JP2010050905A - 無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信制御システム - Google Patents

無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】非起動状態にある無線通信インターフェースを起動し、無線通信を確立するに際して、容易に必要な設定情報の入手及び設定が可能な無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信制御システムを提供する。
【解決手段】本発明は、無線LAN通信及び非接触ICチップによる通信を用いて他の装置と通信可能な無線通信装置が複数存在する無線通信ネットワークにおける無線通信制御方法であって、無線通信装置1Aが、無線LAN通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成する設定情報生成ステップと、非接触ICチップによる通信により設定情報を無線通信装置Bに送信する設定情報送信ステップと、無線通信装置1Bが、非接触ICチップによる通信により設定情報を受信する設定情報受信ステップと、設定情報を用いて無線LAN通信を確立する第1無線通信確立ステップとを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信制御システムに関する。
近年、携帯端末、PC(Personal Computer)、ゲーム機及び家電製品といった種々の装置に、複数の無線通信インターフェースが搭載され、それぞれの方式に従った無線通信が可能となっている。例えば、携帯端末には、セルラ通信、無線LAN、赤外線通信、ブルートゥース及び非接触ICチップ等の通信が可能なインターフェースが搭載されている。これらの通信方式は、特性及び用途により使い分けられている。電力消費の観点から、これらの通信を行うための無線通信インターフェースは非使用時には起動されていない状態にあり、通信時に起動されることが好ましい。特許文献1には、無線ネットワーク機能がスリープ状態にある端末装置に対して、セルラ通信網を介して端末管理サーバから信号を送信することにより、端末装置を無線ネットワークによるセッションを開始可能な状態にするシステムが記載されている。
特開2004−253961号公報
完全に非起動状態にある無線通信インターフェースを起動し、無線通信を確立するためには、例えばSSID(Service Set Identifier)、WEP(Wired Equivalent Privacy)キーといった各種情報を装置に設定することが必要である。装置の無線通信がまだ確立されていないので、これらの各種情報を当該無線通信により入手することはできない。また、無線通信インターフェースの起動の度に、これらの各種情報の入手、入力及び設定することは煩雑であり、利便性が低い。なお、特許文献1では、無線通信インターフェースの非起動状態からのセッション開始ではなく、スリープ状態からセッション可能状態への移行を問題としており、このような各種情報を必要とする状態を想定していない。
そこで、本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、非起動状態にある無線通信インターフェースを起動し、無線通信を確立するに際して、容易に必要な設定情報の入手及び設定が可能な無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の無線通信制御方法は、第1無線通信方式及び第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式を用いて他の装置と通信可能な無線通信装置が複数存在する無線通信ネットワークにおける無線通信制御方法であって、第1の無線通信装置が、第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を生成する設定情報生成ステップと、第1の無線通信装置が、第2無線通信方式による通信により設定情報を第2の無線通信装置に送信する設定情報送信ステップと、第2の無線通信装置が、第2無線通信方式により送信された設定情報を受信する設定情報受信ステップと、第2の無線通信装置が、設定情報を用いて前記第1無線通信方式による通信を確立する第1無線通信確立ステップとを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の無線通信装置は、第1無線通信方式及び第2無線通信方式を用いて他の無線通信装置と通信可能な無線通信装置であって、第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を生成する設定情報生成手段と、第2無線通信方式による通信により設定情報を他の無線通信装置に送信する設定情報送信手段とを備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の無線通信装置は、第1無線通信方式及び第2無線通信方式を用いて他の無線通信装置と通信可能な無線通信装置であって、第2無線通信方式を用いた通信により他の無線通信装置から送信された、第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を受信する設定情報受信手段と、設定情報を用いて第1無線通信方式による通信を確立する第1無線通信制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の無線通信制御方法及び無線通信装置では、第1及び第2の無線通信装置間に第1無線通信方式による通信を確立するに際して、第2の無線通信装置は、第1の無線通信装置が生成した設定情報を第2無線通信方式による通信を介して入手できる。この設定情報を設定項目に設定することにより、第2の無線通信装置は、第1無線通信方式による通信インターフェースを起動して、第1無線通信方式による通信を確立することができる。従って、無線通信の確立を容易かつ自動的に行うことができるので、利便性が向上する。
また、本発明の無線通信制御方法では、第1無線通信方式は、無線LAN通信であることを特徴とする。この場合には、第1及び第2の無線通信装置間における無線LAN通信の確立を容易かつ自動的に行うことが可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、第2無線通信方式は、非接触ICチップを用いた無線通信であることを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、非接触ICチップを用いた無線通信により、第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を入手することができる。従って、第1無線通信方式による通信の確立を容易かつ自動的に行うことが可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、第2無線通信方式は、セルラ無線通信網を用いた無線通信であることを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、セルラ無線通信網を用いた無線通信により、第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を入手することができる。従って、第1無線通信方式による通信の確立を容易かつ自動的に行うことが可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、第2無線通信方式は、赤外線通信、無線LAN通信、ブルートゥース無線通信及び人体を介した通信のうちのいずれかであることを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、赤外線通信、無線LAN通信、ブルートゥース無線通信及び人体を介した通信のうちのいずれかにより、第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を入手することができる。従って、第1無線通信方式による通信の確立を容易かつ自動的に行うことが可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定項目は、SSID、認証鍵及び暗号化鍵のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、第1の無線通信装置が生成したSSID、認証鍵及び暗号化鍵といった設定項目の設定情報を受信することができる。従って、第2の無線通信装置は、これらの設定情報を用いて第1無線通信方式による通信の確立を容易かつ自動的に行うことができる。また、これらの設定情報を第1及び第2の無線通信装置で安全に共有できるので、セキュリティの向上を図ることが可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定項目は、第1無線通信方式がアドホックネットワーク通信とインフラストラクチャネットワーク通信とのいずれの方式であるかを示す情報を含むことを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、通信の確立前に通信モードを認識することが可能となるので、第1無線通信方式による通信の確立の迅速化を図ることができる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定項目は、第1無線通信方式による通信の無線通信ネットワークにおける第2の無線通信装置のIPアドレスを含むことを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、通信の確立前に自装置のIPアドレスを認識することが可能となるので、第1無線通信方式による通信の確立の迅速化を図ることができる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定項目は、第1無線通信方式における周波数チャネルを含むことを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、通信の確立前に周波数チャネルを認識することが可能となるので、第1無線通信方式による通信の確立の迅速化を図ることができる。また、第2の無線通信装置は、周波数チャネルの設定のためのスキャン処理に要する電力消費を抑制することが可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定項目は、第1無線通信方式におけるビーコン送信周期及び間欠受信間隔のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、アプリケーションのリアルタイム性に応じたビーコン送信周期及び間欠受信間隔を第1の無線通信装置と迅速且つ安全に共有できるので、適切なQoS(Quality of Service)制御が可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定情報送信ステップにおいて、第1の無線通信装置が、設定情報に加えて、第1無線通信方式の通信インターフェースの起動要求を第2の無線通信装置に送信し、設定情報受信ステップにおいて、第2の無線通信装置が、設定情報に加えて、起動要求を受信し、第1無線通信確立ステップにおいて、第2の無線通信装置が、起動要求に応じて第1無線通信方式の通信インターフェースを起動し、設定情報を用いて前記第1無線通信方式による通信を確立することを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、第1の無線通信装置からの起動要求に基づいて、非起動状態の通信インターフェースを起動させることができる。従って、無線通信の確立を自動的に行うことが可能となり、利便性が向上する。
また、本発明の無線通信制御方法では、第1の無線通信装置が、第2無線通信方式による通信により、第1無線通信方式による通信の終了要求を第2の無線通信装置に送信する終了要求送信ステップと、第2の無線通信装置が、終了要求に応じて第1無線通信方式の通信インターフェースを非起動状態とし、第1無線通信方式による通信を終了する通信終了ステップとを更に有することを特徴とする。この場合には、第2の無線通信装置は、通信の明示的な終了要求に応じて、通信インターフェースを非起動状態とすることができるので、電力消費の抑制が可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定情報生成ステップにおいて、SSID、認証鍵及び暗号化鍵のうちの少なくとも1つの設定情報を、乱数を用いて生成することを特徴とする。この場合には、通信のセキュリティに関する設定項目の設定情報をランダム化できるので、第1無線通信方式による通信のセキュリティ向上を図ることが可能となる。
また、本発明の無線通信制御方法では、設定情報生成ステップにおいて、第1の無線通信装置が、第1無線通信方式の通信環境を観測し、その観測結果に基づいて周波数チャネルの設定情報を生成することを特徴とする。この場合には、電磁波等の干渉による通信性能の低下が少ない周波数チャネルを選択することができるので、通信品質の向上を図ることが可能となる。
本発明の無線通信制御方法は、通信用サーバ、無線通信装置及び無線LANアクセスポイントを含み、通信用サーバと無線通信装置とは、セルラ無線通信網を介して通信可能であることを特徴とする無線通信ネットワークにおける無線通信制御方法であって、通信用サーバが、無線LAN通信により無線通信装置に対して送信される送信データを蓄積するデータ蓄積ステップと、通信用サーバが、無線LAN通信に必要な設定項目の設定情報を生成する無線LAN設定情報生成ステップと、通信用サーバが、セルラ無線通信網を介して無線通信装置に設定情報を送信する無線LAN通信要求送信ステップと、無線通信装置が、設定情報を受信する無線LAN通信要求受信ステップと、無線通信装置が、設定情報を用いて無線LAN通信による通信を確立する無線LAN通信確立ステップと、無線通信装置が、自装置と通信可能な無線LANアクセスポイントの有無を検出するアクセスポイント探索ステップと、無線通信装置が、無線LANアクセスポイントの検出結果を通信用サーバに無線LAN通信またはセルラ通信網を介して送信する探索結果送信ステップと、通信用サーバが、無線通信装置から無線LANアクセスポイントを検出した旨の情報を受信した場合には、無線LAN通信により、無線LANアクセスポイントを介して無線通信装置に送信データを送信するデータ送信ステップとを有することを特徴とする。
本発明の無線通信制御方法では、通信用サーバは、無線通信装置に送信される送信データを蓄積したときに、無線LAN通信に必要な設定項目の設定情報を生成し、この設定情報を無線通信装置に送信する。このため、データ送信の必要なときに無線通信装置を起動させることが可能となり、データ送信の必要がないときには、無線通信装置の無線LAN通信用インターフェースを非起動状態にさせておくことができる。また、無線通信装置が無線LANアクセスポイントを検出し、検出した旨の情報が通信用サーバに送信された場合に、通信用サーバから無線通信装置への送信データの送信が行われるので、通信用サーバは、無線通信装置に送信データを確実に送信することができる。
本発明の無線通信制御方法は、第1〜第3の無線通信装置を含み、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とは第2無線通信方式で通信可能であり、第2の無線通信装置と第3の無線通信装置は第1無線通信方式で通信可能である無線通信ネットワークにおける無線通信制御方法であって、第1の無線通信装置が、第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成する第1無線設定情報生成ステップと、第1の無線通信装置が、第2無線通信方式による通信により設定情報を第2の無線通信装置に送信する第1無線設定情報送信ステップと、第2の無線通信装置が、第2無線通信方式により送信された設定情報を受信する第1無線設定情報受信ステップと、第2の無線通信装置が、設定情報を用いて、第1無線通信方式による第3の無線通信装置との通信を確立する通信確立ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の無線通信制御システムは、第1〜第3の無線通信装置を含む無線通信制御システムであって、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とは第2無線通信方式で通信可能であり、第2の無線通信装置と第3の無線通信装置は第1無線通信方式で通信可能であり、第1の無線通信装置は、第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成する第1無線設定情報生成手段と、第2無線通信方式による通信により設定情報を第2の無線通信装置に送信する第1無線設定情報送信手段とを備え、第2の無線通信装置は、第2無線通信方式を用いた通信により第1の無線通信装置から送信された、第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を受信する第1無線設定情報受信手段と、設定情報を用いて、第1無線通信方式による第3の無線通信装置との通信を確立する通信確立手段とを備えることを特徴とする。
本発明の無線通信制御方法及び無線通信制御システムでは、第2及び第3の無線通信装置間に第1無線通信方式による通信を確立するに際して、第2の無線通信装置は、第1の無線通信装置が生成した設定情報を第2無線通信方式による通信を介して入手できる。この設定情報を設定項目に設定することにより、第2の無線通信装置は、第1無線通信方式による通信インターフェースを起動して、第3の無線通信装置との間に第1無線通信方式による通信を確立することができる。従って、無線通信の確立を容易かつ自動的に行うことができるので、利便性が向上する。
本発明の無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信制御システムでは、一の無線通信装置が第1無線通信方式による通信を確立するに際して、当該一の無線通信装置は、他の無線通信装置により生成された設定項目の設定情報を第2無線通信方式による通信を介して受信できる。この設定情報を設定項目に設定することにより、一の無線通信装置は、第1無線通信方式による通信インターフェースを起動して、第1無線通信方式による通信を確立することができる。従って、無線通信の確立を容易かつ自動的に行うことができるので、利便性が向上する。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置及び無線通信制御方法について図面を参照して説明する。なお、可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る無線通信装置1の機能的構成を示すブロック図である。無線通信装置1は、機能的には、通信制御部10(第1無線通信制御手段、通信確立手段)、設定項目設定部11(第1無線通信制御手段、通信確立手段)、設定情報生成部12(設定情報生成手段、第1無線設定情報生成手段)、第1無線送受信部13(第1無線通信制御手段、通信確立手段)及び第2無線送受信部14(設定情報送信手段、設定情報受信手段、第1無線設定情報送信手段、第1無線設定情報受信手段)を備えている。
ここで、第1無線送受信部13は第1無線通信方式により他の無線通信装置と通信可能な通信インターフェースであり、第2無線送受信部14は第2無線通信方式により他の無線通信装置と通信可能な通信インターフェースである。第1無線通信方式は、他の無線通信装置とのデータの送受信を行なう主通信方式である。第2無線通信方式は、第1無線通信方式による通信に必要なデータの送受信を行なうための従通信方式である。
また、図2は、無線通信装置1のハードウェア構成図である。無線通信装置1は、物理的には、図2に示すように、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、ハードディスク、フラッシュメモリ等の補助記憶装置105、入力デバイスであるキーボード等の入力装置106、ディスプレイ等の出力装置107、データ送受信デバイスである通信モジュール104などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図1において説明した各機能は、図2に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信モジュール104、入力装置106、出力装置107を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置105におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。この無線通信装置1は、例えば携帯端末、PC、ゲーム機等により構成される。以下、図1を用いて、各機能要素について詳細に説明する。
通信制御部10は、第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を設定情報生成部12から取得すると共に、取得した設定情報を、第2無線送受信部14を介して他の無線通信装置1に送信する。ここで、設定項目は、例えば第1無線通信方式のネットワーク内にあるアクセスポイントのSSID、WEPキー、認証鍵、暗号化鍵、他の無線通信装置1のIPアドレス、第1無線通信方式の通信に用いる周波数チャネル、ビーコン送信周期及び間欠受信周期等である。さらに、設定項目として、第1無線通信方式がアドホックネットワーク通信とインフラストラクチャネットワーク通信とのいずれの方式であるかを示す情報を含んでもよい。また、ここでいう他の無線通信装置1とは、例えば図4における無線通信装置1Aにとっての無線通信装置1B及び無線通信装置1Cである。
また、通信制御部10は、第2無線送受信部14から送出された各設定項目の設定情報を取得すると共に、取得した設定情報を設定項目設定部11に送出する。さらに、通信制御部10は、設定項目設定部11に記憶されている各設定項目の設定情報を用いて、第1無線送受信部13を介した第1無線通信方式による通信を確立する。そして、通信制御部10は、確立した第1無線通信方式による通信を実行し、第1無線ネットワーク21を介して他の無線通信装置1とデータの送受信を行なう。
設定項目設定部11は、通信制御部10から送出された各設定項目の設定情報を取得すると共に、取得した設定情報を各設定項目に設定して記憶している。図3は、設定項目設定部11に記憶されている設定情報の一例を示す図である。例えば、設定項目「SSID」の設定情報としては、データ「AAA」が記憶されている。
図1に戻り、設定情報生成部12は、第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成すると共に、生成した設定情報を通信制御部に送出する。設定情報生成部12は、SSID、認証鍵及び暗号化鍵といった設定項目の設定情報を、乱数を用いて生成することができる。また、設定情報生成部12は、第1無線通信方式に関する通信環境を観測して、その観測結果に基づいて周波数チャネルの設定情報を生成することができる。また、設定情報生成部12は、各種の設定項目の設定情報として、予め設定された情報を記憶しておくことも可能である。この設定は、例えば工場出荷時に行われる。さらに、設定情報生成部12は、ユーザにより入力された情報を各設定項目の設定情報として用いることも可能である。
第1無線送受信部13は、通信制御部10から送出されたデータを取得すると共に、取得したデータを第1無線通信方式の第1無線ネットワーク21を介して他の装置に送信する。また、第1無線送受信部13は、第1無線ネットワーク21を介して他の装置から送信されたデータを受信すると共に、受信したデータを通信制御部10に送出する。ここで、第1無線通信方式は、例えば無線LAN通信であり、この場合には、第1無線送受信部13は、無線LAN通信インターフェースである。なお、本実施形態において、第1無線通信方式は、無線LAN通信には限られず、セルラ通信網による通信、非接触ICチップによる通信、赤外線通信、ブルートゥース及び人体通信等でもよい。
第2無線送受信部14は、通信制御部10から送出されたデータを取得すると共に、取得したデータを第2無線通信方式の第2無線ネットワーク22を介して他の装置に送信する。また、第2無線送受信部14は、第2無線ネットワーク22を介して他の装置から送信されたデータを受信すると共に、受信したデータを通信制御部10に送出する。ここで、例えば第2無線通信方式は、例えばセルラ通信網による通信、非接触ICチップによる通信等であり、この場合には、第2無線送受信部は、これらの通信方式に従った通信を行うための通信インターフェースである。なお、本実施形態において、第2無線通信方式は、第1無線通信方式と異なる通信方式であれば、これらの通信方式には限られず、無線LAN通信、赤外線通信、ブルートゥース及び人体通信等でもよい。
次に、図4〜図6を用いて、本実施形態に係る無線通信制御方法の処理手順の一例について説明する。図4は、本実施形態のシステム構成の一例を示す図である。無線通信装置1A及び無線通信装置1Bは、図1に示した機能的構成を有する。また、無線通信装置1Cは、図5に示すような機能的構成を有することができる。
無線通信装置1Cは、図1に示す無線通信装置1の第2無線送受信部14に代えて、外部装置インターフェース15を有しており、この外部装置インターフェース15は、第2無線送受信装置16とデータの送受信可能に有線または無線により接続されている。無線通信装置1Cの外部装置インターフェース15及び第2無線送受信装置16と、無線通信装置1の第2無線送受信部14とは同等の機能を備える。
外部装置インターフェース15は、無線通信装置1Cに外部装置を接続するためのインターフェースであり、例えばUSB、IEEE1394といった規格に従ったインターフェースにより構成される。外部装置インターフェース15は、通信制御部10から送出されたデータを取得すると共に、取得したデータを第2無線送受信装置16に送信する。また、外部装置インターフェース15は、第2無線送受信装置16から送信されたデータを受信すると共に、受信したデータを通信制御部10に送出する。
第2無線送受信装置16は、外部装置インターフェース15から送出されたデータを取得すると共に、取得したデータを第2無線通信方式の第2無線ネットワーク22を介して他の装置に送信する。また、第2無線送受信装置16は、第2無線ネットワーク22を介して他の装置から送信されたデータを受信すると共に、受信したデータを外部装置インターフェース15に送出する。
図6は、無線通信装置1Aと無線通信装置1B及び無線通信装置1Cとの間で無線LAN通信を開始するための処理手順を説明するフローチャートである。この処理手順の例では、第1無線通信方式は、無線LAN通信であり、第2無線通信方式は、非接触ICチップを用いた通信であるとする。従って、無線通信装置1A、無線通信装置1B及び無線通信装置1Cの第1無線送受信部13は、無線LAN通信インターフェースである。また、無線通信装置1A及び無線通信装置1Bの第2無線送受信部14並びに無線通信装置1Cに接続されている第2無線送受信装置16は、非接触ICチップを備えた通信インターフェースである。この処理を開始する前の時点では、無線通信装置1B及び無線通信装置1Cの第1無線送受信部13は共に、非起動状態である。
まず、無線通信装置1Aの通信制御部10は、無線LAN起動操作を受け付ける(S10)。この起動操作は、例えば無線通信装置1Aにおける無線LAN通信を伴うアプリケーションの起動操作、または、ユーザによる意図的な無線LANインターフェースの起動操作等である。
続いて、無線通信装置1Aの設定情報生成部12は、無線LAN通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成する(S11)。設定項目は、例えば無線LAN通信のネットワーク内にあるアクセスポイントのSSID、認証鍵、暗号化鍵、無線通信装置1B及び無線通信装置1CのIPアドレス等である。これらの項目の設定情報は、予め設定、記憶されていることとしてもよいし、設定情報生成部12が乱数を用いて新たに生成することとしてもよい。また、設定項目には、無線LAN通信の際の周波数チャネルが含まれてもよい。この周波数チャネルは、設定情報生成部12により、無線通信装置1Aの周辺の通信環境を観測して、この観測結果に基づいて、アプリケーションのQoSを担保できるような値を生成されることとしてもよい。さらに、この設定項目には、ビーコン送信周期及び間欠受信周期が含まれてもよい。これらの設定項目の設定情報は、アプリケーションのQoSを担保できるような値に設定される。設定情報生成部12は、各設定項目の設定情報を通信制御部10に送出する。
続いて、無線通信装置1Aの通信制御部10は、無線LAN通信の接続要求を、第2無線送受信部14を介して、無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cに送信する(S12)。この接続要求には、設定情報生成部12から取得した各設定項目の設定情報、及び無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cの無線LANインターフェースの起動要求が含まれる。
無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cは、第2無線通信方式による通信により、無線通信装置1Aから送信された無線LAN通信の接続要求を受信する(S20)。
続いて、無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cの通信制御部10は、接続要求に含まれている無線LAN通信の確立に必要な各設定項目の設定情報を、設定項目設定部11に設定する(S21)。さらに、無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cの通信制御部10は、無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を起動する。
さらに、無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cの通信制御部10は、設定項目設定部11に設定された各設定項目の設定情報を用いて、無線通信装置1Aとの無線LAN通信を確立する(S13、S22)。
なお、無線LAN通信の終了については、無線通信装置A〜C(1A、1B、1C)のいずれかが、他の無線通信装置に第1無線通信方式または第2無線通信方式による通信を介して、通信終了要求を送信し、他の無線通信装置が通信終了要求に応じて無線LANインターフェースを非起動状態にすることとしてもよいし、各無線通信装置A〜C(1A、1B、1C)が、一定時間の経過後に自装置の無線LANインターフェースを非起動状態にすることとしてもよい。
続いて、以上説明した第1の実施形態に係る無線通信制御方法の一例の作用効果について説明する。本実施形態の無線通信制御方法では、無線通信装置1Aと無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cとの間に無線LAN通信を確立させるに際して、無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cは、無線通信装置1Aが生成した設定情報を、非接触ICチップによる通信を介して入手できる。この設定情報を用いることにより、無線通信装置1Bまたは無線通信装置1Cは、無線LANインターフェースを起動して、無線通信装置1Aとの無線LAN通信を確立することができる。このように、無線LAN通信の確立を容易かつ自動的に行うことができるので、利便性が向上する。
次に、図7〜図8を用いて、第1の実施形態に係る無線通信制御方法の処理手順の他の例について説明する。図7は、第1の実施形態のシステム構成の他の例を示す図である。無線通信装置1D及び無線通信装置1Eは、図1に示した機能的構成を有する。
図8は、無線通信装置1Dが無線通信装置1Eに無線LAN通信を開始させるための処理手順を説明するフローチャートである。この処理手順の例では、第1無線通信方式は、無線LAN通信であり、第2無線通信方式は、セルラ通信網を介した通信である。従って、無線通信装置1D、無線通信装置1Eの第1無線送受信部13は、無線LAN通信インターフェースである。また、無線通信装置1D、無線通信装置1Eの第2無線送受信部14は、セルラ通信を行うための通信インターフェースである。この処理を開始する前の時点では、無線通信装置1Dの第1無線送受信部13は起動状態であり、無線通信装置1Eの第1無線送受信部13は非起動状態である。また、無線LAN通信端末2a〜2cは、無線LANインターフェースを備えており、無線通信装置1Dとの間で、無線LAN通信を行っている。無線通信装置1Dは、無線LAN通信端末2a〜2cからセルラ通信網に対するデータの送信を中継したり、セルラ通信網から無線LAN通信端末2a〜2cへのデータの受信を中継したりする。なお、無線通信装置1D及び無線通信装置1Eと数浸を行う無線LAN通信端末の台数は、図7に示した3台には限られず、何台でもよい。
まず、無線通信装置1Dの通信制御部10は、要起動要求事象の発生を検出する(S30)。ここで、要起動要求事象とは、無線通信装置1Dのバッテリの残量が少なくなった場合、無線LAN通信端末2a〜2cとの通信負荷が大きくなった場合等である。このような場合には、無線LAN通信端末2a〜2cとセルラ通信網との間の通信の中継を他の無線通信装置に行わせる必要がある。
続いて、無線通信装置1Dの設定情報生成部12は、無線LAN通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成し、さらに、無線通信装置1Dの通信制御部10は、無線LAN通信の起動要求を、第2無線送受信部14を介して、無線通信装置1Eに送信する(S31)。この起動要求には、生成された設定情報及び無線LAN通信端末2a〜2cの属性情報が含まれる。無線LAN通信端末2a〜2cの属性情報は、無線LAN通信端末2a〜2cとの無線LAN通信を確立するために必要な情報であり、例えばIPアドレス等である。
無線通信装置1Eは、第2無線通信方式による通信により、無線通信装置1Dから送信された無線LAN通信の起動要求を受信する(S40)。
続いて、無線通信装置1Eの通信制御部10は、起動要求に含まれている無線LAN通信の確立に必要な各設定項目の設定情報、及び無線LAN通信端末2a〜2cの属性情報を、設定項目設定部11に設定する(S41)。さらに、無線通信装置1Eの通信制御部10は、無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を起動する。
さらに、無線通信装置1Eの通信制御部10は、設定項目設定部11に設定された各設定項目の設定情報及び無線LAN通信端末2a〜2cの属性情報を用いて、無線LAN通信端末2a〜2cとの無線LAN通信を確立する(S42)。無線通信装置1Eは、確立された無線LAN通信を用いて、無線LAN通信端末2a〜2cとのデータの送受信を行なう。
一方、無線通信装置1Dは、自機の無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を非起動状態として、無線LAN通信を終了する。
続いて、以上説明した第1の実施形態に係る無線通信制御方法の他の例の作用効果について説明する。第1の実施形態の無線通信制御方法では、無線通信装置1Eに無線LAN通信端末2a〜2cとの無線LAN通信を確立させるに際して、無線通信装置1Eは、無線通信装置1Dが生成した設定情報及び無線LAN通信端末2a〜2cの属性情報を、セルラ通信網を介して入手できる。これらの設定情報及び属性情報を用いることにより、無線通信装置1Eは、無線LANインターフェースを起動して、無線LAN通信端末2a〜2cとの無線LAN通信を確立することができる。このように、無線LAN通信の確立を容易かつ自動的に行うことができるので、利便性が向上する。
次に、図9及び図10を用いて、本発明の第2の実施形態に係る無線通信制御方法について説明する。図9は、第2の実施形態のシステム構成及び機能的構成の一例を示す図である。このシステムは、通信用サーバ1H、無線通信装置1F及び無線LANアクセスポイント3を含む。
通信用サーバ1Hは、設定項目設定部11に代えてデータバッファ部17を有することの除いては、概ね図1に示す無線通信装置1と同様の機能的構成を有している。データバッファ部は、無線通信装置1Fに無線LAN通信を介して送信するための送信データを蓄積する。また、無線通信装置1Fも、設定情報生成部12を備えていないことを除いては、図1に示す無線通信装置1と同様の機能的構成を有している。
図10は、通信用サーバ1Hが無線通信装置1Fに無線LAN通信を開始させるための処理手順を説明するフローチャートである。この処理手順の例では、第1無線通信方式は、無線LAN通信であり、第2無線通信方式は、セルラ通信網を介した通信である。従って、通信用サーバ1H及び無線通信装置1Fの第1無線送受信部13は、無線LAN通信インターフェースである。また、通信用サーバ1H、無線通信装置1Fの第2無線送受信部14は、セルラ通信を行うための通信インターフェースである。この処理を開始する前の時点では、無線通信装置1Fの第1無線送受信部13は非起動状態であり、第2無線送受信部14は、セルラ通信網と常時接続状態である。
まず、通信用サーバ1Hの通信制御部10は、データバッファ部17に送信データがバッファリングされたことを検出する(S50)。この送信データは、無線通信装置1Fに無線LAN通信を介して送信されるべきデータである。
続いて、通信用サーバ1Hの設定情報生成部12は、無線LAN通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成し、さらに、通信用サーバ1Hの通信制御部10は、無線LAN通信の起動要求を、第2無線送受信部14を介して、無線通信装置1Fに送信する(S51)。この起動要求には、生成された設定情報及び無線LANアクセスポイント3の属性情報が含まれる。無線LANアクセスポイント3の属性情報は、無線LANアクセスポイント3との無線LAN通信を確立するために必要な情報であり、例えば無線LANアクセスポイント3のSSID、WEPキーといった情報を含む。
無線通信装置1Fは、無線LAN通信の起動要求の受信待機をしており、起動要求を受信した場合には、処理手順はステップS61に進められる(S60)。この起動要求は、第2無線通信方式による通信により受信される。
続いて、無線通信装置1Fの通信制御部10は、起動要求に含まれている無線LAN通信の確立に必要な各設定項目の設定情報、及び無線LANアクセスポイント3の属性情報を、設定項目設定部11に設定する(S61)。さらに、無線通信装置1Fの通信制御部10は、無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を起動する。
次に、無線通信装置1Fの通信制御部10は、第1無線送受信部13を介して、周辺の無線LANアクセスポイント3の検出を試みる(S62)。無線LANアクセスポイント3を検出しなかった場合には、検出しなかった旨を、第2無線送受信部14を介して通信用サーバ1Hに送信し(S63)、第1無線送受信部13を非起動状態とする(S64)。無線LANアクセスポイント3を検出した場合には、その旨を、第2無線送受信部14を介して通信用サーバ1Hに送信することができる(S65)。
通信用サーバ1Hが、無線通信装置1Fから無線LANアクセスポイント3を検出しなかった旨を受信した場合には、処理手順はステップS53に進められる(S52)。この場合には、通信用サーバ1Hは、所定時間のウエイトの後に(S53)、再度の無線LAN起動要求の送信を行うことができる(S51)。なお、通信用サーバ1Hは、無線LANアクセスポイント3を検出しなかった旨を受信した場合には、第2無線送受信部14を用いて、セルラ通信網経由の通信により、データバッファ部17に蓄積されている送信データを無線通信装置1Fに送信することも可能である。
通信用サーバ1Hが、無線通信装置1Fから無線LANアクセスポイント3を検出した旨を受信した場合には、通信用サーバ1Hの通信制御部10は、第1無線送受信部13を介した無線LAN通信により、データバッファ部17に蓄積されている送信データを無線通信装置1Fに送信する(S54)。
無線通信装置1Fの通信制御部10は、各設定項目に設定した設定情報を用いて、第1無線送受信部13を介して無線LANアクセスポイント3との通信を確立する。そして、通信用サーバ1Hから送信される送信データを無線LAN通信により受信する(S66)。
無線通信装置1Fの通信制御部10は、送信データの受信が完了した場合には、無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を非起動状態にすることができる(S67)。また、通信制御部10は、無線LAN通信によるデータの受信が一定期間無かった場合に、第1無線送受信部13を非起動状態にすることができる。
続いて、以上説明した第2の実施形態に係る無線通信制御方法の作用効果について説明する。第2の実施形態の無線通信制御方法では、通信用サーバ1Hは、無線通信装置1Fに送信される送信データを蓄積したときに、無線LAN通信に必要な設定項目の設定情報を生成し、この設定情報を無線通信装置1Fに送信する。このため、データ送信の必要なときに無線通信装置1Fを起動させることが可能となり、データ送信の必要がないときには、無線通信装置1Fの無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を非起動状態にさせておくことができる。また、無線通信装置1Fが無線LANアクセスポイント3を検出し、検出した旨の情報が通信用サーバ1Hに送信された場合に、通信用サーバ1Hから無線通信装置1Fへの送信データの送信が行われるので、通信用サーバ1Hは、無線通信装置1Fに送信データを確実に送信することができる。
次に、図11及び図12を用いて、本発明の第3の実施形態に係る無線通信制御方法及び無線通信システムについて説明する。図11は、第3の実施形態の無線通信システムのシステム構成及び機能的構成の一例を示す図である。この無線通信システムは、入退室管理システム1J、端末装置1G及び無線LANアクセスポイント4を含む。
入退室管理システム1Jは、例えばオフィス等における人の入退室を管理するためのシステムであり、設定項目設定部11及び第1無線送受信部13を備えていないことを除いては、図1に示す無線通信装置1と同様の機能的構成を有している。ここで、第2無線通信方式は、非接触ICチップを用いた通信である。従って、入退室管理システム1Jの第2無線送受信部14は、非接触ICチップを備えた通信インターフェースである。この第2無線送受信部14は、オフィスの出入り口に備えられており、入室しようとする者が非接触ICチップによる所定の通信を行うことにより、オフィスのドアのロックが解除される。
端末装置1Gは、設定情報生成部12を備えていないことを除いては、図1に示す無線通信装置1と同様の機能的構成を有している。端末装置1Gの第1無線送受信部13は、無線LANインターフェースであり、第2無線送受信部14は、非接触ICチップを備えた通信インターフェースである。この端末装置1Gは、オフィスに出入りするユーザにより所持されており、ユーザが第2無線送受信部14を用いて入退室管理システム1Jの第2無線送受信部14と所定の通信を行うことにより、ユーザはオフィスに入室できる。
無線LANアクセスポイント4はオフィス内に設けられており、オフィス内に入ったユーザの端末装置1Gは、無線LAN通信により無線LANアクセスポイント4とデータの送受信を行なう。
図12は、入退室管理システム1Jが端末装置1Gに無線LAN通信を開始させるための処理手順を説明するフローチャートである。この処理を開始する前の時点では、端末装置1Gの第1無線送受信部13は非起動状態である。
まず、オフィス入り口において、ユーザが、端末装置1Gの非接触ICチップ(第2無線送受信部14)を入退室管理システム1Jの非接触ICチップの通信インターフェース(第2無線送受信部14)に近づける。すると、端末装置1Gの通信制御部10は、非接触ICチップ(第2無線送受信部14)により、入退室管理システムの第2無線送受信部14と所定の通信を行う(S80)。これにより、入退室管理システム1Jの通信制御部10は、第2無線送受信部14を介して、端末装置1Gの非接触ICチップを検出する(S70)。
続いて、入退室管理システム1Jの設定情報生成部12は、無線LAN通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成し、さらに、入退室管理システム1Jの通信制御部10は、無線LAN通信の起動要求を、第2無線送受信部14を介して、端末装置1Gに送信する(S71)。この起動要求には、生成された設定情報及び無線LANアクセスポイント4の属性情報が含まれる。無線LANアクセスポイント4の属性情報は、無線LANアクセスポイント4との無線LAN通信を確立するために必要な情報であり、例えば無線LANアクセスポイント4のSSID、WEPキーといった情報を含む。
端末装置1Gは、第2無線通信方式による通信により、入退室管理システム1Jから送信された無線LAN通信の起動要求を受信する(S81)。
続いて、端末装置1Gの通信制御部10は、起動要求に含まれている無線LAN通信の確立に必要な各設定項目の設定情報、及び無線LANアクセスポイント4の属性情報を、設定項目設定部11に設定する(S82)。さらに、端末装置1Gの通信制御部10は、無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を起動する。なお、これらの属性情報は予め端末装置1Gに記憶されており、端末装置1Gは、無線LANインターフェースの起動を契機として、自機の設定項目設定部11にその属性情報を設定することとしてもよい。
なお、無線LANアクセスポイント4は、入退室管理システム1Jが端末装置1Gを検出したことを契機として、入退室管理システム1Jにより起動されることとしてもよい(S72)。この場合には、入退室管理システム1Jと無線LANアクセスポイント4とは、有線または無線により通信可能に接続されているものとする。これにより、無線LANアクセスポイント4の消費電力が抑制される。
続いて、端末装置1Gの通信制御部10は、設定項目設定部11に設定された各設定項目の設定情報及び無線LANアクセスポイント4の属性情報を用いて、オフィス内にある無線LANアクセスポイント4をスキャンする。このスキャンにより無線LANアクセスポイント4を検出した場合には、端末装置1Gの通信制御部10は、無線LANインターフェースである第1無線送受信部13を介して、無線LANアクセスポイント4との無線LAN通信を確立する(S83)。端末装置1Gは、確立された無線LAN通信を用いて、無線LANアクセスポイント4とのデータの送受信を行なう。
端末装置1Gの通信制御部10は、無線LANアクセスポイント4からの電波が一定時間以上受信されない場合には、第1無線送受信部13を非起動状態として、無線LAN通信を終了することができる(S84)。また、ユーザがオフィスを退室する際に、非接触ICチップによる通信を再度行い、これを契機として第1無線送受信部13を非起動状態として、無線LAN通信を終了することとしてもよい。
以上説明した第3の実施形態では、オフィスの入退室管理システムへ本発明を適用した態様としたが、例えば、ユーザが電車の自動改札を通過したことを、ユーザの端末装置1Gと自動改札との間の非接触ICチップによる通信で認識し、駅構内に備えられた無線LANアクセスポイント4とユーザの端末装置1Gとの間で無線LAN通信を行う態様に適用することも可能である。
続いて、以上説明した第3の実施形態に係る無線通信制御方法及び無線通信制御システムの作用効果について説明する。第3の実施形態の無線通信制御方法及び無線通信制御システムでは、端末装置1Gと無線LANアクセスポイント4との間に無線LAN通信を確立するに際して、端末装置1Gは、入退室管理システム1Jが生成した設定情報及び無線LANアクセスポイント4の属性情報を非接触ICチップによる通信を介して入手できる。この設定情報及び属性情報を用いることにより、端末装置1Gは、無線LANインターフェースを起動して、無線LANアクセスポイント4との間に無線LAN通信を確立することができる。従って、無線通信の確立を容易かつ自動的に行うことができるので、利便性が向上する。
図1は、第1の実施形態に係る無線通信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図2は、無線通信装置のハードブロック図である。 設定項目設定部に記憶されている設定情報の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態のシステム構成の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る無線通信装置の機能的構成の他の例を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態の一例における無線通信装置間で無線LAN通信を開始するための処理手順を説明するフローチャートである。 図7は、第1の実施形態のシステム構成の他の例を示す図である。 図8は、第1の実施形態の他の例における無線通信装置に無線LAN通信を開始させるための処理手順を説明するフローチャートである。 図9は、第2の実施形態のシステム構成及び機能的構成の一例を示す図である。 図10は、第2の実施形態における無線通信装置に無線LAN通信を開始させるための処理手順を説明するフローチャートである。 図11は、第3の実施形態のシステム構成及び機能的構成の一例を示す図である。 図12は、第3の実施形態における端末装置に無線LAN通信を開始させるための処理手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F…無線通信装置、1G…端末装置、1H…通信用サーバ、1J…入退室管理システム、3、4…無線LANアクセスポイント、10…通信制御部、11…設定項目設定部、12…設定情報生成部、13…第1無線送受信部、14…第2無線送受信部、15…外部装置インターフェース、16…第2無線送受信装置、17…データバッファ部、21…第1無線ネットワーク、22…第2無線ネットワーク。

Claims (19)

  1. 第1無線通信方式及び前記第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式を用いて他の装置と通信可能な無線通信装置が複数存在する無線通信ネットワークにおける無線通信制御方法であって、
    第1の無線通信装置が、前記第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を生成する設定情報生成ステップと、
    前記第1の無線通信装置が、前記第2無線通信方式による通信により前記設定情報を前記第2の無線通信装置に送信する設定情報送信ステップと、
    前記第2の無線通信装置が、前記第2無線通信方式により送信された前記設定情報を受信する設定情報受信ステップと、
    前記第2の無線通信装置が、前記設定情報を用いて前記第1無線通信方式による通信を確立する第1無線通信確立ステップと
    を有することを特徴とする無線通信制御方法。
  2. 前記第1無線通信方式は、無線LAN通信であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信制御方法。
  3. 前記第2無線通信方式は、非接触ICチップを用いた無線通信であることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信制御方法。
  4. 前記第2無線通信方式は、セルラ無線通信網を用いた無線通信であることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信制御方法。
  5. 前記第2無線通信方式は、赤外線通信、ブルートゥース無線通信及び人体を介した通信のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信制御方法。
  6. 前記設定項目は、SSID、認証鍵及び暗号化鍵のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線通信制御方法。
  7. 前記設定項目は、前記第1無線通信方式がアドホックネットワーク通信とインフラストラクチャネットワーク通信とのいずれの方式であるかを示す情報を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の無線通信制御方法。
  8. 前記設定項目は、前記第1無線通信方式による通信の無線通信ネットワークにおける第2の無線通信装置のIPアドレスを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の無線通信制御方法。
  9. 前記設定項目は、前記第1無線通信方式における周波数チャネルを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線通信制御方法。
  10. 前記設定項目は、前記第1無線通信方式におけるビーコン送信周期及び間欠受信間隔のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の無線通信制御方法。
  11. 前記設定情報送信ステップにおいて、第1の無線通信装置が、前記設定情報に加えて、前記第1無線通信方式の通信インターフェースの起動要求を前記第2の無線通信装置に送信し、
    前記設定情報受信ステップにおいて、前記第2の無線通信装置が、前記設定情報に加えて、前記起動要求を受信し、
    前記第1無線通信確立ステップにおいて、前記第2の無線通信装置が、前記起動要求に応じて第1無線通信方式の通信インターフェースを起動し、前記設定情報を用いて前記第1無線通信方式による通信を確立することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の無線通信制御方法。
  12. 前記第1の無線通信装置が、前記第2無線通信方式による通信により、前記第1無線通信方式による通信の終了要求を前記第2の無線通信装置に送信する終了要求送信ステップと、
    前記第2の無線通信装置が、前記終了要求に応じて第1無線通信方式の通信インターフェースを非起動状態とし、前記第1無線通信方式による通信を終了する通信終了ステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の無線通信制御方法。
  13. 前記設定情報生成ステップにおいて、SSID、認証鍵及び暗号化鍵のうちの少なくとも1つの設定情報を、乱数を用いて生成することを特徴とする請求項6に記載の無線通信制御方法。
  14. 前記設定情報生成ステップにおいて、前記第1の無線通信装置が、前記第1無線通信方式の通信環境を観測し、その観測結果に基づいて前記周波数チャネルの設定情報を生成することを特徴とする請求項9に記載の無線通信制御方法。
  15. 第1無線通信方式及び第2無線通信方式を用いて他の無線通信装置と通信可能な無線通信装置であって、
    前記第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を生成する設定情報生成手段と、
    前記第2無線通信方式による通信により前記設定情報を前記他の無線通信装置に送信する設定情報送信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  16. 第1無線通信方式及び第2無線通信方式を用いて他の無線通信装置と通信可能な無線通信装置であって、
    前記第2無線通信方式を用いた通信により前記他の無線通信装置から送信された、前記第1無線通信方式による通信に必要な設定項目の設定情報を受信する設定情報受信手段と、
    前記設定情報を用いて前記第1無線通信方式による通信を確立する第1無線通信制御手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  17. 通信用サーバ、無線通信装置及び無線LANアクセスポイントを含み、前記通信用サーバと前記無線通信装置とは、セルラ無線通信網を介して通信可能であることを特徴とする無線通信ネットワークにおける無線通信制御方法であって、
    前記通信用サーバが、無線LAN通信により前記無線通信装置に対して送信される送信データを蓄積するデータ蓄積ステップと、
    前記通信用サーバが、前記無線LAN通信に必要な設定項目の設定情報を生成する無線LAN設定情報生成ステップと、
    前記通信用サーバが、前記セルラ無線通信網を介して前記無線通信装置に前記設定情報を送信する無線LAN通信要求送信ステップと、
    前記無線通信装置が、前記設定情報を受信する無線LAN通信要求受信ステップと、
    前記無線通信装置が、前記設定情報を用いて無線LAN通信による通信を確立する無線LAN通信確立ステップと、
    前記無線通信装置が、自装置と通信可能な前記無線LANアクセスポイントの有無を検出するアクセスポイント探索ステップと、
    前記無線通信装置が、前記無線LANアクセスポイントの検出結果を前記通信用サーバに前記無線LAN通信または前記セルラ通信網を介して送信する探索結果送信ステップと、
    前記通信用サーバが、前記無線通信装置から前記無線LANアクセスポイントを検出した旨の情報を受信した場合には、無線LAN通信により、前記無線LANアクセスポイントを介して前記無線通信装置に前記送信データを送信するデータ送信ステップと
    を有することを特徴とする無線通信制御方法。
  18. 第1〜第3の無線通信装置を含み、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置とは第2無線通信方式で通信可能であり、前記第2の無線通信装置と前記第3の無線通信装置は第1無線通信方式で通信可能である無線通信ネットワークにおける無線通信制御方法であって、
    第1の無線通信装置が、前記第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成する第1無線設定情報生成ステップと、
    前記第1の無線通信装置が、前記第2無線通信方式による通信により前記設定情報を第2の無線通信装置に送信する第1無線設定情報送信ステップと、
    前記第2の無線通信装置が、前記第2無線通信方式により送信された前記設定情報を受信する第1無線設定情報受信ステップと、
    前記第2の無線通信装置が、前記設定情報を用いて、前記第1無線通信方式による前記第3の無線通信装置との通信を確立する通信確立ステップと
    を有することを特徴とする無線通信制御方法。
  19. 第1〜第3の無線通信装置を含む無線通信制御システムであって、
    前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置とは第2無線通信方式で通信可能であり、
    前記第2の無線通信装置と前記第3の無線通信装置は第1無線通信方式で通信可能であり、
    前記第1の無線通信装置は、
    前記第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を生成する第1無線設定情報生成手段と、
    前記第2無線通信方式による通信により前記設定情報を前記第2の無線通信装置に送信する第1無線設定情報送信手段とを備え、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記第2無線通信方式を用いた通信により前記第1の無線通信装置から送信された、前記第1無線通信方式による通信の確立に必要な設定項目の設定情報を受信する第1無線設定情報受信手段と、
    前記設定情報を用いて、前記第1無線通信方式による前記第3の無線通信装置との通信を確立する通信確立手段とを備える
    ことを特徴とする無線通信制御システム。
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