JP2010057225A - 圧電アクチュエータ - Google Patents
圧電アクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010057225A JP2010057225A JP2008217347A JP2008217347A JP2010057225A JP 2010057225 A JP2010057225 A JP 2010057225A JP 2008217347 A JP2008217347 A JP 2008217347A JP 2008217347 A JP2008217347 A JP 2008217347A JP 2010057225 A JP2010057225 A JP 2010057225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- feed
- drive signal
- main body
- columnar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 385
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 112
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 34
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 claims description 23
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 20
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 9
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 37
- 230000008569 process Effects 0.000 description 37
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 37
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 13
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 230000009471 action Effects 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 6
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
- 229910001315 Tool steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
【解決手段】第1,第2の圧電素子PZT1,PZT2の先端に固着された梁状本体部5の中央から左右に等しい間隔をおいて同一形状同一寸法の2つの柱状突起6,7を設けると共に、梁状本体部5の中央部には柱状突起6,7と逆方向に向けて突出する中央支持体8を設け、第1,第2の圧電素子PZT1,PZT2および中央支持体8の基部をベースプレート11に固着し、何れかの圧電素子を正弦波または三角波からなる高速送り用駆動信号で駆動することにより、柱状突起6,7の先端に位相の異なる楕円運動を生起させ、圧電素子の1振動周期の内に柱状突起6,7を利用して2回の送り動作をかける。
【選択図】図1
Description
柱状形態を有する梁状本体部と、前記梁状本体部の長手方向に沿って前記梁状本体部の中央から相反する方向に相互に等しい間隔をおいて前記梁状本体部の一側面から前記長手方向と直交する向きに突出する同一形状同一寸法の2つの柱状突起と、前記梁状本体部の前記一側面と並行する他の一側面において前記梁状本体部の中央から前記長手方向と直交する向きで前記2つの柱状突起と逆方向に向けて突出する中央支持体と、前記梁状本体部と前記中央支持体との連絡部において前記梁状本体部の姿勢変化を許容すべく前記中央支持体の側に設けられた縮径部とによって一体に形成された可撓性送り部材と、
前記可撓性送り部材の中央支持体と平行して前記梁状本体部の両端部に配置され、其の先端部を前記梁状本体部に固着された第1,第2の圧電素子と、
前記第1,第2の圧電素子の基部および前記中央支持体の基部を固着したベースプレートと、
前記梁状本体部が前記駆動対象の送り方向と平行となり且つ前記2つの柱状突起が前記駆動対象の送り方向と直交するような姿勢を保持した状態で前記ベースプレートを押圧することによって前記2つの柱状突起の先端を前記駆動力伝達面に向けて付勢する予圧手段と、
時間の経過に応じて一定のパターンでサイクリックに電圧を変化させる正弦波または三角波からなる高速送り用駆動信号と、直流電圧からなる微動送り用駆動信号とを選択的に生成する駆動信号生成手段と、
前記高速送り用駆動信号と微動送り用駆動信号のうち前記駆動信号生成手段が生成すべき信号の種別を前記駆動信号生成手段に指令する生成信号指定手段と、
前記駆動信号生成手段によって生成された駆動信号を何れか一方の前記圧電素子に対して選択的に入力する送り方向切替手段とを備えたことを特徴とする構成を有する。
そして、駆動対象に連続的な高速送りを掛ける場合においては、生成信号指定手段を操作して高速送り用駆動信号を生成する旨の指令を駆動信号生成手段に入力し、また、駆動対象に対して微動送りを掛ける場合には、生成信号指定手段を操作して微動送り用駆動信号を生成する旨の指令を駆動信号生成手段に入力する。
駆動信号生成手段に高速送り用駆動信号を生成する旨の指令が入力された場合、駆動信号生成手段は、正弦波または三角波からなる高速送り用駆動信号を生成し、この高速送り用駆動信号を、駆動信号の入力先として選択された何れか一方の圧電素子に印加する。
高速送り用駆動信号は、時間の経過に応じて一定のパターンでサイクリックに電圧を変化させる正弦波または三角波に類する信号である。
可撓性送り部材の梁状本体部と一体に形成された2つの柱状突起の動作原理について図1(a)〜図1(c)の作用原理図を参照して説明する。
第1,第2の圧電素子は入力電圧に応じて軸方向に伸縮する構造のものであるから、高速送り用駆動信号の入力対象として選択された何れか一方の圧電素子、例えば、図1(a)中で左側に位置する第1の圧電素子Eに正電圧が印加されると、この圧電素子Eが図1(a)に示されるような自然長の状態から、印加電圧に比例した長さで伸長する。この結果、当該圧電素子E寄りの柱状突起Cが図1(b)に示されるようにして上方に押し上げられ、柱状突起Cの先端に上昇方向の縦移動が生じる。また、この伸長動作により、中央部を中央支持体Fの縮径部Gで支持された梁状本体部Bの中央から当該圧電素子Eの固着位置に至る区間において、梁状本体部Bが、梁状本体部Bと一体の柱状突起Cを伴って図1(a)中の時計方向に揺動し、柱状突起Cの先端に図1(b)に示されるような左から右に向かう方向の横移動が生じることになる。
一方、これとは逆に、高速送り用駆動信号としての負電圧が左側の圧電素子Eに印加されると、左側の圧電素子Eが印加電圧に比例した長さで短縮し、この結果、当該圧電素子E寄りの柱状突起Cが図1(c)に示されるようにして下方に引き下げられ、柱状突起Cの先端に下降方向の縦移動が生じる。また、この短縮動作により、中央部を中央支持体Fの縮径部Gで支持された梁状本体部Bの中央から当該圧電素子Eの固着位置に至る区間において、梁状本体部Bが、梁状本体部Bと一体の柱状突起Cを伴って図1(a)中の反時計方向に揺動し、柱状突起Cの先端に図1(c)に示されるような右から左に向かう方向の横移動が生じることになる。
高速送り用駆動信号は、時間の経過に応じて一定のパターンでサイクリックに電圧が変化する正弦波または三角波であるから、この高速送り用駆動信号を左側の圧電素子Eに入力することにより、前述の縦移動および横移動が繰り返されて同期した縦振動および横振動からなる共振となり、この共振により、最終的に、柱状突起Cの先端が、図1(a)中で右回りの楕円軌跡に沿って運動することになる。
以上が、左側の圧電素子Eに高速送り用駆動信号が入力された場合に柱状突起Cの先端に生じる動作である。
しかも、前述のようにして高速送り用駆動信号としての正電圧が左側の圧電素子Eに印加された状況下では、中央部を中央支持体Fの縮径部Gで支持された梁状本体部Bの中央から当該圧電素子Eの固着位置に至る区間において、梁状本体部Bが、図1(b)のようにして時計方向に揺動する結果、この揺動動作に連動して、梁状本体部Bの中央から他方の圧電素子である第2の圧電素子Hの固着位置に至る区間の梁状本体部Bには、図1(b)に示されるように、下に凸となる屈曲動作が生じ、当該区間の中央部Iに生じる下降方向の位置変化により他方の柱状突起Dの先端に下降方向の縦移動が生じる。また、梁状本体部Bの中央から他方の圧電素子Hの固着位置に至る区間の梁状本体部Bが下に凸となる当該区間の姿勢変化に連動して、梁状本体部Bと一体の他方の柱状突起Dが図1(a)中の反時計方向に揺動し、柱状突起Dの先端に図1(b)に示されるような右から左に向かう方向の横移動が生じることになる。
一方、これとは逆に、高速送り用駆動信号としての負電圧が左側の圧電素子Eに印加された状況下では、中央部を中央支持体Fの縮径部Gで支持された梁状本体部Bの中央から当該圧電素子Eの固着位置に至る区間において、梁状本体部Bが、図1(c)のようにして反時計方向に揺動するので、この揺動動作に連動して、梁状本体部Bの中央から他方の圧電素子Hの固着位置に至る区間の梁状本体部Bに、図1(c)に示されるように、上に凸となるような屈曲動作が生じ、当該区間の中央部Iに生じる上昇方向の位置変化に伴って他方の柱状突起Dの先端に上昇方向の縦移動が生じる。また、梁状本体部Bの中央から他方の圧電素子Hの固着位置に至る区間の梁状本体部Bが上に凸となる当該区間の姿勢変化に連動して梁状本体部Bと一体の他方の柱状突起Dが図1(a)中の時計方向に揺動し、柱状突起Dの先端に図1(c)に示されるような左から右に向かう方向の横移動が生じることになる。
高速送り用駆動信号は、時間の経過に応じて一定のパターンでサイクリックに電圧が変化する正弦波または三角波であるから、この高速送り用駆動信号を左側の圧電素子Eに入力することにより、前述の縦移動および横移動が繰り返されて同期した縦振動および横振動からなる共振となり、この共振により、最終的に、柱状突起Dの先端が、図1(a)中で右回りの楕円軌跡に沿って運動することになる。
以上が、左側の圧電素子Eに高速送り用駆動信号が入力された場合に柱状突起Dの先端に生じる動作である。
そして、図1(b)あるいは図1(c)に示される通り、時間の経過に応じて一定のパターンでサイクリックに電圧を変化させる高速送り用駆動信号を左側の圧電素子Eに入力した際の柱状突起Cの先端位置の高さと柱状突起Dの先端位置の高さ、および、柱状突起Cの揺動方向と柱状突起Dの揺動方向の少なくとも一方は各時点において相互に異なる。
つまり、柱状突起Cの先端の楕円運動と柱状突起Dの先端の楕円運動は位相の異なる楕円運動であり、例えば、図1(b)に示されるように柱状突起Cの先端が上死点にある状態で柱状突起Dの先端が下死点に位置し、また、図1(c)に示されるように柱状突起Cの先端が下死点にある状態で柱状突起Dの先端が上死点に位置し、この例では、柱状突起Cの先端の楕円運動と柱状突起Dの先端の楕円運動との間に180deg.相当の位相差が生じていることになる。
柱状突起Cの先端の楕円運動の軌跡の長軸を送り方向に沿った向き(図1の左右方向)に合致させることは、柱状突起Cの先端の縦移動量と柱状突起Cの先端の横移動量を適正化すること、つまり、梁状本体部Bの中央から圧電素子Eの固着位置に至る区間の長さ、および、この区間上における柱状突起Cの配設位置、ならびに、柱状突起Cの長さ等を適切に設計することにより実現が可能であり、同様に、柱状突起Dの先端の楕円運動の軌跡の長軸を送り方向に沿った向き(図1の左右方向)に合致させることは、柱状突起Dの先端の縦移動量と柱状突起Dの先端の横移動量を適正化すること、要するに、梁状本体部Bの中央から他方の圧電素子Hの固着位置に至る区間の長さ、および、この区間上における柱状突起Dの配設位置、ならびに、柱状突起Dの長さ等を適切に設計することにより実現可能である。
但し、本発明にあっては、例えば、圧電素子Eに高速送り用駆動信号を入力した際に柱状突起C,Dの先端に右回りの楕円運動を生起させて、図1に示されるように、駆動対象Lもしくは駆動対象Lをガイドするガイド部材の駆動力伝達面Jに対して図1中で左から右に向かう方向の送りを掛け、また、これとは逆に、圧電素子Hに高速送り用駆動信号を入力した際に柱状突起D,Cの先端に左回りの楕円運動を生起させて、図1とは逆に、駆動対象Lもしくは駆動対象Lをガイドするガイド部材の駆動力伝達面Jに対して図1中で右から左に向かう方向の送りを掛ける必要があるので、中央支持体Fの中心軸を基準とする左右の対称性を崩さずに上述の条件を満たす必要があり、特に、柱状突起Cの先端の楕円運動と柱状突起Dの先端の楕円運動との間に位相差を生じさせる必要上、梁状本体部B上における柱状突起C,Dの配設位置が重要となる。
図1(b)および図1(c)から分かるように、伸縮させる側の圧電素子と中央支持体Fとの間、例えば、圧電素子Eと中央支持体Fとの間では梁状本体部Bが概ね直線の状態を維持して揺動する一方、伸縮させない側の圧電素子、例えば、圧電素子Hと中央支持体Fとの間では梁状本体部Bが大きく屈曲して下に凸または上に凸となり、専ら、伸縮しない側の圧電素子Hと中央支持体Fとの間で梁状本体部Bに生じる屈曲動作に伴う上下方向の位置変化と当該区間における梁状本体部Bの姿勢変化を利用して柱状突起Cの先端の楕円運動と柱状突起Dの先端の楕円運動との間に位相差を生じさせるようにしているので、図1(b)に示されるようにして圧電素子Hと中央支持体Fとの間の梁状本体部Bが下に凸となって中間位置Iが下降したときに柱状突起Dを反時計方向に揺動させる一方(このとき柱状突起Cは上昇して時計方向に揺動している)、図1(c)に示されるようにして圧電素子Hと中央支持体Fとの間の梁状本体部Bが上に凸となって中間位置Iが上昇したときに柱状突起Dを時計方向に揺動させる必要がある(このとき柱状突起Cは下降して反時計方向に揺動している)。
このため、図1(b)および図1(c)の作用原理図からも明らかなように、圧電素子Hと中央支持体Fとの間の中間位置Iよりも圧電素子H側に僅かに寄った位置、要するに、図1(b)の状態で下に凸となる梁状本体部Bの円弧部分の傾きが右上がりとなり、かつ、図1(c)の状態で上に凸となる梁状本体部Bの円弧部分の傾きが右下がりとなる位置に、柱状突起Dを配設することが望ましい。柱状突起Cの配設位置に関しても、これと同様である。つまり、圧電素子Hに正電圧を印加した際に下に凸となる梁状本体部Bの中央から圧電素子Eの固着位置に至る区間において梁状本体部Bの円弧部分の傾きが右下がりとなり、かつ、圧電素子Hに負電圧を印加した際に上に凸となる梁状本体部Bの中央から圧電素子Eの固着位置に至る区間において梁状本体部Bの円弧部分の傾きが右上がりとなる位置に柱状突起Cを配設する。
図1(a)中で右側に位置する圧電素子Hに高速送り用駆動信号を入力した場合には、前記とは全く逆に、柱状突起D,Cの先端に左回りの楕円運動が生起し、図1とは逆に、駆動対象Lもしくは駆動対象Lの移動方向をガイドするガイド部材に形成された駆動力伝達面Jに対して図1中で右から左に向かう方向の送りが掛けられ、また、柱状突起Dの先端の楕円運動と柱状突起Cの先端の楕円運動との間に180deg.相当の位相差が生じることになるが、その作用原理に関しては前記と全く同様である。
以上が、可撓性送り部材Aの梁状本体部Bと一体に形成された2つの柱状突起C,Dの相互的な動作の関係である。
そして、圧電素子E,Hおよび中央支持体Fの基部を固着したベースプレートKを押圧する予圧手段によって、柱状突起C,Dの先端が駆動力伝達面Jに向けて付勢された状態のままで前述のようにして柱状突起先端C,Dの先端に楕円運動が生起される結果、楕円運動の長軸を基準として駆動力伝達面Jに近い側の楕円軌跡の部分では柱状突起C,Dの先端と駆動力伝達面Jとの当接力が増大する一方、楕円運動の長軸を基準として駆動力伝達面Jから遠い側の楕円軌跡の部分では柱状突起C,Dの先端と駆動力伝達面Jとの当接力が減少する。あるいは、柱状突起C,Dの縦振動の周期と予圧手段の伸縮に係る応答性の関係によっては、楕円運動の長軸を基準として駆動力伝達面Jに近い側の楕円軌跡の部分では柱状突起C,Dの先端と駆動力伝達面Jとが当接するが、楕円運動の長軸を基準として駆動力伝達面Jに遠い側の楕円軌跡の部分では、予圧手段の伸長が間に合わずに柱状突起C,Dの先端が駆動力伝達面Jから離間したままの状態となるといった現象も生じ得る。
何れの場合においても、楕円運動の長軸を基準として駆動力伝達面Jに近い側の楕円軌跡上に柱状突起C,Dの先端が位置する状況下では、楕円運動の長軸を基準として駆動力伝達面Jに遠い側の楕円軌跡上に柱状突起C,Dの先端が位置する場合よりも駆動力伝達面Jに対して強い送りが掛けられることになるので、結果的に、楕円軌跡に沿って移動する柱状突起C,Dの先端の移動方向によって駆動対象Lの送り方向が決まる。例えば、左右方向に移動可能な駆動対象Lの下面に形成された駆動力伝達面Jに柱状突起C,Dの先端が当接し、柱状突起C,Dの先端が楕円軌跡に沿って右回りに移動するとした場合では駆動対象Lの送り方向は左から右へ向かう方向となり、また、同一条件下で柱状突起C,Dの先端が楕円軌跡に沿って左回りに移動するとした場合では駆動対象Lの送り方向は右から左へ向かう方向となる。
しかも、この際、柱状突起Cの先端の楕円運動の位相と柱状突起Dの先端の楕円運動の位相が異なっているので、圧電素子E,Hの何れか一方の1回の伸縮動作によって柱状突起Cと柱状突起Dを利用して都合2回の送りが交互に掛けられることになり、梁状本体部の中央部に1つの柱状突起のみを備えた従来型の圧電アクチュエータ(特許文献5参照)に比べ、動作効率が大幅に向上する。
圧電素子E,Hは相互に平行な状態で梁状本体部Bの両端部に配置されており、梁状本体部Bと2つの柱状突起C,Dと中央支持体Fとからなる可撓性送り部材Aは中央支持体Fの中心軸を基準として左右対称の構造であって、しかも、圧電素子Eを駆動信号の入力先として選択した場合であっても圧電素子Hを駆動信号の入力先として選択した場合であっても高速送り用駆動信号の特性自体は同一であるから、圧電素子Eを駆動信号の入力先として選択するか圧電素子Hを駆動信号の入力先として選択するかを送り方向切替手段によって切り替えることで、楕円軌跡に沿って移動する柱状突起先端C,Dの移動方向を反転することが可能であり、これにより駆動対象Lの送り方向を正逆に切り替えることができる。
圧電素子E,Hの間に可撓性の梁状本体部Bの全長に匹敵する間隔をおいて圧電素子E,Hを相互に平行な状態で配置しているので、何れか一方の圧電素子を伸縮させても他方の圧電素子を屈曲させる力は殆ど作用せず、圧電素子の屈曲による疲労の発生が大幅に軽減される。
また、圧電素子E,Hの先端に両端部を固着された可撓性の梁状本体部Bは、圧電素子E,Hの先端部が近接するようにして斜交配置した2つの圧電素子の先端の交差部分に設けられる従来型のブロック状の変位合成部とは相違し、スパンの長い梁状に形成されており、且つ、弾性変形が容易であるから、何れか一方の圧電素子を伸縮させても容易に弾性変形して応力を分散させることができるので、強い曲げモーメントや剪断力が作用することはなく、圧電素子E,Hと梁状本体部Bとの間の接続箇所に破断が生じる心配は殆どない。
従って、圧電アクチュエータに十分な耐久性を持たせることが可能である。
一方、駆動信号生成手段に微動送り用駆動信号を生成する旨の指令が入力された場合、駆動信号生成手段は、直流電圧からなる微動送り用駆動信号を生成し、この微動送り用駆動信号を、駆動信号の入力先として選択された何れか一方の圧電素子に印加する。
選択された何れか一方の圧電素子、例えば、第1の圧電素子Eは、入力電圧に応じて軸方向に伸縮する構造のものであるから、この微動送り用駆動信号を印加されることにより、入力電圧の大小に応じて伸縮し、例えば、図1(a)に示されるような自然長の状態から印加電圧に比例した長さで伸長する。この結果、当該圧電素子E寄りの柱状突起Cが図1(b)に示されるようにして上方に押し上げられ、柱状突起Cの先端に上昇方向の縦移動が生じる。また、この伸長動作により、中央部を中央支持体Fの縮径部Gで支持された梁状本体部Bの中央から当該圧電素子Eの固着位置に至る区間において、梁状本体部Bが、梁状本体部Bと一体の柱状突起Cを伴って図1(a)中の時計方向に揺動し、柱状突起Cの先端に図1(b)に示されるような左から右に向かう方向の横移動が生じることになる。そして、これらの縦移動と横移動が合成されて柱状突起Cの先端が前述した楕円軌跡の一部に沿って図1中で右回りに移動する。この柱状突起Cの先端の移動のうち圧電素子Eの伸縮方向と直交する方向の移動量が、駆動対象Lの送り方向に沿った方向の直線運動である。
そして、圧電素子E,Hおよび中央支持体Fの基部を固着したベースプレートKを押圧する予圧手段によって柱状突起Cの先端が駆動力伝達面Jに向けて付勢された状態のままで前述のようにして柱状突起Cの先端に楕円軌跡の一部に沿った移動が生起される結果、前述の直線運動に相当する分だけ、図1中の左から右に向かう方向で駆動対象Lに微小な送りが掛けられ、同時に、駆動力伝達面Jと接離する方向の柱状突起Cの縦移動に相当する移動量だけ、予圧手段の付勢力に抗してベースプレートKが駆動力伝達面Jから離間する方向に移動することになり、駆動対象Lの移動量は、圧電素子Eの伸長限度に相当する電圧の範囲内で、微動送り用駆動信号の電圧に略比例する。
これとは逆に、図1(a)中で右側に位置する圧電素子Hに微動送り用駆動信号を入力した場合には、前記とは逆に、圧電素子Hが自然長の状態から印加電圧に比例した長さで伸長し、当該圧電素子H寄りの柱状突起Dが上方に押し上げられ、柱状突起Dの先端に縦移動が生じる。また、この伸長動作により、中央部を中央支持体Fの縮径部Gで支持された梁状本体部Bの中央から当該圧電素子Hの固着位置に至る区間において、梁状本体部Bが、梁状本体部Bと一体の柱状突起Dを伴って図1(a)中の反時計方向に揺動し、柱状突起Dの先端に右から左に向かう方向の横移動が生じ、これらの縦移動と横移動が合成されて柱状突起Dの先端が前述した楕円軌跡の一部に沿って図1中で左回りに移動し、図1中の右から左に向かう方向で駆動対象Lに微小な送りが掛けられることになる。その他の点に関しては前記と全く同様である。
既に述べた通り、圧電素子E,Hは相互に平行な状態で梁状本体部Bの両端部に配置されており、梁状本体部Bと2つの柱状突起C,Dと中央支持体Fとからなる可撓性送り部材Aは中央支持体Fの中心軸を基準として左右対称の構造であって、しかも、圧電素子Eを駆動信号の入力先として選択した場合であっても圧電素子Hを駆動信号の入力先として選択した場合であっても微動送り用駆動信号の特性自体は同一であるから、圧電素子Eを駆動信号の入力先として選択するか圧電素子Hを駆動信号の入力先として選択するかを送り方向切替手段によって切り替えることで、楕円軌跡に沿って移動する柱状突起C,Dの先端の移動方向を反転することが可能であり、これにより駆動対象Lの送り方向を正逆に切り替えることができる。また、この構成により精密な位置決めのための送りが実現される。
以上に述べた通り、連続的な高速送りに際しても精密な位置決めのための微動送りに際しても、送り方向切替手段の操作により圧電素子E,Hの何れか一方を駆動信号の入力先として選択し、信号波形生成器やアンプ等からなる単一の駆動信号生成手段で何れかの圧電素子に駆動信号を入力するようにしているので、基本的に1系統分の制御回路を設ければよく、簡便な構造の圧電アクチュエータを提供することができる。
前記駆動信号生成手段は、目標移動量を含む微動指令を受け、前記一方の圧電素子に印加される微動送り用駆動信号の電圧と前記直線運動の量との関係に基いて、前記一方の圧電素子の伸長限度に相当する電圧の範囲内で、前記微動指令に略比例した電圧の微動送り用駆動信号を生成するものであって、
前記微動指令が前記一方の圧電素子の伸長限度に相当する前記直線運動の量を超える場合には、前記一方の圧電素子が伸長限度に達した時点で前記オフセット手段により前記柱状突起の先端を前記駆動力伝達面から離間させ前記駆動信号生成手段の作動を停止させて前記一方の圧電素子を初期状態に復帰させ、前記オフセット手段により前記柱状突起の先端を改めて前記駆動力伝達面に当接させて、前記微動指令と前記一方の圧電素子の伸長の度合いに相当する直線運動の量との差分を新たな目標移動量として前記駆動信号生成手段を再び作動させる連続微動送り用制御手段を併設した構成としてもよい。
前述した通り、選択された何れか一方の圧電素子、例えば、第1の圧電素子Eは、入力電圧に応じて軸方向に伸縮する構造のものであり、最終的に、微動送りに際しての駆動対象Lの移動量は、圧電素子Eの伸長限度に相当する電圧の範囲内で、微動送り用駆動信号の電圧に略比例する。
従って、微動指令に含まれる目標移動量が、選択された圧電素子Eの伸長限度に相当する駆動対象Lの移動量の範囲内であれば、当該圧電素子Eに印加される微動送り用駆動信号の電圧と駆動対象Lの直線運動の量との関係に基いて、圧電素子Eの伸長限度に相当する電圧の範囲内で微動指令に略比例した電圧の微動送り用駆動信号を生成することにより、目標移動量に相当する分の送りで駆動対象Lを移動させることができる。例えば、V1の微動送り用駆動信号を一方の圧電素子Eに印加した際に駆動対象Lが1(nm)移動し、V2の微動送り用駆動信号を一方の圧電素子Eに印加した際に駆動対象Lが2(nm)移動し、・・・、Viの微動送り用駆動信号を一方の圧電素子Eに印加した際に駆動対象Lがi(nm)移動し、・・・・、Vnの微動送り用駆動信号を一方の圧電素子Eに印加した際に駆動対象Lがn(nm)移動し、Vnの微動送り用駆動信号によって圧電素子Eが伸長限度に達するとすれば、微動送り用駆動信号となる直流電圧としてV1を入力すると1(nm)の送り、V2を入力すると2(nm)の送り、・・・、Viを入力するとi(nm)の送り、・・・、Vnを入力するとn(nm)の微動送りが実現されるということになる(但し、V1<V2<・・・Vi・・・<Vn)。
しかし、選択された圧電素子EにVnを越える電圧を印加しても圧電素子Eは其れ以上には伸張しないので、このままでは、n(nm)を超える送りは実現できない。
そこで、微動指令で指示される目標移動量が圧電素子Eの伸長限度に相当する駆動対象Lの送り量、例えば、前述のn(nm)を超える場合には、圧電素子Eが伸長限度に達した時点で連続微動送り用制御手段がオフセット手段を制御し、圧電素子Eが伸長限度に達した状態にある柱状突起Cの先端を駆動力伝達面Jから離間させる。柱状突起Cの先端の揺動状態を保持したまま柱状突起Cの先端を駆動力伝達面Jから離間させるようにしているので、柱状突起Cを駆動力伝達面Jから退避させる際に駆動対象Lに余計な送りが掛けられたり、駆動対象Lが送り方向と逆行する方向に引き戻されたりする弊害は生じない。
次いで、連続微動送り用制御手段は、駆動信号生成手段の作動を停止させることによって圧電素子Eの伸長状態を初期状態に復帰させるが、この時点では既に柱状突起Cの先端が駆動力伝達面Jから離間しているので、柱状突起先端Cの揺動状態を初期状態に復帰させても駆動対象Lが不用意に移動する心配はない。
そして、連続微動送り用制御手段は、オフセット手段により柱状突起Cの先端を改めて駆動力伝達面Jに当接させ、微動指令で指示される目標移動量と圧電素子Eの伸長の度合いに相当する駆動対象Lの直線運動の量との差分を新たな目標移動量として駆動信号生成手段に入力し、前記と同様にして駆動信号生成手段を再び作動させる。
従って、例えば、前記と同様にV1の微動送り用駆動信号で駆動対象Lが1(nm)移動し、V2の微動送り用駆動信号で駆動対象Lが2(nm)移動し、・・・、Viの微動送り用駆動信号で駆動対象Lがi(nm)移動し、・・・、Vnの微動送り用駆動信号で駆動対象Lがn(nm)移動し、Vnの微動送り用駆動信号によって圧電素子Eが伸長限度に達するとした場合において、目標移動量を2n+i(nm)とする微動指令が入力されたとすれば、圧電素子Eの伸長限度に相当するn(nm)の送りが2回と其の都度のオフセット手段の作動が都合2回、そして、Viの微動送り用駆動信号に相当するi(nm)の送りが1回実行されて、目標移動量に相当する送りが完了することになる。
このような構成を適用することで、圧電素子Eの伸長限度に相当する直線運動の量を超える目標移動量が微動指令として入力された場合であっても、その要求に確実に対処できるようになる。
第2の圧電素子Hに微動送り用駆動信号が入力された場合には駆動対象Lの送り方向が前記とは逆になるが、作用原理に関しては前記と全く同様である。
また、第1,第2の圧電素子を平行に配置しているため、何れか一方の圧電素子を伸縮させても他方の圧電素子を屈曲させる力は殆ど作用せず、圧電素子の屈曲による疲労の発生が大幅に軽減され、しかも、第1,第2の圧電素子の先端に両端部を固着された梁状本体部はスパンの長い柱状形態に形成されており弾性変形が容易であるから、何れか一方の圧電素子を伸縮させても容易に弾性変形して応力を分散させることが可能であり、圧電素子と梁状本体部との間の接続箇所に強い曲げモーメントや剪断力が作用することがなくなるので、圧電素子と梁状本体部との間の破断を効果的に抑制することができ、圧電アクチュエータ全体としての構造に十分な耐久性を持たせることができる。
しかも、駆動対象に微動送りを掛ける際には何れか一方の圧電素子を伸縮させて中央支持体の縮径部を支点に弾性体を揺動させることで駆動対象の圧電素子の側に位置する柱状突起の先端を圧電素子の伸縮方向と交差する方向に移動させて駆動対象に送りを掛けるようにしているので、従来の此の種の圧電アクチュエータでは難しかった微小な精密送りも容易に実現できる。
更に、高速送りに際しても微動送りに際しても、何れか一方の圧電素子のみを駆動すればよく、送り方向切替手段の操作により第1,第2の圧電素子の何れか一方を駆動信号の入力先として選択し、信号波形生成器やアンプ等からなる単一の駆動信号生成手段で何れかの圧電素子に駆動信号を入力するようにしているので、基本的に1系統分の制御回路を設ければ十分であり特に回路関連のハードウェア面で簡便な構造の圧電アクチュエータを提供することができ、正逆の送り方向も自由に選択することができる。
可撓性送り部材10における中央支持体8と平行して梁状本体部5の両端部に配置され、其の先端部を梁状本体部5に固着された第1の圧電素子PZT1および第2の圧電素子PZT2と、
第1,第2の圧電素子PZT1,PZT2の基部および中央支持体8の基部を固着したベースプレート11と、
梁状本体部5の長手方向の向きがスライダ2の送り方向と平行となり且つ2つの柱状突起6,7がスライダ2の送り方向と直交するような姿勢を保持した状態でベースプレート11を押圧することによって2つの柱状突起6,7の先端をスライダ2の駆動力伝達面2aに向けて付勢する予圧手段12とによって構成される。
具体的には、図2(b)に示されるように、第3の圧電素子PZT3が非通電状態となって厚みを減少させた状態で、リジッドプレート14およびリジッドプレート14に固設されたガイドピン13とガイドピン13の拡径部13aを介してベースプレート11がスライダ2の駆動力伝達面2aから離間する方向に引かれて柱状突起6や柱状突起7の先端がスライダ2の駆動力伝達面2aから引き離される一方、図2(a)に示されるように、第3の圧電素子PZT3が通電状態となって厚みを増大させた状態では、リジッドプレート14およびコイルスプリング15を介してベースプレート11がスライダ2の駆動力伝達面2aに向けて押圧され、柱状突起6や柱状突起7の先端がスライダ2の駆動力伝達面2aに当接し、予圧手段12の主要部を構成するコイルスプリング15が圧縮されることになる。
e=(vmg/Vrms Irms cosφ)×100
v:スライダ移動速度(m/s)
Vrms:電圧実効値(V)
Irms:電流実効値(A)
φ:電圧と電流の位相差(rad)
m:錘の重量(kg)
の式で効率e(%)を求めたところ、効率が最大となるのは、負荷が2.5(N)でスライダ移動速度が128(mm/s)となるときで、その値は6.3(%)となることがわかった。
梁状本体部の中央部に1つの柱状突起のみを備え、梁状本体部のスパンが11(mm),柱状突起の長さが6(mm),第1の圧電素子および第2の圧電素子の長さが9(mm),これらのパーツの厚さが3(mm)である同等の大きさの従来型の圧電アクチュエータ(特許文献5参照)を使用した場合の効率e(%)は0.6(%)前後であるから、動作効率は十分に改善されたことになる。
2 スライダ(送り対象)
2a 駆動力伝達面
3 ガイド部材
4 圧電アクチュエータ
5 梁状本体部
6,7 柱状突起
8 中央支持体
9 縮径部
10 可撓性送り部材
11 ベースプレート
12 予圧手段
13 ガイドピン
13a 拡径部
14 リジッドプレート
15 コイルスプリング
16 制御部
17 マイクロプロセッサ(生成信号指定手段,連続微動送り用制御手段)
18 ROM
19 RAM
20 不揮発性メモリ
21 駆動信号生成手段
22 信号波形発生器
23 アンプ
24 入出力回路
25,26 アンプ
27 手動パルス発生器
28 リニアスケール
29 モニタ
30 キーボード
PZT1 第1の圧電素子
PZT2 第2の圧電素子
PZT3 第3の圧電素子(オフセット手段)
PZT4 第4の圧電素子(ロック手段)
SW0 リレースイッチ(送り方向切替手段)
SW1,SW2 ジョグスイッチ
L1,L2 楕円運動の長軸
A 可撓性送り部材
B 梁状本体部
C 一方の柱状突起
D 他方の柱状突起
E 一方の圧電素子(第1の圧電素子)
F 中央支持体
G 縮径部
H 他方の圧電素子(第2の圧電素子)
I 梁状本体部の中央から他方の圧電素子の固着位置に至る区間の中央部
J 駆動力伝達面
K ベースプレート
L 駆動対象
Claims (4)
- 入力電圧に応じて軸方向に伸縮する圧電素子を組み合わせて駆動対象もしくは駆動対象の移動方向をガイドするガイド部材に形成された駆動力伝達面に駆動力を伝達することで駆動対象に送りを掛ける圧電アクチュエータであって、
柱状形態を有する梁状本体部と、前記梁状本体部の長手方向に沿って前記梁状本体部の中央から相反する方向に相互に等しい間隔をおいて前記梁状本体部の一側面から前記長手方向と直交する向きに突出する同一形状同一寸法の2つの柱状突起と、前記梁状本体部の前記一側面と並行する他の一側面において前記梁状本体部の中央から前記長手方向と直交する向きで前記2つの柱状突起と逆方向に向けて突出する中央支持体と、前記梁状本体部と前記中央支持体との連絡部において前記梁状本体部の姿勢変化を許容すべく前記中央支持体の側に設けられた縮径部とによって一体に形成された可撓性送り部材と、
前記可撓性送り部材の中央支持体と平行して前記梁状本体部の両端部に配置され、其の先端部を前記梁状本体部に固着された第1,第2の圧電素子と、
前記第1,第2の圧電素子の基部および前記中央支持体の基部を固着したベースプレートと、
前記梁状本体部が前記駆動対象の送り方向と平行となり且つ前記2つの柱状突起が前記駆動対象の送り方向と直交するような姿勢を保持した状態で前記ベースプレートを押圧することによって前記2つの柱状突起の先端を前記駆動力伝達面に向けて付勢する予圧手段と、
時間の経過に応じて一定のパターンでサイクリックに電圧を変化させる正弦波または三角波からなる高速送り用駆動信号と、直流電圧からなる微動送り用駆動信号とを選択的に生成する駆動信号生成手段と、
前記高速送り用駆動信号と微動送り用駆動信号のうち前記駆動信号生成手段が生成すべき信号の種別を前記駆動信号生成手段に指令する生成信号指定手段と、
前記駆動信号生成手段によって生成された駆動信号を何れか一方の前記圧電素子に対して選択的に入力する送り方向切替手段とを備えたことを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 前記一方の圧電素子が伸長限度に達した状態にある前記柱状突起の先端を前記駆動力伝達面から離間させるためのオフセット手段を備えると共に、
前記駆動信号生成手段は、目標移動量を含む微動指令を受け、前記一方の圧電素子に印加される微動送り用駆動信号の電圧と前記直線運動の量との関係に基いて、前記一方の圧電素子の伸長限度に相当する電圧の範囲内で、前記微動指令に略比例した電圧の微動送り用駆動信号を生成するものであって、
前記微動指令が前記一方の圧電素子の伸長限度に相当する前記直線運動の量を超える場合には、前記一方の圧電素子が伸長限度に達した時点で前記オフセット手段により前記柱状突起の先端を前記駆動力伝達面から離間させ前記駆動信号生成手段の作動を停止させて前記一方の圧電素子を初期状態に復帰させ、前記オフセット手段により前記柱状突起の先端を改めて前記駆動力伝達面に当接させて、前記微動指令と前記一方の圧電素子の伸長の度合いに相当する直線運動の量との差分を新たな目標移動量として前記駆動信号生成手段を再び作動させる連続微動送り用制御手段を併設したことを特徴とする請求項1記載の圧電アクチュエータ。 - 前記オフセット手段は、前記ベースプレートを前記駆動力伝達面に対して接離する方向に移動させる第3の圧電素子によって構成されていることを特徴とする請求項2記載の圧電アクチュエータ。
- 前記駆動信号生成手段が非作動となっている間だけ前記駆動対象の停止位置を保持するロック手段を併設したことを特徴とする請求項2または請求項3のうち何れか一項に記載の圧電アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008217347A JP5167031B2 (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 圧電アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008217347A JP5167031B2 (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 圧電アクチュエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010057225A true JP2010057225A (ja) | 2010-03-11 |
| JP5167031B2 JP5167031B2 (ja) | 2013-03-21 |
Family
ID=42072566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008217347A Active JP5167031B2 (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 圧電アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5167031B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113994491A (zh) * | 2019-09-04 | 2022-01-28 | 京瓷株式会社 | 压电致动器 |
| WO2023056619A1 (en) * | 2021-10-09 | 2023-04-13 | Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. | Piezoelectric drive device and piezoelectric drive system having same |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61210904A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-19 | Toshiba Corp | 回転微動機構 |
| JPH0538165A (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 直線駆動型圧電モータ |
| JPH05304323A (ja) * | 1992-02-06 | 1993-11-16 | Nec Corp | 変位拡大機構 |
| JPH08168274A (ja) * | 1994-12-13 | 1996-06-25 | Canon Inc | 振動装置および超音波モータ |
| JP2000254390A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-19 | Hitachi Ltd | 全自動洗濯機 |
-
2008
- 2008-08-26 JP JP2008217347A patent/JP5167031B2/ja active Active
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61210904A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-19 | Toshiba Corp | 回転微動機構 |
| JPH0538165A (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 直線駆動型圧電モータ |
| JPH05304323A (ja) * | 1992-02-06 | 1993-11-16 | Nec Corp | 変位拡大機構 |
| JPH08168274A (ja) * | 1994-12-13 | 1996-06-25 | Canon Inc | 振動装置および超音波モータ |
| JP2000254390A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-19 | Hitachi Ltd | 全自動洗濯機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113994491A (zh) * | 2019-09-04 | 2022-01-28 | 京瓷株式会社 | 压电致动器 |
| WO2023056619A1 (en) * | 2021-10-09 | 2023-04-13 | Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. | Piezoelectric drive device and piezoelectric drive system having same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP5167031B2 (ja) | 2013-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6478665B2 (ja) | 振動体の駆動制御回路、振動体の駆動方法、振動型駆動装置及び撮像装置 | |
| CN105048861B (zh) | 压电驱动器以及机器臂 | |
| JP6632235B2 (ja) | 振動体の駆動装置、およびそれを用いた振動型アクチュエータ、撮像装置 | |
| JP7071558B2 (ja) | 振動型駆動装置及び撮像装置 | |
| JP2017022941A5 (ja) | ||
| US6979935B2 (en) | Piezoelectric motor and electronic equipment with piezoelectric motor | |
| JP2014018027A (ja) | 振動型アクチュエータ、撮像装置、及びステージ | |
| JP5167031B2 (ja) | 圧電アクチュエータ | |
| US20150180373A1 (en) | Driver of vibrator, method of driving the same, lens driver, vibration device, and imaging device | |
| JP2011133728A (ja) | 光スキャナ、光スキャナを用いた画像表示装置、光スキャナ駆動制御方法、光スキャナ駆動制御プログラム。 | |
| JP6548697B2 (ja) | リニア駆動機構、撮像装置、レンズ鏡筒及びステージ移動装置 | |
| JP2006311790A (ja) | 振動波駆動装置 | |
| US20160164436A1 (en) | Driving apparatus and lens driving apparatus having the same | |
| JP5665360B2 (ja) | 振動波アクチュエータ | |
| JP2009071903A (ja) | 圧電アクチュエータ | |
| JP6649729B2 (ja) | 振動波モータ | |
| US20140210311A1 (en) | Noiseless Electromechanical Motor | |
| JP2018516383A (ja) | 変形可能ミラーのための電気機械式アクチュエータ | |
| JP7335229B2 (ja) | 電気機械ステータ、モータ及び電気機械モータの駆動方法 | |
| JP6497964B2 (ja) | 振動型アクチュエータ、レンズ鏡筒、カメラおよび制御方法 | |
| US20250112563A1 (en) | Multi Drive-Mode Actuators | |
| JP2019009879A (ja) | 振動型アクチュエータおよび切断装置 | |
| JP4804037B2 (ja) | インパクト駆動アクチュエータ | |
| JP5137396B2 (ja) | 移動装置 | |
| KR102063025B1 (ko) | 압전 액추에이터 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110824 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121219 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121221 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5167031 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |