JP2010055304A - 端末装置、プログラムダウンロード方法、プログラム、記録媒体、及びプログラム提供システム - Google Patents

端末装置、プログラムダウンロード方法、プログラム、記録媒体、及びプログラム提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】P2P通信を行うに際に、通信相手端末の通信能力に対応したプラグインのダウンロードを自動的に行う。
【解決手段】端末装置に、通信相手端末装置の通信能力を示す情報を含むメッセージを受信し、当該メッセージから前記通信能力を示す情報を取得する手段と、前記通信相手端末装置の通信能力を示す情報と、前記端末装置の通信能力を示す情報とを比較することにより、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有するか否かを判定する手段と、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有すると判定された場合に、当該通信能力に対応する機能を前記端末装置に付加するためのプログラムをプログラム提供装置からダウンロードする手段とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザ端末が、通信相手ユーザ端末から当該通信相手ユーザ端末における通信能力情報を受信し、その通信能力に応じたプラグインをダウンロードする技術に関するものである。
インターネット上でのユーザ端末間の通信は、従来はWebやメールなど、サーバを経由する通信が主流であったが、通信方法の多様化とインターネットの高速化に伴い、従来は電話システムが担っていた音声通信のようなユーザ端末同士の直接通信(P2P通信)も求められてきている。
さて、PC等のユーザ端末において用いられる最も一般的な通信クライアントソフトウェアであるWebブラウザでは、サーバ・クライアント間通信のみが可能であり、他のユーザ端末との間でP2P通信を行うことはできない。従って、ユーザ端末が他のユーザ端末とP2P通信を行うには、P2P通信用ソフトウェアをユーザ端末において実行する必要がある。
P2P通信用ソフトウェアをユーザ端末上で実行するための方式として、事前に当該P2P通信用ソフトウェアをサーバからユーザ端末にダウンロードしておき、それを必要の都度起動して使用する方式が普及している。
特開2005−234857号公報
P2P通信のプロトコルや機能は多種多様であり、P2P通信用ソフトウェアを全てのプロトコルや機能に対応させようとすると、プログラムのサイズが巨大なものとなる。一方、上記のようにP2P通信用ソフトウェアをサーバからダウンロードする際には、迅速にダウンロードを行い、ダウンロードしたP2P通信用ソフトウェアができるだけ確実にユーザ端末上で動作することが望ましい。
従って、上記のようにP2P通信用ソフトウェアをサーバからダウンロードする方式においては、ユーザ端末において使用されるかどうかダウンロードの時点ではわからない機能に対応する部分はソフトウェアに含めずに、P2P通信において必ず使用する基本機能の部分のみをダウンロードすることが考えられる。そして、基本機能に含まれない機能は、プラグインとして付加することになる。
また、今後は、P2P通信用ソフトウェアをユーザ端末上で実行するための方式として、予期しないタイミングでP2P通信が必要になったときにP2P通信用ソフトウェアを自動的にダウンロードする方式も登場してくると考えられる。このような方式では、いちいち手動でダウンロードする手間が省けるという利点がある。一方、このような方式では、迅速なダウンロード、及び任意の環境での動作保証が、事前にP2P通信用ソフトウェアをダウンロードする方式以上に強く求められ、ダウンロードする機能を最小限のものにすることが更に求められる。
さて、代表的なP2P通信用の接続プロトコルであるSIPにおいては、2つのユーザ端末間で通信を行う場合に、ユーザ端末の能力を互いに通知しあうことが行われ、両者間で能力が異なる場合には、低いほうの能力にあわせて通信を行うことが一般的である。従って、上記のような基本機能のみを有するP2P通信用ソフトウェアを用いてSIP通信を行う場合、何もしなければ基本機能に対応する能力しか使用されず、プラグインにより機能拡張を行うことができるにもかかわらず、その機能拡張が行われないことが考えられる。また、ユーザが、機能拡張を行いたいと考えた場合、自分でプラグインのサイトにアクセスし、プラグインをダウンロードしなければならない等の手間がかかる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザ端末が通信相手ユーザ端末との間でP2P通信を行う際に、通信相手ユーザ端末における通信能力を取得し、その通信能力に対応したプラグインのダウンロードを自動的に行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、端末装置と、プログラム提供装置と、通信相手端末装置とが通信ネットワークを介して接続された通信システムで使用される前記端末装置であって、前記通信相手端末装置から、当該通信相手端末装置の通信能力を示す情報を含むメッセージを受信し、当該メッセージから前記通信能力を示す情報を取得する通信能力情報取得手段と、前記通信能力情報取得手段により取得された前記通信相手端末装置の通信能力を示す情報と、前記端末装置の通信能力を示す情報とを比較することにより、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有すると判定された場合に、当該通信能力に対応する機能を前記端末装置に付加するためのプログラムを前記プログラム提供装置からダウンロードするプログラムダウンロード手段とを備えることを特徴とする端末装置として構成される。
また、本発明は、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム、及び当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として構成することもできる。
また、本発明は、通信ネットワークを介して接続された端末装置にプログラムを提供するプログラム提供システムであって、ユーザ毎に提供可能なプログラムのプログラムIDを格納したユーザ情報格納手段と、プログラムID毎にプログラムを格納したプログラム格納手段と、プログラムの利用登録に係る処理を行う利用登録処理手段と、ユーザIDとプログラムIDとを含むプログラム取得要求を前記端末装置から受信し、前記ユーザ情報格納手段を参照することにより、前記プログラム取得要求に含まれるプログラムIDのプログラムを前記端末装置に提供可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記プログラムが前記端末装置に提供可能であると判定された場合に、当該プログラムを前記プログラム格納手段から取得し、前記端末装置に送信するプログラム提供手段と、
前記判定手段により、前記プログラムが前記端末装置に提供可能でないと判定された場合に、前記端末装置を前記利用登録処理手段にアクセスさせるための情報を当該端末装置に送信する利用登録制御手段と、を備え、前記利用登録処理手段は、前記端末装置から受信するプログラム利用申し込み情報に基づき、前記ユーザIDと前記プログラムIDとを前記ユーザ情報格納手段に格納することを特徴とするプログラム提供システムとして構成することもできる。
本発明によれば、通信相手端末装置から、当該通信相手端末装置の通信能力を示す情報を含むメッセージを受信し、当該メッセージから前記通信能力を示す情報を取得する通信能力情報取得手段と、前記通信能力情報取得手段により取得された前記通信相手端末装置の通信能力を示す情報と、前記端末装置の通信能力を示す情報とを比較することにより、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有すると判定された場合に、当該通信能力に対応する機能を前記端末装置に付加するためのプログラムを前記プログラム提供装置からダウンロードするプログラムダウンロード手段とを端末装置に備えることにより、端末装置が通信相手端末装置との間でP2P通信を行う際に、通信相手端末装置における通信能力を取得し、その通信能力に対応したプラグインのダウンロードを自動的に行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下では、電話による音声通信や動画通信を想定した例に基づき説明を行うが、本発明は、音声通信及び動画通信のみならず、ファイル転送、テキスト転送等、端末間で行われる全ての種類の通信に適用できるものである。また、本明細書及び特許請求の範囲において、「電話通信」及び「通話」の用語は、音声通信や動画通信のみならず、ファイル転送、テキスト転送等、ユーザ端末間の直接的な通信全てを含む意味で使用している。また、本明細書において、プラグインとは、端末に機能を追加するためのプログラムであればどのようなプログラムでもよく、その形式は問わない。また、本発明は、SIPに基づく通信のみならず、他の呼接続制御を行うプロトコルに基づく通信にも適用できる。
(第1の実施の形態)
<システム構成>
図1に、第1の実施の形態に係る通信システムの構成図を示す。図1に示すように、第1の形態における通信システムは、Webサーバ装置1、プラグイン提供装置2、ユーザ情報格納装置3、プラグイン格納装置4、呼制御装置5を有し、これらがインターネット等の通信ネットワーク6に接続されている。また、本実施の形態では、通信ネットワーク6にユーザ端末7と、通話相手ユーザ端末8が接続され、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8との間で呼接続がなされ、通話が行われる。
プラグイン提供装置2は、ユーザ端末7からの要求を受けて、ユーザ情報格納装置3に格納されたユーザ情報を参照し、プラグインを提供できると判断した場合に、プラグイン格納装置4からプラグインを取得し、そのプラグインをユーザ端末7に提供し、プラグインを提供できないと判断した場合は、その旨をユーザ端末7に通知する装置である。
Webサーバ装置1は、プラグインの提供を受けられなかったユーザ端末7からのアクセスを受けて、プラグインの利用登録に係る処理を行う装置である。
ユーザ情報格納装置3は、ユーザ情報を格納するユーザ情報データベースを備え、プラグイン格納装置4は、各種プラグインを格納するプラグインデータベースを有する。
呼制御装置5は、電話通信用プログラムが実行される端末間で電話通信を行うための呼制御処理を行うための装置である。本実施の形態では、呼制御処理をSIP(Session Initiation Protocol)に基づいて行うこととしているので、呼制御装置5としてSIPサーバが使用される。
ユーザ端末7、通話相手ユーザ端末8はいずれもCPU、記憶装置等を有するパソコン等のコンピュータであり、マイク機能とスピーカ機能を備え、Webブラウザが搭載されている。また、本実施の形態では、ユーザ端末7、通話相手ユーザ端末8のそれぞれには、電話通信用プログラムが既にインストールされている。当該プログラムは可搬メモリ等の記録媒体からコンピュータにインストールすることもできるし、サーバからネットワークを介してダウンロードしてインストールすることとしてもよい。
Webサーバ装置1、プラグイン提供装置2、ユーザ情報格納装置3、プラグイン格納装置4、呼制御装置5の各装置も、CPU、記憶装置等を有するコンピュータであり、それぞれ当該コンピュータに、本実施の形態において説明する機能に対応するプログラムが搭載されることにより実現されている。当該プログラムは可搬メモリ等の記録媒体からコンピュータにインストールすることもできるし、サーバからネットワークを介してダウンロードしてインストールすることとしてもよい。また、本実施の形態では、プラグイン利用登録機能をWebサーバ装置1に備え、プラグイン提供機能をプラグイン提供装置2に備え、ユーザ情報データベースをユーザ情報格納装置3に備え、プラグインデータベースをプラグイン格納装置4に備えているが、これらの機能を1台の装置に備えることとしてもよい。
図2を参照して本実施の形態におけるプラグインダウンロードに関する動作の概要をまず説明する。
図2に示すように、この通信システムでは、ユーザ端末7が、通話相手ユーザ端末8における通信能力を記述したSDP記述文書を含むSIPメッセージを呼制御装置5を介して受信し(ステップ1)、その通信能力に応じたプラグインをプラグイン提供装置2に要求し(ステップ2)、プラグイン提供装置2はユーザ情報格納装置3に格納されたユーザ情報を参照して(ステップ3)、要求に係るユーザに対してプラグインを提供してよいかどうかを判定し、よいと判定した場合に、プラグインをユーザ端末7に提供する(ステップ4、5)。
プラグイン提供装置2が、ユーザ端末7にプラグインを提供できないと判定した場合には、ユーザ端末7はWebサーバ装置1に対してプラグイン利用登録処理を行い(ステップ6、7)、その後に、ステップ2〜5と同様にしてプラグイン提供装置2からプラグインをダウンロードする。プラグインをダウンロードしたユーザ端末7は、当該プラグインを実行し、プラグインにより増強された後の通信能力を通話相手ユーザ端末8に通知することにより(ステップ8)、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8は同等の通信能力を用いて通信を行う。
なお、本実施の形態において、通信能力とは、SDP記述文書に記述されたメディアのタイプ(音声、動画、アプリケーション等)や符号化種別等を想定しているが、それに限られるわけではなく、プラグインにより実現できる通信能力を表すものであればどのようなものでもよい。
次に、主な装置の機能構成について説明する。
図3は、ユーザ端末7の機能構成図である。図3に示すように、ユーザ端末7は、情報閲覧部71、制御情報解釈実行部72、及び電話通信機能部73を有する。なお、通話相手ユーザ端末8の機能構成もユーザ端末7の機能構成と同じである。
情報閲覧部71は、Webブラウザプログラムがユーザ端末7で実行されることにより実現される機能部であり、Webサーバ装置1との間で情報の送受信を行う機能を有する。また、情報閲覧部71は、Webサーバ装置1から制御情報と種類識別情報を受信した場合に、その種類識別情報に対応するプログラム(アプリケーション)を起動して、制御情報解釈実行部72を生成するとともに、制御情報を制御情報解釈実行部72に渡す機能を有する。
制御情報解釈実行部72は、制御情報に基づき動作を行う機能を有し、本実施の形態では、情報閲覧部71から渡される制御情報に基づき、電話通信機能部73に対して、プラグインの取得を指示する処理を行う。なお、制御情報としてJNLPを採用する場合において、制御情報解釈実行部72は、JWS(Java(登録商標) Web Start)プログラムにより実現される。また、上記の種類識別情報は、Webサーバ装置1において、MIMEタイプの設定をすることによりWebサーバ装置1から送信されるものである。
電話通信機能部73は、音声通信等のメディア通信を行うためのメディア通信部75、SIPのUA(User Agent)の機能を含むSIP機能部76、及びプラグインのダウンロードに関する処理を行うプラグインダウンロード制御部77を有する。電話通信機能部73は、ユーザ端末7において、電話通信用プログラムが実行されることにより実現される機能部である。
ここで、プラグインがダウンロードされ、実行された場合、電話通信機能部73に対してそのプラグインが実現する機能が付加される。例えば、メディア通信部75が音声通信機能のみを持つ場合において、動画通信に対応するプラグインをダウンロードし、実行した場合、メディア通信部73は、音声通信機能と動画通信機能を持つようになる。また、例えば、メディア通信部75が、低音質の音声通信機能を有している場合において、高音質の音声通信機能に対応したプラグインをダウンロードし、実行した場合には、メディア通信部75は、低音質の音声通信機能と高音質の音声通信機能を持つことになり、高音質の音声通信機能を持つ通話相手と高音質の音声通信を行うことが可能となる。
本実施の形態において、SIP機能部76は、通話相手ユーザ端末8から受信したSIPメッセージの中から、通話相手ユーザ端末8の通信能力情報を取得し、それをユーザ端末7自身の通信能力情報(ユーザ端末7の記憶手段に保持してある)と比較し、通話相手ユーザ端末8が有する通信能力(複数であり得る)がユーザ端末7が有するどの通信能力(複数であり得る)よりも高い通信能力を含むと判定した場合に、その「高い通信能力」を示す通信能力情報をプラグインダウンロード制御部77に渡す機能を有する。なお、上記「高い通信能力」は、ユーザ端末7にない通信能力である。
例えば、ユーザ端末7が音声通信機能のみを有し、通話相手ユーザ端末8は音声通信機能と動画通信機能の両方を有する場合、SIP機能部76は、動画通信能力を示す情報をプラグインダウンロード制御部77に渡す。また、例えば、ユーザ端末7が低音質の音声通信機能を有し、通話相手ユーザ端末8が高音質と低音質の音声通信機能を有する場合、SIP機能部76は、高音質を示す情報をプラグインダウンロード制御部77に渡す。また、例えば、通話相手ユーザ端末8が、ユーザ端末7にないアプリケーション(通信ゲームプログラム等)を有する場合、SIP機能部76は、そのアプリケーションを示す情報をプラグインダウンロード制御部77に渡す。この場合、アプリケーションが「高い通信能力」に該当する。なお、より高い通信能力とは、相手が持つ複数の選択肢から選ぶべき通信能力のうち、より優先度の高い通信能力を指すこととしてもよい。より「高い」と判断される基準には、音質の他に、情報の圧縮能力やNWの障害への耐久性などが含まれる。
また、例えば、ユーザ端末7が低音質と高音質の音声通信機能を有し、通話相手ユーザ端末8が低音質の音声通信機能を有する場合、SIP機能部76は、プラグインダウンロード制御部77に通信能力情報を渡すことなく、通常のSIPの処理を継続し、低音質での音声通信が行われることになる。
SIP機能部76が、ある2つの通信能力情報を比較し、一方が高い通信能力を示し、他方がそれより低い通信能力を示すものであるとの判断を行うためには、例えば、予め通信能力の高低を通信能力情報間で定義しておきその定義情報をユーザ端末7に格納し、SIP機能部76がそれを参照すればよい。
また、SIP機能部76は、プラグインダウンロード制御部77に渡した通信能力情報に対応するプラグインのダウンロードが完了したことを示す情報をプラグインダウンロード制御部77から受け取り、その通信能力情報を、SIPシーケンスの状態に応じた所定のSIPメッセージを用いて通話相手ユーザ端末8に通知する機能を有している。
上記のとおり、SIP機能部76は、通話相手ユーザ端末8から、通話相手ユーザ端末8の通信能力を示す情報を含むメッセージを受信し、当該メッセージから通信能力を示す情報を取得する通信能力情報取得機能と、通信能力取得機能により取得された通信能力を示す情報と、ユーザ端末7の通信能力を示す情報とを比較することにより、通話相手ユーザ端末8がユーザ端末7にない通信能力を有するか否かを判定する判定機能を有している。
また、後述する処理手順において説明するように、SIP機能部76は、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8間の通信接続が確立する前にプログラムダウンロード制御部77によるプログラムのダウンロードが終了したことを検知し、通信接続を確立させるために使用されるSIPメッセージのうちの1つのSIPメッセージに前記プログラムに対応する通信能力を示す情報を含ませ、当該SIPメッセージを通話相手ユーザ端末8に送信する機能を備える。更に、SIP機能部76は、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8間の通信接続が確立した後にプログラムダウンロード制御部77によるプログラムのダウンロードが終了したことを検知し、確立した通信接続に係るセッション情報を変更するためのSIPメッセージに前記プログラムに対応する通信能力を示す情報を含ませ、当該SIPメッセージを通話相手ユーザ端末8に送信する機能を有する。
プラグインダウンロード制御部77は、SIP機能部76から受け取った通信能力情報に対応するプラグインを取得するための処理を行い、プラグインのダウンロードが完了した後に、プラグインのダウンロードが完了したことをSIP機能部76に通知する機能を有する。なお、この通知は、実際にはメモリ等の記憶手段を介してなされる。
本実施の形態では、上述した情報の受け渡しを除き、SIP機能部76によるSIP通信のための処理と、プラグインダウンロード制御部77によるプラグインダウンロードのための処理は特に一方が他方の処理を待つことなどをせずに互いに独立に行われるものとしている。
図4に、プラグイン提供装置2の機能構成図を示す。図4に示すように、プラグイン提供装置2は、プラグイン利用登録判定部21、未利用登録通知部22、及びプラグイン取得・送信部23を有する。プラグイン利用登録判定部21は、ユーザ情報格納装置3に格納されているユーザ情報(プラグインリスト)に基づき、ユーザ端末7から受信するプラグイン取得要求に係るプラグインの利用登録が行われているかどうか、つまり、ユーザによるプラグインの利用が可能かどうかを判定する機能部である。未利用登録通知部22は、プラグイン利用登録判定部21において、プラグイン取得要求に係るプラグインの利用登録が行われていないと判定された場合に、その旨を示す情報(Webサーバ装置1にアクセスする旨の指示を含む)をユーザ端末7に通知する機能部である。また、未利用登録通知部22は、ユーザ端末7をWebサーバ装置1にアクセスさせることにより利用登録を促す機能を有するから、利用登録制御手段と称してもよい。
プラグイン取得・送信部23は、プラグイン利用登録判定部21において、プラグイン取得要求に係るプラグインの利用登録が行われていると判定された場合に、プラグイン格納装置4から要求に係るプラグインを取得し、それをユーザ端末7に送信する機能部である。
図5に、ユーザ情報格納装置3が備えるユーザ情報データベースに格納されるテーブルの例を示す。図5に示すように、ユーザ情報データベースは、ユーザIDと、プラグインIDのリストとを対応付けて格納している。
図6に、Webサーバ装置1の機能構成図を示す。図6に示すように、Webサーバ装置1は、Webページ作成・送信部11と、プラグイン利用登録処理部12を有する。Webページ作成・送信部11は、ユーザ端末7からのアクセスに応じてWebページを作成して送信し、Webページを介してユーザ端末7からデータを受信する機能部である。プラグイン利用登録処理部12は、ユーザ端末7から利用承諾情報(利用申し込み情報でもある)を受信し、ユーザ情報格納装置3に対するプラグイン利用登録処理を行う機能部である。また、Webサーバ装置1は、ユーザ端末7にプラグインダウンロードの処理を実行させるための制御情報を含む登録完了通知を送信する機能を有する。なお、本実施の形態では、利用登録に係る処理と、プラグインダウンロードの処理をユーザ端末7に実行させるための制御情報を生成・送信する処理とをWebサーバ装置1で行っているが、利用登録に係る処理と、制御情報を生成・送信する処理とを別々の装置で行うようにしてもよい。
<処理シーケンス>
次に、本実施の形態に係る通信システムの動作をシーケンス図を参照して説明する。まず、図7に示すシーケンス図を参照して、ユーザ端末7がプラグイン提供装置2からプラグインをダウンロードするための処理手順について説明する。なお、SIPシーケンスの中のどのタイミングでプラグインダウンロードが行われ、どのタイミングでプラグインダウンロード後の通信能力を相手に通知するかを示す処理手順の各例については後に説明する。
図7に示すシーケンスにおいて、ステップ11の直前の時点で、ユーザ端末7のプラグインダウンロード制御部77は、ユーザ端末7にない通話相手ユーザ端末8の高い通信能力を示す情報をSIP機能部76から取得しているものとする。
ステップ11において、ユーザ端末7のプラグインダウンロード制御部77は、プラグイン取得要求をプラグイン提供装置2に送信する。ユーザ端末7からプラグイン提供装置2に送信されるプラグイン取得要求は、ユーザID、及びプラグインIDを含む。
ユーザIDは、ユーザ端末7のユーザを識別するIDである。このユーザIDは、ユーザ端末7の記憶手段に格納しておき、それをプラグインダウンロード制御部77が読み出してプラグイン取得要求に含めてよいし、プラグインダウンロード制御部77がユーザ端末7のディスプレイにユーザIDを要求する画面を表示し、ユーザにより入力されたユーザIDをプラグイン取得要求に含めてもよい。プラグインIDは、プラグインを識別するためのIDである。このプラグインIDは、通信能力情報に予め対応付けられたIDである。つまり、例えば、各通信能力情報が示す通信能力の実現のために必要な各プラグインを予め選定しておき、そのプラグインのIDと通信能力情報とを対応付けてテーブルとしてユーザ端末7が保持し、適宜参照する。プラグイン格納装置4におけるプラグインデータベースは、プラグインIDとプラグインのプログラムとを対応付けて保持している。
ユーザ端末7からプラグイン取得要求を受信したプラグイン提供装置2のプラグイン利用登録判定部21は、ユーザIDを含むプラグインリスト取得要求をユーザ情報格納装置3に送信する(ステップ12)。プラグインリスト取得要求を受信したユーザ情報格納装置3は、図5に示したユーザ情報データベースを参照し、プラグインリスト取得要求に含まれるユーザIDに対応するプラグインIDのリスト(プラグインリスト)を取得し、それをプラグイン提供装置2に送信する(ステップ13)。
プラグイン提供装置2のプラグイン利用登録判定部21は、ユーザ情報格納装置3から取得したプラグインリストと、ユーザ端末7から受信したプラグイン取得要求に含まれるプラグインIDとを比較し、プラグインリスト中に当該プラグインIDがあるかどうかを判定する。
プラグインリスト中に当該プラグインIDがある場合、プラグイン利用登録がなされていると判定され、プラグイン提供装置2のプラグイン取得・送信部23は、プラグイン格納装置4からプラグインを取得することになる。ただし、本実施形態ではこの段階でプラグインリスト中に当該プラグインIDがなかったものとする。
この場合、プラグイン提供装置2の未利用登録通知部22は、上記プラグインIDに係るプラグインの利用登録がなされていないことを示す応答(要求に係るプラグインID、Webサーバ装置1のURLを含むWebサーバ装置1へのアクセス指示を有する)をユーザ端末7に返す(ステップ14)。なお、ユーザ端末7がプロファイル情報(コーデック情報やマシン環境情報)を含むプラグイン取得要求を送信し、プラグインリスト中にプラグインIDがなかった場合に、プラグイン提供装置2がプロファイル情報から適用可能なプラグインIDを決定し、それをユーザ端末7に送信することとしてもよい。
上記応答を受信したユーザ端末7のプラグインダウンロード制御部77は、当該応答に含まれるURL、プラグインID、及びユーザIDを含むアクセス命令を情報閲覧機能部71に渡す(ステップ15)。そして、情報閲覧機能部71は、アクセス命令に含まれるURLを用いてWebサーバ装置1にアクセスし(ステップ16)、Webサーバ装置1のWebページ作成・送信部11は、例えばプラグインの利用のために料金支払いを承諾し、利用登録を行うかどうかを問い合わせる画面のWebページをユーザ端末7の情報閲覧部71に送信する(ステップ17)。
情報閲覧部71は、ユーザ端末7のディスプレイにその画面を表示し、ユーザからの承諾を受け付ける。すると、情報閲覧部71は、ユーザIDとプラグインIDを含むプラグイン利用承諾情報を送信する(ステップ18)。プラグイン利用承諾情報を受信したWebサーバ装置1のプラグイン利用登録処理部12は、当該ユーザID及びプラグインIDを含む利用登録要求をユーザ情報格納装置3に送信する(ステップ19)。そして、ユーザ情報格納装置3が、ユーザ情報データベースにユーザIDとプラグインIDとを対応付けて格納し、登録完了応答をWebサーバ装置1に返す(ステップ20)。
登録完了応答を受信したWebサーバ装置1のプラグイン利用登録処理部12は、ユーザ端末7にプラグインダウンロードの処理を実行させるための制御情報(例えばJNLP)を含む登録完了通知を情報閲覧部71に送信する(ステップ21)。ユーザ端末7の情報閲覧部71は、制御情報を制御情報解釈実行部72(図7には示していない)に渡し、制御情報解釈実行部72は制御情報を解釈し、電話通信機能部73のプラグインダウンロード制御部77に対してプラグインIDで指定されるプラグインをダウンロードするよう指示する(ステップ22)。
上記の指示を受けたプラグインダウンロード制御部77は、ステップ11の場合と同様にして、ユーザIDとプラグインIDを含むプラグイン取得要求をプラグイン提供装置2に送信する(ステップ23)。プラグイン取得要求を受信したプラグイン提供装置2のプラグイン利用登録判定部21は、ユーザIDを含むプラグインリスト取得要求をユーザ情報格納装置3に送信する(ステップ24)。プラグインリスト取得要求を受信したユーザ情報格納装置3は、ユーザ情報データベースを参照し、プラグインリスト取得要求に含まれるユーザIDに対応するプラグインリストを取得し、それをプラグイン提供装置2に送信する(ステップ25)。
プラグイン提供装置2のプラグイン利用登録判定部21は、ユーザ情報格納装置3から受信したプラグインリストと、ユーザ端末7から受信したプラグイン取得要求に含まれるプラグインIDとを比較し、プラグインリスト中に当該プラグインIDがあるかどうかを判定する。
この場合、プラグインリスト中に当該プラグインIDがあるので、利用登録がなされていると判定し、プラグイン提供装置2のプラグイン取得・送信部23は、プラグイン格納装置4に対してプラグインIDを含むプラグイン取得要求を送信し(ステップ26)、プラグイン格納装置4がプラグインIDに対応するプラグインをプラグインデータベースから取得してプラグイン提供装置2に返す(ステップ27)。そして、プラグイン提供装置2のプラグイン取得・送信部23はそのプラグインをユーザ端末7に送信する(ステップ28)。プラグインを受信したユーザ端末7では、プラグインが実行され、通信能力の増強がなされる。
次に、SIPに基づくメッセージ通信の中でどのようなタイミングでプラグインのダウンロードがなされ、どのようなタイミングでプラグインによる増強後の通信能力を通話相手ユーザ端末8に通知するかの例について図8〜図11を参照して説明する。
図8は、SIP通信における発呼側となり、UACとして機能するユーザ端末7が、発呼の前に通話相手ユーザ端末8の通信能力を調べ、その結果、プラグインのダウンロードを行う場合の例である。なお、図8に示すシーケンスは、例えば、ユーザがユーザ端末7に対して発呼の操作を行ったときに実行されることとしてよい。
まず、ユーザ端末7の電話通信機能部73におけるSIP機能部76が、Optionsリクエストメッセージを通話相手ユーザ端末8に向けて送信する(ステップ31、32)。なお、本例では、通信能力問い合わせのためにOptionsリクエストメッセージを使用しているが、UACがUASに対して通信能力を問い合わせることができるメッセージであればどのようなメッセージでもよい。
Optionsリクエストメッセージは呼制御装置5を介して通話相手ユーザ端末8に届けられる。Optionsリクエストメッセージを受信した通話相手ユーザ端末8は、そのSIP機能部において、自身がサポートする通信能力の情報を含む200OKレスポンスメッセージを返す(ステップ33、34)。
この200OKレスポンスメッセージを受信したユーザ端末7のSIP機能部76は、200OKレスポンスメッセージの中から、通話相手ユーザ端末8の通信能力情報を取得し、それをユーザ端末8自身の通信能力情報と比較し、通話相手ユーザ端末8が有する通信能力(複数であり得る)の中にユーザ端末8が有するどの通信能力(複数であり得る)よりも高い通信能力があると判定した場合に、その「高い通信能力」を示す情報をプラグインダウンロード制御部77に渡す。本例では、通話相手ユーザ端末8がユーザ端末7にない高い通信能力を有すると判定され、その情報がプラグインダウンロード制御部77に渡される。
その後、プラグインダウンロード制御部77は、図7で説明したプラグインダウンロード処理を開始する(ステップ35)。図8の「プラグインダウンロード開始」は、図7におけるユーザ端末7から送信される「プラグイン取得要求」に相当する。図8では、プラグインダウンロード処理の詳細は省略し、すぐに所望のプラグインがダウンロードできた場合を示している。つまり、プラグインダウンロード開始後、短時間のうちにステップ36でプラグインダウンロードが完了している。
ステップ36の後、プラグインがユーザ端末7で実行され、電話通信機能部73は、通信能力が増強され、高い通信能力での通信が可能となる。また、プラグインダウンロード制御部77は、SIP機能部76から受け取った通信能力情報に対応するプラグインのダウンロードが完了したことをSIP機能部76に通知する。
図8に示す例では、プラグインダウンロード制御部77によるプラグインダウンロード処理が迅速に完了したため、ユーザ端末7は、SIP機能部76により、プラグインダウンロード後に通話相手ユーザ端末8に対してINVITEリクエストメッセージを送信する(ステップ37、38)。
SIP機能部76は、プラグインダウンロード制御部77からの通知を受けることにより、INVITEリクエストメッセージを送信する前に、通信能力が増強されたことを把握しているので、このINVITEリクエストメッセージには、増強した後の通信能力の情報が含まれており、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8はこの増強後の通信能力を用いて通信を行うことができる(ステップ39〜41)。
図9は、Optionsリクエストメッセージを用いる点で図8に示す場合と同様であるが、図8の場合と異なり、プラグインのダウンロードにある程度の時間を要した場合のシーケンスの例を示している。以下、主に図8のシーケンスとは異なる部分について説明する。
図9において、図8に示すシーケンスと同様の手順を経て、プラグインダウンロード制御部77はプラグイン提供装置に対してプラグインダウンロード処理を開始する(ステップ51〜55)。
本例では、プラグインのダウンロード完了までに時間がかかり、プラグインダウンロード開始の後、プラグインダウンロード完了の前にSIP機能部76によるINVITEリクエストメッセージ送信及び応答受信が行われ、通信が開始されている(ステップ56〜60)。
この場合、例えば、ステップ54の後、SIP機能部76は、通話相手ユーザ端末8は音声通信能力と動画通信能力とを有するが、ユーザ端末7自身は音声通信能力しか有していないと判定し、動画通信能力を示す情報をプラグインダウンロード制御部77に渡すが、INVITE送信(ステップ56)前にダウンロードが完了しないので、ステップ56のINVITEには音声通信能力が含まれ、通信相手ユーザ端末8はユーザ端末7の通信能力に合わせて音声通信を行う。
ステップ61においてプラグインダウンロードが完了し、ユーザ端末7においてプラグインが実行される。そして、プラグインダウンロード制御部77は、プラグインダウンロードが完了したことをSIP機能部76に通知する。これにより、SIP機能部76は、ユーザ端末7の通信機能が増強されたことを把握し、増強された通信能力を用いた通信を通話相手ユーザ端末8と行うために、増強後の通信能力を通話相手ユーザ端末8に通知する。
図9の例では、プラグインダウンロード完了の後、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8間で通信が行われている最中に、ユーザ端末7のSIP機能部76が、プラグインに対応する通信能力情報を含むRe-Inviteリクエストメッセージを通話相手ユーザ端末8に送信し、その応答を受信することにより、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8間で増強後の通信能力を用いて通信が行われる(ステップ62〜66)。なお、通信が確立した後に通信能力を相手に通知するメッセージとしては、Updateリクエストメッセージを用いることとしてもよい。また、通信が確立した後に通信能力を相手に通知するメッセージであれば、これら以外のメッセージを用いることとしてもよい。
次に、発呼を通話相手ユーザ端末8から受け付け、UASとして機能するユーザ端末7が、受信するINVITEリクエストメッセージ等に含まれる通信能力情報に基づきプラグインのダウンロードを行う場合のシーケンスについて図10、図11を参照して説明する。なお、図10、図11ではUASとして機能するユーザ端末7がプラグインダウンロードを行うことから、ユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8の左右の位置を図8、図9の場合とは逆にしている。
図10に示すように、まず、通話相手ユーザ端末8がINVITEリクエストメッセージをユーザ端末7に向けて送出する(ステップ71、72)。INVITEリクエストメッセージを受信したユーザ端末7のSIP機能部76は、INVITEリクエストメッセージの中から、通話相手ユーザ端末8の通信能力情報を取得し、それをユーザ端末7自身の通信能力情報と比較し、通話相手ユーザ端末8が有する通信能力(複数であり得る)がユーザ端末7が有するどの通信能力(複数であり得る)よりも高い通信能力を含むと判定した場合に、その「高い通信能力」を示す情報をプラグインダウンロード制御部77に渡す。本例では、上記の「高い通信能力を含む」との判定がなされる、つまり、通話相手ユーザ端末8がユーザ端末7にない高い通信能力を有すると判定され、その情報がプラグインダウンロード制御部77に渡される。
その後、本例では、プラグインダウンロード制御部77は、プラグインダウンロード処理を開始する(ステップ74)。
そして、SIP機能部76は、ringingレスポンスメッセージ送信、200OKレスポンスメッセージ送信を行う(ステップ75〜78)。これによりユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8間での通信が行われる(ステップ79)。例えば、通話相手ユーザ端末8が音声通信と動画通信を行う能力があり、ユーザ端末7が音声通信のみの能力を持つ場合は、ステップ80での通信は音声通信となる。このような場合に音声通信が行われるのはSIPの一般的な機能によるものである。
図10に示す例では、SIP機能部76による200OK送出後、つまり、通話の最中にプラグインダウンロードが終了している(ステップ80)。そのため、図9の場合と同様に、ユーザ端末7のSIP機能部76は、Re-Inviteリクエストメッセージを用いて増強後の通信能力を通話相手ユーザ端末8に通知し、増強後の通信能力を用いてユーザ端末7と通話相手ユーザ端末8間での通信が行われる(ステップ81〜85)。
図11は、図10に示す場合と同様にUASとして機能するユーザ端末7がプラグインのダウンロードを行う場合の例であるが、図10の例よりもプラグインのダウンロードが短時間で完了した場合の例である。
図11に示すように、ユーザ端末7は、通話相手ユーザ端末8から受信したINVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを送信する前にプラグインダウンロードを完了する(ステップ91〜99)。そして、ユーザ端末7のプラグインダウンロード制御部77は、ダウンロード完了をSIP機能部76に通知し、SIP機能部76はその通知に基づきユーザ端末7の通信能力が増強したことを把握し、増強後の通信能力情報を含む200OKレスポンスメッセージを送信し、増強後の通信能力で通信が行われる。(ステップ100〜ステップ102)。
なお、図10、図11に示す例において、INVITE送信前に、通話相手ユーザ端末8が、ユーザからの指示等により図7に示す手順を実行してプラグインをダウンロードし、そのプラグインに係る通信能力をINVITEに含めてユーザ端末7に通知することとしてもよい。
図12に、プラグインダウンロードに関するタイミングについてまとめた表を示す。図12に示すように、ユーザ端末7がUACとして機能する場合、通信能力問い合わせのためにOptionsメソッドを用い、200OK受信後にプラグインダウンロードが開始され、Invite(Initial-Invite)送出前にダウンロードが終了すれば、そのInitial-Inviteにて通信相手に増強後の通信能力が通知され、通話の最初から増強後の通信能力を用いることができる。Invite(Initial-Invite)送出後にダウンロードが終了した場合、Re-InviteもしくはUpdateにより通信相手に増強後の通信能力が通知され、通話の途中で増強後の通信能力が使用される。
ユーザ端末7がUASとして機能する場合、Invite受信もしくはUpdate受信により通話相手の通信能力を取得し、その後にダウンロードが開始される。そして、ダウンロード終了が200OK送出前であれば、200OKに増強後の通信能力を含めて通話相手に通知し、通話の最初(Inviteの場合)又は通話の途中(Updateの場合)から増強後の通信能力で通信が行われる。ダウンロード終了が200OK送出後であれば、Re-InviteもしくはUpdateを用いて増強後の通信能力を通話相手に通知し、通話の途中から増強後の通信能力で通信が行われる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、電話通信機能部73を構成するための電話通信用プログラムは、予めユーザ端末7にインストールされているものとしたが、電話用通信プログラムをそれが必要になる度にダウンロードして実行する方式を採用することもできる。以下、その方式を有する実施の形態について説明する。
本実施の形態におけるシステムの全体構成を図13に示す。図13に示すように、本実施の形態に係る通信システムは、図1に示した構成に、電話通信用プログラム提供装置9と、Webサイト提供装置10が追加された構成をとる。Webサイト提供装置10とWebサーバ装置1は同一装置としてもよいが、本実施の形態では両者は別装置としている。
図14は、本発明の第2の実施の形態における電話通信用プログラム提供装置9、Webサイト提供装置10それぞれの機能構成を示す図である。
図14に示すように、Webサイト提供装置10は、サービス提供部101と、通話相手リスト提供部102、及びID対応表格納部103を有している。サービス提供部101は、例えばソーシャルネットワークサービスやブログ等の一般的なWebサービスを提供するための機能部である。
通話相手リスト提供部102は、サービス提供部101がユーザ端末7から電話通信サービス要求を受信したときに、ユーザ端末7と通話を行う候補となる相手の名前のリストである通話相手リストを作成し、サービス提供部101を介して当該通話相手リストをユーザ端末7に送信するための機能部である。
本実施の形態では、通話相手リストのデータは、ユーザ端末7のディスプレイに表示される情報として通話相手の名前の情報を含む。この名前は、例えば、ユーザが属するコミュニティーのメンバーであって、電話通信が可能であることをWebサイト提供装置10に通知したメンバーの名前である。また、通話相手リストとして、ユーザが過去に通話した相手の名前のリスト(通話履歴)を用いることとしてもよい。
また、通話相手リストのデータは、ユーザ端末7に表示されない情報として、各名前毎に、電話通信用プログラム提供装置91にアクセスするためのリンク情報を含み、当該リンク情報は、通話相手に対応する電話通信用の識別情報(SIP-URI等であり、以下、電話通信用IDと呼ぶ)を含む。
ID対応表格納部103には、図15に示すように、サービス提供部101へのログインIDであるサービス用IDと、電話通信用IDとが対応付けて格納されており、通話相手リスト提供部102は、サービス提供部101から、リストに含める相手のサービス用IDを受信し、ID対応表格納部103から各サービス用IDに対応する各電話通信用IDを取得し、それを通話相手リストのデータにおけるリンク情報に含めている。なお、ID対応表格納部103は、Webサイト提供装置10内に備える必要はなく、例えば電話通信用プログラム提供装置内9に備えることとしてもよい。
当該通話相手リストがユーザ端末7のディスプレイに表示されているときに、特定の名前がクリックされることにより、その名前に対応する電話通信用IDを含む電話通信要求が電話通信用プログラム提供装置9に送信されることになる。
なお、Webサイト提供装置10における各機能部を別々の装置(コンピュータ)で構成してもよい。ただし、その場合でも、各機能部を含む全体をWebサイト提供装置10と呼ぶことにする。
次に、電話通信用プログラム提供装置9について説明する。図14に示すように、電話通信用プログラム提供装置9は、制御情報生成送信部91と、ダウンロード部92とを有する。制御情報生成送信部91とダウンロード部92とは別々の装置としてもよい。ただし、その場合でも、制御情報生成送信部91とダウンロード部92とを含めて電話通信用プログラム提供装置9と呼ぶ。
制御情報生成送信部91は、ユーザ端末7から送信される電話通信要求を受信し、電話通信要求から通話相手の電話通信用IDを抽出し、その電話通信用IDと、電話通信用プログラムの格納場所(URL)と、電話通信用プログラムを起動する指示等を含む制御情報を生成し、生成した制御情報を、当該制御情報の種類を示す種類識別情報とともにユーザ端末7に送信する機能部である。制御情報とその種類識別情報を受信したユーザ端末7は、制御情報解釈実行部72を起動する処理を行う。このような制御情報は、前述したように、例えばJNLP(Java Network Launching Protocol)ファイルとして生成できる。
ダウンロード部92は、上記の制御情報に基づき動作するユーザ端末7から電話通信用プログラムダウンロード要求を受信し、その要求に応じて電話通信用プログラムを記憶装置から読み出し、ユーザ端末7にダウンロードする機能部である。
ユーザ端末7、及び通話相手ユーザ端末8の機能構成は第1の実施の形態と同様である。
次に、本実施の形態に係る通信システムの動作例を図16に示すシーケンスチャートを参照して説明する。
まず、ユーザによる操作に基づき、ユーザ端末7の情報閲覧部71が、電話通信サービス要求をWebサイト提供装置10に送信する(ステップ111)。電話通信サービス要求を受信したWebサイト提供装置10は、通話相手リスト提供部102において通話相手リストを作成し、それをユーザ端末7に送信する(ステップ112)。
ユーザ端末7の情報閲覧部71が通話相手リストを受信し、それをユーザ端末7のディスプレイに表示する。ディスプレイに表示される通話相手リストを見たユーザが、リストから通話を行う相手の名前を選択(クリック)することにより、情報閲覧部71は、通話相手リストのデータに含まれるリンク情報に基づき、選択された名前に対応する電話通信用IDを含む電話通信要求を電話通信用プログラム提供装置9の制御情報生成送信部91に送信する(ステップ113)。
電話通信要求を受信した制御情報生成送信部91は、電話通信要求から通話相手の電話通信用IDを取り出し、その電話通信用IDと電話通信用プログラムの格納場所とを含む制御情報を生成し、当該制御情報を、種類識別情報とともにユーザ端末7の情報閲覧部71に送信する(ステップ114)。
制御情報と種類識別情報を受信した情報閲覧部71は、種類識別情報に基づき制御情報解釈実行部72を起動するとともに、制御情報を制御情報解釈実行部72に渡す。制御情報解釈実行部72は、制御情報に含まれる情報に基づき、電話通信用プログラムがユーザ端末7にダウンロードされているかどうかをチェックし、ダウンロードされていなければ制御情報に含まれる電話通信用プログラムの格納場所情報に基づき、電話通信用プログラム提供装置9におけるダウンロード部92に対して電話通信用プログラムダウンロード要求を送信する(ステップ116)。
電話通信用プログラムダウンロード要求を受信したダウンロード部92は、その要求に応じて、電話通信用プログラムをユーザ端末7にダウンロードする(ステップ117)。ダウンロードされた電話通信用プログラムは、ユーザ端末7の記憶装置に格納される。そして、制御情報解釈実行部72は、ダウンロードされた電話通信用プログラムを起動して電話通信機能部73を生成するとともに、制御情報に含まれる通話相手の電話通信用IDを電話通信機能部73に渡す(ステップ118)。
その後、電話通信機能部73は、呼制御装置5に対して登録・認証要求を送る(ステップ119)。この登録・認証要求には、ユーザ端末7のユーザの電話通信用IDとパスワード(電話通信用パスワードと呼ぶ)が含まれる。この登録・認証要求は、例えばSIPのREGISTERメッセージとして実現される。
呼制御装置5においては、電話通信用IDと電話通信用パスワードにより、認証処理と登録処理が行われ、その応答が返される(ステップ120)。
その後、電話通信機能部73は、呼制御装置3に対して、通話相手の電話通信用IDを呼接続先とする呼接続要求(INVITEメッセージ)を呼制御装置3に送信し(ステップ121、122)、SIPに基づく呼接続シーケンスの後(ステップ123)、通話が開始される(ステップ124)。
ここで、ユーザ端末7が、呼接続要求送信の前に、図8、9に示したとおりに、Optionsを通話相手ユーザ端末8に送信することによりプラグインダウンロード処理を行うことができる。また、図10、11に示したとおりに、呼接続要求を受信する通話相手ユーザ端末8が、プラグインダウンロード処理を行ってもよい。
次に、通話が終了した後、例えば、ユーザが同じ又は別の通話相手と通話を行う場合について説明する。ここでは、ステップ112においてユーザ端末7が受信した通話相手リストがユーザ端末7のディスプレイに表示されているものとする。
ユーザがリストから次に通話を行う相手となる特定の名前を選択(クリック)すると、情報閲覧部71は、当該名前に対応する電話通信用IDを含む電話通信要求を電話通信用プログラム提供装置9の制御情報生成送信部91に送信する(ステップ125)。制御情報生成送信部91は、電話通信要求から電話通信用IDを取り出し、その電話通信用IDと電話通信用プログラムの格納場所とを含む制御情報を生成し、当該制御情報を、種類識別情報とともにユーザ端末7の情報閲覧部71に送信する(ステップ126)。
制御情報と種類識別情報を受信した情報閲覧部71は、制御情報解釈実行部72を起動するとともに、制御情報を制御情報解釈実行部72に渡す(ステップ127)。制御情報解釈実行部72は、制御情報に基づき電話通信用プログラムがユーザ端末7ダウンロードされているかどうかをチェックする。今回は、電話通信プログラムは既にダウンロードされ、起動されているため、制御情報解釈実行部72は、ダウンロード部92に対する電話通信用プログラムのダウンロード要求を行うことなく、電話通信機能部93に対して通話相手の電話通信用IDを渡し、発呼指示を行う(ステップ128)。
そして、発呼指示を受けた電話通信機能部73は、呼制御装置5に対する登録認証処理を行うことなく、通話相手の電話通信用IDを呼接続先とする呼接続要求を呼制御装置3に送信する(ステップ129、130)。そして、ステップ123、124と同様にして通話が行われる。ここでも、図8〜11に示したようなプラグインダウンロード処理を行うことができる。
第2の実施の形態を採用する場合、迅速に電話通信用プログラムをダウンロードすること及びダウンロードした電話通信用プログラムが任意の環境で確実に動作することの要請が第1の実施の形態より大きいので、最初は基本機能だけを搭載した電話通信用プログラムをダウンロードしておき、必要に応じてプラグインを追加できる本発明の方式による効果がより顕著に得られる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る通信システムの構成図である。 プラグインダウンロードに関する動作の概要を説明するための図である。 ユーザ端末7の機能構成図である。 プラグイン提供装置2の機能構成図である。 ユーザ情報格納装置3が備えるユーザ情報データベースに格納されるテーブルの例である。 Webサーバ装置1の機能構成図である。 プラグインダウンロード処理手順を示すシーケンス図である。 UACとして機能するユーザ端末7がプラグインダウンロードを行う場合のシーケンス図である。 UACとして機能するユーザ端末7がプラグインダウンロードを行う場合のシーケンス図である。 UASとして機能するユーザ端末7がプラグインダウンロードを行う場合のシーケンス図である。 UASとして機能するユーザ端末7がプラグインダウンロードを行う場合のシーケンス図である。 プラグインダウンロードに関するタイミングについてまとめた表である。 本発明の第2の実施の形態におけるシステムの全体構成図である。 電話通信用プログラム提供装置9とWebサイト提供装置10の機能構成図である。 ID対応表格納部103に格納されるデータの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるシステムの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 Webサーバ装置
2 プラグイン提供装置
3 ユーザ情報格納装置
4 プラグイン格納装置
5 呼制御装置
6 通信ネットワーク
7 ユーザ端末
8 通話相手ユーザ端末
9 電話通信用プログラム提供装置
10 Webサイト提供装置
11 Webページ作成・送信部
12 プラグイン利用登録処理部
21 プラグイン利用登録判定部
22 未利用登録通知部
23 プラグイン取得・送信部
71 情報閲覧部
72 制御情報解釈実行部
73 電話通信機能部
75 メディア通信部
76 SIP機能部
77 プラグインダウンロード制御部
91 制御情報生成送信部
92 ダウンロード部
101 サービス提供部
102 通話相手リスト提供部
103 ID対応表格納部

Claims (10)

  1. 端末装置と、プログラム提供装置と、通信相手端末装置とが通信ネットワークを介して接続された通信システムで使用される前記端末装置であって、
    前記通信相手端末装置から、当該通信相手端末装置の通信能力を示す情報を含むメッセージを受信し、当該メッセージから前記通信能力を示す情報を取得する通信能力情報取得手段と、
    前記通信能力情報取得手段により取得された前記通信相手端末装置の通信能力を示す情報と、前記端末装置の通信能力を示す情報とを比較することにより、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有すると判定された場合に、当該通信能力に対応する機能を前記端末装置に付加するためのプログラムを前記プログラム提供装置からダウンロードするプログラムダウンロード手段と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記通信システムは、前記端末装置と前記通信相手端末装置間の通信接続制御をSIPに基づき実行する通信接続制御装置を更に備え、前記メッセージはSIPメッセージであり、
    前記通信能力情報取得手段は、前記通信接続制御装置を介して前記通信相手端末装置から受信する前記SIPメッセージの中から前記通信能力を示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記通信能力情報取得手段は、前記通信相手端末装置の通信能力を問い合わせるための問い合わせメッセージを前記通信相手端末装置に送信し、当該通信相手端末装置から送信される前記問い合わせメッセージの応答を前記SIPメッセージとして受信することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記SIPメッセージは、前記通信相手端末装置から発信された通信接続要求メッセージであることを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  5. 前記端末装置と前記通信相手端末装置間の通信接続が確立する前に前記プログラムダウンロード手段によるプログラムのダウンロードが終了したことを検知し、前記通信接続を確立させるために使用されるSIPメッセージに前記プログラムに対応する通信能力を示す情報を含ませ、当該SIPメッセージを前記通信相手端末装置に送信する手段を備えることを特徴とする請求項2ないし4のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記端末装置と前記通信相手端末装置間の通信接続が確立した後に前記プログラムダウンロード手段によるプログラムのダウンロードが終了したことを検知し、確立した通信接続に係るセッション情報を変更するためのSIPメッセージに前記プログラムに対応する通信能力を示す情報を含ませ、当該SIPメッセージを前記通信相手端末装置に送信する手段を備えることを特徴とする請求項2ないし5のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  7. コンピュータを請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 端末装置と、プログラム提供装置と、通信相手端末装置とが通信ネットワークを介して接続された通信システムで使用される前記端末装置が実行するプログラムダウンロード方法であって、
    前記通信相手端末装置から、当該通信相手端末装置の通信能力を示す情報を含むメッセージを受信し、当該メッセージから前記通信能力を示す情報を取得する通信能力情報取得ステップと、
    前記通信能力情報取得ステップにおいて取得された前記通信相手端末装置の通信能力を示す情報と、前記端末装置の通信能力を示す情報とを比較することにより、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて、前記通信相手端末装置が前記端末装置にない通信能力を有すると判定された場合に、当該通信能力に対応する機能を前記端末装置に付加するためのプログラムを前記プログラム提供装置からダウンロードするプログラムダウンロードステップと
    を備えることを特徴とするプログラムダウンロード方法。
  10. 通信ネットワークを介して接続された端末装置にプログラムを提供するプログラム提供システムであって、
    ユーザ毎に提供可能なプログラムのプログラムIDを格納したユーザ情報格納手段と、
    プログラムID毎にプログラムを格納したプログラム格納手段と、
    プログラムの利用登録に係る処理を行う利用登録処理手段と、
    ユーザIDとプログラムIDとを含むプログラム取得要求を前記端末装置から受信し、前記ユーザ情報格納手段を参照することにより、前記プログラム取得要求に含まれるプログラムIDのプログラムを前記端末装置に提供可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記プログラムが前記端末装置に提供可能であると判定された場合に、当該プログラムを前記プログラム格納手段から取得し、前記端末装置に送信するプログラム提供手段と、
    前記判定手段により、前記プログラムが前記端末装置に提供可能でないと判定された場合に、前記端末装置を前記利用登録処理手段にアクセスさせるための情報を当該端末装置に送信する利用登録制御手段と、を備え、
    前記利用登録処理手段は、前記端末装置から受信するプログラム利用申し込み情報に基づき、前記ユーザIDと前記プログラムIDとを前記ユーザ情報格納手段に格納することを特徴とするプログラム提供システム。
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