、金属製の線材124aの中央付近に樹脂製のグリップ124bを取り付けて金属製の線材124aを折り曲げて形成されたものである。両端が、内側に折り曲げられており、籠125の両側面に形成された半円状の切欠き125aに通されている。籠125の長手方向を回転軸として、籠125の短手方向に回動自在な状態で、籠125の両側面を挟み込むようにして取り付けられている。
<籠125>
籠125は、図8に示すように、底から上方に向かって口が広がっているメッシュ状のものである。両側面上部中央に、最上部125bが上側に突出した半円状の切欠き125aが形成されている。図6に示すように、前輪101の上方に取り付けられた状態で、両側面上部中央から後方斜め下方に向かって傾斜している。図7に示すように、底部外面に係止板126がボルトで固定されている。
<係止板126>
係止板126は、金属製の板である。図7に示すように、形状が矩形である。長手方向の長さが、籠125の底部外面における短手方向の長さよりも一回り短い長さである。図9(A)に示すように、短手方向の長さ(W1)が、滑走板112の短手方向の長さ(W1)と略同じである。前部両側に係止ブロック131,132が固定されている。後部両側に係止ブロック133,134が固定されている。前部中央に係止ストッパ135が形成されている。
係止板126は、長手方向を籠125の短手方向に合わせ、短手方向を籠125の長手方向に合わせている。バスケット120をフロントキャリヤ110に取り付けたときに、係止ブロック131〜134、係止ストッパ135が下側に配置されるように、籠125の底部外面の中央に配置され、籠125に固定されている。
<係止ブロック131〜134>
係止ブロック131〜134は、金属製のブロックである。図9(A)に示すように、横断面形状がL字状である。一方の脚部が、端面で係止板126に取り付けられている。図9(B)に示すように、他方の脚部と係止板126との間隙の大きさ(H1)が滑走板112の厚み(H1)と略同じである。他方の脚部と係止板126とで、滑走板112の縁が滑動可能な間隙が形成されている。
係止ブロック131,132は、図9(A)に示すように、係止板126の短手方向に沿って一列に並べられて係止板126の前部の両側部分に固定されている。他方の脚部、すなわち、突出している部分が後方を向いている。
係止ブロック133,134は、図9(A)に示すように、係止板126の短手方向に沿って一列に並べられて係止板126の後部の両側部分に固定されている。他方の脚部、すなわち、突出している部分が対向している。一方の脚部同士の間隔(W2)が滑走板112の後部の幅(W2)よりも少し大きいぐらいである。他方の脚部の先端面同士の間隔(W3)が滑走板112の中央部の幅(W3)よりも少し大きいぐらいである。
<係止ストッパ135>
係止ストッパ135は、図9(A),図9(B)に示すように、係止板126の一部によって形成されている。形状が矩形であり、係止板126の短手方向に沿って伸びており、下方に突出している板状部分である。係止板126において、滑走板112の裏側に配置されている係止フック114が引っ掛かる部分である。係止ストッパ135の厚み(D)がロック機構114の係止フック114aの一端と取付金具114bとの間に形成されている間隙の間隔(D)と略同じか、少し小さいぐらいである。
<バスケット120の着脱操作>
次に、バスケット120の着脱操作について説明する。
<バスケット120を取り付ける場合>
まず、バスケット120を車体に取り付ける場合には、(a)図10に示すように、伸縮自在把手123を前方にし、係止板126を滑走板112に重ねるようにして、バスケット120をフロントキャリヤ110に設置する。このとき、図9(A)に示す係止板126の前部両側に固定された係止ブロック131,132を、図5(A)に示す滑走板112の前縁部112fの前方に配置する。図9(A)に示す係止板126の後部両側に固定された係止ブロック133,134を、図5(A)に示す滑走板112の後縁部112gの前方、つまり、滑走板112の中央部の両側に設けられた括れ112dの側方における空間部分に配置する。次に、(b)図10に示すように、フロントキャリヤ110に設置したバスケット120を、滑らせるようにして、車体の長さ方向に沿って後方に移動させる。これに伴い、図9(A)に示す係止ブロック133,134が図5(A)に示す傾斜部112eによって後縁部112gに案内される。係止ブロック131〜134と係止板126とで形成されている間隙に、図5(A)に示す滑走板112の前縁部112fと後縁部112gとが嵌合し、図5(B)に示す係止フック114aが一端の傾斜面により押し下げられた後に元の状態に復帰して、図9(B)に示す係止ストッパ135に引っ掛かる。これによって、係止板126が滑走板112に装着される。このとき、バスケット120をフロントキャリヤ110に取り付けたときに、係止ブロック133,134の後端がフロントキャリヤ110の枠111においてフロントフォーク102の肩部105に沿って伸びている部分111cに接触する。
<バスケット120を取り外す場合>
一方、バスケット120を車体から取り外す場合には、(a)図11に示すように、係止フック114の一端が係止ストッパ135から離れるまで、係止フック114の一端を下方に押し下げる。次に、(b)図12に示すように、係止フック114の一端を下方に押し下げた状態で、フロントキャリヤ110に設置したバスケット120を、係止板126を滑走板112上で滑らせながら、車体の長さ方向に沿って前方に移動させる。これに伴い、図9(A)に示す係止ブロック131〜134と係止板126とで形成されている間隙から、図5(A)に示す滑走板112の前縁部112fと後縁部112gとが離れる。これによって、係止板126が滑走板112から解放される。
<まとめ>
以上、本実施の形態によれば、係止ブロック133,134で括れ112dを挟むようにして係止板126を滑走板112に設置し、係止板126を滑動させることによって、係止板126を滑走板112に取り付けることができる。このとき、係止ブロック133,134の間隙に滑走板112の後縁部112gが嵌合し、係止ブロック131,132の間隙に滑走板112の前縁部112fが嵌合し、係止ストッパ135が係止フック114aに引っ掛かるまで、係止板126を滑動させる。
また、係止板126が滑走板112に取り付けられた状態で、係止板126を滑動させることによって、係止板126を滑走板112から取り外すことができる。このとき、係止フック114aから係止ストッパ135が外されて括れ112dの位置に係止ブロック133,134が配置されるとともに、係止ブロック131,132が前縁部112fから遠ざかるまで、係止板126を滑動させる。
このように、滑走板112に対して係止板126を容易に着脱することができるので、フロントキャリヤ110に対してバスケット120が容易に着脱自在である。このため、バスケット付き車両100から離れる場合でも、バスケット120をフロントキャリヤ110から容易に取り外して携行することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明に係わる実施の形態2について説明する。
<概要>
本実施の形態に係わるバスケット付き車両は、下記(2)に示す特徴を備える。
(2)バスケット付き車両は、(a)車輪の上方に配置されたキャリヤと、キャリヤによって支持されるバスケットとを有するバスケット付き車両であって、(b)キャリヤを構成するものであり、バスケットが載置可能であり、バスケットが載置される領域に第1の係合部が形成されている第1の板と、(c)バスケットの底部外面に取り付けられるものであり、第1の係合部と対をなし第1の係合部と嵌まり合う第2の係合部が第1の板における第1の係合部の位置に合わせて形成されている第2の板と、(d)フレームのヘッド部に一端が取り付けられ、他端が上向きに突出しているランプ掛けと、(e)バスケットの後部外面に取り付けられ、バスケットがキャリヤに取り付けられるときは、ランプ掛けの他端が挿入され、バスケットがキャリヤから取り外されるときは、ランプ掛けの開放端が抜ける間隙が、バスケットとの間に形成される被せ板とを備える。
以上の点を踏まえて、本実施の形態に係わるバスケット付車両について説明する。なお、実施の形態1における構成要素と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
<バスケット付き車両200>
ここでは、一例として、図13に示すように、バスケット付き車両200は、フレーム207のヘッド部208に取り付けられているランプ掛け209と前輪101の上方に配置されたフロントキャリヤ210とに対してバスケット220が着脱自在な自転車である。
<ランプ掛け209>
ランプ掛け209は、金属製の部品である。一端がフレーム207のヘッド部208に取り付けられ、他端が上向きに突出している。図14に示すように、車体の幅方向から見て、ヘッド部208に取り付けられている環状部分209aと、環状部分209aから車体の前方に向かって伸びている水平部分209bと、水平部分から車体の上方に向かって伸びている垂直部分209cとからなる。バスケット220を車体に取り付けるときは、被せ板227と籠125との間に形成された間隙228に垂直部分209cが挿入される。バスケット220を車体から取り外すときは、被せ板227と籠125との間に形成された間隙228から垂直部分209cが抜き出される。
<フロントキャリヤ210>
フロントキャリヤ210は、図15に示すように、実施の形態1におけるフロントキャリヤ110と比べて、滑走板112の代わりに、凹板212を備える点が異なる。
<凹板212>
凹板212は、薄鋼板、ステンレス鋼板などによって形成されたものである。形状が矩形である。長手方向が車体の長さ方向に配置され、短手方向が車体の幅方向に配置され、長手方向の後端と短手方向の両端とが前輪101の上方に位置する枠111の屈曲部分に固定されている。中央に凹部(谷)212aが形成されている。
凹部(谷)212aは、図15,図16(A)に示すように、前輪101に向かって窪み、凹板212の長手方向に沿って伸びている。図15,図16(B)に示すように、凹板212の長手方向から見て、横断面形状がV字状である。
<バスケット220>
バスケット220は、図15に示すように、実施の形態1におけるバスケット120と比べて、係止板126の代わりに、凸板226と、被せ板227とを備える点が異なる。
<凸板226>
凸板226は、金属製の板である。形状が矩形である。長手方向が籠125の短手方向に配置され、短手方向が籠125の長手方向に配置され、四隅がボルトで籠125の底部外面に固定されている。長手方向の長さが、籠125の底部外面における短手方向の長さよりも一回り短い長さである。短手方向の長さが、凹板212の短手方向の長さと略同じである。凹板212の凹部(谷)212aの位置に合わせて、中央に凸部(山)226aが形成されている。
凸部(山)226aは、凹部(谷)212aと対をなし凹部(谷)212aと嵌まり合うものである。凹板212における凹部(谷)212aの位置に合わせて凸板226に形成されている。図15,図16(A)に示すように、籠125の外側に向かって突出し、凸板226の長手方向に沿って伸びている。図15,図16(B)に示すように、凸板226の長手方向から見て、横断面形状がV字状である。図16(A),図16(B)に示すように、長手方向の長さが凹部(谷)212aの長手方向の長さと略同じである。短手方向の長さが凹部(谷)212aの短手方向の長さと略同じである。高さが凹部(谷)212aの深さと略同じである。凹部(谷)212aにきっちり嵌まる寸法である。
<被せ板227>
被せ板227は、金属製の部品である。図14,図15に示すように、横断面形状が凸状である。突出している方を籠125の外側に向けて配置され、長手方向が籠125の高さ方向に配置され、短手方向が籠125の長手方向に配置され、籠125の後部外面の中央上側にボルトで固定されている。被せ板227が籠125に固定された状態で、被せ板227と籠125との間に横断面形状が矩形の間隙228が形成されている。籠125の長手方向における間隙228の長さが、ランプ掛け209の垂直部分209cの幅と略同じである。籠125の短手方向における間隙228の長さが、ランプ掛け209の垂直部分209cの厚みと略同じである。籠125の高さ方向における間隙228の長さが、ランプ掛け209の垂直部分209cの長さと略同じである。
<バスケット220の着脱操作>
次に、バスケット220の着脱操作について説明する。
<バスケット220を取り付ける場合>
まず、バスケット220を車体に取り付ける場合には、被せ板227を後方にし、凸板226を凹板212に重ねるようにして、バスケット220をフロントキャリヤ210に設置する。このとき、図16(A),図16(B)に示す凸部(山)226aを凹部(谷)212aに合わせて配置する。図14に示す被せ板227と籠125との間に形成された間隙228の下側を、ランプ掛け209の垂直部分209cの上側に合わせて配置する。被せ板227と籠125との間に形成された間隙228にランプ掛け209の垂直部分209cが挿入され、凸部(山)226aが凹部(谷)212aに嵌め込まれるまで、バスケット220を降ろす。これによって、凸板226が凹板212に装着される。
<バスケット220を取り外す場合>
一方、バスケット220を車体から取り外す場合には、図14に示す被せ板227と籠125との間に形成された間隙228からランプ掛け209の垂直部分209cが抜け、図16(A),図16(B)に示す凸部(山)226aが凹部(谷)212aから離れるまで、バスケット220を持ち上げる。これによって、凸板226が凹板212から解放される。
<まとめ>
以上、本実施の形態によれば、バスケット220が車体に取り付けられるにあたって、被せ板227と籠125との間に形成された間隙228にランプ掛け209の垂直部分209cが挿入され、凸部(山)226aが凹部(谷)212aに嵌め込まれる。また、バスケット220が車体に取り付けられた状態で、バスケット220を持ち上げることによって、被せ板227と籠125との間に形成された間隙228からランプ掛け209の垂直部分209cが抜き出され、凸部(山)226aが凹部(谷)212aから離れる。
このように、ランプ掛け209に対して被せ板227を容易に着脱することができ、凹板212に対して凸板226を容易に着脱することができるので、ランプ掛け209とフロントキャリヤ210とに対してバスケット220が容易に着脱自在である。このため、バスケット付き車両200から離れる場合でも、バスケット220を車体から容易に取り外して携行することができる。
(その他)
なお、フロントキャリヤ110の代わりに、図6に示すリアキャリヤ160に対してバスケット120が着脱自在であるとしてもよい。この場合において、滑走板112は、リアキャリヤ160に固定される。ロック機構114は、車体の後端側に配置される。
なお、凹部(谷)212aの代わりに凸部(山)が凹板212に形成され、凸部(山)226aの代わりに凹板212に形成された凸部(山)と嵌まり合う凹部(谷)が凸板226に形成されているとしてもよい。
本発明は、着脱自在なバスケット付き車両などとして利用することができる。
実施の形態1におけるバスケット付き自転車のバスケットとフロントキャリヤとの外観図である。 実施の形態1におけるフロントキャリヤの拡大図である。 実施の形態1におけるフロントキャリヤの外観図である。 実施の形態1におけるフロントキャリヤの取り付け箇所の拡大図であり、(A)は、フロントハブ軸周辺の拡大図であり、(B)は、フロントフォークの肩部周辺の拡大図である。 実施の形態1における滑走板を示す図であり、(A)は、上から見た平面図であり、(B)は、切断線A−Aで切断して矢視方向に見た断面図である。 実施の形態1におけるバスケット付き自転車の外観図である。 実施の形態1におけるバスケットの底部外面の拡大図である。 実施の形態1におけるバスケットの外観図である。 実施の形態1における係止板を示す図であり、(A)は、上から見た平面図であり、(B)は、切断線B−Bで切断して矢視方向に見た断面図である。 実施の形態1におけるバスケットをフロントキャリヤに取り付ける操作を示す図である。 実施の形態1におけるロック機構を解除する操作を示す図である。 実施の形態1におけるバスケットをフロントキャリヤから取り外す操作を示す図である。 実施の形態2におけるバスケット付き自転車の外観図である。 実施の形態2におけるランプ掛け付近の拡大図である。 実施の形態2におけるバスケット付き自転車のバスケットとフロントキャリヤとの外観図である。 実施の形態2における凸板と凹板との嵌合部分の拡大図である。(A)は、車体の幅方向から見た拡大図であり、(B)は、車体の長さ方向から見た拡大図である。
符号の説明
100 バスケット付き車両
101 前輪
102 フロントフォーク
103 フロントハブ軸
104 泥除け
105 肩部
106 アーチ状の部分
110 フロントキャリヤ
111 枠
111a 枠の一端から伸びる部分
111b 枠の他端から伸びる部分
111c フロントフォークの肩部に沿って伸びている部分
111d 取付金具
112 滑走板
112a 車体の長さ方向に伸びる部分
112b 車体の幅方向に伸びる部分
112c 切欠き
112d 括れ
112e 傾斜部
112f 前縁部
112g 後縁部
113a〜113c ボルト
114 ロック機構
114a 係止フック
114b 取付金具
114c ボルト
120 バスケット
121 キャスター
121a 車輪
121b 固定金具
121c 車軸
122 スタンド
123 伸縮自在把手
123a 把手部分
123b 伸縮部分
124 回動自在把手
124a 線材
124b グリップ
125 籠
125a 半円状の切欠き
125b 最上部
126 係止板
131〜134 係止ブロック
131a〜134a 突出部
131b〜134b 間隙
135 係止ストッパ
160 リアキャリヤ
200 バスケット付き車両
207 フレーム
208 ヘッド部
209 ランプ掛け
209a 環状部分
209b 水平部分
209c 垂直部分
210 フロントキャリヤ
212 凹板
212a 凹部(谷)
220 バスケット
226 凸板
226a 凸部(山)
227 被せ板
228 間隙

Claims (2)

  1. 車輪の上方に配置されたキャリヤと、前記キャリヤによって支持されるバスケットとを有するバスケット付き車両であって、
    前記キャリヤを構成し、車体の一端側に位置する幅狭部と、車体の他端側に位置し前記幅狭部よりも幅広に形成された幅広部とを有する滑走板と、
    前記滑走板に設けられたロック機構と、
    前記バスケットの底部外面に設けられるとともに、前記滑走板に載せることができる係止板と、
    前記係止板に設けられ、前記係止板が前記滑走板に載せられたときに前記幅狭部の幅方向に沿った外側に位置するとともに、前記滑走板に載せられた前記係止板が前記幅広部の方に向けて滑走されたときに前記係止板との間に前記幅広部の両縁を挟み込むことができる一対の係止ブロックと、
    前記係止板に設けられ、前記滑走板に載せられた前記係止板が前記幅広部の方に向けて滑走されたときに前記ロック機構によって解除可能な状態でロックされる被ロック部とを備える
    ことを特徴とするバスケット付き車両。
  2. 車輪の上方に配置されたキャリヤと、前記キャリヤによって支持されるバスケットとを有するバスケット付き車両であって、
    前記キャリヤを構成するものであり、前記バスケットが載置可能であり、前記バスケットが載置される領域に第1の係合部が形成されている第1の板と、
    前記バスケットの底部外面に取り付けられるものであり、前記第1の係合部と対をなし前記第1の係合部と嵌まり合う第2の係合部が前記第1の板における前記第1の係合部の位置に合わせて形成されている第2の板と、
    フレームのヘッド部に一端が取り付けられ、他端が上向きに突出しているランプ掛けと、
    前記バスケットの後部外面に取り付けられ、前記バスケットが前記キャリヤに取り付けられるときは、前記ランプ掛けの他端が挿入され、前記バスケットが前記キャリヤから取り外されるときは、前記ランプ掛けの開放端が抜ける間隙が、前記バスケットとの間に形成される被せ板とを備える
    ことを特徴とするバスケット付き車両。
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