JP2007114190A - 漏洩電流抵抗分検出方法及びその装置 - Google Patents

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【課題】漏洩電流の抵抗分を算出する抵抗分演算処理部を簡素化させ、かつ、廉価とした漏洩電流抵抗分検出装置を提供することにある。
【解決手段】漏洩電流io のピーク値iopをホールドするピークホールド回路31と、ホールドしたピーク値を電流デジタル信号iopd に変換する変換器32と、漏洩電流をパルス化するコンパレータ回路33とを設ける。さらに、線間電圧Vをパルス化するコンパレータ回路34と、電流デジタル信号iopd を√2で除して漏洩電流io の実効値Io を算出する実効値算出部362と、線間電圧のパルスPvと漏洩電流のパルスPiとから、これらの立ち上がり時のずれ時間Tをカウントする位相差算出部363と、漏洩電流の抵抗分Igr=Io ・cos(360°・T・f)(但し、f:線間電圧の周波数)を演算する抵抗分算出部364との各機能を備えた抵抗分演算処理部360とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、一端もしくは中性点が接地された単相電路、または、一相が接地された三相電路で検出された線間電圧と検出された漏洩電流とから、漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出方法及びその装置に関するものである。
漏洩電流の成分は抵抗分とリアクタンス分とからなり、火災等の危険を招くものは抵抗分による漏洩電流であるので、電路の安全を監視するには漏洩電流の抵抗分を検出する必要がある。そこで、この抵抗分を算出して警報、表示させることが、例えば、特許文献1に示されている。
図2は漏洩電流の抵抗分を検出する従来の漏洩電流抵抗分検出装置を単相電路に適用した結線図、図3は漏洩電流の抵抗分を検出する従来の漏洩電流抵抗分検出装置を三相電路に適用した結線図、図4は単相電路または三相電路に適用した従来の漏洩電流抵抗分検出装置を示すブロック図である。この漏洩電流抵抗分検出装置は、本発明者が従来から実施していたものである。
電路としては、例えば図2に示すように、一端が接地された単相変圧器1Aに接続された線路2Aa,2Abからなる単相電路2A、いわゆる単相2線の1線接地電路である。または、例えば一相(R,S,T相のS相)が接地された三相変圧器1Bに接続された線路2BR,2BS,2BT からなる三相電路2B、いわゆる三相3線の△結線の一相接地電路である。
漏洩電流抵抗分検出装置3A′,3B′は、電圧用A/D変換器34と電流用A/D変換器35とパソコン36′とをそれぞれ備えている。
線間電圧Vは、単相2線の1線接地電路の場合、線路2Aa,2Ab間電圧を適宜に分圧して検出されたものであり、三相3線の△結線の一相接地電路の場合、接地されていない相の線路2BR ,2BT 間電圧を適宜に分圧して検出されたものであり、電圧用A/D変換器34により、電圧デジタル信号Vd に変換されてパソコン36′に入力されている。
漏洩電流io は、接地線5を貫通して配設された漏洩電流検出用の零相変流器4Aまたは4Bにより検出されており、電流用A/D変換器35により、電流デジタル信号iod′に変換されてパソコン36′に入力されている。
パソコン36′は、変換された電流デジタル信号iod′から、漏洩電流io のデジタルピーク値iodp′を算出するピーク値算出部361′と、このピーク値iodp′を√2で除して漏洩電流io の実効値Io ′を算出する実効値算出部362′と、電圧デジタル信号Vd′と電流デジタル信号iod′とから、線間電圧Vと漏洩電流io との位相差θを算出する位相差算出部363′と、実効値Io′及び位相差θから、漏洩電流の抵抗分Igr′を演算する抵抗分算出部364′との各機能を備えた抵抗分演算処理部360′を有し、また、算出された漏洩電流の抵抗分Igr′を表示する表示部365を備えている。なお、抵抗分演算処理部360′はパソコン36′の中央処理装置(CPU)からなり、また、またパソコン36′には、上記処理する際には、各処理を行うソフトウェア及びその信号が記憶される記憶部(図示せず)が設けられている。
抵抗分算出部364′では、単相2線の1線接地電路の場合、漏洩電流の抵抗分Igr′=Io′cosθを演算する。また、三相3線の△結線の一相接地電路のR相で漏電が発生した場合、VR :R相の対地電圧、VT :T相の対地電圧、VR+T :VR とVT との合成電圧、VRT(V):線路1BR ,1BT の線間電圧、icoR :R相の対地静電容量による漏洩電流、icoT :T相の対地静電容量による漏洩電流、ico :漏洩電流icoR と漏洩電流icoT との合成電流、igro :合成電圧VR+T と同相の漏洩電流io の抵抗分とすると、そのベクトル図は図5に示すようになり、この図よりigro=io sin(180°−θ)となり、また、IgrR′=1/cos30°・igro =1/cos30°・io sin(180°−θ)となる。ここで、漏洩電流io から算出した実効値Io′を用いて、漏洩電流の抵抗分(漏洩電流のR相抵抗分)Igr′(IgrR′)=1/cos30°・Io′sin(180°−θ)=1/cos30°・Io′sinθを演算する。
特開平6−43196号公報
漏洩電流の抵抗分を検出する従来の漏洩電流抵抗分検出装置では、脈流となっている漏洩電流io の電流デジタル信号iod′をサンプリングする毎にピーク値算出部361′で比較する必要があり、このように漏洩電流io のピーク値iodp ′を算出する処理を頻繁に行う必要があるために、抵抗分演算処理部330の負担が大きく、また、その処理を行うソフトウェアが複雑になるという問題が生じる。
本発明の目的は、漏洩電流の抵抗分の算出を簡素化させた漏洩電流抵抗分検出方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、漏洩電流の抵抗分を算出する抵抗分演算処理部を簡素化させ、かつ、廉価とした漏洩電流抵抗分検出装置を提供することにある。
第1の発明は、一端または中性点が接地された単相電路で検出された線間電圧と検出された漏洩電流とから、漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出方法を対象とし、漏洩電流のピーク値をホールドし、ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換し、漏洩電流の電流波形及び線間電圧の電圧波形をそれぞれパルス化し、電流デジタル信号を√2で除して漏洩電流の実効値を算出し、線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントし、Igr=Io cos(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)の式から、漏洩電流の抵抗分Igrを検出するようにしたものである。
第2の発明は、一相が接地された三相電路で検出された、接地されていない相の線間電圧と検出された漏洩電流とから、漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出方法を対象とし、漏洩電流のピーク値をホールドし、ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換し、漏洩電流の電流波形及び線間電圧の電圧波形をそれぞれパルス化し、電流デジタル信号を√2で除して漏洩電流の実効値を算出し、線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントし、Igr=1/cos30°・Io sin(180°−360°・T・f)=1/cos30°・Io sin(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)の式から、漏洩電流の抵抗分Igrを検出するようにしたものである。
第3の発明は、一端または中性点が接地された単相電路で検出された線間電圧と検出された漏洩電流とから、漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出装置を対象とし、漏洩電流のピーク値をホールドするピークホールド回路と、ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換する電流用A/D変換器と、漏洩電流の電流波形をパルス化する電流用コンパレータ回路と、線間電圧の電圧波形をパルス化する電圧用コンパレータ回路と、電流デジタル信号を√2で除して漏洩電流の実効値を算出する実効値算出部と、線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントする位相差算出部と、Igr=Io cos(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)を演算する抵抗分算出部との各機能を備えた抵抗分演算処理部とを備えて漏洩電流の抵抗分Igrを検出するようにしたものである。
第4の発明は、一相が接地された三相電路で検出された、接地されていない相の線間電圧と検出された漏洩電流とから、漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出装置を対象とし、漏洩電流のピーク値をホールドするピークホールド回路と、ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換する電流用A/D変換器と、漏洩電流の電流波形をパルス化する電流用コンパレータ回路と、間電圧の電圧波形をパルス化する電圧用コンパレータ回路と、電流デジタル信号を√2で除して漏洩電流の実効値を算出する実効値算出部と、線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントする位相差算出部と、Igr=1/cos30°・Io sin(180°−360°・T・f)=1/cos30°・Io sin(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)を演算する抵抗分算出部との各機能を備えた抵抗分演算処理部とを備えて漏洩電流の抵抗分Igrを検出するようにしたものである。
以上のように、第1の発明によれば、一端または中性点が接地された単相電路で検出された漏洩電流のピーク値を算出する処理をなくしたので、その処理を行う抵抗分演算処理部のソフトウェアを簡素化させて漏洩電流の抵抗分を検出することができる。
以上のように、第2の発明によれば、一相が接地された三相電路で検出された漏洩電流のピーク値を算出する処理をなくしたので、その処理を行う抵抗分演算処理部のソフトウェアを簡素化させて漏洩電流の抵抗分を検出することができる。
第3の発明によれば、一端または中性点が接地された単相電路で検出された漏洩電流のピーク値を算出する処理をなくしたので、抵抗分演算処理部の負担を大きく軽減させることができ、また、その処理を行う抵抗分演算処理部のソフトウェアを簡素化させることができると共に、コスト低減を図ることができる。さらに、A/D変換器を減らしたので、コスト低減を図ることができる。
第4の発明によれば、一相が接地された三相電路で検出された漏洩電流のピーク値を算出する処理をなくしたので、抵抗分演算処理部の負担を大きく軽減させることができ、また、その処理を行う抵抗分演算処理部のソフトウェアを簡素化させることができると共に、コスト低減を図ることができる。さらに、A/D変換器を減らしたので、コスト低減を図ることができる。
図1は単相電路または三相電路に適用した本発明に係る漏洩電流抵抗分検出方法を実施する装置の一実施形態を示すブロック図である。電路としては、図2に示した単相2線の1線接地電路であり、また、図3に示した三相3線の△結線の一相接地電路である。
漏洩電流抵抗分検出装置3は、ピークホールド回路31と、電流用A/D変換器32と、電流用コンパレータ回路33と、電圧用コンパレータ回路34と、パソコン36とを備えている。
線間電圧Vは、単相2線の1線接地電路の場合、図2に示した線路2Aa,2Ab間電圧であり、また、三相3線の△結線の一相接地電路の場合、図3に示した線路1BR ,1BT 間電圧であり、電圧用コンパレータ回路34により電圧波形がパルス化され、そのパルスPvがパソコン36に入力されている。
漏洩電流io は、ピークホールド回路31により、そのピーク値iopがホールドされ、ホールドされたピーク値が電流用A/D変換器32により電流デジタル信号iopd に変換されてパソコン36に入力されている。また、電流用コンパレータ回路33により電流波形がパルス化され、そのパルスPi がパソコン36に入力されている。
パソコン36は、変換された電流デジタル信号iopd を√2で除して漏洩電流io の実効値Io を算出する実効値算出部362と、パルスPvとパルスPiとから、これらの立ち上がり時のずれ時間Tをカウントして線間電圧Vと漏洩電流io との位相差とする位相差算出部363と、実効値Io 及びずれ時間Tから、漏洩電流の抵抗分Igrを演算する抵抗分算出部364との各機能を備えた抵抗分演算処理部360を有し、また、算出された漏洩電流の抵抗分Igrを表示する表示部365を備えている。
このような構成において、パソコン36の抵抗分演算処理部360では、電流デジタル信号iopd が実効値算出部362に入力されると、漏洩電流io の実効値Io が算出される。一方、パルスPvとパルスPiとが位相差算出部363に入力されると、ずれ時間Tが算出される。この漏洩電流io の実効値Io とずれ時間Tとが抵抗分算出部364に入力されると、漏洩電流io の抵抗分Igrが算出される。この抵抗分Igrが表示部365に入力されると、漏洩電流抵抗分が表示される。
抵抗分算出部364では、単相2線の1線接地電路の場合、漏洩電流の抵抗分Igr=Io cos(360°・T・f)を演算する。また、三相3線の△結線の一相接地電路のR相で漏電が発生した場合、漏洩電流の抵抗分(漏洩電流のR相抵抗分)Igr(IgrR)=1/cos30°・Io sin(180°−360°・T・f)=1/cos30°・Io sin(360°・T・f)を演算する。
上記実施形態においては、漏洩電流io を接地線5に配設した零相変流器4Aまたは4Bにより検出するようにしたが、零相変流器4Aまたは4Bを線路2Aa,2Abまたは線路1BR,1BS,1BT を一括して貫通させて配設するようにしてもよい。
また上記実施形態においては、本発明に係る漏洩電流抵抗分検出方法及び装置を適用する電路として、中性点が接地された単相電路でもよい。
単相電路または三相電路に適用した本発明に係る漏洩電流抵抗分検出方法を実施する装置の一実施形態を示すブロック図である。 漏洩電流の抵抗分を検出する従来の漏洩電流抵抗分検出装置を単相電路に適用した結線図である。 漏洩電流の抵抗分を検出する従来の漏洩電流抵抗分検出装置を三相電路に適用した結線図である。 単相電路または三相電路に適用した従来の漏洩電流抵抗分検出装置を示すブロック図である。 三相3線の△結線の一相接地電路のR相で漏電が発生した場合の電圧及び漏洩電流のベクトル図である。
符号の説明
31 ピークホールド回路
32 電流用A/D変換器
33 電流用コンパレータ回路
34 電圧用コンパレータ回路
360 抵抗分演算処理部
362 実効値算出部
363 位相差算出部
364 抵抗分算出部

Claims (4)

  1. 一端または中性点が接地された単相電路で検出された線間電圧と検出された漏洩電流とから、前記漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出方法において、
    前記漏洩電流のピーク値をホールドし、ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換し、
    前記漏洩電流の電流波形及び前記線間電圧の電圧波形をそれぞれパルス化し、
    前記電流デジタル信号を√2で除して前記漏洩電流の実効値を算出し、
    前記線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと前記漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントし、
    Igr=Io cos(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)の式から、前記漏洩電流の抵抗分Igrを検出する漏洩電流抵抗分検出方法。
  2. 一相が接地された三相電路で検出された、前記接地されていない相の線間電圧と検出された漏洩電流とから、前記漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出方法において、
    前記漏洩電流のピーク値をホールドし、ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換し、
    前記漏洩電流の電流波形及び前記線間電圧の電圧波形をそれぞれパルス化し、
    前記電流デジタル信号を√2で除して前記漏洩電流の実効値を算出し、
    前記線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと前記漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントし、
    Igr=1/cos30°・Io sin(180°−360°・T・f)=1/cos30°・Io sin(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)の式から、前記漏洩電流の抵抗分Igrを検出する漏洩電流抵抗分検出方法。
  3. 一端または中性点が接地された単相電路で検出された線間電圧と検出された漏洩電流とから、前記漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出装置において、
    前記漏洩電流のピーク値をホールドするピークホールド回路と、
    前記ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換する電流用A/D変換器と、
    前記漏洩電流の電流波形をパルス化する電流用コンパレータ回路と、
    前記線間電圧の電圧波形をパルス化する電圧用コンパレータ回路と、
    前記電流デジタル信号を√2で除して前記漏洩電流の実効値を算出する実効値算出部と、前記線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと前記漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントする位相差算出部と、Igr=Io cos(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)を演算する抵抗分算出部との各機能を備えた抵抗分演算処理部とを備えて漏洩電流の抵抗分Igrを検出する漏洩電流抵抗分検出装置。
  4. 一相が接地された三相電路で検出された、前記接地されていない相の線間電圧と検出された漏洩電流とから、前記漏洩電流の抵抗分を検出する漏洩電流抵抗分検出装置において、
    前記漏洩電流のピーク値をホールドするピークホールド回路と、
    前記ホールドしたピーク値を電流デジタル信号に変換する電流用A/D変換器と、
    前記漏洩電流の電流波形をパルス化する電流用コンパレータ回路と、
    前記線間電圧の電圧波形をパルス化する電圧用コンパレータ回路と、
    前記電流デジタル信号を√2で除して前記漏洩電流の実効値を算出する実効値算出部と、前記線間電圧の電圧波形をパルス化したパルスと前記漏洩電流の電流波形をパルス化したパルスとから、これらの立ち上がり時のずれ時間をカウントする位相差算出部と、Igr=1/cos30°・Io sin(180°−360°・T・f)=1/cos30°・Io sin(360°・T・f)(但し、Io :漏洩電流の実効値、T:ずれ時間、f:線間電圧の周波数)を演算する抵抗分算出部との各機能を備えた抵抗分演算処理部とを備えて漏洩電流の抵抗分Igrを検出する漏洩電流抵抗分検出装置。
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