JP2010062990A - 通信機能を備える画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信機能を備える画像形成装置が設置された場所の環境に異常が発生すると外部に連絡する。
【解決手段】画像形成装置は、地震センサ等の検知部が異常を検知すると(S100にてYES)、検知した異常の重要性を示す異常レベルを判定するステップ(S120)と、判定された異常レベルに基づいて、送信するファクシミリ文書に埋め込む文字情報と緊急連絡レベルとを決定するステップ(S130、S140)と、緊急連絡レベルに基づいて、電話帳データベースからファクシミリ送信先を抽出するステップ(S150)と、文字情報を埋め込んでファクシミリ文書を作成するステップ(S160)と、抽出された送信先にファクシミリ文書を送信するステップ(S170)とを含むプログラムを実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複合機等の通信機能を備える画像形成装置に関し、特に、その装置が設置された環境に異常が発生したことを外部に報知する画像形成装置に関する。
OA機器の1つとして、トナー像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ機又はこれらのうち2以上を組み合わせた複合機が広く用いられている。最近の複合機は、ファクシミリ機能又は/及びネットワーク(例えばLAN(Local Area Network))通信機能を備えるものが多い。この点で複合機は、通信機能を備える画像形成装置の一例であるといえる。このような複合機では画像形成機能として、通常、露光プロセスにて感光体のような像担持体上に静電潜像を形成し、現像プロセスにて該静電潜像を現像して可視トナー像を形成し、転写プロセスにて該可視トナー像を記録紙等の記録媒体に転写し、或いは一旦中間転写ベルト等の中間転写体に1次転写し該中間転写体から記録媒体に2次転写し、定着プロセスにてこのように記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させることができる。定着プロセスにおいてはヒータで加熱してトナーを溶融させて紙に定着させることが多い。
ところで、地震により、印刷中にこのような複合機が転倒してしまったような場合であって、ヒータが加熱状態のままで、さらに用紙は複合機内部を通紙している途中になっていると、最悪の場合には用紙が焦げるといった可能性があった。複合機は、上述したように通信機能を備えるものが多いので、この通信機能を用いて地震が来る前の緊急地震速報等を受信することが可能である。この緊急地震速報を用いて、印刷中であればいち早くヒータへの通電を遮断することで、火災等の2次災害の発生可能性を低く抑えることができる。特開2007−072917号公報(特許文献1)は、このような画像処理装置を開示する。
特許文献1に開示された画像処理装置は、外部機器との通信を行なう通信制御手段と、装置内部の通電状態を変更する電源制御手段と、通信制御手段及び電源制御手段を制御する主制御手段とを備えた画像処理装置であって、主制御手段は、通信制御手段が外部機器から緊急地震速報を受け取った場合、通電状態を変更するよう電源制御手段を制御する。
この画像処理装置によると、外部からの信頼のおける緊急地震速報によって電源制御を行なうことで、画像処理装置の近くで工事をしていたり、画像処理装置に偶然何かがぶつかったりといった地震以外の振動には反応せず、利便性を損なわずに安全を確保することができる。
特開2007−072917号公報
地震に限らず、複合機が設置された場所にいない者にとっては、地震等の異常が発生していることを直接的に知ることができない(特に遠方にいる者)。特許文献1に開示された画像処理装置においても、複合機の周囲の異常(特許文献1は地震発生という異常)が発生したことを外部の者に報知するものではない。このため、複合機が設置された環境に異常が発生すると、複合機の近傍にいる者が電話等で外部の者に連絡することになる。
しかしながら、その複合機が設置された場所には日勤勤務者しかおらず、かつ、夜間に異常が発生すると、電話で連絡することができない。また、昼間の時間帯に異常が発生(地震が発生)したときに、複合機の近傍にいる者が、連絡が必要な多くの相手先に電話で連絡することは不可能に近い。なお、特許文献1においては、地震以外の異常についての対応は、何ら考慮されていない。
そこで本発明は、通信機能を備える画像形成装置が設置された場所の環境に異常が発生すると外部の者に連絡することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するため本発明は以下に示す画像形成装置を提供する。
通信機能を備える画像形成装置であって、
複数の送信先についての情報を予め記憶する記憶部と、
前記画像形成装置の周囲の環境に発生した異常を検知する検知部と、
前記検知部が異常を検知すると、前記検知した異常の重要度合いを判定する判定部と、
前記判定部により判定された重要度合いを用いて、異常を検知したことを示す異常検知情報を作成する作成部と、
前記判定部により判定された重要度合いを用いて、前記記憶部に記憶された複数の送信先から前記異常検知情報を送信する送信先を抽出する抽出部と、
抽出された送信先に、前記異常検知情報を送信する送信部とを含む。
この画像形成装置によると、記憶部には複数の送信先についての情報を予め記憶されており、地震、火災、ガス漏れ、侵入者等の異常が発生したことが検知されて異常の重要度合いが判定される。判定された重要度合いを用いて、記憶部に記憶された複数の送信先から異常検知情報を送信する送信先が抽出される。このとき、重要度合いが高いと(地震の震度が大きいと)重要度合いが低い場合(地震の震度が低い場合)よりも多くの送信先が抽出されるようにすると、異常検知情報を相手先に的確に送信することができる。このため、夜間の無人時、又は、人がいるとしても異常環境の状況を電話連絡できない状況においても、的確に相手先に異常の発生を報知することができる。
前記作成部は、前記重要度合いより内容が異なる異常検知情報を作成するように構成できる。
異常が発生したことのみではなく、地震、火災、ガス漏れ、侵入者等の異常の重要度合い(震度等)を併せて報知することができる。
また、前記通信部はファクシミリ通信を行ない、
前記記憶部は、複数の送信先について、ファクシミリ番号及び緊急連絡レベルとを含む情報を予め記憶し、
前記緊急連絡レベルは、前記重要度合いが高いと重要度合いが低い場合よりも多くの送信先が抽出されるように設定され、
前記抽出部は、判定された重要度合いに対応する緊急連絡レベルが記憶された送信先を抽出するように構成できる。
判定された重要度合いを用いて、記憶部に記憶された複数の送信先から異常検知情報を送信する送信先が抽出されるときに、重要度合いが高いと(地震の震度が大きいと)重要度合いが低い場合(地震の震度が低い場合)よりも多くの送信先が抽出される。このため、異常が重要であるほど(異常の重要度合いが高いほど)、より多くの相手先を抽出して、異常検知情報を相手先に的確にファクシミリにより送信することができる。
また、前記画像処理装置は2次電池からの電力供給が可能で、
前記画像処理装置は、異常を検知すると、前記画像形成装置への電力供給を、一般商用電源から前記2次電池へ切り替えるように構成できる。これにより、地震等で一般商用電源が停電しても異常検知情報を送信できる。
また、前記画像処理装置は、抽出された送信先に、前記異常検知情報を送信すると電源をオフにするように構成できる。これにより、異常検知情報を送信した後に電源をオフにして、地震による火災等の2次災害の発生を抑制できる。
また、前記検知部は、地震、火災、ガス漏れ及び不審な侵入者の少なくとも1つを検知するように構成できる。
以上説明したように本発明によると、通信機能を備える画像形成装置が設置された場所の環境に異常が発生すると外部の者に連絡することができる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[画像形成装置の全体構造]
以下に、本発明の実施の形態に係る通信機能を備える画像形成装置について説明する。図1は画像形成装置Aの正面図であって、図2はその画像形成装置Aの側面図であって、図3はその画像形成装置Aの上面図である。図1から図3に示す画像形成装置Aは、画像読取装置Sを備えた複写機であるが、ファクシミリ通信機能、ネットワーク通信機能及びコンピュータ等から供給される画像情報に応じてプリントするプリンタ機能も併せ持つ複合機である。このように、画像形成装置Aは、通信機能(ファクシミリ通信機能、ネットワーク通信機能)を備える。以下においては、「通信機能を備える画像形成装置」を単に「画像形成装置」と記載し、記録媒体は記録紙として説明する。
図1の画像形成装置Aは、画像形成を行なう画像形成部B及びその下の記録紙収容カセットC1〜C4を有する記録紙カセット部CSを含んでいる。画像読取装置Sは画像形成を行なう画像形成部Bの上方に位置している。画像読取装置Sには原稿自動搬送装置ADF及び操作パネルPAが搭載されている。
原稿自動搬送装置ADFは開閉可能で、画像読取装置Sの原稿載置台であるガラス板上に配置される原稿を覆うカバーを兼ねている。操作パネルPAには、複写画像形成やファクシミリ送信等の指示を行なうスタートキー、画像形成枚数等を設定するテンキー等のキー群等のほか、液晶表示部Dも搭載されている。液晶表示部Dは、ユーザによるキー操作を反映表示したり、ユーザへの指示メニューを表示したり、画像形成を行なう画像形成部B等からの情報を表示したりすること等に用いられる。
画像読取装置Sは、原稿台ガラス上に静止配置される原稿の画像を光学的に読み取ることができるほか、原稿自動搬送装置ADFにてその原稿載置トレイから搬送され、原稿排出トレイへ排出され、その途中で画像読取装置Sの原稿流し撮り用ガラス板に沿って移動する原稿の画像を光学的に読み取ることもできる。
画像読取装置Sで読み取られた画像データは画像形成を行なう画像形成部Bへ送られ、そこでの画像形成に供されるか、公衆回線網を用いたファクシミリ送信又はネットワーク回線網を用いたメール送信(メールに画像データを添付)に供される。図示省略のコンピュータ等から送信されてくる画像データは、画像形成部Bへ送られ、そこでの画像形成に供される。この画像形成装置は、後述するように、ネットワーク網に接続されて電子メールを送受信するためのネットワーク通信部と、公衆回線網に接続されてファクシミリを送受信するためのモデム通信部とを備える。
以下において、まず、本実施の形態にかかる画像形成装置Aの基本機能である画像形成機能について詳しく説明する。画像形成部Bは、電子写真方式により記録紙上にトナー画像を形成するものである。本実施の形態に係る画像形成装置Aにおける画像形成部Bは、イエロー画像形成部、マゼンタ画像形成部、シアン画像形成部及びブラック画像形成部を中間転写ベルトに沿って配列し、各画像形成部により形成されるトナー像を中間転写ベルトに1次転写し、中間転写ベルト上に重ねて1次転写された多重トナー像をいずれかのカセットから供給される記録紙に2次転写し、定着装置で定着させてカラー画像を得ることができる、所謂タンデム型のフルカラータイプである。トナー画像が定着された記録紙Pは排出トレイTに排出される。
画像形成部Bは、モノクロ画像を形成することもできるし、いずれか2つ又は3つの画像形成部を用いて画像形成することもできる。なお、画像形成装置Aは、4サイクル型カラータイプであっても、そもそもモノクロタイプであっても構わない。
Y、M、C、Kの各画像形成部は、ドラム型の感光体を備えており、この感光体の周囲に、帯電器、画像露光装置、現像器、1次転写ローラ、感光体上の1次転写残トナー等を除去清掃するクリーニング装置等がこの順序で配置されている。
各画像形成部においては、感光体、帯電器、現像器及びクリーニング装置を含むプロセスカートリッジが形成されている。すなわち、イエロー画像形成部Yを形成するためのイエロープロセスカートリッジYC、マゼンタ画像形成部Mを形成するためのマゼンタプロセスカートリッジMC、シアン画像形成部Cを形成するためのシアンプロセス、カートリッジCC、ブラック画像形成部Kを形成するためのブラックプロセスカートリッジKCである。各プロセスカートリッジは複写機本体(画像形成部Bの本体)に対し着脱可能である。
露光装置は、画像読取装置Sや図示省略のパーソナルコンピュータ等から提供される画像情報に応じて、レーザービームを用いて感光体に画像露光を施す。各画像形成部における感光体は、ここでは負帯電性の有機感光体であり、図示省略の感光体駆動モータにて回転駆動される。各画像形成部における帯電器には、図示省略の帯電電源から所定のタイミングで帯電電圧を印加できる。
各画像形成部における現像器は、本実施の形態においては、負帯電性トナーを採用するもので、感光体上に形成される静電潜像を、図示省略の現像バイアス電源から現像バイアス電圧が印加される現像ローラで反転現像することができる。
画像形成部Bでは、上述の通り、Y、M、C、Kの画像形成部のうち1又は2以上を用いて画像を形成することができる。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを中間転写ベルトに1次転写する。すなわち、イエロー画像形成部Yにおいて、感光体が所定方向に回転駆動され、帯電器にて表面が一様に所定電位に帯電せしめられた感光体の帯電域に画像露光装置からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像器の現像バイアスが印加された現像ローラにて現像されて可視イエロートナー像となり、この可視イエロートナー像が1次転写ローラにて中間転写ベルト上に1次転写される。このとき、1次転写ローラ2には図示省略の電源装置から1次転写バイアス電圧が印加される。
同様にして、マゼンタ画像形成部Mにおいて可視マゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルトに転写され、シアン画像形成部Cにおいて可視シアントナー像が形成されて中間転写ベルトに転写され、ブラック画像形成部Kにおいて可視ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルトに転写される。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの可視トナー像は、これらが中間転写ベルト上に重ねて転写されるタイミングで形成される。中間転写ベルト4上に形成された多重トナー像は、中間転写ベルトの回動により2次転写ローラへ向け移動する。
一方、記録紙Pがいずれかの記録紙収容カセットから図示省略の記録紙供給ローラにて引き出され、タイミングローラへ供給され、待機している。タイミングローラのところで待機する記録紙は、中間転写ベルトにて送られてくる多重トナー像に合わせて中間転写ベルトと2次転写ローラとのニップ部へ供給されるようにタイミングローラが記録紙を搬送開始することにより、このニップ部へ送り込まれ、図示省略の電源から2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ5にて多重トナー像が記録紙P上に2次転写される。
その後、記録紙は定着装置に通され、そこでヒータを用いて、多重トナー像が加熱加圧下に記録紙に定着され、トレイTへ排出される。中間転写ベルト上に残留する2次転写残トナー等は、クリーナにより除去清掃され、各画像形成部において感光体上に残留する1次転写残トナー等は感光体に接触するクリーニングブレードにより除去清掃される。以上のようにして画像形成される。
このような構造及び動作を行なう画像形成装置Aの重量は、100kg〜400kg程度と重いものである。このため、画像形成装置Aには、その移動のために、キャスターCAを備える。キャスターCAは、画像形成装置Aの底面に4つ設けられている。画像形成装置Aの底面部は略四角形となっており、キャスターCAは、底面の4つある角近辺にそれぞれ1つずつ取り付けられている。このキャスターCAは、車輪と、その車輪を受ける軸受けと、軸受けの支持部材と、車輪が床面で360度回転自在(前方、後方、右側方及び左側方)に動けるように、支持部材を保持する回転部とから構成される。さらに、キャスターCAには車輪が回転しないように固定するレバーがあり、設置場所へ画像形成装置Aを移動する場合には、そのレバーを車輪の固定が解除される位置へ移動させる。設置場所への画像形成装置Aの移動が完了した場合には、そのレバーを車輪が固定される位置へ移動させる。このようにすることにより、画像形成装置Aが不用意に床面を移動することを抑制できる。
[検知部の構造]
上述した画像形成装置Aには、検知部100として、地震を検知する地震センサ110、火災を検知する火災センサ120、ガス漏れを検知するガス漏れセンサ130及び赤外線センサ140を備える。上述した画像形成装置Aの正面図(図1)、側面図(図2)及び上面図(図3)に加えて、2つの斜視図(図4及び図5)を用いて、この検知部100について説明する。
地震センサ110は、画像形成装置Aが受けた加速度を検知するセンサであって、加速度に基づいて震度を出力する。この地震センサ110は、例えば、予め準備された加速度と震度との対応関係を用いて、検知した加速度を震度に変換して出力する。この地震センサ110は、画像形成装置Aの上方に設けられていると、画像形成装置Aに単に物体が衝突して振動を受けたときに大きい加速度を検知して誤作動することがあるので、このような誤作動を回避するために画像形成装置Aの筺体の下方に設けられている。
火災センサ120は、画像形成装置A自体又は周囲の火災を検知するセンサであって、例えば、光を用いて煙の発生状態(煙濃度)を検知して、煙濃度についての異常レベルを出力する。この火災センサ120は、例えば、予め準備された煙濃度と異常レベルとの対応関係を用いて、検知した煙濃度を異常レベル(低レベル、中レベル、高レベル)に変換して出力する。この火災センサ120を熱感知式とすることもできるが、その場合には、ヒータを備えた定着装置から離間させることが好ましい。
ガス漏れセンサ130は、画像形成装置Aの周囲のガス(一酸化炭素ガス)漏れを検知するセンサであって、例えば一酸化炭素に反応して電気抵抗が変化する半導体を用いて空気中の一酸化炭素の濃度(ガス濃度)を検知して、ガス濃度についての異常レベルを出力する。このガス漏れセンサ130は、例えば、予め準備されたガス濃度と異常レベルとの対応関係を用いて、検知したガス濃度を異常レベル(低レベル、中レベル、高レベル)に変換して出力する。このガス漏れセンサ130は、検知対象のガスである一酸化炭素の検知に適した位置に設けられている。
赤外線センサ140は、赤外領域の光を受光して、受けた光を電気信号に変換して、(夜間等における不審な)進入者を検知する。この赤外線センサ140は、画像形成装置Aの筺体下部(例えば、画像形成装置Aの底面から床上面までの間)に設けられる。図2から図5に一点鎖線で検知範囲を示す。この赤外線センサ140は、人がいることにより発生する赤外領域の光を検知して、侵入者についての異常レベルを出力する。この赤外線センサ140は、例えば、予め準備された検知頻度と異常レベルとの対応関係を用いて、赤外光を検知した頻度を異常レベル(低レベル、中レベル、高レベル)に変換して出力する。
なお、上述した、地震センサ110における変換(検知した加速度を震度に変換)、火災センサ120における変換(検知した煙濃度を異常レベル(低レベル、中レベル、高レベル)に変換)、ガス漏れセンサ130における変換(検知したガス濃度を異常レベル(低レベル、中レベル、高レベル)に変換)、赤外線センサ140における変換(赤外光を検知した頻度を異常レベル(低レベル、中レベル、高レベル)に変換)については、後述するCPU(Central Processing Unit)で行なうようにしても構わない。
[制御構造(ハードウェア)]
以下、本実施の形態に係る画像形成装置Aの制御構造(ハードウェア)について説明する。図6は、この画像形成装置Aの制御ブロック図である。なお、この制御ブロック図は、本実施の形態に係る画像形成装置Aの特徴である異常環境情報を送信する機能を実現するための構成を示しているに過ぎない。例えば、図1から図3を用いて説明した画像形成処理の制御については、この制御ブロック図には表わされていない。
図6に示すように、異常環境情報(ファクシミリ文書)を送信する処理を実現するために、この画像形成装置Aは、演算ユニットを含むCPU200が通信バスを介して各種機器と接続されている。CPU200には、通信バスを介して、CPU200で実行されるプログラム等を記憶する記憶部310と、後述する各種データベースを記憶するデータ記憶部320と、ネットワーク回線網に接続されて電子メールを送受信するためのネットワーク通信部410と、公衆回線網に接続されてファクシミリを送受信するためのモデム通信部420とが接続されている。
なお、図4に示すように、画像形成装置Aの筺体の下方には、モデム通信部420のコネクタ155が設けられ、このコネクタ155と画像形成装置Aが設置された部屋の壁面150に設けられたモジュラージャック152とが、電話ケーブル153で接続される。この場合において、地震発生時であっても、モジュラージャック152から電話ケーブル153が抜けないように、かつ、コネクタ155から電話ケーブル153が抜けないようにするために、コネクタ155とモジュラージャック152との間の電話ケーブル153には巻き取り器154が設置されている。この巻き取り器154は、電話ケーブル153に張力がかからないときにはその長さを維持して、電話ケーブル153に張力がかかるとその長さが長くなるように、電話ケーブル153を一定長巻き取っている。この巻き取り器154により、地震等の衝撃により画像形成装置Aが移動したとしても、モジュラージャック152及びコネクタ155から電話ケーブル153が抜けることを抑制できる。また、長い電話ケーブル153を床面に載置しなくてもよくなる。
図6に戻って、CPU200には、通信バスを介して、操作パネルPAと、検知部100(地震センサ110、火災センサ120、ガス漏れセンサ130及び赤外線センサ140)と、2次電池520を制御する2次電池制御部510とがさらに接続されている。また、CPU200には、通信バスを介して、その他の入力部及びその他の出力部が接続されている。
2次電池520は、例えば鉛蓄電池であって、一般商用電源からの電力供給が停止しても(地震等で停電しても)画像形成措置Aを作動させるために設けられている。本実施の形態に係る画像形成装置Aにおいては、異常環境を検知すると、一般商用電源からの電力供給を2次電池520からの電力供給に切り替えて、異常環境情報を送信した後に、自動的にシャットダウンされる。なお、電源切り替え及び自動シャットダウンは、本実施の形態に係る画像形成装置Aにおいては任意的事項である。
[データベース構造]
次にデータ記憶部320に記憶される電話帳データベースの構造について、図7を参照して説明する。図7に示すように、この電話帳データベースは、画像形成装置Aの周囲の環境に異常が発生した時のみに使用されるのではなく、通常使用時において用いられるデータベースである。
図7に示すように、この電話帳データベースは、登録番号(短縮番号であっても構わない)が記憶されるデータフィールドと、相手先の名称が記憶されるデータフィールドと、相手先の電話番号が記憶されるデータフィールドと、相手先のファクシミリ番号(FAX番号)が記憶されるデータフィールドと、相手先のメールアドレスが記憶されるデータフィールドと、相手先の緊急連絡レベルが記憶されるデータフィールドとを含む。
緊急連絡レベルが記憶されるデータフィールドは、登録番号によって、「1」、「2」、「3」のいずれかの数字が記憶されるか、何も記憶されていない(何も記憶されていないフィールドは「−」で示す)。緊急連絡レベル「1」は、異常が重要な状況の場合(震度が大きい場合、異常レベルが高い場合)に、異常環境情報を送信する相手先に付される。緊急連絡レベル「2」は、異常が重要な状況の場合又は異常が中程度の状況の場合(震度が中程度より大きい場合、異常レベルが中程度より高い場合)に、異常環境情報を送信する相手先に付される。緊急連絡レベル「3」は、異常が軽微な状況であっても異常が中程度の状況であっても異常が重要な状況であっても(震度が小さくても大きくても、異常レベルが低くても高くても)、異常環境情報を送信する相手先に付される。
次にデータ記憶部320に記憶される異常環境データベースの構造について、図8から図11を参照して説明する。図8に地震についての異常環境データベースの構造を示し、図9に火災についての異常環境データベースの構造を示し、図10にガス漏れについての異常環境データベースの構造を示し、図11に侵入者についての異常環境データベースの構造を示す。
図8に示すように、地震についての異常環境データベースは、地震センサ110から出力された震度を異常レベルと捉えて、予め定められた震度に対応して、文字情報(1)、文字情報(2)及び緊急連絡レベルを記憶するデータフィールドを備える。文字情報(1)として、「地震検知」の文字と震度に対応する「<震度○>」の文字とを記憶している。文字情報(2)として、例えば、震度1から震度3までは「現在連絡がとれません」という文字を記憶し、震度4から震度6までは(震度6以上を含む)「現在連絡がとれません」及び「本状送信後にFAX電源がOFF」という文字を記憶している。
さらに、図8に示すように、緊急連絡レベルとして「3以上」、「2以上」、「1以上」のいずれかを記憶している。例えば、地震が発生して検知した震度が震度1又は震度2であると緊急連絡レベルが「3以上」と、検知した震度が震度3又は震度4であると緊急連絡レベルが「2以上」と、検知した震度が震度5以上であると緊急連絡レベルが「1以上」と記憶している。このために、例えば、軽微な地震である震度1では緊急連絡レベルが「3以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「3」の相手先のみに異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、中程度の地震である震度3では緊急連絡レベルが「2以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、大規模な地震である震度6では緊急連絡レベルが「1以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。すなわち、より重要な異常環境を検知するとより多くの相手先に異常環境情報をファクシミリ送信して、軽微な異常環境を検知するとより関係の深い相手先に限定して異常環境情報をファクシミリ送信することを意味する。
なお、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「−」の相手先には、異常環境情報がファクシミリ送信されないか、無条件に異常環境情報がファクシミリ送信されるかのいずれかを設定することができる。火災、ガス漏れ及び侵入者においても、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「−」の相手先に対する処理は同じであるので、以下においては繰り返し説明しない。
図9に示すように、火災についての異常環境データベースは、火災センサ120から出力された異常レベル(煙濃度に基づき火災センサ120が出力)に対応して、文字情報及び緊急連絡レベルを記憶するデータフィールドを備える。文字情報として「火災検知」の文字と、異常レベルに対応する文字とを記憶している。異常レベルに対応する文字は、例えば、異常レベルが低いと「<軽微>」、異常レベルが中であると「<中程度>」、異常レベルが高いと「<重大>」の文字を記憶している。
さらに、図9に示すように、緊急連絡レベルとして「3以上」、「2以上」、「1以上」のいずれかを記憶している。例えば、火災の異常レベルが低いと緊急連絡レベルが「3以上」と、火災の異常レベルが中程度であると緊急連絡レベルが「2以上」と、火災の異常レベルが高いと緊急連絡レベルが「1以上」と記憶している。このために、例えば、軽微な火災異常では緊急連絡レベルが「3以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「3」の相手先のみに異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、中程度の火災異常では緊急連絡レベルが「2以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、重大な火災異常では緊急連絡レベルが「1以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。より重要な異常環境を検知するとより多くの相手先に異常環境情報をファクシミリ送信して、軽微な異常環境を検知するとより関係の深い相手先に限定して異常環境情報をファクシミリ送信することを意味する点は、上述した地震の場合と同じである。
図10に示すように、ガス漏れについての異常環境データベースは、ガス漏れセンサ130から出力された異常レベル(ガス濃度に基づきガス漏れセンサ130が出力)に対応して、文字情報及び緊急連絡レベルを記憶するデータフィールドを備える。文字情報として「ガス漏れ検知」の文字と、異常レベルに対応する文字とを記憶している。異常レベルに対応する文字は、例えば、異常レベルが低いと「<軽微>」、異常レベルが中であると「<中程度>」、異常レベルが高いと「<重大>」の文字を記憶している。
さらに、図10に示すように、緊急連絡レベルとして「3以上」、「2以上」、「1以上」のいずれかを記憶している。例えば、ガス漏れの異常レベルが低いと緊急連絡レベルが「3以上」と、ガス漏れの異常レベルが中程度であると緊急連絡レベルが「2以上」と、ガス漏れの異常レベルが高いと緊急連絡レベルが「1以上」と記憶している。このために、例えば、軽微なガス漏れ異常では緊急連絡レベルが「3以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「3」の相手先のみに異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、中程度のガス漏れ異常では緊急連絡レベルが「2以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、重大なガス漏れ異常では緊急連絡レベルが「1以上」であるので、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。より重要な異常環境を検知するとより多くの相手先に異常環境情報をファクシミリ送信して、軽微な異常環境を検知するとより関係の深い相手先に限定して異常環境情報をファクシミリ送信することを意味する点は、上述した地震の場合と同じである。
図11に示すように、侵入者についての異常環境データベースは、赤外線センサ140から出力された異常レベル(赤外線検知頻度に基づき赤外線センサ140が出力)に対応して、文字情報及び緊急連絡レベルを記憶するデータフィールドを備える。文字情報として「侵入者検知」の文字と、異常レベルに対応する文字とを記憶している。異常レベルに対応する文字は、例えば、異常レベルが低いと「<可能性低>」、異常レベルが中であると「<可能性中>」、異常レベルが高いと「<可能性高>」の文字を記憶している。
さらに、図10に示すように、緊急連絡レベルとして「3以上」、「2以上」、「1以上」のいずれかを記憶している。例えば、赤外線の検知頻度が低いと緊急連絡レベルが「3以上」と、赤外線の検知頻度が中程度であると緊急連絡レベルが「2以上」と、赤外線の検知頻度が高いと緊急連絡レベルが「1以上」と記憶している。このために、例えば、赤外線の検知頻度が低い場合には赤外線センサ140の誤作動の可能性もあるので、このときには緊急連絡レベルを「3以上」として、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「3」の相手先のみに異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、赤外線の検知頻度が中程度の場合には緊急連絡レベルを「2以上」として、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。さらに、赤外線の検知頻度が高い場合には赤外線センサ140の誤作動の可能性よりも侵入者を実際に検知している可能性の方が高いので、このときには緊急連絡レベルを「1以上」として、図7に示した電話帳データベースの緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先に異常環境情報がファクシミリ送信される。より重要な異常環境を検知するとより多くの相手先に異常環境情報をファクシミリ送信して、軽微な異常環境を検知するとより関係の深い相手先に限定して異常環境情報をファクシミリ送信することを意味する点は、上述した地震の場合と同じである。
なお、異常環境データベースに記憶する文字情報は、地震についての異常環境データベース(図8)だけが2つの文字情報を記憶しているが、これに限定されない。他のデータベースも2つの文字情報を記憶するようにしても構わないし、3つ以上の文字情報を記憶しても構わない。さらに、震度をもっと細分化したり、図9から図11の異常レベルをもっと細分化したりしても構わない。
[制御構造(ソフトウェア)]
以下、本実施の形態に係る画像形成装置Aの制御構造(ソフトウェア)について説明する。図12は、図6のCPU200で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。このフローチャートを参照して、画像形成装置Aの制御構造(ソフトウェア)について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、CPU200は、検知部100(地震センサ110、火災センサ120、ガス漏れセンサ130及び赤外線センサ140)が異常を検知したか否かを判定する。この判定は、通信バスを介して、各センサからCPU200に入力された信号に基づいて行なわれる。検知部100が異常を検知したと判定されると(S100にてYES)、処理はS110へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、この処理は、終了する。
S110にて、CPU200は、一般商用電源からの電力供給を2次電池520からの電力供給に切り替える。このとき、CPU200は、2次電池制御部510に通電開始指令信号を送信するとともに、2次電池520から電力供給が開始されると、一般商用電源からの電力供給リレーを遮断するようにしても構わない。
S120にて、CPU200は、異常レベルを判定する。地震の場合には地震センサ110が出力してCPU200に入力された震度に基づいて異常レベルが判定される、火災の場合には火災センサ120が出力してCPU200に入力された異常レベルが、ガス漏れの場合にはガス漏れセンサ130が出力してCPU200に入力された異常レベルが、侵入者の場合には赤外線センサ140が出力してCPU200に入力された異常レベルが、用いられる。
S130にて、CPU200は、判定した異常レベルと、図8から図11に示す異常環境データベースとに基づいて、文字情報を決定する。S140にて、CPU200は、判定した異常レベルと、図8から図11に示す異常環境データベースとに基づいて、緊急連絡レベルを決定する。
S150にて、CPU200は、決定した緊急連絡レベルと、図7に示す電話帳データベースとに基づいて、電話帳データベースからファクシミリの送信先を抽出する。
S160にて、CPU200は、異常環境文書(ファクシミリ文書)のひな型に文字情報を埋め込んでファクシミリ文書を作成する。S170にて、CPU200は、作成されたファクシミリ文書を、モデム通信部420を用いて、抽出された送信先に送信する。S180にて、CPU200は、ファクシミリの送信が完了すると、画像形成装置Aをシャットダウンする。
[画像形成装置Aの動作]
以上のような構造及びフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像形成装置Aにおける異常環境情報の送信動作について説明する。
まず、地震の場合について説明する。震度2程度の軽微な地震が発生した場合には(S100にてYES)、一般商用電源からの電力供給が2次電池520からの電力供給に切り替えられる(S110)。震度2程度であるので、異常レベルが「2」と判定されて(S120)、図8に示した地震についての異常環境データベースから、文字情報(1)として「地震検知<震度2>」、文字情報(2)として「現在連絡がとれません」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「3以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「3以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「3」の相手先のみ)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報(1)の「地震検知<震度2>」及び文字情報(2)の「現在連絡がとれません」が埋め込まれて、図14に示すファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。その後、この画像形成装置Aはシャットダウンされる。
また、震度4程度の地震が発生した場合には(S100にてYES)、一般商用電源からの電力供給が2次電池520からの電力供給に切り替えられる(S110)。震度4程度であるので、異常レベルが「4」と判定されて(S120)、図8に示した地震についての異常環境データベースから、文字情報(1)として「地震検知<震度4>」、文字情報(2)として「現在連絡がとれません」及び「本状送信後にFAX電源がOFF」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「2以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「2以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。異常環境文書のひな型に文字情報(1)の「地震検知<震度4>」及び文字情報(2)の「現在連絡がとれません」及び「本状送信後にFAX電源がOFF」が埋め込まれてファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。その後、この画像形成装置Aはシャットダウンされる。
また、震度5程度の地震が発生した場合には(S100にてYES)、一般商用電源からの電力供給が2次電池520からの電力供給に切り替えられる(S110)。震度5程度であるので、異常レベルが「5」と判定されて(S120)、図8に示した地震についての異常環境データベースから、文字情報(1)として「地震検知<震度5>」、文字情報(2)として「現在連絡がとれません」及び「本状送信後にFAX電源がOFF」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「1以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「1以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報(1)の「地震検知<震度5>」及び文字情報(2)の「現在連絡がとれません」及び「本状送信後にFAX電源がOFF」が埋め込まれて、図15に示すファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。その後、この画像形成装置Aはシャットダウンされる。
次に、火災の場合について説明する。なお、一般商用電源から2次電池520への電力供給の切り替え処理(S110)及びシャットダウン処理(S180)についての動作は、上述と同じであるので繰り返さない。煙が少しの軽微な火災が発生した場合には(S100にてYES)、検知した煙濃度が低いので、異常レベルが「低」と判定されて(S120)、図9に示した火災についての異常環境データベースから、文字情報として「火災検知<軽微>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「3以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「3以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「3」の相手先のみ)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報の「火災検知<軽微>」が埋め込まれて、ファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
また、煙が中程度の火災が発生した場合には(S100にてYES)、検知した煙濃度が中程度であるので、異常レベルが「中」と判定されて(S120)、図9に示した火災についての異常環境データベースから、文字情報として「火災検知<中程度>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「2以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「2以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。異常環境文書のひな型に文字情報の「火災検知<中程度>」が埋め込まれてファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
また、煙が多い重大な火災が発生した場合には(S100にてYES)、検知した煙濃度が高いので、異常レベルが「高」と判定されて(S120)、図9に示した火災についての異常環境データベースから、文字情報として「火災検知<重大>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「1以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「1以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報の「火災検知<重大>」が埋め込まれて、ファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
次に、ガス漏れの場合について説明する。なお、一般商用電源から2次電池520への電力供給の切り替え処理(S110)及びシャットダウン処理(S180)についての動作は、上述と同じであるので繰り返さない。軽微なガス漏れが発生した場合には(S100にてYES)、検知したガス濃度が低いので、異常レベルが「低」と判定されて(S120)、図10に示したガス漏れについての異常環境データベースから、文字情報として「ガス検知<軽微>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「3以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「3以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「3」の相手先のみ)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報の「ガス検知<軽微>」が埋め込まれて、ファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
また、中程度のガス漏れが発生した場合には(S100にてYES)、検知したガス濃度が中程度であるので、異常レベルが「中」と判定されて(S120)、図10に示したガス漏れについての異常環境データベースから、文字情報として「ガス検知<中程度>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「2以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「2以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。異常環境文書のひな型に文字情報の「ガス検知<中程度>」が埋め込まれてファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
また、重大なガス漏れが発生した場合には(S100にてYES)、検知したガス濃度が高いので、異常レベルが「高」と判定されて(S120)、図10に示したガス漏れについての異常環境データベースから、文字情報として「ガス検知<重大>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「1以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「1以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報の「ガス検知<重大>」が埋め込まれて、ファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
次に、侵入者の場合について説明する。なお、一般商用電源から2次電池520への電力供給の切り替え処理(S110)及びシャットダウン処理(S180)についての動作は、上述と同じであるので繰り返さない。頻度低く赤外線を検知した場合には(S100にてYES)、赤外線の検知頻度が低いので、異常レベルが「低」と判定されて(S120)、図11に示した侵入者についての異常環境データベースから、文字情報として「侵入者検知<可能性低>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「3以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「3以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「3」の相手先のみ)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報の「侵入者検知<可能性低>」が埋め込まれて、ファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
また、頻度が中程度で赤外線を検知した場合には(S100にてYES)、赤外線の検知頻度が中程度であるので、異常レベルが「中」と判定されて(S120)、図11に示した侵入者についての異常環境データベースから、文字情報として「侵入者検知<可能性中>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「2以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「2以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。異常環境文書のひな型に文字情報の「侵入者検知<可能性中>」が埋め込まれてファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
また、頻度高く赤外線を検知した場合には(S100にてYES)、赤外線の検知頻度が高いので、異常レベルが「高」と判定されて(S120)、図11に示した侵入者についての異常環境データベースから、文字情報として「侵入者検知<可能性高>」が決定され(S130)、緊急連絡レベルが「1以上」と決定される(S140)。図7に示した電話帳データベースから緊急連絡レベルが「1以上」の相手先(すなわち、緊急連絡レベルが「1」の相手先、緊急連絡レベルが「2」の相手先及び緊急連絡レベルが「3」の相手先)が抽出される(S150)。図13に示す異常環境文書のひな型に文字情報の「侵入者検知<可能性高>」が埋め込まれて、ファクシミリ文書が作成される(S160)。作成されたファクシミリ文書が、抽出された相手先にファクシミリ送信される(S170)。
以上のようにして、本実施の形態に係る画像形成装置によると、地震、火災、ガス漏れ、侵入者等の画像形成装置の周囲で発生した異常環境を、その状況に応じた文字情報を埋め込んだファクシミリ文書を、その情報を必要とする相手先に的確に送信することができる。このため、夜間の無人時、又は、人がいるとしても異常環境の状況を電話連絡できない状況においても、的確な情報を必要な相手先にファクシミリ送信することができる。
なお、ファクシミリ送信ではなく、ネットワーク通信部410を用いたメール送信であっても構わない。さらに、地震、火災、ガス漏れ、侵入者等の中の1つ以上の異常を検知するものであればよく、また、異常の種類は、地震、火災、ガス漏れ、侵入者に限定されるものではない。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上述した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の実施の形態に係る通信機能を備える画像形成装置の構造の概要を示す正面図である。 図1の通信機能を備える画像形成装置の側面図である。 図1の通信機能を備える画像形成装置の上面図である。 図1の通信機能を備える画像形成装置の斜視図(その1)である。 図1の通信機能を備える画像形成装置の斜視図(その2)である。 図1の通信機能を備える画像形成装置の制御ブロック図である。 図6のデータ記憶部で記憶される電話帳データベースの概要を示す図である。 図6のデータ記憶部で記憶される異常環境データベース(地震)の概要を示す図である。 図6のデータ記憶部で記憶される異常環境データベース(火災)の概要を示す図である。 図6のデータ記憶部で記憶される異常環境データベース(ガス漏れ)の概要を示す図である。 図6のデータ記憶部で記憶される異常環境データベース(侵入者)の概要を示す図である。 図6のCPUで実行される異常環境処理プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 異常環境情報を報知するファクシミリ書面のひな型を示す図である 異常環境情報(地震)を報知するファクシミリ書面の一例を示す図(その1)である。 異常環境情報(地震)を報知するファクシミリ書面の一例を示す図(その2)である。
符号の説明
A 画像形成装置
B 画像形成部
D 液晶表示部
S 画像読取装置
CA キャスター
CS 記録紙カセット部
PA 操作パネル
100 検知部
110 地震センサ
120 火災センサ
130 ガス漏れセンサ
140 赤外線センサ
200 CPU
310 記憶部
320 データ記憶部
410 ネットワーク通信部
420 モデム通信部
510 2次電池制御部
520 2次電池

Claims (6)

  1. 通信機能を備える画像形成装置であって、
    複数の送信先についての情報を予め記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置の周囲の環境に発生した異常を検知する検知部と、
    前記検知部が異常を検知すると、前記検知した異常の重要度合いを判定する判定部と、
    前記判定部により判定された重要度合いを用いて、異常を検知したことを示す異常検知情報を作成する作成部と、
    前記判定部により判定された重要度合いを用いて、前記記憶部に記憶された複数の送信先から前記異常検知情報を送信する送信先を抽出する抽出部と、
    抽出された送信先に、前記異常検知情報を送信する送信部とを含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記作成部は、前記重要度合いより内容が異なる異常検知情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記通信部はファクシミリ通信を行ない、
    前記記憶部は、複数の送信先について、ファクシミリ番号及び緊急連絡レベルとを含む情報を予め記憶し、
    前記緊急連絡レベルは、前記重要度合いが高いと重要度合いが低い場合よりも多くの送信先が抽出されるように設定され、
    前記抽出部は、判定された重要度合いに対応する緊急連絡レベルが記憶された送信先を抽出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像処理装置は2次電池からの電力供給が可能で、
    前記画像処理装置は、異常を検知すると、前記画像形成装置への電力供給を、一般商用電源から前記2次電池へ切り替えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像処理装置は、抽出された送信先に、前記異常検知情報を送信すると電源をオフにすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記検知部は、地震、火災、ガス漏れ及び不審な侵入者の少なくとも1つを検知することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
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