JP2010056616A - 負荷制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷制御システムにおいて、外来ノイズやフェージングが発生しても容易且つ確実に負荷を開閉可能にする。
【解決手段】照明制御システムは、アンテナに出力する空中線電力が互いに異なる3つの通信モードを切り替えて点灯信号を電波により送信可能なリモートコントローラと、点灯信号を受信可能なスイッチとを有している。リモートコントローラは、人感センサにより人体が検知されると、制御部の制御に基づいて、無線送信回路部がいずれかの送信モードで点灯信号を送信する。制御部は、信号送信処理において所定時間内に照度センサにより照度の変化が検知されないときには、送信モードを、初回の信号送信時に第1送信モードとし、第2回目及び第3回目の信号送信を行うときにそれぞれ第2送信モード、第3送信モードと変更する。自動的に空中線電力を変更するので、外来ノイズやフェージングがある環境下でも確実に通信可能になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、送信器から電波により送信した信号を受信器により受信し、当該信号に応じて負荷を制御する負荷制御システムに関する。
近年、送信器から送信された無線信号を壁面などの造営面に配設されたスイッチにより受信して、スイッチが受信した信号に基づいて照明装置などの開閉動作を行うように構成された負荷制御システムが用いられている(例えば、特許文献1参照)。このような負荷制御システムにおいては、無線通信を利用することにより、例えば高機能なスイッチを、当該負荷制御システムの他の部分との間の配線作業等を行うことなく、既設のスイッチに替えて又は新規に、容易に配設することができる。
このような無線通信を利用する負荷制御システムにおいて、用途によって、電波による無線通信により送信器とスイッチとの間で信号を送受信する方が、赤外光を利用して信号を送受信する場合よりも望ましい場合がある。これは、無線通信によれば、赤外光による場合よりも、電波の透過性や回折性等により、スイッチに信号を送信可能になる送信器のエリアが広くなる等のメリットがあるからである。しかしながら、このような電波による無線通信の場合でも、送信器とスイッチとの間で適正に通信を行うことができなくなる場合があり、その場合、例えばユーザが送信器を操作したとしてもユーザの意図したとおりに負荷が開閉されなくなる。
このような問題は、例えば、フェージングの影響や、外来ノイズの影響により発生することがある。すなわち、送信器とスイッチとの位置関係や周囲にある障害物等の位置形状等に応じて無線伝搬路で反射波が発生すること等によりフェージングが発生すると、スイッチに届く電波の強度が低くなり、送信器から送信された信号を受信しにくくなる。また、送信器とスイッチとの間での通信を行うチャンネルと同じ周波数帯域でノイズとなる電波を出す電子機器等がスイッチの近くにある場合、そのノイズの影響により、送信器から送信された信号を受信しにくくなる。このような場合、通信を可能にするためには、例えば、空中線電力を大きくすることが考えられるが、空中線電力を変更すると、電力消費が大きくなるという問題が生じる。また、ユーザが切替スイッチ等を切り替えることにより送信器の空中線電力の大きさを変更させることができるようにすることもできるが、その場合、設定変更を行うためのユーザの負担が増えるという問題が生じる。
特開平9−261767号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、外来ノイズが存在したりフェージングが発生したりする環境下においても容易且つ確実に負荷を開閉させることが可能な、送信器の消費電力が小さい負荷制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、信号を電波により送信する送信器と、電波を受信する機能を有し、負荷に接続されて少なくとも当該負荷のオン・オフを制御する制御機能を備えた受信器とを有する負荷制御システムにおいて、前記送信器は、アンテナと、前記アンテナから信号を送信する無線送信回路部と、所定の状態を検知したときにトリガ信号を出力するトリガ検知手段と、前記負荷による環境の変化を検知する負荷状態検知手段と、前記トリガ信号に基づいて前記無線送信回路部を制御し、所定の信号を送信させる制御部とを備え、前記受信器は、アンテナと、前記アンテナを用いて電波を受信し信号を抽出する無線受信回路部と、電源から前記負荷への給電路を開閉する負荷制御回路部と、前記無線受信回路部で受信された信号に応じて前記負荷制御回路の動作制御を行う制御部とを備え、前記トリガ検知手段から出力されるトリガ信号に応じて前記負荷が動作するように構成され、前記無線送信回路部は、前記アンテナに出力する空中線電力が互いに異なる複数の送信モードを切り替えて前記アンテナから信号を送信可能に構成されており、前記トリガ検知手段からトリガ信号が出力されると、前記複数の送信モードのうち所定の送信モードで所定の信号を送信し、その後、所定時間内に前記負荷状態検知手段により前記負荷による環境の変化が検知されないときは、前記複数の送信モードのうち、少なくとも直前に信号を送信した送信モードとは異なる送信モードで前記所定の信号を送信し、そして、前記負荷状態検知手段により前記負荷による環境の変化が検知されるまでこれらの動作を繰り返すものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記無線送信回路部は、前記トリガ検知手段からトリガ信号が出力されたとき、前回に前記所定の信号の送信を行った送信モードを用いて前記所定の信号の送信を行うものである。
請求項1の発明によれば、トリガ信号が出力されると、所定の信号を送信し、その後、所定時間内に負荷による環境の変化が検知されない場合、例えば外来ノイズやフェージングの影響により通信が失敗した場合、前回送信時とは空中線電力が異なる送信モードで信号送信を行う。そのため、ユーザによる無線チャンネルの変更操作を必要とせずに、通信が失敗する可能性を低くすることができ、容易且つ確実に負荷を開閉させることができる。また、空中線電力が大きい送信モードで常時の信号送信を行わないので、送信器の電力消費を小さく抑えることができる。
請求項2の発明によれば、トリガ信号が出力されたとき、最後に通信が成功したと考えられる送信モードで信号送信を行う。そのため、例えば初回の所定の信号の送信時において常に同じ送信モードで送信する場合と比較して、通信が失敗する可能性を低くすることができ、より確実に且つ速やかに通信することができる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る負荷制御システムの一例として、照明制御システムを示す。照明制御システム1は、負荷として照明装置150と、無線信号を電波により送信するリモートコントローラ(送信器;以下、リモコンという)151と、例えば商用交流電源である電源(図2参照)50と照明装置150に電線を介して直列接続されたスイッチ(受信器)152等で構成されている。
リモコン151には、所定エリアの人体Hの存否を検知する人感センサ(トリガ検知手段)151aや、周囲の照度を計測する照度センサ(負荷状態検知手段)151b等が設けられている。スイッチ152は、後述するようにリモコン151から送信された無線信号に応じて照明装置150を点灯又は消灯させる。すなわち、この照明制御システム1は、リモコン151からスイッチ152への単方向通信方式を採用している。ここで、本実施形態においては、負荷として、白熱灯からなる照明装置150を例示するが、これに限定する主旨ではなく、蛍光灯及び蛍光灯電子安定器などの他の照明装置の他、照明装置以外の負荷であってもよい。また、スイッチ152は、例えば外部からユーザが操作可能な操作ハンドルを有しており、ユーザが、リモコン151の操作ボタン151aの操作の他、この操作ハンドルを直接に操作することにより、照明装置150を点灯又は消灯させることができるように構成されていてもよい。
図2は、リモコン151及びスイッチ152のブロック構成を示す。リモコン151は、人感センサ151a、及び照度センサ151bのほか、アンテナ11と、アンテナ11から信号を送信する無線送信回路部12と、リモコン151の動作を制御する制御部13と、それらの電気回路に電力を供給する電池14等を備えている。リモコン151は、例えば、各部が筐体内に収納された箱体状に構成されている。
人感センサ151aは、例えば人体Hから放射される熱放射を検知することにより所定エリアの人体Hの存在の有無を検知するものであり、人体Hの存在を検知すると人体検知信号(トリガ信号)を制御部13に送出する。照度センサ151bは、例えばフォトダイオード等から構成され、照明装置150の点灯動作又は消灯動作による照度の変化を検知するものであり、検知した照度の変化を環境変化信号として制御部13に送出する。
制御部13は、マイクロコンピュータ等で構成されており、無線送信回路部12等の制御を行い、人体検知信号が入力されたときや、その後、後述するように所定期間内に環境変化信号が入力されないときに照明装置150を点灯させるための点灯信号を生成する。無線送信回路部12は、点灯信号等が制御部13から入力されると、その点灯信号等を変調及び増幅し、アンテナ11から所定の周波数の無線チャンネル(以下、チャンネルと称する)の電波として送信する。このように、リモコン151は、人感センサ151aから出力される人体検知信号に基づいて、点灯信号を搬送波に重畳して送信する。
スイッチ152は、例えばループアンテナ等のアンテナ21と、アンテナ21により電波を受信する無線受信回路部22と、スイッチ152の動作を制御する制御部23と、照明装置150に接続され照明装置150への給電路を開閉する負荷制御回路部24と、例えば100Vの電源50から照明装置150に電力を供給する電源回路25等を備えている。スイッチ152は、例えば、合成樹脂製の矩形箱状の器体を有するワイドハンドル形連用スイッチ(JIS C 8304参照)の2個モジュール寸法に形成されており、規格に準拠した取付枠等に取り付けられて、壁面内に埋め込まれているスイッチボックス内に収められ、配設される。なお、スイッチ152は、上記のようにして壁面内に埋め込まれるものに限られず、例えば壁面や天井等に取り付けられるものであってもよい。
無線受信回路部22は、制御部23の制御に基づいて、所定の周波数のチャンネルの電波を受信する。負荷制御回路部24は、電源回路25から照明装置150への給電路を開閉するスイッチング素子(例えば、トライアックなど)を有する。制御部23は、マイクロコンピュータ等で構成されており、無線受信回路部22で受信された信号に応じて、負荷制御回路部24のスイッチング素子のスイッチング制御等を行う。制御部23は、例えば、無線受信回路部22で点灯信号が受信されたときには、照明装置150に給電する状態と給電しない状態とを切り替えるスイッチング制御を行う。電源回路25は、制御部23等に動作電源を供給する。なお、スイッチ152において、負荷制御回路部24が照明装置150への給電路を開成しているときには、電源回路25は、コンデンサに充電してスイッチ152の動作電源を生成する。他方、負荷制御回路部24が電源回路25から照明装置150への給電路を閉成しているときには、照明装置150の点灯状態に影響を及ぼさない範囲で定期的に給電路を所定の時間だけ開成してコンデンサに充電して、所定の時間外の閉成時にはコンデンサから放電して動作電源を生成する。これにより、スイッチ152は、電源回路25と照明装置150とを2線で直列接続することが可能となっている。なお、この種の電源回路25は従来から公知(例えば、特開2000−357443号公報等を参照)であるから、詳細な構成及び動作についての図示並びに説明は省略する。また、電源回路25の構成はこれに限られず、電源50からスイッチ152に常時給電するようにしてもよい。
照明制御システム1では、リモコン151の人感センサ151aが人体Hを検知すると、スイッチ152の制御部23が、照明装置150への電力供給をオンした後、一定時間経過後(例えば、1分経過後)照明装置150への電力供給をオフするものである。すなわち、人感センサ151aによって人体Hが検知され、リモコン151から点灯信号が送出されると、スイッチ152の制御部23の制御により負荷制御回路部24のスイッチング素子のスイッチングが行われ、照明装置150を点灯させる。これにより、ユーザは所定エリアに位置することにより、照明装置150を点灯状態に切り替えることができる。
ここで、無線送信回路部12は、アンテナ11に出力する空中線電力が互いに異なる例えば3つの送信モードを切り替えて、アンテナ11から信号を送信可能に構成されている。送信モードは、例えば、標準的な所定の大きさの空中線電力で送信するものと、上記所定の大きさより大きい空中線電力で出力するものと、上記所定の大きさより小さい空中線電力で出力するものとすることができる。なお、この3つの送信モードそれぞれの空中線電力の大きさは、予定されるリモコン151の使用場所やスイッチ152との距離、及び電力消費量などを鑑みて、任意に設定すればよい。
無線送信回路部12は、例えば制御部13の制御に基づいて、人感センサ151aから人体検知信号が送出された後、3つの送信モードのうちの1つを選択して信号を送信する処理(以下、信号送信処理という)を行う。この信号送信処理において、無線送信回路部12は、人感センサ151aが人体Hを検知した後、所定時間内(例えば、1秒以内)に照度センサ151bが照度の変化を検知しないとき、制御部13の制御に基づいて、信号を送信する送信モードを変更するように構成されている。
制御部13は、照度センサ151bから環境変化信号が入力されたか否かによって照明装置150による動作の有無を検知することができる。すなわち、照度センサ151bから環境変化信号が入力されない場合、制御部13は、照明装置150が点灯していないと判断する。なお、信号送信処理は、無線送信回路部12が初回の信号を送信してから所定時間(例えば、30秒)が経過するまでに、例えば照明装置150が有する白熱灯がきれた場合などによって照度センサ151bにより照度の変化が検出されなかった場合に終了する。また、信号送信処理は、無線送信回路部12が信号を送信した後、所定時間内に照度センサ151bにより照度の変化が検知されたときにも終了する。
以下に、本実施形態における送信モードの変更動作の動作態様について説明する。図3は、送信モードの変更動作の動作態様の一例を示す。図に示す動作例は、人感センサ151aによって所定エリアに人体Hが検知された後、所定時間内に照度センサ151bにより照度変化が検知されなかった場合のものであり、ここでは、所定時間が3回経過した場合を示す。なお、ここでは、人感センサ151aによる人体検知信号の送信により無線送信回路部12から送信される信号の送信タイミングを「#1」と示し、これ以後の各所定時間経過により無線送信回路部12から送信される信号の送信タイミングをそれぞれ「#2」乃至「#4」と示す。
制御部13は、所定時間内に照度センサ151bにより照度の変化が検知されないときに、その都度、無線送信回路部12に対して3つのチャンネルを順に切り替えて信号を送信させる。すなわち、まず、人感センサ151aにより人体検知信号が送信されたとき(#1)、図に示すように、制御部13は、点灯信号を生成すると共に、送信モードを、例えば最も空中線電力が小さい第1送信モード(PWR1)とし、無線送信回路部12は、第1送信モードで信号送信を行い、信号送信処理を開始する。そして、当該信号送信処理において、所定時間内に照度センサ151bにより照度の変化が検知されないとき(#2)、制御部13は、直前に信号を送信した第1送信モードとは異なり、第1送信モードの次に空中線電力が小さい第2送信モード(PWR2)で送信するように送信モードを切り替える。これにより、無線送信回路部12は、第2送信モードで信号送信を行う。
その後、当該信号送信処理において、さらに所定時間内に照度センサ151bにより照度の変化が検知されないとき(#3)、同様に、直前に信号を送信した第2送信モードとは異なる第3送信モード(PWR3)で信号送信が行われる。なお、さらにその後、当該信号送信処理において、所定時間内に照度センサ151bにより照度の変化が検知されないとき(#4)、制御部13は、#4から所定時間が経過する度に、第1送信モード、第2送信モード、第3送信モード、…等と順に送信モードを変更し、異なる空中線電力で信号送信させる。
このように、本実施形態においては、信号送信処理において、人感センサ151aから人体検知信号が出力されると、リモコン151は所定の信号を送信し、その後、所定時間内に照度センサ151bにより照度の変化を検知する。このとき、所定時間内に照度の変化が検知されないときは、その都度、3つの送信モードを切り替えて、前回信号を送信したときの空中線電力とは異なる空中線電力で信号送信を行う。そのため、前回送信時にフェージング等の影響により通信が失敗しても、スイッチ152のアンテナ21において前回送信時とは反射波や搬送波の強度が異なるため、通信が失敗する可能性を低くすることができる。また、前回送信時に外来ノイズの影響により通信が失敗しても、スイッチ152のアンテナ21において前回送信時とは搬送波の強度が異なるため、通信が失敗する可能性を低くすることができる。さらにまた、常に大きな空中線電力で送信しなくてもよいため、常に大きな空中線電力で信号送信を行うようなリモートコントローラと比較して、リモコン151の電力消費を小さく抑えることができる。特に、本実施形態においては、送信モードを、空中線電力が順に大きくなるように変更していくため、これらの効果をより顕著に得ることができる。また、例えば通信が失敗し照明装置150が点灯しなかったときに、ユーザによる無線チャンネルの変更操作を必要とせずに、送信モードを変更して信号送信を行うことができるので、手動により送信モードの設定を変更するなどの煩わしい作業は必要なく、容易且つ確実に照明装置150を点灯させることができる。
なお、本実施形態において、送信モードの数は、3つに限らず、2つであっても、又は4つ以上であってもよい。図4は、n種以上の送信モード(PWR1、PWR2…PWRn)で信号を送受信可能な場合の送信モードの変更動作の動作態様の一例を示す。このとき、人感センサ151aにより人体検知信号が送信されたときから(#1)、その後、所定時間がn−1回経過するまで(#n)、照度センサ151bにより照度の変化が検知されないものとすると、無線送信回路部12は、まず、#1において第1送信モードで信号送信を行う。
その後、無線送信回路部12は、所定時間が経過する度に、制御部13の制御により第2送信モード、第3モード、…、第nモードと順に空中線電力を変更して送信モードを変更し、信号送信を行う。その後、照度が変化する等により当該信号送信処理が終了し、さらにその後、#n+1のときに、新たに信号送信処理が開始されるとすると、無線送信回路部12は、制御部13の制御に基づいて、第1送信モードで信号送信を行う。このようにチャンネルの数が多い場合でも、同様に、自動的にチャンネルを変更し、確実に通信することができる。また、上述の実施形態において、チャンネルの変更態様は、信号送信処理について、常に同様の順で変更されるものに限られない。
次に、本発明の第2実施形態に係る照明制御システムについて説明する。以下に示す実施形態において、照明装置150、リモコン151、及びスイッチ152の各構成要素は、上述の第1実施形態と同様であり、同一の符号を付して説明する。第2実施形態においては、制御部13及び無線送信回路部12により行われるリモコン151の送信モード変更動作が、上述の第1実施形態と相違する。
図5は、第2実施形態におけるリモコン151の送信モードの変更動作の動作態様の一例を示す。第2実施形態において、無線送信回路部12は、上記第1実施形態と同様の送信モード変更動作に加えて、制御部13の制御に基づいて、信号送信処理において、人感センサ151aにより人体検知信号が送信されたとき、前回通信が成功した送信モードで信号送信を行う。
換言すると、例えば前回の信号送信処理において、第1送信モードで信号送信を行った後、照度センサ151bが照度の変化を検知し、当該信号送信処理は終了したものとする。そして、その後、図に示すように、新たな信号送信処理の初回の信号送信が行われるとき(#1)、無線送信回路部12は、第1送信モードを用いて信号送信を行う。
さらにその後、当該信号送信処理において、所定時間内に照度センサ151bが照度の変化を検知しないとき、第2回目の信号の送信が行われる(#2)。このとき、上述の第1実施形態と同様に送信モードが変更され、無線送信回路部12は、第2送信モードで信号送信を行い、その後、照度センサ151bが照度の変化を検知し、当該信号送信処理が終了したものとする。そして、その後、さらに別の新たな信号送信処理の初回の信号送信が行われるとき(#3)、制御部13の制御により、無線送信回路部12は、前回の信号送信処理の最後に信号送信した第2送信モードで信号送信を行う。
このように、第2実施形態においては、信号送信処理が行われるときに、最後に通信が成功したと考えられる送信モードで信号送信を行うので、例えば常に同じ送信モードで送信する場合と比較して通信が失敗する可能性を低くすることができ、より確実に通信可能にすることができる。
ここで、第2実施形態において、例えば、最後の信号送信があってから数日乃至数週の所定期間が経過した場合、それ以後に信号送信を行うときには、最も空中線電力が小さな送信モードで信号送信を行うように構成してもよい。これにより、より確実にリモコン151の省電力化を図りつつ、確実に通信可能にすることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、リモコン151の人感センサ151aが人体Hを検知すると、スイッチ152の制御部23が、照明装置150への電力供給をオフさせるものであってもよい。また、例えば人感センサ151aに替えて、暗くなったことを検知する目的の照度センサを設けてもよい。この場合、例えば室内の照度が所定の照度以下になったときに、この照度センサが人体検知信号に相当するトリガ信号を制御部13に送出することにより、信号送信処理が開始されるものであってもよい。
また、本発明は、上述のように照明装置のオン・オフを制御する照明制御システムのほか、送信器から送信された信号に応じて動作をオン・オフする空調システムや給湯システム、又は送信器から送信された所定の信号を受信して通報動作を行う防犯システムなど、他の用途に用いられる負荷制御システムにおいても用いることが可能である。すなわち、その負荷制御システムの動作を指示する信号を電波により送信することにより遠隔制御するために用いられるような送信器において、上述のような態様で送信モードの変更を自動的に行って信号を送信するように構成することにより、外来ノイズやフェージングがある環境下においても、通信の失敗を防止し、容易且つ確実に負荷の制御を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る照明制御システムの一例を示す図。 上記照明制御システムのリモコン及びスイッチの構成を示すブロック図。 上記リモコンの信号送信態様の一例を示す図。 上記リモコンの信号送信態様の一変形例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る照明制御システムのリモコンの信号送信態様の一例を示す図。
1 照明制御システム(負荷制御システム)
11 (送信器の)アンテナ
12 無線送信回路部
13 (送信器の)制御部
21 (受信器の)アンテナ
22 無線受信回路部
23 (受信器の)制御部
24 負荷制御回路部
25 電源回路
150 照明装置(負荷)
151 リモートコントローラ(送信器)
151a 人感センサ(トリガ検知手段)
151b 照度センサ(負荷状態検知手段)
152 スイッチ(受信器)

Claims (2)

  1. 信号を電波により送信する送信器と、電波を受信する機能を有し、負荷に接続されて少なくとも当該負荷のオン・オフを制御する制御機能を備えた受信器とを有する負荷制御システムにおいて、
    前記送信器は、アンテナと、前記アンテナから信号を送信する無線送信回路部と、所定の状態を検知したときにトリガ信号を出力するトリガ検知手段と、前記負荷による環境の変化を検知する負荷状態検知手段と、前記トリガ信号に基づいて前記無線送信回路部を制御し、所定の信号を送信させる制御部とを備え、
    前記受信器は、アンテナと、前記アンテナを用いて電波を受信し信号を抽出する無線受信回路部と、電源から前記負荷への給電路を開閉する負荷制御回路部と、前記無線受信回路部で受信された信号に応じて前記負荷制御回路の動作制御を行う制御部とを備え、
    前記トリガ検知手段から出力されるトリガ信号に応じて前記負荷が動作するように構成され、
    前記無線送信回路部は、
    前記アンテナに出力する空中線電力が互いに異なる複数の送信モードを切り替えて前記アンテナから信号を送信可能に構成されており、
    前記トリガ検知手段からトリガ信号が出力されると、前記複数の送信モードのうち所定の送信モードで所定の信号を送信し、その後、所定時間内に前記負荷状態検知手段により前記負荷による環境の変化が検知されないときは、前記複数の送信モードのうち、少なくとも直前に信号を送信した送信モードとは異なる送信モードで前記所定の信号を送信し、そして、前記負荷状態検知手段により前記負荷による環境の変化が検知されるまでこれらの動作を繰り返すことを特徴とする負荷制御システム。
  2. 前記無線送信回路部は、前記トリガ検知手段からトリガ信号が出力されたとき、前回に前記所定の信号の送信を行った送信モードを用いて前記所定の信号の送信を行うことを特徴とする請求項1に記載の負荷制御システム。
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