JP2010056775A - 携帯通信端末 - Google Patents

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【課題】本発明は、通信が不可能な状態であっても所定の機能を使用が制限されたロック状態にすることが可能である携帯通信端末を提供することを目的とする。
【解決手段】携帯電話機1は、複数の機能と、所定の通信網Nを介して外部装置と通信する無線通信部200と、所定の通信網Nを介して外部装置と通信が可能な状態であるか否かを判定する通信判定部105と、通信判定部105により通信が不可能な状態であると判定された場合、複数の機能のうち所定の機能を使用が制限された機能ロック状態にする機能ロック部111と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯通信端末に関する。
近年、携帯電話機は、第三者に不正使用されないための対策として、携帯電話機の一部もしくは全ての動作を禁止する、ロック機能を備える。ユーザは、携帯電話のロック機能を有効に設定することで、携帯電話機の各種データや機能を第三者に不正に使用されることを防止する。
しかしながら、有効に設定されたロック機能を解除するためには、通常、予め設定された暗証番号の入力が必要となる。すなわち、ユーザが携帯電話機の各種データや機能を使用する際には、その都度、暗証番号によるロック機能の解除操作が必要となり、その煩わしさにより、ロック機能が有効に設定されない場合も多い。したがって、ロック機能が有効に設定されていない状態で、紛失や盗難にあった場合の対策として、通信機能を介して遠隔よりロック機能を有効にすることが可能な携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−78663号公報
しかし、特許文献1の携帯電話においても、通信圏外等の理由により、携帯電話機の通信機能が使用不可能な状態にある場合には、遠隔より携帯電話機のロック機能を有効にすることができないという問題があった。
本発明は、通信が不可能な状態であっても所定の機能を使用が制限されたロック状態にすることが可能である携帯通信端末を提供することを目的とする。
本発明は、複数の機能を有する携帯通信端末であって、所定の通信網を介して外部装置と通信する無線通信部と、前記無線通信部による通信が可能か否かを判定する判定部と、前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能であると判定された場合、前記複数の機能のうち所定の機能の動作を制限する機能ロック部と、を備える携帯通信端末に関する。
また、前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能であると判定された状態において、前記所定の機能が前記判定部により通信が可能であると判定された状態から継続して動作している場合、前記機能ロック部は、前記所定の機能の動作を制限せずに継続させることが好ましい。
また、前記所定の機能の動作が前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能であると判定された状態において終了された場合、前記機能ロック部は、当該所定の機能の動作を制限することが好ましい。
また、前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能な状態であると所定時間継続して判定された場合、前記機能ロック部は、前記所定の機能の動作をすることが好ましい。
また、前記無線通信部により前記所定の機能の動作を制限する指示を受信した場合、前記機能ロック部は、前記所定の機能の動作を制限することが好ましい。
本発明によれば、通信が不可能な状態であってもロック機能を有効にすることが可能である携帯通信端末を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
まず、図1により、携帯通信端末としての携帯電話機1を含む通信システムSの概要について説明する。
図1は、携帯電話機1を含む通信システムSの概要を説明する図である。
図1に示すように、通信システムSは、通信網Nと、通信網Nを構成する基地局Kと、携帯電話機1と、を含んで構成される。
通信網Nは、図1における基地局Kを含む複数の基地局を有して構成される。
基地局Kは、携帯電話機1との通信が可能な通信エリアAを形成する。
携帯電話機1は、通信網Nを介して不図示の外部装置としての携帯電話機や固定電話機と通信可能に構成される。携帯電話機1は、通信エリアAにおいて通信網Nを介して不図示の携帯電話機や固定電話気との通信が可能な状態となる。逆に、携帯電話機1は、非通信エリアGにおいて通信網Nを介した携帯電話機等との通信が不可能な状態となる。携帯電話機1を携帯したユーザが移動することで、携帯電話機1は、通信可能な状態から通信不可能な状態に遷移し、通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移する。
次いで、図2により、携帯通信端末としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図2は、携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図を示す。
図2に示すように、携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側において、入力手段としての操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12とがそれぞれ露出するように構成される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モードや起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
マイク12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、マイク12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
表示部側筐体3は、外面がフロントケース3aと、リアケース3dとにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3bには、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバとしてのスピーカ22と、が露出するように配置される。ここで、表示部21は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成される。
続けて、図3により、携帯電話機1の回路構成について説明する。
図3は、携帯電話機1における回路構成を説明するブロック図である。
図3に示すように、携帯電話機1は、操作部側筐体2に配置される無線通信部200と、操作キー群11を含む操作部101と、マイク12と、LCD制御部42と、音声処理部43と、メモリ44と、CPU45と、電源部46と、制御IC47と、表示部側筐体3に配置される表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC25とを備える。
無線通信部200は、所定の使用周波数帯により外部装置と通信を行うアンテナ部90と、変調処理又は復調処理等の信号処理を行う通信処理部201と、を備える。
アンテナ部90は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局Kと通信を行う。言い換えると、アンテナ部90は、所定の使用周波数帯で基地局Kを含む通信網Nを介して他の携帯電話機や固定電話機と通信を行う。なお、本実施形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、他の周波数帯であってもよい。また、アンテナ部90は、所定の使用周波数帯(第1の使用周波数帯)のほかに、第2の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できる、いわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよいし、更に、第3の使用周波数帯にも対応できる複数バンド対応型により構成されていてもよい。
通信処理部201は、アンテナ部90により受信された信号を復調処理し所定の機能部に供給すると共に、所定の機能部から供給された信号を変調処理しアンテナ部90を介して基地局Kに送信する。
LCD制御部42は、CPU45の制御にしたがって、入力された画像データに対して所定の画像処理を行うと共に、画像処理された画像データをドライバIC25に出力する。ドライバIC25は、LCD制御部42から入力された画像データをフレームメモリに蓄えると共に、該フレームメモリに蓄えられた画像データを所定のタイミングで表示部21に出力する。
表示部21は、ドライバIC25から入力されたデータに基づいて、所定の文字や画像を表示する。
メモリ44は、所定のデータを記憶する。具体的には、メモリ44は、各種機能を動作させるアプリケーションプログラムや、所定の状態において機能ロック状態にするべき機能を記憶する。メモリ44については、後に詳述する。
CPU45は、携帯電話機1の全体を制御する。CPU45は、特に、無線通信部200と、LCD制御部42と、音声処理部43に対して所定の制御を行う。また、CPU45は、後述する機能部としての通信判定部105と、機能ロック部111と、機能制御部112とを有する。
音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、通信処理部201から供給された信号に対して所定の音声処理を行うと共に、音声処理された信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号に基づいて外部に放音(出力)する。また、音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号に対して所定の処理をすると共に、処理された信号を通信処理部201に出力する。通信処理部201は、音声処理部43から入力された信号に所定の処理を行うと共に、処理がされた信号をアンテナ部90に出力する。
電源部46は、バッテリ80を有して構成される。バッテリ80は、所定容量を有するリチウムイオン電池である。制御IC47は、電源部46から供給される電源電圧を所定の電源電圧に変換し、変換後の電源電圧を携帯電話機1における各部(例えば、CPU45等)に供給する。
続けて、図4及び図5により、携帯電話機1における機能部の構成について説明する。
図4は、携帯電話機1における機能部の構成を説明するブロック図である。図5は、メモリ44に記憶される各機能における通常状態/機能ロック状態の設定テーブルである。
図4に示すように、携帯電話機1は、無線通信部200と、計時部103と、CPU45に含まれる機能部としての通信判定部105と、機能動作確認部107と、時間判定部109と、機能ロック部111と、機能制御部112と、メモリ44と、を備える。ここで、携帯電話機1は、複数の機能を有する。具体的には、携帯電話機1は、通話機能や、電子メール機能や、アドレス帳機能や、カメラ機能や、電子決済機能等を有する。これらの機能は、個人情報や金銭にかかわる機能であり、所定の状態においては、機能の使用が制限された機能ロック状態となることが好ましい。
メモリ44には、上述の通り、各種機能を動作させるアプリケーションプログラムや、所定の状態において機能ロック状態にするべき機能を記憶する。具体的には、図5に示すように、メモリ44は、セキュリティモードにおける各機能の通常状態/機能ロック状態の設定テーブル400を有する。なお、セキュリティモードとは、携帯電話機1(無線通信部200)が通信網Nを介して外部装置と通信不可能な状態となった際に、後述する処理によって、所定の機能を機能ロック状態とするモードである。設定テーブル400は、機能の内容を示す機能名欄410と、セキュリティモード欄430とを含んで構成される。セキュリティモード欄430において「機能ロック」の設定がされている機能は、セキュリティモードが設定された状態で携帯電話機1が非通信エリアGに移動する等により通信不可能な状態となった際に、通常状態から後述する機能ロック部111により使用が制限された機能ロック状態にされる。
無線通信部200は、上述の通り、アンテナ部90と通信処理部201とを有すると共に、通信エリアA(図1参照)において基地局Kを含む通信網Nを介して他の携帯電話機等と通信を行う。無線通信部200は、通信エリアAにおいて通信網Nを介して他の携帯電話機等と通信を行うことができる。言い換えると、無線通信部200は、通信エリアAにおいて、他の携帯電話機等からの通信を受信することができる。また、無線通信部200は、非通信エリアGにおいて通信網Nを介して他の携帯電話機等と通信を行うことができない。言い換えると、無線通信部200は、非通信エリアGにおいて、他の携帯電話機等からの通信を受信することができない。
計時部103は、通信判定部105により通信が不可能な状態であると判定された時点からの時間を計測する。詳細には、計時部103は、通信判定部105により通信が不可能な状態であると判定された時点から通信が不可能な状態が継続している時間を計測する。更には、計時部103は、通信が不可能な状態で動作していた機能が終了した時点からの時間を計測する。
判定部としての通信判定部105は、携帯電話機1(無線通信部200)が通信網Nを介して外部装置と通信可能な状態であるか否かを判定する。具体的には、通信判定部105は、携帯電話機1が通信エリアAにあって通信網Nを介して他の携帯電話きや固定電話機と通信可能な状態であるか、携帯電話機1が非通信エリアGにあって通信網Nを介して他の携帯電話機1と通信することが不可能な状態であるかを判定する。
機能動作確認部107は、所定の機能における動作状態を確認する。具体的には、機能動作確認部107は、機能ロック状態にする対象である機能が動作状態であるか、非動作状態であるかを確認する。
時間判定部109は、計時部103により測定された時間が予め設定された所定時間以上であるか否かを判定する。
機能ロック部111は、複数の機能における全部又は一部を使用が制限された機能ロック状態にすることができる。
機能ロック部111は、通信網Nを介した他の携帯電話機や固定電話機からの通信内容に基づいて、複数の機能のうち所定の機能を使用が制限された機能ロック状態にすることができる。機能ロック部111は、無線通信部200により所定の機能における動作を制限する旨の指示を受信した場合、所定の機能を機能ロック状態にする。例えば、機能ロック部111は、外部からの着信が所定のパターンを満たす場合や、通信状態において所定のパスワードが入力された場合や、受信した電子メールに所定の内容が含まれている場合等には、所定の機能を機能ロック状態にするように構成される。
また、機能ロック部111は、通信判定部105により携帯電話機1(無線通信部200)が通信不可能な状態であると判定された場合、予め設定された所定の機能を使用が制限された機能ロック状態にさせる。具体的には、機能ロック部111は、時間判定部109により通信判定部105が通信不可能な状態であると継続して判定した時間が所定時間以上であると判定された場合、所定の機能を機能ロック状態にする。機能ロック部111は、通信判定部105により携帯電話機1が通信不可能な状態であると所定時間継続して判定された場合、後述する機能制御部112に対してメモリ44に含まれる設定テーブル400に基づいて所定の機能の使用を制限するよう指示をする。
また、機能ロック部111は、機能ロック状態にする対象となっている所定の機能が、通信判定部105により携帯電話機1が通信可能な状態であると判定された状態から継続して動作している場合、通信判定部105により通信不可能な状態となったと判定された際にも所定の機能を機能ロック状態にせず動作を継続させる。その後、所定の機能の動作が通信不可能な状態において終了された場合、前記機能ロック部111は、所定の機能を機能ロック状態にする。具体的には、機能動作確認部107により所定の機能における動作が終了したことが確認された後、時間判定部109により通信判定部105が通信不可能な状態であると継続して判定した時間が所定時間以上であると判定された場合、機能ロック部111は、所定の機能を機能ロック状態にする。
ここで、機能ロック状態となる機能は任意に設定してもよく、初期設定において固定的に設定されていてもよい。また、機能ロック部111は、所定のセキュリティモードに限らず通常モードにおいて所定の機能を機能ロック状態にするよう構成されていてもよい。この場合、図5における設定テーブル400において、所定の機能における通常モード欄420の設定が機能ロック状態となる。
機能制御部112は、各機能を制御する。機能制御部112は、機能ロック部111からの指示に基づいて、複数の機能のうち所定の機能の使用を制限する。機能制御部112は、メモリ44に記憶される設定テーブル400で機能ロック状態となるよう設定された機能の使用を制限する。
続けて、図6により、携帯電話機1の動作について説明する。
図6は、携帯電話機1の動作を説明するフロー図である。
図6に示すように、まず、CPU45は、携帯電話機1がセキュリティモードに設定されているか否かを判定する(ST1)。
CPU45により携帯電話機1がセキュリティモードに設定されていないと判定された場合(ST1、NO)、処理を終了する。
CPU45により携帯電話機1がセキュリティモードに設定されていると判定された場合(ST1、YES)、携帯電話機1における無線通信部200は、所定間隔で通信状態を確認する。そして、通信判定部105は、通信可能な状態であるか否かを判定する(ST3)。
通信判定部105により通信が可能な状態であると判定された場合(ST3、YES)、携帯電話機1は、外部から所定の機能を機能ロック状態にする旨の指示があるかを確認する(ST7)。
通信判定部105により通信が不可能な状態であると判定された場合(ST3、NO)、機能動作確認部107は、所定の機能が動作しているか否かを確認する(ST4)。
機能動作確認部107により所定の機能が動作していると判定された場合(ST4、YES)、所定の機能の動作は継続されると共に、通信判定部105は、通信可能な状態であるか否かの判定に戻る(ST3)。
機能動作確認部107により所定の機能が動作していないと判定された場合(ST4、NO)、時間判定部109は、通信が不可能な状態になって所定時間経過したか否かを判定する(ST5)。
時間判定部109により通信が不可能な状態となって所定時間が経過しないと判定された場合(ST5、NO)、通信判定部105は、通信可能な状態であるか否かの判定に戻る(ST3)。
時間判定部109により通信が不可能な状態となって所定時間が経過したと判定された場合(ST5、YES)、機能ロック部111は、機能制御部112に対して所定の機能を機能ロック状態にするよう指示する(ST6)。
また、上述した通信判定部105により通信が可能な状態であると判定された場合(ST3、YES)であって、外部からの所定の機能について機能ロック状態にする指示がなかった場合(ST7、NO)、通信判定部105は、通信可能な状態であるか否かの判定に戻る(ST3)。
また、上述した通信判定部105により通信が可能な状態であると判定された場合(ST3、YES)であって、外部からの所定の機能について機能ロック状態にする指示があった場合(ST7、YES)、機能ロック部111は、機能制御部112に対して所定の機能を機能ロック状態にするよう指示する(ST6)。
本実施形態によれば、通信が不可能な状態であっても所定の機能を使用が制限されたロック状態にすることが可能である携帯電話機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、通信可能な状態において外部からの指示により所定の機能を機能ロック状態にすることができるだけでなく、通信不可能な状態においても所定の機能を機能ロック状態にすることができるので、セキュリティ性が向上した携帯電話機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、通信不可能な状態においても、通信可能な状態から動作していた機能は機能ロック状態にしないので、セキュリティ性が向上すると共に使用性に優れた携帯電話機を提供することができる。
なお、通信不可能な状態において、通信可能な状態から動作していた機能がある場合、当該機能の動作が終了する(若しくは、終了して所定時間が経過する)まで、その他の機能についても機能ロック状態にしないようにしても良い。
また、本実施形態によれば、通信不可能な状態になってから所定時間経過後に所定の機能を機能ロックする。これにより、例えば、電車や自動車等での移動において、トンネル通過等により一時的に通信不可能な状態になった場合に所定の機能が機能ロック状態になることを回避できる。これにより、必要のないときに所定の機能が機能ロック状態になることを抑制できる。また、これにより、不必要に機能ロック状態になった所定の機能に対していちいちロック解除操作を行う手間が生じることを回避できる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、携帯通信端末として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
また、本実施形態において、連結部4により折り畳み可能な携帯電話機1の説明をしているが、このような折り畳み式ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転(ターン)式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)でもよい。また、携帯電話機1は、開閉及び回転可能ないわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、本実施形態において、携帯電話機1(無線通信部200)は、非通信エリアGにあることで通信判定部105により通信不可能な状態であると判定されるが、これに限定されず、例えば、SIMカード(Subscriber Identity Module Card)が抜き取られた状態においても通信判定部105が通信不可能な状態であると判定するように構成してもよい。
携帯電話機1を含む通信システムSの概要を説明する図である。 携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図を示す。 携帯電話機1における回路構成を説明するブロック図である。 携帯電話機1における機能部の構成を説明するブロック図である。 メモリ44に記憶される各機能における通常状態/機能ロック状態の設定テーブルである。 携帯電話機1の動作を説明するフロー図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
11 操作キー群
44 メモリ
45 CPU
103 計時部
105 通信判定部
107 機能動作確認部
109 時間判定部
111 機能ロック部
200 無線通信部
N 通信網

Claims (5)

  1. 複数の機能を有する携帯通信端末であって、
    所定の通信網を介して外部装置と通信する無線通信部と、
    前記無線通信部による通信が可能か否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能であると判定された場合、前記複数の機能のうち所定の機能の動作を制限する機能ロック部と、を備える
    携帯通信端末。
  2. 前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能であると判定された状態において、前記所定の機能が前記判定部により通信が可能であると判定された状態から継続して動作している場合、
    前記機能ロック部は、前記所定の機能の動作を制限せずに継続させる
    請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記所定の機能の動作が前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能であると判定された状態において終了された場合、
    前記機能ロック部は、当該所定の機能の動作を制限する
    請求項2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記判定部により前記無線通信部による通信が不可能な状態であると所定時間継続して判定された場合、
    前記機能ロック部は、前記所定の機能の動作をする
    請求項1から3のいずれかに記載の携帯通信端末。
  5. 前記無線通信部により前記所定の機能の動作を制限する指示を受信した場合、
    前記機能ロック部は、前記所定の機能の動作を制限する
    請求項1から4のいずれかに記載の携帯通信端末。
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