JP2010057991A - ゴルフボール - Google Patents

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Abstract

【課題】光輝性材料が配合されたインキ組成物によりマークがゴルフボールに施されている場合であっても、マークの耐久性を低下させることなく、光輝性を付与して外観を個性化し、さらには、マークが本来果すべき視認性を一層高めたゴルフボールを提供する。
【解決手段】本発明のゴルフボールは、光反射性コア層と前記コア層を被覆する少なくとも一層以上の光干渉層とを有する光輝性材料と顔料とを含有するインキ組成物によりマークが形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、マークが形成されているゴルフボールに関するものであり、より詳細には、ゴルフボールのマークの視認性、耐久性、外観などを向上する技術に関する。
通常、ゴルフボールの表面には、商品名や番号等を表す文字、数字または図柄等のマークが形成されている。近年、高級感を高めたり、個性化された見栄えを有するマークが形成されているゴルフボールへの要求が高まりつつある。このような要求に対して、マーク用インキ組成物中に金属粉末等を配合することによって、光輝性を有するマークを形成したゴルフボールが提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献1には、顔料と金属粉末とを含むインキ組成物によるマーキングが施されていることを特徴とするゴルフボールが開示されている。特許文献2には、表面に所定の図柄のマーキングが施されているゴルフボールであって、上記マーキングが光沢を発現させる性質を有する成分を含有するインキ組成物により施されていることを特徴とするゴルフボールが開示されている。特許文献3には、表面を樹脂コーティングされた金属粉末と顔料を必須成分として含有するインキ組成物によりマーキングが施されたことを特徴とするゴルフボールが開示されている。
特開平11−114093号公報 特開平11−319147号公報 特開2003−210617号公報
特許文献1〜3が開示しているように、インキ組成物に光沢発現成分や金属粉末を配合する方法では、インキ組成物には、通常、マークの色を発現するための顔料が配合されており、光沢発現成分や金属粉末の光沢が、顔料の着色力(或いは隠蔽力)によって弱められて、所望の光沢を得ることができない場合がある。一方、所望の光沢を得るために、光沢発現成分や金属粉末の含有量を増加すると、マークの密着性が低下して、繰返し打撃によりマークが剥がれやすくなる。その結果、マークが本来果すべき視認性も得られなくなる。また、マークに光輝性を付与することができれば、単にマークに高級感等を付与するだけではなく、遠方などからのマークの視認性も高めることができる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、光輝性材料が配合されたインキ組成物によりマークが形成されている場合であっても、マークの耐久性を低下させることなく、光輝性を付与して外観を個性化し、さらには、マークが本来果すべき視認性を一層高めたゴルフボールを提供することを目的とする。
上記課題を解決した本発明のゴルフボールは、光反射性コア層と前記コア層を被覆する少なくとも一層以上の光干渉層とを有する光輝性材料と、顔料とを含有するインキ組成物によりマークが形成されていることを特徴とする。すなわち本発明は、光反射性コア層と前記コア層を被覆する少なくとも一層以上の光干渉層とを有する光輝性材料をインキ組成物に使用することによって、耐久性を低下させることなく、マークに優れた光輝性及び視認性を付与できる点に要旨がある。
前記光輝性材料としては、例えば、前記光反射性コア層の両側に少なくとも一層以上の光干渉層が設けられているものを挙げることができ、前記光反射性コア層の両側にそれぞれ2層の光干渉層が設けられているものが好ましい。前記光干渉層としては、例えば、SiO、又は、金属酸化物を主成分とするものを挙げることができる。また、前記光反射性コア層は、金属からなるものであることが好ましく、前記金属としては、アルミニウム、クロム、コバルト、金、銀、ニッケル、及び、鉄よりなる群から選択される少なくとも1種を含むものを挙げることができる。前記コア層に隣接する光干渉層としては、特にSiOを主成分とするものが好ましい。さらに、このSiOを主成分とする光干渉層に隣接する光干渉層は、酸化鉄(Fe)を主成分とするものであることが好ましい。また、前記光輝性材料の光干渉層の最外層が高分子材料からなるものであることも好ましい態様である。本発明で使用するインキ組成物は、前記光輝性材料を1〜20質量%含有することが好ましい。
本発明によれば、光輝性材料が配合されたインキ組成物によりマークが形成されている場合であっても、マークの耐久性を低下させることなく、光輝性を付与して外観を個性化し、さらには、マークが本来果すべき視認性を一層高めたゴルフボールが得られる。
本発明で使用する光輝性材料を模式的に示す断面図。
本発明のゴルフボールは、光反射性コア層と前記コア層を被覆する少なくとも一層以上の光干渉層とを有する光輝性材料と、顔料とを含有するインキ組成物によりマークが形成されていることを特徴とする。
まず、本発明で使用する光輝性材料について説明する。前記光輝性材料は、光反射性コア層と前記コア層を被覆する少なくとも一層以上の光干渉層とを有するものであれば、特に限定されない。前記光輝性材料としては、光反射性コア層の両側に少なくとも一層以上の光干渉層が設けられている光輝性材料、より好ましくは光反射性コア層の両側にそれぞれ2層の光干渉層が設けられている光輝性材料を使用することが好ましい。
図1は、本発明で使用する光輝性材料の断面構造を模式的に例示する断面図である。図1中、光輝性材料1は、鱗片状若しくは薄片状であり、光反射性コア層2と該光反射性コア層の両側(図1中では、上側と下側)にそれぞれ二層の光干渉層3、4とを有している。尚、光輝性材料の形状が薄片状若しくは鱗片状の場合は、コア層の両側(図1では、上側と下側)が光干渉層で被覆されていればよく、コア層の側面(図1では、右側及び左側)は、必ずしも光干渉層で被覆されていなくても良い。尚、図中、破線で示した5は、後述する高分子材料からなる光干渉層(最外層)であり、任意に設けることができる。
本発明で使用する光輝性材料は、以下のようなメカニズムによって優れた光輝性を発現しているものと考えられる。すなわち、光輝性材料に外部から浸入した入射光は、光輝性材料の表面、光干渉層間の界面、及び、光反射性コア層表面で反射し、これらの反射光が干渉する。その結果、光輝性材料は、見る角度によって異なる色に見えるカラーフロップ効果を有する。また本発明では、コア層として光反射性の層を使用しているので、反射光の輝度が高くなって優れた光輝性を発現する。
前記光輝性材料は、数平均粒子径が5μm以上、より好ましくは10μm以上、さらに好ましくは15μm以上であって、50μm以下、より好ましくは40μm以下、さらに好ましくは30μm以下であることが望ましい。前記光輝性材料の数平均粒子径が5μmより小さいと光輝性が弱くなり、50μmより大きいと耐久性が低下する(衝撃によりマークが剥がれ易くなる)。
前記光輝性材料は、平均厚みが100nm以上であって、より好ましくは200nm以上、さらに好ましくは500nm以上であって、10,000nm以下、より好ましくは8,000nm以下、さらに好ましくは5,000nm以下であることが望ましい。前記光輝性材料の平均厚みが100nmより薄いと光輝性が弱くなり、10,000nmより厚いと、得られるマークの耐久性が低下する(衝撃によりマークが剥がれ易くなる)。
前記光反射性コア層は、光輝性材料内に侵入した光をコア層表面(コア層と光干渉層との界面)で反射し、光がコア層内を透過しない層であれば特に限定されない。コア層に、光反射性の層を採用することによって、反射光の輝度が高くなって、優れた光輝性を発現することができる。このような観点から、前記コア層は、金属からなるものであることが好ましい。金属からなる光反射性コア層は、コア層表面での反射性に優れるからである。前記金属としては、例えば、アルミニウム、クロム、コバルト、金、銀、ニッケル、鉄よりなる群から選択される少なくとも1種を含むものを挙げることができる。これらのなかでも、反射率が高いという観点から、アルミニウムが好ましい。
前記光干渉層3、4としては、入射光をコア層にまで透過するとともに、入射光の一部を他の層との界面で反射して、反射光を干渉させる作用を有するものであれば特に限定されず、光を透過する限り半透明な材料からなることができる。
前記光干渉層としては、例えば、雲母;SiO;ガラスフレーク;酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化チタンなどの金属酸化物;又は金属からなる層などを挙げることができ、SiO又は金属酸化物を主成分とする層、或は、金属からなる層が好ましく、SiO、金属又は金属酸化物のみからなる層がより好ましい。光干渉層が金属からなる層の場合、前記金属としては、例えば、金、銀、ニッケル、銅、鉄、クロム、又は、これらの金属の合金などを挙げることができる。
前記光輝性材料としては、例えば、図1において、光反射性コア層2に隣接する光干渉層3としては、SiOを主成分とするものが好ましく、光干渉層3に隣接する光干渉層4としては、酸化鉄を主成分とするものであることが好ましい。また、光反射性コア層に二層以上の光干渉層が積層される場合、各光干渉層は、異なる屈折率の材料からなることが好ましい。光干渉層の屈折率を変えることによって、多様な色を発色させることができる。
前記光干渉層の厚みは、50nm以上であって、より好ましくは100nm以上、さらに好ましくは150nm以上であって、3,000nm以下、より好ましくは2,000nm以下、さらに好ましくは1,000nm以下であることが好ましい。前記光干渉層の厚みが、上記範囲外では、各層間で光の干渉作用が起こり難くなって、十分なカラーフロップ効果が得られない場合があるからである。尚、前記光干渉層の厚みは、図1においてコア層上側若しくは下側に配置されている光干渉層の部分の全体の厚みを意味する。
特に、前記光干渉層が金属からなる場合、金属からなる光干渉層の厚みは、1,000nm以下が好ましく、800nm以下がより好ましく、500nm以下であることが更に好ましい。金属からなる光干渉層の厚みを1,000nm以下とすることによって、入射光が金属からなる光干渉層を透過することができるからである。
また、本発明で使用する光輝性材料の光干渉層の最外層は、高分子材料からなるものであることも好ましい態様である。最外層を高分子材料とすることによって、光輝性材料のインキ組成物中への分散性を高めることができる。前記最外層を構成する高分子材料としては、光透過性を有するものであれば、特に限定されず、例えば、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン・アルキッド樹脂などを挙げることができる。
前記高分子材料からなる光干渉層(最外層)の厚みは、10nm以上であって、より好ましくは50nm以上、さらに好ましくは100nm以上であって、1500nm以下、より好ましくは1000nm以下、さらに好ましくは800nm以下であることが好ましい。前記高分子材料からなる光干渉層の厚みが、上記範囲外では、十分な光輝性が得られない場合があるからである。
本発明で使用する光輝性材料の具体例としては、例えば、光反射性コア層2としてアルミニウム層、光反射性コア層に隣接する光干渉層3としてSiOからなる層、光干渉層3に隣接する光干渉層4として酸化鉄(Fe)からなる層を有するBASF(株)製「Variocrom(バリオクロム) Magic Gold K1411」、光反射性コア層2としてアルミニウム層、光反射性コア層に隣接する光干渉層3としてSiOからなる層とを有するBASF(株)製「Variocrom(バリオクロム) Magic Silver K1000」などを挙げることができる。
前記光輝性材料のインキ組成物中の含有率は、1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、さらに好ましくは5質量%以上であって、50質量%以下、より好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である。1質量%未満では、光輝性材料が少な過ぎるため、十分な光輝性が得られない。50質量%超では、インキ組成物に含まれる光輝性材料が多くなりすぎて、耐久性や塗膜密着性が低下するからである。
本発明で使用するインキ組成物が含有する顔料とは、物体に色をつけるために使用する色素であり、かつ水、油、溶剤等の媒体に溶けない白色または有色の無機化合物および有機化合物である。
前記顔料は、マークの所望の色が得られるものであれば特に限定されず、有機顔料、無機顔料のいずれであってもよい。前記顔料としては、例えば、カーボンブラックのような黒色顔料、酸化チタンのような白色顔料、群青、コバルト青、フタロシアニンブルーなどの青色顔料、アントラキノンバイオレット、ジオキサンバイオレット、メチルバイオレットなどの紫色顔料;チタンイエロー(20TiO−NiO−Sb)、リサージ(PbO)、黄鉛(PbCrO)、黄色酸化鉄(FeO(OH))、カドミウムイエロー、ピグメントイエロー−1、ピグメントイエロー−12等の黄色顔料;べんがら(Fe)、鉛丹(Pb)、モリブレンレッド、カドミウムレッド、ピグメントレッド−3、ピグメントレッド−57、ピグメントオレンジ−13等の赤色顔料を挙げることができる。これらの顔料は、単独で若しくは2種類以上を混合して用いることができる。
インキ組成物中の前記顔料の含有率は、0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上であって、20質量%以下、より好ましくは10質量%以下が望ましい。0.5質量%未満であるとマークの色が薄くなり、20質量%超であると顔料による色が強くなって、光輝性材料による光輝性が得られにくくなるからである。
本発明では、インキ組成物中の顔料と光輝性材料との含有率のバランスをとることが好ましい。マークの耐久性、視認性、及び、光輝性のバランスを調整することができるからである。顔料の含有率に対する光輝性材料の含有率の比率(光輝性材料[質量%]/顔料[質量%])は、0.1以上、より好ましくは0.5以上、さらに好ましくは1以上であって、50以下、より好ましくは40以下、さらに好ましくは30以下が望ましい。比率が0.1未満では、顔料に対する光輝性材料の含有率が低すぎて、十分な光輝性が得られない場合がある。一方、比率が50超では、インキ組成物中の光輝性材料が多くなりすぎるため、耐久性や塗膜密着性が低下する場合があるからである。
本発明のインキ組成物は、前記光輝性材料と顔料とに加えて、好ましくは基材樹脂を含有し、さらに必要に応じて、溶剤、可塑剤、その他の添加剤などを含有することができる。
前記基材樹脂としては、通常ゴルフボールのマーク用インキ組成物に用いられているものを使用することができ、特に限定されないが、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、硝化綿、アクリル樹脂、塩化ビニル‐酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、密着性が優れる点でエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、硝化綿等が好ましい。基材樹脂としてエポキシ樹脂を用いる場合、例えば、硬化剤としてヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート等のポリイソシアネートを使用することが好ましい。
前記基材樹脂のインキ組成物中の含有率は、好ましくは15質量%以上、より好ましくは20質量%以上であって、好ましくは50質量%以下、より好ましくは45質量%以下、さらに好ましくは40質量%以下である。基材樹脂の含有率が、15質量%未満ではマークのゴルフボール本体に対する密着性が低下し、50質量%を超えると相対的に溶剤、顔料の配合量が減少してマークの色が薄くなるからである。
前記溶剤としては、通常ゴルフボールのマーク用インキ組成物に用いられているものを使用することができ、特に限定されないが、シクロヘキサノン、アセチルアセトン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、メトキシメチルブチルアセテート、酢酸エチル、芳香族炭化水素等、またはそれらの2種以上の混合溶剤が挙げられる。
前記溶剤のインキ組成物中の含有率は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは25質量%以上、さらに好ましくは30質量%以上であって、好ましくは60質量%以下、より好ましくは55質量%以下である。前記溶剤の含有率が、20質量%未満ではインキ組成物の粘度が高くなり過ぎて印刷作業性が低下し、60質量%を超えるとマーク形成後の乾燥に長時間を要し生産性が低下するからである。
前記添加剤としては、艶消剤、消泡剤、沈降防止剤等が挙げられ、艶消剤としてはコロイダルシリカ、低密度ポリエチレン粒子、中密度ポリエチレン粒子等を用いることができる。消泡剤としてはメチルシロキサン等を用いることができる。艶消剤のインキ組成物中の含有率は、0.5〜5質量%が好ましく、消泡剤のインキ組成物中の含有率は0.5〜5質量%が好ましい。前記沈降防止剤としては、無水シリカ、アクリル系粘度調整剤、酸化ポリエチレン、アマイドワックス及びベントナイト等を用いることができる。前記沈降防止剤のインキ組成物中の含有率は、0.01〜3.0質量%が好ましい。前記沈降防止剤としては、例えば、日本アエロジル(株)製のアエロジルが好適である。
本発明で使用するインキ組成物の不揮発分は、20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、さらに好ましくは35質量%以上であって、70質量%以下、より好ましくは60質量%以下、さらに好ましくは55質量%以下が望ましい。不揮発分が20質量%未満では、インキ組成物の粘度が高くなりすぎて、印刷性が低下する場合があるからである。一方、不揮発分が70質量%を超える場合には、マークに「色むら」や「透け」などが発生する場合があるからである。
尚、本発明で使用するインキ組成物中の光輝性材料、顔料、溶剤、基材樹脂、その他の添加剤などの含有率は、マークの印刷方法に応じて、インキ組成物の合計が100質量%となるように上記範囲内から適宜選択することが好ましい。
本発明のゴルフボールの構造は、特に限定されず、ワンピースゴルフボール、ツーピースゴルフボール、スリーピースゴルフボール以上のマルチピースゴルフボール、或いは、糸巻きゴルフボールであってもよい。いずれの場合であっても、本発明を好適に適用できるからである。
次に、本発明のゴルフボールを製造する方法について、ツーピースゴルフボールの態様を例にとって説明するが、本発明は、かかる製造方法およびツーピースゴルフボールに限定されるものではない。ツーピースゴルフボールのコアとしては、従来より公知のコアを使用することができ、例えば、基材ゴム、架橋開始剤、共架橋剤、充填材、老化防止剤等を含有するコア用ゴム組成物を加熱プレスして得られる。前記基材ゴムとしては、天然ゴムおよび/または合成ゴムを使用することができ、例えば、ポリブタジエンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)などを使用できる。これらの中でも、特に、反発に有利なシス結合が40%以上、好ましくは70%以上、より好ましくは90%以上のハイシスポリブタジエンを用いることが好ましい。
前記架橋開始剤としては、有機過酸化物を好適に使用できる。前記有機過酸化物としては、例えば、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t―ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物が挙げられ、これらのうちジクミルパーオキサイドが好ましく用いられる。有機過酸化物の配合量は、基材ゴム100質量部に対して、0.3質量部以上、より好ましくは0.4質量部以上であって、5質量部以下、より好ましくは3質量部以下であることが望ましい。0.3質量部未満では、コアが柔らかくなりすぎて、反発性が低下する傾向があり、5質量部を超えると、硬くなりすぎて、打球感が低下するからである。
前記共架橋剤としては、炭素数が3〜8個のα,β−不飽和カルボン酸又はその金属塩を使用できる。前記金属塩を構成する金属としては、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム、ナトリウムを挙げることができ、反発性が高くなるということから、亜鉛を使用することが好ましい。前記α,β−不飽和カルボン酸又はその金属塩として好ましいのは、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸亜鉛、メタクリル酸亜鉛である。
前記共架橋剤の使用量は、基材ゴム100質量部に対して、10質量部以上、より好ましくは15質量部以上、さらに好ましくは20質量部以上であって、55質量部以下、より好ましくは50質量部以下、さらに好ましくは48質量部以下であることが望ましい。共架橋剤の使用量が10質量部未満では、適当な硬さとするために有機過酸化物の使用量を増加しなければならず、反発性が低下する傾向がある。一方、共架橋剤の使用量が55質量部を超えると、コアが硬くなりすぎて、打球感が低下する虞がある。
前記充填材は、ゴルフボールのコアに通常配合されるものであればよく、無機塩(具体的には、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等)、高比重金属粉末(例えば、タングステン粉末、モリブデン粉末等)およびそれらの混合物が挙げられる。前記充填剤の配合量は、基材ゴム100重量部に対して、0.5質量部以上、好ましくは1質量部以上であって、30質量部以下、好ましくは20質量部以下であることが望ましい。0.5質量部未満では、比重調整が困難になり適正な重量が得られなくなり、30質量部を超えるとコア全体に占めるゴム分率が小さくなって反発性が低下するからである。
前記コア用ゴム組成物には、基材ゴム、共架橋剤、有機過酸化物、及び、充填剤に加えて、さらに、有機硫黄化合物、老化防止剤、又は、しゃく解剤等を適宜配合することができる。老化防止剤の配合量は、基材ゴム100質量部に対して、0.1質量部以上、1質量部以下であることが好ましい。また、しゃく解剤は、基材ゴム100質量部に対して、0.1質量部以上、5質量部以下であることが好ましい。
前記コアは、前述のコア用ゴム組成物を混合、混練し、金型内で成形することにより得ることができる。この際の条件は、特に限定されないが、通常は130〜180℃、圧力2.9〜11.8MPaで10〜40分間で行われる。
上記のようにして得られたコア上にはカバーを被覆して、ゴルフボール本体を作製する。前記カバー材料としては、例えば、アイオノマー樹脂やウレタン樹脂などの熱可塑性樹脂、2液硬化型ウレタン樹脂、バラタまたは硬質ゴムなどを挙げることができる。カバーを形成する方法としては、例えば、カバー材料をコア上へ直接射出成形する方法や、カバー材料を予め半球殻状のハーフシェルに成形し2枚のハーフシェルでコアを包み込んで加熱プレスする方法などを挙げることができる。また、カバーを被覆してゴルフボール本体を作製する際には、通常、表面にディンプルと呼ばれるくぼみが形成される。さらに、ゴルフボール本体表面は、必要に応じて、マークやペイント層などとの密着性を向上するために、サンドブラスト処理のような研磨処理がなされてもよい。
本発明では、ゴルフボール本体を作製した後、前記インキ組成物を用いてゴルフボール本体表面にマークが形成される。ゴルフボール本体表面にマークを形成する方法は、従来より公知の方法を採用することができ、例えば、転写フィルムを用いて熱転写で印刷する熱転写印刷法、転写パッドを用いるパッド印刷法などが挙げられる。インキ組成物を用いてマークを印刷した後、続けて塗料を塗布してペイント層を形成することが好ましい。マークを印刷し塗料を塗布したゴルフボールを、30〜60℃の温度で1〜6時間程度処理することによりマーク及びペイント層を形成することができる。
上記製法では、ツーピースゴルフボールの態様を例にとって説明したが、例えば、糸巻きゴルフボールの場合には、糸巻きコアを使用すればよく、スリーピース以上のマルチピースゴルフボールの場合には、コアとカバーとの間に少なくとも1層以上の中間層を設けることができる。前記糸巻きコアは、センターとそのセンターの周囲に糸ゴムを延伸状態で巻き付けることによって形成した糸ゴム層とから成り、従来より公知のものを使用することができる。センターとしては液系(リキッドセンター)またはゴム系(ソリッドセンター)のいずれを用いてもよい。また、上記センター上に巻き付ける糸ゴムは、糸巻きゴルフボールの糸巻き層に従来から使用されているものと同様のものを使用することができ、例えば、天然ゴムまたは天然ゴムと合成ポリイソプレンに硫黄、加硫助剤、加硫促進剤、老化防止剤等を配合したゴム組成物を加硫することによって得られたものを用いてもよい。糸ゴムはセンター上に約10倍に引き伸ばして巻きつけて糸巻きコアを作製する。
また、スリーピース以上のマルチピースゴルフボールの中間層としては、例えば、ポリウレタン樹脂、アイオノマー樹脂、ナイロン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂;ポリスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等の熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。ここで、アイオノマー樹脂としては、例えば、エチレンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合体中のカルボキシル基の少なくとも1部を金属イオンで中和したもの、またはエチレンとα,β−不飽和カルボン酸とα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和したものが挙げられる。前記中間層には、さらに、硫酸バリウム、タングステン等の比重調整剤、老化防止剤、顔料などが配合されていてもよい。
現在、ゴルフボールの質量は、ラージサイズボールの場合ルール上45.92g以下と定められているが、下限についての規格はない。本発明のゴルフボールの質量は、好ましくは44.0g以上、より好ましくは44.2g以上であって、好ましくは45.8g以下である。ゴルフボールの質量が44.0gより軽いと飛行中の慣性を失い、飛行後半で失速して飛距離が低下し、45.8gより重いと打球感が重く悪くなる。
また、本発明のゴルフボールの直径は、41.0〜44.0mmとすることが好ましく、より好ましくはラージサイズボールの規格に適する42.67mm以上であり、さらに好ましくは約42.75mmとする。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明は、下記実施例によって限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の変更、実施の態様は、いずれも本発明の範囲内に含まれる。
[評価方法]
(1)光輝性
マークが形成されたゴルフボールを目視観察し、以下の評価基準に基づいて、光輝性を評価した。
◎:極めて鮮明な光輝性が認められる。
○:鮮明な光輝性が認められる。
△:光輝性が僅かに認められる(許容範囲)。
×:光輝性が認められない。
(2)視認性
マークが形成されたゴルフボールを晴天時に芝上において、50m離れたところから徐々にゴルフボールに近づいていき、マークの存在を認識し得た距離(m)を記録する。10名のゴルファーが評価をし、前記距離の平均値を算出して、各ゴルフボールの結果とした。
(3)耐久性
ツルーテンパー社製スイングロボットにドライバー(1W)を取り付け、ヘッドスピード45m/sでゴルフボールを100回繰返し打撃し、マークの剥離程度を観察し、下記基準に基づいて評価した。
◎:マークのいずれも剥離がなかった。
○:マークの剥離面積が1mm以下
△:マークの剥離面積が1mm超4mm以下(許容範囲)
×:マークの剥離面積が4mm
[ツーピースゴルフボールの作製]
(1)コアの作製
表1に示す配合のコア用ゴム組成物を混練し、半球状キャビティを有する上下金型内で160℃で13分間加熱プレスすることにより直径39.3mmの球状コアを得た。
Figure 2010057991
ポリブタジエンゴム:JSR(株)製のBR11
アクリル酸亜鉛:日本蒸留社製のZNDA−90S
酸化亜鉛:東邦亜鉛社製の銀嶺R
炭酸カルシウム:備北粉化(株)
ジクミルパーオキサイド:日本油脂社製のパークミルD
(2)カバー組成物の調製
表2に示した配合の材料を、二軸混練型押出機によりミキシングして、ペレット状のカバー用組成物を調製した。押出条件は、スクリュー径45mm、スクリュー回転数200rpm、スクリューL/D=35であり、配合物は、押出機のダイの位置で200〜260℃に加熱された。
Figure 2010057991
ハイミラン1605:三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体アイオノマー樹脂
ハイミラン1706:三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体アイオノマー樹脂
ハイミラン1707:三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体アイオノマー樹脂
(3)ゴルフボール本体の作製
上記で得たカバー用組成物を、前述のようにして得たコア上に直接射出成形することによりカバー層を形成し、直径42.7mmを有するツーピースゴルフボール本体を作製した。カバー成形用上下金型は、半球状キャビティを有し、ディンプル付きで、ディンプルの一部が進退可能なホールドピンを兼ねている。上記ホールドピンを突き出し、コアを投入後ホールドさせ、80トンの圧力で型締めした金型に210℃に加熱した樹脂を0.3秒で注入し、30秒間冷却して型開きしてゴルフボールを取り出した。
(4)マーク及びペイント層の形成
表3に示したように、マーク用インキ組成物を調製し、これを用いて、ゴルフボール本体表面に幅8mm×高8mm×線幅2mmのマーク「X」をパッド印刷し、続けてウレタン系ペイントをエアガンで塗布して、40℃のオーブンで4時間乾燥してゴルフボールを作製した。得られたゴルフボールのマークについて、光輝性、視認性、耐久性について評価した結果を表3に示す。
尚、前記ウレタン系ペイントとしては、以下のものを使用した。
1)主剤:ウレタンポリオール
60質量部のPTMG250(BASF社製:ポリオキシテトラメチレングリコール、分子量250)と54質量部の550U(住友バイエルウレタン製:分子量550の分岐ポリオール)とを溶剤120質量部(トルエン及びメチルエチルケトン)に溶解し、これにジブチル錫ジラウリレートを主剤全体に対して0.1質量%となるように添加した。このポリオールを80℃に保持しながら、66質量部のイソホロンジイソシアネートを滴下して、ウレタンポリオール(固形分60質量%、水酸基価75mgKOH/g、重量平均分子量7808)を調製した。
2)硬化剤:イソホロンジイソシアネート(住友バイエルウレタン)
3)配合比:硬化剤のNCO/主剤のOH=1.2(モル比)
4)上記2液硬化型ウレタン樹脂成分100質量部に、下記の光安定剤2質量部、紫外線吸収剤2質量部、及び、蛍光増白剤0.2質量部を添加して、ウレタン系ペイントを調製した。
光安定剤:三共社製「サノールLS770」
紫外線吸収剤:チバガイギー社製「チヌビン900」
蛍光増白剤:チバガイギー社製「ユビテックスOB」
Figure 2010057991
エポキシ樹脂:ナビタス(株)製二液硬化型PAD−EPHインキ
硬化剤:ヘキサメチレンジイソシアネート
光輝性材料1:BASF(株)製「Variocrom Magic Gold K1411」
光輝性材料2:BASF(株)製「Variocrom Magic Silver K1000」
光輝性材料3:MERCK(株)製Iriodin 100:パール顔料(マイカを酸化チタンで被覆したもの)
光輝性材料4:MERCK(株)製Iriodin 500:マイカを酸化鉄(III)で被覆したもの
光輝性材料5:アルミフレーク、平均粒子径11.6μm、厚さ20Å
沈降防止剤:日本アエロジル(株)製アエロジル
溶剤:メトキシメチルブチルアセテート50質量%、アセチルアセトン20質量%、プレピレングリコールモノメチルエーテルアセテート6質量%、酢酸エチル4質量%、芳香族混合炭化水素20質量%の混合物
表3中、ゴルフボールNo.1〜No.7、及び、No.12は、光反射性コア層と前記コア層を被覆する少なくとも一層以上の光干渉層とを有する光輝性材料と顔料とを含有するインキ組成物によりマークが形成されているゴルフボールである。いずれの場合も光輝性、視認性、及び、耐久性が優れることが分かる。また、ゴルフボールNo.1〜No.3を比較すると、光輝性材料の含有率を高めることによって、光輝性が高くなること分かる。特に、光輝性材料の含有率を5%以上とすることによって優れた光輝性が得られる。また、ゴルフボールNo.4〜No.7を比較すると、光輝性材料の含有率が高くなり過ぎると、耐久性がやや低下することが分かる。
ゴルフボールNo.8は、マークを形成するインキ組成物が、光輝性材料を含有しない場合であり、ゴルフボールNo.9、No.10、及び、No.11は、マークを形成するインキ組成物が、光輝性剤としてそれぞれ、マイカを酸化チタンで被覆したもの、マイカを酸化鉄(Fe)で被覆したもの、及び、アルミフレークを含有するものを使用した場合である。いずれの場合も光輝性は認められなかった。
また、ゴルフボールNo.2〜No.7の視認性は、ゴルフボールNo.8〜No.10に比べて、極めて優れていた。
本発明は、外観、耐久性、視認性に優れるマークが必要とされるゴルフボールに好適に適用できる。
1:光輝性材料、2:光反射性コア層、3:コア層を被覆する光干渉層、4:光干渉層、5:高分子材料からなる光干渉層

Claims (10)

  1. 光反射性コア層と前記コア層を被覆する少なくとも一層以上の光干渉層とを有する光輝性材料と、顔料とを含有するインキ組成物によりマークが形成されていることを特徴とするゴルフボール。
  2. 前記光輝性材料は、前記光反射性コア層の両側に少なくとも一層以上の光干渉層が設けられているものである請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 前記光輝性材料は、前記光反射性コア層の両側にそれぞれ2層の光干渉層が設けられているものである請求項2に記載のゴルフボール。
  4. 前記光干渉層は、SiO2、又は、金属酸化物を主成分とするものである請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴルフボール。
  5. 前記光反射性コア層は、金属からなるものである請求項4に記載のゴルフボール。
  6. 前記金属は、アルミニウム、クロム、コバルト、金、銀、ニッケル、及び、鉄よりなる群から選択される少なくとも1種を含むものである請求項5に記載のゴルフボール。
  7. 前記コア層に隣接する光干渉層が、SiO2を主成分とするものである請求項1〜6のいずれか一項に記載のゴルフボール。
  8. 前記光輝性材料は、前記コア層に隣接する光干渉層がSiO2を主成分とし、前記コア層に隣接する光干渉層に隣接する光干渉層が酸化鉄を主成分とするものである請求項1〜6のいずれか一項に記載のゴルフボール。
  9. 前記光輝性材料の光干渉層の最外層が高分子材料からなるものである請求項1〜8のいずれか一項に記載のゴルフボール。
  10. 前記インキ組成物は、前記光輝性材料を1〜20質量%含有するものである請求項1〜9のいずれか一項に記載のゴルフボール。
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