JP2010051127A - スイッチング電源回路の制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽負荷における制御の応答性を向上させると同時に重負荷時における制御の安定性を実現し得るスイッチング電源回路の制御回路を提供する。
【解決手段】 負荷電流IOUTが相対的に小さい軽負荷モードと、相対的に大きい重負荷モードの2種類の負荷モードの何れかで駆動されるスイッチング電源回路の制御回路であって、エラーアンプ1の位相補償用のコンデンサC1と、スイッチング素子SW1を介してコンデンサC1と並列に接続されたコンデンサC2と、コンデンサC2のチャージ電圧がコンデンサC1のチャージ電圧に等しくなるように調整する電圧調整手段Iと、軽負荷モード乃至重負荷モードの何れであるかを検出し、軽負荷モードの時にはスイッチング素子SW1をオフしてコンデンサC1による位相補償を行わせる一方、重負荷モードの時にはスイッチング素子SW1をオンしてコンデンサC1とコンデンサC2とによる位相補償を行わせる状態判定回路8とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明はスイッチング電源回路の制御回路に関し、特に軽負荷から重負荷に亘り広い範囲で負荷電流が変化する場合に適用して有用なものである。
従来技術に係るスイッチング電源回路の中には、負荷が所定以上の重負荷のときPWM制御で動作させるとともに、前記負荷が所定未満の軽負荷のときPFM制御で動作させるように構成したものがある。この種のスイッチング電源回路の一例を図8に示す。同図に示すように、かかるスイッチング電源回路では、スイッチング素子SWPをオンさせると、電源VINからスイッチング素子SWP、リアクトルL及び平滑用のコンデンサCLを介して出力端子OUTから負荷(図示せず。;以下同じ。)に負荷電流IOUTが供給される。このときリアクトルLにはエネルギが蓄積される。その後、スイッチング素子SWPをオフさせると、リアクトルLに蓄積されたエネルギに基づくコイル電流ILがダイオードSBDを介して循環することにより負荷には引き続き負荷電流IOUTが供給される。
ここで、出力端子OUTにおける出力電圧VOUTは抵抗RFB1及び抵抗RFB2で所定の割合に分圧されてエラーアンプ1の一方の入力端子に供給されている。エラーアンプ1は出力電圧VOUTを分圧した電圧と、他方の入力端子に供給されている予め定めた基準電圧VREFとの偏差を表す誤差信号Verrを出力する。PWMコンパレータ2は誤差信号Verrと、ランプ発生器3が発生するランプ信号RAMPとを比較して形成したPWM信号PWMを出力する。PWM信号PWMはPWM/PFM回路4を介してPWM信号PWM又はPFM信号PFMの何れか一方を選択して出力する。
さらに詳言すると、PWM/PFM回路4はPWM信号PWMに基づきPFM信号PFMを形成するとともに、PWM信号PWMとPFM信号PFMとのパルス幅を比較し、この結果PWM信号PWMのパルス幅(負荷によって変動する)がPFM信号PFMのパルス幅(一定)よりも短いとき、すなわち軽負荷のときはPFM信号PFMを出力し、このPFM信号PFMでスイッチング素子SWPのスイッチング制御を行う。一方、負荷が増加してPWM信号PWMのパルス幅がPFM信号PFMのパルス幅よりも長くなったとき、すなわち重負荷のときはPWM信号PWMを出力し、このPWM信号PWMでスイッチング素子SWPのスイッチング制御を行う。
このように軽負荷から重負荷まで、広い範囲に対応させて負荷電流IOUTを供給するスイッチング電源回路においては、通常エラーアンプ1の出力側に位相補償回路が設けてある。この位相補償回路は直列に接続した抵抗R及びコンデンサCからなり、所定値以上の高周波数領域においてエラーアンプ1のゲインを低減する。このようにゲインを低減することにより重負荷モードにおいてもエラーアンプ1の発振を防止して当該スイッチング電源回路の安定な動作を保証するためである。
一方、上述の如き位相補償回路を設けることにより、軽負荷モードにおいても所定値以上の高周波数領域においてはエラーアンプ1のゲインが低減される。
したがって、重負荷モードの動作の安定性を基準に位相補償回路のコンデンサCの容量を決定した場合、軽負荷モードでは不必要な低周波数領域においてもエラーアンプ1のゲインが低減されてしまうことになる。
この結果、軽負荷モードでは誤差信号Verrの立ち上がりが必要以上に鈍った波形となるので、制御の追従性を悪化させてしまうという問題を生起する。特に、軽負荷から重負荷への過渡応答の際には、エラーアンプのゲインが低いことに起因するアンダーシュートが大きくなるという問題を生起する。
ここで、軽負荷及び重負荷とは、相対的な概念で、PFMモード及びPWMモードでいえばPFMモードが軽負荷に対応し、PWMモードが重負荷に対応する。したがって、軽負荷から重負荷への過渡応答とは、例えばPFMモードからPWMモードへ移行する際の過渡応答を意味する。他にも、コイル電流ILの非連続状態を軽負荷に対応させ、連続状態を重負荷に対応させることができる。ここで、コイル電流ILが非連続とは脈動するコイル電流ILが一旦零まで下降することによりコイル電流ILが連続しない状態になることをいい、連続とは脈動しながらもコイル電流ILが零になることなく連続する状態をいう。
なお、この種のスイッチング電源回路において高速応答性と位相補償を備えた公知技術として特許文献1がある。
特開2005−287165号公報(要約参照)
本発明は、上記従来技術に鑑み、軽負荷時における制御の応答性を向上させると同時に重負荷時における制御の安定性を実現し得るスイッチング電源回路の制御回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、出力電圧と基準値との偏差を検出するエラーアンプの出力信号に基づきスイッチ手段を制御することにより出力端子を介して一定電圧を出力するとともに、負荷電流が相対的に小さい軽負荷モードと、前記負荷電流が相対的に大きい重負荷モードの2種類の負荷モードの何れかで駆動されるスイッチング電源回路の制御回路であって、前記エラーアンプの位相補償用の第1のコンデンサと、接続用スイッチ手段を介して前記第1のコンデンサと並列に接続された第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサのチャージ電圧が前記第1のコンデンサのチャージ電圧に等しくなるように前記第2のコンデンサのチャージ電圧を調整する電圧調整手段と、前記軽負荷モード乃至前記重負荷モードの何れであるかを検出し、前記軽負荷モードの時には前記接続用スイッチ手段をオフして第1のコンデンサによる位相補償を行わせる一方、前記重負荷モードの時には前記接続用スイッチ手段をオンして第1のコンデンサと第2のコンデンサとによる位相補償を行わせる状態判定手段とを有することを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記第1のコンデンサは、前記第2のコンデンサよりも小容量であることを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記電圧調整手段は、前記第1のコンデンサのチャージ電圧と第2のコンデンサのチャージ電圧とを比較して両者の偏差が零になるように調整する他のエラーアンプと、このエラーアンプの出力側と前記第2のコンデンサとの間に接続されて前記軽負荷モードの時にはオン状態、前記重負荷モードの時にはオフ状態に前記状態判定手段により制御される調整用スイッチ手段とを有することを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第4の態様は、第1又は第2に記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記電圧調整手段は、ゲートに前記第1のコンデンサのチャージ電圧が印加されているデプレッション型のNチャンネルの第1のMOSFET素子と、ゲートが接地されるとともに、ソースが前記第1のMOSFET素子のソースとバックゲートとに接続されているデプレッション型のNチャンネルの同形の第2のMOSFET素子と、前記第1及び第2のMOSFET素子同士の接続部と前記第2のコンデンサとの間に接続されて前記軽負荷モードの時にはオン状態、前記重負荷モードの時にはオフ状態に前記状態判定手段により制御される調整用スイッチ手段とを有することを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第5の態様は、第1乃至第4の態様の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記状態判定手段は、PFM制御モードが検出されているときを軽負荷モードと判定するとともに、PWM制御モードが検出されているときを重負荷モードと判定して前記接続用スイッチ手段のオン・オフ制御を行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第6の態様は、第1乃至第4の態様の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記状態判定手段は、コイル電流が非連続状態のときを軽負荷モードと判定するとともに、前記コイル電流が連続状態のときを重負荷モードと判定して前記接続用スイッチ手段のオン・オフ制御を行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第7の態様は、第1乃至第4の態様の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記状態判定手段は、前記非連続状態乃至連続状態の如何にかかわらず前記PFMモードが検出されているとき及び前記PWM制御モードが検出され、且つ前記非連続状態が検出されているときを軽負荷モードと判定する一方、その他のときを重負荷モードと判定して前記接続用スイッチ手段のオン・オフ制御を行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第8の態様は、第1乃至第7の態様の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記状態判定手段は、前記接続スイッチをオンする際には高速のスイッチング速度で、またオフする際には低速のスイッチング速度でそれぞれ切り替えを行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明の第9の態様は、第1乃至第8の態様の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、前記状態判定手段は、前記接続スイッチをオフする際には所定の遅延時間の経過後に切り替え動作を開始するように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路にある。
本発明によれば、軽負荷モードが検出されている時には第1のコンデンサのみの容量が、また重負荷モードが検出されている時には第1のコンデンサと接続用スイッチ手段を介して並列接続される第2のコンデンサとの並列容量がエラーアンプの位相補償回路の容量として機能する。かかる軽負荷時にはエラーアンプのゲインを低減させなくてもエラーアンプの発振等、動作の不安定を生起することはない。
したがって、軽負荷モードで使用する第1のコンデンサによる位相補償回路の容量は小さくすることができ、この結果軽負荷モード時のエラーアンプの応答特性を従来よりもより高周波数域まで良好に保持することができる。
一方、重負荷時には発振等による動作の不安定性を生起し易くなるので、ある程度以上の高周波数域ではエラーアンプのゲインを低減させる必要がある。本発明における重負荷モードでは第1のコンデンサと第2のコンデンサとを並列接続することで位相補償回路を十分大容量のものとすることができる。
この結果、重負荷時の動作の不安定を生起することもない。すなわち、軽負荷時の応答性と重負荷時の安定性を同時に得ることができる。
さらに、第2のコンデンサのチャージ電圧は電圧調整手段により第1のコンデンサのチャージ電圧と等価になるように調整してある。
この結果、接続用スイッチ手段のオン動作に伴う第2のコンデンサの接続の際に第1のコンデンサのチャージ電圧を変化させることなく円滑な接続を行うことができる。すなわち、第2のコンデンサの接続に伴うエラーアンプの出力側の電圧変動等の悪影響を生起することもない。
以下本発明の実施の形態及び実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るスイッチング電源回路の制御回路を示す回路図である。本形態は、図8に示すスイッチング電源回路に次の制御回路を追加したものである。そこで図8と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
同図に示すように、本形態に係る制御回路は、エラーアンプ1の出力側に抵抗Rとともに接続される位相補償用の第1のコンデンサC1の他に第2のコンデンサC2も有している。コンデンサC2は接続用スイッチ手段であるスイッチング素子SW1を介してコンデンサC1と並列に接続されている。ここで、コンデンサC1の容量は、コンデンンサC2の容量よりも小容量であることが望ましい。軽負荷の場合の位相補償回路の容量を可及的に小さくしてエラーアンプ1の応答特性を向上させると同時に、重負荷の場合の位相補償回路の容量を十分大きくしてエラーアンプ1の安定動作を図るためである。
本形態における電圧調整手段Iは、エラーアンプ7と調整用スイッチ手段であるスイッチング素子SW2とで構成してある。ここで、エラーアンプ7はコンデンサC1のチャージ電圧とコンデンサC2のチャージ電圧とを比較して両者の偏差が零になるように調整する。また、スイッチング素子SW2はエラーアンプ7の出力側とコンデンサC2との間に接続されてそのオン・オフ制御を状態判定回路8で行うように構成してある。
電圧調整手段Iはエラーアンプ7とスイッチング素子SW2との組み合わせに限定するものではない。要はコンデンサC2のチャージ電圧がコンデンサC1のチャージ電圧に等しくなるようにコンデンサC2のチャージ電圧を調整することができるように構成してあれば、それ以上の特別な限定はない。例えば、図6に示すような構成の電圧調整手段IIであっても構わない。
なお、本形態の如くエラーアンプ7の出力をスイッチング素子SW2でオン・オフ制御するように構成した場合には、コンデンサC1,C2の並列接続時においてコンデンサC1,C2の電圧が不安定になるのを未然に防止し得る。また、コンデンサC2がスイッチング素子SW1を介してコンデンサC1に並列接続される重負荷モード時には、スイッチング素子SW2がオフ状態になるのでエラーアンプ7の出力電圧の変動がコンデンサC2に影響を及ぼすことはない。
状態判定回路8は当該スイッチング電源回路が軽負荷モード乃至重負荷モードの何れであるかを検出し、軽負荷モードの時にはスイッチング信号Aによりスイッチング素子SW1をオフしてコンデンサC1による位相補償を行わせる一方、重負荷モードの時にはスイッチング素子SW1をオンして並列接続されたコンデンサC1とコンデンサC2とによる位相補償を行わせる。同時に、本形態における状態判定回路8においては、スイッチング信号Bにより軽負荷モードの時にはスイッチング素子SW2がオン状態、重負荷モードの時にはオフ状態になるように制御している。
PFM状態検出回路9はPWM/PFM回路4の出力状態に基づき当該スイッチング電源回路の駆動モード、すなわちPWMモード又はPFMモードの何れであるかを検出してこのときの駆動モードを表わす状態信号Eを状態判定回路8に送出する。非連続状態検出回路10は電圧検出部5の電圧状態に基づき当該スイッチング電源回路のコイル電流ILが連続状態であるか、又は非連続状態であるかを検出して、連続状態又は非連続状態の何れであるかを表わす状態信号Fを状態判定回路8に送出する。ちなみに、非連続状態の時にはコイル電流ILが途切れることにより当該部分で電圧のリンギングが発生するので、かかるリンギング現象を検出するようにすれば良い。
ここで、状態判定回路8が検出する軽負荷モード及び重負荷モードの判断基準は種々考えられるが、代表的な例として次の3態様が挙げられる。
1) PFMモードであることが検出されている場合に軽負荷モードと判定し、PWMモードであることが検出されている場合に重負荷モードと判定する。
2) コイル電流ILが非連続状態のときに軽負荷モードと判定するとともに、コイル電流ILが連続状態のときに重負荷モードと判定する。
3) 電流の非連続状態乃至連続状態の如何にかかわらずPFMモードが検出されているとき及びPWMモードが検出され、且つ電流の非連続状態が検出されているときを軽負荷モードと判定する一方、その他のときを重負荷モードと判定する。
また、状態判定回路8は、スイッチング素子SW1をオンする際には高速のスイッチング速度で、またオフする際には低速のスイッチング速度でそれぞれ切り替えを行うように構成するのが望ましい。スイッチング素子SW1をオンする際には、状態判定回路8が軽負荷から重負荷への変化を検出した時点から可及的速やかに位相補償用コンデンサ(コンデンサC1,C2)の並列接続を実現する必要があるからである。すなわち、コンデンサC2の接続状態の遅延を可及的に低減するためである。一方、コンデンサC1の容量は小さいためスイッチング素子SW1の寄生容量の影響を受け易い。したがって、かかる影響を低減するためには、スイッチング素子SW1をある程ゆっくりオフする必要がある。
さらに、状態判定回路8は、スイッチング素子SW1をオフする際には所定の遅延時間の経過後に切り替え動作を開始するように構成するのが望ましい。この場合は、重負荷から軽負荷に変化した場合であるが、状態判定回路8で軽負荷となったことが検出された場合でも一定時間スイッチング信号Aによるスイッチング素子SW1の状態変化を遅延させることにより、すなわちヒステリシスを持たせることにより状態判定回路8の判定動作を安定させることができるからである。
本形態によれば、軽負荷モードが検出されている時にはコンデンサC1のみの容量が、また重負荷モードが検出されている時にはコンデンサC1とスイッチング素子SW1を介して並列接続されるコンデンサC2との並列容量がエラーアンプ1の位相補償回路の容量となる。すなわち、本形態におけるエラーアンプ1のゲインの周波数特性は図2に示すようなものとなる。
図2に示すように、軽負荷モードではfz=1/2π・C1・Rで規定される周波数以上の場合にゲインが低減され、重負荷モードではfz=1/2π・(C1+C2)・Rで規定される周波数以上の場合にゲインが低減される。ここで、fz>fzであるので軽負荷モードでは図2中に実線で示す特性となる。すなわち、エラーアンプ1のゲインはより高周波数域まで低減されることはない。したがって、軽負荷時の応答性を良好に保持することができる。一方、重負荷モードでは図2中に点線で示す特性となる。すなわち、より低い周波数域でエラーアンプ1のゲインが低減される。したがって、重負荷時に特に生起し易い発振等、動作の不安定を未然に防止し得る。
コンデンサC2のチャージ電圧はエラーアンプ7によりコンデンサC1のチャージ電圧と等価になるように調整してある。かくして、スイッチング素子SW1のオン動作に伴うコンデンサC2の接続の際にコンデンサC1のチャージ電圧を変化させることなく円滑な接続を行うことができる。
この結果、軽負荷における過渡応答及び軽負荷から重負荷に移行する場合の過渡応答を改善し得る。すなわち、従来のスイッチング電源回路では、その安定性を確保するためエラーアンプ1の高周波ゲインを敢えて小さくする位相補償がなされており、このため軽負荷から重負荷への過渡応答において、エラーアンプ1のゲインが低いことに基因するアンダーシュートが大きくなるが、本形態によれば、かかるアンダーシュートを可及的に小さくすることができる。
図3は従来技術に係る図8に示すスイッチング電源回路との比較において図1に示すスイッチング電源回路及びその制御回路における各部の波形を示す波形図である。同図(a)は従来と本形態に共通の負荷電流IOUTを示す。以下、(b)は従来技術におけるランプ信号RAMP,誤差信号Verr,コンデンサCのチャージ電圧VC、(c)は 従来技術におけるコイル電流IL、(d)は従来技術(点線で示す特性)と本形態(実線で示す特性)における出力電圧VOUT、(e)は本形態のおけるランプ信号RAMP,誤差信号Verr,コンデンサC1のチャージ電圧VC1、(f)は本形態におけるコイル電流IL、(g)はPWM信号、(h)はPFM信号、(i)は選択された後のPWM信号乃至PFM信号、(j)は状態信号E、(k)はスイッチング信号A、(l)はスイッチング信号Bの波形をそれぞれ示す。なお、本図3は軽負荷モードをPFMモードに対応させ、重負荷モードをPWMモードに対応させた場合である。
図3を参照すれば明らかな通り、点αでPFMモードからPWMモードに切替わっているが、本形態によればPFMモードではエラーアンプ1のゲインを従来よりも大きくすることができるので、重負荷モードに移行する過渡期における誤差信号Verr(図3(b)及び同図(e)参照)がより迅速に収束し、コイル電流IL(図3(c)及び同図(f)参照)の応答性も改善されていることが分る。この結果、図3(d)に示すように、PFMモードからPWMモードへの過渡応答の際のアンダーシュートが大幅に改善される。
図4は、軽負荷モードを電流の非連続状態に対応させ、重負荷モードを電流の連続状態に対応させた場合における本形態に係るスイッチング電源回路の制御回路の各部の波形を示す波形図である。同図(a)は負荷電流IOUT、(b)は出力電圧VOUT、(c)はランプ信号RAMP,誤差信号Verr,コンデンサC1のチャージ電圧VC1、(d)はコイル電流IL、(e)はPWM信号、(f)は選択された後のPWM信号乃至PFM信号、(g)は連続/非連続判定信号、(h)は状態信号F、(i)はスイッチング信号A、(j)はスイッチング信号Bの波形をそれぞれ示す。
図4を参照すれば明らかな通り、点βで非連続状態から連続状態に切替わっているが、連続状態に移行する過渡期における誤差信号Verr(図4(b)参照)が図3(e)に示す場合と同様に迅速に収束し、コイル電流IL(図4(c)参照)の応答性も図3(f)に示す場合と同様に改善されていることが分る。この結果、図4(d)に示すように、非連続状態から連続状態への過渡応答の際のアンダーシュートが、図3(d)に示す場合と同様に、大幅に改善される。
図5は、軽負荷モードをPFMモードに対応させ、重負荷モードをPWMモードに対応させた場合であて、重負荷モードから軽負荷モードに移行する際の過渡状態における本形態に係るスイッチング電源回路の制御回路の各部の波形を示す波形図である。同図(a)は出力電圧VOUT、(b)は負荷電流IOUT、(c)はランプ信号RAMP,誤差信号Verr,コンデンサC1のチャージ電圧VC1、(d)はコイル電流IL、(e)はPWM信号、(f)はPFM信号、(g)は選択された後のPWM信号乃至PFM信号、(h)は状態信号E、(i)はスイッチング信号A、(j)はスイッチング信号Bの波形をそれぞれ示す。
図5を参照すれば明らかな通り、点γでPWMモードからPFMモードに切替わっている。ここで、スイッチング信号Aは状態信号Eがモードの切替わりを検出した時点から一定時間t1遅延した時点でスイッチング素子SW1を切替えるためのスイッチング信号Aを送出している。また、このときのスイッチング信号Aは遅延時間t2で漸減する信号とすることによりゆっくりオフ状態になるように制御している。前者によりかかる場合の状態判定回路8の判定動作の安定化を図ると同時に、後者によりスイッチング素子SW1の寄生容量に基因してコンデンサC1のチャージ電圧にノイズが重畳されるのを防止している。
図6は電圧調整手段IIが異なる本発明の他の実施の形態に係るスイッチング電源回路の制御回路を示す回路図である。同図に示すように、本形態にかかるスイッチング電源回路の制御回路は電圧調整手段IIが異なるだけで他の構成は、図1に示す実施の形態と全く同様であるので、同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
図6に示すように、本形態における電圧調整手段IIは、Nチャンネルのデプレッション型のMOSFET素子ND1と同様のMOSFET素子ND2とを直列に接続して構成してある。ここで、MOSFET素子ND1のゲートにはキャパシタC1のチャージ電圧VC1が印加してある。一方、MOSFET素子ND2のゲートは接地されるとともに、そのソースがMOSFET素子ND1のソースとバックゲートとに接続され、さらに両者の接続部がスイッチング素子SW2を介してコンデンサC2に接続してある。
かくして、MOSFET素子ND1及びMOSFET素子ND2の接続部の電圧V3がチャージ電圧VC1に一致するように調整される。
この結果、軽負荷モード時にスイッチング素子SW1がオフ状態となることにより、コンデンサC1,C2間はスイッチング素子SW1で遮断されているもののコンデンサC2のチャージ電圧VC2はチャージ電圧VC1に等しくなるように調整される。また、コンデンサC2がスイッチング素子SW1を介してコンデンサC1に並列接続される重負荷モード時にはスイッチング素子SW2がオフ状態になるので電圧V3の変動がコンデンサC1、C2に影響を及ぼすことはない。
かかる本形態の電圧調整手段IIはその回路構成が図1に示す電圧調整手段Iに比べて簡単になる。
なお、図6に示す実施の形態では、デプレッション型のMOSFET素子を用いた回路を例示したが、その他の増幅素子を用いて電圧フォロア回路を組んでも良い。図1及び図6に示す電圧調整手段I,IIと同様の特性改善は期待出来るからである。
さらに、図1に示す実施の形態は降圧形のスイッチング電源回路に適用した場合であるが、スイッチング電源回路が昇圧形であっても勿論構わない。図7は昇圧形のスイッチング電源回路に適用した場合を示す回路図である。同図に示すように、昇圧形の場合、リアクトルLとスイッチング素子SWPとの位置が入れ替わっているだけで他は図1に示す降圧形のスイッチング電源回路と同様である。また、その制御回路自体も本質的に変わるところはない。そこで、同一部分について同一番号を付し、重複する部分の説明は省略する。なお、本形態においても、電圧調整手段Iを電圧調整手段IIで代替することは勿論可能である。
本発明は、例えば携帯電話、パソコン等の電源回路を形成するスイッチング電源回路を製造、販売する電子機器産業分野で利用することができる。
本発明の実施の形態に係る降圧形のスイッチング電源回路の制御回路を示す回路図である。 図1に示す回路におけるエラーアンプのゲインの周波数特性を示す特性図である。 従来技術に係る図8に示すスイッチング電源回路との比較において図1に示すスイッチング電源回路及びその制御回路における各部の波形を示す波形図である。 軽負荷モードを電流の非連続状態に対応させ、重負荷モードを電流の連続状態に対応させた場合における図1に示すスイッチング電源回路の制御回路の各部の波形を示す波形図である。 軽負荷モードをPFMモードに対応させ、重負荷モードをPWMモードに対応させた場合であて、重負荷モードから軽負荷モードに移行する際の過渡状態における図1に示すスイッチング電源回路の制御回路の各部の波形を示す波形図である。 電圧調整手段が異なる本発明の他の実施の形態に係るスイッチング電源回路の制御回路を示す回路図である。 昇圧形である本発明の他の実施の形態に係るスイッチング電源回路の制御回路を示す回路図である。 従来技術に係るスイッチング電源回路を示す回路図である。
符号の説明
I 電圧調整手段
II 電圧調整手段
1 エラーアンプ
2 PWMコンパレータ
3 RAMP発生器
4 PWM/PFM回路
5 電圧検出部
7 エラーアンプ
8 状態判定回路
9 PFM状態検出回路
10 非連続状態検出回路

Claims (9)

  1. 出力電圧と基準値との偏差を検出するエラーアンプの出力信号に基づきスイッチ手段を制御することにより出力端子を介して一定電圧を出力するとともに、負荷電流が相対的に小さい軽負荷モードと、前記負荷電流が相対的に大きい重負荷モードの2種類の負荷モードの何れかで駆動されるスイッチング電源回路の制御回路であって、
    前記エラーアンプの位相補償用の第1のコンデンサと、
    接続用スイッチ手段を介して前記第1のコンデンサと並列に接続された第2のコンデンサと、
    前記第2のコンデンサのチャージ電圧が前記第1のコンデンサのチャージ電圧に等しくなるように前記第2のコンデンサのチャージ電圧を調整する電圧調整手段と、
    前記軽負荷モード乃至前記重負荷モードの何れであるかを検出し、前記軽負荷モードの時には前記接続用スイッチ手段をオフして第1のコンデンサによる位相補償を行わせる一方、前記重負荷モードの時には前記接続用スイッチ手段をオンして第1のコンデンサと第2のコンデンサとによる位相補償を行わせる状態判定手段とを有することを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  2. 請求項1に記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記第1のコンデンサは、前記第2のコンデンサよりも小容量であることを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記電圧調整手段は、前記第1のコンデンサのチャージ電圧と第2のコンデンサのチャージ電圧とを比較して両者の偏差が零になるように調整する他のエラーアンプと、このエラーアンプの出力側と前記第2のコンデンサとの間に接続されて前記軽負荷モードの時にはオン状態、前記重負荷モードの時にはオフ状態に前記状態判定手段により制御される調整用スイッチ手段とを有することを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  4. 請求項1又は請求項2に記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記電圧調整手段は、ゲートに前記第1のコンデンサのチャージ電圧が印加されているデプレッション型のNチャンネルの第1のMOSFET素子と、ゲートが接地されるとともに、ソースが前記第1のMOSFET素子のソースとバックゲートとに接続されているデプレッション型のNチャンネルの同形の第2のMOSFET素子と、前記第1及び第2のMOSFET素子同士の接続部と前記第2のコンデンサとの間に接続されて前記軽負荷モードの時にはオン状態、前記重負荷モードの時にはオフ状態に前記状態判定手段により制御される調整用スイッチ手段とを有することを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記状態判定手段は、PFM制御モードが検出されているときを軽負荷モードと判定するとともに、PWM制御モードが検出されているときを重負荷モードと判定して前記接続用スイッチ手段のオン・オフ制御を行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  6. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記状態判定手段は、コイル電流が非連続状態のときを軽負荷モードと判定するとともに、前記コイル電流が連続状態のときを重負荷モードと判定して前記接続用スイッチ手段のオン・オフ制御を行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  7. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記状態判定手段は、前記非連続状態乃至連続状態の如何にかかわらず前記PFMモードが検出されているとき及び前記PWM制御モードが検出され、且つ前記非連続状態が検出されているときを軽負荷モードと判定する一方、その他のときを重負荷モードと判定して前記接続用スイッチ手段のオン・オフ制御を行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記状態判定手段は、前記接続スイッチをオンする際には高速のスイッチング速度で、またオフする際には低速のスイッチング速度でそれぞれ切り替えを行うように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載するスイッチング電源回路の制御回路において、
    前記状態判定手段は、前記接続スイッチをオフする際には所定の遅延時間の経過後に切り替え動作を開始するように構成したことを特徴とするスイッチング電源回路の制御回路。
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