JP2010062244A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010062244A
JP2010062244A JP2008224593A JP2008224593A JP2010062244A JP 2010062244 A JP2010062244 A JP 2010062244A JP 2008224593 A JP2008224593 A JP 2008224593A JP 2008224593 A JP2008224593 A JP 2008224593A JP 2010062244 A JP2010062244 A JP 2010062244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
mask
absorber
defect
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008224593A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Irikita
信行 入来
Toshihiko Tanaka
稔彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2008224593A priority Critical patent/JP2010062244A/ja
Publication of JP2010062244A publication Critical patent/JP2010062244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】極端紫外(Extreme Ultra Violet:EUV)リソグラフィ技術を用いた半導体装置の生産効率を向上する。
【解決手段】吸収体パターンと、多層膜と、基板と、を少なくとも構成要素とするホールパターン形成用のEUVリソグラフィ用マスク(反射型マスク)において、前記マスクの吸収体の膜厚を、前記マスク上のホール部における非所望の吸収体残り(黒欠陥)による露光余裕の減少と、同面積の吸収体の欠損(白欠陥)による露光余裕の減少とが同程度となる吸収体膜厚とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、微細パターンの形成を行うリソグラフィの分野、例えば極端紫外(Extreme Ultra Violet:EUV)リソグラフィの分野に属し、転写するパターンの原版(マスクブランク)となる反射型マスク、その構造、マスク欠陥検査、マスク修正方法を用いた半導体装置の製造に適用して有効な技術に関するものである。
特開2005−268255号公報(特許文献1)には、基板上に、露光光の高反射部となる多層膜が形成され、その多層膜上に露光光の低反射部となる吸収体(吸収膜)が形成されたEUV露光用マスクブランクにおいて、吸収体の膜厚とコントラストの特性から露光光に対する反射率が極小値付近となるよう、吸収体の膜厚を設定する技術が開示されている。
特開2005−268255号公報
EUVリソグラフィでは、波長13.5nm付近の露光光を用いるため、透過型光学系を構成するのが困難であることから、一般に、反射型マスク(以下、単にマスクともいう)および反射型光学系が用いられている。なお、EUV光の波長領域は9nmから15nmとされているが、リソグラフィ用途に適用する場合は、反射型マスクや反射レンズ光学系の反射率を確保する必要があることから、13.5nmの波長が主に用いられる。但し、この波長に限定されるものではなく、例えば9.5nmなどの波長も検討されており、上記の範囲(9nm〜15nm)の波長であればリソグラフィ用途に適用可能である。
EUVリソグラフィに用いる投影露光システムを備えた露光装置、すなわちEUV露光装置は、EUV光源、反射型照明光学系、反射型マスクが配置されるマスクステージ、反射型投影光学系、半導体ウェハが配置されるウェハステージなどを備える。反射型投影露光系は、照明と投影をマスク表面側で行うため、光学系の配置が干渉しないような構成となっており、その構成を実現するため一般に6度などの斜め入射で反射型マスクは照明される。投影光学系のNA(開口数)と照明光学系のNA(開口数)に関していえば、光源からの光を有効に利用するために、照明光学系のNAは大きくなるように設計されている。また、EUVリソグラフィでは、高い生産効率の達成が課題となっており、そのためには照明パワーを有効に使用することが重要となっている。さらにEUVリソグラフィは、22nm以下の微細プロセスまで適用することが期待されており、NAが従来の0.25から、0.3以上の投影系のNAの増加も検討されている。
一方、EUVリソグラフィに用いられる反射型マスクの反射層としては、たとえば、Mo(モリブデン)を3nm、Si(シリコン)を4nmの膜厚として交互に繰り返して堆積された多層膜が用いられている。この多層膜では、物質内を透過するEUV光が繰り返し反射する干渉現象を利用してEUV光の反射率が高められている。この多層膜である反射膜上に低反射率のTa(タンタル)やTaN(窒化タンタル)などの吸収体と呼ばれる材料が堆積され、その後に電子ビームリソグラフィなどを用いて吸収体にパターンが形成されて反射型マスクが作成される。作成されたマスクは、マスクパターンの外観検査、走査型電子顕微鏡によるパターンの観察と寸法測定などが行われて、マスク品質の良否が判定される。
反射型マスクのパターンでの欠陥には黒欠陥と、白欠陥と呼ばれるものがある。黒欠陥は、パターンに余分な吸収体があり、かつその欠陥サイズが許容範囲を超えている場合である。その場合には、イオンビームや電子ビームによるエッチング加工、または微小な探針を用いての切削加工が行われる。また、白欠陥は、パターンを構成する吸収体に欠損している場合である。その場合には、低反射率の材料をイオンビームや電子ビームを用いて欠損している所望の場所に局所的にEUV光を吸収する物質を堆積することにより欠陥修正が行われる。
吸収体の膜厚は、反射率を低くするために80nmなど照明の斜め入射による射影効果の大きい膜厚が使われている。ラインパターンではパターン方向によりマスクパターンの寸法の補正が必要になる。一方、ホールパターンでは斜め入射の入射方向の寸法と、それと垂直方向の寸法とでは寸法差が生じる。
EUV光学系は斜め入射照明のため光軸から離れた円弧状の領域を投影しているが、円弧の円周方向の位置により同一方向に向いたラインでも、パターンに対するEUV光の入射方向は異なる角度となるため、マスク面内の位置による寸法補正が必要となることもある。なお、入射角度とは、照明光学系から照射されるEUV光のうち、投影光学系の瞳の中心を通る主光線の入射角度である。
しかしながら、前述したように、照明パワーを有効に使用するためには照明系のNAを大きくする必要があるため広がりの角度を持って照明される。この場合には最外の光線は先に述べた入射角度に対し±3度程度の角度を持ち、+側の照明は、さらに強い射影効果を受けるようになる。このことは、微細化するために投影光学系のNAを高める場合にさらに顕著となる。
検査装置においても、検査光学系のNAは高分解能を必要とするために大きなNAとなっている。このため、射影効果が強く、側壁の影となる欠陥は、平坦部の欠陥に比べて検出が難しいと考えられている。マスク欠陥の修正を行って修正後のパターン品質を判定する場合には、この射影効果を考慮する必要が出てくる。加工後の形状や寸法についての品質は、EUV露光装置で転写した際の品質に基づくためである。
吸収体の膜厚として、特許文献1の技術では、反射型マスクの吸収体の膜厚をOD(Optical Density)で2〜3となる膜厚の範囲の中で、さらに、膜厚の変動の影響により線幅が変動しないようにODの極大値(低反射率領域の極小値)をとるように選んでいる。ここでODとは、低反射率領域の反射率と高反射率領域の反射率との比について10を底とする対数のマイナスをとったもので、ODが2〜3ということは低反射率領域の反射率と高反射率領域の反射率との比が0.01〜0.001ということを表している。また、膜厚の変動をうけにくい極小値と極大値のうち、極大値のほうが膜厚を薄くできるからで、射影効果のことを考慮している。このような低反射率領域の反射率と高反射率領域の反射率の比を用いたマスクコントラストには、吸収体膜厚を変化させると、バルク効果とよばれる、膜厚の増大により反射率が単調減少する効果と、干渉効果という一定の周期で変化する効果があらわれる。
また、特許文献1の技術とは別に、一般的に使用されている吸収体膜厚を決定する方法として、転写するパターンの露光光学系により結像される空間像をシミュレーションして像のコントラストを用いる場合もある。この場合、反射型マスクでは位相シフト効果と呼ばれる比較的薄膜側でコントラスト最大値が得られることが知られている。この膜厚は射影効果を低減するのには十分とはいえないが、結像コントラストの最大を与えることで、ラインパターンには好適である。ラインパターンでは、寸法が一次元で制御されるので、パターンにより寸法を変化させることは比較的容易であるからである。
このような反射型マスクにおいては、EUV光の斜め入射による射影効果により、特に、半導体ウェハにホールを形成するためのパターン(ホールパターン)を有する反射型マスクを用いてパターンを転写する際の影響、たとえば寸法変化の許容限界への指針を与える露光余裕の減少が、欠陥の形状に依存して著しいものとなる問題があった。そのため、パターン欠陥の形状により転写する際の影響が異なり、良否判定が難しかった。
本発明の目的は、半導体装置の生産効率を向上することのできる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、半導体装置の製造歩留りを向上することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の一実施の形態における半導体装置の製造技術では、まず、(a)反射型光学系を有する投影露光システムを準備する。次いで、(b)半導体ウェハ上にフォトレジスト膜を形成し、前記投影露光システムの所定の位置に、前記半導体ウェハを配置する。次いで、(c)前記投影露光システムの所定の位置に、反射型マスクを供給する。次いで、(d)前記反射型マスクのパターンに基づいて、前記半導体ウェハの前記フォトレジスト膜を所定の波長の光で露光する。前記反射型マスクは、前記所定の波長の光を反射する多層膜と、前記所定の波長の光を吸収するパターニングされた吸収体とを有している。また、前記反射型マスクのパターンは、前記半導体ウェハにホールを形成するための開口パターンである。また、前記工程(c)の前では、前記開口パターンの黒欠陥により開口面積が減少した状態での第1露光余裕と、前記開口パターンの白欠陥により開口面積が増加した状態での第2露光余裕との差が1%以内に調整した前記吸収体の膜厚を有する前記反射型マスクを準備する。
すなわち、前述したEUV用の反射型マスクのパターン欠陥に伴う問題は、ホールパターン形成用の反射型マスクにおけるパターンの変形欠陥において、非所望の吸収体(黒欠陥)による露光余裕の減少と同面積の吸収体の欠損(白欠陥)による露光余裕の減少を同程度とする吸収体膜厚を用いることで解決される。
また、吸収体の膜厚を非所望の吸収体による露光余裕の減少と、同面積の吸収体の欠損による露光余裕の減少が同程度となるような膜厚に設定し、パターン変形欠陥を有するホールパターンの開口部面積により良否判定を行う。これらの方法によって、許容欠陥面積は大きくなりマスク欠陥検査の負荷が軽減され、マスクの製造歩留まりが向上し、またそのマスクを用いた半導体製造において生産効率や歩留まりが向上する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
この一実施の形態によれば、EUV用の反射型マスクにおいて、ホールパターンの変形欠陥の影響を軽減し、さらに転写する際の品質を確保するため、半導体装置の生産効率を向上することができる。また半導体装置の製造歩留りを向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、以下の実施の形態では、特に必要なときを除き、同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。また、以下の実施の形態を説明する図面においては、構成を分かり易くするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態におけるEUVリソグラフィ用の反射型マスク(以下、マスクという)Mのパターン面を模式的に示す平面図であり、図2はマスクMのパターンエリアMDEの要部を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、マスクMの中央部には半導体装置のパターンを有するパターンエリアMDEが設けられており、その周辺部にはマスクMの位置合わせのためのマークやウェハライメントマークなどを含むマークエリアMAが設けられている。
このマスクMは、図2に示すように、石英ガラスや低熱膨張剤などの基板1と、パターン面側となる表面上に所定の波長の光(EUV光)を反射する反射層としてMo(モリブデン)層とSi(シリコン)層とを積層した多層膜2と、多層膜2を覆うキャッピング層3とを有している。さらにマスクMは、キャッピング層3上にバッファ層4を介して設けられた所定の波長の光(EUV光)を吸収する吸収体5と、パターン面側とは反対の基板1の裏面上に、マスクMを静電チャックするために設けられた金属膜6とを有している。
EUVリソグラフィでは、オフテレセントリック(off-telecentric)光学系と呼ばれる光学系によって露光を行う。オフテレセントリック光学系とは、半導体ウェハ(以下、ウェハという)への露光がウェハの主面(素子形成面)に対して垂直な光線ではなく、やや傾いた光線によってなされる光学系である。図3はEUV露光装置によりマスクMのパターンをウェハW上に縮小転写する概略図である。
図3に示すように、EUV光源201から発する中心波長13.5nmのEUV光202は多層膜反射鏡からなる反射型照明光学系203を介してマスクステージ204に配置されたマスクMのパターン面を照射する。パターン面からの反射光(EUV光202)は多層膜反射鏡からなる反射型投影光学系205を通過してウェハW上にパターンを転写する。ウェハWはウェハステージ206に配置されており、ウェハステージ206の移動とパターン転写の繰り返しによりウェハWの所望の領域にパターンを多数転写する。反射型照明光学系203、マスクM(マスクステージ204)、反射型投影光学系205を含む投影露光システムは、光学系ボックス(図示しない)に囲まれており、その内部は周囲に比べて特に高い真空度となるように真空排気されている。これは露光システムをコンタミから保護するためである。
反射型のマスクM及びオフテレセントリック光学系を用いた場合、マスクMのパターン面で反射されたEUV光202は、そのマスクMを照射するために入射するEUV光202と互いに干渉することなく反射型投影光学系205に導かれなければならない。そのため、マスクMに入射するEUV光202はマスクMのパターン面の法線に対して角度を持った斜入射となる。その角度は、投影光学系の開口数(NA)や縮小倍率に応じて制約を受けて例えば6度の値で用いられる。
ところで、吸収体5(図2参照)の膜厚を80nmとした場合、パターニングされた吸収体5の辺において、その辺の方向と直交する入射方向成分のEUV光202によって影ができる。この影は、パターニングされた吸収体5の辺の方向がEUV光202の入射方向成分と平行な場合は生じにくい。このため、直交するパターンの投影像の寸法は互いに異なる現象、いわゆる射影効果が現れる。
なお、解像度確保のためには反射型投影光学系205のNAを小さくすることはできず、斜入射照明の条件をなくすことはできない。また、マスクMへの入射角度に制約を与えると、反射型投影光学系205のNAを大きくすることには限界があり、微細化に対応しきれなくなる可能性がある。
したがって、EUV光202の斜入射による射影効果により、マスクMを用いてパターンを転写する際の影響、例えば寸法変化の許容限界への指針を与える露光余裕の減少が、欠陥の形状に依存して著しいものとなる場合がある。
具体的に、ウェハ上のフォトレジスト膜にホールパターンを形成する場合について図面を参照して説明する。図4はマスクMのパターンに欠陥51(黒欠陥)が生じている模式図であり、そのマスクMの平面を(a)、(a)のA−A’線の断面を(b)に示している。また、図5はマスクMのパターンをウェハW上のフォトレジスト膜11への転写像の模式図であり、そのウェハWの平面を(a)、(a)のB−B’断面を(b)に示している。
ここでは、図4に示すマスクMの吸収体5の膜厚を射影効果が生じる80nmとして説明する。図4に示すように、吸収体5に開口パターン7を形成する際、その開口パターン7内で不要な吸収体が残る欠陥51(黒欠陥)がある場合、図5に示すように、ウェハW上のフォトレジスト膜11への転写像を見ると、欠陥転写パターン12は、欠陥のない正常転写パターン13に比べて開口の大きさが小さくなったり、潰れたりしてしまう場合がある。これはマスクMの欠陥51(黒欠陥)によって、マスクMのパターン面の反射率が下がる、すなわち露光量が低下してしまうために、フォトレジスト膜11に欠陥転写パターン12が形成されてしまうからである。
一方、図示しないが、吸収体5に開口パターン7を形成する際、その開口パターン7内で欠損している白欠陥が生じている場合、ウェハW上のフォトレジスト膜11への転写像は、欠陥のない正常転写パターン13に比べて開口の大きさが大きくなってしまう。これはマスクMの白欠陥によって、マスクMのパターン面の反射率が上がる、すなわち露光量が上昇してしまうために、フォトレジスト膜11に欠陥転写パターンが形成されてしまうからである。
そこで、本実施の形態では、正常転写パターンのプロセスウィンドウと欠陥転写パターンのプロセスウィンドウの共通したプロセスウィンドウを、黒欠陥または白欠陥でバランスを採ることができるように、射影効果が無視できるほどマスクの吸収体を薄膜化している。
具体的に、ウェハ上の寸法スケールで64nmピッチの密集ホールを35nm±10%となるように転写する際に、そのホールパターンに生じたパターンの変形欠陥が与える露光余裕の劣化について説明する。図6は射影効果のある膜厚(80nm)と射影効果の少ない膜厚(40nm)において、開口パターン形状に対する露光余裕を説明するためのグラフである。なお、開口パターン7に示す矢印の方向は、EUV光が斜入射する入射方向を示している。
欠陥パターンの変形欠陥には、前述したように、余分な吸収体が残る欠陥である黒欠陥と、吸収体が欠損する白欠陥とがある。パターンの変形欠陥は吸収体をエッチングしてパターンを形成する際に、エッチングから吸収体を保護するレジストパターンの変形欠陥が吸収体の変形欠陥に転写される。パターン精度を高めるためにレジストと吸収体のエッチング速度は吸収体のエッチング速度が十分に大きいプロセス条件が使われるため、欠陥部分の高さはパターンの正常部分と同程度の高さを有する。
図6に示すグラフは、欠陥なし、黒欠陥および白欠陥の露光余裕を、射影効果の少ない膜厚(t)である40nmと、射影効果のある膜厚(t)である80nmとで比較計算したものである。ここで、露光余裕は、パターンを転写する際、寸法変化の許容限界への指針を与えるものである。
本実施の形態では、欠陥51は、黒欠陥と白欠陥が同面積となるようにし、その形状が角部にカーブRを持つ幅Yと高さXとで規定し、計算に三次元の電磁界解析を行うリソグラフィ用シミュレータを用いている。この計算条件として、EUV露光装置の条件がDOF(Depth Of Field)75nm以上、NA0.25、コヒーレンシーσ0.7の円形照明、フレアや収差無しの条件である。また、マスク構造の条件は、吸収体はTa(タンタル)の単層、多層膜はMo(モリブデン)/Si(シリコン)の40対を用い、その膜厚はMoを3nm、Siを4nmとしている。
図6に示すように、吸収体の膜厚が80nmでは、欠陥なしの露光余裕16.44%に対して、黒欠陥ありの露光余裕が8.41%、6.87%と、白欠陥ありの露光余裕が10.59%、11.69%と減少している。また吸収体の膜厚が40nmでは、欠陥なしの露光余裕16.38%に対して、黒欠陥ありの露光余裕は10.11%、9.29%と、白欠陥ありの露光余裕が9.38%、9.29%と減少している。
欠陥なしの開口パターン7の露光余裕からの減少が、吸収体の膜厚40nmに対して、80nmでは、余分な吸収体を持つ欠陥(黒欠陥)による露光余裕の減少が著しい。このように、EUV光の斜め入射による射影効果により、反射型マスクを用いてパターンを転写する際の影響、たとえば寸法変化の許容限界への指針を与える露光余裕の減少が、欠陥の形状に依存して著しいものとなる問題があった。そのため、パターン欠陥の形状により転写する際の影響が異なり、良否判定が難しかった。
一方、白欠陥では膜厚80nmの露光余裕の方が40nmに対して露光余裕の減少は少ない。これは欠陥高さの増大に加えて射影効果により黒欠陥の影響がクリティカルになっていることを示す。膜厚80nmでは欠陥形状によりインパクトが異なるのに対して膜厚40nmでは欠陥の形状によらず、10%弱の露光余裕が確保できている。
そこで、本実施の形態では、マスクの吸収体の膜厚を、そのマスク上の開口パターン(ホールパターン)における非所望の吸収体残り(黒欠陥)による露光余裕の減少と、同面積の吸収体の欠損(白欠損)による露光余裕の減少とが同程度となるようにしている。言い換えると、吸収体の膜厚を、吸収体の膜厚と開口パターンの開口面積に関係する露光余裕において、開口パターンでの黒欠陥により開口面積が減少した状態の露光余裕と、開口パターンでの白欠陥により開口面積が増加した状態の露光余裕との差が1%以内となるように調整している。図6を参照した説明においては吸収体の膜厚を40nmとした場合、黒欠陥を有するマスクの露光余裕の10.11%、9.29%と、白欠陥を有するマスクの露光余裕の9.38%、9.29%との差は、1%以内となっている。
これにより、EUV用のマスクが黒欠陥および/または白欠陥を有していた場合であっても、図5に示したように正常転写パターン13の許容範囲内に抑えることができる。図6を参照して説明した条件では、ウェハ上の寸法スケールで64nmピッチの密集ホールを35nm±10%となるように転写することができる。すなわち、EUV用のマスクにおいて、ホールパターンの変形欠陥の影響を軽減し、さらに転写する際の品質を確保するため、半導体装置の生産効率を向上することができる。また半導体装置の製造歩留りを向上することができる。
このように黒欠陥による露光余裕の減少と白欠陥による露光余裕の減少とが同程度で、欠陥依存性が少なくロバストであること、実用上射影効果を除去することが、吸収体膜厚が40nm近傍で得られることについて、リソグラフィシミュレータで計算した図7〜図10を参照して説明する。
図7は横軸に吸収体膜厚をとり30nm〜100nmの変化に対する吸収体の反射率(上段)、密集ホール像強度の最小値(中段)、密集ホールのコントラスト(下段)について示している。なお、吸収体は平坦な膜ではなく、微細ホールのマスク像と投影像のコントラストに関わる量について吸収体膜厚依存性を示すものである。
マスクパターンの投影を行うEUV露光の条件は、ここではNA0.3の中心遮蔽とよばれる投影系の瞳に円形の光が透過しない領域を有する条件を用いている。以下の説明の中でNA0.3と記載された条件はすべてこの条件を示している。ここで中心遮蔽の大きさは瞳上で30%の半径の同心円の領域である。照明は輪帯照明(外側σ0.7/内側σ0.3)を用いている。図7に示す上段のグラフは、リソグラフィシミュレータで前述の微細ホールについてマスクから投影光学系に向かう光強度分布の最小値で吸収体部分の反射率に相当する。中段のグラフは、投影された像の最小強度で、下段が投影像のコントラストである。なお、下段のグラフに示すように、微小ホールの投影像のコントラストが劣化する領域の極大値で射影効果を評価している。
図7に示すように、ピッチ64nm(ハーフピッチ32nm)という微小な密集ホールを投影する場合、吸収体膜厚を厚くとり、反射率の極値をとって0.01以下としても、投影像の最小値は0.02に近くなり、マスクコントラストの投影像のコントラストへの寄与は、露光光学系の性能など他の要素の影響に比較して小さい。膜厚40nmでの吸収体反射率は0.02程度となるが、投影像のコントラストは0.9が0.8への劣化にとどまる。これに対して40nmより薄い膜厚ではバルク効果が現れてコントラストの劣化は大きくなってしまう。
図8はマスクのパターン面へのEUV光の入射角度に対する露光余裕と最適露光量について示している。吸収体の膜厚40nmと80nmについて、EUV光の入射角度を変化させて64ピッチの密集ホールで35nmのホールを形成する際の最適露光量を計算したものを示している。
図8に示すように、吸収体の膜厚40nmでは3度から9度までの入射角の変化に対してほぼフラットであり射影効果は無視できるが、80nmの膜厚では最適露光量は20%以上増大して射影効果が顕著である。このように、吸収体の薄膜化により射影効果を低減することができることがわかる。なお、入射角度に対する露光余裕は、吸収体の膜厚が40nm、80nmの場合でも、その違いによる大きな変化は見られない。
図9は横軸に吸収体膜厚をとり、その36.5nm〜54nmの変化に対する露光余裕と最適露光量について示している。図9はマスクコントラストの劣化のない膜厚54nm(図7参照)から薄い方向に膜厚を変えて、干渉効果による極値における膜厚条件で、露光余裕を計算したもので、NA0.25の円形照明(σ0.7)とNA0.3の輪帯照明(外側σ0.7/内側σ0.3)としたものを合わせて表示している。
図9に示すように、いずれも入射方向の寸法とその方向に垂直な方向の寸法の共通の露光余裕は10%以上を確保している。また、NA0.25では露光余裕の値が、吸収体の膜厚40nmと54nmとで同じ値となっている。これはコントラストが劣化する膜厚の領域(図7参照)であっても、射影効果の低減により露光余裕が確保できる膜厚があることを示している。なお、吸収体膜厚に対する最適露光量は、吸収体の膜厚が36.5nm〜54nmの場合でも、その違いによる大きな変化は見られない。
図10はフォーカスに対する露光量を示しており、(a)〜(c)は吸収体の膜厚をそれぞれ32nm、40nm、80nmとした場合である。これにより、射影効果のある80nm程度の吸収体膜厚と、射影効果が現れない40nmと32nmの吸収体膜厚での露光余裕を示している。また、図10は、ピッチを64nm、96nm、128nmと変化させて密集ホールを形成する際の、所望寸法を35±10%が得られる露光余裕を計算したものである。吸収体はTa(タンタル)としている。露光装置の条件はNA0.25、照明コヒーレンシーσ0.7の円形照明、入射角度6度という条件を用いている。この図10では入射方向の寸法とその方向に垂直な方向の寸法について重ね書きして、同時に上記寸法許容量が得られる露光余裕をハッチングしている領域で表している。
(b)の吸収体膜厚40nmの場合では、符号Bが示すように、EUV光の入射方向とそれに垂直な方向のずれがなく、最適露光量、最適フォーカス近傍で、すべてのパターンで許容領域が一致している。
(b)に対し、(c)の吸収体膜厚80nmの場合では、符号Cが示すように、EUV光の入射方向とそれに垂直な方向のずれがあり、個々の領域は若干広いが不一致があって、結果的に得られる共通の露光余裕は、吸収体膜厚が40nmの場合と同程度となっている。膜厚40nmの場合では、コントラストの劣化分を入射方向の寸法とその方向に垂直な方向の寸法の寸法差の除去により露光余裕の変化を相殺している。
(b)、(c)に対し、(a)の吸収体膜厚32nmの場合では、符号Aが示すように、露光余裕が狭く、ピッチ依存性のフォーカス差が発生している。すなわち、コントラストの低下に起因して露光余裕が劣化し、コントラストに影響される異なるピッチでの共通の露光余裕の低下を引き起こしている。図7で示したように、バルク効果によるコントラストの劣化が増加する吸収体の膜厚32nmの場合は、ピッチ依存性が悪化する。
以上のことから、黒欠陥による露光余裕の減少と同面積の白欠陥による露光余裕の減少とを同程度(1%以内)と調整する吸収体膜厚において、特に、吸収体膜厚を40nm近傍とすることが、コントラストと射影効果のトレードオフにおいて、コントラストが急激に悪化する直前で、射影効果を無視できるほど減少させる特別な膜厚の条件であることがわかる。
ここで、40nm近傍というのは、本実施の形態での計算は吸収体をTa(タンタル)膜の単層で計算しているが、Ta以外の膜厚を用いる場合や、複数の膜を堆積する場合、ここで示したホールの条件と異なる場合には、これまでに説明してきた膜厚は変化するという意味である。そのような場合も図6を参照して説明したように、黒欠陥による露光余裕の減少と白欠陥の露光余裕の減少が同程度になるようにして、射影効果による寸法差を除去することで厚い吸収体膜厚での入射方向による寸法差を考慮した露光余裕と同程度にすることができる。
このようにして選んだ膜厚40nm近傍のマスクがEUV露光技術の生産効率あるいはスループットを高めることができることを示すものが図11である。図11(a)はマスクのパターン寸法に対する最適露光量を示しており、(b)はマスクのパターン寸法に対する露光余裕を示しており、それぞれに吸収体膜厚が32nm、40nm、80nmの場合を示している。
図11(a)に示すように、吸収体膜厚が80nm、40nm、32nmの順で薄くなるに従い、最適露光量が低下することがわかる。また図11(b)に示すように、吸収体膜厚が80nm、40nmの場合、マスク寸法が変化しても露光余裕は同程度であるが、吸収体膜厚が32nmの場合では低下することがわかる。
このことから、マスク寸法40nmで比較して膜厚80nmに比べて膜厚40nmでは15%少ない露光量でホールを転写することができる。また、マスク寸法を拡大してさらに少ない露光量で転写を行う場合も、この場合マスク上の吸収体面積が減少するが、それでも同じ露光余裕が確保できる。
図12は図6と同様に開口面積を一定にして、開口パターン7内部に黒欠陥と白欠陥が複合した小さなラフネスや大きな変形による欠陥51があった場合の露光余裕の劣化の度合いを計算しており、(a)は吸収体膜厚が40nmの場合、(b)は吸収体膜厚が80nmの場合を示している。なお、欠陥51は、黒欠陥と白欠陥が同面積となるようにし、その形状が持つ高さXと幅Yとで規定している。
図12(b)に示すように、膜厚が80nm場合では、黒欠陥部の影響が大きいため、大きな変形(例えばX=4、Y=20)での露光余裕の現象が著しい。一方、図12(a)に示すように、膜厚40nmでは大きな変形(例えばX=4、Y=20)であっても10%の露光余裕が確保される。このため、膜厚40nmでは、開口面積により、実用的な欠陥の影響が管理できる。変形があっても開口面積が確保されていることで許容できる場合を判定できることは歩留まりを高めることになる。
また、EUVに用いる顕微鏡は光学系の精度や光源の安定性を得ることが難しいため、光露光のように転写インパクトの検査はコストが高い。従来から用いられているSEMを用い開口部の画像から転写インパクトを予測する場合に、ケースバイケースとなる欠陥形状に依存せずに露光余裕が確保できることが望ましい。
また、この開口面積で転写時の露光余裕を確保できると、パターン変形欠陥の修正において、修正形状を正確に所望の形状に合わせることが困難な場合に効率的な修正方法を行うことができる。例えば、ホールパターン位置ズレを修正する場合に一部に吸収体を形成(堆積)して一部の吸収体を除去する必要があるが、この時変形が許容できると面積の微調整ができるからである。すなわち、マスクのパターン欠陥の修正形状の決定と修正結果の良否判定を開口面積により判定することができる。
図6を参照して前述したように、白欠陥に関しては吸収体膜厚が40nmより厚い80nmのマスクの露光余裕が確保されている。その一方で、黒欠陥に関しては吸収体膜厚が80nmより薄い40nmのマスクの露光裕度が確保される。そして、吸収体からなるフィールド部に対して開口面積が小さいホールパターンでは黒欠陥がクリティカルであるため、黒欠陥に対して裕度の確保できる40nm厚の吸収体の方が欠陥に対してロバストとなる。本実施の形態では、40nmの吸収体膜厚とすることで白欠陥、黒欠陥の両欠陥に対しバランス良く一定以上の露光裕度を確保できている。このためこの吸収体膜厚条件とすることにより許容マスクパターン欠陥を白欠陥、黒欠陥に限らず欠陥の面積で規定することができ、しかも許容面積は大きい。すなわち、マスクのパターン欠陥の良否判定をパターン欠陥の面積により判定する。これにより、欠陥検査は容易となり、許容欠陥を大きくできるのでマスクの歩留まりも高い。
このように本実施の形態によれば、黒欠陥の転写の際の露光余裕の減少を少なくするのでパターン欠陥に起因する不良を低減することができ、許容できる欠陥サイズを大きくすることができるので、マスクの歩留まりが向上する。また、欠陥面積により良否判定を行って転写パターンの品質を確保することができる。さらに、EUV光の斜め入射に射影効果によるホールパターンの寸法のEUV光の入射方向とそれに垂直な方向の寸法差をなくすことができるので、レイアウトパターンでの補正が不要となり、寸法の制御が容易となり、品質が向上する。必要とする露光量が低減でき、また照明の外周部の効率もあがるので、EUV露光の効率が向上する。照明のNAを大きくした時の周辺の光量バランスの誤差の影響が少なくなり、転写像の品質を向上することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、前記実施の形態1で説明したマスクを実際の半導体装置の製造に適用した例について説明する。図13は2入力NANDゲート回路NDを示しており、(a)はそのシンボル図、(b)はその回路図であり、図14はそのレイアウト平面図である。図14において、一点鎖線で囲まれた部分は単位セル110であり、p型ウエル領域PWの表面のn型拡散層111n上に形成された2個のnMOSトランジスタQnと、n型ウエル領域NWの表面のp型拡散層111p上に形成された2個のpMOSトランジスタQpとから構成されている。
上記2入力NANDゲート回路NDを作製するために、図3に示したように、EUV光源201、マスクステージ204、ウェハステージ206、反射型照明光学系203や反射型投影光学系205の反射型光学系を有する投影露光システムを備えた露光装置を準備する。また、図15(a)〜(f)のそれぞれに示すようなマスクM1〜M6を順次用いてウェハへのパターン転写を繰り返した。このうち、比較的大きなサイズのパターンが形成されたマスクM1〜M3は、通常の光リソグラフィ用マスクである。一方、微細で、かつ高い寸法精度が要求されるパターンが形成されたマスクM4〜M6はEUVリソグラフィ用マスクである。なお、図示しないが前記実施の形態1で示したような黒欠陥、白欠陥が含まれる場合があると考えられる。
図15において、マスクM1に付した符号101aは透過領域、符号102aは吸収領域を示している。マスクM2に付した符号101bは透過領域、符号102bは吸収領域を示している。マスクM3に付した符号101cは透過領域、符号102cは吸収領域を示している。マスクM4に付した符号101dは反射領域、符号102dは吸収領域を示している。マスクM5に付した符号101eは反射領域、符号102eは吸収領域を示している。マスクM6に付した符号101fは反射領域、符号102fは吸収領域を示している。本実施の形態では、マスクM4〜M6の反射領域は、例えば図2で示した多層膜2で構成され、吸収領域は、例えば図2で示した吸収体5で構成される。
パターンに欠陥を有する場合、ホールを形成するための開口パターンを有するマスクM5においては、EUV光の斜め入射による射影効果により、マスクM5を用いてパターンを転写する際の露光余裕の減少が、欠陥の形状に依存して著しいものとなることが考えられる。その場合であっても、前記実施の形態1で示したマスクを用いることで、レイアウトパターンでの補正が不要のまま、所望のパターンをウェハへ転写することができる。
一方、ラインを形成するための開口パターンを有するマスクM6においては、転写するパターンの露光光学系により結像される空間像をシミュレーションして像のコントラストを用いることができる。すなわち、寸法が一次元で制御されるのでパターンにより寸法を変化させることは比較的に容易である。
そこで、本実施の形態では、マスクM5のパターンは、ウェハWにホールを形成するための開口パターンであり、マスクM6のパターンは、ウェハWにラインを形成するための開口パターンであり、マスクM6の吸収体に対してマスクM5の吸収体は、膜厚が薄いものとしている。すなわち、ホールパターンおよびラインパターンのそれぞれの開口パターンに適したマスクを用いることによって、半導体装置の生産効率の向上、半導体装置の製造歩留りの向上をすることができる。
以下、図16〜図25を用い、nMOSトランジスタQnおよびpMOSトランジスタQpを形成するまでの工程を説明する。なお、図16〜図25は、図14のC−C線に沿った断面図である。
まず、図16に示すように、p型の単結晶シリコンからなるウェハW(以下、半導体基板Sとして説明する)上に、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜115を酸化法によって形成した後、絶縁膜115上に窒化シリコン膜116をCVD(Chemical Vapor Deposition)法によって堆積し、さらに、窒化シリコン膜116上にフォトレジスト膜117を形成する。
次に、図17に示すように、図15(a)に示すパターンが形成されたマスクM1を用いてフォトレジスト膜117に露光・現像処理を施すことにより、窒化シリコン膜116上にレジストパターン117aを形成する。
次に、図18に示すように、レジストパターン117aをマスクとして窒化シリコン膜116および絶縁膜115をドライエッチングした後、レジストパターン117aを除去し、続いて、窒化シリコン膜116をマスクとして半導体基板Sの表面をドライエッチングすることにより、溝118を形成する。
次に、図19に示すように、半導体基板S上に、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜119をCVD法によって堆積した後、図20に示すように、絶縁膜119を化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法で平坦化し、続いて、窒化シリコン膜116および絶縁膜115を除去することにより、半導体基板Sの表面に素子分離溝SGを形成する。ここでは、素子分離溝SGによって素子分離を行ったが、これに限定されるものではなく、例えばLOCOS(Local Oxidization of Silicon)法で形成したフィールド絶縁膜によって素子分離を行ってもよい。
次に、図21に示すように、半導体基板S上に形成したフォトレジスト膜に、前記図15(b)に示すパターンが形成されたマスクM2を用いて露光・現像処理を施すことにより、レジストパターン117bを形成する。続いて、レジストパターン117bで覆われていない領域の半導体基板Sにリンまたはヒ素をイオン注入することによって、n型ウエル領域NWを形成する。
次に、レジストパターン117bを除去した後、図22に示すように、半導体基板S上に形成したフォトレジスト膜に、前記図15(c)に示すパターンが形成されたマスクM3を用いて露光・現像処理を施すことにより、レジストパターン117cを形成する。続いて、レジストパターン117cで覆われていない領域の半導体基板Sにホウ素をイオン注入することによって、p型ウエル領域PWを形成する。
次に、図23に示すように、半導体基板Sの表面に酸化シリコンなどからなる膜厚2nm程度のゲート絶縁膜120を形成した後、ゲート絶縁膜120上に例えば多結晶シリコン膜とタングステン膜との積層膜からなる導電膜112をCVD法によって堆積する。
次に、図24に示すように、前記図15(d)に示すパターンが形成されたマスクM4を用意し、導電膜112上に形成したフォトレジスト膜に露光・現像処理を施すことにより、レジストパターン117dを形成する。続いて、レジストパターン117dをマスクとして導電膜112およびゲート絶縁膜120をドライエッチングすることにより、nMOSトランジスタQnのゲート電極112AおよびpMOSトランジスタQpのゲート電極112Aを形成する。
次に、図25に示すように、p型ウエル領域PWにリンまたはヒ素をイオン注入することによって、nMOSトランジスタQnのソース、ドレインを構成するn型拡散層111nを形成し、n型ウエル領域NWにホウ素をイオン注入することによって、pMOSトランジスタQpのソース、ドレインを構成するp型拡散層111pを形成する。ここまでの工程で、nMOSトランジスタQnおよびpMOSトランジスタQpが完成する。
次に、図26〜図31を用いて配線形成工程を説明する。図26〜図31は、図16〜図25と同じく、図14のC−C線に沿った断面図である。
まず、図26に示すように、nMOSトランジスタQnおよびpMOSトランジスタQpの上部に酸化シリコンなどからなる層間絶縁膜121aをCVD法で堆積する。続いて、半導体基板Sの層間絶縁膜121a上にフォトレジスト膜(図示せず)を塗布形成し、図3に示した露光装置の所定の位置(ウェハステージ206)にウェハWを配置する。
次に、投影露光システムの所定の位置、すなわち図3に示した露光装置のマスクステージ204に、マスクM5を供給する。これにより、図27に示すように、マスクM5が配置される。続いて、マスクM5のパターンに基づいて、半導体基板S(層間絶縁膜121a)上のフォトレジスト膜を所定の波長の光、すなわちEUV光202(図3参照)で露光した後、現像処理を施すことにより、レジストパターン117eを形成する。ここで使用するマスクM5は、前記図15(e)に示したものであり、反射領域101e(図2で示す多層膜2)が露出するように吸収領域102e(図2で示す吸収体5)にホールパターン(開口パターン)が形成されている。
続いて、レジストパターン117eをマスクとして層間絶縁膜121aをドライエッチングすることにより、n型拡散層111nおよびp型拡散層111pの上部にコンタクトホールCNTを形成する。
次に、レジストパターン117eを除去した後、コンタクトホールCNTの内部にタングステン(W)、タングステン合金、銅(Cu)などの金属膜を埋め込み、続いて金属膜の表面をCMP法で平坦化することにより、コンタクトホールCNTの内部に金属プラグ113を形成する(図28参照)。
次に、図29に示すように、層間絶縁膜121a上に酸化シリコンなどからなる層間絶縁膜121bをCVD法で堆積する。続いて、半導体基板Sの層間絶縁膜121b上にフォトレジスト膜(図示せず)を塗布形成し、図3に示した露光装置の所定の位置(ウェハステージ206)にウェハWを配置する。続いて、投影露光システムの所定の位置、すなわち図3に示した露光装置のマスクステージ204に、マスクM6を供給する。これにより、図29に示すように、マスクM6が配置される。続いて、マスクM6のパターンに基づいて、半導体基板S(層間絶縁膜121b)上のフォトレジスト膜を所定の波長の光、すなわちEUV光202(図3参照)で露光した後、現像処理を施すことにより、レジストパターン117fを形成する。ここで使用するマスクM6は、前記図15(f)に示したものであり、反射領域101f(図2で示す多層膜2)が露出するように吸収領域102f(図2で示す吸収体5)にラインパターン(開口パターン)が形成されている。次に、レジストパターン117fをマスクとして層間絶縁膜121bをドライエッチングする。
次に、レジストパターン117fを除去した後、図30に示すように、銅などの金属膜をスパッタリング法で堆積し、続いてこの金属膜の表面をCMP法で平坦化することにより、配線114A、114B、114Cを形成する。
次に、図31に示すように、配線114A、114B、114Cの上部に酸化シリコンなどからなる層間絶縁膜121cをCVD法で堆積した後、図示しないEUVリソグラフィ用マスクを用いて配線114Cの上部の層間絶縁膜121cにスルーホールVIAを形成する。その後、スルーホールVIAを通じて配線114Cに接続される第2層配線122を形成することにより、2入力NANDゲートが完成する。なお、マスクM5、M6に形成された開口パターンの形状や位置を変更することによって、NORゲート回路等、他の回路を形成できることは言うまでもない。
上記の製造工程で用いたEUVリソグラフィ用のマスクM4〜M6のうち、フィールド部に吸収領域102e、102fが形成されたダークフィールドマスク(M5、M6)である。一方、ブライトフィールドマスクであるマスクM4に関しては、ブランクス段階で入念に欠陥検査を行い、無欠陥のブランクスのみマスク製造工程に送るようにする。
コンタクトホールCNT用の開口パターンが形成されたマスクM5は、欠陥検査装置でも検出できないような微細な欠陥を引き起こすので、ブランクス段階での無欠陥ブランクス選別ができない。例えばマスク上に高さ2nm、幅20nm程度の微細な黒欠陥が生じていても、コンタクトホールの形成精度に悪影響を与えることが考えられるが、このような大きさの欠陥は検出が不可能である。しかし、前記実施の形態1のマスクを適用することにより、このような微細な黒欠陥が生じたマスクM5であっても、ホールパターンの変形欠陥の影響を軽減し、さらに転写する際のコンタクトホールCNTの品質を確保することができる。これにより、半導体装置の生産効率を向上することができ、また半導体装置の製造歩留りを向上することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、半導体装置、特に、波長が13.5nm付近のEUV光を露光光とする反射型マスク用いた半導体装置の製造業に幅広く利用されるものである。
本発明の一実施の形態におけるEUVリソグラフィ用のマスクのパターン面を模式的に示す平面図である。 マスクのパターンエリアの要部を模式的に示す断面図である。 EUV露光装置によりマスクのパターンをウェハ上に縮小転写する概略図である。 マスクのパターンに黒欠陥が生じている模式図であり、そのマスクの平面を(a)、A−A’線の断面を(b)に示している。 マスクのパターンをウェハ上のフォトレジスト膜への転写像の模式図であり、そのウェハの平面を(a)、B−B’線の断面を(b)に示している。 射影効果のある膜厚と射影効果の少ない膜厚において、開口パターン形状に対する露光余裕を説明するためのグラフである。 吸収体膜厚30nm〜100nmの変化に対する吸収体の反射率(上段)、密集ホール像強度の最小値(中段)、密集ホールのコントラスト(下段)について示している図である。 マスクのパターン面へのEUV光の入射角度に対する露光余裕と最適露光量について示している図である。 吸収体膜厚36.5nm〜54nmの変化に対する露光余裕と最適露光量について示している図である。 フォーカスに対する露光量を示す図であり、(a)〜(c)は吸収体の膜厚をそれぞれ32nm、40nm、80nmとした場合を示している。 (a)はマスクのパターン寸法に対する最適露光量を示しており、(b)はマスクのパターン寸法に対する露光余裕を示している図である。 開口面積を一定にして、開口パターン内部に黒欠陥と白欠陥が複合した小さなラフネスや大きな変形による欠陥があった場合の露光余裕の劣化の度合いを示す図であり、(a)は吸収体膜厚が40nmの場合、(b)は吸収体膜厚が80nmの場合を示している。 本発明の他の実施の形態における2入力NANDゲート回路NDを備えた半導体装置を示しており、(a)はそのシンボル図、(b)はその回路図である。 図13に示す半導体装置のレイアウト平面図である。 (a)〜(f)は、図13に示す半導体装置の製造に用いるマスクの平面図である。 本発明の他の実施の形態における製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図16に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図17に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図18に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図19に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図20に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図21に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図22に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図23に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図24に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図25に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図26に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図27に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図28に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図29に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。 図30に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 基板
2 多層膜
3 キャッピング層
4 バッファ層
5 吸収体
6 金属膜
7 開口パターン
11 フォトレジスト膜
12 欠陥転写パターン
13 正常転写パターン
51 欠陥
101a、101b、101c 透過領域
101d、101e、101f 反射領域
102a、102b、102c、102d、102e、102f 吸収領域
110 単位セル
111p p型拡散層
111n n型拡散層
112 導電膜
112A ゲート電極
113 金属プラグ
114A、114B、114C 配線
115 絶縁膜
116 窒化シリコン膜
117 フォトレジスト膜
117a、117b、117c、117d、117e、117f レジストパターン
118 溝
119 絶縁膜
120 ゲート絶縁膜
121a、121b、121c 層間絶縁膜
122 第2層配線
201 EUV光源
202 EUV光
203 反射型照明光学系
204 マスクステージ
205 反射型投影光学系
206 ウェハステージ
CNT コンタクトホール
M、M1、M2、M3、M4、M5、M6 マスク
ND NAND回路
NW n型ウエル領域
PW p型ウエル領域
Qn nMOSトランジスタ
Qp pMOSトランジスタ
S 半導体基板
SG 素子分離溝
VIA スルーホール
W ウェハ

Claims (7)

  1. (a)反射型光学系を有する投影露光システムを準備する工程と、
    (b)半導体ウェハ上にフォトレジスト膜を形成し、前記投影露光システムの所定の位置に、前記半導体ウェハを配置する工程と、
    (c)前記投影露光システムの所定の位置に、反射型マスクを配置する工程と、
    (d)前記反射型マスクのパターンに基づいて、前記半導体ウェハの前記フォトレジスト膜を所定の波長の光で露光する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記反射型マスクは、前記所定の波長の光を反射する多層膜と、前記所定の波長の光を吸収するパターニングされた吸収体とを有し、
    前記反射型マスクのパターンは、前記半導体ウェハにホールを形成するための開口パターンであり、
    前記工程(c)の前では、前記開口パターンでの黒欠陥により開口面積が減少した状態の第1露光余裕と、前記開口パターンでの白欠陥により開口面積が増加した状態の第2露光余裕との差が1%以内に調整した前記吸収体の膜厚を有する前記反射型マスクを準備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記反射型マスクのパターン欠陥の良否判定をパターン欠陥の面積により判定することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記反射型マスクのパターン欠陥の修正形状の決定と修正結果の良否判定を開口面積により判定することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記吸収体がタンタル膜から構成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記所定の波長の光は、極端紫外光であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. (a)反射型光学系を有する投影露光システムを準備する工程と、
    (b)半導体ウェハ上に第1フォトレジスト膜を形成し、前記投影露光システムの所定の位置に、前記半導体ウェハを配置する工程と、
    (c)前記投影露光システムの所定の位置に、第1反射型マスクを配置する工程と、
    (d)前記第1反射型マスクのパターンに基づいて、前記半導体ウェハの前記第1フォトレジスト膜を所定の波長の光で露光する工程と、
    (e)半導体ウェハ上に第2フォトレジスト膜を形成し、前記投影露光システムの所定の位置に前記半導体ウェハを配置する工程と、
    (f)前記投影露光システムの所定の位置に、第2反射型マスクを配置する工程と、
    (g)前記第2反射型マスクのパターンに基づいて、前記半導体ウェハの前記第2フォトレジスト膜を前記所定の波長の光で露光する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記第1反射型マスクおよび前記第2反射型マスクは、前記所定の波長の光を反射する多層膜と、前記所定の波長の光を吸収するパターニングされた吸収体とを有し、
    前記第1反射型マスクのパターンは、前記半導体ウェハにホールを形成するための開口パターンであり、
    前記第2反射型マスクのパターンは、前記半導体ウェハにラインを形成するための開口パターンであり、
    前記第2反射型マスクの吸収体に対して前記第1反射型マスクの吸収体は、膜厚が薄いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記所定の波長の光は、極端紫外光であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2008224593A 2008-09-02 2008-09-02 半導体装置の製造方法 Pending JP2010062244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224593A JP2010062244A (ja) 2008-09-02 2008-09-02 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224593A JP2010062244A (ja) 2008-09-02 2008-09-02 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010062244A true JP2010062244A (ja) 2010-03-18

Family

ID=42188751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008224593A Pending JP2010062244A (ja) 2008-09-02 2008-09-02 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010062244A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013115304A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US8765331B2 (en) 2012-08-17 2014-07-01 International Business Machines Corporation Reducing edge die reflectivity in extreme ultraviolet lithography
JPWO2012114980A1 (ja) * 2011-02-24 2014-07-07 旭硝子株式会社 Euvリソグラフィ用反射型マスクブランク

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012114980A1 (ja) * 2011-02-24 2014-07-07 旭硝子株式会社 Euvリソグラフィ用反射型マスクブランク
JP2013115304A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US8765331B2 (en) 2012-08-17 2014-07-01 International Business Machines Corporation Reducing edge die reflectivity in extreme ultraviolet lithography

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155017B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP6013930B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US9134633B2 (en) System and method for dark field inspection
US8173332B2 (en) Reflection-type exposure mask and method of manufacturing a semiconductor device
US7659040B2 (en) Exposure mask and method of manufacturing the same, and semiconductor device manufacturing method
JP2005129688A (ja) 半導体装置の製造方法
EP1241523A1 (en) Photomask, method of producing photomask, and method of making pattern using photomask
JP6339807B2 (ja) 露光用マスクの製造方法、露光用マスクの製造システム、及び半導体装置の製造方法
JP2004193269A (ja) マスクの製造方法および半導体集積回路装置の製造方法
US20050031967A1 (en) Photomask, method for fabricating a pattern and method for manufacturing a semiconductor device
KR101250125B1 (ko) 포토마스크 블랭크 또는 그의 제조 중간체의 검사 방법, 고에너지선의 조사 에너지량의 결정 방법 및 포토마스크 블랭크의 제조 방법
JP2010062244A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2011108711A (ja) Euvマスクの欠陥検査方法、euvマスクの製造方法、および、半導体装置の製造方法
US20080055606A1 (en) Apparatus and method for inspecting a pattern and method for manufacturing a semiconductor device
US6850858B1 (en) Method and apparatus for calibrating a metrology tool
JP2012089580A (ja) Euvl用マスクの製造方法および半導体装置の製造方法
JP2013093588A (ja) 反射型マスクの製造方法および半導体集積回路装置の製造方法
JP2009071169A (ja) 反射型露光マスクの製造方法、反射型露光方法および半導体集積回路の製造方法
JP2010078769A (ja) フォトマスクブランクスの選択方法及び製造方法並びにフォトマスクの製造方法
JP2005340553A (ja) 露光用マスク
US8673521B2 (en) Blank substrates for extreme ultra violet photo masks and methods of fabricating an extreme ultra violet photo mask using the same
JP5846785B2 (ja) 投影露光方法、投影露光装置、およびマスクパターンの転写方法
JP4529141B2 (ja) 露光装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法
TW201502694A (zh) 使基板缺陷減到最少的雙遮罩光微影方法
JP2011086809A (ja) 半導体装置の製造方法及び製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100528