JP2010063323A - コイル部材およびステータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コイル部材20は、2本のコイル線を含むコイル10をエッジワイズ状に巻回したものである。コイル10は、内層コイル線10aと外層コイル線10bとの長辺同士を、同一平面上に並べたものである。内層第1端子21aと外層第2端子22bとが、連結部10xにおいて連結されている。内層第2端子21bおよび外層第1端子22aは、モールド樹脂40から露出して、外部端子となっている。内層コイル線10aと外層コイル線10bとは、連結部10xを介して、電気的に直列に接続されている。これにより、コイル部材20中の単位長さ当たりの抵抗率はほぼ均一となるので、循環電流はほとんど生じない。
【選択図】図1
Description
さらに、特許文献1の構造において、共通の相に属するコイル線の抵抗率差を0とするためには、スロット数(分割ステータ数)が偶数でなければならない。
複数層とは、ステータのコアに接する内層からその上方の層までの複数層を意味する。したがって、少なくとも2層のコイル線が並列に巻回されていることになる。
−コイル部材およびステータの構造−
図1は、本実施の形態に係るコイル部材20と分割コア51とを示す斜視図である。本実施の形態のコイル部材20は、2本のコイル線を含むコイル10をエッジワイズ状に巻回したものである。コイル10は、内層コイル線10aと外層コイル線10bとの長辺同士を、同一平面上に並べたものである。
図1に示す破線は、コイル部材20のコイル10をモールドしているモールド樹脂40の外形を示している。モールド樹脂40には、分割コア51のヨーク部51aの上面および下面に嵌合する部分が設けられている。そして、モールド樹脂40をティース部51bに嵌め込み、さらにヨーク部51aの上下面を挟むことにより、コイル部材20がティース部51bを囲むように取り付けられる。
図2は、本実施の形態に係るモータのステータ50の概略的な構造を示す断面図である。図2において、見やすくするために、モールド樹脂の表示は省略されている。同図に示すように、ステータ50は、複数の分割コア51を環状に組み合わせた後、図示しないリング部材等を用いて外側から囲み込んで組み付けられる。本実施形態では、コアとして分割コア51を集合させたものを用いているが、コアが分割されずに一体化されたものであってもよい。
図3は、本実施の形態のステータ50であって、3相交流モータのステータ50の平面図である。図4は、3相交流モータのステータ50の等価回路を示す図である。見やすくするために、図3においては、モールド樹脂40の図示を省略している。
図3および図4に示すように、分割ステータ51のコイル部材20は、U相電力が供給されるもの、V相電力が供給されるもの、およびW相電力が供給されるもの、に分かれて配置される。それぞれの相では、4個のコイル部材20が直列配置され、各コイル部材20の端子は、バスバー32U,32V,32Wによって電気的に接続されている。各相の最も中心側の端部に位置するコイル部材20の外層第1端子21bは、各相共通に中性点(基準点)用バスバー33に接続されている。また、直列接続の最も外側に位置するコイル部材20の内層第2端子22aは、電源側接続導体31U,31V,31Wに接続されて、インバータモジュール等から変換された交流電力の供給を受ける。
本実施形態のコイル部材20またはステータ50によると、以下の作用効果が得られる。コイル部材20のコイル10は、内層コイル線10aおよび外層コイル線10bをエッジワイズ状に並列に巻回した構造を有している。そして、内層コイル線10aと外層コイル線10bとは、連結部10xを介して、電気的に直列に接続されている。
それに対し、本実施の形態では、コイル部材20の個数に拘わらず、コイル部材20内におけるコイル線の抵抗率差がほぼ0になる。よって、モータ等の種類や構造に応じた最適な数のスロット数に設計することができる。すなわち、分割ステータの構造を有するものでは、最適な分割ステータ数(コイル部材数)に、設計することができる。
図5(a),(b)は、順に、実施の形態2におけるコイル部材20の斜視図および分割ステータの断面図である。同図においては、モールド樹脂の図示が省略されている。
図6は、実施の形態2の変形例における分割ステータの断面図である。同図においては、モールド樹脂の図示が省略されている。図6において、実施の形態2と同じ部材については、同じ符号を付して説明を省略する。
図7は、実施の形態3における分割ステータの断面図である。同図においては、モールド樹脂の図示が省略されている。図7において、実施の形態1と同じ部材については、同じ符号を付して説明を省略する。
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
10a 外層コイル線
10b 内層コイル線
10c 中間層コイル線
10x 連結部
12 銅線
13 被覆膜
20 コイル部材
21a 内層第1端子
21b 外層第1端子
21c 中間層第1端子
22a 内層第2端子
22b 外層第2端子
22c 中間層第2端子
31U,31V,31W 電源側接続導体
32U,32V,32W バスバー
33 中性点用バスバー
50 コア
51 分割コア
51a ヨーク部
51b ティース部
Claims (6)
- 複数層のコイル線が並列に巻回されたコイル部材であって、
前記複数層のコイル線の端部が互いに連結されて、複数層のコイル線全体が電気的に直列に接続されている、コイル部材。 - 請求項1記載のコイル部材において、
前記各コイル線は、各々平角線であり、
前記複数層のコイル線は、エッジワイズ状に巻回されている、コイル部材。 - 請求項1記載のコイル部材において、
前記各コイル線は、各々平角線であり、
前記複数層のコイル線は、フラットワイズ状に巻回されている、コイル部材。 - 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のコイル部材において、
前記複数層のコイル線の端部同士は、コイルエンド部において互いに連結されている、コイル部材。 - 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のコイル部材において、
前記複数層のコイル線の端部同士は、ヨーク部において互いに連結されている、コイル部材。 - 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載のコイル部材と、
前記コイル部材が装着されるコアと、
を備えているステータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008229162A JP2010063323A (ja) | 2008-09-06 | 2008-09-06 | コイル部材およびステータ |
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JP2008229162A JP2010063323A (ja) | 2008-09-06 | 2008-09-06 | コイル部材およびステータ |
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Family Applications (1)
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2008
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