JP2010060185A - 温泉循環給湯システム - Google Patents

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柳次 武居
Rika Takei
理佳 武居
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Abstract

【課題】COなどの大気汚染物質を含む燃焼ガスなどを発生しない省エネ型の温泉循環給湯システムを提案すること。
【解決手段】温泉循環給湯システム1では、浴槽2から浴槽水を回収して濾過水槽8等を通して濾過した後に、パネル二次熱交換器9に通して加熱し、レジオネラ菌対策用の濾過装置10を通して殺菌処理して再び浴槽2に戻す。浴槽水を加熱する加熱水は膨張タンク21とパネル二次熱交換器9の間を循環する。膨張タンク21に貯留されている加熱水は、ヒートポンプシステム32との間で熱交換を行って所定温度以上に保持される。ボイラーなどのような一般的な加熱装置を用いる場合とは異なり、COなどの大気汚染物質を含む燃焼ガスが発生せず、また、効率良く浴槽水を加熱できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、温泉浴場などにおいて用いられる温泉循環給湯システムに関し、特に、COなどの大気汚染物質を排出することなく、浴槽に還流させる温泉水を効率良く沸かすことのできる温泉循環給湯システムに関するものである。
温泉浴場などに設置されている温泉循環給湯システムは、一般に、浴槽から排出された水をろ過して異物を除去した後に、熱交換器を介して再加熱して、浴槽に還流させるように構成されている。熱交換器に供給される熱媒を加熱するためにボイラーなどの加熱装置が用いられている。
ボイラーなどの加熱装置からはCOを含む燃焼ガスが発生するので、大気汚染を防止するという観点からは好ましくない。また、ボイラーなどの燃焼装置は一般に加熱効率が悪いという問題点がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、燃焼ガスを発生させることなく効率良く温泉水を加熱することのできる温泉循環給湯システムを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、浴槽から回収した水に含まれている異物を除去する異物除去手段と、異物が除去された後の水を加熱して40℃以上の温水とする加熱手段と、温水を殺菌するための殺菌手段とを有し、殺菌後の温水を前記浴槽に還流させる温泉循環給湯システムにおいて、
前記加熱手段は、
ヒートポンプシステムと、
前記ヒートポンプシステムによって加熱された加熱水を貯留する膨張タンクと、
前記異物が除去された後の水を前記膨張タンクから供給される加熱水によって加熱する熱交換器とを有していることを特徴としている。
ここで、前記ヒートポンプシステムを介して加熱された後の加熱水を前記膨張タンクに供給する供給路に介挿した補助膨張タンクを有していることが望ましい。
本発明の循環給湯システムでは、熱交換器の熱媒として用いる原水を加熱するための加熱源として、ヒートポンプシステムと膨張タンクとを備えている。COなどの大気汚染物質を含む燃焼ガスを発生させることなく、しかも、効率良く原水を加熱することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した温泉循環給湯システムを説明する。
図1は温泉循環給湯システムを示す概略構成図である。温泉循環給湯システム1は、浴槽水循環系Aと、浴槽水を再加熱するための加熱水循環系Bと、加熱水を加熱するための加熱水循環系Cとを備えている。
浴槽水循環系Aは、浴槽2の水を、循環ポンプ3を用いて、浴槽2の吸入口4から回収して給湯口5から再び浴槽2に還流させる。浴槽水循環系Aには、循環経路に沿って、異物除去手段としてのヘアーキャッチャ6、バグフィルタ7および濾過水槽8と、パネル二次熱交換器9と、殺菌手段としてのレジオネラ菌対策用の濾過装置10が配置されている。
浴槽2の吸入口4から排出された浴槽水は、ヘアーキャッチャ6においてヘアーが除去された後に、循環ポンプ3を介して、バグフィルタ7を経由して濾過水槽8に供給される。濾過水槽8内に充填されている多層の濾材層を流下する間に、浴槽水に含まれている異物が濾過される。濾過後の水は、湯温調整槽12を介してパネル二次熱交換器9に供給され、ここで熱交換により加熱された後に、濾過装置10を通ってレジオネラ菌の殺菌処理が行われる。そして、循環湯温度調整槽11を介して、40〜42℃の温水状態で給湯口5から浴槽2に供給される。
加熱水循環系Bは、膨張タンク21に貯留されている熱媒としての加熱水を、循環ポンプ22を用いて、膨張タンク21の供給口21aからパネル二次熱交換器9に供給し、ここを経由した後に、膨張タンク21の回収口21bから当該膨張タンク21に戻す。
循環ポンプ22は、例えば、濾過水槽8から湯温調整槽12を介して流れる湯温が42℃以下になると作動して、膨張タンク21に貯留されている加熱水をパネル二次熱交換器9を介して循環させる。パネル二次熱交換器9において、加熱水と浴槽水との間で熱交換が行われ、浴槽水が例えば42℃以上の温度に加熱される。
次に、加熱水循環系Cは、膨張タンク21に貯留される加熱水を所定温度以上、例えば、65℃以上に保持するための系であり、循環ポンプ31とヒートポンプシステム32を備えている。循環ポンプ31は、例えば、膨張タンク21内の加熱水の温度が65℃以下になると作動し、70℃に達すると停止する。循環ポンプ31が作動すると、膨張タンク21の加熱水が供給口21cから吸引され、ヒートポンプシステム32の水熱交換機33を経由して加熱された後に、再び、膨張タンク21の回収口21dから当該膨張タンク21内に戻る。例えば、加熱水を90℃に加熱して膨張タンク21に戻す。このように、膨張タンク21に貯留されている加熱水を循環させてヒートポンプシステム32との間で熱交換を行うことにより、膨張タンク21内の加熱水の温度が所定温度に維持される。
一方、補給水は、電磁弁を介して膨張タンク21に供給される。また、補給湯温度調製槽36には、補給水および膨張タンク21から加熱水が供給され、例えば、42℃に調整された温水を電磁弁を介して浴槽2に補給可能となっている。
ここで、膨張タンク21内の内圧の上昇を抑制するためには、ヒートポンプシステム32から膨張タンク21への加熱水の還流路34に、想像線で示すように、補助膨張タンク35を介挿することが望ましい。このように、二段に膨張タンクを配置することにより、加熱水を適切な圧力下で循環させることができる。
なお、各循環系A、B、Cでの浴槽水、加熱水の循環制御は、マイクロコンピュータを備えた集中制御盤40によって集中制御される。
以上説明したように、本例の温泉循環給湯システム1では、浴槽水を加熱するために用いる加熱水を、ヒートポンプシステム32および膨張タンク21を備えた循環系によって加熱している。したがって、一般的なボイラーなどの加熱装置を用いる場合のような大気汚染物質を含む燃焼ガスが発生しない。また、効率良く原水を加熱することができる。よって、COなどを発生しない省エネ型の温泉循環給湯システムを実現することができる。
本発明を適用した温泉循環給湯システムの概略構成図である。
符号の説明
1 温泉循環給湯システム
A 浴槽水循環系
B 加熱水循環系
C 加熱水循環系
2 浴槽
3 循環ポンプ
4 吸入口
5 給湯口
6 ヘアーキャッチャ
7 バグフィルタ
8 濾過水槽
9 パネル二次熱交換器
10 濾過装置
11 循環湯温度調整槽
12 湯温調整槽
21 膨張タンク
22 循環ポンプ
31 循環ポンプ
32 ヒートポンプシステム
33 水熱交換機
34 還流路
35 補助膨張タンク
36 補給湯温度調整槽
40 集中制御盤

Claims (2)

  1. 浴槽から回収した水に含まれている異物を除去する異物除去手段と、
    異物が除去された後の水を加熱して40℃以上の温水とする加熱手段と、
    温水を殺菌するための殺菌手段とを有し、
    殺菌後の温水を前記浴槽に還流させる温泉循環給湯システムにおいて、
    前記加熱手段は、
    ヒートポンプシステムと、
    前記ヒートポンプシステムによって加熱された加熱水を貯留する膨張タンクと、
    前記異物が除去された後の水を前記膨張タンクから供給される加熱水によって加熱する熱交換器とを有していることを特徴とする温泉循環給湯システム。
  2. 請求項1に記載の温泉循環給湯システムにおいて、
    前記ヒートポンプシステムを介して加熱された後の加熱水を前記膨張タンクに供給する供給路に介挿した補助膨張タンクを有し、
    この補助膨張タンクを介して加熱水が前記膨張タンクに供給されることを特徴とする温泉循環給湯システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112618A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 温泉水供給システムおよび温泉水供給方法
CN113701349A (zh) * 2021-09-24 2021-11-26 李新国 一种具有过滤功能的空气能热泵水机组

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