JP2010054300A - 検相器 - Google Patents

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Abstract

【課題】2本の電線路を1台の検相器で高精度に検相する。
【解決手段】第1電線路の第1波形及び第2電線路の第2波形を少なくとも1周期分測定する波形測定部51と、測定された第1波形を同じ周期で繰り返して、第1波形の測定期間後における第1波形を推定する波形推定部53と、推定された第1波形と測定された第2波形とを比較した結果に基づいて、第1電線路と第2電線路とが同相か否かを判定する同相判定部55と、を有する検相器。
【選択図】図2

Description

本発明は、検相器に関する。
送配電線路の補修工事等では、送配電線路上の工事区間を電気的に切り離して電線路の取り替える等の工事をした後、配線ミス等を防止すべく検相器を用いて位相比較の対象とする電線路の検相を行った上で工事区間を電気的に再接続している。
例えば、特許文献1には、図7、図8に示される2台の検相器を用いた作業が開示されている。まず、図7に示される作業概要を説明すると、3相3線式の電線路2a〜2c、2a’〜2c’が碍子3a〜3c、3a’〜3c’を介して電柱1に張設される場合であって、二人の作業員が検相器10、10’を支持する絶縁棒11、11’を持って電柱1に上り、検相器10、10’の吊金具12、12’を検相対象の電線路2c、2c’に吊り下げている。そして、検相器10、10’によって電線路2c、2c’がそれぞれ充電中であることを確認した後、検相器10、10’間の無線通信によって電線路2c、2c’が同相であるか否かを確認している。尚、検相器10、10’との間は通信ケーブルで接続される形態もとられる。つぎに、図8に示される作業概要を説明すると、水平方向に3相3線式の電線路5a、5b、5cが張設される場合、図7に示される作業と同様に、二人の作業員が検相器10、10’の吊金具12、12’を検相対象の電線路5b、5cに吊り下げて、電線路5b、5cの検相を行っている。
また、特許文献2には、1台の検相器を用いて3相交流のR相、S相、T相の相回転方向を判定する仕組みが開示されている。その仕組みの概要を説明すると、検相器は遠方電界検出部と近接電界検出部とを備え、遠方電界検出部により3相それぞれの成分が混じり合った遠方電界を検出し、近接電界検出部によって3相それぞれの近接電界を検出する。そして、各相の近接電界と基準とする遠方電界との位相差を求めることで、相回転方向を検出する、としている。
実公平2−13983号公報 特開2005−121620号公報
特許文献1に開示されるように2台の検相器が必要となる場合、二人の作業者の共同作業となるので煩雑であり、また作業場所如何では安定した姿勢での作業が困難となる。また、2台の検相器との間が光ファイバケーブル等の通信ケーブルで接続される場合、検相対象とする2箇所の間の距離や配置如何では通信ケーブルの制約により検相不可となる。尚、一人の作業者が両手を使って2台の検相器を使用する作業形態も考えられるが、作業の安全性がより一層低下する。
また、特許文献2には1台の検相器で検相を行う場合が開示されるが、基準とする遠方電界は3相の成分が混じり合ったものであるため、周囲の環境条件によって遠方電界の検出精度、ひいては検相精度が低下する虞がある。また、3相交流を対象とした仕組みであるため、位相比較の対象とする電線路の配置や距離如何によっては検相不可となる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、位相比較の対象とする2本の電線路を1台の検相器で高精度に検相することである。
上記課題を解決するための主たる本発明は、第1電線路と当該第1電線路と異なる第2電線路とが同相か否かを検出する検相器であって、前記第1電線路の第1波形及び前記第2電線路の第2波形を少なくとも1周期分測定する波形測定部と、測定された前記第1波形を同じ周期で繰り返して、前記第1波形の測定期間後における前記第1波形を推定する波形推定部と、推定された前記第1波形と測定された前記第2波形とを比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定する同相判定部と、を有することを特徴とする。
尚、上記の検相器であって、測定された前記第1波形及び前記第2波形を保存する波形保存部を有し、前記波形推定部は、保存された前記第1波形を同じ周期で繰り返して、前記第1波形の測定期間後における前記第1波形を推定し、前記同相判定部は、推定された前記第1波形と保存された前記第2波形とを比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定すること、としてもよい。
上記課題を解決するための主たるその他の本発明は、第1電線路と当該第1電線路と異なる第2電線路とが同相か否かを検出する検相器であって、前記第1電線路の第1波形及び前記第2電線路の第2波形を少なくとも1周期分測定する波形測定部と、測定された前記第1波形の所定の第1時刻における第1位相と、前記第1波形の周波数と、に基づいて、測定された前記第2波形の所定の第2時刻における前記第1波形の第3位相を推定する位相推定部と、測定された前記第2波形の前記第2時刻における第2位相と、推定された前記第1波形の前記第2時刻における第3位相と、を比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定する同相判定部と、を有することを特徴とする。
尚、上記の検相器であって、測定された前記第1波形及び前記第2波形を保存する波形保存部を有し、前記位相推定部は、保存された前記第1波形の第1位相と、前記第1波形の周波数と、に基づいて、前記第1波形の第3位相を推定し、前記同相判定部は、保存された前記第2波形の第2位相と、推定された前記第1波形の第3位相と、を比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定すること、としてもよい。
また、上記の検相器であって、前記第1時刻は、前記第1波形の測定期間終了時とし、前記第2時刻は、前記第2波形の測定期間開始時とすること、としてもよい。
また、上記の検相器であって、前記第1電線路及び前記第2電線路は、開閉器を介して接続される3相3線式電線路のいずれか1相の電線路であること、としてもよい。
また、上記の検相器であって、前記第1電線路及び前記第2電線路は、3相3線式電線路のいずれか2相の電線路であり、前記同相判定部の判定結果に基づいて、前記3相3線式電線路の相回転方向を検出する相回転方向検出部を有すること、としてもよい。
その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、2本の電線路を1台の検相器で高精度に検相することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
<<<検相器を用いた作業事例>>>
図1は、本発明の実施の形態に係る検相器を用いた作業事例を説明する。
同図に示す作業事例では、変電所30aから延設される3相(R相、S相、T相)3線式の電線路33aと、変電所30bから延設される3相(R相、S相、T相)3線式の電線路33bと、が開閉器32を介して接続されている場合、間接活線工法の絶縁棒60の一端に支持された1台の検相器50を使用して、開閉器32を介して接続される電線路33aと電線路33bとが同相であるか否かをR相、S相、T相毎に判定する検相を行う場合とする。例えば、電線路33bの改修工事が行われた場合、電線路33bの3相の順番が工事ミスによって入れ替わっていないか否かを確認するための作業として実施される。
具体的には、開閉器32を遮断した状態で、例えば、T相の電線路33a上における検相点Aに、作業者が絶縁棒60を操作して検相器50の先端部を接触させることで、検相点Aの波形(本願請求項の第1波形)を測定する。つぎに、T相の電線路33b上における検相点Bに、作業者が絶縁棒60を操作して検相器50の先端部を接触させることで、検相点Bの波形(本願請求項の第2波形)を測定する。ここで、検相点A、Bの各波形の測定時期がずれている為、検相点Aの波形に基づいて、検相点Bの波形の測定時期まで拡張した検相点Aの波形を推定し、その推定した検相点Aの波形と検相点Bの波形との位相差を算定することで、T相の電線路33a、33bが同相か否かを判定する。尚、R相、S相それぞれの電線路33a、33b間の同相か否かの判定も同様に行う。そして、3相各相の電線路33a、33bが同相と判定された場合には、開閉器32を投入して作業を終了することになる。
<<<検相器の構成・動作>>>
図2は、検相器50の構成を示した図である。同図に示す検相器50は、波形測定部51、波形保存部52、波形推定部53、位相差検出部54、同相判定部55、相回転方向検出部56、通知部57を有する。尚、波形推定部53、位相差検出部54、同相判定部55、相回転方向検出部56とともに、それぞれIC(Integrated Circuit)として実現してもよいし、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等のソフトウェアとして実現してもよい。
波形測定部51は、電線路33aの検相点Aの波形Aと電線路33bの検相点Bの波形Bとを測定する。波形測定部51は、例えば、先端部としての電線路33a、33bに吊り下げる吊金具又は電線路33a、33bに直接的に接触させる接触金具と、コンデンサ(不図示)と、を備え、先端部を介して電線路33a、33bに充電された相電圧を当該コンデンサに誘起させて測定する仕組みを採用する。尚、波形測定部51は、電線路33a、33bの相電圧を一次側電圧とした計器用変圧器を用いてその二次側電圧を検出する仕組み等を採用してもよい。
また、波形測定部51は、測定開始又は終了を指定する釦を外部インタフェースとして具備してもよい。さらに、波形測定部51は、アナログデジタル変換器(不図示)を具備し、測定されたアナログ波形データを当該アナログデジタル変換器によって所定のサンプリング周波数に基づきサンプリングしたデジタル波形データに変換し、波形保存部52に送出する。
波形保存部52は、波形測定部51により測定された検相点A、Bの波形A、Bを測定時期に応じて時系列に保存(記憶又は記録)する。波形保存部52は、例えば、RAMやハードディスク等を採用することができる。尚、波形保存部52は、測定した検相点A、Bの波形A、Bを保存するか否かの指定をするための釦を具備してもよい。当該釦によって、例えば、測定が上手くいった検相点A、Bの波形A、Bのみを保存することができる。
波形推定部53は、波形保存部52に保存された検相点Aの波形Aに基づいて、検相点Aの測定期間後における検相点Aの波形A’を推定する。例えば、図3に示されるように、時刻T0から時刻T1までの測定期間内で検相点Aの少なくとも1周期分の波形Aが測定され、時刻T1より後の時刻T2から時刻T3までの測定期間内で検相点Bの波形Bが測定される場合とする。この場合、波形推定部53は、時刻T0から時刻T1までの測定期間内での検相点Aの波形Aを同一周期で繰り返すことで、時刻T0から時刻T1までの測定期間内の波形Aを仮想的に拡張し、時刻T1以降の検相点Aの波形A’を推定する。
尚、波形推定部53は、波形測定部51により測定された検相点A、Bの波形A、Bに基づいて、検相点Aの測定期間後における検相点Aの波形A’を推定するようにしてもよい。但し、波形保存部52を導入することで、検相点Aの波形Aの測定後に手間取り、検相点Aの測定期間終了時の時刻T1から検相点Bの測定期間開始時の時刻T2までの時間が長期化することになったとしても、時刻T1以降の検相点Aの波形を容易に推定することができる。
位相差検出部54は、波形推定部53により推定された検相点Aの波形A’と波形保存部52に保存された検相点Bの波形Bとを比較して、両波形の位相差φを検出する。
例えば、図3に示されるように、位相差検出部54は、検相点Bの波形Bの測定期間開始時T2における波形Aの位相θa(T2)及び波形Bの位相θb(T2)を波形保存部52より各々取得し、両位相の差により位相差φ(=θa(T2)−θb(T2))を検出する。尚、波形A及び波形Bの位相比較を行う時刻は、波形Bの測定期間開始時T2に限られず、波形Bの測定期間内の任意の時刻でよい。ただし、波形Bの測定期間開始時T2とすることで、位相差検出部54は、波形Bを保存してから波形A’が推定された後、速やかに両波形A、Bの位相比較を行うことができる。
同相判定部55は、位相差検出部54によって検出された位相差φを所定の閾値と比較し、位相差φが所定の閾値を下回る場合には電線路33a、33bは同相と判定し、位相差φが所定の閾値を上回る場合には電線路33a、33bは異相と判定する。尚、図4には、位相差φが0°のために同相と判定される検相点Bの波形B1と、位相差φが180°のために異相と判定される検相点Bの波形B2と、が示される。
相回転方向検出部56は、例えば、電線路33aの3相中2相の組み合わせ(R相とS相、S相とT相、T相とR相)毎に位相差検出部54によって位相差φを検出し、検出された各位相差φを比較することで、電線路33aの相回転方向を検出する。尚、電線路33bの相回転方向の検出も同様に行うことができる。また、相回転方向検出部56は、電線路33a及び電線路33b各々の相回転方向の検出結果に基づいて、電線路33aと電線路33bの相回転方向とが同一であるか否かの判定を行うようにしてもよい。
通知部57は、同相判定部55の判定結果と、相回転方向検出部56の検出結果と、を外部通知する。尚、外部通知とは、例えば、表示ランプによる点灯・点滅表示、スピーカからの音声メッセージの再生等を採用することができる。
以上のような検相器50によれば、位相比較の対象とする2本の電線路を1台の検相器50で検相することができるようになったため、一人の作業者によって検相作業を行うことが可能となり、検相作業の効率化と検相作業の安全性の向上が図られる。また、検相器50の先端部を2本の電線路に接触することで2本の電線路に充電された相電圧を直接的に測定し、これらの測定結果のみを利用して検相を行う仕組みとするため、検相精度が向上する。
さらに、2本の電線路が同相か否かの判定に加えて、3相3線式電線路の相回転方向(例えば、R相→S相→T相)の検出も併せて行うことができる。具体的には、相回転方向検出部56によって、電線路33aの3相中2相間の組み合わせ毎に位相差検出部54によって位相差φを検出し、検出された各位相差φを比較することで、電線路33aの相回転方向を検出することができる。また、電線路33bの相回転方向の検出も同様に行うことができるので、これらの結果を用いることで、電線路33aと電線路33bの相回転方向が一致しているか否かの判定も行うことができる。
<<<その他の実施形態>>>
図5は、本発明のその他の実施形態に係る検相器70の構成を示した図である。尚、検相器70は、図2に示した検相器50と相違する点は、波形推定部53が位相推定部72に置き換わった点と、位相差検出部54、74の機能が若干異なるのみである。そこで、以下では、位相推定部72、位相差検出部74について説明し、その他の構成要素については図2に示したものと同一の符号を付して説明を省略する。
位相推定部73は、波形保存部52に保存された少なくとも1周期分の検相点Aの波形Aに基づいて、この検相点Aの波形Aの測定期間のうち任意の時刻tpにおける位相θa(tp)を特定する。そして、位相推定部73は、位相θa(tp)と、波形Aの周波数、とに基づいて、波形保存部52に保存された少なくとも1周期分の検相点Bの波形Bの測定期間内の任意の時刻tqにおける波形Aの位相θa’(tq)を推定し、位相差検出部74に出力する。
例えば、波形Aが60Hz、時刻tpの波形Aの位相θa(tp)が“90°”、時刻tpから時刻tqまでの時間が“5分(1÷720)秒”とすれば、“90°+(1÷720)÷(1÷60)×360°”により、時刻Tqの波形A’の位相θa(tq)は“120°”と推定される。尚、図6には、位相θa(tp)より位相θa’(tq)が直接的に推定されることを模式的に示している。
位相差検出部74は、位相推定部73から波形Aの位相θa’(tq)が入力されるとともに、波形保存部52に保存された波形Bより時刻tqにおける位相θb(tq)を取得する。そして、位相差検出部74は、両位相θa’(tq)、θb(tq)の差を求めることで、位相差φ(=θa’(tq)−θb(tq))を検出する。
以上のように、時刻T1以後の波形Aそのものを推定せずに(波形Aを拡張せずに)、時刻tpにおける波形Aの位相θa(tp)より時刻tqにおける波形Aの位相θa(tq)を直接的に推定することにより、波形保存部52の保存量が抑えられるとともに、両波形A、Bの位相比較を高速に行うことができる。
尚、時刻tpは波形保存部52に保存された波形Aの測定期間終了時T1とし、時刻tqは波形保存部52に保存された波形Bの測定期間開始時T2とすることが好ましい。これにより、位相差検出部74が両波形A、Bの位相を高速に取得することが可能となり、その後の位相差検出や同相か否かの判定が高速に行えるようになる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の実施の形態に係る検相の事例を示した図である。 本発明の実施の形態に係る検相器の構成を示した図である。 本発明の実施の形態に係る波形推定部の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る同相判定部の動作を説明するための図である。 本発明のその他の実施の形態に係る検相器の構成を示した図である。 本発明のその他の実施の形態に係る位相推定部の動作を説明するための図である。 従来の検相器の使用事例を示した図である。 従来の検相器のその他の使用事例を示した図である。
符号の説明
32 開閉器
50、70 検相器
51 波形測定部
52 波形保存部
53 波形推定部
54、74 位相差検出部
55 同相判定部
56 相回転方向検出部
72 位相推定部

Claims (7)

  1. 第1電線路と当該第1電線路と異なる第2電線路とが同相か否かを検出する検相器であって、
    前記第1電線路の第1波形及び前記第2電線路の第2波形を少なくとも1周期分測定する波形測定部と、
    測定された前記第1波形を同じ周期で繰り返して、前記第1波形の測定期間後における前記第1波形を推定する波形推定部と、
    推定された前記第1波形と測定された前記第2波形とを比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定する同相判定部と、
    を有することを特徴とする検相器。
  2. 請求項1に記載の検相器であって、
    測定された前記第1波形及び前記第2波形を保存する波形保存部を有し、
    前記波形推定部は、保存された前記第1波形を同じ周期で繰り返して、前記第1波形の測定期間後における前記第1波形を推定し、
    前記同相判定部は、推定された前記第1波形と保存された前記第2波形とを比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定すること、
    を特徴とする検相器。
  3. 第1電線路と当該第1電線路と異なる第2電線路とが同相か否かを検出する検相器であって、
    前記第1電線路の第1波形及び前記第2電線路の第2波形を少なくとも1周期分測定する波形測定部と、
    測定された前記第1波形の所定の第1時刻における第1位相と、前記第1波形の周波数と、に基づいて、測定された前記第2波形の所定の第2時刻における前記第1波形の第3位相を推定する位相推定部と、
    測定された前記第2波形の前記第2時刻における第2位相と、推定された前記第1波形の前記第2時刻における第3位相と、を比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定する同相判定部と、
    を有することを特徴とする検相器。
  4. 請求項3に記載の検相器であって、
    測定された前記第1波形及び前記第2波形を保存する波形保存部を有し、
    前記位相推定部は、保存された前記第1波形の第1位相と、前記第1波形の周波数と、に基づいて、前記第1波形の第3位相を推定し、
    前記同相判定部は、保存された前記第2波形の第2位相と、推定された前記第1波形の第3位相と、を比較した結果に基づいて、前記第1電線路と前記第2電線路とが同相か否かを判定すること、
    を特徴とする検相器。
  5. 請求項3又は4に記載の検相器であって、
    前記第1時刻は、前記第1波形の測定期間終了時とし、
    前記第2時刻は、前記第2波形の測定期間開始時とすること、
    を特徴とする検相器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検相器であって、
    前記第1電線路及び前記第2電線路は、開閉器を介して接続される3相3線式電線路のいずれか1相の電線路であること、
    を特徴とする検相器。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検相器であって、
    前記第1電線路及び前記第2電線路は、3相3線式電線路のいずれか2相の電線路であり、
    前記同相判定部の判定結果に基づいて、前記3相3線式電線路の相回転方向を検出する相回転方向検出部を有すること、
    を特徴とする検相器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016200448A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 株式会社カスタム ハンディタイプの検相・検電器

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