JP2010060512A - 移動貯蔵タンクの漏洩検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、移動貯蔵タンク内で区分されたハッチにセンサユニットを装着して当該移動貯蔵タンクの漏洩検査を行う装置であって、センサユニットを容易に増設可能な移動貯蔵タンク漏洩検査装置を提供する。
【解決手段】 本発明の移動貯蔵タンク漏洩検査装置1では、各センサユニット20がデイジーチェーン方式で接続されている。この構成により、センサユニット20の増設に際し、制御ユニット50にセンサユニット20を接続するための入力端子を増設する必要がなくなるので、センサユニット20を容易に増設することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動貯蔵タンクの漏洩を検査する装置に関する。
従来、油類等を搬送するタンクローリ車に載置される移動貯蔵タンク(以下、この移動貯蔵タンクをタンクという)の一例としては、図7に示すものがある。このタンク110には油類を積み込むためのハッチ101が複数に区分され、そのハッチ101の上部には油類の積込み口となるハッチ口102と、この油類の積込み時に、ハッチ101内が所定圧に到達した時に開弁しハッチ101内の油蒸気を逃すための安全弁を取り付ける安全弁取付箇所103とが配設されている。
近年、前記タンクローリ車の大型化、油類配送の長距離化等により、タンク110のハッチ101に亀裂が生ずる等の危険性が潜在化している。そこで、消防庁は、こうした事故の防止を図るため、タンクローリ車のタンク100の点検方法の全面的な見直しを行い、当該タンク110に係る漏洩の点検について、危険物の規制に関する規則等を一部改正し、関連規定の見直しを行った。これに伴い、非特許文献1に示す「移動貯蔵タンクの漏れ点検に係る運用上の指針」(平成16年3月18日付消防危第33号消防庁危険物保安室長通知)が通知された。
前記指針にはタンクローリ車のタンク110に係る漏れの点検実施要領が記載されており、当該タンク110の点検方法として、ガス加圧法が規定されている。このガス加圧方法は、ハッチ101内を空にした状態で当該ハッチ101に窒素ガスを封入し、試験圧(20kPa)を維持し、一定時間内の圧力変動を計測することにより、漏洩の有無を確認する点検方法である。
また、前述の点検を行う装置として、特許文献1に示す「タンクローリ車の漏洩検査システム(特許第3338072号公報)」がある。このタンクローリ車の漏洩検査システム100においては、図7に示すように、先端に温度センサ(図示せず)を備えた温度センサケーブル120と、先端に圧力センサ(図示せず)を備えた圧力センサケーブル121とが前記安全弁取付箇所103を閉鎖状態にするように装着されており、当該温度センサケーブル120および圧力センサケーブル121による検出データは、当該温度センサケーブル120および圧力センサケーブル121を通じて制御装置140に送信される。
また、前記安全弁取付箇所103には、ハッチ101内へ窒素ガスを供給する配管130が当該安全弁取付箇所103を閉鎖するようにして装着されており、各配管130の途中にはハッチ101に対する加圧を調整する加圧調整弁131が配設されている。さらに、各配管の上流側には分配器132が配設されており、当該分配器132には、窒素ガスの供給および遮断を行う開閉弁133、窒素ガスを供給するホース134、分配器132へ供給する窒素ガスの圧力を調整する圧力調整装置135を介して窒素ボンベガス136が接続されるようになっている。その上、前記制御装置140には、各種データを入力するためのキーボード141、点検時における各種モニタ画面を表示するディスプレイ142、点検実施データをプリントアウトするためのプリンタ143が接続されている。
特許第3338072号公報 「移動貯蔵タンクの漏れ点検に係る運用上の指針」
前記タンクローリ車漏洩検査システム100を用いた漏洩検査では、検査対象であるハッチ101の増加に応じて温度センサケーブル120および圧力センサケーブル121を増設する必要がある。しかしながら、このタンクローリ車漏洩検査システム100の制御装置140では、温度センサケーブル120および圧力センサケーブル121の数に応じて制御装置140には当該温度センサケーブル120および圧力センサケーブル121を入力するための入力端子が必要となり、予め制御装置140に備え付けられた入力端子の数を超えて温度センサケーブル120および圧力センサケーブル121が増設される場合、これに対応することができない問題を有していた。
本発明の移動貯蔵タンク漏洩検査装置は、移動貯蔵タンク内で複数に区分されたハッチの取付口に装着されて当該ハッチの内部の圧力および温度を検出可能であるとともに、デイジーチェーン方式で接続される複数のセンサユニットと、前記センサユニットに配設されて前記ハッチへ流体を注入する配管と、前記配管の経路上に介在する開閉弁と、前記センサユニットへ指令信号を送信するとともに当該センサユニットから検出データを受信し、一方前記開閉弁を必要に応じて開閉する制御ユニットとを備えることを特徴とする。
また、前記制御ユニットにはデイジーチェーン方式で接続された複数のセンサユニットの一つが接続されていることを特徴とする。
本発明においては、各センサユニットがデイジーチェーン方式で接続されている。そのため、センサユニットの増設に際し、特段に、制御ユニットにセンサユニットを接続するための端子等を増設する必要がなく、センサユニットを容易に増設することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1において、1は、油類等を搬送するタンクローリ車に載置される移動貯蔵タンク10(以下、この移動貯蔵タンクをタンクという)の漏洩を検査する移動貯蔵タンク漏洩検査装置である。このタンク10には油類を積み込むためのハッチ11が複数に区分され、そのハッチ11の上部には油類の積込み口となるハッチ口12と、この油類の積込み時に、ハッチ11内が所定圧に到達した時に開弁しハッチ11内の油蒸気を逃すための安全弁を取り付ける安全弁取付箇所13とが配設されている。
前記移動貯蔵タンク漏洩検査装置1は、複数の前記ハッチ12の安全弁取付箇所13を閉鎖するように装着されて当該ハッチ11内の温度および圧力を検出する複数のセンサユニット20と、このセンサユニット20に配設されて、当該ハッチ12へ窒素ガスを注入する配管と30と、特許請求の範囲に記載の開閉弁の一例であり、当該配管30の経路上に介在して当該窒素ガスの供給および遮断を行う省エネバルブ40と、前記センサユニット20および省エネバルブ40に各種指令信号を発するとともに当該センサユニット20による検出データを受信する制御ユニット50とを備えている。
前記移動貯蔵タンク漏洩検査装置1を用いた漏洩検査は、前記配管30の最上流に配設された窒素ガスボン90から窒素ガスを複数の前記ハッチ11に流入し、試験圧力(20kPa)まで加圧する加圧工程、この試験圧力の状態で当該ハッチ11を20分間静置する静置工程、この静置工程終了時のハッチ11内の温度および圧力、並びに当該静置工程終了時から40分経過後のハッチ11内の温度および圧力を計測する計測工程、これら計測値に基づいてハッチ11内の漏洩の有無を判定する判定工程、この判定終了後に当該ハッチ11内を減圧する減圧工程の順で行われる。
前記センサユニット20は、図2に示すように、前記ハッチ11内の上層部の温度を検出する第1の温度センサ21aと、当該ハッチ11内の下層部の温度を検出する第2の温度センサ21bと、当該ハッチ11内の圧力を検出する圧力センサ22と、前記配管30が接続される加圧ポート23と、当該ハッチ11内に封入された窒素ガスを排出する減圧ポート24と、当該ハッチ11内の圧力および温度をデジタル表示するデジタルモニタ25と、詳細を後述する接続ケーブル80が接続される入力側端子26と、出力側端子27とを備えている。前記減圧ポート24は、内部に前記制御ユニット50の指令に応じて開閉する電磁弁(図示せず)を内蔵しており、当該減圧ポート24から排出される窒素ガスの排出量を自在に調整可能に構成されている。
前記制御ユニット50は、前記センサユニット20による検出データをタッチパネル62に表示して当該検出データを蓄積するとともに、作業者が当該タッチパネル62を操作することで各種作業指令が入力されて、この作業指令に対応した指令信号を発する親機60と、当該親機60からの各種指令に基づいてセンサユニット20および前記省エネバルブ40に指令信号を発する子機70とから構成されている。これら親機60および子機70には、それぞれ無線アンテナ61,71が取付けられており、これら親機60と子機70とは、各種指令信号および検出データを無線伝送するように構成されている。
また、前記センサユニット20は、図2に示すように、入力側端子26と出力側端子27とを備えており、前記制御ユニット50の子機70と1つのセンサユニット20の入力側端子26とは接続ケーブル80で接続されている。このセンサユニット20の出力側端子27と、他のセンサユニットの入力側端子26とも接続ケーブル80で接続されており、つまり、複数のセンサユニット20は、デイジーチェーン方式によって接続ケーブル80で接続されている。このデイジーチェーン方式とは、一般的に複数の周辺機器を数珠繋ぎに繋いでいく接続方式であり、本発明の移動貯蔵タンク漏洩検査装置1においては、センサユニット20を個別の接続ケーブル80で1台ずつ数珠繋ぎに繋ぎに接続する接続方式であり、このような構成により、複数のセンサユニット20は、デイジーチェーン方式で次々と接続ケーブル80で接続される。そして、これら複数のセンサユニット20の内、一つのセンサユニット20に前記子機70が接続されて全てのセンサユニット20に指令信号が送られる。この構成により、当該センサユニット20を容易に増設することができる。
また、前記制御ユニット50の子機70と1つの前記センサユニット20との接続、並びに他の各センサユニット20の接続概念を図3に示す。なお、図3においては、説明の便宜上、子機70と1つのセンサユニット25とを接続する接続ケーブル80、並びに各センサユニット20を接続する個別の接続ケーブル80を、1本の接続ケーブル80として表している。前記制御ユニット50の子機70は、図3に示すように、前記センサユニット20を総括して制御する統括モジュール79を内蔵している。一方センサユニット20は、統括モジュール79からの各種指令信号の受信、あるいは当該統括モジュール79から検査データの返信要求があるとこれを送信するサブモジュール29を内蔵している。具体的には、このサブモジュール29は、前記センサユニット20の構成要素である第1の温度センサ21a、第2の温度センサ21b、圧力センサ22、および減圧ポート25に、前記統括モジュール79からの当該構成要素に対する指令信号を発するものである。一方当該統括モジュール79から検査データの返信要求があると、第1の温度センサ21a、第2の温度センサ21b、圧力センサ22による検出データは、サブモジュール29を介して統括モジュール79に返信される。
前記配管30は、図1および図5に示すように、気体供給源である窒素ガスボンベ90からレギュレータ45を介して延びている。また、この配管30は、当該レギュレータ45より下流側では前記センサユニット20の個数に対応するように分岐し、前記省エネバルブ40を介してセンサユニット20に配設されている。このレギュレータ45は、流体の流れる配管30内の圧力を減圧して安定させるものであり、当該レギュレータよりも上流側では配管30内の圧力は、100kPa〜200kaであるが、当該レギュレータよりも下流側では配管30内の圧力は、試験圧に近い30kPa〜50kPaになる。
前記省エネバルブ40は、図5に示すように、作動弁41と、この作動弁41の作動および非作動を制御し、当該作動弁41を流れる流体の供給および遮断を行うエア駆動式の制御弁42とから構成されている。この作動弁41は、前記レギュレータ45よりも下流側で複数に分岐した配管30経路上にそれぞれ介在している。一方、前記制御弁42には、前記レギュレータ45よりも上流側で複数に分岐した配管30が配設されており、当該制御弁42は、当該配管30の最上流に配置された窒素ガスボンベ90から流出する窒素ガスにより駆動するように構成されている。さらに、この制御弁42は、前記制御ユニット50の子機70に接続ケーブル80で接続されており、当該子機70からの指令信号に基づいて作動する。
前記接続ケーブル80は、2本の電源線(図示せず)と、2本の通信線とを備えており、当該通信線は、図3に示すように、送信用通信線81と、受信用通信線82とから構成されている。この構成により、前記制御ユニット50の子機70と各センサユニット50、並びに当該子機70と省エネバルブ40では各種信号が送受信される。また、前記制御ユニット50の子機70には電源としてDC12Vの車両用のバッテリー72が接続されており、接続ケーブル80を通じて前記省エネバルブ40およびセンサユニット20へ電力が供給される。
以下、本発明の移動貯蔵タンク漏洩検査装置を用いた点検作業の流れを図4に示すチャートに沿って説明する。タンク10の漏洩検査は、加圧工程、静置工程、計測工程、判定工程、減圧工程の順で行われる。
加圧工程では、作業者は、制御ユニット50の親機60のタッチパネル62を操作して、加圧開始指令信号を親機60から子機70へ無線伝送する(ステップS1)。この加圧指令信号を子機70が受けると、当該子機70は前記省エネバルブ40の制御弁42に開放指令信号を発して作動弁41を開状態にする(ステップS2)。これにより、全てのハッチ11内が均等に試験圧力に達するまで、窒素ガスが当該ハッチ11内へ流入される。その後、ハッチ11内が試験圧力に達すると(ステップS3)、前記制御弁42に閉鎖指令信号を発して作動弁41を閉状態にする(ステップS4)。ここで、加圧工程は終了し、次の静置工程に移行する。
前記静置工程では、加圧終了後20分間の静置時間を置く(ステップS5)。そして、20分間の静置が終了すると、次の計測工程に移行する。
前記計測工程では、前記静置工程終了時の圧力(P20)および当該静置工程終了時のハッチ11上層部の温度と下層部の平均温度(T20)を計測し(ステップS6)、さらに静置工程終了時から40分後の圧力(P60)およびハッチ11上層部の温度と下層部の平均温度(T60)を計測し(ステップS7)、次の計算式に基づいて温度補正圧力降下量(ΔP40)を算出する(ステップS8)。そして、この結果に基づいてハッチ11内の検査結果を判定する判定工程に移行する。
Figure 2010060512
前記判定工程では、前記ΔP40が0.20kPa以下の場合は(ステップS9:YES)、タッチパネル62に「異常なし」を表示して(ステップS10)、減圧工程に移行する(ステップ14)。また、前記ΔP40が0.20kPaを越え(ステップS9:NO)、0.40kPa以下の場合は(ステップS11:YES)、タッチパネル62に「再試験」を表示して(ステップS12)、減圧工程に移行する(ステップS14)。さらに、前記ΔP40が0.40kPaを超える場合は(ステップS11:NO)、タッチパネル62に「異常あり」を表示して(ステップS13)、減圧工程に移行する(ステップS14)。
前記減圧工程では、制御ユニット50の親機60から子機70を通じて減圧指令信号が発せられると、前記センサユニット20の減圧ポート24が開放してハッチ11内の窒素ガスを排出し、当該ハッチ11内が減圧される。このとき、制御ユニット50は、全てのハッチ11内の圧力値を監視しており、全てのハッチ11が均等に減圧されるように当該減圧ポート24に内蔵された電磁弁を制御する。これで、漏洩検査が終了する。
以下、本発明の移動貯蔵タンク漏洩検査装置1の作用および効果を述べる。本発明の移動貯蔵タンク漏洩検査装置1においては、各センサユニット20がデイジーチェーン方式で接続されている。そのため、センサユニット20の増設に際し、特段に、制御ユニット50の子機70にセンサユニット20を接続するための端子等を増設する必要がないので、センサユニット20を容易に増設することができる。
制御ユニット50の親機60と子機70とは、センサユニット20への指令信号の送信およびセンサユニット20による検出データの受信を無線伝送で行うので、作業者は、任意の場所で指令を送ることができる。また、配管30等の接合不良が発生した場合、作業者は、接合不良箇所へ親機60を携帯して移動し、当該親機60に表示された検出データを参照しながら接合不良点検作業を行うことがきできる。
制御ユニット50は、加圧工程時には前記省エネバルブ40の制御弁42を制御して作動弁41を開放し、一方減圧工程時には前記減圧ポート24を制御してハッチ11内を減圧するように構成されている。そのため、作業者が手動で弁の開閉作業を行う必要がなくなる。しかも、前記制御ユニット50は、加圧工程時には複数の前記省エネバルブ40の開閉を制御して複数のハッチ11を均等に加圧し、一方減圧工程時には複数の前記減圧ポート24の開閉を制御して複数のハッチ11を均等に減圧することも可能である。この均等加圧および均等減圧により、隣接するハッチ11には圧力差が生じず、当該ハッチ11を形成する壁に亀裂が発生することは皆無となる。
前記省エネバルブ40の制御弁42には前記作動弁41より上流で分岐させた配管30が接続されており、当該制御弁は当該配管30を流れる気体により駆動するよう構成されている。そのため、制御弁41の駆動にあたり別個の駆動源を設ける必要がなくなる。
前記センサユニット20は、漏洩検査に必要な、温度センサ21a,21bと、圧力センサ22と、当該温度センサ21a,21bあるいは圧力センサ22による計測値を表示するモニタ25が一体型に備え付けられているので、検査装置の組立作業および搬送効率効率が向上する。また、この一体型の構成により、温度センサ21a,21b、圧力センサ22、およびモニタ25の接合不良が発生せず、当該接合不良箇所からの窒素ガスの漏れを防止することができる。
以下、本発明の他の実施形態を図6に基づいて説明する。図6に示す移動貯蔵タンク漏洩検査装置1’は、前述の移動貯蔵タンク漏洩検査装置1において制御ユニット50の子機70と、センサユニット20と接続する接続ケーブル80、並びに各センサユニット20を接続する接続ケーブル80を排除し、これら接続ケーブル80に代えて、センサユニットに20には前記子機70と無線通信可能な無線アンテナ20aが備え付けられている。この子機70および親機80は、前記複数のセンサユニット20を個々に制御可能である。この構成により、前記センサユニット20の接続に、接続ケーブル80を必要としないので、組立作業およびセンサユニット20の増設が容易である。
本発明の構成を示す図である。 センサユニットの構成を示す図である。 各センサユニットの接続方法を示す概念図である。 本発明を用いた漏洩検査のフローチャート図である。 本発明の構成を示す簡略図である。 本発明の他の実施例を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
1 移動貯蔵タンク漏洩検査装置
10 移動貯蔵タンク
11 ハッチ
12 ハッチ口
13 安全弁取付箇所
20 センサユニット
20a 無線アンテナ
21a 第1の温度センサ
21b 第2の温度センサ
22 圧力センサ
23 加圧ポート
24 減圧ポート
25 デジタルモニタ
26 入力側端子
27 出力側端子
29 サブモジュール
30 配管
40 省エネバルブ
41 作動弁
42 制御弁
45 レギュレータ
50 制御ユニット
60 親機
61 無線アンテナ
62 タッチパネル
70 子機
71 無線アンテナ
72 バッテリー
79 統括モジュール
80 接続ケーブル
81 送信用通信線
82 受信用通信線
90 窒素ガスボンベ

100 タンクローリ車漏洩検査システム
101 ハッチ
102 ハッチ口
103 安全弁取付箇所
110 タンク
120 温度センサケーブル
121 圧力センサケーブル
130 配管
131 加圧調整弁
132 分配器
133 開閉弁
134 ホース
135 圧力調整装置
136 窒素ガスボンベ
140 制御装置
141 キーボード
142 ディスプレイ
143 プリンタ

Claims (2)

  1. 移動貯蔵タンク内で複数に区分されたハッチの取付口に装着されて当該ハッチの内部の圧力および温度を検出可能であるとともに、デイジーチェーン方式で接続される複数のセンサユニットと、
    前記センサユニットに配設されて前記ハッチへ流体を注入する配管と、
    前記配管の経路上に介在する開閉弁と、
    前記センサユニットへ指令信号を送信するとともに当該センサユニットから検出データを受信し、一方前記開閉弁を必要に応じて開閉する制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする移動貯蔵タンク漏洩検査装置。
  2. 前記制御ユニットにはデイジーチェーン方式で接続された複数のセンサユニットの一つが接続されていることを特徴とする請求項1に記載の移動貯蔵タンク漏洩検査装置。
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