JP2010057164A - 通信装置及びそれを有する通信システム並びに通信方法 - Google Patents

通信装置及びそれを有する通信システム並びに通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】新たな信号の追加無く、ホスト装置がディジーチェーン接続されたデバイスに対するデータ転送タイミングを変化させる必要が無い通信装置及びそれを有する通信システム並びに通信方法を提供する。
【解決手段】ディジーチェーンに接続されたデバイス100、200、300において、デバイスID機能部102にデバイス識別番号を設定し、そのデバイス識別番号に応じてレイテンシコントロール103がデバイスからリードする際の遅延値を決定しているので、例えば、デバイス300がホストから一番遠いとすると、ホスト装置10がデバイス300からリードした際の遅延値に合わせてデバイス100とデバイス200のレイテンシコントロール102で遅延値を設定することで各デバイスからのリードする際のレイテンシを同一とすることができる。
【選択図】図2

Description

ホスト装置とバスで接続される通信装置及びそれを有する通信システム並びに通信方法に関する。
バスを介してホスト装置と複数の通信装置(デバイス)間を接続する方法として、パラレルバスを使用する方法とシリアルバスを使用する方法が考えられる。コストがかからず簡単な通信を行う際には、パラレルバスを使用した場合はデバイスの入出力端子が増加しパッケージコストが増加することや、高速に接続する広域化要求に対応することが困難などといったデメリットが挙げられる。そのため、近年ではシリアルバスが使用されることが多くなってきている。
このような複数のデバイスに対してシリアルバスを介して通信を行う方法で、複数のデバイスを接続する方法においては、ディジーチェーン方式とノード分岐方式と両方式の混在とがある。ディジーチェーン接続については、例えば特許文献1に記載されている。
従来のディジーチェーン方式では、各デバイスがデータを取り込むためのストローブ信号が1つであり、ディジーチェーン上に接続されるデバイス個数Nに対して1:Nの関係でストローブ送信元にストローブ信号のドライブ能力が要求されるため、デバイスの個数が増加するにつれて通信速度が遅くなるというデメリットがあった。また、ディジーチェーンの配線がデバイスの個数に依存し、ディジーチェーン上のデバイスの個数が多くなった場合には、配線長が長くなりホスト装置と通信相手のデバイスとの通信に通信時間がかかるというデメリットがあった。
これらに対して、特許文献2に記載のシリアル通信システムのようにディジーチェーン接続上のデータを一度クロック信号でバッファリングして同期補正を行い、通信速度を向上する手段が提案されている。また、近年は、シリアル通信チャネルを2チャネル以上持つ安価な高付加価値製品が市場に流通するようになっており、ホスト側からデバイスに対してデータ信号を供給する通信チャネルと、一方でデバイスからホスト側へデータ信号を供給する通信チャネルとの2つ以上を持つことで通信速度の向上を行っている。また、違った方法としては、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394のDS−Link方式やPCI Expressの8B−10Bのようにクロック自体をデータ信号から生成し、デバイス間のデータ転送におけるストローブ信号とデータ信号のスキューをなくすことにより通信速度の向上を行っているものがある。
ここで、従来のディジーチェーン方式の問題点を図9を参照して説明する。図9はホスト装置500にデバイス510、520、530がディジーチェーン接続されている。つまり、ホスト装置500とデバイス510とはクロック信号CLK0と通信チャネルTDI0およびRDO0とで接続され、デバイス510とデバイス520とはクロック信号CLK1と通信チャネルTDI1およびRDO1とで接続され、デバイス520とデバイス530とはクロック信号CLK3と通信チャネルTDI3およびRDO3とで接続されている。そして、ホスト装置500から通信チャネルTDI1を介してデバイス510に入力されたデータはクロック信号CLK1で1サイクル以上遅延させて下流に出力し、デバイス510からデバイス520に通信チャネルTDI2を介して入力されたデータはクロック信号CLK2で1サイクル以上遅延させて下流に出力している。この場合、ホスト装置500からデバイス530に対してデータ転送を行ったときに発生する通信レイテンシは次のようになる。
まず、ホスト装置500から通信チャネルTDI0に出力されたデータは、デバイス510でホスト装置500から入力されたクロック信号CLK0で1サイクル以上遅延させて通信チャネルTDI1へ下流のデバイス520に出力するデータとなる。次に、通信チャネルTDI1に出力されたデータはデバイス510内でクロック信号CLK0をバッファリングしてデバイス520へ出力したCLK1でデバイス520内において1サイクル以上遅延させて通信チャネルTDI2へ下流のデバイス530に出力するデータとなる。
つまり、ホスト装置500はデバイス530に対してデータ転送を行った際に、デバイス530に到達するまでに3サイクル以上の遅延が発生することとなる。同様にデバイス520は2サイクル以上、デバイス510は1サイクル以上となる。そのため、ホスト装置500からデータ転送されたデータがデバイスに到達するまでのレイテンシは、ホスト装置500側とデータ転送されたデバイス間にあるデバイスの個数に応じて比例して増加する。
従って、ホスト装置500から複数デバイスに対して同時に通信が行われた場合、前記のレイテンシによりホスト装置500から離れれば離れるほど通信が完了する時間が遅くなるため、複数のデバイスに対して同時に転送データを供給しなければいけないようなシステムにおいて問題となっていた。
また、図9においてデバイス側からホスト装置500側へのデータ転送を行う通信チャネルRDO0、RDO1、RDO2においても、ホスト装置500にたどり着くまでに経由したデバイスの個数に応じて遅延が付与されるため、ホスト装置500と転送元のデバイスまでのデバイス数が増えればデータ転送のレイテンシが増加することとなる。
ホスト装置500は、デバイス510からデータ転送が行われた場合は1サイクル以上遅延した後にデータを受信する。同様にデバイス520に対しては2サイクル以上遅延した後にデータを受信し、デバイス530に対しては3サイクル以上遅延した後にデータを受信する。
このように、通信相手のデバイスが変わるたびにデータ転送を行った際に発生するデータが下流方向及び上流方向ともに変わるため、ホスト装置500は通信相手のデバイスが変わるたびにデータ転送のタイミングを変えなえければならないという問題があった。
この問題は、上述したストローブ方式にすれば、ホスト装置500側では、ストローブ信号によってタイミングを測定することが可能だが、そのためにはストローブ信号のための端子を追加しなければならないため好ましくない。
本発明はかかる問題を解決することを目的としている。
すなわち、本発明は、新たな信号の追加無く、ホスト装置がディジーチェーン接続されたデバイスに対するデータ転送タイミングを変化させる必要が無い通信装置及びそれを有する通信システム並びに通信方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、ホスト装置からシリアルデータが入力される第1のデータ入力端子と前記ホスト装置へシリアルデータを出力する第1のデータ出力端子と他の通信装置からシリアルデータが入力される第2のデータ入力端子と前記他の通信装置へシリアルデータを出力する第2のデータ出力端子とが設けられた通信手段と、前記通信手段からデータの書き込みまたは読み出しが行われる記憶手段と、を有する通信装置において、前記第1のデータ入力端子から入力されたデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号が設定される識別番号設定手段と、前記通信手段が前記記憶手段から読み出す際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定する遅延設定手段と、を有していることを特徴とする通信装置である。
請求項2に記載された発明は、ホスト装置からシリアルデータが入力される第1のデータ入力端子と前記ホスト装置へシリアルデータを出力する第1のデータ出力端子と他の通信装置からシリアルデータが入力される第2のデータ入力端子と前記他の通信装置へシリアルデータを出力する第2のデータ出力端子とが設けられた通信手段と、前記通信手段からデータの書き込みまたは読み出しが行われる記憶手段と、を有する通信装置において、前記第1のデータ入力端子から入力されたデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号が設定される識別番号設定手段と、前記通信手段が前記記憶手段へ書き込む際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定する遅延設定手段と、を有していることを特徴とする通信装置である。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2に記載された発明において、識別番号設定手段が、前記第1のデータ入力端子から入力される識別番号設定を示すデータをデコードして前記第1の識別手段が設定されることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載された発明において、前記記憶手段が複数設けられるとともに、前記通信手段が、複数の前記記憶手段それぞれに固有の第2の識別番号を付与して前記複数の記憶手段と個別に通信を行うことを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、ホスト装置および複数の請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の通信装置をディジーチェーン接続し、各通信装置の前記遅延設定手段が、前記ホスト装置から見て同じ遅延時間でデータが読み出されるように遅延値をそれぞれ設定することを特徴とする通信システムである。
請求項6に記載された発明は、ホスト装置および複数の請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の通信装置をディジーチェーン接続し、各通信装置の前記遅延設定手段が、前記ホスト装置から見て同じ遅延時間でデータが書き込まれるように遅延値をそれぞれ設定することを特徴とする通信システムである。
請求項7に記載された発明は、ホスト装置から入力される第1のシリアルデータを内部に設けられた記憶手段に書き込みまたは他の通信装置へ第1のシリアルデータ出力として出力するとともに、前記記憶手段から読み出したデータまたは前記他の通信装置から入力される第2のシリアルデータを前記ホスト装置へ第2のシリアルデータ出力として出力する通信方法において、前記第1のシリアルデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号を設定し、前記記憶手段から読み出す際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定することを特徴とする通信方法である。
請求項8に記載された発明は、ホスト装置から入力される第1のシリアルデータを内部に設けられた記憶手段に書き込みまたは他の通信装置へ第1のシリアルデータ出力として出力するとともに、前記記憶手段から読み出したデータまたは前記他の通信装置から入力される第2のシリアルデータを前記ホスト装置へ第2のシリアルデータ出力として出力する通信方法において、前記第1のシリアルデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号を設定し、前記記憶手段へ書き込む際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定することを特徴とする通信方法である。
請求項9に記載された発明は、請求項7または8に記載された発明において、前記第1のデータ入力信号から入力される識別番号設定を示すデータをデコードして、前記第1の識別手段が設定されることを特徴とするものである。
請求項10に記載された発明は、請求項7乃至9のうちいずれか一項に記載された発明において、前記記憶手段が複数設けられるとともに、複数の前記記憶手段それぞれに固有の第2の識別番号を付与して前記複数の記憶手段と個別に通信を行うことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、識別番号設定手段において、第1のデータ入力端子から入力されたデータによって他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号が設定され、遅延設定手段において、通信手段が記憶手段から読み出す際の遅延値を第1の識別番号に基づいて設定しているので、第1の識別番号をホスト装置との距離に応じて設定すれば、その距離に応じた読み出し遅延値を設定することができる。そして、通信装置が複数接続されている場合はホスト装置からの距離に応じてそれぞれ異なる読み出し遅延値を設定してホスト装置が読み出す際のレイテンシを同一とすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、識別番号設定手段において、第1のデータ入力端子から入力されたデータによって他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号が設定され、遅延設定手段において、通信手段が記憶手段へ書き込む際の遅延値を第1の識別番号に基づいて設定しているので、第1の識別番号をホスト装置との距離に応じて設定すれば、その距離に応じた読み出し遅延値を設定することができる。そして、通信装置が複数接続されている場合はホスト装置からの距離に応じてそれぞれ異なる書き込み遅延値を設定してホスト装置から書き込む際のレイテンシを同一とすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1のデータ入力信号から入力される識別番号設定を示すデータをデコードして識別番号設定手段に第1の識別手段が設定されるので、シリアルバスにデータを出力することで識別番号を設定することができ、専用の信号線などが必要無くなる。
請求項4に記載の発明によれば、記憶手段が複数設けられて、通信手段が、複数の記憶手段それぞれに固有の第2の識別番号を付与して個別に通信しているので、任意の記憶手段と通信を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、ホスト装置と複数の上述した通信装置をディジーチェーン接続し、各通信装置の遅延設定手段が、ホスト装置から見て同じ遅延時間でデータが読み出されるように遅延値をそれぞれ設定しているので、ホスト装置が読み出す際のレイテンシを同一とすることができ、ホスト装置は、通信装置に対してデータ転送を要求した後決まったサイクルでデータの受け取りを完了することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ホスト装置と複数の上述した通信装置をディジーチェーン接続し、各通信装置の遅延設定手段が、ホスト装置から見て同じ遅延時間でデータが書き込まれるように遅延値をそれぞれ設定しているので、ホスト装置が書き込む際のレイテンシを同一とすることができ、ホスト装置は、通信装置に対してデータ転送を要求した後決まったサイクルでデータの受け取りを完了することができる。
請求項7に記載の発明によれば、ホスト装置が他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号を設定し、記憶手段から読み出す際の遅延値を第1の識別番号に基づいて設定しているので、第1の識別番号をホスト装置との距離に応じて設定すれば、その距離に応じた読み出し遅延値を設定することができる。そして、通信装置が複数接続されている場合はホスト装置からの距離に応じてそれぞれ異なる読み出し遅延値を設定してホスト装置が読み出す際のレイテンシを同一とすることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ホスト装置が他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号を設定し、記憶手段から書き込む際の遅延値を第1の識別番号に基づいて設定しているので、第1の識別番号をホスト装置との距離に応じて設定すれば、その距離に応じた読み出し遅延値を設定することができる。そして、通信装置が複数接続されている場合はホスト装置からの距離に応じてそれぞれ異なる書き込み遅延値を設定してホスト装置が書き込む際のレイテンシを同一とすることができる。
請求項9に記載の発明によれば、第1のシリアルデータから入力される識別番号設定を示すデータをデコードして第1の識別手段が設定されるので、シリアルバスにデータを出力することで識別番号を設定することができ、専用の信号線などが必要なくなる。
請求項10に記載の発明によれば、記憶手段が複数設けられて、複数の記憶手段それぞれに固有の第2の識別番号を付与して個別に通信しているので、任意の記憶手段と通信を行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる通信システムのブロック図である。 図1に示した通信システムの通信装置を示したブロック図である。 図2に示した通信装置の動作を示したフローチャートである。 図1に示した通信システムの各通信装置のデバイス識別番号設定を示す説明図である。 ライト時のレイテンシコントロールが付与する遅延量についての説明図である。 ライト時のタイミングチャートである。 リード時のレイテンシコントロールが付与する遅延量についての説明図である。 リード時のタイミングチャートである。 従来のディジーチェーン接続の問題点を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1ないし図8を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる通信システムのブロック図である。図2は、図1に示した通信システムの通信装置を示したブロック図である。図3は、図2に示した通信装置の動作を示したフローチャートである。図4は、図1に示した通信システムの各通信装置のデバイス識別番号設定を示す説明図である。図5は、ライト時のレイテンシコントロールが付与する遅延量についての説明図である。図6は、ライト時のタイミングチャートである。図7は、リード時のレイテンシコントロールが付与する遅延量についての説明図である。図8は、リード時のタイミングチャートである。
図1に示した通信システム1は、ホスト装置10と、デバイス100と、デバイス200と、デバイス300と、終端20と、を備え、ホスト装置10と、デバイス100と、デバイス200と、デバイス300と、終端20と、はこの順序でディジーチェーン接続されている。つまり、ホスト装置10とデバイス100とはクロック信号CLK01とデータ信号(通信チャネル)TDI01およびデータ信号RDO01とで接続され、デバイス100とデバイス200とはクロック信号CLK11とデータ信号TDI11およびデータ信号RDO11とで接続され、デバイス200とデバイス300とはクロック信号CLK21とデータ信号TDI21およびデータ信号RDO21とで接続されている。なお、上述のデータ信号(TDI**、RDO**:*は数字)は全てシリアルデータ信号である。また、本実施形態において、ホスト装置10側を上流、終端20側を下流と呼ぶ。例えば、デバイス200の場合デバイス100側を上流、デバイス300側を下流と呼ぶ。
ホスト装置10は、デバイス100、デバイス200、デバイス300に対して、データの書き込み(ライト)や読み出し(リード)を行う。
通信装置としてのデバイス100は、通信制御部120と、図2に示すようにCPUコア115、116、117、118と、を備えている。また、デバイス100において、前記したデータ信号TDI01が入力されるノードはホスト装置10からシリアルデータが入力される第1のデータ入力端子となる。また、前記したデータ信号RDO01が出力されるノードはホスト装置10へシリアルデータを出力する第1のデータ出力端子となる。また、前記したデータ信号RDO11が出力されるノードは他の通信装置からシリアルデータが入力される第2のデータ入力端子となる。また、前記したデータ信号TDI11が出力されるノードは他の通信装置へシリアルデータを出力する第2のデータ出力端子となる。
通信手段としての通信制御部120は、上流側に接続されたホスト装置10や下流側に接続されたデバイス200との通信の制御や、デバイス内のCPUコア115、116、117、118との通信の制御を行う。通信制御部120は、図2に示すようにデバイス選択レジスタ101と、デバイスID機能部102と、レイテンシコントロール103と、デバイス内レジスタ104と、通信選択レジスタ105と、MUX106、107と、フリップフロップ108、109、110と、を備えている。
デバイス選択レジスタ101は、データ信号TDI01から常時書き込み可能なレジスタであり、ホスト装置10がライトまたはリードを行うデバイス識別番号をライトする。
識別番号設定手段としてのデバイスID機能部102は、ホスト装置10から入力されたクロック信号CLK01の立ち上がりでフリップフロップ108に取り込んだデータ信号TDI01を解析し、データ信号TDI01がデバイス識別番号設定命令を示すシリアルデータであった場合、続いて入力されるデータを第1の識別番号としてのデバイス識別番号として取り込みながら、取り込んだデバイス識別番号を下流のデバイス200のデバイス識別番号に加工してデータ信号TDI11に出力する。
また、デバイスID機能部102は、設定されたデバイス識別番号を信号DID01としてレイテンシコントロール103へ出力している。また、デバイス選択レジスタ101にライトされたデバイス識別番号と設定されたデバイス識別番号とが一致した場合は、後述するデバイス内レジスタ104やCPUコア115、116、117、118に対してリードライト許可信号WEN1をONにする。
遅延設定手段としてのレイテンシコントロール103は、データ信号TDI01からフリップフロップ108でサンプリングされた後に分岐したデータ信号TDI02を、WEN1がONのときだけ、CLK01で規定の回数サンプリングし、CLK01の1サイクル以上の遅延を付与させたデータ信号TDI03を出力、または、MUX106から出力されたCPUコア115、116、117、118のリードデータおよびデバイス内レジスタ104のリードデータを、WEN1がONのときだけ、CLK01で規定の回数サンプリングし、CLK01の1サイクル以上の遅延を付与させてMUX107に出力する。付与する遅延量は、デバイスID機能部102が出力するデバイス識別番号を示す信号DID01から計算される。
記憶手段としてのデバイス内レジスタ104は、デバイス100内部の種々のレジスタ或いはメモリ等の記憶手段を示しホスト装置10から通信制御部120を介してライトまたはリードを行うことができる。
通信選択レジスタ105は、後述するCPUコア115、116、117、118のうちどのCPUコアにアクセスするかを選択するレジスタであり、デバイス選択レジスタ101と同様にホスト装置10がデータ信号TDI01から常時ライト可能となっている。
MUX106は、後述するCPUコア115、116、117、118から出力されたデータを通信選択レジスタ105によって選択制御されるマルチプレクサである。MUX106で選択されたデータ(リードデータ)は、レイテンシコントロール103に出力される。
MUX107は、レイテンシコントロール103から出力されたデータと、下流側に接続されたデバイス200からのデータ信号RDO11と、を選択して出力するマルチプレクサである。
フリップフロップ108、109、110はディジーチェーン接続時のパイプラインレジスタとなるとともにフリップフロップ109、110はタイミング調整用のレジスタも兼ねている。
記憶手段としてのCPUコア115、116、117、118は、デバイス100内に設けられたCPUであり、プログラムメモリやデータメモリ、シーケンサ、演算器および各種レジスタなどを備え、プログラムメモリやデータメモリや各種レジスタなどはホスト装置10から通信制御部120を介してライトまたはリードが可能となっている。なお、本実施形態ではCPUコアとしているが、それに限らず、メモリやレジスタ単体またはそれらを備えた機能ブロック(回路)などでもよい。
デバイス200は、デバイス100と同様の構成である。デバイス200は上流側にデバイス100が接続され下流側にデバイス300が接続されている。デバイス300もデバイス100や200と同様の構成である。デバイス300は上流側にデバイス200が接続され下流側に終端20が接続されている。
終端20は、ディジーチェーンを終端するために接続されている。
次に、上述した構成の通信システム1の動作を図2および図3を参照して説明する。本実施形態では、データ信号TDI01(TDI11)には、5ビットのアドレスデータ、1ビットのライト・リード、16ビットのデータの順で構成されるシリアルプロトコルをもつシリアルデータが入力されるとする。勿論、アドレスのビット幅やデータのビット幅についてはこれ以外であってもよい。
ホスト装置10からクロック信号CLK01に乗せてシリアルプロトコルを表すシリアルデータがデータ信号TDI01に出力されデバイス100に入力される。そして、通信制御部120でクロック信号CLK01に一度サンプリングされた後に(フリップフロップ108に取り込まれた後に)、デバイスID機能部102に転送される(ステップS1)。
デバイスID機能部102では、ホスト装置10から出力されたアドレス5ビットを受け取った際に、5ビットのアドレスデータを取り込みながらデバイス200に対してその取り込んだデータをデータ信号TDI11として出力する。そして、取り込んだ5ビットのアドレスデータをシリアルプロトコル内の5ビットのアドレスとして認識し、5ビットのアドレスが識別番号設定命令を示す特定の値となったときに(ステップS2がY)、それ以降入力されるシリアルプロトコルのデータを表す16ビットのシリアルデータを取り込みながら自身に設定するとともに所定の加工を施し(ステップS3)デバイス200に出力する(ステップS4)。ビットのアドレスが識別番号設定命令を示す特定の値でないときは(ステップS2がN)、加工せず、そのままデータ信号TDI11としてデバイス200に出力する(ステップS4)。すなわち、データ信号によってシリアルバスに接続された他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号が設定される。
デバイスID機能部102内の16ビットシリアルデータの加工は、16ビットデータを受け取った値を2倍したものを次のデバイスに出力している。デバイス200も同様にデバイス100と同じアドレスを受け取り、デバイス100から入力されたシリアルプロトコル上のデータを表す16ビットの信号を取り込みながら加工を施し、次のデバイスに出力する。このようにしてディジーチェーン上に16個まで繋がったデバイスに対して、データを送ると、それぞれ16ビットのデータとして取り込む値は図4に示すようになり、各デバイス内のデバイスID機能部が取り込む16ビットのデータはそれぞれデバイス毎に固有となる。この固有となったデータを各デバイスID機能部が持つデコーダで加工し、デバイス識別番号とする。例えば、16ビットデータが16進数で“0001”の場合デバイス識別番号が10進数で“1”となるようにデコードし、16ビットデータが16進数で“0002”の場合デバイス識別番号が10進数で“2”となるようにデコードし、16ビットデータが16進数で“0004”の場合デバイス識別番号が10進数で“3”となるようにデコードする。このように本実施形態では16ビットデータが1ビットずつ左シフトしていくに従ってデバイス識別番号を1ずつインクリメントするようにしている。
続いて、次のシリアルプロトコルが発行される。このシリアルプロトコルのアドレスによって、ディジーチェーン上のすべてのデバイス選択レジスタ101が選択され、シリアルプロトコル上の16ビットのデータによってすべてのデバイス選択レジスタ101の値が書き換えられる(ステップS5)。
デバイス選択レジスタ101は、デバイスID機能部102に設定されているデバイス識別番号と比較され、デバイス識別番号と一致した場合は(ステップS6のY)、デバイス内レジスタ104とCPUコア115、116、117、118に対してホスト装置からのライトリード許可信号WEN1をデバイスID機能部102から出力する(ステップS7)。
ここで、デバイス内レジスタ104ではなく、CPUコア115、116、117、118に対してデータ転送を行う場合は、ホスト装置10からのシリアルプロトコルで通信選択レジスタ105の値を書き換えてCPUコアを選択する(ステップS8、S9)。詳細は後述する。
続いて、次のシリアルプロトコルが発行される(ステップS10)、フリップフロップ108から出力されたデータ信号TDI02は、リードライト許可信号WEN1がONしたデバイスのみレイテンシコントロール103に入力信号として入力される(ステップS11)。
レイテンシコントロール103に入力されたデータ信号TDI02は、デバイス識別番号DID01によって自動で決められたレイテンシ分だけ遅延させられ(ステップS12)データ信号TDI03から入力されるシリアルプロトコル上のアドレスによって、デバイス内レジスタ104が複数存在する場合はそのうちのいずれかが選択され、その後に入力されるライトまたはリードを表す1ビットから、これらに対して書き込みを行うか読み出しを行うかを決定する(ステップS13)。ここでレイテンシを付与して遅延させることで各デバイスにおける命令受信タイミングを合わせることができる。
ライトを行う場合は、その後にステップS12と同様にレイテンシ分だけ遅延されて入力されるシリアルプロトコル上の16ビットのデータによって選択されたレジスタの値が書き換えられる(ステップS14)。リードを行う際は、データは入力されずデバイス内選択レジスタ104からシリアルデータがレイテンシコントロール103に対して出力される(ステップS15)。レイテンシコントロール103は、入力されたシリアルデータをデバイス識別番号DID01によって自動で決められた遅延を付与した後にデータ信号RDO01に出力する(ステップS16)。
デバイス内レジスタ104ではなく、CPUコア115、116、117、118に対してデータ転送を行う場合は、ホスト装置10からのシリアルプロトコルで通信選択レジスタ105の値を書き換える。
CPUコア115、116、117、118にデータ転送する際には、通信選択レジスタ105によって、どのCPUコアにデータ転送を行うかどうかを選択することができる。CPUコア115、116、117、118は、通信選択レジスタ105の値と各CPUコアが予めもつ第2の識別番号としてのコア識別番号が一致した場合か、通信選択レジスタ105が複数のCPUコアを選択することを示す値をとったときに通信制御部120のからのデータTDI03を受信する。例えば、CPUコア115に対してデータ転送を行う場合は通信選択レジスタの値が2に設定され、CPUコア116に対してデータ転送を行う場合は通信選択レジスタの値が3に設定され、CPUコア117に対してデータ転送を行う場合は通信選択レジスタの値が4に設定され、CPUコア118に対してデータ転送を行う場合は通信選択レジスタの値が5に設定されるとする。また、全てのCPUコアに対してデータ転送を行いたい場合は0に設定する。それら以外の値の場合は、デバイス内レジスタ104に対してデータ転送を行うと設定する。すなわち、複数の記憶手段それぞれに固有の第2の識別番号を付与して複数の記憶手段と個別に通信を行っている。
CPUコア115、116、117、118のうち通信選択レジスタ105によって選択されたCPUコアに転送されるデータ信号TDI03から入力される5ビットのアドレスと1ビットのライト/リード信号をもつシリアルデータは、当該CPUコアで解析され、5ビットのアドレス部分の解析から内部の所定のレジスタやメモリ等が選択され、ライト/リードを表す1ビットの信号からライトかリードのコマンドが決定される。ライトが選択された場合は、データ信号TDI03からライト/リードを表すシリアルデータが入力された後の16ビットのデータを表すシリアルデータをCPUコア内の選択されたレジスタ等にライトする。
また、リードが選択された場合には、通信選択レジスタ105によって選択されていたCPUコアに対して、データ信号TDI03から入力されるシリアルデータのアドレス部によって当該CPUコア内のレジスタ等が選択され、リードを表すシリアルデータを受け取ったCPUコアからシリアルデータがデータ信号RDOC01〜04のうちいずれかに対して出力され、レイテンシコントロール103へシリアルデータをデータ転送する。その後、レイテンシコントロール103に入力されたシリアルデータは、デバイス識別番号DID01によって決められたレイテンシ分だけ遅延させた後、データ信号RDO01となってホスト装置10へ転送される。
ここで、レイテンシコントロール103が付与する遅延量について図5ないし図8を参照して説明する。まず、ホスト装置からデバイス内レジスタ104およびCPUコア115、116、117、118に対してライトプロトコルが発行された場合は、図5に示したように、N個繋がっていると仮定すると、デバイス100に対しては1サイクル、デバイス200に対しては2サイクル、デバイス300に対しては3サイクル、デバイスNに対してはNサイクルでそれぞれライトできる場合、各デバイスにおいて付与する遅延量は、ディジーチェーン上に繋がっているデバイス識別番号から決定され、遅延させるサイクル数はデバイス100のレイテンシコントロール103がN−1、デバイス200のレイテンシコントロール203がN−2、デバイス300のレイテンシコントロール303がN−3、デバイスNのレイテンシコントロールN03が0となる。つまり、遅延量は接続される総数−デバイス識別番号で計算する。すなわち、記憶手段へ書き込む際の遅延値を第1の識別番号に基づいて設定している。
このようにレイテンシコントロール103などでデバイス識別番号からレイテンシを決定することで、図6のタイムチャートに示すように各デバイス内レジスタおよびCPUコアに対して同じタイミングでライトすることができる。
次に、ホスト装置からデバイス内レジスタ104およびCPUコア115、116、117、118に対してリードプロトコルが発行された場合は、図7に示したように、N個繋がっていると仮定すると、デバイス100からは2サイクル、デバイス200からは4サイクル、デバイス300からは6サイクル、デバイスNからは2Nサイクルでそれぞれリードできる場合、各デバイスにおいて付与する遅延量は、ディジーチェーン上に繋がっているデバイス識別番号から決定され、遅延させるサイクル数はデバイス100のレイテンシコントロール103が2×(N−1)、デバイス200のレイテンシコントロール203が2×(N−2)、デバイス300のレイテンシコントロール303が2×(N−3)、デバイスNのレイテンシコントロールN03が0となる。すなわち、記憶手段から読み出す際の遅延値を第1の識別番号に基づいて設定している。なお、ライトの場合はリードとサイクル数が異なっているが、本実施形態の場合、ライト時はデバイス間の転送はクロック信号とのタイミングを合わせるために2サイクル転送としているので2を掛けている。
このようにレイテンシコントロール103などでデバイス識別番号からレイテンシを決定することで、図8のタイムチャートに示すように各デバイス内レジスタおよびCPUコアに対して同じタイミングでリードすることができる。
なお、レイテンシコントロールが付加する遅延のサイクル量については、一例を述べたのみで、デバイス識別信号から計算されれば、これ以外のサイクル数をとることもありうる。要するに、ディジーチェーン接続されたデバイスの転送サイクル数が、ホスト装置10から見て同一となるようにデバイス識別番号を用いて計算できればよい。
以上の説明は主にデバイス100について説明したが、同様の構成となるデバイス200や300も同様の動作となる。
本実施例によれば、ディジーチェーンに接続されたデバイス100、200、300において、デバイスID機能部102にデバイス識別番号を設定し、そのデバイス識別番号に応じてレイテンシコントロール103がデバイスからリードする際の遅延値を決定しているので、例えば、デバイス識別番号をデバイス100が1、デバイス200が2、デバイス300が3とした場合、デバイス300がホストから一番遠いとすると、ホスト装置10がデバイス300からリードした際の遅延値に合わせてデバイス100とデバイス200のレイテンシコントロール102で遅延値を設定することで各デバイスからのリードする際のレイテンシを同一とすることができる。
また、デバイスID機能部102にデバイス識別番号を設定し、そのデバイス識別番号に応じてレイテンシコントロール103がデバイスにライトする際の遅延値を決定しているので、例えば、デバイス識別番号をデバイス100が1、デバイス200が2、デバイス300が3とした場合、デバイス300がホストから一番遠いとすると、ホスト装置10がデバイス300にライトする際の遅延値に合わせてデバイス100とデバイス200のレイテンシコントロール102で遅延値を設定することで各デバイスからのライトする際のレイテンシを同一とすることができる。
また、シリアルバス内に出力されるシリアルプロトコルによって識別番号を設定しているので、識別番号設定用の専用の端子などが不要となる。
また、通信選択レジスタ105によってCPUコア115、116、117、118のうちいずれかを選択することができるので、CPUコアを複数内蔵したマルチプロセッサなどに対しても適用することができる。
また、上述したデバイス100、200、300をディジーチェーン接続した通信システム1を用いることで、ホスト装置10から見て各デバイスからのリード時のレイテンシを同一にすることができるとともにライト時のレイテンシも同一にすることができるので、一定のサイクル(タイミング)でリード及びライトを行うことができる。
なお、レイテンシコントロール103で付与する遅延のサイクル数は、ホスト装置10からのクロック信号CLK01によるサイクル数ではなく、デバイス内部に搭載された位相ロックドループ(PLL)回路やDLL(Delay Locked Loop)回路によって作られるクロック信号によるサイクル数としても良い。
また、本発明はディジーチェーン接続されたシステムの通信に用いることができるのは上述したとおりあるが、例えば複数のマルチプロセッサ(あるいはシングルプロセッサ)をデバッグ用のコンピュータやデバッガなどにディジーチェーン接続することで、複数のプロセッサのデバッグを行うシステムに適用することも可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 通信システム
10 ホスト装置
100 デバイス(通信装置)
102 デバイスID機能部(識別番号設定手段)
103 レイテンシコントロール(遅延設定手段)
104 デバイス内レジスタ(記憶手段)
115 CPUコア(記憶手段)
116 CPUコア(記憶手段)
117 CPUコア(記憶手段)
118 CPUコア(記憶手段)
120 通信制御部(通信手段)
200 デバイス(通信装置)
300 デバイス(通信装置)
特開2007−226737号公報 特開2008−3913号公報

Claims (10)

  1. ホスト装置からシリアルデータが入力される第1のデータ入力端子と前記ホスト装置へシリアルデータを出力する第1のデータ出力端子と他の通信装置からシリアルデータが入力される第2のデータ入力端子と前記他の通信装置へシリアルデータを出力する第2のデータ出力端子とが設けられた通信手段と、前記通信手段からデータの書き込みまたは読み出しが行われる記憶手段と、を有する通信装置において、
    前記第1のデータ入力端子から入力されたデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号が設定される識別番号設定手段と、
    前記通信手段が前記記憶手段から読み出す際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定する遅延設定手段と、
    を有していることを特徴とする通信装置。
  2. ホスト装置からシリアルデータが入力される第1のデータ入力端子と前記ホスト装置へシリアルデータを出力する第1のデータ出力端子と他の通信装置からシリアルデータが入力される第2のデータ入力端子と前記他の通信装置へシリアルデータを出力する第2のデータ出力端子とが設けられた通信手段と、前記通信手段からデータの書き込みまたは読み出しが行われる記憶手段と、を有する通信装置において、
    前記第1のデータ入力端子から入力されたデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号が設定される識別番号設定手段と、
    前記通信手段が前記記憶手段へ書き込む際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定する遅延設定手段と、
    を有していることを特徴とする通信装置。
  3. 識別番号設定手段が、前記第1のデータ入力端子から入力される識別番号設定を示すデータをデコードして前記第1の識別手段が設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記記憶手段が複数設けられるとともに、前記通信手段が、複数の前記記憶手段それぞれに固有の第2の識別番号を付与して前記複数の記憶手段と個別に通信を行うことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の通信装置。
  5. ホスト装置および複数の請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の通信装置をディジーチェーン接続し、各通信装置の前記遅延設定手段が、前記ホスト装置から見て同じ遅延時間でデータが読み出されるように遅延値をそれぞれ設定することを特徴とする通信システム。
  6. ホスト装置および複数の請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の通信装置をディジーチェーン接続し、各通信装置の前記遅延設定手段が、前記ホスト装置から見て同じ遅延時間でデータが書き込まれるように遅延値をそれぞれ設定することを特徴とする通信システム。
  7. ホスト装置から入力される第1のシリアルデータを内部に設けられた記憶手段に書き込みまたは他の通信装置へ第1のシリアルデータ出力として出力するとともに、前記記憶手段から読み出したデータまたは前記他の通信装置から入力される第2のシリアルデータを前記ホスト装置へ第2のシリアルデータ出力として出力する通信方法において、
    前記第1のシリアルデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号を設定し、前記記憶手段から読み出す際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定することを特徴とする通信方法。
  8. ホスト装置から入力される第1のシリアルデータを内部に設けられた記憶手段に書き込みまたは他の通信装置へ第1のシリアルデータ出力として出力するとともに、前記記憶手段から読み出したデータまたは前記他の通信装置から入力される第2のシリアルデータを前記ホスト装置へ第2のシリアルデータ出力として出力する通信方法において、
    前記第1のシリアルデータによって前記他の通信装置と識別するための固有の第1の識別番号を設定し、前記記憶手段へ書き込む際の遅延値を前記第1の識別番号に基づいて設定することを特徴とする通信方法。
  9. 前記第1のデータ入力信号から入力される識別番号設定を示すデータをデコードして、前記第1の識別手段が設定されることを特徴とする請求項7または8に記載の通信方法。
  10. 前記記憶手段が複数設けられるとともに、複数の前記記憶手段それぞれに固有の第2の識別番号を付与して前記複数の記憶手段と個別に通信を行うことを特徴とする請求項7乃至9のうちいずれか一項に記載の通信方法。
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