JP2010050369A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可視光帯域の光成分の輝度を測定する半導体装置及びその製造方法において、製造コストの低減を図る。
【解決手段】半導体基板10に第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bを形成する。次に、第1の受光素子13Aが検出した光に応じた電流値(即ち光に対する相対感度を示す電流値)と、第2の受光素子13Bが検出した光に応じた電流値(即ち光に対する相対感度を示す電流値)との差分を算出する演算回路50を形成する。次に、第1の受光素子13Aを覆って、緑色帯域と赤外線帯域の光成分を透過する第1の緑色透過フィルタ15Aを形成し、第2の受光素子13Bを覆って、第1の緑色透過フィルタ15Aと同様の第2の緑色透過フィルタ15Bを形成する。さらに、第2の受光素子13Bを覆う第2の緑色透過フィルタ15Bを覆って、赤色帯域と赤外線帯域の光成分を透過する赤色透過フィルタ16を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、受光素子を備えた半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、新たなパッケージ技術として、チップサイズパッケージ(Chip Size Package)が注目されている。チップサイズパッケージは、半導体チップの外形寸法と略同サイズの外形寸法を有する小型パッケージである。
チップサイズパッケージの一つとして、受光素子を備えた照度センサーが知られている。この照度センサーは、多様な電子機器に組み込まれるが、例えば携帯電話に組み込まれる場合、その表示パネルの輝度や入力キーの点灯を調整するうえでの参考値として、外光の可視光帯域の光成分の輝度を測定するために用いられる。
以下に、この照度センサーの構成例について説明する。図10に示すように、この照度センサーを構成する半導体基板10の表面には、フォトダイオード等の受光素子113が配置され、それを覆って絶縁膜114が配置されている。さらに、半導体基板10の表面に対して、接着剤層115を介して、赤外線帯域の光成分を除去する赤外線カットフィルタ116を備えた支持体117が貼り合わされている。支持体117は、半導体基板10の端の外側に延びている。半導体基板10の端の外側に延びた支持体117の一部上には、受光素子113と電気的に接続されたパッド電極118が配置されている。パッド電極118は絶縁膜114に覆われている。半導体基板10の裏面には、絶縁膜119が配置され、絶縁膜119の開口部を通してパッド電極118と接続した配線120が延びている。
さらに、配線120を覆う保護膜121が配置されており、半導体基板10の裏面上には、保護膜121に設けられた開口部を通して配線120と接続したバンプ電極122が配置されている。
この照度センサーでは、赤外線カットフィルタ116によって、受光素子113に入射する外光から赤外線帯域の光成分が除去されることにより、外光に含まれる可視光帯域の光成分のみに対して、輝度を測定することができる。
なお、赤外線カットフィルタに覆われた受光素子を備えたチップサイズパッケージについては、特許文献1に記載されている。
特開2004−200966号公報
しかしながら、上述した照度センサーを構成する赤外線カットフィルタ116は、いわゆる干渉型の赤外線カットフィルタであり、デバイスの形成工程等の通常の半導体プロセスとは別の工程で、チタン酸化物等の金属の蒸着を多数回繰り返すことにより形成されるため、製造コストを増大させる原因となっていた。
これに対処するため、干渉型の赤外線カットフィルタ116が形成された支持体117を設ける替わりに、受光素子113を覆って、赤外線カット材料として、微細なチタン酸化物等の金属片を含んだ樹脂を形成することが考えられる。しかし、この赤外線カット材料では、赤外線のカット特性が、干渉型の赤外線カットフィルタ116の50%程度と極めて低くなるという問題があった。
本発明の主な特徴は以下の通りである。本発明の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板に形成された第1の受光素子及び第2の受光素子と、第1の受光素子及び第2の受光素子を覆って形成され、緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストと、第2の受光素子のみを覆って形成され、赤色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストと、第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置は、上記構成において、第1の受光素子及び第2の受光素子を覆って、接着剤層を介して半導体基板に貼り合わされた支持体を含むことを特徴とする。
また、本発明の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板に形成された第1の受光素子及び第2の受光素子と、第1の受光素子及び第2の受光素子を覆って、接着剤層を介して半導体基板に貼り合わされた支持体と、第1の受光素子及び第2の受光素子と重畳して支持体に形成され、緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストと、第2の受光素子のみを覆って半導体基板に形成され、赤色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストと、第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板を準備し、半導体基板に第1の受光素子及び第2の受光素子を形成する工程と、第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路を半導体基板に形成する工程と、第1の受光素子及び第2の受光素子を覆って、緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストを形成する工程と、第2の受光素子のみを覆って、赤色帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストを形成する工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、上記工程に加えて、第1の受光素子及び第2の受光素子を覆って、接着剤層を介して半導体基板に支持体を貼り合わせる工程を含むことを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストが形成された支持体と、半導体基板を準備し、半導体基板に第1の受光素子及び第2の受光素子を形成する工程と、第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路を半導体基板に形成する工程と、赤色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストを、第2の受光素子のみを覆って半導体基板に形成する工程と、第1の受光素子及び第2の受光素子に対して第1の光学カラーレジストが重畳するように、接着剤層を介して半導体基板に支持体を貼り合わせる工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、外光の可視光帯域の光成分の輝度を測定するために、製造コストを増大させる赤外線カットフィルタを形成する必要がなくなり、その替わりに、安価で容易に形成可能な光学カラーレジストを用いることから、製造コストの増大を抑えることができる。
また、赤外線帯域の光成分を透過する光学カラーレジストを介して、第1の受光素子及び第2の受光素子によって光成分の検出が行われ、その検出結果を基に、演算回路によって可視光帯域の光成分の相対感度が算出されるため、従来例の赤外線カット材料のように、赤外線のカット特性の低下が問題となることはない。
また、第1の光学カラーレジスト及び第2の光学カラーレジストを介して第2の受光素子に入射する光は、実質的に赤外線帯域の光成分となる。即ち、第2の受光素子は、単独では、赤外線センサーとして用いることが可能となり、その一方で、上記のように、第1の受光素子、第2の受光素子、及び演算回路は、それらを協同させることにより、可視光帯域の光成分の輝度を測定する照度センサーとして用いることができる。
以下に、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態による半導体装置及びその製造方法を示す断面図であり、複数の半導体装置が形成されるウェハ状の半導体基板10のうち、1つの半導体装置が形成される予定の領域を中心に図示している。また、図3は、本実施形態による半導体装置を示す平面図であり、そのX−X線に沿った断面は、図1及び図2の断面図に対応している。
最初に、図1に示すように、例えばP+型の単結晶シリコン基板からなる半導体基板10を準備する。この半導体基板10の表面には、ノンドープの半導体層(不図示)をエピタキシャル成長させる。また、その半導体層を複数の素子形成領域に分離するように、例えばP+型の素子分離層12を形成する。
さらに、1つの素子形成領域内の半導体層の表面に、フォトダイオードからなる第1の受光素子13Aを形成し、それとは異なる素子形成領域内の半導体層の表面に、フォトダイオードからなる第2の受光素子13Bを形成する。1つの半導体装置が形成される予定の領域内において、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bは、それぞれ1つ形成されるが、これに限らず、それぞれ複数形成されてもよい。
第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bを形成するには、例えば、半導体基板10のノンドープの半導体層上に、例えばリン(P)等のN型不純物をドーピングして、N+型層を形成し、このN+型層の表面を受光面とすればよい。また、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bを覆って、例えばCVD法により、シリコン酸化膜等の絶縁膜14を形成する。
さらに、半導体基板10であって、1つの半導体装置が形成される予定の領域内のいずれかの領域に、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bと接続した演算回路50を形成する。この演算回路50は、トランジスタ等の電子デバイスを含み、第1の受光素子13Aが検出した光に応じた電流値(即ち光に対する相対感度を示す電流値)と、第2の受光素子13Bが検出した光に応じた電流値(即ち光に対する相対感度を示す電流値)との差分を算出するものである。
次に、図2及び図3に示すように、絶縁膜14上に、第1の受光素子13Aを覆うようにして、第1の緑色透過フィルタ15Aを形成し、第2の受光素子13Bを覆うようにして、第2の緑色透過フィルタ15Bを形成する。
第1の緑色透過フィルタ15A及び第2の緑色透過フィルタ15Bは、それに入射する外光のうち緑色帯域及び赤外線帯域の光成分を透過する第1の光学カラーレジストからなる。この第1の光学カラーレジストは、有機樹脂に顔料が添加されたものであり、液晶表示装置等のカラーフィルタに用いられる、いわゆるOCF(Optical Colour Filter)である。
第1の緑色透過フィルタ15A及び第2の緑色透過フィルタ15Bは、好ましくは、後の工程で電極等が形成される領域を確保するため、第1の光学レジストを絶縁膜14の全面に塗布した後、例えばフォトリソグラフィ工程等により、不要な箇所を除去するようにパターニングされ、図の例のように互いに分離して配置される。ただし、後の工程で必要な領域の確保を考慮しない場合は、第1の緑色透過フィルタ15A及び第2の緑色透過フィルタ15Bは、分離されずに、絶縁膜14の全面に形成されてもよい。
その後、第2の受光素子13Bを覆って形成された第2の緑色透過フィルタ15Bを覆うようにして、赤色透過フィルタ16を形成する。赤色透過フィルタ16は、第2の受光素子13Bを覆うが、第1の受光素子13Aは覆わない。この赤色透過フィルタ16は、それに入射する外光のうち赤色帯域及び赤外線帯域の光成分を透過する第2の光学カラーレジストからなる。この第2の光学カラーレジストは、有機樹脂に顔料が添加されたものであり、液晶表示装置等のカラーフィルタに用いられる、いわゆるOCFである。
なお、上記構成において、例えば、緑色帯域は約500nm以上約600nm未満の波長帯域に含まれ、赤色帯域は約600nm以上約700nm未満の波長帯域に含まれ、赤外線帯域は約700nm以上約1200nm以下の波長帯域に含まれるものとする。
次に、図3に示すように、必要に応じて、第1の緑色透過フィルタ15Aよりも外側に延びた第1の受光素子13Aの一部上に、そのカソード電極又はアノード電極となる電極17Aを形成する。同様に、第2の緑色透過フィルタ15B及び赤色透過フィルタ16よりも外側に延びた第2の受光素子13Bの一部上に、カソード電極又はアノード電極となる電極17Bを形成する。その後、必要な諸工程を経て、半導体基板10及びそれに積層された各層からなる積層体のダイシングを行う。
なお、図示しないが、上記いずれかの工程において、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bと接続するパッド電極、そのパッド電極と接続して、絶縁膜を介して半導体基板10の裏面に延びる配線、その配線を覆う保護膜、その保護膜の開口部を通して配線と接続するバンプ電極等を形成してもよい。これらの構成は、例えば、図10に示したパッド電極118、絶縁膜119、配線120、保護膜121、及びバンプ電極122の構成例と同様であってもよい。
以下に、この半導体装置に含まれる第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bを、照度センサーとして用いた場合の使用例について説明する。図4乃至図7は、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bにより検出されうる光成分の各波長と、各波長の各光成分に対する相対感度との関係を示すグラフである。これらのグラフの縦軸は相対感度に対応し、その横軸は波長[nm]に対応している。ここで、相対感度は、光を検出する際に第1の受光素子13A又は第2の受光素子13Bに流れる電流値に対応し、その電流値の最大値を1とした場合における相対的な感度を意味する。
図4の曲線C1は、第1の緑色透過フィルタ15Aを透過して第1の受光素子13Aによって検出される光成分の相対感度を示している。図5の曲線C2は、第2の緑色透過フィルタ15B及び赤色透過フィルタ16を透過して第2の受光素子13Bによって検出される光成分の相対感度を示している。図6の曲線C3は、参考例として、仮に、赤色透過フィルタ16のみを透過した光成分が、第2の受光素子13Bに入射して検出された場合において、その相対感度を示している。図7の曲線C4は、曲線C1が示す相対感度と曲線C3が示す相対感度との差分を示している。なお、各曲線C1,C2,C3,C4は、相対感度及び波長について厳密な数値を表すものではなく、説明の便宜上、模式的にその特性を表したものである。
ところで、各曲線C1,C2,C3,C4によれば、約200nm〜1200nmの帯域内の光成分が検出され、それから外れる帯域の光成分は検出されていない。また、約200nm近傍の帯域及び約1200nm近傍の帯域の光成分は僅かしか検出されていない。これは、約200nm近傍未満の波長、及び1200nm近傍より長い波長の光成分に対しては、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bを構成する各層に含まれるシリコンの光吸収が生じにくくなるため、その光成分に応じた電流は生じないか、極めて僅かしか生じなくなるためである。
まず、図4をみると、曲線C1から分かるように、第1の受光素子13Aでは、緑色帯域と赤外線帯域にそれぞれピークを有した光成分が検出される。一方、図5の曲線C2から分かるように、第2の受光素子13Bでは、緑色帯域の一部に僅かなピークを有するものの、全体としては赤外線帯域にピークを有した光成分が検出される。この曲線C2の特性は、図4の曲線C1が示す特性と図6の曲線C3が示す特性との合成、即ち、赤色透過フィルタ16によって、それを透過する外光の光成分の帯域が制限され、さらに、第2の緑色透過フィルタ15Bによって、それを透過する光成分の帯域が制限されるために得られる。
そして、図7に示すように、演算回路50によって、第1の受光素子13Aによって検出された光に応じた電流値(即ち曲線C1の相対感度を示す)と、第2の受光素子13Bによって検出された光に応じた電流値(即ち曲線C2の相対感度を示す)との差分を算出することにより、曲線C4が得られる。この曲線C4は、そのピークが若干短波長側に寄っているものの、人間の視感度特性、即ち約550nmの視感度ピークを有して約500〜約600nmの帯域で相対感度が得られる特性と、実質的に等価となる程度に近似している。言い換えれば、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bに入射する外光の中から、可視光帯域の光成分のみについて、その輝度を測定することができる。
また、外光の可視光帯域の光成分の輝度を測定するために、従来例のような製造コストを増大させる赤外線カットフィルタを形成する必要がなくなる。その替わりに、第1の緑色透過フィルタ15A、第2の緑色透過フィルタ15B、及び赤色透過フィルタ16を設けている。これらは、安価で容易に形成可能な光学カラーレジストを用いて形成されるため、半導体装置の製造コストの増大を抑えることができる。
また、赤外線帯域の光成分を除去するのではなく、透過する光学カラーレジストを介して、第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bによって光成分の検出が行われ、その検出結果を基に、演算回路50によって可視光帯域の光成分の相対感度が算出されるため、従来例の赤外線カット材料のように、赤外線のカット特性の低下が問題となることはない。
さらにいえば、図5の曲線C2から分かるように、赤色透過フィルタ16及び第2の緑色透過フィルタ15Bを介して第2の受光素子に入射する光は、全体として赤外線帯域にピークを有するため、実質的には赤外線帯域の光成分となる。即ち、第2の受光素子13Bは、単独で、赤外線センサーとして用いることが可能となり、その一方で、上記のように、第1の受光素子13A、第2の受光素子13B、及び演算回路50は、それらを協同させることにより、可視光帯域の光成分の輝度を測定する照度センサーとして用いることができる。
赤外線センサーとしての第2の受光素子13Bの好適な用途の1つとしては、例えば、赤外線帯域の光成分の検出を必要とする近接センサーが挙げられる。即ち、この半導体装置では、照度センサーと近接センサーの各機能を兼ね備えることができる。
なお、本実施形態では、第2の受光素子13B上では、第2の緑色透過フィルタ15B、赤色透過フィルタ16が、この順で積層されたが、これに限らず、赤色透過フィルタ16が先に形成され、その上層に第2の緑色透過フィルタ15Bが形成されてもよい。この場合についても、上記同様の効果を得ることができる。
上記第1の実施形態による半導体装置は、さらに、チップサイズパッケージとしての構成を有してもよい。この場合について、本発明の第2の実施形態及び第3の実施形態として、以下に説明する。図8及び図9は、それぞれ、第2の実施形態及び第3の実施形態による半導体装置及びその製造方法を示す断面図である。
最初に、第2の実施形態について説明する。図8に示すように、本実施形態では、第1の実施形態の図2の構成に加えて、絶縁膜14上に、第1の緑色透過フィルタ15A、第2の緑色透過フィルタ15B,及び赤色透過フィルタ16を覆って、シリコン酸化膜等の層間絶縁膜18を形成する。第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bに接続する電極17A,17Bは、図示しないが、層間絶縁膜18に設けられたコンタクトホールに形成され、層間絶縁膜18の表面上に延びる。
次に、半導体基板10の層間絶縁膜18に、接着剤層19を介して支持体20を貼り合わせる。支持体20は、透明又は半透明の材料からなり、例えばガラス基板又はプラスチック等からなる。その他の構成及び工程については、第1の実施形態と同様である。この場合においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第3の実施形態について説明する。図9に示すように、本実施形態では、第2の実施形態の構成において、第1の緑色透過フィルタ15A及び第2の緑色透過フィルタ15Bは、半導体基板10側には形成されずに、1つの緑色透過フィルタ15として、支持体20に形成される。緑色透過フィルタ15は、支持体20の一方の平面において、少なくも第1の受光素子13A及び第2の受光素子13Bと重畳する領域を覆うようにして形成される。図の例では、緑色透過フィルタ15は、支持体20の一方の平面、即ち、半導体基板10と対向する平面の全体に形成された場合を示している。一方、赤色透過フィルタ16は、第2の受光素子13Bを覆って、半導体基板10側の絶縁膜14上に形成される。
この場合、半導体基板10と支持体20を貼り合わせる前に、予め支持体20に緑色透過フィルタ15を形成しておき、その後、その支持体20を半導体基板10と貼り合わせればよい。その他の構成及び工程については、第1の実施形態である。この場合においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、このような工程によれば、緑色透過フィルタ15が形成された支持体20を、予め大量に準備しておくことによって可能となるため、上記実施形態と同等の効果を得る構成を有した半導体装置を、より効率的に製造することが可能となる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で変更が可能なことは言うまでもない。
例えば、図示しないが、上述した各実施形態において、第1の緑色透過フィルタ15A、第2の緑色透過フィルタ15B、緑色透過フィルタ15の替わりに、青色帯域と赤外線帯域の光成分を透過する光学カラーレジストからなる青色透過フィルタを形成してもよい。この場合、第2の受光素子13Bは、若干特性が劣化するものの、上記と同様の原理により、単独で、赤外線センサーとして用いることが可能となる。また、その一方で、第1の受光素子13A、第2の受光素子13B、及び演算回路50は、上記と同様の原理により、可視光帯域の光成分の輝度を測定するセンサーとして用いることができる。ただし、この場合に測定される光成分は、全体として青色帯域にピークを有しており、そのセンサーの用途は、青色帯域の光成分の測定である。
また、上述した各実施形態は、図10に示したパッド電極118、絶縁膜119、配線120、保護膜121、及びバンプ電極122の構成例と同様の構成を有することができるものとしたが、これ以外の構成を有してもよい。例えば、図示しないが、半導体基板10の裏面からパッド電極上に到達するビアホールが形成され、そのビアホールを通してパッド電極と接続して半導体基板10の裏面に延びる貫通電極が形成されてもよい。
また、上述した各実施形態は、1つの半導体装置内に第1の受光素子13A、第2の受光素子13B、及び演算回路50を備えるものとしたが、本発明はこれに限定されない。即ち、図示しないが、第1の実施形態において、第1の受光素子13A、第2の受光素子13B、及び演算回路50は、それぞれ単体で、あるいは、いずれかの組み合わせで、ベアチップとして形成されてもよい。第1の受光素子13Aと第2の受光素子13Bが形成されたベアチップには、上記と同様に、第1の緑色透過フィルタ15A、第2の緑色透過フィルタ15B、及び赤色透過フィルタ16が形成される。この場合、これらのべアチップは、単体で用いられるものであっても、1つのパッケージ内に搭載されるものであってもよい。
本発明の第1の実施形態による半導体装置及びその製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置及びその製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置及びその製造方法を示す平面図である。 波長と相対感度の関係を示すグラフである。 波長と相対感度の関係を示すグラフである。 波長と相対感度の関係を示すグラフである。 波長と相対感度の関係を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態による半導体装置及びその製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置及びその製造方法を示す断面図である。 従来例による半導体装置を示す断面図である。
符号の説明
10 半導体基板 12 素子分離層
13A 第1の受光素子 13B 第2の受光素子
14,114,119 絶縁膜 15A 第1の緑色透過フィルタ
15B 第2の緑色透過フィルタ 16 赤色透過フィルタ
17A,17B 電極 18 層間絶縁膜
19,115 接着剤層 20,117 支持体
116 赤外線カットフィルタ 118 パッド電極
120 配線 121 保護膜
122 バンプ電極

Claims (8)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された第1の受光素子及び第2の受光素子と、
    前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子を覆って形成され、緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストと、
    前記第2の受光素子のみを覆って形成され、赤色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストと、
    前記第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、前記第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子を覆って、接着剤層を介して前記半導体基板に貼り合わされた支持体を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された第1の受光素子及び第2の受光素子と、
    前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子を覆って、接着剤層を介して前記半導体基板に貼り合わされた支持体と、
    前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子と重畳して前記支持体に形成され、緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストと、
    前記第2の受光素子のみを覆って前記半導体基板に形成され、赤色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストと、
    前記第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、前記第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記緑色帯域は500nm〜600nmの波長帯域に含まれ、前記赤色帯域は600nm〜700nmの波長帯域に含まれ、前記赤外線帯域は700nm〜1200nmの波長帯域に含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 半導体基板を準備し、
    前記半導体基板に第1の受光素子及び第2の受光素子を形成する工程と、
    前記第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、前記第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路を前記半導体基板に形成する工程と、
    前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子を覆って、緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストを形成する工程と、
    前記第2の受光素子のみを覆って、赤色帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストを形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子を覆って、接着剤層を介して前記半導体基板に支持体を貼り合わせる工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 緑色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第1の光学カラーレジストが形成された支持体と、半導体基板を準備し、
    前記半導体基板に第1の受光素子及び第2の受光素子を形成する工程と、
    前記第1の受光素子が検出した光に応じた電流値と、前記第2の受光素子が検出した光に応じた電流値との差分を算出する演算回路を前記半導体基板に形成する工程と、
    赤色帯域及び赤外線帯域の光を透過する第2の光学カラーレジストを、前記第2の受光素子のみを覆って前記半導体基板に形成する工程と、
    前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子に対して前記第1の光学カラーレジストが重畳するように、接着剤層を介して前記半導体基板に前記支持体を貼り合わせる工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記緑色帯域は500nm以上600nm未満の波長帯域に含まれ、前記赤色帯域は600nm以上〜700nm未満の波長帯域に含まれ、前記赤外線帯域は700nm以上〜1200nm以下の波長帯域に含まれることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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