JP2010055460A - セルフチェックアウトシステム、端末装置、管理装置および監視方法 - Google Patents

セルフチェックアウトシステム、端末装置、管理装置および監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バーコードの付与されていない商品の会計を効率的に監視可能とする。
【解決手段】端末装置1は、購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報D1を受け付けると共に、この商品を撮像して商品画像P1を生成し、商品情報D1と商品画像P1を管理装置2に送信する。管理装置2は、端末装置1から商品情報D1と商品画像P1とを受信して、商品画像P1を商品情報D1に対応付けて販売情報記憶部2bに格納する。そして、管理装置2は、商品情報に基づく商品画像の出力指示D2を受け付けると販売情報記憶部2bに記憶された商品画像P1を商品情報D1と共に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セルフチェックアウトシステム、端末装置、管理装置および監視方法に関し、特に商品の会計を行うセルフチェックアウトシステム、端末装置、管理装置およびこのようなセルフチェックアウトシステムの監視方法に関する。
従来、小売店において、店員が介入せず購入者自身の操作により商品購入時の会計処理を行うセルフチェックアウトシステムが利用されている。セルフチェックアウトシステムは、例えば、購入者が利用する購入者用端末装置と、複数の購入者用端末装置の販売状況を管理する管理装置とを有する。管理装置は、商品の情報を一元管理するストアサーバと連携して購入者用端末装置に対して商品の価格の提供を行う。購入者用端末装置は、入力された商品情報に対応する価格を管理装置を介して取得し、購入者に通知する。商品の入力は、例えば、商品に付与されたバーコードに含まれる商品識別用コードを購入者用端末装置の備えるバーコードスキャナにより読み込むことで行われる。
ここで、セルフチェックアウトシステムでは、購入対象の商品の入力は購入者によって行われるので、商品の入力が正しく行われず、適正に会計が行われない可能性がある。そこで、セルフチェックアウトシステムでは、購入者が全ての商品を購入者用端末装置に入力して適正に会計が行われたかを監視可能とすることが求められる。
この課題に対し、バーコードスキャン前後で商品の重量を計測し、計測した重量の一致/不一致に基づき、未入力商品の存在を検知する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、購入者によるバーコードスキャン動作を録画しておく方法(例えば、特許文献2参照)や、バーコードスキャン後にスキャンした商品を撮影しておく方法(例えば、特許文献3参照)が知られている。これらの方法によれば、取得された画像(映像)を店員が閲覧して、バーコード入力が行われていない商品の判別を行うことができる。
特開2000−105877号公報 特開平10−208149号公報 特開2008−003859号公報
ところで、店舗に並ぶ商品全てに必ずしもバーコードが付与されているとは限らず、例えば、野菜や鮮魚等の生鮮食品にはバーコードが付与されないものもある。このため、バーコードの付与されていない商品の入力は、購入者の自己申告で行うようにしている。この場合、購入者は、購入する商品の名称、数量等を購入者用端末装置に入力する。そして、購入者用端末装置は、入力された情報に対応する商品の価格を管理装置を介して取得し、購入者に通知する。
しかし、購入者の自己申告により商品の情報を入力させると、数量の入力ミスや、実際とは異なる商品名の申告等の不正行為が行われる可能性がある。このため、セルフチェックアウトシステムでは、バーコードの付与されていない商品に関しても適正に会計が行われるよう監視することが課題となる。
また、購入者による不正行為は、該当の購入者が会計を行っている間に検知して、迅速に不正に対する対応を行う必要がある。しかし、上記特許文献2,3に記載の方法では、取得された一連の画像(映像)を検査しなければならず、確認に時間を要してしまい非効率である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、バーコードの付与されていない商品の会計を効率的に監視することができるセルフチェックアウトシステム、端末装置、管理装置および監視方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、商品の会計を行うセルフチェックアウトシステムが提供される。このセルフチェックアウトシステムは、端末装置と管理装置とを有する。端末装置は、購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報を受け付け、商品情報を受け付けた商品を撮像して商品画像を生成し、商品情報と商品画像とを送信する。管理装置は、端末装置が送信した商品情報と商品画像とを受信して、商品画像を商品情報に対応付けて販売情報記憶部に格納し、商品情報に基づく商品画像の出力指示を受け付けると販売情報記憶部に記憶された商品画像を商品情報と共に表示する。
このようなセルフチェックアウトシステムによれば、端末装置により、購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報が受け付けられると共に、商品情報を受け付けた商品が撮像されて商品画像が生成され、商品情報と商品画像とが送信される。そして、管理装置により、端末装置が送信した商品情報と商品画像とが受信され、商品画像が商品情報に対応付けて販売情報記憶部に格納される。更に、管理装置により、商品情報に基づく商品画像の出力指示が受け付けられると、販売情報記憶部に記憶された商品画像が商品情報と共に表示される。
また、上記課題を解決するために、商品の販売情報を管理する管理装置と接続された端末装置が提供される。この端末装置は、商品情報取得部と撮像部と送信部とを有する。商品情報取得部は、購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報を受け付け、受け付けた商品情報を出力する。撮像部は、商品情報を受け付けた商品を撮像して商品画像を生成し、生成した商品画像を出力する。送信部は、商品情報取得部が出力した商品情報と撮像部が出力した商品画像とを管理装置に送信する。
このような端末装置によれば、商品情報取得部により、購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報が受け付けられ、受け付けられた商品情報が出力される。また、撮像部により、商品情報を受け付けた商品が撮像されて商品画像が生成され、生成された商品画像が出力される。更に、送信部により、商品情報取得部が出力した商品情報と撮像部が出力した商品画像とが管理装置に送信される。
また、上記課題を解決するために、購入者が購入対象の商品の情報の入力を行う端末装置と接続された管理装置が提供される。この管理装置は、受信部と入力部と表示部とを有する。受信部は、端末装置から購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報と商品を撮像した商品画像とを受信し、商品画像を商品情報に対応付けて販売情報記憶部に格納する。入力部は、商品情報に基づく商品画像の出力指示を受け付ける。表示部は、入力部が受け付けた出力指示に基づき販売情報記憶部に記憶された上記の商品情報に対応する商品画像を商品情報と共に表示する。
このような管理装置によれば、受信部により、端末装置から購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報と商品を撮像した商品画像とが受信され、商品画像が商品情報に対応付けられて販売情報記憶部に格納される。そして、入力部により、商品情報に基づく商品画像の出力指示が受け付けられると、表示部により、この出力指示に基づき販売情報記憶部に記憶された上記の商品情報に対応する商品画像が商品情報と共に表示される。
また、上記課題を解決するために、上記セルフチェックアウトシステムと同様の処理を行う監視方法が提供される。
上記セルフチェックアウトシステム、端末装置、管理装置および監視方法によれば、バーコードの付与されていない商品の会計を効率的に監視可能とする。
以下、本実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、セルフチェックアウトシステムの概要を示す図である。このセルフチェックアウトシステムは、小売店等で店員の介入無しに購入者の操作のみで商品の会計を行うものである。このセルフチェックアウトシステムは、端末装置1および管理装置2を有する。端末装置1と管理装置2とは、有線または無線のネットワークで接続される。端末装置1は、購入者が購入しようとする商品のデータの入力に用いられる。
端末装置1は、商品情報取得部1a、撮像部1b、バーコード情報取得部1cおよび送信部1dを有する。
商品情報取得部1aは、購入者により入力された商品情報D1を取得し、送信部1dに出力する。ここで、商品情報D1には、例えば、商品の識別情報や数量が含まれる。
撮像部1bは、商品情報取得部1aが商品情報D1を取得する際に、該当の商品を撮像して、商品画像P1を生成する。撮像部1bは、生成した商品画像P1を送信部1dに出力する。
バーコード情報取得部1cは、商品に付与されたバーコードを読み取って得られる商品のバーコード情報を取得し、送信部1dに出力する。なお、バーコード情報には、商品の識別情報が含まれる。
送信部1dは、商品情報取得部1aから取得する商品情報D1と、撮像部1bから取得する商品画像P1とを含む商品データを管理装置2に送信する。また、送信部1dは、バーコード情報取得部1cから取得するバーコード情報を商品データとして管理装置2に送信する。
管理装置2は、端末装置1の販売状況の管理に用いられる。管理装置2は、図示しない上位装置と連携して、端末装置1から取得する商品データに基づいて、商品の価格を端末装置1に提示する。また、管理装置2は、店員が端末装置1で購入者により申告された商品を監視するために用いられる。
管理装置2は、受信部2a、販売情報記憶部2b、入力部2cおよび表示部2dを有する。
受信部2aは、送信部1dが送信した商品データを受信する。そして、受信部2aは、受信した商品データを販売情報記憶部2bに格納する。
販売情報記憶部2bは、商品データを記憶する。ここで、商品データに含まれる情報は、端末装置1がバーコードの付与されていない商品の入力を受け付けた場合には、商品情報D1と共に商品画像P1が含まれる。また、商品データには、端末装置1がバーコードの付与された商品の入力を受け付けた場合には、商品の識別情報が含まれるが、商品画像は含まれない。すなわち、販売情報記憶部2bには、バーコードの付与されていない商品に関しては、商品情報D1に加えて商品情報入力時の商品画像P1も記憶されることになる。
入力部2cは、商品画像P1の出力指示D2を受け付ける。この出力指示D2は、店員が端末装置1で入力されたバーコードの付与されていない商品の監視を行う際に、店員が管理装置2に対して所定の操作(例えば、入力された商品の一覧から対象の商品を選択する)を行うことで生成される。この出力指示D2には、商品画像P1に対応する商品の識別情報が含まれる。入力部2cは、受け付けた出力指示D2を表示部2dに出力する。
表示部2dは、入力部2cから取得した出力指示に含まれる識別情報に対応する商品画像P1と商品情報D1を販売情報記憶部2bから取得する。そして、表示部2dは、取得した商品画像P1と商品情報D1とを表示する。表示部2dは、例えば、モニタである。
このようなセルフチェックアウトシステムによれば、端末装置1により、購入者により入力された商品の識別情報や数量を含む商品情報D1が受け付けられると共に、この商品が撮像されて商品画像P1が取得される。そして、端末装置1により商品画像P1と商品情報D1とを含む商品データが管理装置2に送信される。そして、管理装置2により、端末装置1が送信した商品データが受信され、商品データに含まれる商品画像P1が商品の商品情報D1に対応付けられて販売情報記憶部2bに格納される。更に、管理装置2により、商品の商品情報D1に基づく商品画像P1の出力指示が受け付けられると、販売情報記憶部2bに記憶された商品画像P1が商品情報D1と共に表示される。
これにより、バーコードの付与されていない商品に関して、購入者により商品名や数量の入力が正しく行われたかを適宜監視することが可能となる。また、バーコードの付与されていない商品に関してのみ商品画像を取得する。このようにすると、取得された商品画像のみを監視対象とすればよいので、入力された情報の正否の確認を効率良く行うことができるようになる。
ところで、上記のようなセルフチェックアウトシステムは、上述の通り小売店等で商品の会計が適正に行われたか否かを監視する場合に適している。以下では、このセルフチェックアウトシステムを小売店で用いる場合を例に挙げて、更に詳細に説明する。
図2は、セルフチェックアウトシステムのシステム構成を示す図である。このセルフチェックアウトシステムは、購入者用端末装置100,100a,100b,100cおよび店員用端末装置200を有する。
購入者用端末装置100,100a,100b,100cは、購入者が商品を購入する際に、自身の操作により購入対象の商品の情報を入力するために利用される端末装置である。
購入者10は、購入者用端末装置100を利用して商品を購入し、買い物袋11に購入した商品を入れる。購入者10は、バーコードが付与されている商品(バーコード付き商品)に関しては、購入者用端末装置100が備えるバーコードスキャナにより、商品のバーコードを読み取らせる。
なお、バーコードには、商品の識別情報が含まれており、購入者用端末装置100は、この識別情報を含む商品データを店員用端末装置200に送信する。そして、購入者用端末装置100は、送信した商品データに応じて店員用端末装置200から該当の商品の価格を取得する。購入者用端末装置100は、この価格を他の商品の価格と合算して購入者10に提示する。
また、購入者10は、バーコードが付与されていない商品(バーコード無し商品)に関しては、その商品名と数量とを含む商品情報を購入者用端末装置100に入力する。購入者用端末装置100は、商品入力に際して、対象の商品を所定の位置に設置するよう購入者10に指示するようにする。そして、購入者用端末装置100は、所定の位置に設置された商品を撮像して商品画像を取得する。購入者用端末装置100は、取得した商品情報および商品画像を含む商品データを店員用端末装置200に送信する。そして、購入者用端末装置100は、送信した商品データに応じて店員用端末装置200から該当の商品の価格を取得する。購入者用端末装置100は、この価格を他の商品の価格と合算して購入者に提示する。なお、購入者用端末装置100a,100b,100cに関しても同様の処理を行う。
店員用端末装置200は、購入者用端末装置100,100a,100b,100cでの商品の販売情報を管理する。店員用端末装置200は、購入者用端末装置100,100a,100b,100cから受信する商品データに含まれる商品の識別情報を図示しない商品の管理情報を一元管理するストアサーバに送信し、該当の商品の価格を取得する。そして、店員用端末装置200は、取得した価格を購入者用端末装置100,100a,100b,100cに送信する。
また、店員用端末装置200は、取得した商品の識別情報によって、購入者がどの商品を購入しようとしているかを認識することができる。店員20は、店員用端末装置200を利用して、購入者用端末装置100,100a,100b,100cでバーコード無し商品に対して購入者が入力した情報の正否を監視する。
以下、購入者用端末装置100の機能構成に関して説明する。なお、購入者用端末装置100a,100b,100cも購入者用端末装置100と同一の機能構成である。
図3は、購入者用端末装置を示すブロック図である。購入者用端末装置100は、制御部110、タッチパネル式ディスプレイ120、バーコードスキャナ130、貨幣管理部140、重量計測部150,170、商品設置台155、撮像部160、袋詰め台175および通信部180を有する。
制御部110は、購入者用端末装置100全体を制御する。また、制御部110は、各部から取得する情報を必要に応じて通信部180に出力する。更に、制御部110は、通信部180から取得する情報を必要に応じて各部に出力する。
タッチパネル式ディスプレイ120は、購入者10に対する情報の表示を行うと共に、購入者10による操作を受け付ける。購入者10は、タッチパネル式ディスプレイ120に表示されるインタフェースに従った操作を行うことで、バーコード無し商品の商品情報を購入者用端末装置100に入力することができる。
バーコードスキャナ130は、レーザ走査線を商品に照射して、商品に付与されたバーコードを読み取る。バーコードスキャナ130は、バーコードを読み取って取得した商品の識別情報を制御部110に出力する。
貨幣管理部140は、硬貨や紙幣による入出金管理を行う。
重量計測部150は、商品設置台155に置かれた商品の重量を計測する。
商品設置台155は、購入者10がバーコード無し商品11aの商品情報の入力を行う際に、タッチパネル式ディスプレイ120に表示された指示に従って購入者10がバーコード無し商品11aを一時的に置く台である。
撮像部160は、商品設置台155に設置されたバーコード無し商品11aを撮像して、商品画像を生成する。撮像部160は、生成した商品画像を制御部110に出力する。撮像部160には、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラを用いることができる。
重量計測部170は、袋詰め台175に置かれた商品の重量を計測する。
袋詰め台175は、買い物袋11を開いて設置する場所であり、入力が済んだバーコード無し商品11aや他の入力済み商品11bを買い物袋11に入れるための場所である。
通信部180は、ネットワーク50と接続する通信インタフェースである。通信部180は、ネットワーク50を介して店員用端末装置200とデータ通信する。
なお、制御部110は、バーコード無し商品に関し、重量計測部150,170による重量の計測結果を取得する。制御部110は、重量の各測定結果の一致/不一致に基づいて入力時の商品と袋詰めされた商品とが一致しているか否かをチェックすることができる。
また、制御部110は、バーコード付き商品に関し、重量計測部170の重量の計測結果を取得する。そして、制御部110は、例えば、ストアサーバでバーコード付き商品の識別情報に対応付けて管理される重量の情報と、実際に計測した重量との一致/不一致に基づいてバーコードスキャン時の商品と袋詰めされた商品とが一致しているか否かをチェックすることができる。
次に、店員用端末装置200の機能構成に関して説明する。
図4は、店員用端末装置を示すブロック図である。店員用端末装置200は、制御部210、メモリ220、タッチパネル式ディスプレイ230および通信部240,250を有する。
制御部210は、店員用端末装置200全体を制御する。また、制御部210は、各部から取得する情報を必要に応じて通信部240,250に出力する。また、通信部240,250から取得する情報を必要に応じて各部に出力する。
メモリ220は、購入者用端末装置100,100a,100b,100cにおける商品の販売状況を管理する管理情報を記憶する。
タッチパネル式ディスプレイ230は、店員20に対する情報の表示を行うと共に、店員20による操作を受け付ける。店員20は、タッチパネル式ディスプレイ230に表示されるインタフェースに従った操作を行うことで、購入者用端末装置100,100a,100b,100cで会計が行われている商品を確認することができる。
通信部240,250は、それぞれネットワーク50,60と接続される通信インタフェースである。通信部240は、ネットワーク50を介して購入者用端末装置100,100a,100b,100cとデータ通信する。また、通信部250は、ネットワーク60を介して、ストアサーバ300とデータ通信する。
図5は、商品画像テーブルのデータ構造例を示す図である。商品画像テーブル221は、メモリ220に設けられる。商品画像テーブル221は、購入者用端末装置100,100a,100b,100cから取得する画像情報(画像データ)を一時的に格納しておくためのバッファである。商品画像テーブル221には、端末装置IDを示す項目、画像データを示す項目および画像フラグを示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの商品に関する情報を構成する。
端末装置IDを示す項目には、購入者用端末装置100,100a,100b,100cの識別情報が設定される。画像データを示す項目には、購入者用端末装置100,100a,100b,100cから受信した画像データが格納される。なお、画像データを示す項目には、画像データの実体そのものを格納してもよいし、格納先のアドレスを示す情報を格納してもよい。画像フラグを示す項目には、画像データを示す項目に情報が格納されているか否かを示すフラグが設定される。
商品画像テーブル221には、例えば、端末装置IDが“100”、画像データが“xxxxx.jpg”、画像フラグが“1”という情報が設定される。これは、購入者用端末装置100で、バーコード無し商品の入力を受け付けており、そのバーコード無し商品を撮像した画像データとして、“xxxxx.jpg”を取得していることを示している。また、画像フラグ“1”により、この画像データを取得済みであることを示している。ここで、端末装置ID“100”は、購入者用端末装置100を示すものとする。他の端末装置IDの値も、同じ値の符号を付した購入者用端末装置に対応するものとする。
また、画像フラグ“0”は、画像データを取得していないことを示す。
図6は、販売管理テーブルのデータ構造例を示す図である。販売管理テーブル222,222a,222b,222cは、メモリ220に設けられる。販売管理テーブル222,222a,222b,222cは、それぞれ購入者用端末装置100,100a,100b,100cの販売状況を管理する。以下では、販売管理テーブル222に関して説明するが、販売管理テーブル222a,222b,222cに関しても同様である。
販売管理テーブル222の端末装置ID“100”の設定は、販売管理テーブル222が購入者用端末装置100の販売状況を管理するテーブルであることを示している。
販売管理テーブル222には、商品名を示す項目、単価を示す項目、数量を示す項目および画像データを示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの商品に関する情報を構成する。
商品名を示す項目には、購入者用端末装置100にバーコードまたは顧客により直接入力された商品の識別情報に対応する商品の名称が設定される。単価を示す項目には、商品の単価を示す情報が設定される。数量を示す項目には、バーコードまたは顧客により直接入力された商品の数量が設定される。画像データを示す項目には、商品画像テーブルに格納された商品の画像データが設定される。
販売管理テーブル222には、例えば、商品名が“レタス”、単価が“100”、数量が“1”、画像データが“xxxxx.jpg”という情報が設定される。これは、購入者用端末装置100に入力された商品の名称が“レタス”であり、その単価が“100”円、入力された商品の数量が“1”個であることを示している。また、商品“レタス”は、バーコード無し商品であるため顧客が直接商品情報を入力する。このため、画像データが取得されており、そのデータが“xxxxx.jpg”であることを示している。
また、販売管理テーブル222には、例えば、商品名が“牛乳”、単価が“200”、数量が“1”、画像データが“−(ハイフン)”という情報が設定される。このように、商品“牛乳”は、バーコードの付与された商品であり商品の撮像は行われないため、販売管理テーブル222に画像データは格納されない。
図7は、管理画面の構成例を示す図である。管理画面231は、タッチパネル式ディスプレイ230上に出力される。店員20は、管理画面231を目視することで、購入者用端末装置100,100a,100b,100cでの販売状況を確認することができる。管理画面231は、レーンL1管理画面231a、レーンL2管理画面231b、レーンL3管理画面231cおよびレーンL4管理画面231dを有する。
レーンL1管理画面231aは、購入者用端末装置100での販売状況を表示する管理画面である。レーンL2管理画面231bは、購入者用端末装置100aでの販売状況を表示する管理画面である。レーンL3管理画面231cは、購入者用端末装置100bでの販売状況を表示する管理画面である。レーンL4管理画面231dは、購入者用端末装置100cでの販売状況を表示する管理画面である。
このように各購入者用端末装置について、1つの画面上に管理画面を出力することで、店員20は、一目で全ての購入者用端末装置の販売状況を確認することができる。
図8は、レーン個別の管理画面の構成例を示す図である。なお、レーンL1管理画面231aに関してのみ説明するが、他のレーン管理画面も同様の構成により実現することができる。レーンL1管理画面231aは、販売情報表示領域232aを有する。販売情報表示領域232aは、販売管理テーブル222に格納された情報に基づいて、制御部210により構成される。そして、制御部210によりタッチパネル式ディスプレイ230に表示される。
販売情報表示領域232aには、商品名を示す項目、単価を示す項目、数量を示す項目、合計を示す項目および画像を示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの商品に関する情報を構成する。
商品名を示す項目、単価を示す項目および数量を示す項目は、販売管理テーブル222に設けられた同じ名称の項目と同一であるため、説明を省略する。合計を示す項目は、商品の単価と数量とを掛け合わせた合計金額が設定される。画像を示す項目には、その商品に対して画像情報が取得されているか否かを示す情報が設定される。
販売情報表示領域232aには、例えば、商品名が“りんご”、単価が“100”、数量が“2”、合計が“200”、画像が“あり”という情報が設定される。これは、購入者10が商品“りんご”を“2”個、購入者用端末装置100に入力しており、合計金額が“200”円であることを示している。また、商品“りんご”は、バーコード無し商品であるため顧客が直接商品情報を入力しており、その際に商品が撮像される。画像“あり”は、撮像された画像データを取得していることを示す。
ここで、タッチパネル式ディスプレイ230は、その画面上を店員20により指やタッチペン等で触れられると、触れた箇所に応じた操作を受け付ける。レーンL1管理画面231aでは、販売情報表示領域232aに表示される商品のうち、画像“あり”の商品の情報を表示する箇所に触れると、該当の商品の画像を表示する商品画像表示ウィンドウ233aが表示される。また、店員20は、商品画像表示ウィンドウ233aに設けられたボタン234aを指で触れることで、商品画像表示ウィンドウ233aを閉じることができる。
図8では、販売情報表示領域232aの商品名“りんご”が店員20により選択された場合の商品画像表示ウィンドウ233aの出力例を示している。
なお、タッチパネル式ディスプレイ230での操作は、画面に指で触れて行う方法に限らない。例えば、店員20が店員用端末装置200に接続された所定のポインティングデバイスを用いて、レーンL1管理画面231a上に表示されるポインタを操作することで行うこともできる。
次に、以上のような構成を備えるセルフチェックアウトシステムにおいて実行される処理の詳細を説明する。
図9は、会計処理の手順を示すフローチャートである。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下の説明では、購入者用端末装置100に関してのみ説明するが、購入者用端末装置100a,100b,100cに関しても同様である。
[ステップS1]購入者用端末装置100は、購入者10による所定の会計開始の操作を受け付ける。
[ステップS2]購入者用端末装置100は、バーコードの読み取りまたは購入者10により直接入力された商品の情報を含む商品データを取得する。購入者用端末装置100は、取得した商品データを店員用端末装置200に送信する。
[ステップS3]店員用端末装置200は、購入者用端末装置100から商品データを受信する。店員用端末装置200は、受信した商品データに含まれる商品の識別情報に基づいてストアサーバ300から、この商品の価格の情報を取得し、購入者用端末装置100に送信する。このとき、店員用端末装置200は、受信した商品データに基づいて、管理画面231のレーンL1管理画面231aを更新する。
[ステップS4]購入者用端末装置100は、店員用端末装置200から入力された商品の価格を受信し、タッチパネル式ディスプレイ120に購入対象商品の合計価格を表示する。購入者用端末装置100は、表示した合計価格で購入者10により支払いが行われるか否かを判定する。この判定は、例えば、購入者10のタッチパネル式ディスプレイ120に対する所定の操作を受け付けるか否かによって行うことができる。支払いが行われる場合、処理がステップS5に移される。未だ支払いが行われない、すなわち、購入者10により他の商品の入力が行われる場合、処理がステップS2に移される。
[ステップS5]購入者10により支払いが行われると入力された場合、購入者用端末装置100は、顧客に提示した合計価格に等しい金額の貨幣を受け付け、また、お釣りの精算を行う。
[ステップS6]購入者用端末装置100は、会計処理の結果である会計情報を店員用端末装置200に送信する。
[ステップS7]店員用端末装置200は、購入者用端末装置100から会計情報を受信する。店員用端末装置200は、受信した会計情報に基づいて、購入者用端末装置100での購入者10の会計が完了したことを認識する。
[ステップS8]店員用端末装置200は、受信した会計情報に基づき、ストアサーバ300と連携して所定のPOS(Point Of Sales)処理を行う。ここで、POS処理とは、ストアサーバ300への売り上げ登録処理を示す。
[ステップS9]店員用端末装置200は、管理画面231のレーンL1管理画面231aを初期化して処理を完了する。
このように、購入者用端末装置100で商品の入力が行われるたびに、入力された商品データが店員用端末装置200に送信される。店員用端末装置200は、購入者用端末装置100から受信する商品データに応じて管理画面231のレーンL1管理画面231aの表示内容を更新する。
次に、図9のステップS2における購入者用端末装置100の商品データ送信処理に関して、詳細に説明する。
図10は、購入者用端末装置の商品データ送信処理の手順を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下に示す処理は、図9のステップS2に示す処理を詳細に説明するものである。
[ステップS11]制御部110は、タッチパネル式ディスプレイ120において、購入者10によりバーコード無し商品の入力が選択されたか否かを判定する。ここで、購入者10は、この選択をタッチパネル式ディスプレイ120に対する所定の操作により行うことができる。このため、例えば、タッチパネル式ディスプレイ120の操作画面には、バーコード付き商品の入力を行うか、バーコード無し商品の入力を行うかを選択するボタンが設けられる。バーコード無し商品の入力が選択された場合、処理がステップS12に移される。バーコード無し商品の入力が選択されなかった、すなわち、バーコード付き商品の入力が選択された場合、処理がステップS21に移される。
[ステップS12]制御部110は、タッチパネル式ディスプレイ120にバーコード無し商品11aを商品設置台155の上に設置する旨の指示画面を表示させる。制御部110は、重量計測部150からの所定の信号により商品設置台155にバーコード無し商品11aが設置されたことを検知する。
[ステップS13]制御部110は、タッチパネル式ディスプレイ120にバーコード無し商品11aの商品名の入力画面を表示させる。商品名の入力画面は、例えば、購入者10により商品の分類等からその商品名を絞り込みながら選択入力できるように構成される。そして、制御部110は、タッチパネル式ディスプレイ120を介して商品名を取得し、取得した商品名に対応する商品の識別情報を取得する。
[ステップS14]制御部110は、撮像部160に商品設置台155に設置されたバーコード無し商品11aの撮像を開始させる。撮像部160は、商品の撮像を開始し商品画像を生成して、生成した商品画像を制御部110に出力する。なお、撮像部160は、以降、繰り返しバーコード無し商品11aの撮像を行い、商品画像を制御部110に出力する。制御部110は、撮像部160から取得する商品画像を通信部180を介して店員用端末装置200に送信する。なお、制御部110は、撮像部160から順次取得する各商品画像を店員用端末装置200に送信していく。
[ステップS15]制御部110は、タッチパネル式ディスプレイ120にバーコード無し商品11aの数量の入力画面を表示させる。そして、制御部110は、購入者10により入力された数量をタッチパネル式ディスプレイ120を介して取得する。
[ステップS16]制御部110は、重量計測部150に商品設置台155に設置されたバーコード無し商品11aの重量を計測させる。重量計測部150は、測定したスキャン時重量を制御部110に出力する。
[ステップS17]制御部110は、撮像部160にバーコード無し商品11aの撮像を停止させる。制御部110は、店員用端末装置200に対する商品画像の送信を停止する。
[ステップS18]制御部110は、タッチパネル式ディスプレイ120にバーコード無し商品11aを袋詰め台175の上に移動させる旨の指示画面を表示させる。制御部110は、重量計測部170からの所定の信号により袋詰め台175にバーコード無し商品11aが設置されたことを検知する。
[ステップS19]制御部110は、重量計測部170に袋詰め台175に設置されたバーコード無し商品11aの重量を計測させる。なお、袋詰め台175には、他の入力済み商品11b等も置かれているため、バーコード無し商品11aの重量は、前回計測した袋詰め台175上の全商品重量からの増分により求めることができる。重量計測部170は、計測したスキャン後重量を制御部110に出力する。制御部110は、上記ステップS16で取得したスキャン時重量とスキャン後重量とが略一致することを確認し、商品設置台155に置かれた商品と、その商品の入力後に袋詰め台175に置かれた商品とが同一であることをチェックする。
[ステップS20]制御部110は、上記ステップS13,S15で取得した商品の識別情報および数量を含む商品情報を通信部180を介して店員用端末装置200に送信する。
[ステップS21]制御部110は、バーコードスキャナ130によりバーコード付き商品に付与されたバーコードが読み取られたか否かを判定する。バーコードが読み取られた場合、処理がステップS22に移される。バーコードが所定の時間を経過しても読み取られない場合、制御部110は、タッチパネル式ディスプレイに商品入力の方法を選択する画面を表示させて、処理がステップS11に移される。
[ステップS22]制御部110は、バーコードスキャナ130が読み取ったバーコードに基づいてバーコード付き商品の識別情報を取得する。
[ステップS23]制御部110は、タッチパネル式ディスプレイ120にスキャン済みのバーコード付き商品を袋詰め台175に設置するよう指示する。制御部110は、重量計測部170からの所定の信号により袋詰め台175にバーコード付き商品が設置されたことを検知する。
[ステップS24]制御部110は、重量計測部170に袋詰め台175に設置されたバーコード付き商品の重量を計測させる。重量計測部170は、計測したスキャン後重量を制御部110に出力する。
[ステップS25]制御部110は、上記ステップS22で取得した商品の識別情報を含む商品情報を店員用端末装置200に送信する。
このようにして、購入者用端末装置100は、バーコード無し商品に関しては、購入者10により入力された商品情報に加えて、商品画像を取得し、店員用端末装置200に送信する。
また、購入者用端末装置100は、上記ステップS19に示すように商品の情報を入力する時点で計測した商品の重量と、入力後の重量とを計測して比較することで、入力時の商品と袋詰めされた商品とが同一であるか否かを識別することができる。そして、同一でない場合には、購入者用端末装置100は、購入者10により不正が行われたものとし、その旨を店員20に通知して、店員20により不正に対する対応を可能とすることができる。
更に、購入者用端末装置100は、上記ステップS24に示すようにバーコード付き商品の重量も袋詰め台175にて計測するようにしている。ここで計測された重量は、例えば、ストアサーバ300に商品の識別情報に対応付けられて格納された商品の重量と比較されて、袋詰め台175に設置された商品が直前にバーコードスキャンされた商品であるか否かの判定に用いることができる。
次に、図9のステップS3における店員用端末装置200の商品データ受信処理に関して、詳細に説明する。
図11は、店員用端末装置の商品データ受信処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下に示す処理は、図9のステップS3に示す処理を詳細に説明するものである。また、タッチパネル式ディスプレイ230には、管理画面231が表示されているものとする。
[ステップS31]制御部210は、通信部240を介して購入者用端末装置100から商品画像を受信したか否かを判定する。受信した場合、処理がステップS32に移される。受信しない場合、処理がステップS35に移される。
[ステップS32]制御部210は、タッチパネル式ディスプレイ230に、購入者用端末装置100から継続的に受信する商品画像のリアルタイムでの表示を開始させる。なお、商品画像のリアルタイム表示には、例えば、レーンL1管理画面231aの商品画像表示ウィンドウ233aを用いることができる。
[ステップS33]制御部210は、メモリ220の商品画像テーブル221に受信した商品画像を格納する。なお、上述の通り、商品画像は、購入者用端末装置100から継続的に受信している。このため、例えば、最初に受信した商品画像や最後に受信した商品画像を商品画像テーブル221に格納するものとする。この時、商品画像の送信元が購入者用端末装置100であるので、商品画像テーブル221の端末装置ID“100”に対応する画像データの項目に取得した商品画像を格納する。
[ステップS34]制御部210は、上記ステップS32で商品画像を格納した端末装置ID“100”に対応する画像フラグの項目を“0”から“1”に更新する。
[ステップS35]制御部210は、通信部240を介して購入者用端末装置100から商品情報を受信する。
[ステップS36]制御部210は、商品画像テーブル221の端末装置ID“100”に対応する画像フラグが“1”であるか否かを判定する。画像フラグが“1”である場合、処理がステップS37に移される。画像フラグが“1”ではない、すなわち、“0”である場合、処理がステップS41に移される。
[ステップS37]制御部210は、上記ステップS35で受信した商品情報および商品画像テーブル221に格納された画像データを用いて販売管理テーブル222を更新する。
[ステップS38]制御部210は、上記ステップS37で更新した販売管理テーブル222に基づいて、レーンL1管理画面231aの販売情報表示領域232aに新たに入力された商品情報を画像“あり”として追加する。
[ステップS39]制御部210は、商品画像テーブル221の端末装置ID“100”に対応する画像データをクリアし、画像フラグを“1”から“0”に設定する。
[ステップS40]制御部210は、タッチパネル式ディスプレイ230での商品画像のリアルタイムでの表示を停止させる。
[ステップS41]制御部210は、上記ステップS35で受信した商品情報を用いて販売管理テーブル222を更新する。
[ステップS42]制御部210は、上記ステップS41で更新した販売管理テーブル222に基づいて、レーンL1管理画面231aの販売情報表示領域232aに新たに入力された商品情報を、画像“なし”として追加する。
このように、店員用端末装置200は、購入者用端末装置100からバーコード無し商品について継続的に送信される商品画像をリアルタイムで表示すると共に、取得した商品画像を保持する。
このため、店員20は、リアルタイムで表示される商品画像を目視し、販売情報表示領域232aに追加された情報と照合して、購入者10によるバーコード無し商品に関する情報の入力内容の正否を確認することができる。また、店員20は、任意のタイミングで保持された商品画像を店員用端末装置200に表示させて、バーコード無し商品に関して入力された情報の正否を確認することができる。
次に、任意のタイミングでの店員用端末装置200による商品画像の出力処理に関して説明する。
図12は、店員用端末装置の画像出力処理の手順を示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下に示す処理は、例えば図9のステップS2〜S4の任意のタイミングで店員20の店員用端末装置200への操作入力に基づいて実行される。
[ステップS51]タッチパネル式ディスプレイ230は、レーンL1管理画面231aの販売情報表示領域232aで画像“あり”の商品の情報を表示する領域が店員20により触れられたか否か、すなわち、画像表示の入力を受け付けたか否かを判定する。画像表示の入力を受け付けた場合、処理がステップS52に移される。画像表示の入力を受け付けていない場合、処理が完了する。
[ステップS52]タッチパネル式ディスプレイ230は、レーンL1管理画面231aに商品画像表示ウィンドウ233aを表示し、指定された商品の商品画像を提示する。
[ステップS53]タッチパネル式ディスプレイ230は、商品画像表示ウィンドウ233aの閉じるボタン234aが押下されたか否かを判定する。押下された場合、処理がステップS54に移される。押下されていない場合、閉じるボタン234aの押下を待機する。
[ステップS54]タッチパネル式ディスプレイ230は、商品画像表示ウィンドウ233aを閉じる。
このようにして、店員用端末装置200は、店員20による所定の操作入力による商品画像の出力指示を任意のタイミングで受け付け、指定された商品の商品画像を店員20に提示する。このため、店員20が一時的に離席した際や見落とした際等、リアルタイムで監視できなかった場合にも、適宜保持された商品画像を表示させて、入力された内容の正否を確認することができる。
図13は、監視方法の第1の具体例を示す模式図である。図13では、レーンL1管理画面231aにおける販売情報表示領域232aの商品名“レタス”が店員20により選択された例を示している。この場合、商品画像表示ウィンドウ233aには、例えば、“レタス”ではなく“バッグ”の画像が出力されたとすると、店員20は、購入者10により“レタス”として入力された商品が、実際は入力内容とは異なる“バッグ”であったことを確認することができる。また、入力された商品の数量の正否を確認することもできる。
また、レーンL1管理画面231aでは、販売情報表示領域232aのチェックが必要な商品に画像“あり”が付され、該当の商品を指等によって触れられることで商品画像表示ウィンドウ233aを表示する。このため、店員20は、チェックが必要な商品を容易に認識することができ、また、ワンタッチで商品画像を表示させることができるので、チェック動作を効率的に行うことができる。
図14は、監視方法の第2の具体例を示すタイミング図である。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップST61]購入者10は、購入者用端末装置100の操作支援や障害対応等を求めて店員用端末装置200の前にいる店員20を呼び出す。
[ステップST62]店員20は、購入者10からの呼び出しに応じて、購入者用端末装置100の前に移動し、個別の対応作業を行う。すなわち、以降、店員用端末装置200から店員20は離席することになる。
[ステップST63]購入者10aは、購入者用端末装置100aを用いてバーコード無し商品の会計を開始する。購入者用端末装置100aは、バーコード無しとして申告された商品(例えば、高価なバッグ)を撮像して商品画像を生成し、生成した商品画像を店員用端末装置200に送信する。ここで、店員用端末装置200では、購入者用端末装置100aで会計が行われている商品の商品画像をリアルタイムで表示する。しかし、店員20は離席しており、その内容を監視することはできない。
[ステップST64]購入者10aは、実際の商品とは異なる情報(例えば、レタス1個)を購入者用端末装置100aに入力する。
[ステップST65]購入者用端末装置100aは、購入者10aにより入力された不正な商品情報を店員用端末装置200に送信する。
[ステップST66]店員20は、購入者用端末装置100での対応作業を終えて、店員用端末装置200の前に戻る。そして、店員20は、レーンL2管理画面231bの販売情報表示領域により、購入者用端末装置100aで入力された商品の情報と画像情報とをチェックする。店員20は、商品画像(例えば、高価なバッグ)と購入者10aにより入力された商品情報(例えば、レタス1個)とに基づいて、購入者用端末装置100aで不正行為が行われたことを認識する。
[ステップST67]店員20は、購入者用端末装置100aの前へ移動し、購入者10aによる不正行為への対応を行う。
このように、店員用端末装置200は、購入者用端末装置100aから取得した商品画像を保持する。そして、店員用端末装置200は、店員20による所定の操作入力による商品画像の出力指示を任意のタイミングで受け付け、指定された商品の商品画像を店員20に提示する。
このため、店員20が一時的に離席した際等、リアルタイムで監視できなかった場合にも、適宜保持された商品画像を表示させて、入力された内容の正否を確認することができる。
なお、購入者に識別情報を付与し、店員用端末装置200で保存した販売管理テーブル222,222a,222b,222cを購入者の識別情報に関連付けて記憶しておき、後で購入者と対応付けて、不正行為の有無を確認することもできる。
以上、本発明のセルフチェックアウトシステム、端末装置、管理装置および監視方法を図示の実施の形態に基づいて説明したが、これらに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。また、本発明は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
セルフチェックアウトシステムの概要を示す図である。 セルフチェックアウトシステムのシステム構成を示す図である。 購入者用端末装置を示すブロック図である。 店員用端末装置を示すブロック図である。 商品画像テーブルのデータ構造例を示す図である。 販売管理テーブルのデータ構造例を示す図である。 管理画面の構成例を示す図である。 レーン個別の管理画面の構成例を示す図である。 会計処理の手順を示すフローチャートである。 購入者用端末装置の商品データ送信処理の手順を示すフローチャートである。 店員用端末装置の商品データ受信処理の手順を示すフローチャートである。 店員用端末装置の画像出力処理の手順を示すフローチャートである。 監視方法の第1の具体例を示す模式図である。 監視方法の第2の具体例を示すタイミング図である。
符号の説明
1 端末装置
1a 商品情報取得部
1b 撮像部
1c バーコード情報取得部
1d 送信部
2 管理装置
2a 受信部
2b 販売情報記憶部
2c 入力部
2d 表示部
D1 商品情報
D2 出力指示
P1 商品画像

Claims (9)

  1. 購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報を受け付け、前記商品情報を受け付けた前記商品を撮像して商品画像を生成し、前記商品情報と前記商品画像とを送信する端末装置と、
    前記端末装置が送信した前記商品情報と前記商品画像とを受信して、前記商品画像を前記商品情報に対応付けて販売情報記憶部に格納し、前記商品情報に基づく前記商品画像の出力指示を受け付けると前記販売情報記憶部に記憶された前記商品画像を前記商品情報と共に表示する管理装置と、
    を有することを特徴とするセルフチェックアウトシステム。
  2. 前記端末装置は、前記購入者により入力された前記商品の数量を更に含む前記商品情報を受け付けることを特徴とする請求項1記載のセルフチェックアウトシステム。
  3. 前記端末装置は、所定のバーコードが付与された商品から前記バーコードを読み取って取得された商品の識別情報を含むバーコード情報を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記端末装置から前記バーコード情報を受信して、当該バーコード情報を前記販売情報記憶部に格納し、所定の操作入力に応じて、前記販売情報記憶部に記憶された前記商品情報に対応する商品名と前記バーコード情報に対応する商品名との一覧を表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のセルフチェックアウトシステム。
  4. 前記管理装置は、前記一覧の前記商品情報に対応する商品名に対応付けて、当該商品情報に対応する前記商品画像が存在することを示す通知情報を表示し、当該通知情報に対する所定の操作入力を検出することで前記商品画像の前記出力指示を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項3記載のセルフチェックアウトシステム。
  5. 前記端末装置は、前記購入者による前記商品情報の入力を受け付ける際に前記商品が設置される第1の設置部の重量に基づいて前記商品の第1の重量を計測し、前記商品情報の入力後に前記商品が設置される第2の設置部の重量に基づいて当該第2の設置部に設置された商品の重量である第2の重量を計測し、前記第1の重量と前記第2の重量とが所定の誤差内で一致しない場合、当該一致しない旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4記載のセルフチェックアウトシステム。
  6. 前記端末装置は、前記購入者により入力された前記購入者を識別する購入者情報を更に含む前記商品情報を受け付けることを特徴とする請求項1乃至5記載のセルフチェックアウトシステム。
  7. 商品の販売情報を管理する管理装置と接続された端末装置であって、
    購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報を受け付け、受け付けた前記商品情報を出力する商品情報取得部と、
    前記商品情報を受け付けた前記商品を撮像して商品画像を生成し、生成した前記商品画像を出力する撮像部と、
    前記商品情報取得部が出力した前記商品情報と前記撮像部が出力した前記商品画像とを前記管理装置に送信する送信部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  8. 購入者が購入対象の商品の情報の入力を行う端末装置と接続された管理装置であって、
    前記端末装置から前記購入者により入力された前記商品の識別情報を含む商品情報と前記商品を撮像した商品画像とを受信し、前記商品画像を前記商品情報に対応付けて販売情報記憶部に格納する受信部と、
    前記商品情報に基づく前記商品画像の出力指示を受け付ける入力部と、
    前記入力部が受け付けた前記出力指示に基づき前記販売情報記憶部に記憶された前記商品情報に対応する前記商品画像を前記商品情報と共に表示する表示部と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  9. 商品の会計を行うセルフチェックアウトシステムの監視方法において、
    端末装置が、購入者により入力された商品の識別情報を含む商品情報を受け付けると共に、前記商品情報を受け付けた前記商品を撮像して商品画像を生成し、前記商品情報と前記商品画像とを送信し、
    管理装置が、前記端末装置が送信した前記商品情報と前記商品画像とを受信して、前記商品画像を前記商品情報に対応付けて販売情報記憶部に格納し、前記商品情報に基づく前記商品画像の出力指示を受け付けると前記販売情報記憶部に記憶された前記商品画像を前記商品情報と共に表示する、
    ことを特徴とする監視方法。
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