JP2010062467A - インバータトランスの取付構造 - Google Patents

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晃正 豊田
Nobuo Kitajima
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Abstract

【課題】インバータトランスの高圧側端子と金属製バックライト筐体との間での放電やスパークの発生を防止することの可能な、インバータトランスの取付構造を提供する。
【解決手段】金属製バックライト筐体12の背面(図では上側の面)にスペーサ14を介して電源基板16が配置され、電源基板16にインバータトランス20が搭載される。インバータトランス20の低圧側端子21は先端側が電源基板16のスルーホール(図には現れず)に差し込まれて半田付けで固定され、高圧側端子22は電源基板16から浮いて引き出される。絶縁被覆線25の一端が高圧側端子22に電気的に接続され他端がバラストコンデンサに接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば液晶テレビのバックライトを駆動する電源に用いられるインバータトランスの取付構造に関する。
液晶テレビのバックライトとして、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)やEEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)等の冷陰極放電管を光源とするものがよく用いられる。これらの光源は例えば1kV程度の非常に高い電圧で点灯されるため、バックライトの駆動電源には高周波電圧を昇圧するインバータトランスが用いられる(例えば下記特許文献1参照)。
特開2006−303304号公報
図5は、従来のインバータトランスの取付構造の模式図である。この構造では、接地された金属製バックライト筐体12の背面に所定数のスペーサ14を介して電源基板16を配置し、電源基板16上にインバータトランス20を搭載している。インバータトランス20の低圧側端子21(一次側端子)及び高圧側端子92(二次側端子)はともにL字状になっていて、それぞれ電源基板16に挿通され固定されている。
図6は、CCFLの駆動回路の概略ブロック図である。この回路では、商用電源をノイズフィルター及びPFC回路(力率改善回路、PFC:Power Factor Correction)に通し、PFC回路の出力電圧をスイッチングしてインバータトランスの一次側を駆動し、インバータトランスの二次側の高電圧でCCFLを駆動する。なお、インバータトランスの二次側端子とCCFLとの間には図示しないバラストコンデンサ又はバランスコイルが直列に接続される。
近年では液晶テレビの画面の大型化が進み、これに伴ってCCFLやEEFLの駆動電圧はさらに高くなる傾向にある。他方、薄型化の要求に応えるために厚さ方向の低背化が進んでいる。このため、図5の構造では、インバータトランス20の高圧側端子92(二次側端子)と金属製バックライト筐体12との間の距離が十分に確保できず、放電やスパークが発生するリスクが高くなる。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、インバータトランスの高圧側端子と金属製バックライト筐体との間での放電やスパークの発生を防止することの可能な、インバータトランスの取付構造を提供することにある。
本発明のある態様は、インバータトランスの取付構造である。この構造は、
金属製バックライト筐体と、
前記金属製バックライト筐体と所定の間隔を空けて一方の面が対向する電源基板と、
前記電源基板の他方の面に搭載されたインバータトランスとを備え、
前記インバータトランスの高圧側端子は前記電源基板の前記他方の面から浮いて引き出され、前記高圧側端子に絶縁被覆線の一端が接続されている。
ある態様のインバータトランスの取付構造において、前記絶縁被覆線の他端がバラストコンデンサ若しくはバランスコイル又は放電管の電極に接続されているとよい。
ある態様のインバータトランスの取付構造において、前記インバータトランスの低圧側端子は前記電源基板に差し込まれて固定されているとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、インバータトランスの高圧側端子が電源基板から浮いて引き出され、高圧側端子に絶縁被覆線の一端が接続されているので、絶縁被覆線によって高圧側端子と他の回路要素との接続を確保しつつ、高圧側端子を電源基板に差し込んで固定する場合と比較して高圧側端子と金属製バックライト筐体との間の距離を大きく確保することが可能となり、インバータトランスの高圧側端子と金属製バックライト筐体との間での放電やスパークの発生を防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係るインバータトランスの取付構造の模式図である。この構造は、金属製バックライト筐体12と、所定数(例えば4つ)のスペーサ14と、電源基板16と、インバータトランス20と、絶縁被覆線25とを備える。
金属製バックライト筐体12は、例えば鉄製あるいはアルミニウム製であり、不図示の液晶表示部側(図では下側)が開放となっていて、内部に所定本数(例えば16本や20本)のCCFL又はEEFLを収容している。金属製バックライト筐体12の背面(図では上側の面)にスペーサ14を介して電源基板16が配置され、この状態で金属製バックライト筐体12の背面と電源基板16の一方の面(図では下側の面)とが所定間隔を空けて平行となって対向する。電源基板16は片面基板であり、前記一方の面に所定の導体パターンが形成されている。インバータトランス20は電源基板16の他方の面(図では上側の面)に搭載される。
インバータトランス20の低圧側端子21(一次側端子)は、Lピン形状で先端側が電源基板16のスルーホール(図には現れず)に差し込まれて例えば半田付けで固定され、電源基板16の前記一方の面に形成された導体パターンと電気的に接続されている。インバータトランス20の高圧側端子22(二次側端子)は、直線ピン形状で電源基板16の前記他方の面から浮いて引き出されている(例えば電源基板16の前記他方の面と平行に引き出されている)。高圧側端子22に絶縁被覆線25の一端が電気的に接続される。絶縁被覆線25は、例えば、絶縁層が三層構造である三層絶縁ワイヤー、又は通常の単線にチューブを被せたもの、高圧ケーブル、シリコン電線、シリコーンゴム電線などである。高圧側端子22と絶縁被覆線25との接続方法としては、絶縁被覆線25の端部26(絶縁被覆のない部分)を例えば、図2(A)に示されるように細線で巻き付けて半田付けする方法や、同図(B)のようにクリップのような金具(コの字状の金具)で留めて半田付けする方法、あるいは、同図(C)のように絶縁被覆線25の端部26を高圧側端子22に直接絡げて接続する方法が考えられる。また、半田付け以外の方法としては、溶接や圧着による方法が考えられる。
絶縁被覆線25の他端は、例えば図3A又は図3Bに示されるようにバラストコンデンサに接続される。ここで、CCFLを図3Aでは1つのインバータトランス20で片側駆動し、図3Bでは2つのインバータトランス20で両側駆動している。あるいは、絶縁被覆線25の他端は、図3Cに示されるようにバランス回路内のバランスコイルに接続される。CCFLに直接つながれているバランスコイル(トランス)にて、隣り合うCCFL間の電流ばらつきをキャンセルする。更に、バランス回路は図3Dに例示のように、隣り合うバランスコイル間の電流ばらつきを打ち消すバランスコイル(トランス)が複数個接続され、順次トーナメント方式で電流ばらつきを調整する機能を有する。すなわち、バランスコイル(トランス)の一次側と二次側は、巻き数が同一で極性が逆になっていて、電流がバランスしている際には磁束が打ち消しあう一方、どちらかに大きな電流が流れた場合は電流の高いコイル側にその過剰な電流を打ち消す方向の誘導性インピーダンスが発生して電流がバランスする。なお、バランスコイルを用いた回路構成には他の方式も存在する。さらに別のケースでは、絶縁被覆線25の他端は、図3Eに示されるようにEEFLの電極に接続される。EEFLを駆動する場合は、インバータトランス20を2つ用いて両側駆動するのが一般的である。なお、いずれの方式の場合も、電流検出回路によってCCFL又はEEFLの駆動電流をモニタし、フィードバック回路によって定電流制御を行う。
図4は、図1のインバータトランス20の概略斜視図である。インバータトランス20は、低背化の観点から横型であり、ボビン30の巻胴部34に一次巻線31(二点鎖線で示す)及び二次巻線(図示略)を施してカバー35を被せ、一対のE型コア36,37の中脚をボビン30の内側に挿通し、側脚同士を図示しないスペーサ等を介して所定間隔のギャップを空けて突き合わせたものである。一次巻線31及び二次巻線の端末はそれぞれ、ボビン30の下方から引き出されて低圧側端子21及び高圧側端子22の基部側に例えば絡げた状態で半田付け等により電気的に接続される。なお、ボビン30(巻胴部34)の二次巻線側には複数の中鍔39が形成されており、二次巻線は各中鍔39を仕切りとして複数セクションに分けて巻かれ、1セクションあたり例えば200〜300V程度となるように配慮されている。なお、カバー35に設けられた窓38は必要に応じて絶縁用樹脂注入口として使われる。
本実施の形態によれば、インバータトランス20の高圧側端子22が電源基板16から浮いて引き出され、高圧側端子22に絶縁被覆線25の一端が接続され他端がバラストコンデンサ若しくはバランスコイル(チョークコイル)又はEEFLの一方の電極に接続されているので、高圧側端子22を電源基板16に差し込んで固定する場合と比較して高圧側端子22と金属製バックライト筐体12との間の距離を大きく確保することが可能となり、インバータトランス20の高圧側端子22と金属製バックライト筐体12との間での放電やスパークの発生を防止することができる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素には請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施の形態に係るインバータトランスの取付構造の模式図。 同実施の形態における高圧側端子と絶縁被覆線の一端との接続方法を示す部分拡大図。 同実施の形態に関し、絶縁被覆線の他端をバラストコンデンサに接続する場合(片側駆動)の回路図。 同実施の形態に関し、絶縁被覆線の他端をバラストコンデンサに接続する場合(両側駆動)の回路図。 同実施の形態に関し、絶縁被覆線の他端をバランスコイル(トランス)に接続する場合の回路図。 図3Cのバランス回路の回路図。 同実施の形態に関し、絶縁被覆線の他端をEEFLの電極に接続する場合の回路図。 図1のインバータトランスの(A)は上方から見た概略斜視図、(B)は下方から見た概略斜視図。 従来のインバータトランスの取付構造の模式図。 CCFLの駆動回路の概略ブロック図。
符号の説明
12 金属製バックライト筐体
14 スペーサ
16 電源基板
20 インバータトランス
21 低圧側端子
22 高圧側端子
25 絶縁被覆線
30 ボビン
31 一次巻線
34 巻胴部
35 カバー
36,37 E型コア

Claims (3)

  1. 金属製バックライト筐体と、
    前記金属製バックライト筐体と所定の間隔を空けて一方の面が対向する電源基板と、
    前記電源基板の他方の面に搭載されたインバータトランスとを備え、
    前記インバータトランスの高圧側端子は前記電源基板の前記他方の面から浮いて引き出され、前記高圧側端子に絶縁被覆線の一端が接続されている、インバータトランスの取付構造。
  2. 請求項1に記載のインバータトランスの取付構造において、前記絶縁被覆線の他端がバラストコンデンサ若しくはバランスコイル又は放電管の電極に接続されている、インバータトランスの取付構造。
  3. 請求項1又は2に記載のインバータトランスの取付構造において、前記インバータトランスの低圧側端子は前記電源基板に差し込まれて固定されている、インバータトランスの取付構造。
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