JP2010052140A - スペーサー一体型スプール、そのスプール部品の成形金型およびその製造方法と、その製造方法によって製造されたスペーサー一体型スプール - Google Patents

スペーサー一体型スプール、そのスプール部品の成形金型およびその製造方法と、その製造方法によって製造されたスペーサー一体型スプール Download PDF

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Abstract

【課題】スプールの全幅およびフランジ厚みを一定としながら、巻き芯の巻き幅を容易に変更できるようにすると共に、そのスプールの部品を成形金型によって安価に作製できるようにする。
【解決手段】スプール1を2分割構成とし、各スプール部品5のフランジ2の外側にスペーサー3を設け、スプール1の全幅Aおよびフランジ厚みcを一定としながら、長尺テープ材7の幅寸法に応じて巻き幅bを変更し、この変更にともなってスペーサー幅dを調整する。また、一対の成形型11、12の内部において、スペーサー用スライドコア14、軸孔用スライドコア17および巻き芯用スライドコア16を一体的に移動させ、部品幅aおよびフランジ厚みcを一定の値としながら、巻き幅bを巻き付け対象の長尺テープ材の幅寸法に適合させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品用のはんだやアルミ等の長尺テープ材を巻き取るためのスプール、そのスプール部品の成形金型、およびスプール部品の製造方法に関する。
電子部品用の長尺テープ材は、通常、スプールの巻き芯に巻きつけられて、製品として搬送される。スプールの巻き芯は、2枚のフランジの間に位置し、その幅は長尺テープ材の幅よりも適切な隙間分だけ大きくしてある。その隙間が広すぎると、長尺テープ材の巻き取り時に、段落ち、使用時の絡み、曲がり等の不具合が発生するため、隙間は最小限に抑えられている。このため、多品種の長尺テープ材の幅に応じて、巻き芯幅が異なり、そのためにスプールの全幅が異なるスプールが必要となる。
例えば特許文献1のスプールは、巻き芯の全幅を数枚の板で接着する事により調整している。その技術によると、スプール全幅が巻き芯の全幅の調整によって変化してしまう。
一方、スプールに巻かれた長尺テープ材は、自動機などの取付け装置の軸部分に取付けて使用される。従来、スプールは、取付け装置の軸部分に対して1連の取付け状態として使用されていたが、近年、長尺テープ材の幅狭化および生産性向上のために、多連の取付け状態として使用されることが多くなってきている。また、同一の取付け装置で、多品種の製品を交互に生産する必要があるため、様々の幅の長尺テープ材を使用できるようにしなければならない。
ところが、各種の長尺テープ材の幅に応じて、上記の特許文献1のように、スプールの全幅が異なると、多連で多品種の長尺テープ材を使用する場合に、品種交換毎に多連に配置したスプールの中心ピッチにずれが生じ、取付け装置と長尺テープ材との間での位置調整が毎回必要になる。このことから、スプールの全幅は、取付け装置に対して一定であることが好ましい。
この位置調整を無くすために、スプールの全幅を一定にして、巻き芯の幅を増減させるとすれば、フランジ厚みが品種毎に異なり、特に、薄いフランジではその強度が不足することになるため、スプールの全幅の調整に限界がある。また、スプールは、大量に使用されるため、射出成型で作製される事が多いが、スプールの全幅を一定にする場合、上記のように、フランジ厚みが違うようになり、スプールとしてもっとも大きい直径部分のフランジの変更は、射出金型の強度設計上困難であり、品種毎に金型を新規に作製する必要がでてくるため、膨大なコストがかかる事になる。
特開平2007−308276号公報
したがって、本発明の課題は、スプールの全幅およびフランジ厚みを一定または指定の値としながら、巻き芯の巻き幅を容易に変更できるようにすると共に、そのスプールの部品を成形金型によって安価に作製できるようにすることである。
上記の課題のもとに、本発明は、スプールを2分割構成とし、2分割した各スプール部品のフランジの外側にスペーサーを一体として設け、このスペーサーの幅を調整可能としておき、スプールの全幅およびフランジ厚みを一定としながら、長尺テープ材の幅寸法に応じて巻き芯の巻き幅を変更し、この変更にともなってスペーサーの幅を調整するようにしている。ここでスプールの全幅は、適用する取付け装置に対して一定の値であり、フランジ厚みは、必要とされる強度を確保する観点から指定の値としてある。
また、本発明は、一対の成形型の内部において、スペーサー用スライドコア、軸孔用スライドコアおよび巻き芯用スライドコアを一体的に移動させることによって、スプール部品幅を一定の値とし、フランジ厚みを指定の値としながら、巻き幅を巻き付け対象の長尺テープ材の幅寸法に適合させるようにしている。
具体的に記載すると、請求項1に係る発明は、フランジ(2)の一方の側面にスペーサー(3)を、他方の側面に筒状の巻き芯(4)をそれぞれ一体に設けて、スプール部品(5)を構成し、2つのスプール部品(5)の巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合することにより、一定の全幅(A)で、全巻き幅(B)のスペーサー一体型スプール(1)を構成するとともに、上記スプール部品(5)において、フランジ(2)のフランジ厚み(c)を指定の値とし、かつスペーサー(3)、フランジ(2)および巻き芯(4)の各幅を合計した部品幅(a)を一定の値とし、巻き芯(4)の巻き幅(b)を変更し、この変更分に応じてスペーサー(3)のスペーサー幅(d)を調整することにより、全幅(A)を取付け装置に合わせた一定の値としながら、全巻き幅(B)を巻き付け対象の長尺テープ材(7)の幅寸法に適合する値としている。
請求項2に係る発明は、同一の寸法を有する2つのスプール部品(5)の巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合した、ことを特徴とする請求項1記載のスペーサー一体型スプール(1)である。
請求項3に係る発明は、巻き幅(b)およびスペーサー幅(d)がそれぞれ部品間で相異なる2つのスプール部品(5)を巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合した、ことを特徴とする請求項1記載のスペーサー一体型スプール(1)である。
請求項4に係る発明は、フランジ(2)の一方の側面にスペーサー(3)を、他方の側面に筒状の巻き芯(4)をそれぞれ一体に設けてなるスプール部品(5)の成形のための成形金型(9)であって、一対の成形型(11、12)の内部にスプール部品(5)の外形と同じ成形空間(10)を形成するとともに、一方の成形型(11)のスペーサー(3)に対応する位置にスペーサー空間(13)を形成しておき、このスペーサー空間(13)の内部にスペーサー用スライドコア(14)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、また他方の成形型(12)の巻き芯(4)に対応する位置に巻き芯空間(15)を形成しておき、この巻き芯空間(15)の内部に巻き芯用スライドコア(16)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、さらにスペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかに、スペーサー(3)、フランジ(2)および巻き芯(4)の各幅を合計した部品幅(a)の寸法に等しい軸孔用スライドコア(17)を設けてスプール部品(5)の成形金型(9)を構成している。
請求項5に係る発明は、軸孔用スライドコア(17)の、スペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかへの取り付けにおいて、スペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかから軸孔用スライドコア(17)が巻き芯(4)の中心軸方向に突出す長さを調節自在として設けられている金型である。
請求項6に係る発明は、フランジ(2)の一方の側面にスペーサー(3)を、他方の側面に筒状の巻き芯(4)をそれぞれ一体に設けてなるスプール部品(5)の成形に際して、一対の成形型(11、12)の内部にスプール部品(5)の外形と同じ成形空間(10)を形成するとともに、一方の成形型(11)のスペーサー(3)に対応する位置にスペーサー空間(13)を形成しておき、このスペーサー空間(13)の内部にスペーサー用スライドコア(14)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、また他方の成形型(12)の巻き芯(4)に対応する位置に巻き芯空間(15)を形成しておき、この巻き芯空間(15)の内部に巻き芯用スライドコア(16)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、さらにスペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかに、スペーサー(3)、フランジ(2)および巻き芯(4)の各幅を合計した部品幅(a)の寸法に等しい軸孔用スライドコア(17)を設けてなり、一対の成形型(11、12)の成形空間(10)の内部において、スペーサー用スライドコア(14)と巻き芯用スライドコア(16)との間に軸孔用スライドコア(17)を介在させた状態で、スペーサー用スライドコア(14)、軸孔用スライドコア(17)および巻き芯用スライドコア(16)を一体的に移動させることによって、フランジ(2)のフランジ厚み(c)を指定の値とし、かつ部品幅(a)を一定の値としながら、巻き芯(4)の巻き幅(b)を巻き付け対象の長尺テープ材(7)の幅寸法に適合させる製造方法である。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の方法で成形した2つのスプール部品(5)の巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合することにより製造する、ことを特徴とするスペーサー一体型スプール(1)である。
請求項8に係る発明は、一方のスプール部品(5)は、スペーサー(3)がなく、フランジ(2)と巻き芯(4)のみで構成され、かつ、両方のスプール部品(5)は部品幅(a)が等しい、ことを特徴とする請求項3に記載のスペーサー一体型スプール(1)である。
請求項1に係る発明によると、全巻き幅(B)を巻き付け対象の長尺テープ材(7)の幅寸法に適合する寸法として変更し、この変更分に応じてスペーサー幅(d)を調整するから、フランジ厚み(c)を指定の厚みとし、かつ全幅(A)を取付け装置に合わせた一定の値としながら、全巻き幅(B)を長尺テープ材(7)の幅寸法に適合する値に設定することができる。これによって、全巻き幅(B)の変更によっても、フランジ(2)の強度が確保でき、また取付け装置での長尺テープ材(7)の使用に際して、長尺テープ材(7)の中心ずれや、位置調整の必要もなくなる。特に、同一のスプール部品(5)の製作によって、スペーサー一体型スプール(1)が得られるから、部品の数が少なくてよく、成形装置も共通に利用でき、スペーサー一体型スプール(1)が安価に製造できる。
請求項2に係る発明によると、2つのスプール部品(5)が左右対称であり、同じ2つのスプール部品(5)の製作によって、スペーサー一体型スプール(1)が得られるから、仕掛在庫となる部品の数が少なくてよく、成形装置も共通に利用でき、スペーサー一体型スプール(1)が安価に製造できる。
請求項3に係る発明によると、2つのスプール部品(5)は左右非対称構造をとりえることから、それらの巻き幅(b)やスペーサー幅(d)の変更によって、全幅(A)を取付け装置に合わせた一定の値とし、全巻き幅(B)を各種の長尺テープ材(7)の幅寸法に適合させた上で、全巻き幅(B)の中心を全幅(A)の中心から変位させたスペーサー一体型スプールを提供できるので、長尺テープの幅方向の位置をスプールを取り付ける装置側の所定位置となるようにセットすることができる。
請求項4に係る発明によると、一対の成形型(11、12)の閉じた状態でフランジ厚み(c)が所定の値に規制され、また成形空間(10)の内部で、スペーサー用スライドコア(14)、軸孔用スライドコア(17)および巻き芯用スライドコア(16)を一体的に移動させることによって、一対の成形型(11、12)をそのまま利用しながら巻き幅(b)を増減することができる。これによって、同じ成形金型(9)によって、フランジ厚み(c)を指定の値とし、部品幅(a)を一定の値としながら、巻き幅(b)の異なるスプール部品(5)の成形が可能となるので、設備投資額を低減できる。
なお、請求項5に係る発明によると、部品幅(a)を決定する軸孔用スライドコア(17)がスペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかのものに、巻き芯(4)の中心軸線方向に突き出し長さ調節自在として設けられているから、同じ金型(9)を用いながら、部品幅(a)の変更が容易となる。
請求項6に係る発明によると、スペーサー用スライドコア(14)、軸孔用スライドコア(17)および巻き芯用スライドコア(16)を一対の成形型(11、12)の内部で一体的に移動させることによって、巻き幅(b)を変更することができる。従って、一対の成形型(11、12)をそのまま利用しながら、スペーサー用スライドコア(14)、軸孔用スライドコア(17)および巻き芯用スライドコア(16)の移動という簡単な操作によって、各種の長尺テープ材(7)の幅寸法に適合するスプール部品(5)を成形することができる。
請求項7に係る発明によれば、上記請求項6の方法によって製造される種々の寸法のスペーサー一体型スプール(1)が得られる。
請求項8に係る発明によれば、上記請求項3で得られる非対称のスペーサー一体型スプール(1)の中でも、片側のスペーサーが無いので、全幅(A)の中心に対する全巻き幅(B)の中心の変位量を最大としたスペーサー一体型スプール(1)が得られる。
図1および図2は、本発明に係るスペーサー一体型スプール1を示している。スペーサー一体型スプール1は、2つの同じスプール部品5からなっており、各スプール部品5は、円板状のフランジ2の一方の側面に筒状のスペーサー3を、他方の側面に筒状の巻き芯4をそれぞれ一体に設けた構造となっている。フランジ2のフランジ厚みcは、強度上必要な指定の値を満足し、固定値として設定されている。なお、フランジ2、スペーサー3および巻き芯4は、その中心位置で両側面に貫通する軸孔8を形成している。この軸孔8は自動機の取付け装置の軸部分に取付けて、セットするときの挿入孔となる。
2つの同じスプール部品5は、巻き芯4の端面どうしを接合面6として接着または接合することによって、スペーサー一体型スプール1となる。このスペーサー一体型スプール1は、一定の全幅Aで、全巻き幅Bであり、左右対称である。両方の巻き芯4の接合面6の接合は、例えば軸孔8の軸径と同径の棒状のジグに左右のスプール部品5を挿入してセットし、当接状態の接合面6を超音波接合することによって、位置ずれや接着物のはみ出し等もなく、良好な状態で接合できる。なお、スプール部品5は左右対称であるから、巻き芯4の接合位置は対称軸上(中心位置)にある。
完成品としてのスペーサー一体型スプール1の全幅Aは、自動機の取付け装置にセットするときに要求される一定の値であって、可変値ではなく、その取付け装置に関して固定値である。この全幅Aは、〔(巻き芯4の巻き幅b×2)+(フランジ2のフランジ厚みc×2)+(スペーサー3のスペーサー幅d×2)〕となっている。また、スペーサー一体型スプール1の全巻き幅Bは、巻き付け対象の長尺テープ材7の幅寸法に適合する寸法、すなわち長尺テープ材7の幅寸法と適切な余裕寸法との和であり、(巻き芯4の巻き幅b×2)として設定されている。対となるスプール部品5は、左右対称であるから、全幅Aは、巻き芯4の中心軸線方向で、一方のスペーサー3の外側面から巻き芯4の接合面6までの部品幅a×2であり、また、スペーサー一体型スプール1の全巻き幅Bは、スプール部品5の巻き幅b×2となっている。
そして、スペーサー一体型スプール1の全巻き幅Bの変更は、スプール部品5の巻き幅bの増減によって行われる。巻き幅bを変更するときは、巻き幅bを巻き付け対象の長尺テープ材7の1/2幅寸法に適合する寸法として変更し、このときの変更分に応じてスペーサー幅dを従属的に調整する。スプール部品5の部品幅aおよびフランジ厚みcは、固定の値であるから、巻き幅bの増加または減少は、そのままスペーサー幅dの減少または増加となり、このときの変更可能な寸法は、スペーサー幅dの範囲内となる。
このようにして、スペーサー一体型スプール1の全幅Aを取付け装置に合わせた一定の値とし、同時にフランジ2のフランジ厚みcを指定の値に保ったまま、全巻き幅Bを長尺テープ材7の幅寸法に適合する値とすることができる。
1mm幅の長尺テープ材用のスプールは、全幅10mm、フランジ厚み2mmと設定し、巻き幅を1.2mm(片側0.6mm)、2つのスペーサー幅4.8mm(片側2.4mm幅)となっている。
5mm幅の長尺テープ材用のスプールは、全幅10mm、フランジ厚み2mmと設定し、巻き幅を5.4mm(片側2.7mm)、2つのスペーサー幅0.6mm(片側0.3mm幅)となっている。
上記の実施例1および実施例2のように、全幅10mm、フランジ厚み2mm幅と設定した場合に、成形時に、概略1〜5mm幅の長尺テープ材用のスプールが1つの成形金型で作製でき、これによって、多品種の長尺テープ材に対応できる。また、スプールの長尺テープ材の巻き取り時に、長尺テープ材の巻き取り不良も無く、さらに取付け装置にスプールを取付け、その長尺テープ材の使用時に、送出し不良も無く、良好に使用できた。
以上の例は、2つの同じスプール部品5を左右対称として接合しているが、左右非対称のスプール部品5を接合して、スペーサー一体型スプール1を構成することもできる。図3および図4は、左右非対称形状のスペーサー一体型スプール1の構成例を示している。
まず、図3の構成例は、左側のスプール部品5を図1のものと同じとし、右側のスプール部品5を図1のものと異なる構成となっている。すなわち、右側のスプール部品5では、図1のものに対して、巻き幅bが寸法eだけ小さく、スペーサー幅dが同じ寸法eだけ大きく、外側に突出している。このため、接合面6の位置は、中心でなく、中心から右側に変位している。もちろん完成品としてのスペーサー一体型スプール1の全幅Aは一定であるが、全巻き幅Bは〔巻き幅b+(巻き幅b−寸法e)〕となる。
次に、図4の構成例は、右側のスプール部品5を図3のものと同じとし、左側のスプール部品5を図1や図3のものと異なる構成となっている。すなわち、左側のスプール部品5では、図1のものに対して、巻き幅bが寸法fだけ小さく、スペーサー幅dが同じ寸法fだけ大きく、外側に突出している。この例でも、全幅Aは一定となるが、全巻き幅Bは〔(巻き幅b−寸法f)+(巻き幅b−寸法e)〕となる。なお、接合面6の位置は、中心から左側に変位している。
図3および図4の例は、いずれも巻き幅bを小さくしているが、それらの巻き幅bを大きくすることもできる。その場合、スペーサー幅dは、巻き幅bを大きくした分だけ小さくなることになる。
このような左右非対称のスペーサー一体型スプール1は、スペーサー一体型スプール1を自動機の取付け装置に装着するとき、左右一方のスペーサー幅dを位置調整用のスペーサとして利用するときに用いられる。例えば、複数のスペーサー一体型スプール1を多連状態で使用する時、最初のスプールを取付け装置の側面よりある一定距離の位置(基準位置)にあわせて装着する必要がある場合、一方のスペーサー幅dを所定の値に成型したスプールを用いることで、特別なセット部品を必要とせず装着することができ、同形状のスプールを順次に装着すれば、次のスプール以降のすべてのスプールは、取付け装置に対して一定の間隔を持った状態としてセッティングできる。したがって、全幅Aが一定であれば、異なる幅の製品(長尺テープ材7)でも調整無しで位置合わせ状態として使用できることになる。
次に図5ないし図7は、スプール部品5の成形金型9、この成形金型9によるスプール部品5の射出成形の順序を示している。図5において、成形金型9は、一対の成形型11、12から組み立てられている。一対の成形型11、12は、当接状態で、内部にスプール部品5の外形と同じ外形の成形空間10を形成しており、一方の成形型11はスペーサー3に対応する位置で円柱状のスペーサー空間13を形成しており、他方の成形型12は巻き芯4に対応する位置で巻き芯空間15を形成している。なお、一対の成形型11、12は、図示しないトグル機構などの型締め機構により、互いに開閉自在に設けられている。
スペーサー空間13は、その内部に円柱状のスペーサー用スライドコア14を巻き芯4の中心軸線方向に移動自在に保持しており、また巻き芯空間15は、その内部に巻き芯用スライドコア16を巻き芯4の中心軸線方向に移動自在に保持している。もちろん、スペーサー用スライドコア14や巻き芯用スライドコア16は、それぞれスペーサー空間13や巻き芯空間15に対して成形用樹脂の漏れのない嵌まり合い状態で挿入されている。
スペーサー用スライドコア14および巻き芯用スライドコア16のいずれか、図示の例によると、巻き芯用スライドコア16は、軸孔8を形成するために、軸孔8に対応する位置で、部品幅aの寸法に等しい長さの円柱状の軸孔用スライドコア17を有している。この軸孔用スライドコア17は、先端面でスペーサー用スライドコア14の対向面に当接することによって、スプール部品5の中心軸線方向の寸法を正確に部品幅aに設定する。なお、フランジ2のフランジ厚みcは、一対の成形型11、12の対向面の窪みによって形成されている。
スペーサー用スライドコア14および巻き芯用スライドコア16は、それぞれ油圧シリンダーなどのアクチュエーター18、19に連結され、巻き芯4の中心軸線方向に移動可能となっている。以下、スペーサー用スライドコア14および巻き芯用スライドコア16のアクチュエーター18、19による駆動は直接的に行うものを例示するが、トグル加圧装置などを介して駆動しても良い。これらのアクチュエーター18、19は、それぞれ成形型11、12の背部に取付けられている。なお、成形型11の背面側に複数のセットボルト20がアクチュエーター18の周囲でその中心に対して等角度で配置されており、成形型11の雌ねじにねじ込まれている。これらのセットボルト20の先端は、アクチュエータ18の後退(図で左に移動)によりスペーサー用スライドコア14の背面に当接し、その後退限を規制している。係る規制の機能があれば、セットボルト20は単数としても良い。
スプール部品5の成形に際して、図5のように、アクチュエーター18の駆動によって、スペーサー用スライドコア14をセットボルト20の先端に当接するまで後退させた後、一対の成形型11、12を閉じて、成形空間10を形成するとともに、アクチュエーター19の駆動によって、巻き芯用スライドコア16を軸孔用スライドコア17を介してスペーサー用スライドコア14に当接する方向に移動させ、軸孔用スライドコア17の先端面をスペーサー用スライドコア14の対向面に密着させる。
この状態で、成形空間10の内部に材料樹脂を射出し、スプール部品5を成形する。成形されたスプール部品5の部品幅a、巻き幅b、フランジ厚みc、スペーサー幅dは、一例として図1のスプール部品5と同じに設定されている。
つぎに、図6に示すように、アクユュエーター19の駆動によって、巻き芯用スライドコア16を押し出しながから、例えば成形型12を可動側として後退させて、一対の成形型11、12を開き、軸孔用スライドコア17をスプール部品5から離型する。
最後に、図7に示すように、アクユュエーター18の駆動によって、スペーサー用スライドコア14を押し出し、スペーサー3を固定側の成形型11から離型させ、スプール部品5を成形空間10から排出する。
この後に、前記のように、2つの同じスプール部品5は、巻き芯4の端面どうしを接合面6として接着や超音波接合することによって、一定の全幅Aで、巻き幅Bのスペーサー一体型スプール1となる。
上記のように、スプール部品5は単純形状であることから、成形金型9は複雑な構造を持たない金型として製作できる。しかも、成形金型9の内部にスライド構造があるが、スペーサー用スライドコア14や巻き芯用スライドコア16は、射出成形時に、成形型11、12に固定されるため、成形時の圧力変化にも充分に耐えられる構成とできる。
上記成形金型9において、スプール部品5の巻き幅bを巻き付け対象の長尺テープ材7の幅寸法に適合する寸法に任意に変更するときは、図5の状態で、所望の巻き幅bに対応するセットボルト20の突出し量を調整し、スペーサー用スライドコア14、軸孔用スライドコア17および巻き芯用スライドコア16を一対の成形型11、12の成形空間10の内部で密着状態を保ちながらセットボルト20に当接する方向に移動させ、固定する。この移動時にも、前記のように、スプール部品5の部品幅a、フランジ2のフランジ厚みcは変化せず、一定である。
巻き幅bを小さくするときには、セットボルト20の成形型11からスペーサー空間13への突出し量を短くし、スペーサー用スライドコア14、軸孔用スライドコア17および巻き芯用スライドコア16の停止位置を図5において左方向に必要な寸法だけ移動させてセットボルト20を回動しないよう固定する。これに伴い、スペーサー幅dは、巻き幅bの減少量だけ増加する。逆に、巻き幅bを大きくするときには、セットボルト20の成形型11からスペーサー空間13への突出し量を長くし、スペーサー用スライドコア14、軸孔用スライドコア17および巻き芯用スライドコア16の停止位置を図5において右方向に必要な寸法だけ移動させてセットボルト20を回動しないよう固定する。これに伴い、スペーサー幅dは、巻き幅bの増加量だけ減少する。係る巻き幅bの調整量に応じて、金型内では、スペーサー幅dは、成形型11の成形空間10側から見て、スペーサー幅dに相当する量だけスペーサー用スライドコア14をセットボルト20に向って引き込むことで生じるスペーサー用スライドコア14の成形空間10側端面と成形型11のフランジ2の形成面との段差によって決定される。スペーサー用スライドコア14の移動に伴って、これに当接する軸孔用スライドコア17が移動し、軸孔用スライドコア17を保持する巻き芯用スライドコア16も移動するので、巻き幅bも対応して決定される。従って、巻き幅bの変更は、スペーサー幅dの範囲内で可能である。
ここでは、金型の構造上、セットボルト20に近いスペーサー幅dが先に決まり、巻き幅bが従属して決定される説明となったが、係るスライドコア調整作業に先立って、長尺テープ材7の幅を基準に、巻き幅bが先に決定され、これに準じてスペーサー幅dを決定しておくという作業が必要である。
このように、同じ成形金型9を使用しながら、スプール部品5の部品幅aを取付け装置に必要とされる一定の寸法値とし、同時にフランジ2のフランジ厚みcを指定の値に保ったまま、巻き幅bを長尺テープ材7の幅寸法に適合する値に変更することができる。
ちなみに、自動機の取付け装置によって、スペーサー一体型スプール1の全幅Aが相違していることもある。その場合に、軸孔用スライドコア17の長さつまり部品幅aをその取付け装置に適合するように変更するか、または調節できるようにすればよい。部品幅aの変更は、部品幅aに等しい長さの軸孔用スライドコア17を有する巻き芯用スライドコア16を用い、それを成形型12に組み込めばよい。
また、部品幅aの別の調節方法として、図8に示すように、例えばねじを利用することによって実現できる。図8の例において、軸孔用スライドコア17は、その先端のボルト22を巻き芯用スライドコア16の取付け用の孔ねじ21にねじ込み、ねじ込み量の調節によって、軸孔用スライドコア17の巻き芯用スライドコア16からの突き出し長さつまり部品幅aを所望の寸法としてから、ダブルナット23でボルト22を締めつけて固定する。このようにすると、同じ成形金型9を利用して、軸孔用スライドコア17を作り直すことなく部品幅aの異なるスプール部品5が成形できることになる。軸孔用スライドコア17は、スペーサー用スライドコア14に固定されていてもよい。
本発明は、電子部品用のはんだやアルミ等の長尺テープ材に限らず、他の長尺テープ材の巻き取り用スプールにも利用できる。
本発明に係るスペーサー一体型スプール1の側面図である。 本発明に係るスペーサー一体型スプール1の断面図である。 本発明に係るスペーサー一体型スプール1の他の例の側面図である。 本発明に係るスペーサー一体型スプール1の他の例の側面図である。 本発明に係る成形金型9の閉じた状態の断面図である。 本発明に係る成形金型9の開いた状態の断面図である。 本発明に係る成形金型9を開いて、その内部からスプール部品5を排出するときの断面図である。 本発明に係る他の成形金型9の一部の断面図である。
符号の説明
1 スペーサー一体型スプール
2 フランジ
3 スペーサー
4 巻き芯
5 スプール部品
6 接合面
7 長尺テープ材
8 軸孔
9 成形金型
10 成形空間
11 成形型
12 成形型
13 スペーサー空間
14 スペーサー用スライドコア
15 巻き芯空間
16 巻き芯用スライドコア
17 軸孔用スライドコア
18 アクユュエーター
19 アクユュエーター
20 セットボルト
21 ねじ孔
22 ボルト
23 ダブルナット
A スペーサー一体型スプール1の全幅
B スペーサー一体型スプール1の巻き芯4の全巻き幅
a スプール部品5の部品幅
b スプール部品5の巻き幅
c フランジ厚み
d スペーサー幅
e、f 寸法

Claims (8)

  1. フランジ(2)の一方の側面にスペーサー(3)を、他方の側面に筒状の巻き芯(4)をそれぞれ一体に設けて、スプール部品(5)を構成し、2つのスプール部品(5)の巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合することにより、一定の全幅(A)で、全巻き幅(B)のスペーサー一体型スプール(1)を構成するとともに、上記スプール部品(5)において、フランジ(2)のフランジ厚み(c)を指定の値とし、かつスペーサー(3)、フランジ(2)および巻き芯(4)の各幅を合計した部品幅(a)を一定の値とし、巻き芯(4)の巻き幅(b)を変更し、この変更分に応じてスペーサー(3)のスペーサー幅(d)を調整することにより、全幅(A)を取付け装置に合わせた一定の値としながら、全巻き幅(B)を巻き付け対象の長尺テープ材(7)の幅寸法に適合する値とする、ことを特徴とするスペーサー一体型スプール(1)。
  2. 同一の寸法を有する2つのスプール部品(5)の巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合した、ことを特徴とする請求項1記載のスペーサー一体型スプール(1)。
  3. 巻き幅(b)およびスペーサー幅(d)がそれぞれ部品間で相異なる2つのスプール部品(5)を巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合した、ことを特徴とする請求項1記載のスペーサー一体型スプール(1)。
  4. フランジ(2)の一方の側面にスペーサー(3)を、他方の側面に筒状の巻き芯(4)をそれぞれ一体に設けてなるスプール部品(5)の成形のための成形金型(9)であって、一対の成形型(11、12)の内部にスプール部品(5)の外形と同じ成形空間(10)を形成するとともに、一方の成形型(11)のスペーサー(3)に対応する位置にスペーサー空間(13)を形成しておき、このスペーサー空間(13)の内部にスペーサー用スライドコア(14)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、また他方の成形型(12)の巻き芯(4)に対応する位置に巻き芯空間(15)を形成しておき、この巻き芯空間(15)の内部に巻き芯用スライドコア(16)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、さらにスペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかに、スペーサー(3)、フランジ(2)および巻き芯(4)の各幅を合計した部品幅(a)の寸法に等しい軸孔用スライドコア(17)を設けてなる、ことを特徴とするスプール部品(5)の成形金型(9)。
  5. スペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかへの軸孔用スライドコア(17)の取り付けにおいて、スペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかから軸孔用スライドコア(17)が巻き芯(4)の中心軸方向に突出す長さを調節自在として設ける、ことを特徴とする請求項4記載のスプール部品(5)の金型(9)。
  6. フランジ(2)の一方の側面にスペーサー(3)を、他方の側面に筒状の巻き芯(4)をそれぞれ一体に設けてなるスプール部品(5)の成形に際して、
    一対の成形型(11、12)の内部にスプール部品(5)の外形と同じ成形空間(10)を形成するとともに、一方の成形型(11)のスペーサー(3)に対応する位置にスペーサー空間(13)を形成しておき、このスペーサー空間(13)の内部にスペーサー用スライドコア(14)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、また他方の成形型(12)の巻き芯(4)に対応する位置に巻き芯空間(15)を形成しておき、この巻き芯空間(15)の内部に巻き芯用スライドコア(16)を巻き芯(4)の中心軸線方向に移動自在に挿入し、さらにスペーサー用スライドコア(14)および巻き芯用スライドコア(16)のいずれかに、スペーサー(3)、フランジ(2)および巻き芯(4)の各幅を合計した部品幅(a)の寸法に等しい軸孔用スライドコア(17)を設けてなり、
    一対の成形型(11、12)の成形空間(10)の内部において、スペーサー用スライドコア(14)と巻き芯用スライドコア(16)との間に軸孔用スライドコア(17)を介在させた状態で、スペーサー用スライドコア(14)、軸孔用スライドコア(17)および巻き芯用スライドコア(16)を隙間無く当接させ、一体的に移動させることによって、フランジ(2)のフランジ厚み(c)を指定の値とし、かつ部品幅(a)を一定の値としながら、巻き芯(4)の巻き幅(b)を巻き付け対象の長尺テープ材(7)の幅寸法に適合させる、ことを特徴とするスプール部品(5)の製造方法。
  7. 請求項6に記載の方法で成形した2つのスプール部品(5)の巻き芯(4)の端面どうしを接合面(6)として接合することにより製造する、ことを特徴とするスペーサー一体型スプール(1)
  8. 一方のスプール部品(5)は、スペーサー(3)がなく、フランジ(2)と巻き芯(4)のみで構成され、かつ、両方のスプール部品(5)は部品幅(a)が等しい、ことを特徴とする請求項3記載のスペーサー一体型スプール(1)
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