JP2010056710A - 指向性スピーカ反射方向制御機能付プロジェクタ - Google Patents
指向性スピーカ反射方向制御機能付プロジェクタ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】プロジェクタ装置の設置位置にかかわらず、投影した影像に合った位置から音声を出力できるようにする。
【解決手段】スクリーン面に対して映像を投影するための映像投射部と、前記スクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する指向性スピーカと、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する相対的位置関係取得部と、取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する指向性スピーカ制御部と、を有することを特徴とするプロジェクタ装置を提案する。
【選択図】図1
【解決手段】スクリーン面に対して映像を投影するための映像投射部と、前記スクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する指向性スピーカと、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する相対的位置関係取得部と、取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する指向性スピーカ制御部と、を有することを特徴とするプロジェクタ装置を提案する。
【選択図】図1
Description
プロジェクタを介して投影された映像をカメラで撮影し、当該カメラから取得した映像に関する情報に基づいて指向性スピーカを制御する指向性スピーカ反射方向制御機能付プロジェクタに関する。
従来より、利便性の観点からスピーカが一体となっているプロジェクタ装置がある。一方で、そのような構成の場合、音声の発生する位置はプロジェクタ装置の位置であり、映像が投影された位置とは異なる為、視聴者に違和感を抱かせるという問題があった。
そこで、このような問題を解決するために近年指向性の優れたスピーカを搭載するプロジェクタ装置が提案されている。指向性の優れたスピーカとしては、超音波を利用してビーム状に音場を形成するパラメトリックスピーカなどがある(非特許文献1)。そしてこのような指向性スピーカを用い、その方向を映像を投影しているスクリーンに向けた場合、プロジェクタ装置と一体化している指向性スピーカから出力される音声は、周囲へ拡散されることなくスクリーンに到達し、反射する。そして視聴者は当該反射された音声を耳にする。つまり、あたかもスクリーンから音声が出力されているように感じることができるのである。
しかしながら、このような指向性の優れたスピーカを使用する場合はその方向等を正確に制御する必要がある。本来向けるべき方向に制御されていない場合、視聴者が違和感を抱く方向から指向性鋭く音声が届くばかりか、場合によっては全く届かないということになるからである。そこで、音の再生範囲をスクリーン上に表示するプロジェクタ装置がある(特許文献1)。目に見えない音の再生範囲を表示することで、指向性スピーカの制御をより簡易に行うことができるというものである。但し、指向性スピーカの制御を行うのはあくまで利用者自身であるため、プロジェクタ装置の設置位置を移動した場合は、その都度音の再生範囲を表示し、それに基づいて制御する必要がある。また、プロジェクタ装置から投影される映像光の投影領域に応じて超音波の放射方向を制御するプロジェクタ装置がある(特許文献2)。当該プロジェクタ装置における放射方向の制御は利用者の入力情報に基づいて音像制御手段が動作し、また映像投影機能に基づいて映像投影領域を予測し音像制御手段が動作するものである。つまり、実際にスクリーン面に投影された映像情報ではなく、予測情報に基づいて制御するのである。
特開2005-236652
特開2007-043585
中島悠輔ほか「携帯型超指向性スピーカの試作」NTTDoCoMoテクニカル・ジャーナルVol.14 No.1
そこで本発明においては、スクリーン面に対して映像を投影するための映像投射部と、前記スクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する指向性スピーカと、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する相対的位置関係取得部と、取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する指向性スピーカ制御部と、を有することを特徴とするプロジェクタ装置を提案する。また、相対的位置関係取得部は映像投射部が映像を投影する向きに向けられたカメラ手段を有し、相対的位置関係を取得するように構成されていてもよい。
また、上記プロジェクタ装置と、電子機器と、からなるプロジェクタシステムであって、電子機器は、プロジェクタ装置の映像投射部に対してコンテンツを出力するコンテンツ出力部を有するとともに、プロジェクタ装置の指向性スピーカ、相対的位置関係取得部、指向性スピーカ制御部に代えてこれらとそれぞれ同機能を有する外部指向性スピーカ、外部相対的位置関係取得部、外部指向性スピーカ制御部を有することを特徴とするプロジェクタシステムを提案する。
また、プロジェクタ装置の映像投射部に対してコンテンツを出力するコンテンツ出力部と、プロジェクタ装置がコンテンツを投影しているスクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する第二指向性スピーカと、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する第二相対的位置関係取得部と、取得した相対的位置関係を利用して第二指向性スピーカを制御する第二指向性スピーカ制御部と、を有することを特徴とする電子機器を提案する。
本発明のプロジェクタ装置は、視聴者が実際に目にする映像との相対的位置関係に基づいて搭載した指向性スピーカを制御することができるため、プロジェクタ装置の設置位置に係わらず、投影した影像に合った位置から音声を出力することができる。また、指向性スピーカの制御を正確に行えるため非常にすぐれた視聴環境を提供することができる。
以下、本件発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、本件発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。なお、実施形態1は主に請求項1、3、4、11などに関する。実施形態2は主に請求項2から4、12などに関する。実施形態3は主に請求項5などに関する。実施形態4は主に請求項6などに関する。実施形態5は主に請求項7などに関する。実施形態6は主に請求項8などに関する。実施形態7は主に請求項9などに関する。実施形態8は主に請求項10などに関する。
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要>
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要>
本実施形態は、指向性スピーカを有するプロジェクタ装置であって、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係情報を取得し、当該情報に基づいて指向性スピーカを制御することを特徴とするプロジェクタ装置について説明する。
図1は、本発明に係るプロジェクタ装置を示す概念図である。本発明に係るプロジェクタ装置は(0101)は、スクリーン面に映像を投影し(0102)、また当該プロジェクタ装置に搭載された指向性スピーカは、スクリーン面の所定位置からの所定の音像を形成するように音声を出力する(場面(a))。指向性スピーカが出力した音声は、スクリーン面で反射し、所定の音像(0103)を形成する(場面(b))。ここで、スクリーン面上の映像投影位置(0104)を変更すると(場面(c))、指向性スピーカは当該投影位置変更に伴って所定位置からの所定の音像を形成するように制御される(場面(d))。
<実施形態1:構成>
<実施形態1:構成>
本実施形態に係るプロジェクタ装置の機能ブロック図を図2に示す。プロジェクタ装置(0200)は、映像投射部(0201)と、指向性スピーカ(0202)と、相対的位置関係取得部(0203)と、指向性スピーカ制御部(0204)と、を有する。
なお、以下に詳述する本発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両方のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、バス、メモリ、インタフェース、周辺装置などで構成されるハードウェアと、それらハードウェア上で実行可能なソフトウェアがある。ソフトウェアとしては、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インタフェースを介して入力されるデータの加工、保存、出力などにより各部の機能が実現される。また、映像を処理するための各種のハードウェアが用いられる。(明細書の全体を通じて同様である。)
映像投射部(0201)とは、スクリーン面に対して映像を投影する機能を有する。映像投射部(0201)は、スクリーン面までの距離、スクリーン面の大きさ、スクリーン面の種類、その他スクリーン面の設置場所などあらゆる投影環境に対応できるようにフォーカス機能、ズーム機能、レンズシフト機能、補正機能などを備えた、従来のプロジェクタ装置と同様である。
指向性スピーカ(0202)とは、前記スクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する機能を有する。指向性スピーカの数は特に限定しないが、L,Rの少なくとも2以上が好ましい。ここで、指向性スピーカは特定の方向にだけ音声信号を出力するスピーカであれば特に限定せず、超指向性スピーカであってもよい。かかる超指向性スピーカに関する技術は、例えば非特許文献1に開示されている(非特許文献1:中島悠輔ほか「携帯型超指向性スピーカの試作」NTTDoCoMoテクニカル・ジャーナルVol.14 No.1参照)ので、かかる公知技術を利用可能である。従って、超指向性スピーカに関する詳細な説明は避けるが、簡単に述べれば、人間が音として知覚できない超音波(一般に周波数20kHz以上の音波)を搬送波とし、音声信号で振幅変調された変調波を非線形が生じる大きな振幅で空気中に放射するものである。すると、変調波が空気中を伝搬する過程で空気の非線形性により二次歪み(出力信号のうち入力信号の二倍の周波数成分をいう)が波長の短い変調波の音場に沿って生じ、仮想的な音源となって指向性の高い音場が形成される。このため、二次歪みの中に含まれる可聴帯域の音声信号のみが復調されて人間の耳にも聞き取ることができるというものである。かかる超指向性スピーカの技術を利用すれば、波長の短い超音波を利用することで小口径のスピーカでも高い指向性の音場を再生できるので、小型のプロジェクタ装置にも搭載可能である。
「スクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する」とは、言い換えればスクリーン面の所定位置に仮想音源を形成するように音声を出力する、ということである。仮想音源とは、プロジェクタ装置に搭載された指向性スピーカから出力された音声を、あたかもスクリーン面の所定位置から出力されているように構成する仮想的な音源のことである。なお当該仮想音源は、スクリーン面上の指向性スピーカから出力された音波が反射する位置のことである。つまり、観察者は映像が投影されたスクリーン面から音が出力されているものと錯覚するため、映像位置と音声出力位置とに違和感がない。
相対的位置関係取得部(0203)とは、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する機能を有する。「スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係」とは、スクリーン面に投影される映像とプロジェクタ装置との相対的位置関係の他、スクリーン面に投影される映像とスクリーン観察者など、利用者が任意に設定する対象、位置との相対的位置関係などであってもよい。以下、スクリーン面に投影される映像とプロジェクタ装置等との相対的位置関係とする。「相対的位置関係」とは、相対的距離、相対的二次元的位置、などをいう。また、投影される映像の大きさ、プロジェクタ装置に備えられた投影レンズ面に対するスクリーン面の角度などを含めてもよい。
当該相対的位置関係を取得する方法としては、プロジェクタ装置との相対的位置関係の場合は、プロジェクタ装置が本来備えている各種機能からの情報に基づく方法がある。ここで、プロジェクタ装置が本来備えている各種機能としては、フォーカス機能や、ズーム機能、レンズシフト機能、キーストーン補正機能などが該当する。また距離センサなどでもよい。
利用者や視聴者との相対的位置関係の場合は、利用者や視聴者が保持するRFIDなどを検知し、また、利用者や観察者の体温を検知するセンサを利用してその位置情報を取得し、当該位置情報とスクリーン面に投影される位置情報とから当該相対的位置関係を取得するように構成されていてもよい。また、利用者が設定する任意の位置との相対的位置関係の場合は、利用者が当該任意の位置から赤外線等を利用してその位置情報をプロジェクタ装置に送り、当該位置情報とスクリーン面に投影される位置情報とから当該相対的位置関係を取得するように構成されていてもよい。
指向性スピーカ制御部(0204)とは、取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する機能を有する。つまり、前記相対的位置関係取得部(0203)にて取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカから出力され、仮想音源にて反射される音声が所望の音像を形成するように制御する。具体的には、仮想音源の位置、仮想音源への入射角、指向性スピーカが出力する音声波の指向性幅などを制御する。なお、仮想音源は必ずしも映像を投影するスクリーン面上でなくてもよい。例えば、電車が視聴者の後方から近づいてくるような映像の場合に、その電車が徐々に近づいてくる臨場感を出すような音像を形成するために壁などに仮想音源を形成する。また、当該相対的位置関係情報に加えて、スクリーンを設置した空間の広さや形状、天井の高さ、壁の位置、屋内か屋外か、など種々の視聴環境情報も利用して制御するように構成されていてもよい。更にスクリーン面の反射の性質、例えば音声波を散乱するのか、鏡面的に反射するのかなどの情報を利用するように構成されていてもよい。
また、本実施形態のプロジェクタ装置は図3のような構成であってもよい。すなわち、プロジェクタ装置(0300)は、映像投射部(0301)と、指向性スピーカ(0302)と、相対的位置関係取得部(0303)と、指向性スピーカ制御部(0304)と、を有し、指向性スピーカ制御部(0304)は音量制御手段(0305)を有する。音量制御手段(0305)以外は前述したとおりであるので、説明は省略する。
音量制御手段(0305)は、相対的位置関係取得部(0303)にて取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカが出力する音量を制御する機能を有する。当該相対的位置関係情報に加えて前記視聴環境情報も利用するように構成されていてもよい。また、指向性スピーカが複数ある場合は、指向性スピーカ毎に出力する音声のボリュームを制御するように構成されていてもよい。例えば、車が左から右へ移動するような映像の場合、その移動に合わせて左から右へボリュームを制御する。
また、本実施形態のプロジェクタ装置は図4のような構成であってもよい。すなわち、プロジェクタ装置(0400)は、映像投射部(0401)と、指向性スピーカ(0402)と、相対的位置関係取得部(0403)と、指向性スピーカ制御部(0404)と、を有し、指向性スピーカ制御部(0404)は音の広がり制御手段(0405)を有する。音の広がり制御手段(0405)以外は前述したとおりであるので、説明は省略する。
音の広がり制御手段(0405)とは、前記反射音の広がり具合を制御する機能を有する。「反射音の広がり具合」とは、反射音の散乱の程度のことである。指向性スピーカから出力される音声の指向性の程度、つまり指向性幅を制御することにより行う。例えば、超音波スピーカの場合は、搬送波である超音波の周波数を制御することにより指向性を制御する。搬送波周波数を高くするほどに指向性は鋭くなり、搬送波周波数を低くするほどに指向性は鈍くなるからである。
<実施形態1:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態1:ハードウェア上における処理の具体例>
図5は、本実施形態のプロジェクタ装置のハードウェア構成の一例を示す。以下、図5を用いてプロジェクタ装置におけるハードウェア上の処理動作について説明する。プロジェクタ装置は、各種演算処理を行う「CPU」(0501)と、「主メモリ」(0502)と、「記憶装置」(0503)を有している。また、映像を投影する「投影光学系I/F」(0504)、「投影光学系」(0507)及び音を出力する「指向性スピーカI/F」(0505)、「指向性スピーカ」(0508)、入力を受付ける「入力I/F」(0506)を有する。
また、「主メモリ」(0502)は、各種処理を行うプログラムを「CPU」(0501)に実行させるために読み出すと同時にそのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。(明細書全体を通じて同じである。)
「入力インタフェース」(0506)により映像の投影操作が開始されると、「主メモリ」(0502)に相対性位置関係取得プログラムが呼び出され「CPU」(0501)にて実行され、相対的位置関係を取得する。また「主メモリ」(0502)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(0501)にて実行する。そして相対的位置関係に基づいて指向性スピーカ制御命令がなされ、当該命令に基づいて「指向性スピーカI/F」(0505)により「指向性スピーカ」(0505)が制御される。
なお、図5を用いて説明したハードウェア上の処理はあくまで処理の概要を説明するものである。
<実施形態1:処理の流れ>
<実施形態1:処理の流れ>
図6は、本実施形態に係るプロジェクタ装置における処理の流れを示すフロー図の一例である。
最初に、スクリーン面に映像を投影する(S0601)。そしてスクリーン面に投影される映像との相対的位置関係情報を取得し(S0602)、当該相対的位置関係情報を利用して指向性スピーカを制御する(S0603)。
なお、図6のフロー図は、計算機に実行させるプログラムの処理フロー図とみなすことも可能である。さらに、このようなプログラムをフレキシブルディスク等の媒体に記録することも可能である。(明細書の全体を通じて同様である。)
<実施形態1:効果>
<実施形態1:効果>
本実施形態によれば、投影する映像に合わせた音像を実現できる。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要>
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要>
本実施形態は、カメラ機能を備えるプロジェクタ装置であって、当該カメラ機能に基づいてスクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得することを特徴とするプロジェクタ装置について説明する。
<実施形態2:構成>
<実施形態2:構成>
本実施形態にかかるプロジェクタ装置の機能ブロック図を図7に示す。プロジェクタ装置(0700)は、映像投射部(0701)と、指向性スピーカ(0702)と、相対的位置関係取得部(0703)と、指向性スピーカ制御部(0704)と、を有し、相対的位置関係取得部(0703)は、カメラ手段(0705)と、サイズ手段(0706)と、二次元的位置取得手段(0707)と、距離取得手段(0708)と、相対的位置演算手段(0709)とを有する。カメラ手段(0705)と、サイズ手段(0706)と、二次元的位置取得手段(0707)と、距離取得手段(0708)と、相対的位置演算手段(0709)以外の構成については前述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
カメラ手段(0705)とは、映像投射部(0701)が映像を投影する向きに向けられており、カメラ機能を有する。プロジェクタ装置(0700)の本体部分に内蔵されているか否かは問わない。例えば、部屋の天井や壁に設置されているものであってもよい。また、映像投射部(0701)が投射したスクリーン面上の映像を当該映像として認識するものでもよく、当該映像とは認識せず単にカメラ機能を有するに過ぎないものでもよい。前者の場合は、例えば映像が投影されている明るい部分と映像が投影されていない暗い部分とを認識して、当該映像を認識する。後者の場合は、後述するサイズ手段(0706)、二次元的位置取得手段(0707)、距離取得手段(0708)がスクリーン面上の映像を当該映像として認識する。
サイズ手段(0706)とは、カメラ手段が捕らえる映像投射部(0701)から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内に占めるサイズを取得する機能を有する。当該サイズを取得する方法としては、例えばカメラ手段が備えるズーム機能を利用する。
二次元的位置取得手段(0707)とは、カメラ手段が捕らえる映像投射部(0701)から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内の二次元的位置を取得する機能を有する。「二次元的位置」とは、スクリーン面上での二次元的位置のことをいう。取得手段としては、例えば投影された映像と前記カメラ手段(0705)がとらえた映像とを比較して、カメラ手段がとらえた映像における投射映像の位置を演算する。
距離取得手段(0708)とは、カメラ手段のオートフォーカス機能によって演算されるスクリーン面までの距離を取得する機能を有する。「スクリーン面までの距離」とは、視聴者やプロジェクタ装置、指向性スピーカからスクリーン面までの距離のことをいう。また距離センサなどでもよい。
相対的位置演算手段(0709)とは、取得された前記サイズ、前記二次元的位置、前記距離に基づいて前記相対的位置を演算する機能を有する。
<実施形態2:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態2:ハードウェア上における処理の具体例>
図8は、本実施形態のプロジェクタ装置のハードウェア構成の一例を示す。以下、図8を用いてプロジェクタ装置におけるハードウェア上の処理動作について説明する。プロジェクタ装置は、各種演算処理を行う「CPU」(0801)と、「主メモリ」(0802)と、「記憶装置」(0803)を有している。また、映像を投影する「投影光学系I/F」(0804)、「投影光学系」(0808)及び音を出力する「指向性スピーカI/F」(0805)、「指向性スピーカ」(0809)、入力を受付ける「入力I/F」(0806)、スクリーン面に投影された映像をとらえる「カメラI/F」(0807)、「カメラ」(0810)を有する。
「入力インタフェース」(0806)により映像の投影操作が開始されると、「主メモリ」(0802)にサイズ取得プログラム、二次元的位置取得プログラム、距離取得プログラムが呼び出され「CPU」(0801)にて実行され、サイズ、二次元的位置、距離を取得する。その後、相対的位置演算プログラムが呼び出され「CPU」(0801)にて実行される。また「主メモリ」(0802)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(0801)にて実行する。そして相対的位置演算結果に基づいて指向性スピーカ制御命令がなされ、当該命令に基づいて「指向性スピーカI/F」(0805)により「指向性スピーカ」(0808)が制御される。
<実施形態2:処理の流れ>
<実施形態2:処理の流れ>
図9に本実施形態に係るプロジェクタ装置の処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初にスクリーン面に映像を投影する(S0901)。次にプロジェクタ装置に備えられたカメラが当該スクリーン面に投影された映像を認識し(S0902)、認識した映像に関するサイズ、二次元的位置、距離情報を取得する(S0903)。そして取得したサイズ、二次元的位置、距離情報に基づいて相対的位置を演算し(S0904)、投影された映像との相対的位置関係を取得する(S0905)。取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する(S0906)。
<実施形態2:効果>
<実施形態2:効果>
本実施形態によれば、カメラ手段を用いて実際にスクリーン面に投影されている映像との相対的位置関係を把握することができるため、指向性スピーカの制御を高精度に行うことができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要>
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要>
本実施形態は、カメラ機能を備えるプロジェクタ装置であって、読取専用マーカを利用してスクリーン面に投影された映像のサイズ又は/及び二次元的位置を取得することを特徴とするプロジェクタ装置について説明する。
<実施形態3:構成>
<実施形態3:構成>
本実施形態にかかるプロジェクタ装置の機能ブロック図を図10に示す。「プロジェクタ装置」(1000)は、「映像投射部」(1001)と、「指向性スピーカ」(1002)と、「相対的位置関係取得部」(1003)と、「指向性スピーカ制御部」(1004)と、「読取専用マーカ出力部」(1010)と、「演算部」(1011)を有す。また、「相対的位置関係取得部」(1003)は、「カメラ手段」(1005)と、「サイズ手段」(1006)と、「二次元的位置取得手段」(1007)と、「距離手段」(1008)と、「相対的位置演算手段」(1009)とを有する。「読取専用マーカ出力部」(1010)と、「演算部」(1011)以外の構成については前述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
「読取専用マーカ出力部」(1010)とは、サイズ取得手段又は/および二次元的位置取得手段がサイズ又は/および二次元的位置を取得するための読取専用マーカを映像投射部に対して出力する機能を有する。「読取専用マーカ」とは、映像投射部(1001)から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内に占めるサイズ又は/及び二次元的位置を取得できるマーカであれば特に限定しない。例えば、周囲とのコントラストのはっきりした画像を読取専用マーカとし、当該コントラストに基づいて映像投射部(1001)から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内に占めるサイズ又は/及び二次元的位置を取得するように構成されていてもよい。また、人間の目には見えない不可視画像を読取専用マーカとしてもよい。かかる場合、本来視聴者が見るべき映像を投影している間も絶えず当該読取専用マーカを出力することができる。そのため見るべき映像を投影中に当該映像のサイズ又は/及び二次元的位置が変動しても、改めて当該読取専用マーカを出力する必要がなく、利便性が高い。
また、当該読取専用マーカはスクリーン面上の映像と同じ面積を占める画像の他、当該映像の外枠のみを示すものでもよい。また当該画像の四隅を示すもの、四隅のうちの対角2点を示すものなどでもよく、この場合、赤外線などを読取専用マーカとして利用できる。なお、赤外線を読取専用マーカとする場合、プロジェクタ装置は赤外線照射部を更に有し、「読取専用マーカ出力部」(1010)は読取専用マーカを当該赤外線照射部に対して出力するように構成されていてもよい。映像投射部が、本来視聴者が見るべき映像と赤外線読取専用マーカを同時に出力するのが困難な場合があるからである。
「演算部」(1011)とは、読取専用マーカを認識してサイズ又は/および二次元的位置を演算して、サイズ取得手段又は/および二次元的位置取得手段に演算結果を出力する機能を有する。
<実施形態3:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態3:ハードウェア上における処理の具体例>
図11は、本実施形態のプロジェクタ装置のハードウェア構成の一例を示す。以下、図11を用いてプロジェクタ装置におけるハードウェア上の処理動作について説明する。プロジェクタ装置は、各種演算処理を行う「CPU」(1101)と、「主メモリ」(1102)と、「記憶装置」(1103)を有している。また、映像を投影する「投影光学系I/F」(1104)、「投影光学系」(1108)及び音を出力する「指向性スピーカI/F」(1105)、「指向性スピーカ」(1109)、入力を受付ける「入力I/F」(1106)を有する。
「入力インタフェース」(1106)により映像の投影操作が開始されると、「主メモリ」(1102)に読取専用マーカ出力プログラムが呼び出され「CPU」(1101)にて実行される。また、サイズ取得プログラム、二次元的位置取得プログラムが呼び出され「CPU」(0801)にて実行され、読取専用マーカを認識してサイズ、二次元的位置を取得する。その後演算プログラムが呼び出され「CPU」(1101)にて実行される。その後「主メモリ」(1102)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(1101)にて実行し、演算結果に基づいて指向性スピーカ制御命令がなされ、当該命令に基づいて「指向性スピーカI/F」(1105)により「指向性スピーカ」(1108)が制御される。
<実施形態3:処理の流れ>
<実施形態3:処理の流れ>
図12に本実施形態に係るプロジェクタ装置の処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初にスクリーン面に映像を投影する(S1201)。また、投影された映像の読取専用マーカを投影する(S1202)。そしてカメラがスクリーン面に投影された読取専用マーカを認識し(S1203)、認識した読取専用マーカに基づいて投影された映像のサイズ又は/および二次元的位置情報を取得する(S1204)。また、カメラは自身のオートフォーカス機能に基づいてスクリーン面までの距離情報を取得する(S1205)。そして取得したサイズ、二次元的位置、距離に基づいて、スクリーン面に投影された映像との相対的位置関係を演算し、取得する(S1206)。取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する(S1207)。なお、スクリーン面に映像を投影するステップ(S1201)は、読取専用マーカを利用して指向性スピーカを制御するステップ(S1202からS1207)後に行ってもよい。
<実施形態3:効果>
<実施形態3:効果>
本実施形態によれば、読取専用マーカに基づいてスクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を把握することができるため、指向性スピーカの制御を高精度に行うことができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4:概要>
<<実施形態4>>
<実施形態4:概要>
本実施形態は、スクリーン面上での音の反射位置を反射位置マーカをもって示すことを特徴とするプロジェクタ装置について説明する。
<実施形態4:構成>
<実施形態4:構成>
本実施形態にかかるプロジェクタ装置の機能ブロック図を図13に示す。「プロジェクタ装置」(1300)は、「映像投射部」(1301)と、「指向性スピーカ」(1302)と、「相対的位置関係取得部」(1303)と、「指向性スピーカ制御部」(1304)と、「反射位置取得部」(1305)と、「反射位置マーカ画像出力部」(1306)を有する。「反射位置取得部」(1305)と、「反射位置マーカ画像出力部」(1306)以外の構成については前述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
「反射位置取得部」(1305)とは、指向性スピーカ制御部からスクリーン面上での反射位置を取得する機能を有する。「反射位置」とは、前述した仮想音源のことである。
「反射位置マーカ画像出力部」(1306)とは、取得した反射位置に反射位置マーカを投影するための反射位置マーカ画像を映像投射部に出力する機能を有する。反射位置マーカは、指向性スピーカ制御時のみ出力するように構成されていてもよく、赤外線等の不可視マーカの場合は、映像投影中は常に出力するように構成されていてもよい。なお、赤外線を読取専用マーカとする場合、プロジェクタ装置は赤外線照射部を更に有し、「反射位置マーカ画像出力部」(1306)は反射位置マーカ画像出力部を当該赤外線照射部に対して出力するように構成されていてもよい。映像投射部が、本来視聴者が見るべき映像と反射位置マーカ画像を同時に出力するのが困難な場合があるからである。
<実施形態4:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態4:ハードウェア上における処理の具体例>
図14は、本実施形態のプロジェクタ装置のハードウェア構成の一例を示す。以下、図14を用いてプロジェクタ装置におけるハードウェア上の処理動作について説明する。プロジェクタ装置は、各種演算処理を行う「CPU」(1401)と、「主メモリ」(1402)と、「記憶装置」(1403)を有している。また、映像を投影する「投影光学系I/F」(1404)、「投影光学系」(1408)及び音を出力する「指向性スピーカI/F」(1405)、「指向性スピーカ」(1409)、入力を受付ける「入力I/F」(1406)を有する。
「入力インタフェース」(1406)により映像の投影操作が開始されると、「主メモリ」(1402)に読取専用マーカ出力プログラムが呼び出され「CPU」(1401)にて実行される。また、反射位置取得プログラム、反射位置マーカ画像出力プログラムが呼び出され「CPU」(0801)にて実行され、反射位置が出力される。その後「主メモリ」(1402)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(1401)にて実行し、相対的位置関係に基づいて指向性スピーカ制御命令がなされ、当該命令に基づいて「指向性スピーカI/F」(1405)により「指向性スピーカ」(1408)が制御される。
<実施形態4:処理の流れ>
<実施形態4:処理の流れ>
図15に本実施形態に係るプロジェクタ装置の処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初にスクリーン面に映像を投影する(S1501)。そしてスクリーン面に投影された映像との相対的位置関係を取得し(S01502)、取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する(S1503)。次に制御した指向性スピーカから出力された音がスクリーン面上で反射する位置を示す反射位置マーカを出力し(S1504)、反射位置を確認する(S1505)。
<実施形態4:効果>
<実施形態4:効果>
本実施形態によれば、スクリーン面上に音の反射位置を確認できるため指向性スピーカの制御が容易であり、また制御が適当であるか否かの確認もできる。
<<実施形態5>>
<実施形態5:概要>
<<実施形態5>>
<実施形態5:概要>
本実施形態は、指向性スピーカの制御に対して利用者が制御情報を入力することができることを特徴とするプロジェクタ装置について説明する。
<実施形態5:構成>
<実施形態5:構成>
本実施形態にかかるプロジェクタ装置の機能ブロック図を図16に示す。「プロジェクタ装置」(1600)は、「映像投射部」(1601)と、「指向性スピーカ」(1602)と、「相対的位置関係取得部」(1603)と、「指向性スピーカ制御部」(1604)と、「入力部」(1605)とを有する。「入力部」(1605)以外の構成については前述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
「入力部」(1605)とは、指向性スピーカの制御に対して利用者が制御情報を入力するための機能を有する。予め制御情報と指向性スピーカ制御内容とを関連付けしておき、利用者が入力部(1605)にて制御情報を入力すると、入力した制御情報に関連付けされた指向性スピーカ制御がなされる。制御情報としては、例えばスクリーン面に投影する映像コンテンツ内容(映画、音楽)や、視聴環境(会場の広さ、天井の高さ等)、視聴者(位置、人数等)などが該当する。また、指向性スピーカ制御内容としては、例えばスクリーン面上の音の反射位置や、反射音の広がり具合、音量、音の出力のタイミングなどが該当する。これら制御情報と指向性スピーカ制御内容とを各種組み合わせて関連付ければよい。具体的には、制御情報が「映像コンテンツ内容:音楽」の場合、指向性スピーカ制御内容を「反射位置:両端」、「反射音の広がり:小さい」とする。この場合、視聴者は音のステレオ感を楽しむことができる。
<実施形態5:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態5:ハードウェア上における処理の具体例>
図17は、本実施形態のプロジェクタ装置のハードウェア構成の一例を示す。以下、図17を用いてプロジェクタ装置におけるハードウェア上の処理動作について説明する。プロジェクタ装置は、各種演算処理を行う「CPU」(1701)と、「主メモリ」(1702)と、「記憶装置」(1703)を有している。また、映像を投影する「投影光学系I/F」(1704)、「投影光学系」(1708)及び音を出力する「指向性スピーカI/F」(1705)、「指向性スピーカ」(1709)、入力を受付ける「入力I/F」(1706)を有する。
「入力インタフェース」(1706)により映像の投影操作が開始されると、「主メモリ」(1702)に相対性位置関係取得プログラムが呼び出され「CPU」(1701)にて実行され、相対的位置関係を取得する。また、「入力インタフェース」(1706)を介して利用者により入力がなされると入力プログラムが「CPU」(1701)にて実行される。そして「主メモリ」(1702)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(1701)にて実行し、相対的位置関係及び入力情報に基づいて指向性スピーカ制御命令がなされ、当該命令に基づいて「指向性スピーカI/F」(1705)により「指向性スピーカ」(1708)が制御される。
<実施形態5:処理の流れ>
<実施形態5:処理の流れ>
図18に本実施形態に係るプロジェクタ装置の処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初にスクリーン面に映像を投影する(S1801)。そしてスクリーン面に投影された映像との相対的位置関係を取得する(S1802)。また、利用者が指向性スピーカ制御情報を入力する(S1803)。そして、取得した相対的位置関係と入力情報に基づいて指向性スピーカを制御する(S1804)。
<実施形態5:効果>
<実施形態5:効果>
本実施形態によれば、位置関係情報に加えてその他種々の情報に基づいて指向性スピーカを制御できるため、より利用者の希望に沿った制御が可能となる。
<<実施形態6>>
<実施形態6:概要>
<<実施形態6>>
<実施形態6:概要>
本実施形態は、反射音マイク部を備えるプロジェクタ装置であって、当該マイク部が拾った反射音に基づいて指向性スピーカを制御することを特徴とするプロジェクタ装置について説明する。
<実施形態6:構成>
<実施形態6:構成>
本実施形態にかかるプロジェクタ装置の機能ブロック図を図19に示す。「プロジェクタ装置」(1900)は、「映像投射部」(1901)と、「指向性スピーカ」(1902)と、「相対的位置関係取得部」(1903)と、「指向性スピーカ制御部」(1904)と、「反射音マイク部」(1905)とを有する。「指向性スピーカ制御部」(1904)は「フィードバック制御手段」(1906)を有する。「反射音マイク部」(1905)と「フィードバック制御手段」(1906)以外の構成については前述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
「反射音マイク部」(1905)とは、反射音を拾うためのマイク機能を有する。「反射音マイク部」(1905)は1つでもよく、指向性スピーカの数と同じだけ備えていてもよい。
「フィードバック制御手段」(1906)とは、反射音マイク部(1905)にて拾った反射音に基づいて指向性スピーカを制御する機能を有する。具体的には、指向性スピーカが出力する音声信号と、反射音マイク部(1905)が拾った反射音信号とを比較し制御する。そして当該比較結果に基づいて、複数の指向性スピーカから出力された音のそれぞれの反射音の遅延、周波数特性の調整を行い、音声信号の増幅、指向性信号への変調などを行う。なお、単に複数の指向性スピーカから出力された音のそれぞれの反射音を比較し、当該比較結果に基づいて制御するように構成されていてもよい。
<実施形態6:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態6:ハードウェア上における処理の具体例>
図20は、本実施形態のプロジェクタ装置のハードウェア構成の一例を示す。以下、図5を用いてプロジェクタ装置におけるハードウェア上の処理動作について説明する。プロジェクタ装置は、各種演算処理を行う「CPU」(2001)と、「主メモリ」(2002)と、「記憶装置」(2003)を有している。また、映像を投影する「投影光学系I/F」(2004)、「投影光学系」(2008)及び音を出力する「指向性スピーカI/F」(2005)、「指向性スピーカ」(2009)、入力を受付ける「入力I/F」(2006)と、「マイクI/F」(2007)と「マイク」(2010)とを有する。
「入力インタフェース」(2006)により映像の投影操作が開始されると、「主メモリ」(2002)に相対性位置関係取得プログラムが呼び出され「CPU」(2001)にて実行され、相対的位置関係を取得する。そして「主メモリ」(2002)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(2001)にて実行し、相対的位置関係に基づいて指向性スピーカ制御命令がなされ、当該命令に基づいて「指向性スピーカI/F」(2005)により「指向性スピーカ」(2008)が制御される。その後、「指向性スピーカ」(2008)の反射音を「マイクI/F」(2007)を介して「マイク」(2010)が拾う。そして、フィードバック制御プログラムが呼び出され「CPU」(2001)にて実行される。その後、そして「主メモリ」(2002)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(2001)にて実行し、フィードバック制御命令がなされ、当該命令に基づいて「指向性スピーカI/F」(2005)により「指向性スピーカ」(2008)が制御される。
<実施形態6:処理の流れ>
<実施形態6:処理の流れ>
図21に本実施形態に係るプロジェクタ装置の処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初にスクリーン面に映像を投影する(S2101)。そしてスクリーン面に投影された映像との相対的位置関係を取得し(S02102)、取得した相対的位置関係と入力情報に基づいて指向性スピーカを制御する(S2103)。次に制御した指向性スピーカから音声を出力し(S2104)、マイクでその反射音を拾う(S2105)。そして反射音に基づいて指向性スピーカを制御する(S2106)。
<実施形態6:効果>
<実施形態6:効果>
本実施形態によれば、視聴者が実際に聞く反射音に基づいて複数の指向性スピーカから出力される音声を調整するので、視聴者にとってより高品質な音を実現できる。
<<実施形態7>>
<実施形態7:概要>
<<実施形態7>>
<実施形態7:概要>
本実施形態は、プロジェクタ装置と電子機器とからなるプロジェクタシステムであって、コンテンツ、指向性スピーカ、相対的位置関係取得部、指向性スピーカ制御部を電子機器が有することを特徴とするプロジェクタシステムについて説明する。
<実施形態7:構成>
<実施形態7:構成>
本実施形態にかかるプロジェクタシステムの機能ブロック図を図22に示す。プロジェクタシステム(2200)は、「プロジェクタ装置」(2201)と、「電子機器」(2202)を有する。「プロジェクタ装置」(2201)は、「映像投射部」(2203)を有する。「電子機器」(2202)は、「コンテンツ出力部」(2204)と、「外部指向性スピーカ」(2205)と、「外部相対的位置関係取得部」(2206)と、「外部指向性スピーカ制御部」(2207)とを有する。「プロジェクタ装置」(2201)と「映像投射部」(2203)については前述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
「電子機器」(2202)は後述する「コンテンツ出力部」(2204)と、「外部指向性スピーカ」(2205)と、「外部相対的位置関係取得部」(2206)と、「外部指向性スピーカ制御部」(2207)を有するものであれば特に限定しない。具体的には、パーソナルコンピュータや携帯電話、デジタルカメラ、DVD、HDDレコーダ、ミュージックプレイヤーなどが該当する。
「コンテンツ出力部」(2204)とは、プロジェクタ装置(2201)の映像投射部(2203)に対して映像、音声などのコンテンツを出力する機能を有する。「電子機器」(2202)が記憶、保持するコンテンツの他、「電子機器」(2202)が無線通信等により一時的に取得したコンテンツでもよい。
「外部指向性スピーカ」(2205)とは、前記実施形態に記載の指向性スピーカと同機能を有する。
「外部相対的位置関係取得部」(2206)とは、前記実施形態に記載の相対的位置関係取得部と同機能を有する。ここで、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係とは、電子機器(2202)との相対的位置関係も含まれる。
「外部指向性スピーカ制御部」(2207)とは、前記実施形態に記載の指向性スピーカ制御部と同機能を有する。
<実施形態7:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態7:ハードウェア上における処理の具体例>
図23は、本実施形態のプロジェクタ装置及び電子機器のハードウェア構成の一例を示す。以下、図23を用いてプロジェクタ装置及び電子機器におけるハードウェア上の処理動作について説明する。プロジェクタ装置は、各種演算処理を行う「CPU」(2301)と、「主メモリ」(2302)と、「記憶装置」(2303)を有している。また、映像を投影する「投影光学系I/F」(2304)、「投影光学系」、外部機器と通信する「通信I/F」(2305)、入力を受付ける「入力I/F」(2306)と、を有する。
また、電子機器は、各種演算処理を行う「CPU」(2307)と、「主メモリ」(2308)と、「記憶装置」(2309)を有している。また、音声を出力する「外部指向性スピーカI/F」(2310)、「外部指向性スピーカ」、外部機器と通信する「通信I/F」(2311)、入力を受付ける「入力I/F」(2312)と、を有する。
プロジェクタ装置は「通信I/F」(2305)を介して電子機器のコンテンツを取得し、コンテンツの投影操作を開始する。次に、電子機器の「主メモリ」(2308)に外部相対性位置関係取得プログラムが呼び出され「CPU」(2307)にて実行され、外部相対的位置関係を取得する。そして「主メモリ」(2308)に指向性スピーカ制御プログラムが呼び出され、「CPU」(2307)にて実行し、外部相対的位置関係に基づいて指向性スピーカ制御命令がなされ、当該命令に基づいて「外部指向性スピーカI/F」(2310)により「指向性スピーカ」が制御される。
<実施形態7:処理の流れ>
<実施形態7:処理の流れ>
図24に本実施形態に係るプロジェクタシステムの処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初に電子機器に記憶されている映像をプロジェクタ装置に出力し(S2401)、スクリーン面に映像を投影する(S2402)。そしてスクリーン面に投影された映像との相対的位置関係を電子機器が取得し(S02403)、取得した相対的位置関係と入力情報に基づいて電子機器が指向性スピーカを制御する(S2404)。次に電子機器の指向性スピーカから音声を出力する(S2405)。
<実施形態7:効果>
<実施形態7:効果>
本実施形態によれば、コンテンツの記憶機能、スピーカ機能を有していないプロジェクタ装置であっても、外部の電子機器の当該機能を利用して前記実施形態と同様の効果が得られる。
<<実施形態8>>
<実施形態8:概要>
<<実施形態8>>
<実施形態8:概要>
本実施形態は、プロジェクタ装置にコンテンツを出力する電子気機器であって、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係情報を取得し、当該情報に基づいて指向性スピーカを制御することを特徴とする電子機器について説明する。
<実施形態8:構成>
<実施形態8:構成>
本実施形態に係るプロジェクタ装置の機能ブロック図を図25に示す。電子機器(2500)は、「コンテンツ出力部」(2501)と、「第二指向性スピーカ」(2502)と、「第二相対的位置関係取得部」(2503)と、「第二指向性スピーカ制御部」(2504)と、を有する。「コンテンツ出力部」(2501)は前記実施形態7に記載したとおりであるのでここでの説明は省略する。
「第二指向性スピーカ」(2502)とは、プロジェクタ装置がコンテンツを投影しているスクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する機能を有する。前記実施形態に記載の指向性スピーカ及び外部指向性スピーカと同機能である。
「第二相対的位置関係取得部」(2503)とは、スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する機能を有する。前記実施形態に記載の相対的位置関係取得部及び外部相対的位置関係取得部と同機能である。
「第二指向性スピーカ制御部」(2504)とは、取得した相対的位置関係を利用して第二指向性スピーカを制御する機能を有する。前記実施形態に記載の指向性スピーカ制御部及び外部指向性スピーカ制御部と同機能である。
<実施形態8:ハードウェア上における処理の具体例>
<実施形態8:ハードウェア上における処理の具体例>
図26は、本実施形態の電子機器のハードウェア構成の一例を示す。以下、図26を用いて電子機器におけるハードウェア上の処理動作について説明する。電子機器は、各種演算処理を行う「CPU」(2601)と、「主メモリ」(2602)と、「記憶装置」(2603)を有している。また、音声を出力する「第二指向性スピーカI/F」(2604)、「第二指向性スピーカ」(2607)、外部機器と通信する「通信I/F」(2605)、入力を受付ける「入力I/F」(2606)と、を有する。これらの処理動作は前記プロジェクタ装置に関する実施形態に記載したとおりである。
<実施形態8:処理の流れ>
<実施形態8:処理の流れ>
図27に本実施形態に係る電子機器の処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初にプロジェクタ装置にコンテンツを出力する(S2701)。プロジェクタ装置はスクリーン面に映像を投影する(S2702)。またスクリーン面に投影された映像との相対的位置関係を取得し(S02703)、取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する(S2704)。
<実施形態8:効果>
<実施形態8:効果>
コンテンツの記憶機能、スピーカ機能を有していないプロジェクタ装置であっても、本実施形態の電子機器の当該機能を利用して前記実施形態に記載のプロジェクタ装置と同様の効果が得られる。
Claims (12)
- スクリーン面に対して映像を投影するための映像投射部と、
前記スクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する指向性スピーカと、
スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する相対的位置関係取得部と、
取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する指向性スピーカ制御部と、
を有するプロジェクタ装置。 - 相対的位置関係取得部は、
映像投射部が映像を投影する向きに向けられたカメラ手段と、
カメラ手段が捕らえる映像投射部から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内に占めるサイズを取得するサイズ取得手段と、
カメラ手段が捕らえる映像投射部から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内の二次元的位置を取得する二次元的位置取得手段と、
カメラ手段のオートフォーカス機能によって演算されるスクリーン面までの距離を取得する距離取得手段と、
取得された前記サイズ、前記二次元的位置、前記距離に基づいて前記相対的位置を演算する相対的位置演算手段と、
からなる請求項1に記載のプロジェクタ装置。 - 指向性スピーカ制御部は、
音量制御手段を有する請求項1又は2に記載のプロジェクタ装置。 - 指向性スピーカ制御部は、
前記反射音の広がり具合を制御するための音広がり制御手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載のプロジェクタ装置。 - サイズ取得手段又は/および二次元的位置取得手段がサイズ又は/および二次元的位置を取得するための読取専用マーカを映像投射部に対して出力する読取専用マーカ出力部と、
読取専用マーカを認識してサイズ又は/および二次元的位置を演算して、サイズ取得手段又は/および二次元的位置取得手段に演算結果を出力する演算部と、
を有する請求項2又は請求項2に従属する請求項3又は4のいずれか一に記載のプロジェクタ装置。 - 指向性スピーカ制御部からスクリーン面上での反射位置を取得する反射位置取得部と、
取得した反射位置に反射位置マーカを投影するための反射位置マーカ画像を映像投射部に出力する反射位置マーカ画像出力部と、
を有する請求項1から5のいずれか一に記載のプロジェクタ装置。 - 指向性スピーカ制御部に対して利用者が制御情報を入力するための入力部を有する請求項1から6のいずれか一に記載のプロジェクタ装置。
- 前記反射音を拾うための反射音マイク部を有し、
指向性スピーカ制御部は、反射音マイク部にて拾った反射音に基づいて指向性スピーカを制御するフィードバック制御手段を有する請求項1から7のいずれか一に記載のプロジェクタ装置。 - 請求項1から8のいずれか一に記載のプロジェクタ装置と、電子機器と、からなるプロジェクタシステムであって、
電子機器は、
プロジェクタ装置の映像投射部に対してコンテンツを出力するコンテンツ出力部を有するとともに、
プロジェクタ装置の指向性スピーカ、相対的位置関係取得部、指向性スピーカ制御部に代えてこれらとそれぞれ同機能を有する外部指向性スピーカ、外部相対的位置関係取得部、外部指向性スピーカ制御部を有するプロジェクタシステム。 - プロジェクタ装置の映像投射部に対してコンテンツを出力するコンテンツ出力部と、
プロジェクタ装置がコンテンツを投影しているスクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する第二指向性スピーカと、
スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する第二相対的位置関係取得部と、
取得した相対的位置関係を利用して第二指向性スピーカを制御する第二指向性スピーカ制御部と、
を有する電子機器。 - スクリーン面に対して映像を投影するための映像投射ステップと、
前記スクリーン面に対して指向性のある音を反射させてスクリーン観察者にスクリーン面の所定位置からの音像を形成するように音声を出力する指向性スピーカステップと、
スクリーン面に投影される映像との相対的位置関係を取得する相対的位置関係取得ステップと、
取得した相対的位置関係を利用して指向性スピーカを制御する指向性スピーカ制御ステップと、
を有するプロジェクタ制御方法。 - 相対的位置関係取得ステップは、
映像投射部が映像を投影する向きに向けられたカメラサブステップと、
カメラ手段が捕らえる映像投射部から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内に占めるサイズを取得するサイズ取得サブステップと、
カメラ手段が捕らえる映像投射部から投影されたスクリーン面上の映像のカメラ映像フレーム内の二次元的位置を取得する二次元的位置取得サブステップと、
カメラ手段のオートフォーカス機能によって演算されるスクリーン面までの距離を取得する距離取得サブステップと、
取得された前記サイズ、前記二次元的位置、前記距離に基づいて前記相対的位置を演算する相対的位置演算サブステップと、
からなる請求項11に記載のプロジェクタ制御方法。
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