JP2010053249A - ゴム組成物および空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物および空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】サイドウォール部用として用いた際、添加剤による変色を抑制し、かつ光沢を付与でき、製造工程の諸条件に左右されずに白変を効果的に防止し得るゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤの提供。
【解決手段】(A)天然ゴムおよびジエン系合成ゴムから選択される少なくとも一種のゴム成分に対し、(B)式(I)、他で表される非イオン系界面活性剤から選択される少なくとも一種、および(C)前記ゴム成分(A)との溶解パラメーター(SP値)の差が、1(cal/cm3)0.5以下であるタッキファイヤーを各々特定の量で配合する。
Figure 2010053249

【選択図】なし

Description

本発明は、ゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤに関し、より詳しくは、サイドウォール用ゴム組成物に採用した際、サイドウォールにおける白変の発生を効果的に抑制するゴム組成物に関する。
天然ゴムやジエン系合成ゴムを原料としたゴム組成物は、自動車用タイヤなどのゴム製品に多く利用されている。このようなゴム製品は、オゾンの存在下で劣化が進行してクラックが生じたりするおそれがある。たとえば、老化防止剤やワックスなどの添加剤は、オゾン存在下でのクラックの発生やその進行を抑制するために用いられるが、これらはゴム成分等のポリマー基質を通って短期間のうちにゴム表面に移行しやすいため、変色が生じたり、光沢が失われたりするおそれがある。
こうしたなか、特許文献1には、ポリオキシエチレンエーテル型非イオン系界面活性剤を配合することにより、添加剤による変色を抑制したゴム組成物が開示されている。また特許文献2には、さらに特許文献1とは別異の非イオン系界面活性剤を配合することにより、こうした添加剤に起因する変色の発生を抑制するだけでなく、優れた光沢をも付与するゴム組成物が開示されている。
一方、自動車用タイヤに用いられるゴム組成物は、過酷な使用条件にも耐えうる耐候性や耐老化性などが要求されるほか、外観も重要視される傾向にあり、特に外部から視認されやすいタイヤのサイドウォール部に用いられるゴム組成物には、このような特性が付与されたものが強く望まれる。
特開平5−194790号公報 特開2004−307812号公報
しかしながら、たとえば特許文献2に記載のゴム組成物をタイヤ用ゴム部材として用いると、製造工程中、特に加硫後の冷却工程の条件によっては、ゴム表面に凹凸が生じてその表面が白変する可能性がある。これは、界面活性剤や、ゴム成分に粘着性を付与するため添加されるタッキファイヤーなる粘着付与剤が、増加したゴム難溶成分としてブルームすることによるものと考えられる。このような白変は、特にゴム組成物にワックスを添加した場合、より顕著となるおそれがある。
したがって、添加剤に起因する変色の抑制効果に優れ、かつ良好な光沢を付与することのできる該ゴム組成物であっても、製造工程における諸条件によって発生し得る白変を抑制する観点からは、依然として改良の余地が残されている。
そこで、本発明は、タイヤ用ゴム組成物、特にサイドウォール部材として用いた際、添加剤による変色を抑制し、かつ光沢を付与できるだけでなく、製造工程の諸条件に左右されずに白変を効果的に防止し得るゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的としている。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、ゴム成分に特定の非イオン系界面活性剤と、特定の溶解パラメーター(SP値)を有するタッキファイヤーを配合することで、冷却温度や冷却時間などの諸条件に左右されることなく白変を充分に抑制し得るゴム組成物を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のゴム組成物は、
(A)天然ゴムおよびジエン系合成ゴムから選択される少なくとも一種のゴム成分100質量部に対し、(B)式(I)で表される非イオン系界面活性剤(b−1)、式(II)で表される非イオン系界面活性剤(b−2)、および式(III)で表される非イオン系界面活性剤(b−3)から選択される少なくとも一種の非イオン系界面活性剤を0.1〜10質量部、(C)前記ゴム成分(A)との溶解パラメーター(SP値)の差が、1(cal/cm3)0.5以下であるタッキファイヤーを0.1〜5.0質量部の量で配合してなることを特徴とする。
Figure 2010053249
Figure 2010053249
(式(I)および式(II)中、R1は、それぞれ独立して炭素数15〜24のアルキル基またはアルケニル基を示し、該アルキル基およびアルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状および環状のいずれであってもよい。l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜10を示す。);
2-O(CH2CH2O)pH ・・・ (III)
(式(III)中、R2は、炭素数15〜24のアルキル基またはアルケニル基を示し、該アルキル基およびアルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状および環状のいずれであってもよい。pは1〜10を示す。)。
前記タッキファイヤーは、式(IV)で表される繰り返し単位を有する、重量平均分子量1,000〜100,000の炭化水素系化合物であるのが望ましい。
Figure 2010053249
本発明のゴム組成物は、前記非イオン系界面活性剤(B)が、前記非イオン系界面活性剤(b−1)の少なくとも一種と、前記非イオン系界面活性剤(b−2)の少なくとも一種とであるのが好ましい。
また、前記非イオン系界面活性剤(B)の親水性と親油性とのバランス値(HLB値)が、2〜19であるのが好ましく、特に非イオン系界面活性剤(b−1)のHLB値が、8〜10であるのが好ましい。
前記非イオン系界面活性剤(b−1)において、前記式(I)中のl、mおよびnは6以上であるのが好ましく、l、mおよびnが6であるのがより好ましい。また、前記式(I)中のR1が炭素数18のアルキル基またはアルケニル基であるのが好ましい。
前記非イオン系界面活性剤(b−2)において、前記式(II)中のl、mおよびnが6以上であるのが好ましく、l、mおよびnが6であるのがより好ましい。また、前記式(II)中のR1が炭素数18のアルキル基またはアルケニル基であるのが好ましい。
さらに、前記非イオン系界面活性剤(b−2)のHLB値が、8〜10であるのが好ましい。
また、前記非イオン系界面活性剤(b−3)において、前記式(III)中のpが4以上であるのが好ましく、pが4であるのがより好ましい。また、前記式(III)中のR2が炭素数18のアルキル基またはアルケニル基であるのが好ましい。
さらに、前記非イオン系界面活性剤(b−3)のHLB値が、8〜10であるのが好ましい。
前記ゴム組成物は、さらに、ワックス(D)を配合してなるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物をゴム部材に適用することを特徴とし、前記ゴム部材は、サイドウォールであるのが好ましい。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分(A)に特定の非イオン系界面活性剤(B)とともに特定の溶解パラメーター(SP値)を有するタッキファイヤー(C)を各々特定の量で配合してなるものであるため、ゴム成分(A)とタッキファイヤー(C)との分離を抑制して良好な相溶性を発揮するので、タッキファイヤー(C)のゴム表面への析出を効果的に抑制することができる。
したがって、たとえばタイヤの製造工程中における加硫後の冷却温度や冷却時間によっても、その相溶性の変動を抑制することができるので、白変の発生を効果的に防止することが可能となり、製造工程における諸条件に影響されることなく、外観の美感に優れた空気入りタイヤを実現できる。特にワックスを配合した場合、その効果を最大限発揮させることができる。
本発明のゴム組成物は、
(A)天然ゴムおよびジエン系合成ゴムから選択される少なくとも一種のゴム成分100質量部に対し、(B)式(I)で表される非イオン系界面活性剤(b−1)、式(II)で表される非イオン系界面活性剤(b−2)、および式(III)で表される非イオン系界面活性剤(b−3)から選択される少なくとも一種の非イオン系界面活性剤を0.1〜10質量部、(C)前記ゴム成分(A)との溶解パラメーター(SP値)の差が、1(cal/cm3)0.5以下であるタッキファイヤーを0.1〜5.0質量部の量で配合してなることを特徴としている。
なお、本明細書において、SP値とは、Fedors法よって算出される値を意味する。
[ゴム成分(A)]
本発明のゴム組成物に用いるゴム成分(A)としては、天然ゴムおよびジエン系合成ゴムが挙げられ、該ジエン系合成ゴムとしては、イソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレン-ブタジエン共重合体ゴム(SBR)等が挙げられる。これらゴム成分は、1種単独で用いても2種以上をブレンドして用いてもよい。上記ゴム成分(A)は、たとえば本発明のゴム組成物を空気入りタイヤに用いる場合、適用されるゴム部材によって変動し得るが、通常SP値8.0〜9.0のゴム成分(A)が好適である。具体的には、天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)が挙げられる。なお、ゴム成分(A)のSP値とは、加硫前のゴム成分(A)についてFedors法よって算出される値であり、上記各成分固有の値である。2種以上をブレンドした場合におけるゴム成分(A)のSP値は、各々成分単独のSP値に配合割合(ゴム成分全量を1とした場合の値)を乗じ、これらを加算した値を意味する。
このようなゴム成分(A)と、後述するように、これらゴム成分(A)のSP値との差が近似した特定のSP値を有するタッキファイヤー(C)とを組み合わせて配合することにより、互いに優れた相溶性を発揮することができ、製造工程中における加硫後の冷却条件に左右されることなくタッキファイヤーに起因する白変を有効に防止し得るゴム組成物を実現することができる。
[非イオン系界面活性剤(B)]
本発明のゴム組成物に用いる非イオン系界面活性剤(B)は、式(I)で表される非イオン系界面活性剤(b−1)、式(II)で表される非イオン系界面活性剤(b−2)、および式(III)で表される非イオン系界面活性剤(b−3)から選択される少なくとも一種の非イオン系界面活性剤である。これら非イオン系界面活性剤(B)を配合することにより、アミン系老化防止剤やワックス(D)などの添加剤が早期にポリマー基質を通過して表面に移行することに起因する、ゴム表面の変色を防止すると共に、オゾン存在下で暴露することで該非イオン系界面活性剤(B)が表面に移行して光沢を与えることができる。
Figure 2010053249
Figure 2010053249
式(I)および式(II)中、R1は、それぞれ独立して炭素数15〜24のアルキル基またはアルケニル基を示し、該アルキル基およびアルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状および環状のいずれであってもよい。l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜10を示す。
2-O(CH2CH2O)pH ・・・ (III)
式(III)中、R2は、炭素数15〜24のアルキル基またはアルケニル基を示し、該アルキル基およびアルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状および環状のいずれであってもよい。pは1〜10を示す。
式(I)および式(II)のR1、並びに式(III)のR2の炭素数が15未満では、後述するHLB値が大きくなりすぎ、24を超えると、HLB値が小さくなりすぎる傾向にある。上記アルキル基として、具体的には、オクタデシル基等が挙げられ、上記アルケニル基として、具体的には、オレイル基等が挙げられる。これらアルキル基およびアルケニル基の炭素数は18が好ましく、炭素数18のアルキル基としては、ステアリル基等が挙げられ、炭素数18のアルケニル基としては、オレイル基等が挙げられる。アルキル基およびアルケニル基の炭素数が18の場合、最も安定にポリマー基質中に存在でき、刺激を受けることで適度に表面へ移行できる。
式(I)および式(II)中のl、mおよびn、並びに式(III)中のpのうち、式(I)のl、mおよびnの少なくともいずれかが0の場合、式(II)のl、mおよびnの少なくともいずれかが0の場合、並びに式(III)のpが0の場合、ゴム成分(A)との相溶性がよくなって、非イオン系界面活性剤(B)が表面へ移行しにくくなり、一方、10を超えると、ゴム組成物のスコーチタイムが短くなりすぎ、作業性が悪化する傾向にある。
式(I)および式(II)のl、mおよびnは、表面への移行速度の観点から6以上であるのが好ましく、適度な移行速度が得られる観点から6が特に好ましい。一方、式(III)のpは、表面への移行速度の観点から4以上であるのが好ましく、適度な移行速度が得られる観点から4が特に好ましい。
本発明のゴム組成物に用いる非イオン系界面活性剤(b−1)、非イオン系界面活性剤(b−2)および非イオン系界面活性剤(b−3)は、これらを上記ゴム成分(A)100質量部に対し、0.1〜10質量部、好ましくは1.0〜7.0質量部、より好ましくは2.0〜4.0質量部の量で配合する。該非イオン系界面活性剤(B)は、これら(b−1)〜(b−3)のうち1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよく、市販品を好適に使用することができる。
非イオン系界面活性剤(B)の配合量を上記範囲内とすることにより、添加剤に起因する変色を防止する効果および表面に光沢を与える効果を充分に発揮することができるので、ブルームが大きく過度の光沢が出たり、表面粘着性に問題が生じて外観が悪化したり、スコーチタイムが著しく短くなって作業性が悪化したりするおそれがない。
ここで、本発明のゴム組成物に配合する非イオン系界面活性剤(B)としては、上記ゴム成分(A)に式(I)で表される非イオン系界面活性剤(b−1)と式(II)で表される非イオン系界面活性剤(b−2)との混合物であるのが望ましい。この場合、非イオン系界面活性剤(b−1)と非イオン系界面活性剤(b−2)との総量が上記範囲内の量となるように配合する。
さらに、上記非イオン系界面活性剤(B)は、HLB値(親水性と親油性のバランス値)が2〜19であるのが好ましい。ここで、本明細書において、HLB値は、下記式(X)に表されるグリフィンの式によって定義される値を意味する。
HLB=20×Mw/M ・・・(X)
(式中、Mは非イオン系界面活性剤(B)の分子量で;Mwは該非イオン系界面活性剤(B)の親水性部分の分子量である。)
上記非イオン系界面活性剤(B)のHLB値が2未満では親油性が強すぎ、ゴム成分(A)との相溶性が非常に高く、表面に移行しにくい。一方、19を超えると、親水性が強すぎ、ゴム成分(A)との相溶性が悪く、混練が困難である。また、上記非イオン系界面活性剤(B)のHLB値は、8〜10であるのが更に好ましい。HLB値が8未満では、表面への移行速度が遅いため、向上効果が小さくなるおそれがあり、10を超えると、ゴム組成物のスコーチタイムが短くなり、作業性が悪化するおそれがある。
[タッキファイヤー(C)]
本発明に用いられるタッキファイヤー(C)は、該タッキファイヤー(C)と上記ゴム成分(A)との溶解パラメーター(以下、「SP値」ともいう)差が、1(cal/cm3)0.5以下、好ましくは0.5(cal/cm3)0.5以下である。すなわち、上記ゴム成分(A)のSP値からタッキファイヤー(C)のSP値を減じたときの値(SP値差)が、−1〜+1(cal/cm3)0.5、好ましくは−0.5〜+0.5(cal/cm3)0.5となるタッキファイヤー(C)を用いる。このように、これらタッキファイヤー(C)と上記ゴム成分(A)とのSP値は、非常に近接した値を示す。
一般に、ゴム成分に粘着性を付与するため、タッキファイヤーなる粘着付与剤を添加し、粘着性を発現させる。これは、ゴム成分とタッキファイヤーとがセグメントレベルで相溶し、ゴム成分におけるからみ合いがほどけて弾性率が低下するためであると考えられる。しかしながら、従来のゴム組成物であると、タイヤ製造工程中の加硫後に施される冷却処理において、その冷却温度または冷却時間によっては、このタッキファイヤーがゴム成分と分離し、ゴム表面に析出して凹凸が生じるおそれがあった。このようにゴム表面に凹凸が生じると、外光が乱反射されてタイヤ外観が白く見えてしまう(白変する)こととなる。特にワックスを配合した際、ゴム表面に存在する凹凸によってより外光が乱反射されることとなり、白変が際立つおそれがあった。これに対し、本発明で用いるタッキファイヤー(C)は、上記SP値を有しているため、ゴム成分(A)との相溶性が高く、かつこの相溶性が加硫後の冷却温度や冷却時間によって影響されにくい。したがって、冷却処理を施すことによってタッキファイヤー(C)がゴム表面に析出するおそれを有効に低減することができ、ゴム表面に凹凸が生じるのを抑制して白変を効果的に防止することが可能となる。そして、上記非イオン系界面活性剤(B)を配合することによって発揮される変色防止効果や優れた光沢を阻害するおそれがない。
このようなタッキファイヤー(C)としては、一般的にゴム成分の粘着性付与剤として適用されるものであれば特に制限はなく、たとえば、クマロンインデン樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、ロジン、ロジン誘導体、スチレン樹脂、フェノール樹脂、フェノールアセチレン樹脂、キシレン樹脂などを挙げることができる。なかでも、式(IV)で表される繰り返し単位を有する、重量平均分子量1,000〜100,000の炭化水素系化合物であるのが好ましい。
Figure 2010053249
なお、重量平均分子量とはゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によるポリスチレン換算で求められる値を意味する。
また、たとえば本発明のゴム組成物を空気入りタイヤに用いる場合、適用されるゴム部材または用いるゴム成分(A)のSP値によっても変動し得るが、通常SP値8.0〜9.0のタッキファイヤー(C)が好適である。なかでもHI−REZ G100X(三井石油化学工業(株)製:SP値 8.2)として上市されるタッキファイヤーが最適である。
また、該タッキファイヤー(C)の配合量は、上記ゴム成分(A)100質量部に対し、0.1〜5.0質量部の量である。配合量が上記範囲内であると、ゴム成分(A)との相溶性が阻害されるおそれがなく、白変発生を有効に低減することができる。
[ワックス(D)]
本発明のゴム組成物には、さらにワックス(D)を配合するのが好ましい。ワックス(D)を配合することで、ワックス(D)がゴム成分(A)からブルームしてゴム表面に薄膜を形成し、オゾンとゴムとを遮断することができるので、ゴム表面におけるクラックの発生などを抑制することが可能となる。また、上記非イオン系界面活性剤の作用により、ワックス(D)が早期にポリマー基質を通過して表面に移行することをも抑制し、これに起因するゴム表面の変色を防止することができるので、ワックス(D)の効果を最大限に発揮させることが可能となる。さらに、ゴム成分(A)とタッキファイヤー(C)との相溶性が高く、タッキファイヤー(C)がブルームしてゴム表面に生じる凹凸が低減されるため、ゴム表面に形成されるワックス(D)の薄膜の平滑性に優れ、外光の乱反射を有効に抑制し、白変を低減することができる。
このようなワックス(D)としては、たとえば、ノルマルパラフィンなどの直鎖状飽和炭化水素、イソパラフィンなどの分岐状飽和炭化水素、マイクロクリスタリンワックスなどが挙げられる。
[その他の成分]
上記ゴム組成物には、オゾンによるクラックの発生および進行を抑制するために、さらにアミン系老化防止剤を配合してもよい。ここで、アミン系老化防止剤としては、N−(1,3-ジメチルブチル)−N'−フェニル−p−フェニレンジアミン等が挙げられる。さらに、カーボンブラック等の充填剤、加硫剤、加硫促進剤、スコーチ防止剤、軟化剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、シランカップリング剤等のゴム業界で通常使用される配合剤を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択し配合してもよい。これら配合剤は、市販品を好適に使用することができる。なお、上記ゴム組成物は、ゴム成分(A)、非イオン系界面活性剤(B)、およびタッキファイヤー(C)と、必要に応じてワックス(D)または適宜選択した他の配合剤とを混練り、熱入れ、押出等することにより製造することができる。
[空気入りタイヤ]
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を該タイヤのいずれかのゴム部材に適用することを特徴としている。上述したように、本発明のゴム組成物によれば、変色を抑制し、かつ光沢を付与できるだけでなく、加硫後の冷却条件によらずにゴム表面の凹凸を低減することで白変を効果的に抑制した空気入りタイヤを実現することができる。適用するゴム部材としては、特に制限はなく、トレッド、ショルダ、サイドウォールなどいずれの部材であってもよいが、タイヤの側面に位置し、容易に視認され得るために外観を重要視されるサイドウォールに適用するのが望ましい。
このような空気入りタイヤは、加硫工程を経て製造される。この加硫工程では、まず、所定の成分を混合したゴム組成物を用いて、各種補強部材などと組み合わせて未加硫タイヤを成形する。次いで、該未加硫タイヤをタイヤ加硫機の金型内に装着し、未加硫タイヤの外側および内側からスチームなどの熱媒体を用いて加熱することにより加硫反応を進行させる。
そして、成形機で加硫成形した後、冷却処理を施すことによりゴム組成物を硬化させて空気入りタイヤを製造する。上記冷却の際の諸条件は、用いるゴム組成物の成分の種類、他の添加剤の種類などによって変動し得るが、通常冷却温度−20〜10℃、冷却時間0.5〜2.0hである。従来のゴム組成物を用いると、冷却の際の温度または時間によっては、タッキファイヤーがゴム表面へ浸出して析出し、ゴム製品の白変の原因となっていた。この傾向は、冷却温度が低いほど、あるいは冷却時間が短いほど強い。
しかしながら、本発明のゴム組成物を用いれば、ゴム成分(A)とタッキファイヤー(C)とのSP値の差が近似しているために互いの相溶性に優れ、冷却条件の変動によってタッキファイヤー(C)がゴム表面に析出するおそれがなく、白変の発生を低減した空気入りタイヤを実現することができる。
以下、本発明について、実施例に基づき具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
表1に示す配合処方で、かつ表2〜表3に示す配合量の非イオン界面活性剤およびタッキファイヤーを配合したゴム組成物を調製し、150℃で30分間加硫した。得られた加硫ゴムに対し、さらに下記に示す基準で光沢度および黒色度を評価し、これら光沢度および黒色度から外観を評価した。表2中、○は外観が良好であることを示し、△は通常の外観であることを示し、×は外観が通常より悪化したことを示す。なお、表1に示すゴム成分(天然ゴム+ポリブタジエンゴム)のSP値は、8.0であった。
(1)黒色度
加硫直後とオゾン50pphmの環境下に40℃で1週間放置した後のサンプルの黒色度を目視で評価した。ここで、黒色が全く認められない場合を○とし、黒色が認められる場合を×とした。なお、黒色とは茶色に変色することを意味する。
(2)白変度
加硫直後と−20℃の環境下に10min、次いで−10℃の環境下に1週間放置した後のサンプルの白変度を目視で評価した。ここで、白変が全く認められない場合を○とし、白変が認められる場合を×とした。
(3)成型作業性
空気入りタイヤとして、成型実績のあるものを○とし、成型実績のないものを×とした。
Figure 2010053249
※1:JSR(株)製「JSR BR01」
※2:N550カーボン、旭カーボン(株)製「旭#65」
※3:N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、大内新興化学工業(株)製「ノクラック6C」
※4:マイクロクリスタリンワックス、日本精蝋製「オゾエース−0701」
※5:DM(ジベンゾチアジルジスルフィド、MBTS)、BAYER製「VULKCIT DM/MG」
Figure 2010053249
Figure 2010053249
なお、表2〜表3中のタッキファイヤーにおいて、
化合物Aは、HI−REZ(NON-AROMATIC HYDROCARBON RESIN、三井石油化学工業(株)製)で、SP値は8.2(ゴム成分とのSP値差=0.2)(cal/cm30.5である。
化合物Bは、G430(ポリスチレン、日本ポリスチレン(株)製)で、SP値は9.1(ゴム成分とのSP値差=1.1)(cal/cm30.5である。
化合物Cは、TACKIROL 101(PHENOL FORMALDEHYDE RESIN、田岡化学工業(株)製)で、SP値は10.0(ゴム成分とのSP値差=2.0)(cal/cm30.5である。
化合物Dは、Phenolite−AA1101(p-tert-butylphenol resin、大日本インキ化学工業(株)製)で、SP値は11.0(ゴム成分とのSP値差=3.0)である。
表2〜表3中の非イオン性界面活性剤である化合物Eは、レオドールTW−S106(登録商標:ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、花王(株)製)である。該化合物は、上記式(I)で表され、R1が炭素数18の直鎖状のステアリル基[CH3(CH217−]で、l、mおよびnが6で、HLB値が9.6である化合物と、上記式(II)で表され、R1が炭素数18の直鎖状のステアリル基で、l、mおよびnが6で、HLB値が9.6である化合物との混合物である。
表2〜表3から、実施例1〜6のゴム組成物は、比較例1〜26に比べ、黒色度および白変度ともに優れた抑制効果を示し、さらに成型作業性にも優れた効果を発揮することがわかる。

Claims (19)

  1. (A)天然ゴムおよびジエン系合成ゴムから選択される少なくとも一種のゴム成分100質量部に対し、
    (B)式(I)で表される非イオン系界面活性剤(b−1)、式(II)で表される非イオン系界面活性剤(b−2)、および式(III)で表される非イオン系界面活性剤(b−3)から選択される少なくとも一種の非イオン系界面活性剤を0.1〜10質量部、
    (C)前記ゴム成分(A)との溶解パラメーター(SP値)の差が、1(cal/cm3)0.5以下であるタッキファイヤーを0.1〜5.0質量部
    の量で配合してなることを特徴とするゴム組成物;
    Figure 2010053249
    Figure 2010053249
    (式(I)および式(II)中、R1は、それぞれ独立して炭素数15〜24のアルキル基またはアルケニル基を示し、該アルキル基およびアルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状および環状のいずれであってもよい。l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜10を示す。);
    2-O(CH2CH2O)pH ・・・ (III)
    (式(III)中、R2は、炭素数15〜24のアルキル基またはアルケニル基を示し、該アルキル基およびアルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状および環状のいずれであってもよい。pは1〜10を示す。)。
  2. 前記タッキファイヤー(C)が、式(IV)で表される繰り返し単位を有する、重量平均
    分子量1,000〜100,000の炭化水素系化合物であることを特徴とする請求項1
    に記載のゴム組成物。
    Figure 2010053249
  3. 前記非イオン系界面活性剤(B)が、前記非イオン系界面活性剤(b−1)の少なくとも一種と、前記非イオン系界面活性剤(b−2)の少なくとも一種とであることを特徴とする請求項1または2に記載のゴム組成物。
  4. 前記非イオン系界面活性剤(B)の親水性と親油性とのバランス値(HLB値)が、2〜19であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物。
  5. 前記非イオン系界面活性剤(b−1)において、前記式(I)中のl、mおよびnが6以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゴム組成物。
  6. 前記非イオン系界面活性剤(b−1)において、前記式(I)中のl、mおよびnが6であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゴム組成物。
  7. 前記非イオン系界面活性剤(b−1)において、前記式(I)中のR1が炭素数18のアルキル基またはアルケニル基であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のゴム組成物。
  8. 前記非イオン系界面活性剤(b−1)の親水性と親油性とのバランス値(HLB値)が、8〜10であることを特徴とする請求項4に記載のゴム組成物。
  9. 前記非イオン系界面活性剤(b−2)において、前記式(II)中のl、mおよびnが6以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のゴム組成物。
  10. 前記非イオン系界面活性剤(b−2)において、前記式(II)中のl、mおよびnが6であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のゴム組成物。
  11. 前記非イオン系界面活性剤(b−2)において、前記式(II)中のR1が炭素数18のアルキル基またはアルケニル基であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のゴム組成物。
  12. 前記非イオン系界面活性剤(b−2)の親水性と親油性とのバランス値(HLB値)が、8〜10であることを特徴とする請求項4に記載のゴム組成物。
  13. 前記非イオン系界面活性剤(b−3)において、前記式(III)中のpが4以上であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のゴム組成物。
  14. 前記非イオン系界面活性剤(b−3)において、前記式(III)中のpが4であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のゴム組成物。
  15. 前記非イオン系界面活性剤(b−3)において、前記式(III)中のR2が炭素数18のアルキル基またはアルケニル基であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のゴム組成物。
  16. 前記非イオン系界面活性剤(b−3)の親水性と親油性とのバランス値(HLB値)が、8〜10であることを特徴とする請求項4に記載のゴム組成物。
  17. さらに、ワックス(D)を配合してなることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のゴム組成物。
  18. 請求項1〜17のいずれかに記載のゴム組成物をゴム部材に適用することを特徴とする空気入りタイヤ。
  19. 前記ゴム部材がサイドウォールであることを特徴とする請求項18に記載の空気入りタイヤ。
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