JP2010054903A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】デマルチプレクサ方式を用いた場合であっても、表示品位を向上させることができる電気光学装置および電子機器を提供する。
【解決手段】データ線114の一端に配置され、複数のスイッチング回路41と信号供給線La_R〜La_Bとを含んで構成されるデータ線選択回路40Aと、データ線114の他端に配置され、複数のスイッチング回路41と信号供給線Lb_R〜Lb_Bとを含んで構成されるデータ線選択回路40Bとを備える。そして、出力バッファ35を信号供給線La_R〜La_Bの一端に配置すると共に、信号供給線La_R〜La_Bの一端と信号供給線Lb_R〜Lb_Bの一端とを信号供給線Lc_R〜Lc_Bで接続し、信号供給線La_R〜La_Bの他端と信号供給線Lb_R〜Lb_Bの他端とを信号供給線Ld_R〜Ld_Bで接続する。
【選択図】図1
【解決手段】データ線114の一端に配置され、複数のスイッチング回路41と信号供給線La_R〜La_Bとを含んで構成されるデータ線選択回路40Aと、データ線114の他端に配置され、複数のスイッチング回路41と信号供給線Lb_R〜Lb_Bとを含んで構成されるデータ線選択回路40Bとを備える。そして、出力バッファ35を信号供給線La_R〜La_Bの一端に配置すると共に、信号供給線La_R〜La_Bの一端と信号供給線Lb_R〜Lb_Bの一端とを信号供給線Lc_R〜Lc_Bで接続し、信号供給線La_R〜La_Bの他端と信号供給線Lb_R〜Lb_Bの他端とを信号供給線Ld_R〜Ld_Bで接続する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば液晶表示装置等の電気光学装置、及びそれを備えた電子機器に関する。
従来、複数のデマルチプレクサを含んで構成されるデータ線駆動回路を備える電気光学装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、各デマルチプレクサは、1つの入力端子および複数の出力端子を有し、スイッチング素子によりこれら複数の出力端子を順に選択して入力端子に接続するものである。これにより、デマルチプレクサは、信号源から時分割信号として供給される画像信号を、データ線に振り分ける。
また、スイッチング素子に選択信号を供給する信号供給線の一方もしくは両方の端部から選択信号を供給することで、隣接するデマルチプレクサに供給される選択信号の信号波形のバラツキを少なくし、隣接する画素間の表示ムラを改善するというものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、電気光学装置の電子機器への搭載を考慮すると、LCDパネルの長辺方向の長さが長くなるより、短辺方向の長さが長くなる方が不都合である。その理由の1つとして、電子機器の表示部の額縁領域が広くなる等、デザイン面で望ましくないという点が挙げられる。
ところで、電気光学装置の電子機器への搭載を考慮すると、LCDパネルの長辺方向の長さが長くなるより、短辺方向の長さが長くなる方が不都合である。その理由の1つとして、電子機器の表示部の額縁領域が広くなる等、デザイン面で望ましくないという点が挙げられる。
そこで、LCDパネルの短辺側にドライバICを実装すると共に、短辺方向に延在するデータ線を、1又は複数のデータ線がその両側から内側に向けて交互にくし歯状に行う、所謂くし歯配線とし、デマルチプレクサを含んで構成されるデータ線駆動回路を長辺側に沿って対向配置(分割配置)するというものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3671973号明細書
特開2004−271729号公報
特開2004−272100号公報
しかしながら、デマルチプレクサ駆動を行う場合、映像信号の画素への書き込みの可否を制御するスイッチング素子に入力する選択信号は、パネルの端部の一箇所から信号供給線を介して供給される場合が多く、上記各特許文献に記載の電気光学装置にあっては、選択信号の信号供給源から最も近いデマルチプレクサと最も遠いデマルチプレクサとの間で選択信号の時定数が大きく異なってしまう。
その結果、上記スイッチング素子の能力がばらつき、選択信号の信号供給源から最も近い画素と最も遠い画素との間で、映像信号書き込みタイミング及び映像信号書き込み期間が異なってしまい、表示ムラが発生する。
そこで、本発明は、デマルチプレクサ方式を用いた場合であっても、表示品位を向上させることができる電気光学装置および電子機器を提供することを課題としている。
そこで、本発明は、デマルチプレクサ方式を用いた場合であっても、表示品位を向上させることができる電気光学装置および電子機器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線と前記複数のデータ線との交差に対応して設けられた複数の画素と、を備える電気光学装置であって、前記複数のデータ線は、所定本数毎にブロック化されており、前記データ線の一端側に、所定の前記ブロックにそれぞれ対応して設けられ、信号供給源から入力される選択信号に基づいて自身に対応するブロックのデータ線の中から選択したデータ線に対して映像信号を供給する第1のスイッチング回路と、前記第1のスイッチング回路の配置方向に沿うように配設され、前記選択信号を前記第1のスイッチング回路に供給する第1の信号供給線とを有する第1のデータ線選択回路と、前記データ線の他端側に、前記所定ブロック以外のブロックにそれぞれ対応して設けられ、前記選択信号に基づいて自身に対応するブロックのデータ線の中から選択したデータ線に対して映像信号を供給する第2のスイッチング回路と、前記第2のスイッチング回路の配置方向に沿うように配設され、前記選択信号を前記第2のスイッチング回路に供給する第2の信号供給線とを有する第2のデータ線選択回路と、前記第1の信号供給線の一端と前記第2の信号供給線の一端とを接続する第3の信号供給線と、前記第1の信号供給線の他端と前記第2の信号供給線の他端とを接続する第4の信号供給線と、を備えることを特徴としている。
このように、第1の信号供給線と第2の信号供給線との両端部を互いに接続することで、これら信号供給線に供給される選択信号を上記両端部で短絡させることができるので、選択信号の信号供給源が表示パネル端部に配置された場合であっても、選択信号の信号供給源に最も近いスイッチング回路に供給される選択信号と最も遠いスイッチング回路に供給される選択信号との時定数差を抑制することができる。したがって、選択信号の信号供給源に最も近い画素に映像信号を書き込むタイミングと、最も遠い画素に映像信号を書き込むタイミングとの相違を少なくすることができ、表示品位向上を実現することができる。
また、本発明に係る電気光学装置は、上記において、前記第1及び第2のスイッチング回路は、複数のスイッチング素子からなるスイッチング素子群であり、前記第1及び第2のデータ線選択回路は、前記映像信号を選択した1本のデータ線に分配するデマルチプレクサとして機能することを特徴としている。
このように、各データ線選択回路をデマルチプレクサとして機能させることができるので、表示画像の高精細化に対応させることができる。
このように、各データ線選択回路をデマルチプレクサとして機能させることができるので、表示画像の高精細化に対応させることができる。
また、本発明に係る電気光学装置は、上記において、前記第1〜第4の信号供給線は、それぞれ複数の配線からなる配線群であり、前記第1の信号供給線の前記一端を、前記選択信号の信号供給源の出力端に接続し、前記第4の信号供給線の配線間距離を、前記第3の信号供給線の配線間距離の等倍以上に設定することを特徴としている。
これにより、第4の信号供給線における配線寄生容量の増大を抑制して配線抵抗を小さく抑えることができ、信号供給源から遠い方の端部(データ線選択回路の終端部)にて信号供給線を結線することによる効果を適正に発揮することができる。
これにより、第4の信号供給線における配線寄生容量の増大を抑制して配線抵抗を小さく抑えることができ、信号供給源から遠い方の端部(データ線選択回路の終端部)にて信号供給線を結線することによる効果を適正に発揮することができる。
さらに、本発明に係る電気光学装置は、上記において、前記第1の信号供給線の前記一端を、前記選択信号の信号供給源の出力端に接続し、前記第4の信号供給線の配線幅を、前記第3の信号供給線の配線幅の10倍以下に設定することを特徴としている。
これにより、第4の信号供給線における配線寄生容量の増大を抑制して配線抵抗を小さく抑えることができ、信号供給源から遠い方の端部(データ線選択回路の終端部)にて信号供給線を結線することによる効果を適正に発揮することができる。
これにより、第4の信号供給線における配線寄生容量の増大を抑制して配線抵抗を小さく抑えることができ、信号供給源から遠い方の端部(データ線選択回路の終端部)にて信号供給線を結線することによる効果を適正に発揮することができる。
また、本発明に係る電気光学装置は、上記において、前記第3の信号供給線および前記第4の信号供給線の少なくとも一方の比抵抗値を、前記第1の信号供給線および前記第2の信号供給線の比抵抗値の同等以下に設定することを特徴としている。
このように、第3の信号供給線および第4の信号供給線の少なくとも一方を低抵抗の配線材料により構成するので、より効果的に時定数差分を低減し、画素間の書き込みタイミングのずれを低減させることができる。
このように、第3の信号供給線および第4の信号供給線の少なくとも一方を低抵抗の配線材料により構成するので、より効果的に時定数差分を低減し、画素間の書き込みタイミングのずれを低減させることができる。
さらにまた、本発明に係る電気光学装置は、上記において、前記複数のデータ線は、前記第1のデータ線選択回路および前記第2のデータ線選択回路にブロック毎に交互に接続されており、前記第1の信号供給線の前記一端を、前記選択信号の信号供給源の出力端に接続し、前記選択信号の信号供給源の最も近くに配置された前記データ線を含むブロックに属する前記データ線を、前記第2のデータ線選択回路に接続することを特徴としている。
ここで、第1のデータ線選択回路のスイッチング回路には、信号供給源から第1の信号供給線を介して選択信号が供給され、第2のデータ線選択回路のスイッチング回路には、信号供給源から第3の信号供給線および第2の信号供給線を介して選択信号が供給される。したがって、信号供給源の最も近くに配置されたブロックに属するデータ線を第2のデータ線選択回路に接続することで、画素間における書き込みタイミングのずれを少なくすることができ、より表示品位を向上させることができる。
また、本発明に係る電子機器は、上記の何れかの電気光学装置を備えることを特徴としている。
これにより、画素間の映像信号書き込みタイミングの相違を大幅に低減して表示品位向上を実現した電子機器とすることができる。また、データ線選択回路をデータ線の両端に分割配置する構成とするので、ドライバICを表示パネルの短辺側に実装すればパネルの額縁領域をより狭くすることができる。
これにより、画素間の映像信号書き込みタイミングの相違を大幅に低減して表示品位向上を実現した電子機器とすることができる。また、データ線選択回路をデータ線の両端に分割配置する構成とするので、ドライバICを表示パネルの短辺側に実装すればパネルの額縁領域をより狭くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態における電気光学装置1の全体構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、電気光学装置1は、表示パネル10と、Yドライバ20と、ドライバIC30と、出力バッファ35と、データ線選択回路40A,40Bとを備える。このうち、表示パネル10は、特に図示しないが、素子基板と対向基板とが互いに電極形成面が対向するように、一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に液晶を封入した構成となっている。
図1は本実施形態における電気光学装置1の全体構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、電気光学装置1は、表示パネル10と、Yドライバ20と、ドライバIC30と、出力バッファ35と、データ線選択回路40A,40Bとを備える。このうち、表示パネル10は、特に図示しないが、素子基板と対向基板とが互いに電極形成面が対向するように、一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に液晶を封入した構成となっている。
表示パネル10の素子基板上には、後述する画素のスイッチング素子とデータ線選択回路40A,40Bの構成素子とYドライバ20の構成素子とがSOG(System On Glass)技術により共通プロセスによって形成されるとともに、半導体チップであるドライバIC30が、COG(Chip On Glass)技術等により実装されている。
また、データ線選択回路40A,40Bをデータ線114の両端に分割配置する構成とするので、Yドライバ20とドライバIC30とを表示パネルの短辺側に実装すれば、パネルの額縁領域をより狭くすることができる。
また、データ線選択回路40A,40Bをデータ線114の両端に分割配置する構成とするので、Yドライバ20とドライバIC30とを表示パネルの短辺側に実装すれば、パネルの額縁領域をより狭くすることができる。
なお、ドライバIC30は、後述する選択信号SEL_R,SEL_G,SEL_Bと映像信号D1〜DMとをデータ線選択回路40A,40Bに供給する機能を備えており、この機能を備えていれば、形態はこれに限らず、SOG技術により表示パネル10の素子基板上に形成されていてもよい。また、ドライバIC30がCOF(Chip On Film)技術によりフレキシブル基板上に実装され、表示パネル10の素子基板上にフレキシブル基板が実装される構成であっても、他の実装部品の構成であってもよい。
また、表示パネル10は表示領域100を有する。この表示領域100には、480行の走査線112が行(X)方向に延在すると共に、2400列のデータ線114が列(Y)方向に延在するように、かつ、各走査線112と互いに電気的な絶縁を保つように設けられている。そして、各走査線112と各データ線114との交差部分には、画素110がそれぞれ配列している。
表示パネル10の対向基板にはカラーフィルタ等が形成されており、これにより、カラー表示が可能となっている。ここで、カラーフィルタは、各画素に対応して原色の着色が施された着色領域を有する。本実施形態におけるカラーフィルタは、R(赤系)、G(緑系)、B(青系)の3色の着色領域を有し、行方向に3色の画素がRGBの順に配置されると共に、列方向に同じ色の画素が配置されるストライプ型の画素配置となっているものとする。
なお、本実施形態では、画素110が表示領域100において、縦480行×横2400列(RGBの3色分を含め、3×800=2400)でマトリクス状に配列している、所謂フルカラーWVGAを採用する場合について説明するが、本発明をこの配列に限定する趣旨ではない。
2400本のデータ線114は、所定本数毎(本実施形態では3本毎)にブロック化されている。そして、データ線114の両端部(表示パネル10の上側辺および下側辺)にそれぞれ配置されたデータ線選択回路40Aと40Bとに、各データ線114が1ブロック毎に交互に接続されている。
2400本のデータ線114は、所定本数毎(本実施形態では3本毎)にブロック化されている。そして、データ線114の両端部(表示パネル10の上側辺および下側辺)にそれぞれ配置されたデータ線選択回路40Aと40Bとに、各データ線114が1ブロック毎に交互に接続されている。
すなわち、1以上M(Mは総ブロック数であり、本実施形態では2400/3=800)以下の整数mを用いると、図1の左から数えて(3m−2)列目、(3m−1)列目および3m列目のデータ線114はいずれもm番目のブロックに属し、偶数番目のブロックに属するデータ線114が表示パネル10の上側辺に配置されたデータ線選択回路40Aに接続され、奇数番目のブロックに属するデータ線114が表示パネル10の下側辺に配置されたデータ線選択回路40Bに接続された構成となっている。
次に、画素110の詳細な構成について説明する。
図2は、画素110の構成を示す図である。ここでは、n行と、奇数番目のブロックに属する(3m−2)〜3m列および偶数番目のブロックに属する(3m+1)〜(3m+3)列との交差に対応する計6画素分の構成を示している。
この図2に示されるように、各画素110は、画素スイッチング素子として機能するnチャネル型の薄膜トランジスタ(以下、TFTと称す)116と、画素容量(液晶容量)120と、蓄積容量130とを有する。各画素110については互いに同一構成なので、n行(3m−2)列に位置するもので代表して説明すると、当該n行(3m−2)列の画素110において、TFT116のゲート電極はn行目の走査線112に接続される一方、そのソース電極は(3m−2)列目のデータ線114に接続され、そのドレイン電極は画素容量120の一端である画素電極に接続されている。
図2は、画素110の構成を示す図である。ここでは、n行と、奇数番目のブロックに属する(3m−2)〜3m列および偶数番目のブロックに属する(3m+1)〜(3m+3)列との交差に対応する計6画素分の構成を示している。
この図2に示されるように、各画素110は、画素スイッチング素子として機能するnチャネル型の薄膜トランジスタ(以下、TFTと称す)116と、画素容量(液晶容量)120と、蓄積容量130とを有する。各画素110については互いに同一構成なので、n行(3m−2)列に位置するもので代表して説明すると、当該n行(3m−2)列の画素110において、TFT116のゲート電極はn行目の走査線112に接続される一方、そのソース電極は(3m−2)列目のデータ線114に接続され、そのドレイン電極は画素容量120の一端である画素電極に接続されている。
また、画素容量120の他端はコモン電極108に接続されている。このコモン電極108は、全ての画素110にわたって共通である。
画素容量120は、画素電極とコモン電極108とで誘電体の一種である液晶を挟持しており、画素電極とコモン電極108との差電圧を保持する構成となっている。この構成において、画素容量120では、その透過光量が当該保持電圧の実効値に応じて変化することになる。
画素容量120は、画素電極とコモン電極108とで誘電体の一種である液晶を挟持しており、画素電極とコモン電極108との差電圧を保持する構成となっている。この構成において、画素容量120では、その透過光量が当該保持電圧の実効値に応じて変化することになる。
そして、(3m−2)〜3m列目のデータ線114はデータ線選択回路40Bの出力端にそれぞれ接続されており、これら(3m−2)〜3m列目のデータ線114には、それぞれデータ線選択回路40Bを介して各画素110の階調に応じたデータ信号が供給されるようになっている。また、(3m+1)〜(3m+3)列目のデータ線114はデータ線選択回路40Aの出力端にそれぞれ接続されており、これら(3m+1)〜(3m+3)列目のデータ線114には、それぞれデータ線選択回路40Aを介して各画素110の階調に応じたデータ信号が供給されるようになっている。
図1において、Yドライバ20は、図示しない制御回路による制御にしたがって、1垂直走査期間(1フレーム期間)にわたって走査信号G1、G2、G3、…、G480を、それぞれ1、2、3、…、480行目の走査線112に供給するものである。すなわち、Yドライバ20は、走査線112を1、2、3、…、480行目という順番で選択するとともに、選択した走査線112への走査信号を選択電圧に相当するHレベルとし、それ以外の走査線112への走査信号を非選択電圧(接地電位Gnd)に相当するLレベルとするものである。
詳細には、Yドライバ20は、制御回路から供給されるスタートパルスVSPをクロック信号VCKにしたがって順次シフトすること等によって、走査信号G1、G2、G3、…、G480を出力する。
また、ドライバIC30は、データ信号供給回路の機能を有し、選択された走査線112と、各データ線114との交差に対応する画素110の階調に応じた電圧のデータ信号D1〜DMを出力するものである。各データ信号D1〜DMにはブロック毎の映像信号であり、ブロック内の3本のデータ線114に供給すべき信号が時分割多重されている。なお、各ブロックに対応したデータ信号について、ブロックの番目を特定しないで一般的に説明する場合には、上述したmを用いてDmと表記する。
また、ドライバIC30は、データ信号供給回路の機能を有し、選択された走査線112と、各データ線114との交差に対応する画素110の階調に応じた電圧のデータ信号D1〜DMを出力するものである。各データ信号D1〜DMにはブロック毎の映像信号であり、ブロック内の3本のデータ線114に供給すべき信号が時分割多重されている。なお、各ブロックに対応したデータ信号について、ブロックの番目を特定しないで一般的に説明する場合には、上述したmを用いてDmと表記する。
データ線選択回路40A及び40Bは、表示パネル10の長辺側に、データ線114の延在方向で対向するように画素マトリクスを挟んで配置されている。
データ線選択回路40Aは、3個のスイッチング素子、スイッチ42R,42G,42Bをそれぞれ有する複数のスイッチング回路41を備え、偶数番目のブロックに属する各データ線114の一端に、各スイッチの出力端がそれぞれ接続されている。
データ線選択回路40Aは、3個のスイッチング素子、スイッチ42R,42G,42Bをそれぞれ有する複数のスイッチング回路41を備え、偶数番目のブロックに属する各データ線114の一端に、各スイッチの出力端がそれぞれ接続されている。
詳細には、データ線選択回路40Aの1番目のスイッチング回路41におけるスイッチ42Rの出力端が4列目のデータ線114の一端に接続され、当該1番目のスイッチング回路41におけるスイッチ42Gの出力端が5列目のデータ線114の一端に接続され、当該1番目のスイッチング回路41におけるスイッチ42Bの出力端が6列目のデータ線114の一端に接続されている。また、これらスイッチ42R,42G,42Bの入力端には、2番目のブロックの属する3本のデータ線に対応したデータ信号D2が共通に供給されるようになっている。
データ線選択回路40Aには、複数本(ここでは3本)の信号供給線La_R,La_G,La_Bが、スイッチング回路41の配置方向(データ線114と直交する方向)に、スイッチング回路41に沿って隣接するように延在しており、その一端は、それぞれ選択信号SEL_R,SEL_G,SEL_Bの信号供給源である出力バッファ35の出力端に接続されている。これにより、選択信号SEL_R,SEL_G,SEL_Bが、それぞれ上記一端から信号供給線La_R,La_G,La_Bに供給されることになる。
また、これら信号供給線は、表示パネル10の外側から内側に向けてLa_R、La_G、La_Bの順に配置されている。
各スイッチ42Rにはそれぞれ信号供給線La_Rを介して選択信号SEL_Rが共通して供給され、各スイッチ42Gにはそれぞれ信号供給線La_Gを介して選択信号SEL_Gが共通して供給され、各スイッチ42Bにはそれぞれ信号供給線La_Bを介して選択信号SEL_Bが共通して供給される。ここで、選択信号SEL_R,SEL_G,SEL_Bは、1水平走査期間において順次Hレベルとなる信号である。
各スイッチ42Rにはそれぞれ信号供給線La_Rを介して選択信号SEL_Rが共通して供給され、各スイッチ42Gにはそれぞれ信号供給線La_Gを介して選択信号SEL_Gが共通して供給され、各スイッチ42Bにはそれぞれ信号供給線La_Bを介して選択信号SEL_Bが共通して供給される。ここで、選択信号SEL_R,SEL_G,SEL_Bは、1水平走査期間において順次Hレベルとなる信号である。
そして、スイッチ42Rは、選択信号SEL_RがHレベルになったときに限り導通(オン)状態となり、同様に、スイッチ42G、42Bは、選択信号SEL_G、SEL_BがHレベルになったときに限りそれぞれ導通状態となる。
このような構成により、2番目のブロックでは、1水平走査期間においてデータ信号D2をRGBの各色に対応する信号に分離し、4列目から6列目までのデータ線114に各々供給することができる。なお、ここではデータ線選択回路40Aにおける1番目のスイッチング回路41の動作についてのみ説明したが、他のスイッチング回路41においても同様の動作が同時並行的に実行される。
このような構成により、2番目のブロックでは、1水平走査期間においてデータ信号D2をRGBの各色に対応する信号に分離し、4列目から6列目までのデータ線114に各々供給することができる。なお、ここではデータ線選択回路40Aにおける1番目のスイッチング回路41の動作についてのみ説明したが、他のスイッチング回路41においても同様の動作が同時並行的に実行される。
データ線選択回路40Bは、上述したデータ線選択回路40Aと同様に3個のスイッチ42R,42G,42Bをそれぞれ有する複数のスイッチング回路41を備え、奇数番目のブロックに属する各データ線114の一端に、各スイッチの出力端がそれぞれ接続されるようになっている。
このデータ線選択回路40Bには、複数本(ここでは3本)の信号供給線Lb_R,Lb_G,Lb_Bが、スイッチング回路41の配置方向(データ線114と直交する方向)に、スイッチング回路41に隣接するように延在しており、その出力バッファ35側端部と、データ線選択回路40Aの信号供給線La_R,La_G,La_Bの出力バッファ側端部とが、信号供給線Lc_R,Lc_G,Lc_Bによってそれぞれ接続されている。また、データ線選択回路40Aの信号供給線La_R,La_G,La_Bの他端と、データ線選択回路40Bの信号供給線Lb_R,Lb_G,Lb_Bの他端とは、信号供給線Ld_R,Ld_G,Ld_Bによってそれぞれ接続されている。
このデータ線選択回路40Bには、複数本(ここでは3本)の信号供給線Lb_R,Lb_G,Lb_Bが、スイッチング回路41の配置方向(データ線114と直交する方向)に、スイッチング回路41に隣接するように延在しており、その出力バッファ35側端部と、データ線選択回路40Aの信号供給線La_R,La_G,La_Bの出力バッファ側端部とが、信号供給線Lc_R,Lc_G,Lc_Bによってそれぞれ接続されている。また、データ線選択回路40Aの信号供給線La_R,La_G,La_Bの他端と、データ線選択回路40Bの信号供給線Lb_R,Lb_G,Lb_Bの他端とは、信号供給線Ld_R,Ld_G,Ld_Bによってそれぞれ接続されている。
つまり、本実施形態では、スイッチング回路41の各スイッチ42R,42G,42Bに選択信号SEL_R,SEL_G,SEL_Bを供給するための各信号供給線を、データ線選択回路の開始部(図1の左端)と終端部(図1の右端)とで結線した構成となっている。
そして、信号供給線Ld_R〜Ld_Bの配線間距離を信号供給線Lc_R〜Lc_Bの配線間距離の等倍以上に設定すると共に、信号供給線Ld_R〜Ld_Bの配線幅を信号供給線Lc_R〜Lc_Bの配線幅の10倍以下とする。
そして、信号供給線Ld_R〜Ld_Bの配線間距離を信号供給線Lc_R〜Lc_Bの配線間距離の等倍以上に設定すると共に、信号供給線Ld_R〜Ld_Bの配線幅を信号供給線Lc_R〜Lc_Bの配線幅の10倍以下とする。
また、信号供給線Lc_R〜Lc_Bおよび信号供給線Ld_R〜Ld_Bの比抵抗を、信号供給線La_R〜La_Bおよび信号供給線Lb_R〜Lb_Bの比抵抗の同等以下とする。例えば、信号供給線Lc_R〜Lc_Bおよび信号供給線Ld_R〜Ld_Bの配線材料には低抵抗のアルミニウムを用い、信号供給線La_R〜La_Bおよび信号供給線Lb_R〜Lb_Bにはアルミニウム、モリブデン、タングステン、タンタル等を用いる。
さらに、信号供給線Ld_R〜Ld_Bは、表示パネル10においてYドライバ20の外側を引き回すものとする。
なお、ここではスイッチング回路41のスイッチ42R,42G,42BをTFTで構成する場合について説明したが、トランスミッションゲートなどの電子的な素子で構成することもできる。
なお、ここではスイッチング回路41のスイッチ42R,42G,42BをTFTで構成する場合について説明したが、トランスミッションゲートなどの電子的な素子で構成することもできる。
図1において、データ線選択回路40Aが第1のデータ線選択回路に対応し、データ線選択回路40Bが第2のデータ線選択回路に対応し、信号供給線La_R〜La_Bが第1の信号供給線に対応し、信号供給線Lb_R〜Lb_Bが第2の信号供給線に対応し、信号供給線Lc_R〜Lc_Bが第3の信号供給線に対応し、信号供給線Ld_R〜Ld_Bが第4の信号供給線に対応し、出力バッファ35が信号供給源に対応している。そして、データ線選択回路40A,40Bがデマルチプレクサとして機能する。
ところで、電気光学装置の電子機器への搭載を考慮すると、デザイン的な都合から表示パネルの短辺側にドライバICを実装する方が好適である。また、これと同時に、表示部の額縁領域を狭くしたいとの要求もあり、これを実現するものとして、図3に示すように、短辺方向に延在するデータ線1114を、所定本数毎(ここでは3本毎)にその両側から内側に向けて交互にくし歯状に配線する、所謂くし歯配線とし、スイッチング回路141を含んで構成されるデータ線選択回路140A,140Bを長辺側に沿って対向配置(分割配置)して、各データ線1114をデマルチプレクサ方式で駆動するものが提案されている。
ここで、スイッチング回路141は、複数のスイッチにより構成されており、所定のデータ線1114を選択するためには、各スイッチに選択信号を供給する必要がある。選択信号は信号供給線を介して供給されるが、信号供給線には配線抵抗と浮遊容量が分布しているため、配線の長さに応じて選択信号の時定数が異なる。
すなわち、図3に示す回路では、出力バッファ135から最も近くに位置するスイッチ(図中符号α)に供給される選択信号SEL_Rと、出力バッファ135から最も遠くに位置するスイッチ(図中符号β)に供給される選択信号SEL_Bとの間に大きな時定数差が生じてしまう。
すなわち、図3に示す回路では、出力バッファ135から最も近くに位置するスイッチ(図中符号α)に供給される選択信号SEL_Rと、出力バッファ135から最も遠くに位置するスイッチ(図中符号β)に供給される選択信号SEL_Bとの間に大きな時定数差が生じてしまう。
このように、スイッチに供給される選択信号の波形が大きく異なると、スイッチがオンする時間、即ちデータ線1114が選択される時間が相違し、データ線114を介して各画素に書き込まれる電圧値が各画素間でバラつくため、表示ムラ(濃淡)が発生してしまう。
また、この時定数差は、上述したように配線抵抗および配線寄生容量起因のものであるため、仮に出力バッファ135のサイズを大きくしたとしても、当該時定数差は縮まらない。
また、この時定数差は、上述したように配線抵抗および配線寄生容量起因のものであるため、仮に出力バッファ135のサイズを大きくしたとしても、当該時定数差は縮まらない。
これに対して、本実施形態では、データ線選択回路40A内に引き回される信号供給線La_R〜La_Bと、データ線選択回路40B内に引き回される信号供給線Lb_R〜Lb_Bとを、データ線選択回路40A,40Bの開始部と終端部とで接続するので、図3に示すようにデータ線選択回路140A,140Bの開始部のみの結線の場合と比較して、信号供給源(出力バッファ)に最も近いスイッチに供給される選択信号と、最も遠いスイッチに供給される選択信号との時定数差を抑制することができる。
その結果、信号供給源に最も近い画素に映像信号を書き込むタイミングと、最も遠い画素に映像信号を書き込むタイミングとの相違を少なくすることができ、表示品位向上を実現することができる。
また、本実施形態では、データ線選択回路40Aで偶数番目のブロックに属するデータ線114を駆動し、データ線選択回路40Bで奇数番目のブロックに属するデータ線114を駆動すると共に、信号供給源をデータ線選択回路40Aの端部近傍に配置する。すなわち、1列目のデータ線114に対応する画素は、信号供給源から遠くに位置する方のデータ線選択回路40Bによって駆動されることになる。これにより、図3に示すように1列目のデータ線1114に対応する画素を、信号供給源の近くに位置する方のデータ線選択回路140Bによって駆動する場合と比較して、隣接する画素間の書き込みタイミングのずれを抑制することができる。
また、本実施形態では、データ線選択回路40Aで偶数番目のブロックに属するデータ線114を駆動し、データ線選択回路40Bで奇数番目のブロックに属するデータ線114を駆動すると共に、信号供給源をデータ線選択回路40Aの端部近傍に配置する。すなわち、1列目のデータ線114に対応する画素は、信号供給源から遠くに位置する方のデータ線選択回路40Bによって駆動されることになる。これにより、図3に示すように1列目のデータ線1114に対応する画素を、信号供給源の近くに位置する方のデータ線選択回路140Bによって駆動する場合と比較して、隣接する画素間の書き込みタイミングのずれを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、1画素を構成するサブ画素がRGBの順に配置している場合、各色に対応する信号供給線La_R〜La_Bを、表示パネル10の外側から内側に向けてLa_R、La_G、La_Bの順に配置する。これにより、1画素内において、信号供給源から最も遠いサブ画素(B)に対応する信号供給線(La_B,Lb_B,Lc_B,Ld_B)を表示パネル10の最も内側に配置することができる。
その結果、図3に示すように信号供給源から最も遠いサブ画素(B)に対応する信号供給線を表示パネルの最も外側に配置する場合と比較して、1ブロック内における信号供給源から各スイッチ42R,42G,42bまでの配線抵抗差を少なくすることができ、サブ画素間の書き込みタイミングのずれを抑制することができる。
また、データ線選択回路の終端部結線の配線間距離を、開始部結線の配線間距離の等倍以上とするので、終端部結線による配線抵抗減の効果を適正に発揮することができる。
また、データ線選択回路の終端部結線の配線間距離を、開始部結線の配線間距離の等倍以上とするので、終端部結線による配線抵抗減の効果を適正に発揮することができる。
さらに、終端部結線の配線幅を開始部結線の配線幅の10倍以下とするので、不要に終端部結線の配線を太くすることに起因して配線寄生容量が増えてしまうのを防止することができ、終端部結線による配線抵抗減の効果を適正に発揮することができる。
図4は、終端部結線の配線幅を変化させたときのシミュレーション結果を示す図である。ここで、パターンAは終端部結線無し、パターンB〜パターンFは終端部結線有りの結果を示している。なお、終端部結線の配線幅は、パターンB→C→D→E→Fの順に太くなるように設定している。
図4は、終端部結線の配線幅を変化させたときのシミュレーション結果を示す図である。ここで、パターンAは終端部結線無し、パターンB〜パターンFは終端部結線有りの結果を示している。なお、終端部結線の配線幅は、パターンB→C→D→E→Fの順に太くなるように設定している。
この図4に示すように、終端部結線を施すことでデータ線選択回路の開始部(入力部)と終端部との間の時定数差が削減されることがわかる。
また、終端部結線の配線幅は、太くしすぎると時定数差分の低減効果が少なくなることがわかる。これは、配線幅を太くしすぎると配線抵抗減に対して配線寄生容量増が大きくなるためである。
また、終端部結線の配線幅は、太くしすぎると時定数差分の低減効果が少なくなることがわかる。これは、配線幅を太くしすぎると配線抵抗減に対して配線寄生容量増が大きくなるためである。
したがって、終端部結線の配線幅は、開始部結線の配線幅の10倍以下に設定することが好ましい。
さらに、本実施形態では、終端部結線および開始部結線の比抵抗を、データ線選択回路内に引き回されている信号供給線の比抵抗の同等以下とするので、より効果的に時定数差分を低減させることができる。
さらに、本実施形態では、終端部結線および開始部結線の比抵抗を、データ線選択回路内に引き回されている信号供給線の比抵抗の同等以下とするので、より効果的に時定数差分を低減させることができる。
またさらに、終端部結線はVドライバ群(Yドライバ20)の外側を引き回すので、信号供給線にノイズが乗るのを防止することができる。
なお、上記実施形態においては、データ線を1画素分(3本)ずつブロック化する場合について説明したが、複数画素分ずつブロック化することもできる。
さらに、上記実施形態においては、データ線選択回路40Aと40Bとに、各データ線を1ブロック毎に交互に接続する場合について説明したが、複数ブロック毎に交互に接続することもできる。
なお、上記実施形態においては、データ線を1画素分(3本)ずつブロック化する場合について説明したが、複数画素分ずつブロック化することもできる。
さらに、上記実施形態においては、データ線選択回路40Aと40Bとに、各データ線を1ブロック毎に交互に接続する場合について説明したが、複数ブロック毎に交互に接続することもできる。
またさらに、上記実施形態においては、各色に対応する信号供給線を、カラーフィルタの配列順(RGB)に応じて表示パネルの外側から内側に向けてRGBの順に配置することで、サブ画素間の表示ムラを抑制する場合について説明したが、表示パネルの外側から内側に向けてBGRの順に配置する場合であっても、信号供給源に最も遠いサブ画素(B)に対応する信号供給線(La_B,Lb_B,Lc_B)の配線抵抗を最も小さくし、次いでG,Rの順に信号供給線の配線抵抗が小さくなるように配線幅等を調整することでも同様の効果が得られる。
さらに、上記実施形態においては、RGB3色のカラーフィルタを採用する場合について説明したが、RGBC(シアン)やRGBW(白)等、4色のカラーフィルタを採用することもできる。
また、上記実施形態においては、本発明を、液晶を用いた表示装置に適用する場合について説明したが、液晶以外の電気光学物質を用いた表示装置、例えば有機ELやプラズマ放電を用いた表示装置に適用することもできる。
また、上記実施形態においては、本発明を、液晶を用いた表示装置に適用する場合について説明したが、液晶以外の電気光学物質を用いた表示装置、例えば有機ELやプラズマ放電を用いた表示装置に適用することもできる。
さらに、上記実施形態の電気光学装置は、電子機器に搭載される表示装置として用いることができる。電子機器とは具体的にはモニター、TV、ノートパソコン、PDA、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話機、携帯フォトビューワー、携帯ビデオプレイヤー、携帯DVDプレイヤー、携帯オーディオプレイヤーなどである。
1…電気光学装置、10…表示パネル、20…Yドライバ、30…ドライバIC、35…出力バッファ、40A,40B…データ線選択回路、41…スイッチング回路、42R,42G,42B…スイッチ、100…表示領域、108…コモン電極、110…画素、112…走査線、114…データ線、116…TFT、118…画素電極、120…画素容量、130…蓄積容量
Claims (7)
- 複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線と前記複数のデータ線との交差に対応して設けられた複数の画素と、を備える電気光学装置であって、
前記複数のデータ線は、所定本数毎にブロック化されており、
前記データ線の一端側に、所定の前記ブロックにそれぞれ対応して設けられ、信号供給源から入力される選択信号に基づいて自身に対応するブロックのデータ線の中から選択したデータ線に対して映像信号を供給する第1のスイッチング回路と、前記第1のスイッチング回路の配置方向に沿うように配設され、前記選択信号を前記第1のスイッチング回路に供給する第1の信号供給線とを有する第1のデータ線選択回路と、
前記データ線の他端側に、前記所定ブロック以外のブロックにそれぞれ対応して設けられ、前記選択信号に基づいて自身に対応するブロックのデータ線の中から選択したデータ線に対して映像信号を供給する第2のスイッチング回路と、前記第2のスイッチング回路の配置方向に沿うように配設され、前記選択信号を前記第2のスイッチング回路に供給する第2の信号供給線とを有する第2のデータ線選択回路と、
前記第1の信号供給線の一端と前記第2の信号供給線の一端とを接続する第3の信号供給線と、
前記第1の信号供給線の他端と前記第2の信号供給線の他端とを接続する第4の信号供給線と、を備えることを特徴とする電気光学装置。 - 前記第1及び第2のスイッチング回路は、複数のスイッチング素子からなるスイッチング素子群であり、前記第1及び第2のデータ線選択回路は、前記映像信号を選択した1本のデータ線に分配するデマルチプレクサとして機能することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
- 前記第1〜第4の信号供給線は、それぞれ複数の配線からなる配線群であり、
前記第1の信号供給線の前記一端を、前記選択信号の信号供給源の出力端に接続し、
前記第4の信号供給線の配線間距離を、前記第3の信号供給線の配線間距離の等倍以上に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。 - 前記第1の信号供給線の前記一端を、前記選択信号の信号供給源の出力端に接続し、
前記第4の信号供給線の配線幅を、前記第3の信号供給線の配線幅の10倍以下に設定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気光学装置。 - 前記第3の信号供給線および前記第4の信号供給線の少なくとも一方の比抵抗値を、前記第1の信号供給線および前記第2の信号供給線の比抵抗値の同等以下に設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電気光学装置。
- 前記複数のデータ線は、前記第1のデータ線選択回路および前記第2のデータ線選択回路にブロック毎に交互に接続されており、
前記第1の信号供給線の前記一端を、前記選択信号の信号供給源の出力端に接続し、
前記選択信号の信号供給源の最も近くに配置された前記データ線を含むブロックに属する前記データ線を、前記第2のデータ線選択回路に接続することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電気光学装置。 - 前記請求項1〜6の何れか1項に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008221025A JP2010054903A (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | 電気光学装置および電子機器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012102229A1 (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-02 | シャープ株式会社 | 表示装置およびその駆動方法 |
JP2014134685A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Japan Display Inc | 液晶表示装置 |
-
2008
- 2008-08-29 JP JP2008221025A patent/JP2010054903A/ja active Pending
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