JP2010061713A - 光ディスク装置、光軸ずれ検出方法及び光記録媒体 - Google Patents

光ディスク装置、光軸ずれ検出方法及び光記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の光源に夫々対応する検出用の情報が予め記録された光記録媒体を、夫々の光源で読み取った結果に基づいて、光軸相互のずれを高精度に検出することを可能とする光ディスク装置、光軸ずれ検出方法、及び光記録媒体を提供する。
【解決手段】光記録媒体10のL0層108の所定トラックの所定位置には第1の情報109を記録し、前記所定位置に対応するL1層116の位置を中心に所定範囲にわたって第2の情報117を記録してある。光ディスク装置は、L0層108及びL1層116に青色及び赤色の光ビームを夫々集光させると共に、L0層の前記所定トラックに青色の光ビームをトラッキングさせて、第1の情報109及び第2の情報117を夫々再生する。夫々が再生された時間差より、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互の周方向のずれを検出し、再生された第2の情報117の内容より、前記光軸相互の径方向のずれを検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の光ビームの光軸を揃えるための情報が記録された光記録媒体を用いて前記光軸相互のずれを検出できる光ディスク装置、光軸ずれ検出方法、及び光記録媒体に関する。
CD及びDVDの記録/再生には、夫々780nm及び650nmの波長を有する光ビームが必要とされる。近年、これら2波長の光ビームを1つのレーザ素子に出射させる光ディスク装置が出現し、光ピックアップにおける光ビームの光軸相互のずれ調整を不要としている。
一方、Blu-ray Disc(登録商標)の記録/再生に使用される光ビームの波長は405nmであり、Blu-ray Disc及びDVDの双方に対応させるために、青色光(405nm)及び赤色光(650nm)を夫々個別に出射するレーザ素子を備えざるを得ない場合がある。この場合は、夫々の光ビームに対する光学系の特性を最適化するために、光ディスク装置の光ピックアップにおいて光ビームの光軸相互のずれ調整が欠かせないものとなる。
これに対し、特許文献1では、2つのレーザ素子の直近に波長選択性のミラーを設けて、2つの光ビームの光軸相互のずれを実質的になくす技術が開示されている。また、特許文献2では、2つの光ビームの光軸上に、印加する電圧によって波長により屈折率を変化させることが可能なTN型液晶素子を設け、光軸相互のずれを実質的になくす技術が開示されている。
特開2001−184706号公報 特開2001−202650号公報
しかしながら、特許文献1では、2つの光ビームの光軸相互のずれを検出する具体的な手段については開示されていない。また、特許文献2に開示された技術は、2つのレーザ素子間の距離及びTN型液晶素子の特性より印加する電圧を決定して設定するものであり、2つの光ビームの光軸相互のずれを検出できるものではない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の光源に夫々対応する検出用の情報が予め記録された光記録媒体を、夫々の光源で読み取った結果に基づいて、光軸相互のずれを高精度に検出することを可能とする光ディスク装置、光軸ずれ検出方法、及び光記録媒体を提供することにある。
本発明に係る光ディスク装置は、光記録媒体が有する積層記録層に複数の波長を有する光ビームを夫々集光させて、情報を記録/再生する光ディスク装置において、第1及び第2の記録層に第1及び第2の波長を有する第1及び第2の光ビームを夫々集光させる手段と、前記第1の記録層のトラックに前記第1の光ビームをトラッキングさせる手段と、前記第1の記録層の所定位置に記録された第1の情報を、前記第1の光ビームで再生する手段と、該手段が再生した位置と対応する位置又は該位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって記録された第2の記録層の第2の情報を、前記第2の光ビームで再生する再生手段と、該再生手段が再生した第2の情報に基づいて、該第2の情報が記録された位置からの前記第2の光ビームのずれを検出する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る光ディスク装置は、前記第1の記録層のトラッキングを制御する信号の中点を検出する手段と、該手段が検出した中点に対応する位置を、前記第1の情報が記録されたトラック上で特定する手段とを備え、前記再生手段は、前記特定する手段が特定した位置から直近の前記第1の情報を再生するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る光軸ずれ検出方法は、光記録媒体が有する積層記録層に複数の波長を有する光ビームを夫々集光させて、情報を記録/再生する光ディスク装置で、前記光ビームの光軸相互のずれを検出する光軸ずれ検出方法において、第1及び第2の記録層に第1及び第2の波長を有する第1及び第2の光ビームを夫々集光させるステップと、第1の記録層に第1の光ビームをトラッキングさせるステップと、前記第1の記録層の所定位置に記録された第1の情報を、前記第1の光ビームで再生するステップと、再生した位置と対応する位置又は該位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって記録された第2の記録層の第2の情報を、前記第2の光ビームで再生する再生ステップと、再生した第2の情報に基づいて、該第2の情報が記録された位置からの前記第2の光ビームのずれを検出するステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る光軸ずれ検出方法は、前記第1の記録層のトラッキングを制御する信号の中点を検出するステップと、検出した中点に対応する位置を、前記第1の情報が記録されたトラック上で特定するステップとを含み、前記再生ステップは、前記ステップで特定した位置から直近の前記第1の情報を再生するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る光記録媒体は、複数の波長を有する光ビームを夫々集光させて情報を記録/再生する積層記録層を備えた光記録媒体において、第1の記録層は、ランド部及び該ランド部間に設けられたグルーブ部で形成されるトラックを有し、第2の記録層は、トラックを有しないことを特徴とする。
本発明に係る光記録媒体は、前記第1の記録層は、第1の波長を有する光ビームで再生される第1の情報を所定位置に記録してあり、前記第2の記録層は、前記所定位置と対応する位置又は該位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって、第2の波長を有する光ビームで再生される第2の情報を記録してあることを特徴とする。
本発明に係る光記録媒体は、前記第1の情報が記録された位置を、同一トラック上に複数有することを特徴とする。
本発明にあっては、ランド部及びグルーブ部で形成されるトラックを有する第1の記録層に第1の波長を有する第1の光ビームを集光させると共に、トラックを有しない第2の記録層に第2の波長を有する第2の光ビームを集光させる。そして、第1の記録層のトラックに第1の光ビームをトラッキングさせて第1の記録層の所定位置に記録された第1の情報を再生すると共に、第1の情報を再生した位置と対応する位置又は該位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって記録された第2の記録層の第2の情報を第2の光ビームで再生する。
これにより、第1及び第2の記録層に第1及び第2の光ビームを夫々同時に集光させる。そして、第1の記録層のトラックにトラッキングさせて第1の情報を再生すると共に、第2の記録層にトラッキングさせることなく第2の情報を再生する。
この場合、第2の記録層はトラックを有しないため、換言すれば、凹凸部を有しないため、第2の情報が第2の記録層の前記所定範囲にわたって必ず存在するように構成できる。そして、第1及び第2の情報が再生される時間差は、第1及び第2の光ビームについての光軸相互の周方向のずれに比例する。また、第2の情報の内容が、径方向の位置に応じて変化するように記録されているときは、再生される第2の情報の内容は、第1及び第2の光ビームについての光軸相互の径方向のずれに応じて変化する。このため、第1及び第2の情報が再生された時間差より、第1及び第2の光ビームについての光軸相互の周方向のずれが検出され、再生された第2の情報の内容より、前記光軸相互の径方向のずれが検出される。
本発明にあっては、第1の記録層のトラッキングを制御する信号の中点を検出し、検出した中点に対応する前記トラック上の位置を特定する。そして、特定した位置から直近の第1の情報を再生する。
これにより、第1の情報が記録されたトラック上の位置のうち、光記録媒体の回転中心との距離が最大及び最小となる位置の中間位置を特定し、特定した位置に最も近い位置に記録された第1の情報及び第2の情報を再生する。このため、対物レンズがトラッキングを制御する信号で駆動されない状態、即ち対物レンズが可動範囲の中心にある状態が検出され、前記状態に対応するトラック上の位置から直近の第1の情報に基づいて、前記光軸相互のずれが検出される。
従って、第1の情報が同一トラック上に複数記録され、夫々の第1の情報に対応する第2の情報も複数記録されている光記録媒体が準備されているときは、第1及び第2の光ビームについての光軸相互のずれを検出するときの精度が上がる。
本発明にあっては、第1の記録層の所定位置に、第1の波長の光ビームで再生される第1の情報を記録してある。また、第2の記録層には、第1の情報が記録された位置と対応する位置又は前記位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって、第2の波長の光ビームで再生される第2の情報を記録してある。
これにより、例えば、光記録媒体が光ディスク装置に載置されて駆動された場合、第1及び第2の波長を有する光ビームの対物レンズを共有させたとき又は前記対物レンズを互いに周方向へ前記所定距離だけ離隔させたときは、光記録媒体に集光される前記光ビームの光軸相互の径方向のずれが前記所定範囲内である限り、前記光ビームの光軸相互の周方向のずれに比例した時間差で第1及び第2の情報が再生される。
本発明にあっては、第1の記録層の同一トラック上に第1の情報を複数記録してあり、各第1の情報が記録された位置と対応する第2の記録層の位置又は前記位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって、第2の情報を夫々記録してある。
これにより、例えば、光記録媒体が光ディスク装置に載置されて駆動された場合、前記トラック上の位置であって、光記録媒体の回転中心との距離が最大及び最小となる位置の中間位置から直近の第1の情報が再生されたときは、対物レンズがトラッキングを制御する信号で駆動される量が最小の状態で、第1及び第2の情報が再生される。
本発明によれば、第1及び第2の記録層に第1及び第2の光ビームを夫々同時に集光させる。そして、第1の記録層のトラックにトラッキングさせて第1の情報を再生すると共に、第2の記録層にトラッキングさせることなく第2の情報を再生する。これにより、第2の記録層はトラックを有しないため、換言すれば、凹凸部を有しないため、第2の情報が第2の記録層の前記所定範囲にわたって必ず存在するように構成できる。そして、第1及び第2の情報が再生される時間差は、第1及び第2の光ビームについての光軸相互の周方向のずれに比例する。また、第2の情報の内容が、径方向の位置に応じて変化するように記録されているときは、再生される第2の情報の内容は、第1及び第2の光ビームについての光軸相互の径方向のずれに応じて変化する。このため、第1及び第2の情報が再生された時間差より、第1及び第2の光ビームについての光軸相互の周方向のずれが検出され、再生された第2の情報の内容より、前記光軸相互の径方向のずれが検出される。
従って、複数の光源に夫々対応する検出用の情報が予め記録された光記録媒体を、夫々の光源で読み取った結果に基づいて、光軸相互のずれを高精度に検出することを可能とする。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。図中1は光ディスク装置であり、光ディスク装置1は、図示しないディスクトレイに載置された光記録媒体10を回転させる回転駆動部(図示せず)を備える。ディスクトレイの一部には開口部があり、該開口部を通して、ディスクトレイの下側にある光ピックアップ装置20が、光記録媒体10の下面より記録層に光ビームを照射してデータの記録/再生処理を行う。光ピックアップ装置20の全体は、図示しないパルスモータに駆動されて、光記録媒体10の径方向に移動するようにしてある。
尚、図1における接続線は、代表的な信号及びデータの流れを示すものであり、各ブロック間の接続関係の全てを表すものではない。また、光ピックアップ装置20は、簡略化のため一部のミラー及びグレーティングを省略し、光路の一部を変更して図示してある。光ピックアップ装置20の光学系の詳細は、後述の図2で説明する。
光記録媒体10は、光ピックアップ装置20に近い下側より順に、Blu-ray Discの記録層であるL0層108、及びDVDの記録層であるL1層116を積層してある。
光ピックアップ装置20は、Blu-ray Disc用の青色のレーザ光及びDVD用の赤色のレーザ光を夫々出射する半導体レーザ101、111を備える。半導体レーザ101から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ102、ビームエキスパンダ301、302、ミラー104、105a、及び対物レンズ107を通過して光記録媒体10のL0層108に集光される。半導体レーザ111から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ112、ミラー114、115、105a、及び対物レンズ107を通過して光記録媒体10のL1層116に集光される。
コリメータレンズ102及びビームエキスパンダ301は、夫々コリメータレンズ駆動アクチュエータ401及びビームエキスパンダ駆動アクチュエータ402によって、光軸に平行な方向に進退可能に支持されている。コリメータレンズ駆動アクチュエータ401は、後述するCPU40aから球面収差の補正値を設定されたコリメートレンズ駆動回路37によりパルス駆動されて、対物レンズ107の球面収差を補正する。ビームエキスパンダ駆動アクチュエータ402は、コイルに駆動電流を流すことにより、ビームエキスパンダ301を光軸に沿って進退させる。
対物レンズ107は、図示しないパルスモータ及び2軸駆動機構により駆動される対物レンズ駆動アクチュエータ403によって、光軸に平行な方向に進退可能に支持されると共に、光軸に平行な方向及び光記録媒体10の径方向に2軸駆動されるようになっている。
光ピックアップ装置20の半導体レーザ101、111は、夫々レーザ駆動回路30、31により駆動されて、上述した青色及び赤色のレーザ光を夫々出射する。出射されたレーザ光は光ビームとなり、L0層108及びL1層116で夫々反射された後、対物レンズ107とミラー105a、104及びミラー105a、115、114とを夫々経由し、青受光素子110及び赤受光素子118に導かれて夫々読取信号に変換される。変換された各読取信号は、光軸ずれ検出部53に夫々与えられると共に、リレー接点60で切り替えられてフォーカスエラー信号生成回路33に与えられる。切り替えられた読取信号と青色レーザ光に対応する読取信号とを更にスイッチ63で切り替えた信号が、トラッキングエラー信号生成回路32に与えられる。青色のレーザ光に対応する読取信号は、フォーカスエラー信号生成回路50にも与えられる。
リレー接点60は、CPU40aの制御により、DVD及び本発明に係る光記録媒体10を再生するときに「A」側に切り替えられ、Blu-ray Discを再生するときに「B」側に切り替えられる。また、スイッチ63は、標準的にBlu-ray Disc又はDVDを再生する場合は「B」側にしてあり、本発明に係る光記録媒体10を再生する場合は、予め「A」側に切り替えてあるものとする。
トラキングエラー信号生成回路32は、与えられた読取信号からトラッキングエラー信号(TE信号)を生成してトラッキングサーボ回路35及び制御部40に与える。フォーカスエラー信号生成回路33、50は、与えられた読取信号からフォーカスエラー信号(FE信号)を生成して、夫々フォーカスサーボ回路34、51に与えると共に、合焦したことを示すフォーカスOK信号(FOK信号)を生成して夫々制御部40に与える。
トラッキングサーボ回路35は、与えられたTE信号の振幅に基づいてトラッキングサーボを行い、トラッキングサーボの操作量であるアクチュエータ駆動信号をアクチュエータ駆動回路36及び光軸ずれ検出部53に与える。
フォーカスサーボ回路34、51は、夫々与えられたFE信号に基づいて合焦点を検出し、フォーカスサーボを行ってフォーカスサーボの操作量であるアクチュエータ駆動信号を、アクチュエータ駆動回路36及びビームエキスパンダ駆動回路52に夫々与える。
アクチュエータ駆動回路36は、CPU40aから目的の記録層を指定されて対物レンズ駆動アクチュエータ403を上下にパルス駆動すると共に、トラッキングサーボ回路35及びフォーカスサーボ回路34から夫々アクチュエータ駆動信号を与えられて、対物レンズ駆動アクチュエータ403に対物レンズ107を2軸駆動させるための信号を与える。
ビームエキスパンダ駆動回路52は、フォーカスサーボ回路51からアクチュエータ駆動信号を与えられてビームエキスパンダ駆動アクチュエータ402のコイルに駆動電流を与える。
光軸ずれ検出部53は、青受光素子110及び赤受光素子118から夫々与えられた読取信号より第1の情報109及び第2の情報117(何れも図2参照)を再生すると共に、夫々の時間差を示す信号と再生して保持した第2の情報117とを制御部40に与える。光軸ずれ検出部53の詳細については後述する。
制御部40は、上述した周辺の各種回路との入出力インタフェース及びCPU40aを有し、CPU40aは、プログラム等の情報を記憶するROM41、一時的に発生した情報を記憶するRAM42、光軸ずれ検出に係る指示を受け付けるための操作部54、及び検出した光軸ずれを表示するための表示部55とバス接続されている。CPU40aは、ROM41に予め格納されているプログラムを実行することにより、上述したTE信号、FOK信号等の信号を取り込み、各サーボ回路をオン/オフさせると共に、本発明に係る光ディスク装置1としての制御を行う。
より具体的には、光記録媒体10のL0層108及びL1層116に夫々記録された第1の情報109及び第2の情報117を再生する場合、CPU40aは、対物レンズ107を光軸に平行な方向に駆動させて赤色の光ビームをL1層116に合焦させると共に、ビームエキスパンダ301を駆動させて青色の光ビームをL0層108に合焦させる。更に、CPU40aは、対物レンズ107を光記録媒体10の径方向に駆動させて青色の光ビームをL0層108のトラックにトラッキングさせる。
尚、フォーカスエラー信号生成回路50、フォーカスサーボ回路51、ビームエキスパンダ駆動回路52、光軸ずれ検出部53、操作部54及び表示部55は、本発明に係る光記録媒体10を再生して光軸のずれを検出する場合にのみ使用されるため、これらの回路等を光ディスク装置1とは別に用意するようにしてもよい。この場合、ビームエキスパンダ301、302は、ビームエキスパンダ駆動アクチュエータ402によって駆動されないときに、標準的なビームエキスパンダとして機能するようにすればよい。
図2は、本発明の実施の形態1に係る光記録媒体10と光ディスク装置1の光ピックアップ装置20とを模式的に示す斜視図である。光記録媒体10のL0層108の所定トラックには、後述する第1の情報109を記録してある。光記録媒体10のL1層116には、前記第1の情報109と対応する位置を中心に、径方向の所定範囲にわたって後述する第2の情報117を記録してある。
光ピックアップ装置20の半導体レーザ101から水平に出射された青色のレーザ光は、コリメータレンズ102を通過して略平行な青色の光ビームとなり、グレーティング103によって複数の光ビームに分割される。分割された光ビームは、ビームエキスパンダ301、302によってビーム径が広げられ、ビームスプリッタ104を通過してミラー105により水平面内で直角に反射される。反射された光ビームは、立ち上げミラー106で再び反射されて垂直に立ち上がり、対物レンズ107で集光されてL0層108に入射する。
L0層108で反射された光ビームは、入射時とは逆向きに、対物レンズ107、立ち上げミラー106、及びミラー105を経由し、ビームスプリッタ104に戻されて水平面内で直角に反射され、青受光素子110にて読取信号に変換される。
半導体レーザ101から出射されるレーザ光と同一方向に半導体レーザ111から出射された赤色のレーザ光は、コリメータレンズ112を通過して略平行な赤色光ビームとなり、グレーティング113によって複数の光ビームに分割される。分割された光ビームは、ビームスプリッタ114を通過してミラー115により水平面内で直角に反射され、ミラー105を通過した後は青色の光ビームと光軸が略同一となる。そして、立ち上げミラー106で反射されて垂直に立ち上がり、対物レンズ107により集光されてL1層116に入射する。
L1層116で反射された光ビームは、入射時とは逆向きに、対物レンズ107、立ち上げミラー106、ミラー105、及びミラー115を経由し、ビームスプリッタ114に戻されて水平面内で直角に反射され、赤受光素子118にて読取信号に変換される。
半導体レーザ111から出射された赤色のレーザ光は、ミラー115を回動させることにより、L1層116に集光させる位置を調整することができる。例えば、ミラー115を実線で示すように水平面内で回動させた場合、L1層116に集光された光ビームは、実線で示すように光記録媒体10の径方向に移動する。また、ミラー115を破線で示すように、半導体レーザ111からミラー115に至る光軸に直角な面内で回動させた場合、L1層116に集光された光ビームは、破線で示すように光記録媒体10の周方向に移動する。
図3は、ビームエキスパンダ301、302により、青色の光ビームがL0層108に集光される様子を示す説明図である。光記録媒体10のL0層108及びL1層116の間隔は、製造に伴うばらつきのため、トラックの回転位置によって変動が生じる。従って、L0層108に記録された第1の情報109及びL1層116に記録された第2の情報117を同時に再生する場合、例えば対物レンズ107を駆動させてL1層116に赤色の光ビームを合焦させたときは、青色の光ビームを前記間隔の変動に応じてL0層108に合焦させる手段が別途必要となる。
本実施の形態1では、2枚のレンズで構成されるビームエキスパンダ301、302のうち、コリメータレンズ102に近い側に位置する凹レンズを光軸に平行な方向に進退させて、青色の光ビームがL0層108に合焦する位置を上下方向に変化させる。これにより、青色の光ビームを前記間隔の変動に追従させてL0層108に合焦させることができる。
図3(a)は、青色の光ビームについて、L0層108が対物レンズ107の焦点に位置するときに、青色の光ビームをL0層108に合焦させた様子を示す。ビームエキスパンダ301(凹レンズ)を通過して光軸から広がる方向に曲げられた青色の光ビームは、ビームエキスパンダ302(凸レンズ)を通過して再び光軸に平行な光ビームとなり、対物レンズ107に入射する。入射した光ビームは、対物レンズ107の焦点に位置するL0層108に合焦する。
図3(b)は、L0層108が対物レンズ107の焦点の外側に位置するときに、青色の光ビームをL0層108に合焦させた様子を示す。例えば、ビームエキスパンダ302(凸レンズ)の周縁部を通過する光は、図3(a)の場合より、ビームエキスパンダ301(凹レンズ)の外縁に近い部分を通過したものであるため、ビームエキスパンダ302に達する光ビームは全体的に図3(a)の場合より急な角度で広がる。従って、光ビームは、ビームエキスパンダ302(凸レンズ)を通過することにより、拡散する光ビームとして対物レンズ107に入射する。このため、光ビームは、対物レンズ107の焦点の外側に位置するL0層108に合焦する。
図3(c)は、L0層108が対物レンズ107の焦点の内側に位置するときに、青色の光ビームをL0層108に合焦させた様子を示す。例えば、ビームエキスパンダ302(凸レンズ)の周縁部を通過する光は、図3(a)の場合より、ビームエキスパンダ301(凹レンズ)の中心に近い部分を通過したものであるため、ビームエキスパンダ302に達する光ビームは全体的に図3(a)の場合より緩い角度で広がる。従って、光ビームは、ビームエキスパンダ302(凸レンズ)を通過することにより、集光する光ビームとして対物レンズ107に入射する。このため、光ビームは、対物レンズ107の焦点の内側に位置するL0層108に合焦する。
図4は、光記録媒体10の構造を模式的に示す説明図である。図4(a)では、光記録媒体10の模式的な縦断面を示す。光記録媒体10は、入射光側より、保護層10a、L0層108、スペーサ層10b、L1層116、及び基板10cを積層してある。保護層10aの厚さは約0.1mmであり、スペーサ層10bを加えたL1層116の保護層10a表面からの深さは、標準的なDVDの記録層と同様に約0.6mmとすることが好ましい。
図4(b)は、L0層108の模式的な斜視図である。L0層108は、ランド部108aと、隣り合うランド部108a、108a間に設けられた溝状のグルーブ部108bとからなるトラックを有し、ランド部108a及びグルーブ部108bの境界は、ウォブリング(蛇行)させてある。これにより、グルーブ部108bに青色の光ビームをトラッキングさせることができる。また、青色の光ビームをグルーブ部108bに照射してピット108cを形成し、ピット108cを含めたグルーブ部108bからの反射光を読取信号に変換することにより、情報の記録/再生を行うことができる。
尚、L1層116はトラックを有しないため、凹凸部のないL1層116の任意の領域にピット108cを形成してデータを記録/再生することができる。
図5は、L0層108及びL1層116に夫々記録された第1の情報109及び第2の情報117を模式的に示す説明図である。第1の情報109及び第2の情報117は、図5(a)の破線で示す青色の光ビームと実線で示す赤色の光ビームとの光軸相互にずれがない場合に、同時に再生が完了するように、互いに積層方向に重なる位置に記録してある。これにより、前記光軸相互に周方向のずれがある場合は、第1の情報109及び第2の情報117が再生された時間差より前記ずれが検出される。
図5(b)に示すように、第1の情報109及び第2の情報117は、「0110010」を基準マークとして、夫々連続する3個及び1個の基準マークからなる。夫々を構成する基準マークの個数が異なるのは、Blu-ray Disc及びDVDのデータ転送レートが夫々36Mbps及び11.08Mbpsであり、同一時間内に再生されるデータの量に約3倍の開きがあることに対応させるためである。
上述した光記録媒体10は、青色の光ビームと赤色の光ビームとで光軸相互にずれがないように調整された光ピックアップ装置を用いて、L0層108及びL1層116に第1の情報109及び第2の情報117を夫々同時に書き込むことにより、作成することができる。また、予めL0層108に第1の情報109を記録しておき、第1の情報109の再生が開始される直前の位置から、L1層116に第2の情報117を書き込むようにしてもよい。この場合は、第1の情報109に先行する情報をL0層108に記録しておき、前記先行する情報を再生した時から第2の情報117を書き込むようにすればよい。
図6は、光記録媒体10のL1層116に径方向の所定範囲にわたって第2の情報117を記録した例を示す説明図である。本実施の形態1では、第1の情報109と積層方向に重なる位置を基準位置とし、基準位置から径方向に前後±α及び±2αだけ離隔した位置(基準位置±α、及び基準位置±2α)を定義する。そして、基準位置には上述した基準マーク「0110010」を、他の4つの定義された位置には基準マークと異なるユニークなマークを夫々記録してある。
これにより、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互の径方向のずれが±2α以内である限り、第2の情報117が再生される。
隣り合って記録されたユニークなマーク相互間のハミング距離は「1」としてある。これにより、2つのユニークなマークにまたがって赤色の光ビームが集光された場合、再生された第2の情報117は、前記2つのうち何れか一方のユニークなマークとして識別される。
尚、ユニークなマークは、基準マークを含めて6種類以上記録するようにしてもよい。
前記αは、DVDのトラックピッチである0.74μm以下であって、上述したユニークなマークを識別できる限界まで小さくすることが好ましい。これにより、第2の情報117が記録された範囲内では、必ず第2の情報117が再生されるようにできる。そして、再生された第2の情報117の内容が、図6のどのマークと一致するかを判定することにより、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互の径方向のずれを検出することができる。
図7は、L0層108のトラックが、光記録媒体10の回転中心に対して偏心している例を示す説明図である。図7(a)の実線は第1の情報109が記録されたトラックを示し、点線は、前記トラックと半径が同一であって光記録媒体10の回転中心と中心を同じくする真円を示す。回転位置A及びCは、夫々前記真円の内側及び外側にあるのに対し、回転位置Bは前記真円上にある。前記トラックへのトラッキング制御は、図7(b)に示すように、真円上の位置である回転位置Bを制御の中心として、青色の光ビームが前記トラック上の他の回転位置に追従するように行われる。
この場合、対物レンズ107は、トラッキングサーボ回路35からアクチュエータ駆動信号を与えられた対物レンズ駆動アクチュエータ403によって、前記トラックの径方向へ進退するように駆動される。前記アクチュエータ駆動信号は、トラッキングを制御する信号であり、光ビームが回転位置Bにあるときに中点となるような正負両極性の信号である。
一方、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互のずれを検出する場合、対物レンズ107は、径方向に駆動されていない状態であることが好ましい。従って、第1の情報109は、回転位置Bで再生することが好ましい。回転位置Bは、トラッキングを制御する信号の中点を検出することにより、特定することができる。
図8は、L0層108の所定トラックに複数の第1の情報109を記録した例を示す説明図である。上述したトラッキング制御の中心に対応する回転位置Aは、光記録媒体10が光ディスク装置1に装着されている状態によって変動するため、第1の情報109を記録するときに一義的に定めることができない。この場合、同一のトラック上に第1の情報109を複数記録したときは、トラッキングを制御する信号の中点に対応する回転位置から直近の第1の情報109に基づいて前記光軸相互のずれを検出することにより、ずれの検出誤差を極小にすることができる。
図9は、図1に示した光軸ずれ検出部53の構成を示すブロック図である。トラッキング中点検出回路531は、トラッキングサーボ回路35からアクチュエータ駆動信号を与えられてトラッキングを制御する信号の中点を検出し、中点直近情報検出回路534に与える。第1の情報再生回路532は、青受光素子110より読取信号を与えられて第1の情報109を再生し、中点直近情報検出回路534及び第2・第1時間差計測回路536に与える。第2の情報再生回路533は、赤受光素子118より読取信号を与えられて第2の情報117を再生し、第1・第2時間差計測回路535、第2・第1時間差計測回路536、及び第2の情報保持回路537に与える。
中点直近情報検出回路534は、第1の情報再生回路532から与えられた、トラックあたり複数の第1の情報109のうち、トラッキングを制御する信号の中点を示す信号から前方であって直近の第1の情報109を検出して、第1・第2時間差計測回路535及び第2・第1時間差計測回路536に与える。第1・第2時間計測成回路535は、中点直近情報検出回路534から与えられた第1の情報109と、その直後に出現した第2の情報117との時間差を計測して制御部40に与える。第2・第1時間差計測回路536は、中点直近情報検出回路534から与えられた第1の情報109から直後に出現した第2の情報117と、その直後に出現した第1の情報109との時間差を計測して制御部40に与える。第2の情報保持回路537は、再生された第2の情報117を保持して制御部40に与える。
図10は、光軸ずれ検出部53の各回路に入出力する信号のタイミングを示すタイミングチャートである。図10(a)は、所定トラック上に複数記録された第1の情報109が、一定の周期T0で再生されたタイミングを示す。図10(d)の前半では、第1の情報109に対して第2の情報117が遅れて再生されたタイミングを示し、後半では第1の情報109に対して第2の情報117が先行して再生されたタイミングを示す。
図10(b)は、トラッキング中点検出回路531によって、トラッキングを制御する信号の中点が検出されたタイミングを示す。検出された前記信号から直近の第1の情報109は、前方及び後方に一つずつ存在するが、後方の第1の情報109はリアルタイムに検出できないため、本実施の形態1では、図10(c)に示すように前方の第1の情報109を検出する。
図10(e)は、図10(c)で検出した第1の情報109によってセットされ、その直後に出現した第2の情報117によってリセットされる信号のタイミングを示す。第1・第2時間差計測回路535は、前記信号がオンとなっているT1の間だけ所定クロックを計数し、計数したクロックのカウント値を制御部40に与えるようにしてある。
図10(f)は、図10(c)で検出した第1の情報109の直後に出現した第2の情報117によってセットされ、その直後に出現した第1の情報109によってリセットされる信号のタイミングを示す。第2・第1時間差計測回路536は、前記信号がオンとなっているT2の間だけ所定クロックを計数し、計数したクロックのカウント値を制御部40に与えるようにしてある。
図10の時間軸の前半と後半とでは、第1の情報109及び第2の情報117の出現順序が逆転しているため、T1及びT2の大小関係も逆転している。従って、T1とT2との大小関係を判定することにより、第1の情報109に対して第2の情報117が遅れているか否かを判別することができる。
図11は、本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置1の処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、ROM41に予め格納された制御プログラムに従って、制御部40のCPU40aにより実行される。CPU40aは、表示部55に光軸ずれ検出に係る表示を行い、操作部54より光軸ずれ検出に係る指示を受け付けたときに、以下の処理をスタートさせる。
尚、スイッチ63は、予め「A」側に設定してあるものとする。
CPU40aは、フォーカスエラー信号生成回路33を赤受光素子118に接続するために、リレー接点60を「A」側に設定する(ステップS11)。そして、CPU40aは、レーザ駆動回路30、31により半導体レーザ101、111をオンさせる(ステップS12)。その後、CPU40aは、ディスクトレイの回転をオンさせ(ステップS13)、ピックアップ装置20を、第1の情報109が記録されている所定トラックへ移動させる(ステップS14)。
次いで、CPU40aは、トラッキングサーボ回路35に一旦トラッキングサーボをオフさせる(ステップS15)。そして、CPU40aは、アクチュエータ駆動回路36にL1層116を指定すると共に、フォーカスサーボ回路34をオンさせて赤色の光ビームをL1層116に合焦させる(ステップS16)。その後、CPU40aは、フォーカスエラー信号生成回路33から与えられたFOK信号がオンしたか否かを判定する(ステップS17)。これにより、L1層116への合焦が完了したか否かが判定される。FOK信号がオンしていないと判定した場合(ステップS17:NO)、CPU40aは、FOK信号がオンするまで待機する。
FOK信号がオンしたと判定した場合(ステップS17:YES)、CPU40aは、フォーカスサーボ回路51をオンさせて青色の光ビームをL0層108に合焦させる(ステップS18)。その後、CPU40aは、フォーカスエラー信号生成回路50から与えられたFOK信号がオンしたか否かを判定する(ステップS19)。これにより、L0層108への合焦が完了したか否かが判定される。FOK信号がオンしていないと判定した場合(ステップS19:NO)、CPU40aは、FOK信号がオンするまで待機する。
FOK信号がオンしたと判定した場合(ステップS19:YES)、CPU40aは、トラキングサーボ回路35にトラッキングサーボをオンさせる(ステップS20)。そして、CPU40aは、トラッキングエラー信号生成回路32から与えられたTE信号の振幅が所定値以上となったか否かを判定する(ステップS21)。これにより、L0層の所定トラックへのトラッキングが完了したか否かが判定される。TE信号の振幅が所定値以上でないと判定した場合(ステップS21:NO)、CPU40aは、TE信号の振幅が所定値以上となるまで待機する。
TE信号の振幅が所定値以上であると判定した場合(ステップS21:YES)、CPU40aは、第1・第2時間差計測回路535から図10の時間差T1に対応するカウント値を取り込む(ステップS22)と共に、第2・第1時間差計測回路536から図10の時間差T2に対応するカウント値を取り込む(ステップS23)。そして、CPU40aは、夫々のカウント値を比較することにより、T2がT1以上であるか否かを判定する(ステップS24)。これにより、第2の情報117が、第1の情報109から遅れて検出されたか否かが判定される。(以下、遅れて検出された場合のずれを正とする。)
T2がT1以上であると判定した場合(ステップS24:YES)、CPU40aは、T1に対応するカウンタ値を、青色の光ビームに対する赤色の光ビームのずれに換算し(ステップS25)、換算した値を周方向のずれ(正)として表示部55に表示する(ステップS26)。T2がT1以上でないと判定した場合(ステップS24:NO)、CPU40aは、T2に対応するカウンタ値を、青色の光ビームに対する赤色の光ビームのずれに換算し(ステップS27)、換算した値を周方向のずれ(負)として表示部55に表示する(ステップS28)。
ステップS26又はステップS28の処理を終えた場合、CPU40aは、第2の情報保持回路537から第2の情報117を取り込む(ステップS29)。そして、CPU40aは、取り込んだ第2の情報117の内容が図6に示すどのマークと一致するかを判定して、青色の光ビームに対する赤色の光ビームのずれを導出し(ステップS30)、導出した値を径方向のずれとして表示部55に表示する(ステップS31)。その後CPU40aは処理を終了する。
以上のように、本実施の形態1によれば、光記録媒体は、ランド部及びグルーブ部で形成されるトラックを有するL0層と、トラックを有しないL1層とを備える。L0層の所定トラックの所定位置には、第1の情報として基準マーク「0110010」を3個記録してあり、前記所定位置に対応するL1層の基準位置には、第2の情報として前記基準マークを1個記録してある。更に、前記基準位置から径方向に±αの位置及び±2αの位置に、第2の情報としてユニークなマークを夫々記録してあり、隣り合うユニークなマーク相互間のハミング距離を1としてある。
光ディスク装置は、光記録媒体のL0層に青色の光ビームを集光させると共に、L1層に赤色の光ビームを集光させる。そして、L0層の前記所定トラックに青色の光ビームをトラッキングさせて第1の情報を再生すると共に、第2の情報を赤色の光ビームで再生する。
これにより、L0層には、光ビームを集光させてトラッキングさせることができる。そして、L1層はトラックを有しないため、換言すれば、凹凸部を有しないため、L1層の前記所定範囲にわたって第2の情報が必ず存在するように構成できる。
また、第1及び第2の情報が再生される時間差は、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互の周方向のずれに比例する。そして、第2の情報の内容が、径方向の位置がαずつ変化する毎に1ビットずつ変化するように記録されていることから、再生される第2の情報の内容は、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互の径方向のずれに応じて変化する。
このため、第1及び第2の情報が再生された時間差より、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互の周方向のずれが検出され、再生された第2の情報の内容より、前記光軸相互の径方向のずれが検出される。従って、複数の光源に夫々対応する検出用の情報が予め記録された光記録媒体を、夫々の光源で読み取った結果に基づいて、光軸相互のずれを高精度に検出することができる。
更に、光記録媒体のL0層の同一トラック上には、第1の情報を複数記録してあり、L1層には、各第1の情報に夫々対応する第2の情報を記録してある。光ディスク装置は、トラッキングサーボ回路から対物レンズ駆動アクチュエータに与えられるアクチュエータ駆動信号の中点を検出し、検出した中点に対応する前記トラック上の回転位置Bを特定する。そして、特定した回転位置Bから後方であって直近の第1の情報を再生する。
このため、対物レンズがアクチュエータ駆動信号で駆動されない状態、即ち対物レンズが可動範囲の中心にある状態が検出され、前記状態に対応するトラック上の回転位置Bから直近の第1の情報に基づいて、前記光軸相互のずれが検出される。
従って、青色及び赤色の光ビームについての光軸相互のずれを検出するときの精度が上がる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1において青色及び赤色の光ビームが対物レンズ107を共有するのに対し、前記各光ビームが対物レンズ107、202を夫々個別に有する形態である。
図12は、本発明の実施の形態2に係る光ディスク装置1の構成を示すブロック図である。
尚、光ピックアップ装置20は、簡略化のため一部のミラー及びグレーティングを省略し、光路の一部を変更して図示してある。光ピックアップ装置20の光学系の詳細は、後述の図13で説明する。
光ピックアップ装置20の半導体レーザ101から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ102、ミラー104、及び対物レンズ107を通過して光記録媒体10のL0層108に集光される。半導体レーザ111から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ112、ミラー114、及び対物レンズ202を通過して光記録媒体10のL1層116に集光される。
対物レンズ202は、対物レンズ107と同様に、図示しないパルスモータ及び2軸駆動機構により駆動される対物レンズ駆動アクチュエータ404によって、光軸に平行な方向に進退可能に支持されると共に、光軸に平行な方向及び光記録媒体10の径方向に2軸駆動されるようになっている。
L0層108及びL1層116で夫々反射された光ビームは、対物レンズ107とミラー104及びミラー114とを夫々経由し、青受光素子110及び赤受光素子118に導かれて夫々読取信号に変換される。変換された各読取信号は、光軸ずれ検出部53に夫々与えられると共に、リレー接点60で切り替えられてフォーカスエラー信号生成回路33及びトラッキングエラー信号生成回路32に夫々与えられる。赤色のレーザ光に対応する読取信号は、フォーカスエラー信号生成回路50にも与えられる。
トラッキングサーボ回路35及びフォーカスサーボ回路34は、夫々が出力するアクチュエータ駆動信号を、リレー接点61を介してアクチュエータ駆動回路36a又はスイッチ62に与える。トラッキングサーボ回路35が出力するアクチュエータ駆動信号は、光軸ずれ検出部53にも与えられる。
フォーカスサーボ回路51は、アクチュエータ駆動信号をスイッチ62に与える。スイッチ62は、リレー接点61及びフォーカスサーボ回路34から与えられたアクチュエータ駆動信号を切り替えてアクチュエータ駆動回路36bに与える。
リレー接点60、61は、CPU40aの制御により、Blu-ray Disc及び本発明に係る光記録媒体10を再生するときに「A」側に切り替えられ、DVDを再生するときに「B」側に切り替えられる。また、スイッチ62は、標準的にBlu-ray Disc又はDVDを再生する場合は「A」側にしてあり、本発明に係る光記録媒体10を再生する場合は、予め「B」側に切り替えてあるものとする。
アクチュエータ駆動回路36a、36bは、CPU40aから目的の記録層を指定されて、対物レンズ駆動アクチュエータ403、404を夫々上下にパルス駆動すると共に、対物レンズ駆動アクチュエータ403、404に対物レンズ107、202を2軸駆動するための信号を夫々与える。
CPU40aは、光記録媒体10のL0層108及びL1層116に夫々記録された第1の情報109及び第2の情報117を再生する場合、対物レンズ202を光軸に平行な方向に駆動させて赤色の光ビームをL1層116に合焦させると共に、対物レンズ107を駆動させて青色の光ビームをL0層108に合焦させる。更に、CPU40aは、対物レンズ107を光記録媒体10の径方向に駆動させて青色の光ビームをL0層108のトラックにトラッキングさせる。
図13は、本発明の実施の形態2に係る光記録媒体10と光ディスク装置1の光ピックアップ装置20とを模式的に示す斜視図である。光記録媒体10のL1層116には、L0層108に記録された第1の情報109と対応する位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を中心に、径方向の所定範囲にわたって第2の情報117を記録してある。前記所定距離は、対物レンズ107、202の光軸相互間の標準的な間隔と一致させてある。
半導体レーザ101から水平に出射された青色のレーザ光は、ビームエキスパンダ301、302を通過しない点を除いて図2と同様の光路を辿り、L0層108に集光される。L0層108で反射された光ビームは、図2と同様に青受光素子110に導かれて読取信号に変換される。
半導体レーザ111から出射された赤色のレーザ光は、立ち上げミラー106を通過する点を除いて図2と同様の光路を辿り、立ち上げミラー201で垂直に反射されてL1層116に集光される。L1層116で反射された光ビームは、図2と同様に赤受光素子118に導かれて読取信号に変換される。
図14は、L0層108及びL1層116に夫々記録された第1の情報109及び第2の情報117を模式的に示す説明図である。第1の情報109及び第2の情報117は、図14(a)の破線で示す青色の光ビームと実線で示す赤色の光ビームとについて、光軸相互間の周方向の間隔が対物レンズ107、202の光軸相互間の標準的な間隔と一致する場合に、同時に再生が完了するように、離隔して記録してある。これにより、青色及び赤色の光ビームの光軸相互に、前記標準的な間隔に対する周方向のずれがある場合は、第1の情報109及び第2の情報117が再生された時間差より前記ずれが検出される。
図14(b)に示す第1の情報109及び第2の情報117の内容は、図5の場合と同様である。
本発明の実施の形態2に係る光ディスク装置1の処理手順は、図11と以下の点で異なるフローチャートによって示される。ステップS11ではリレー接点60、61を「A」側に設定する。ステップS16ではアクチュエータ駆動回路36bにL1層116を指定すると共に、フォーカスサーボ回路51をオンさせて赤色の光ビームをL1層116に合焦させる。ステップS17ではフォーカスエラー生成回路50から与えられたFOK信号がオンしたか否かを判定する。ステップS18ではアクチュエータ駆動回路36aにL0層108を指定すると共に、フォーカスサーボ回路34をオンさせて青色の光ビームをL0層108に合焦させる。ステップS19ではフォーカスエラー信号生成回路33から与えられたFOK信号がオンしたか否かを判定する。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以上のように、本実施の形態2によれば、L1層には、L0層に記録された第1の情報と対応する位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を中心に、径方向の所定範囲にわたって第2の情報を記録してある。前記所定距離は、青色及び赤色の光ビームを夫々集光する対物レンズの光軸相互間の標準的な間隔と一致させてある。
これにより、青色及び赤色の光ビームの光軸相互に、対物レンズ間の標準的な間隔に対する周方向のずれがある場合は、第1の情報及び第2の情報が再生された時間差より前記ずれが検出される。
従って、複数の光源に夫々対応する検出用の情報が予め記録された光記録媒体を、夫々の光源で読み取った結果に基づいて、光軸相互のずれを高精度に検出することができる。
実施の形態1及び2にあっては、光ディスク装置1が青色及び赤色の光ビームについての光軸相互のずれを検出する例を説明したが、図2及び13に示すミラー115を図の実線及び破線で示す方向へ回動可能に支持し、2つのパルスモータで夫々駆動される2つの調整ドライバーにより、ミラー115を回動させる2つの調整ビスを夫々回転させるようにしてもよい。この場合、図11のステップ25又は27で換算して導出した周方向のずれと、ステップS30で換算して導出した径方向のずれとに基づいて、CPU40aが、夫々のパルスモータを駆動するパルス数と駆動方向を決定する。
これにより、前記光軸相互のずれを解消させることができる。
本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る光記録媒体と光ディスク装置の光ピックアップ装置とを模式的に示す斜視図である。 ビームエキスパンダにより、青色の光ビームがL0層に集光される様子を示す説明図である。 光記録媒体の構造を模式的に示す説明図である。 L0層及びL1層に夫々記録された第1の情報及び第2の情報を模式的に示す説明図である。 光記録媒体のL1層に径方向の所定範囲にわたって第2の情報を記録した例を示す説明図である。 L0層のトラックが、光記録媒体の回転中心に対して偏心している例を示す説明図である。 L0層の所定トラックに複数の第1の情報を記録した例を示す説明図である。 図1に示した光軸ずれ検出部の構成を示すブロック図である。 光軸ずれ検出部の各回路に入出力する信号のタイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る光記録媒体と光ディスク装置の光ピックアップ装置とを模式的に示す斜視図である。 L0層及びL1層に夫々記録された第1の情報及び第2の情報を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1 光ディスク装置
10 光記録媒体
108 L0層
108a ランド部
108b グルーブ部
108c ピット
109 第1の情報
116 L1層
117 第2の情報
20 光ピックアップ装置
34、51 フォーカスサーボ回路
35 トラッキングサーボ回路
36 アクチュエータ駆動回路
40 制御部
401 CPU
402 ビームエキスパンダ駆動アクチュエータ
403 対物レンズ駆動アクチュエータ
52 ビームエキスパンダ駆動回路

Claims (7)

  1. 光記録媒体が有する積層記録層に複数の波長を有する光ビームを夫々集光させて、情報を記録/再生する光ディスク装置において、
    第1及び第2の記録層に第1及び第2の波長を有する第1及び第2の光ビームを夫々集光させる手段と、
    前記第1の記録層のトラックに前記第1の光ビームをトラッキングさせる手段と、
    前記第1の記録層の所定位置に記録された第1の情報を、前記第1の光ビームで再生する手段と、
    該手段が再生した位置と対応する位置又は該位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって記録された第2の記録層の第2の情報を、前記第2の光ビームで再生する再生手段と、
    該再生手段が再生した第2の情報に基づいて、該第2の情報が記録された位置からの前記第2の光ビームのずれを検出する手段と
    を備えることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記第1の記録層のトラッキングを制御する信号の中点を検出する手段と、
    該手段が検出した中点に対応する位置を、前記第1の情報が記録されたトラック上で特定する手段とを備え、
    前記再生手段は、前記特定する手段が特定した位置から直近の前記第1の情報を再生するように構成してあること
    を特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 光記録媒体が有する積層記録層に複数の波長を有する光ビームを夫々集光させて、情報を記録/再生する光ディスク装置で、前記光ビームの光軸相互のずれを検出する光軸ずれ検出方法において、
    第1及び第2の記録層に第1及び第2の波長を有する第1及び第2の光ビームを夫々集光させるステップと、
    第1の記録層に第1の光ビームをトラッキングさせるステップと、
    前記第1の記録層の所定位置に記録された第1の情報を、前記第1の光ビームで再生するステップと、
    再生した位置と対応する位置又は該位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって記録された第2の記録層の第2の情報を、前記第2の光ビームで再生する再生ステップと、
    再生した第2の情報に基づいて、該第2の情報が記録された位置からの前記第2の光ビームのずれを検出するステップと
    を含むことを特徴とする光軸ずれ検出方法。
  4. 前記第1の記録層のトラッキングを制御する信号の中点を検出するステップと、
    検出した中点に対応する位置を、前記第1の情報が記録されたトラック上で特定するステップとを含み、
    前記再生ステップは、前記ステップで特定した位置から直近の前記第1の情報を再生するようにしてあること
    を特徴とする請求項3に記載の光軸ずれ検出方法。
  5. 複数の波長を有する光ビームを夫々集光させて情報を記録/再生する積層記録層を備えた光記録媒体において、
    第1の記録層は、ランド部及び該ランド部間に設けられたグルーブ部で形成されるトラックを有し、
    第2の記録層は、トラックを有しないこと
    を特徴とする光記録媒体。
  6. 前記第1の記録層は、第1の波長を有する光ビームで再生される第1の情報を所定位置に記録してあり、
    前記第2の記録層は、前記所定位置と対応する位置又は該位置から周方向に所定距離だけ離隔した位置を含む径方向の所定範囲にわたって、第2の波長を有する光ビームで再生される第2の情報を記録してあること
    を特徴とする請求項5に記載の光記録媒体。
  7. 前記第1の情報が記録された位置を、同一トラック上に複数有することを特徴とする請求項6に記載の光記録媒体。
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