JP2019009879A - 振動型アクチュエータおよび切断装置 - Google Patents

振動型アクチュエータおよび切断装置 Download PDF

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祐樹 近澤
Yuki Chikazawa
祐樹 近澤
俊治 橋本
Toshiharu Hashimoto
俊治 橋本
竜平 坂本
Ryuhei Sakamoto
竜平 坂本
敏治 大橋
Toshiharu Ohashi
敏治 大橋
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Abstract

【課題】大変位かつ小型化可能な振動型アクチュエータの提供。
【解決手段】伸縮する駆動部材110と、駆動部材110の一端部に接続される第一固定部材121と、他端部に接続される第二固定部材122と、第一固定部材121、および、第二固定部材122を固定する基台123と、第一固定部材121に対し第一関節301を介して往復回動可能に接続される第一揺動部材131と、先端との距離よりも、第一関節301との距離が短い第一揺動部材131の部分に接続される第二関節302とを備え、第一関節301、第一揺動部材131、および、第二関節302を介して駆動部材110と第一固定部材121とが接続される振動型アクチュエータ。
【選択図】図1

Description

本発明は振動型アクチュエータ、および、振動型アクチュエータを備えた切断装置に関する。
切断装置の1つである往復式電磁振動型アクチュエータを用いる電気かみそりは、例えば特許文献1に提案されている。
往復式電磁振動型アクチュエータは電気かみそりのヘッド部内に配置される。往復式電磁振動型アクチュエータは、電気かみそりのヘッド部内に固定された固定子と、電気かみそりのヘッド部内で往復動可能に支持された可動子とを含む。
固定子は例えば電磁石であり、可動子例えば永久磁石を有する。可動子は内刃に接続される。内刃はヘッド部に装着される網目状の外刃に覆われる。
固定子への通電により可動子が往復動(リニア駆動)を行う。髭のような体毛は外刃の編み目を介してヘッド部内に導入されて、外刃と内刃とで剃られる。
特開平7−265560号公報
しかしながら、前記従来の往復式電磁振動型アクチュエータの構成では、駆動源にコイルを含む電磁石や永久磁石を必要とするため、小型化が困難となる課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、大変位かつ小型化が可能な振動型アクチュエータ、および、切断装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の振動型アクチュエータは、第一作用体を振動させる振動型アクチュエータであって、電圧または磁界により伸縮する駆動部材と、伸縮方向において前記駆動部材の一端部に接続される第一固定部材と、伸縮方向において前記駆動部材の他端部に接続される第二固定部材と、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材が所定の距離で固定される基台と、前記第一固定部材に対し第一関節を介して往復回動可能に接続され、前記第一作用体と接続される部分である第一作用部を有する第一揺動部材と、前記第一作用部との距離よりも、前記第一関節との距離が短い前記第一揺動部材の部分に接続される第二関節とを備え、前記第一関節、前記第一揺動部材、および、前記第二関節を介して前記駆動部材と前記第一固定部材とが接続される振動型アクチュエータである。
これによって、第一固定部材と接続される第一関節が支点、駆動部材と接続される第二関節が力点、第一作用部が作用点のテコとなるため、小型、または、薄型構造でありながら、大変位が可能となる。
本発明の振動型アクチュエータは大変位かつ小型化が可能である。
図1は、実施の形態1に係る振動型アクチュエータを第一作用体と共に示す斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る振動型アクチュエータを分解して示す斜視図である。 図3は、実施の形態1に係る振動型アクチュエータの動作について示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。 図4は、実施の形態2に係る振動型アクチュエータを示す斜視図である。 図5は、実施の形態2に係る振動型アクチュエータを示す上面図である。 図6は、実施の形態2における振動型アクチュエータの動作を示す図である。 図7は、実施の形態3に係る振動型アクチュエータの動作について示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。 図8は、実施の形態3に係る振動型アクチュエータの動作を示す図である。 図9は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータの動作について示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。 図10は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータを分解して示す斜視図である。 図11は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータの駆動部材が伸長した場合の動作ついて示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。 図12は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータの駆動部材が収縮した場合の動作ついて示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。 切断装置の外観を示す斜視図である。
本発明の振動型アクチュエータの1つは、第一作用体を振動させる振動型アクチュエータであって、電圧または磁界により伸縮する駆動部材と、伸縮方向において前記駆動部材の一端部に接続される第一固定部材と、伸縮方向において前記駆動部材の他端部に接続される第二固定部材と、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材が所定の距離で固定される基台と、前記第一固定部材に対し第一関節を介して往復回動可能に接続され、前記第一作用体と接続される部分である第一作用部を有する第一揺動部材と、前記第一作用部との距離よりも、前記第一関節との距離が短い前記第一揺動部材の部分に接続される第二関節とを備え、前記第一関節、前記第一揺動部材、および、前記第二関節を介して前記駆動部材と前記第一固定部材とが接続される振動型アクチュエータである。
これによって、第一固定部材と接続される第一関節が支点、駆動部材と接続される第二関節が力点、第一揺動部材の第一作用部が作用点のテコとなるため、小型、または、薄型構造でありながら、大変位駆動が可能となる。
また、前記第二固定部材と前記第一揺動部材の前記第一作用部との間に配置される第二揺動部材と、前記第一作用部と第三関節を介して一端部が接続され、前記第二揺動部材と第四関節を介して他端部が接続され、前記第一作用部と前記第二揺動部材との間に架橋状に配置される第一接続体と、それぞれの延在方向が前記第一接続体と略平行となるように配置され、前記第二固定部材と一端部が接続され、前記第四関節とずれた位置において前記第二揺動部材と第五関節を介して他端部が接続され、前記第二固定部材と前記第二揺動部材との間に架橋状に配置される第二接続体とを備えてもよい。
これによって、さらに第一作用体の変位を大きくすることができる。
さらに第二作用体を振動させる前記振動型アクチュエータであって、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の一方に対し第六関節を介して往復回動可能に接続され、前記第二作用体と接続される部分である第二作用部を有する第三揺動部材と、前記第二作用部との距離よりも、前記第六関節との距離が短い前記第三揺動部材の部分に接続される第七関節とを備えてもよい。
これによって、1つの駆動部材で2つの作用体を変位させることができ、2つの作用体を相互に逆方向となるように振動させることで、小型、または、薄型構造でありながら、カウンター駆動が可能となる。
また、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と前記第三揺動部材の前記第二作用部との間に配置される第四揺動部材と、前記第二作用部と第八関節を介して一端部が接続され、前記第四揺動部材と第九関節を介して他端部が接続され、前記第二作用部と前記第二揺動部材との間に架橋状に配置される第三接続体と、それぞれの延在方向が前記第三接続体と略平行となるように配置され、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と一端部が接続され、前記第九関節とずれた位置において前記第四揺動部材と第十関節を介して他端部が接続され、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と前記第四揺動部材との間に架橋状に配置される第四接続体とを備えてもよい。
また、前記駆動部材による前記第二揺動部材の揺動と前記第四揺動部材の揺動とが相互に逆向きになるように、前記第二揺動部材における前記第四関節と前記第五関節との位置関係、および、前記第四揺動部材における前記第九関節と前記第十関節との位置関係が決定してもよい。
また、前記第二接続体は、第十一関節を介して第五揺動部材に接続され、前記第五揺動部材は、第十二関節を介して前記第二固定部材に接続され、前記駆動部材は、第十三関節を介して前記第五揺動部材に接続され、前記第四接続体は、第十四関節を介して第六揺動部材に接続され、前記第六揺動部材は、第十五関節を介して前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と接続され、前記駆動部材は、第十六関節を介して前記第六揺動部材に接続されるものでもよい。
これらによって、2つの作用体の変位をさらに大きくすることができる。また、2つの作用体をカウンター駆動させることにより大変位でも全体として振動の少ない振動型アクチュエータを提供できる。
また、第三関節を介して前記第一揺動部材の第一作用部に接続される直動体と、前記直動体の往復直動をガイドするガイド部材とを備えてもよい。
これによって、テコに基づく大変位の往復回動を往復直動に変換することができ、作用体を往復直動させることが可能となる。
また、前記第一関節、および、前記第二関節を含む関節の少なくとも1つは、弾性変形により接続された部材の回動を許容してもよい。
また、前記関節の少なくとも1つは、弾性変形する板形状の板状部を備え、前記板状部の厚さ方向への回動を弾性変形により許容し、他の方向への回動を抑制してもよい。
これらによって、軸体と軸受などの複雑な機構を用いることなく、簡単な構成で駆動部材の伸縮を大きな変位に変換することができ、振動型アクチュエータの小型化を図ることが可能となる。
次に、本発明に係る振動型アクチュエータおよび切断装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明に係る振動型アクチュエータおよび切断装置の一例を示したものに過ぎない。従って本発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る振動型アクチュエータを第一作用体と共に示す斜視図である。
図2は、実施の形態1に係る振動型アクチュエータを分解して示す斜視図である。
これらの図に示すように、振動型アクチュエータ100は、第一作用体201である切断装置の刃を駆動させる振動型アクチュエータである。
図中のX軸は、本実施形態の振動型アクチュエータ100の前後方向、Y軸は、振動型アクチュエータ100の左右方向、Z軸は、振動型アクチュエータ100の上下方向をそれぞれ示す。
これらの図に示すように、振動型アクチュエータ100は、伸縮する駆動部材110の変位を拡大して第一作用体201を振動させる装置であって、第一固定部材121と、第二固定部材122と、基台123と、第一揺動部材131と、第一関節301と、第二関節302とを備えている。
本実施の形態の場合、振動型アクチュエータ100は、電気かみそりなどの切断装置に適用されるものであり、第一作用体201は、電気かみそり用の内刃である。
駆動部材110は、電圧により伸縮する圧電素子、または、磁界により伸縮する磁歪素子などの素子である。本実施の形態では、駆動部材110は、圧電素子が複数層積み重ねられた積層型の圧電素子であり、印加する電圧に応じて伸縮変形をする。
駆動部材110は、駆動部材110の伸縮方向(図中Y軸方向)の一方の端部は第二固定部材122と直接的かつ固定的に接続され、他端部は第一揺動部材131等を介して第一固定部材121と間接的に接続されている。
第一固定部材121、および、第二固定部材122は、基台123により所定の距離で維持されるように固定されている。本実施の形態の場合、第一固定部材121、第二固定部材122、および、基台123は一体となっている。
第一揺動部材131は、テコを形成するための剛体であり、第一固定部材121に対し第一関節301を介して往復回動可能に接続されている。また第一揺動部材131は、第一作用体201と接続される部分である第一作用部141を有している。第一揺動部材131の形状は、特に限定されるものではなく、適用される切断装置などに適した形状が選択される。本実施の形態の場合、第一揺動部材131の形状は、第一関節301を含み、第一揺動部材131が往復回動する面に対して垂直方向に突出する突出部を備えており、突出部の先端において第一作用体201と接続される形状となっている。
第一関節301、第二関節302などの関節は、例えば第一固定部材121と第一揺動部材131等の剛体どうしを回動などの相対的な動作可能に接続する部材である。ここで、明細書、および、特許請求の範囲において、「関節」とは、相対的な回動、および、相対的なずれ(平行移動)の少なくとも一方を許容して2つの部材を接続する機構部を意味する文言として用いている。本実施の形態の場合、関節は、弾性変形により接続された2つの剛体の相対的な回動を少なくとも許容する部材である。具体的には、関節は、弾性変形する板形状の板状部を備え、板状部の厚さ方向への回動を弾性変形により許容し、他の方向への回動を抑制するものとなっている。
また本実施の形態の場合、第一関節301、および、第二関節302は、第一揺動部材131と一体に成形されている。第一関節301は、第一固定部材121と直接的かつ固定的に接続される第一取付部149を一体に備えている。第一取付部149は、ビス148により第一固定部材121に固定されている。第二関節302は、駆動部材110と直接的かつ固定的に接続される駆動部材接続部321を一体に備えている。
第二関節302が第一揺動部材131に接続される部分は、第一作用部141との距離よりも、第一関節301との距離が短い第一揺動部材131の部分である。なお、明細書、および、特許請求の範囲において、距離とは第一関節301を含む第一揺動部材131が往復回動する面における距離を意味する場合があり、三次元的な実際の距離を意味しない場合がある。
以上により、第一関節301、第一揺動部材131、および、第二関節302を介して駆動部材110と第一固定部材121とが接続され、第一関節301が支点、第二関節302が力点、第一揺動部材131の第一作用部141が作用部となってテコの仕組みが形成され、変位拡大機構が形成される。
ここで、本実施の形態における各部の具体的な設計例を挙示する。なお、以下に示す数値は本発明を説明するために例示したものであり、本発明を限定する意図は含まれていない。駆動部材110を前後7mm、左右20mm、上下7mmの立方体である。第一固定部材121は、φ1mm程度のビス148で固定され、第一揺動部材131は前後13mm、左右8mm、上下最大24mm、最小7mmである。第一関節301は、前後0.8mm、左右2mm、上下7mmである。第二関節302は、前後1mm、左右4mm、上下7mmである。第一関節301の板上部の厚さは第二関節302の板上部の厚さよりも2割程度薄く設定されている。これにより、エネルギーのロスを抑制して第一揺動部材131を往復回動させることが可能となる。第一関節301と第二関節302の空隙は1mmとなる。なお、駆動部材110の伸縮長さに対する第一作用部141の変位量を大きくするためには、駆動部材110は左右方向の変位が大きく、第一揺動部材131は前後方向に長く、第一関節301と第二関節302の距離が近い(空隙が狭い)ことが望ましい。
以上のように構成された振動型アクチュエータ100について、以下その動作、作用を説明する。
図3は、実施の形態1に係る振動型アクチュエータの動作について示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。
駆動部材110である圧電素子に電圧を印加することで左右方向に伸縮する。これにより、第二固定部材122を基準に駆動部材110の端部が往復直動で変位する。この変位に伴い、駆動部材接続部321が左右方向に往復直動的に変位し、第二関節302を介して第一揺動部材131が左右方向に押し引きされる。
以上の動作により、第一揺動部材131は、第一固定部材121に繋がる第一関節301近傍を回転中心に往復回動し、第一作用部141が大きく変位する。
以上により、例えば、駆動部材110の数μm程度の変位をテコの原理により第一作用部141の変位が5倍以上に拡大することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2について説明する。なお、前記実施の形態1と同様の作用や機能、同様の形状や機構や構造を有するもの(部分)には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、以下では実施の形態1と異なる点を中心に説明し、同じ内容については説明を省略する場合がある。
図4は、実施の形態2に係る振動型アクチュエータを示す斜視図である。
図5は、実施の形態2に係る振動型アクチュエータを示す上面図である。
実施の形態2が上記実施の形態1と異なる部分は、図4、図5に示すように、実施の形態1で説明した振動型アクチュエータ100がさらに、第三関節303と、直動体150と、ガイド部材151とを備えているところである。実施の形態2に係る振動型アクチュエータ100は、第一揺動部材131の往復回動を往復直動に変換して直線状の振動を出力することができる。
ここで、本実施の形態における各部の具体的な設計例としては、第一揺動部材131は前後13mm、左右8mm、上下7mmの直方体とし、第三関節303は前後0.6mm、左右1mm、上下7mmの板状部を備え、第一揺動部材131、および、直動体150と一体に形成される。
図6は、実施の形態2における振動型アクチュエータの動作を示す図である。
同図に示すように、駆動部材110の変位がテコにより、第一揺動部材131の第一作用部141は、変位が拡大されたて往復回動する。この点は上記実施の形態1と同様である。
実施の形態2においては、第一揺動部材131と直動体150とが弾性変形可能な第三関節303により接続され、直動体150はガイド部材151によって直線的に案内される。
よって、第三関節303が弾性変形するため直動体150とガイド部材151の摩擦損失が軽減され、第一作用部141の往復回動を往復直動に高効率で変換することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について説明する。なお、前記実施の形態1、2と同様の作用や機能、同様の形状や機構や構造を有するもの(部分)には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、以下では実施の形態1、2と異なる点を中心に説明し、同じ内容については説明を省略する場合がある。
図7は、実施の形態3に係る振動型アクチュエータの動作について示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。
実施の形態3が実施の形態1、2と異なる部分は、図7に示すように、第二揺動部材132と、第一接続体161と、第二接続体162と、第四関節304と、第五関節305とを備えているところである。
第二揺動部材132は、第二固定部材122と第一揺動部材131の第一作用部141との間に配置される棒状の剛体であり、第一揺動部材131の第一作用部141の往復回動の変位をさらに拡大する部材である。
第一接続体161は、第一作用部141と第三関節303を介して一端部が接続され、第二揺動部材132と第四関節304を介して他端部が接続され、第一作用部141と第二揺動部材132との間に架橋状に配置される部材である。
本実施の形態の場合、第一接続体161は、第一揺動部材131が往復回動する面と略平行に配置される帯状の部材であり、第三関節303が備える板状部と垂直に交差した状態で接続されている。ここで、「略平行」とは、完全に平行な状態、および、平行とみなせる状態を含む意味で用いている。これにより、第一揺動部材131の第一作用部141の往復回動を第三関節303の柔軟性に基づき第一接続体161の往復直動に変換することができる。
第二接続体162は、延在方向が第一接続体161と略平行となるように配置され、第二固定部材122と一端部が接続され、第四関節304とずれた位置において第二揺動部材132と第五関節305を介して他端部が接続され、第二固定部材122と第二揺動部材132との間に架橋状に配置される部材である。
本実施の形態の場合、第二接続体162は、第一接続体161と平行に配置される帯状の部材である。
ここで、本実施の形態における各部の具体的な設計例としては、第四関節304および第五関節305は、第一揺動部材131の往復回動する面に含まれる軸を中心として第一接続体161、第二接続体162の回動を柔軟性に基づき許容しており、前後方向に8.5mm、左右方向に12mm、上下方向に0.25mmとなっている。第二揺動部材132は、前後方向に8.5mm、左右方向に3mm、上下方向に25mmの直方体の棒状となっている。第四関節304と第五関節305との上下方向の距離は、1mmである。
変位拡大量を大きくするためには、第二揺動部材132は、第四関節304、および、第五関節305が接続されている位置から揺動端部145が遠く、第四関節304と第五関節305との距離が狭い形状を採用することが望ましい。
図8は、実施の形態3に係る振動型アクチュエータの動作を示す図である。
実施の形態3に係る振動型アクチュエータ100は、駆動部材110の変位が第一揺動部材131により拡大されるところは、実施形態1、2と同様である。
実施の形態3においては、第一揺動部材131の第一作用部141が、第二固定部材122と離れる方向に変位している際は、第一接続体161が第五関節305に対して第四関節304を引っ張るため、第二揺動部材132は、左に傾くように回動する。一方、第一揺動部材131の第一作用部141が、第二固定部材122と近づく方向に変位している際は、第一接続体161が第五関節305に対して第四関節304を押し出すため、第二揺動部材132は、右に傾くように回動する。よって、第一揺動部材131の変位により、第四関節304と第五関節305とが左右方向において常に逆向きに相対的に変位することで、第二揺動部材132は、第四関節304と第五関節305との間を回転中心に往復回動する。その結果、第二揺動部材132の揺動端部145では、駆動部材110の数μm程度の変位を複数のテコを用いて100倍以上に変位を拡大できる。
(実施の形態4)
実施の形態4について説明する。なお、前記実施の形態1、2、3と同様の作用や機能、同様の形状や機構や構造を有するもの(部分)には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、以下では実施の形態1、2、3と異なる点を中心に説明し、同じ内容については説明を省略する場合がある。
図9は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータの動作について示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。
図10は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータを分解して示す斜視図である。
実施の形態4に係る振動型アクチュエータ100が上記の実施形態1〜3と異なる部分は、図10に示すように、1つの駆動部材110で第二作用体202を含む2つの作用体を振動させることができる点である。実施の形態4に係る振動型アクチュエータ100も切断装置である電気かみそりに取り付けられ、第一作用体201と共に第二作用体202である切断装置の刃を動作させる。第一作用体201と第二作用体202は、同一形状、同一重量の内刃である。
2つの作用体を1つの駆動部材110で動作させるために実施の形態4に係る振動型アクチュエータ100はさらに、第一固定部材121に対し第六関節306を介して往復回動可能に接続され、第二作用体202と間接的に接続される部分である第二作用部142を有する第三揺動部材133と、第二作用部142との距離よりも、第六関節306との距離が短い第三揺動部材133の部分に接続される第七関節307とを備えている。
第三揺動部材133は、第一揺動部材131が往復回動する面と同じ面で往復回動するように配置されており、第一揺動部材131の形状と第三揺動部材133の形状とは面対称となっており、駆動部材110に対して対象な関係になっている。第一揺動部材131の重量と第三揺動部材133の重量とはほぼ同一である。
第一揺動部材131と第三揺動部材133との対象関係に伴って、第六関節306の形状、および、配置は、第一関節301と対象であり、第七関節307の形状、および、配置は、第二関節302と対象となっている。
また実施の形態4に係る振動型アクチュエータ100は、第一作用体201と第二作用体202とを同じ変位量で動作させるため、さらに、第四揺動部材134と、第三接続体163と、第四接続体164とを備えている。
第四揺動部材134は、第三揺動部材133が接続されていない方である第二固定部材122と第三揺動部材133の第二作用部142との間に配置される部材である。第四揺動部材134は、第一揺動部材131と第三揺動部材133との対称面と同一の面において第二揺動部材132と対象に配置され、形状も対象となっている。また、第四揺動部材134の重量は、第二揺動部材132と略同一である。
第三接続体163は、第二作用部142と第八関節308を介して一端部が接続され、第四揺動部材134と第九関節309を介して他端部が接続され、第二作用部142と第二揺動部材132との間に架橋状に配置されされている。第三接続体163は、第一固定部材121と第二固定部材122の中央位置に通過し、第一揺動部材131の往復回動面と垂直な軸を対称軸として第二接続体162と回転対象の配置、および、形状であり、重量も略同一である。
第四接続体164は、延在方向が第三接続体163と略平行となるように配置され、第二固定部材122と一端部が接続され、第九関節309とずれた位置において第四揺動部材134と第十関節310を介して他端部が接続され、第二固定部材122と第四揺動部材134との間に架橋状に配置されている。第四接続体164は、第一固定部材121と第二固定部材122の中央位置に通過し、第一揺動部材131の往復回動面と垂直な軸を対称軸として第一接続体161と回転対象の配置、および、形状であり、重量も略同一である。
以上の様に、第一接続体161と第四接続体164、および、第二接続体162と第三接続体163とが同一軸でそれぞれ回転対称となっている。この配置により、駆動部材110による第二揺動部材132の揺動と第四揺動部材134の揺動とが相互に逆向きになる。つまり、第二揺動部材132における第四関節304の位置は第五関節305よりも第二揺動部材132の揺動端部145に近くなっている。また、第四揺動部材134における第十関節310の位置は第九関節309よりも第四揺動部材134の揺動端部145に近くなっている。
さらに、実施の形態4に係る振動型アクチュエータ100は、各可動部の運動をバランスさせて駆動時の振動型アクチュエータ100の全体的な揺れを低減させるため、第一揺動部材131の往復回動面、および、第一揺動部材131と第三揺動部材133との対称面に直交し、第一固定部材121と第二固定部材122との中央位置に配置される面を対称面として、第一揺動部材131に対象な第五揺動部材135と、第三揺動部材133に対象な第六揺動部材136とを備えている。
第五揺動部材135は、第十一関節311を介して第二接続体162に接続されている。また、第五揺動部材135は、第十二関節312を介して第二固定部材122に接続されている。駆動部材110は、第十三関節313を介して第五揺動部材135に接続されている。
第六揺動部材136は、第十四関節314を介して第四接続体164に接続されている。また、第六揺動部材136は、第十五関節315を介して第三揺動部材133が接続されていない方である第二固定部材122と接続されている。駆動部材110は、第十六関節316を介して第六揺動部材136に接続されている。
第十一関節311は、第三関節303、および、第十四関節314とそれぞれ面対称である。第十二関節312は、第一関節301、および、第十五関節315とそれぞれ面対称である。第十三関節313は、第二関節302、および、第十六関節316とそれぞれ面対称である。
図11は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータの駆動部材が伸長した場合の動作ついて示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。
図12は、実施の形態4に係る振動型アクチュエータの駆動部材が収縮した場合の動作ついて示す図であり、上面図、側面図、斜視図を一度に示す図である。
駆動部材110の往復直動の変位が第一揺動部材131により第一作用部141の往復回動の拡大された変位に変換させる所は、第三揺動部材133、第五揺動部材135、第六揺動部材136も同様である。また、第一接続体161と第二接続体162とが相互に近づき、また、相互に遠ざかることにより第二揺動部材132が大きく揺動する所は、第四揺動部材134における第三接続体163と第四接続体164の作用と同様である。
実施の形態4においては、駆動部材110を中心にして左右方向に第一揺動部材131および第一関節301、第二関節302、第三関節303とが一対になるよう構成され、さらに、駆動部材110を中心にして前後方向に、第一揺動部材131および第一関節301、第二関節302、第三関節303、第五揺動部材135、第十二関節312、第十三関節313、第十一関節311とが一対になるよう構成されている。
よって、図11に示すように、駆動部材110が伸長する方向に変位した場合、第一揺動部材131側の第三関節303と第五揺動部材135側の第十一関節311との距離が離れるように相対的に変位する。これに伴い第三関節303に接続される第一接続体161と第十一関節311に接続される第二接続体162も相対的に距離が離れるように変位する。以上の動作は、第八関節308、第十四関節314、第三接続体163、および、第四接続体164も同様である。
第一接続体161に接続される第四関節304と第二接続体162に接続される第五関節305とが相互に離れる方向に変位することで、第二揺動部材132は、第四関節304と第五関節305との間を回転中心に揺動端部145が第一固定部材121の方向に変位するように回動する。
同様に第三接続体163に接続される第九関節309と第四接続体164に接続される第十関節310とが相互に離れる方向に変位することで、第四揺動部材134は、揺動端部145に対する第四関節304、および、第五関節305と位置関係の異なる第九関節309と第十関節310との間を回転中心に第四揺動部材134の揺動端部145が第二固定部材122の方向に変位するように回動する。
また、図12に示すように、駆動部材110が収縮する方向に変位した場合は、各部材が前記と逆に動作し、第二揺動部材132の揺動端部145が第二固定部材122の方向に回動し、第四揺動部材134の揺動端部145が第一固定部材121の方向に回動する。
以上の動作により、第二揺動部材132の揺動端部145に接続される第一作用体201と、第四揺動部材134の揺動端部145に接続される第二作用体202とがカウンター動作し、振動型アクチュエータ100は、全体の重心位置が一定の状態で動作する。
以上により、振動型アクチュエータ100は、伸縮する駆動部材110の変位を100倍以上の変位に変換することができ、小型でありながら大変位のアクチュエータを実現することができる。また、振動型アクチュエータ100が前後方向、および、左右方向において対称に動作するため、振動型アクチュエータ100の駆動時において各部材の振動を相殺し、全体として揺れの少ない振動型アクチュエータ100を実現することができる。
(切断装置)
図13は、振動型アクチュエータを備え、体毛を処理する切断装置の外観を示す斜視図である。
同図に示すように、切断装置400は、例えば電動カミソリであり、把持部401と、ヘッド402と、内刃である第一作用体201、および、第二作用体202に対応する第一外刃421と、第二外刃422とを備えている。ヘッド402の内部には、第二作用体202と第二作用体202とをカウンター駆動するための実施の形態4にかかる振動型アクチュエータ100が収容されている。
切断装置400は、スイッチ411を操作することにより、振動型アクチュエータ100の駆動部材110に周期的な電圧を与え、第一作用体201、および、第二作用体202をカウンター駆動し、第一外刃421と第一作用体201、第二外刃422と第二作用体202とを相対的に往復動させることにより、外刃の隙間に挿入された髭などの体毛を切断することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、実施の形態4では、第一揺動部材131、および、第三揺動部材133は第一固定部材121に対し、第五揺動部材135、および、第六揺動部材136は、第二固定部材122に対しそれぞれ揺動可能に接続される場合を説明したが、例えば、第三揺動部材133、第五揺動部材135を廃して、第八関節308は第一固定部材121に直接接続され、第十一関節311は第二固定部材122に直接接続されてもよい。
また、第二揺動部材132と第四揺動部材134とを逆位相で往復回動させ、カウンター動作させる場合を説明したが、同位相で往復回動させる場合など、任意の動作を選択しうる。
本発明は、電動バリカン、電気カミソリなどで体毛を処理する切断装置、草や木の枝を切断するバリカン等の切断装置に利用可能である。
100 振動型アクチュエータ
110 駆動部材
121 第一固定部材
122 第二固定部材
123 基台
131 第一揺動部材
132 第二揺動部材
133 第三揺動部材
134 第四揺動部材
135 第五揺動部材
136 第六揺動部材
141 第一作用部
142 第二作用部
145 揺動端部
148 ビス
149 第一取付部
150 直動体
151 ガイド部材
161 第一接続体
162 第二接続体
163 第三接続体
164 第四接続体
201 第一作用体
202 第二作用体
301 第一関節
302 第二関節
303 第三関節
304 第四関節
305 第五関節
306 第六関節
307 第七関節
308 第八関節
309 第九関節
310 第十関節
311 第十一関節
312 第十二関節
313 第十三関節
314 第十四関節
315 第十五関節
316 第十六関節
321 駆動部材接続部
400 切断装置
401 把持部
402 ヘッド
411 スイッチ
421 第一外刃
422 第二外刃

Claims (10)

  1. 第一作用体を振動させる振動型アクチュエータであって、
    電圧または磁界により伸縮する駆動部材と、
    伸縮方向において前記駆動部材の一端部に接続される第一固定部材と、
    伸縮方向において前記駆動部材の他端部に接続される第二固定部材と、
    前記第一固定部材、および、前記第二固定部材が所定の距離で固定される基台と、
    前記第一固定部材に対し第一関節を介して往復回動可能に接続され、前記第一作用体と接続される部分である第一作用部を有する第一揺動部材と、
    前記第一作用部との距離よりも、前記第一関節との距離が短い前記第一揺動部材の部分に接続される第二関節とを備え、
    前記第一関節、前記第一揺動部材、および、前記第二関節を介して前記駆動部材と前記第一固定部材とが接続される
    振動型アクチュエータ。
  2. 前記第二固定部材と前記第一揺動部材の前記第一作用部との間に配置される第二揺動部材と、
    前記第一作用部と第三関節を介して一端部が接続され、前記第二揺動部材と第四関節を介して他端部が接続され、前記第一作用部と前記第二揺動部材との間に架橋状に配置される第一接続体と、
    それぞれの延在方向が前記第一接続体と略平行となるように配置され、前記第二固定部材と一端部が接続され、前記第四関節とずれた位置において前記第二揺動部材と第五関節を介して他端部が接続され、前記第二固定部材と前記第二揺動部材との間に架橋状に配置される第二接続体と
    を備える請求項1に記載の振動型アクチュエータ。
  3. さらに第二作用体を振動させる前記振動型アクチュエータであって、
    前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の一方に対し第六関節を介して往復回動可能に接続され、前記第二作用体と接続される部分である第二作用部を有する第三揺動部材と、
    前記第二作用部との距離よりも、前記第六関節との距離が短い前記第三揺動部材の部分に接続される第七関節と
    を備える請求項1または2に記載の振動型アクチュエータ。
  4. 前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と前記第三揺動部材の前記第二作用部との間に配置される第四揺動部材と、
    前記第二作用部と第八関節を介して一端部が接続され、前記第四揺動部材と第九関節を介して他端部が接続され、前記第二作用部と前記第二揺動部材との間に架橋状に配置される第三接続体と、
    それぞれの延在方向が前記第三接続体と略平行となるように配置され、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と一端部が接続され、前記第九関節とずれた位置において前記第四揺動部材と第十関節を介して他端部が接続され、前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と前記第四揺動部材との間に架橋状に配置される第四接続体と
    を備える請求項2を引用する請求項3に記載の振動型アクチュエータ。
  5. 前記駆動部材による前記第二揺動部材の揺動と前記第四揺動部材の揺動とが相互に逆向きになるように、前記第二揺動部材における前記第四関節と前記第五関節との位置関係、および、前記第四揺動部材における前記第九関節と前記第十関節との位置関係が決定される
    請求項4に記載の振動型アクチュエータ。
  6. 前記第二接続体は、第十一関節を介して第五揺動部材に接続され、
    前記第五揺動部材は、第十二関節を介して前記第二固定部材に接続され、
    前記駆動部材は、第十三関節を介して前記第五揺動部材に接続され、
    前記第四接続体は、第十四関節を介して第六揺動部材に接続され、
    前記第六揺動部材は、第十五関節を介して前記第一固定部材、および、前記第二固定部材の前記第三揺動部材が接続されていない方と接続され、
    前記駆動部材は、第十六関節を介して前記第六揺動部材に接続される
    請求項4または請求項5に記載の振動型アクチュエータ。
  7. 第三関節を介して前記第一揺動部材の第一作用部に接続される直動体と、
    前記直動体の往復直動をガイドするガイド部材と
    を備える請求項1に記載の振動型アクチュエータ。
  8. 前記第一関節、および、前記第二関節を含む関節の少なくとも1つは、弾性変形により接続された部材の回動を許容する
    請求項1から7のいずれか一項に記載の振動型アクチュエータ。
  9. 前記関節の少なくとも1つは、弾性変形する板形状の板状部を備え、前記板状部の厚さ方向への回動を弾性変形により許容し、他の方向への回動を抑制する
    請求項1から8のいずれか一項に記載の振動型アクチュエータ。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の振動型アクチュエータと、
    前記振動型アクチュエータにより振動する内刃と、
    前記内刃に対応する外刃と
    を備える切断装置。
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